JR九州 単語

2841件

ジェイアールキュウシュウ

1.5万文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

JR-Q

JR九州(九州旅客鉄道)とは、福岡県に本社を置く鉄道会社。1987年国鉄分割民営化に伴い発足した。正式名称は九州旅客鉄道株式会社。英称:Kyushu Railway Company

概要

九州旅客鉄道株式会社
Kyushu Railway Company
基本情報
会社の種類 株式会社
略称 JR九州、JR-K
市場情報 1部 9142exit
本社所在 福岡県福岡市博多博多駅前3丁25番21号
設立日 1987年4月1日
業種 陸運業
法人番号 6290001012621
事業内容 旅客鉄道事業・貨物鉄道事業・上輸送事業 他
代表者 青柳(代表取締役会長執行役員)
古宮洋二(代表取締役社長執行役員)
資本金 160億円
発行株式総数 1億5730万1600
営業収益 3832億4200万円(2023年3月期(連結))
営業利益 343億2300万円2023年3月期(連結))
経常利益 357億0000万円(2023年3月期(連結))
純利益 3127500万円(2023年3月期(連結))
純資産 4068億5000万円(2023年3月期(連結))
資産 9966億9900万円(2023年3月期(連結))
従業員数 14,269人(連結
決算 3月31日
関連子会社 JR九州バス・JR九州高速JR博多ティ 他
815系
JR九州 815系電車
JR Kyūshū 815 Series

九州地方の旧国鉄の路線を引き継いだ鉄道事業のほか、かなり多的に事業を展開している。特記すべきは年間売り上げのおよそ6割以上が、運輸事業以外からの稼ぎであり、JR旅客6社の中で最も民間私鉄に近い収益構造を持っているといえる(2020年3月連結決算ではグループ連結売上は4326億円。運輸サービスは1,737億円であり、収益の60.5%を運輸以外が占める)。これは初代社長石井幸孝が国鉄常務理事時代にホテル不動産事業を持つ近鉄研究していたためで、民営化後にも後の社長となる唐池恒二をマルイに短期出向させるなどした結果である。

2016年10月25日東証1部に上場exitを果たし、鉄道・運輸機構でなくなったことを受け、同年11月6日世界貿易機関(WTO)政府調達協定の適用除外を受けるexit

なお、デザインについてはデザイナー水戸岡鋭治氏による特徴的なものが多い。水戸く、経営者が率先して大胆なものを好んで選ぶ会社であるとのこと。
「いまだかつてないものを作ってよ」「日本一になりたいよね」「世界一じゃないとね」という経営の要望に水戸氏がこたえた結果が今のJR九州の車両たちである。(週間ダイアモンド2011/7/30号))

上記のような恒常的な努力が実を結び、2011年に全社的なデザインに対する姿勢に最も優れた企業・団体に贈られるブルネル賞審員賞(Jury Prize)を受賞した。日本企業で初めての受賞である。

タイ国鉄と協力関係を結んでおり、タイ国鉄の安全・定時運行のためのシステム構築や観光列車導入、ビル開発などを支援する一方で、タイでの外食事業展開や観光客誘致などで支援を得ている。

2016年以降は熊本地震九州北部豪雨令和2年7月豪雨などの自然災害に相次いで見舞われているが、幹線の復旧にい段階でめどをつけるなどの底力を見せている。

コーポレートカラー。本社は福岡市博多区。なお、民営化で本社を福岡市に置く際、国鉄九州総局のあった門から反発があったため、代替措置として同地にも拠点を置くこととなった。2025年4月1日より運賃を14.6%程値上げする模様。新幹線特急料金も九州新幹線分は値上げする一方で西九州新幹線は料金据え置きになる模様。

組織本社機構

  • 総合企画本部
  • 広報部
  • 鉄道事業本部
  • 事業開発本部
  • 総務部
  • 人事部
  • 財務部

付属機関・支社以外の地方機関

特徴

九州新幹線

西九州新幹線

支社と路線・車両基地

本社鉄道事業本部(本社直轄)

国鉄九州総局のうち長崎地域を除いた地域に当たる。

新幹線部

長崎支社

国鉄九州総局のうち長崎地域に当たる

大分支社

国鉄大分鉄道管理局のうち大分地域に当たる

熊本支社

国鉄熊本鉄道管理局に当たる

鹿児島支社

国鉄鹿児島鉄道管理局のうち鹿児島地域に当たる

宮崎支社

国鉄大分鉄道管理局と鹿児島鉄道管理局のうち宮崎地域に当たる

その他

列車に関して

特急列車

787系特急
JR九州 787系電車
JR Kyūshū 787 Series

前記の通り博多駅には日中多くの特急が発着しており、特に博多鳥栖間は複々線ではないにも関わらず長崎本線特急が直通するために九州新幹線博多延伸まで過密ダイヤとなっていた。

ちなみに在来線特急列車の種類・発着本数ではJR西日本京都駅と1・2を争っている。

九州新幹線全線開通までは基本的に1時間の間に上下線それぞれに、「リレーつばめ」2本 「有明」1本 「白いかもめ」1本 「みどり」+「ハウステンボス」+「かもめ」1本が走っていた。更に久大線を通る「ゆふいんの森ゆふDX)」が1本走る事もある。さらにここに快速が3本、普通が4本程度ずつあるためにまさに遅延が許されない区間であった。(九州新幹線全通後は「白いかもめ」1本  「かもめ」1本「みどり」+「ハウステンボス」1本 になり、西九州新幹線開業後は「リレーかもめ」or「かささぎ」2本 「みどり+「ハウステンボス」1本

そのため普通列車は待避線のある特急ガンガン抜かれるのを待つため、博多二日市間で30分を要する列車もある(特急なら1015分程度)。また、普通列車の23分の遅延特急列車の信号停を招き、さらに遅延が拡大することも日常茶飯事である。しかもその遅延毎日のように発生していた。

博多小倉に関しては小倉折り返し日豊線へ入る「ソニック」が2本、熊本から直通の「有明」が1本であった。こちらも特急による追い越しがあるが特記するほどでもない。2011年3月12日時点では「ソニック・きらめき」による3本体制となっている。(その後きらめきは臨時列車ポジションになり停を増やしたソニック2本で対応する時間帯も増えた)

また、2009年3月まで運行していた寝台特急はやぶさ」は特急とは言え鈍足であるため、上りは「有明」、下りは「ソニック」にそれぞれ追い抜かれるダイヤを組んでいた。そのため、上りの場合、博多で乗り遅れてもすぐあとの「有明」に乗れば小倉から乗が可であった。

日豊線佐伯-延岡特急だけと言っていいほど普通列車が少ない(下り1本、上り2本)。

787系DXグリーン席グリーン個室を備えている。前者はグリーン席にしたものである。後者は4人用個室であるが、追加料金さえ払えば1人で貸し切ることが可。これらは基本的にいているかはみどりの窓口で確認するしかないが、例外としてDXグリーン席JR東日本運営する「えきねっと」では予約可(座席選択も可)……ん?

D&S列車

JR九州ではローカル線を中心に観光列車「D&S(デザインストーリー列車」を運行している。D&Sは「デザイン物語のある列車」に由来し、個性のある九州デザイン物語で楽しんでもらいたいというJR九州の願いが込められている。D&S列車はすべて水戸岡鋭治によるデザイン・設計であり、キハ40系などの既存の車両リニューアルして運行することが多い。1989年に「ゆふいんの森」が運行を開始し、現在では12列車が運行している。

運転車両

2024年8月現在21系統の特急が運転されており、4種の電車と5種の気動車で運転されている。787系を除き、予備が著しく少ないため、時刻表などで編成や運行日時を確認したほうがよい。
このため塗色と運用が食い違っていることがよく見られる。(みどり塗色の783がハウステンボス運用に入ったりするなど)

西九州新幹線開業で多少はマシになったかもしれない。
1994年まではわずかながらジョイフルトレインが在籍していた。

電車

485系
国鉄より継承。カラーの変更、直流機器取り外しなどの改造を受け九州各地への特急として運転されていたが現在は運行されていない。大分宮崎鹿児島の「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」で運行されていた。
昔は「みどり」、「ソニック」でも使用されており、それぞれ「みどり」「ウソニック」と呼ばれていた。
シャア専用塗装で塗り分けられたきりしま&ひゅうが塗装がある。
平成23年3月12日の改正で九州からの撤退が発表された(後継は787系)。但し、国鉄色に戻されている5編成はとならず臨時列車や団体専用列車として運行していたが、平成28年10月2日に全となった。
783系
1988年営業運転開始。国鉄からJRグループ化して初の新系列電車であったため、注を集めた。翌年に第29回鉄道友の会ローレル賞を受賞した。登場初期は「有明」として運行されていたが、現在は2度のリニューアルの後、に「みどり」「ハウステンボス」の二階建てで運行中。
少ない両数でもグリーン席を設置できるように体を中央で区切るしい構造をしている。
なお、「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」三階建て列車平成23年3月12日の改正で止となっている。また、「かいおう」や「きらめき」に新たに投入された事で運用範囲を広げていたが、西九州新幹線開業時に「かもめ」での運用を終了し、「リレーかもめ」運用には入らなかった。・・・がリレーかもめ」に代わりかもめ」と武雄温泉で接続する便もあるにはある。(流石に3階建てにはしなかった模様)
787系
1992年営業運転開始。博多西鹿児島間を結ぶ「つばめ」として登場。なお「つばめ」は国鉄看板列車称であったため、JR九州は格式に見合うための車両を用意し、他のJR各社から了承を得たほどである。
1993年には第36回鉄道友の会ブルーリボン賞と通商産業省のグッドデザイン商品の賞を、さらに翌年には第5回ブルネル賞を受賞した。2003年以前はビュッフェがあったが現在普通車化されている。2011年3月11日までは、DXグリーンの設置や短編成化され、一部開通した九州新幹線へ接続する「リレーつばめ」や、小倉熊本の「有明」、直方博多通勤特急かいおう」として運行していた。2011年3月12日ダイヤ改正で、九州新幹線開業によって余剰となった「リレーつばめ」は、日豊本線の「にちりん」「にちりんシーガイア」「きりしま」「ひゅうが」に置き換えられた。たまに「かもめ」で走る事もある。西九州新幹線開業時に「リレーかもめ」の運用を担うことになった。
ガンメタリックの全面塗装で、表面にはチョコボールを連想させる凹凸がある。
このように格式ある車両だが、最近は振り子車両の台頭によりレトロな雰囲気が漂っている。
BEC819系
2016年営業運転開始。 BEC819系電車称は「DENCHA」。電化区間でバッテリー充電を行い非電化区間も電気で走れる蓄電池方式の電車である。デザインはもちろん水戸岡鋭治氏。今後、非電化区間での活躍が増えていくと思われる。床面に大量のQRコードがあるが別に読み取ることは出来ない。
883系
1995年営業運転開始。「にちりん」、「ソニックにちりん」として登場、後に博多大分列車は「ソニック」に改称される。1995年グッドデザイン商品、翌年にブルネルブルーリボン賞を受賞。JR九州初の振り子式車両で、博多大分の所要時間を20分ほど短縮した。
フジテレビトリビアの泉で「グリーン車の座席を後ろから見るとあのねずみがいっぱいいるように見える」と言うトリビア紹介されたことがある。現在塗装変更と内装リニューアル、5両編成の7両編成化をうけ、「ソニック」として運行中。
青色の全面塗装で通称「ソニック」と呼ばれる。
885系
2000年営業運転開始。博多長崎の「かもめ」の速度向上を的に登場。2001年ブルーリボンブルネル賞グッドデザイン賞を受賞。883系に続き振り子式車両であり、2001年にはソニック用にも製造された。かもめ用が6両編成、ソニック用が5両編成で運転されていたが2003年ソニック用編成をすべて6両化した。黄色い帯がかもめ編成、い帯がソニック編成だが、両編成とも予備に乏しいため、783系787系が代走することもあるほか、小倉工場への検入場などの理由が重なると、博多駅で「かもめ編成で運転されるソニック」と「ソニック編成で運転されるかもめ」を同時に見ることが出来ることがあった。めんどくさくなったのか九州新幹線開業に合わせ両方ともい帯に塗り替えられた。
白色の全面塗装青色ラインで、通称「白いかもめ」「白いソニック」と呼ばれる。
西九州新幹線部分開業後は「リレーかもめ」の他「かささぎ」「みどり」の運用にも入る。

なお、これらの特急列車のほとんどは、実際に就いている運用専用のデザインで作られていたが、予備の不足等による代打で他の列車が割り当てられる事が多くなってきたため、「AROUND THE KYUSHU」デザインに統一されている。

気動車

キハ71系
1989年営業運転開始。博多別府九大本線経由で運転する特急ゆふいんの森」に導入された。
いずれもキハ58・65系からの改造である。
キハ72系
1999年営業運転開始。キハ183系1000番台を別の運用に転用するためその後継として導入された。
登場以来一貫して特急ゆふいんの森」で運用されている。
キハ183系1000番台
1988年オランダ村特急」で運用開始。初の電車との併結協調運転が話題になった。その後「ゆふいんの森」「シーボルト」「ゆふDX」と運用が変更。
このように何度も運用・塗色変更に遭っている波万丈の車両である。2011年現在は「ゆふDX」が止になったため、豊肥本線観光特急あそぼーい!」に転属し活躍中。
キハ185系
JR四国ニートレイン状態であった車両をJR九州が救済した車両水戸センセーリデザインされ、久大本線豊肥本線でそれぞれ「ゆふ」「あそ」で運用開始。
2004年に「くまがわ」を特急に格上げした列車と「あそ」と「くまがわ」を統合した観光特急九州横断特急」でも運用されるようになった。
キハ140/147
2004年に誕生した観光特急はやとの風」運行開始により種キハ40/47系改造したもの。
姉妹としてキハ40/47系8000/9000番台がある。こちらは観光特急指宿のたまて箱」に充当。
キハ58・28・65系
国鉄時代に大量に製造された急行気動車。かつては多くの線区で走っていたが、キハ200系気動車の投入により現在は全となった。
キハ58・28のコンビ1組が熊本車両センターに保存されていた。このコンビは「あそ1962」に使用されていたもので動態保存を含めもっとも若番の車両であったが平成30年3月回送された。
大分車両センターにもキハ58 569とキハ65 36が保存されていたが、平成27年3月となった。

主な列車

新幹線

クルーズトレイン

特急列車

D&S列車

特別企画乗車券(トクトクきっぷ)等に関して

JR九州/割引きっぷ一覧exit

九州ネットきっぷ

現在メインの片タイプの特別企画乗車券。JR九州インターネット列車予約での販売であり、JR九州Web会員(無料)限定のきっぷである。

6分前までに予約が必要であるが、発券前であれば何度でも変更が可であり、非常に使い勝手の良いきっぷである。料金は後述の2枚きっぷ1枚分とほぼ同額。グリーン車定席・普通車定席・普通車自由席の3種を取りえており、200をえる区間で販売されている。また、一部区間では更にお得になる「九州ネット得3」や「九州ネット得7」も販売されている。

2枚きっぷ・4枚きっぷ・10枚きっぷ・20枚きっぷ

4枚きっぷ

回数券タイプの特別企画乗車券。以前は4枚きっぷ・10枚きっぷ・20枚きっぷが販売されていたが現在は2枚きっぷのみ販売している。

割引率は2枚<4枚=10枚=20枚で、10枚きっぷは「窓口に行く手間が省ける」、20枚きっぷは「グリーン引換券が付属する」というメリットがあった。

歴史的には、国鉄末期一般人には到底把握できないほど乱立した特企券にシンプルな統一名称を付けたものである。

しかし、ネット予約の普及や金券ショップへの転売防止のために徐々に販売数が減少。2018年5月31日に4枚きっぷが止され、現在は2枚きっぷのみとなっている。

旅名人の九州満喫きっぷ

九州内のJR九州・私鉄第三セクター普通列車快速列車路面電車に1日乗り放題の特別企画乗車券
3回分発行され、値段は大人子どもどちらとも11,000円。18きっぷのように複数人で使用することも可

2007年に「20周年記念」という建前で発売されたが、その後も毎年発売されている。

ガチきっぷ

1824歳の若者限定販売で九州新幹線在来線特急列車などの自由席が安くなる片タイプの切符である。

ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ

定された期間内の連続する土・日曜日に、九州新幹線を含むJR九州全線が1日乗り放題となるきっぷで、2007年2009年に発売された。

値段は、大人10,000円、子供1,000円で、もっとも割引率が高くなる大人1人と子供3人のケースでは、一人1日あたり1625円となる((10,000円 + 1,000円*3) / 2日 / 4人 = 1625円/人日)。
また、定券およびグリーン券を追加して使用することもでき、この他ホテルレンタカーの割引特典も付属している。

夏の思い出きっぷ

2008年7月30日から8月31日に発売された特別企画乗車券。有効日は2008年8月30日と31日の2日間のみで、内容的には上の「ゲキヤス〜」と同様である。九州内の特急新幹線を含むすべての列車自由席に乗り放題になるきっぷ。大人10,000円、子供5,000円。
また、定券およびグリーン券を追加して使用することもでき、この他ホテルレンタカーの割引特典も付属している。

ナイスゴーイングカード

若年者向けの割引カードで、101km以上の乗車券を購入するときに提示すると運賃が最大4割引(ただし九州新幹線が含まれると3割引、このため博多八代間は繁忙期以外は分割購入する方が安くなる)となる。利用できるのは金、土、日曜ゴールデンウィーク、年末年始のみ。入会資格は1629歳、年会費500円が必要だが、1回の使用で元が取れてしまうことも多い。

JR各社共通の学割制度では乗車券のみ2割引きになるのに対し、NGC使用では乗車券のみならず特急券まで割引が適用される。またNGC所有者向けの回数券なども販売されるほか、定のレストランレンタカーなどの割引も受けることができる。

入会資格を満たしており、年に数回程度でも週末に101km以上の区間を利用する予定があるのであれば、NGC会員になっておいて損はなかった。

現在、新規入会が終了している。

元気に! 九州パス

2016年に発売された1日乗降り自由フリーきっぷ。使用は6月4日7月18日の土休日に限定されるが利用前日の購入が可で使い勝手のいい切符となっている。

JR九州 鉄道株主優待券

詳細後述。株主優待の項を参照。

株主優待について

株主優待券は2023年度より制度が変更された。これまで株式市場上場済みの旅客鉄道4社(東日本東海・西日本九州)はどの企業も片運賃・特急券の割引クーポンであったが、JR九州は2023年度以降より運賃割引クーポンに代わり、一日乗車券の進呈に変更された。

毎年3月31日時点で名簿に掲載されている人物・企業に進呈される。6月下旬に発送開始。7月1日翌年6月30日の間の好きな1日で、JR九州管内の鉄道BRT路線全線に乗青春18きっぷ旅名人の九州満喫きっぷと異なり新幹線特急列車特急券を別途購入すれば乗なほか、首都圏関西電車特定区間の特例と同じく利用日終電まで有効。36ぷらす3は座席のみ利用プランの場合のみ乗(グリーン車特急券を購入すること)。ななつ星in九州列車36ぷらす3食事付きプランツアー商品扱いの為利用不可。

副業について

概要にもあるとおり売上のうち6割近くを副業が占めており会社の大柱となっている。
他のJR較しても突出したその重は不動産などに幅広く手を出す東京大阪民鉄ビジネスモデルと同様のものであり、会社の体質が良くも悪くも一般的な民間鉄道に近いものとなっている
今後、JR九州固有の運用資産である寝台列車ななつ星in九州」や新幹線等と絡め相乗効果を出すことにより、さらに幅広い事業展開が可となる可性がある。

駅ビル・不動産事業

を中心にビル事業・オフィスビル事業を経営している。テナント売上は2700億円に達しており、JR九州の鉄道と並ぶ基幹事業となっている。JR九州ビルホールディングスを中間持株会社とし、以下の6社がビル運営を行う。

JR九州ホテルズ

九州沖縄、及び東京にてホテル事業を経営している。

九州・沖縄エリア

東京エリア

JR九州フードサービス

飲食料事業はJR九州フードサービス運営している。
2015年12月現在居酒屋「うまや」を九州内9店舗に加え、東京都に8店舗、中国上海に1店舗展開。
JR九州フードサービスはその他、弁当事業、うどん屋12店舗、ラーメン店8店舗、レストラン、うちのたまご直売所、吉野家を3店舗、都飯店3店舗、軽食(甘味含む)9店舗ととにかく幅広く飲食店を展開している。駅弁の店もここで運営している。

JR九州ファーム

現在、JR九州では農業生産事業を育成している。
売上が順調に推移しており平成26年7月1日には農業生産法人「JR九州ファーム株式会社」を設立した。これは更なる収益増を狙ってのものである。設立後は食料品の製造、加工、販売までこの会社が一手に担っている。
このやり方は近年ブームである第六次産業と呼ばれるものであり、生産から加工、販売まで一手に担う事で関連する全事業の利益を全て企業内に確保するものである。また、唐池恒二会長自身がJR九州ファームの会長を兼任していることからわかるようにかなり本気での参入となっている。
生産している品は以下のとおり。(カッコ内は生産地)

農場一覧

表記内容は順に農場名称(所在地 / 生産品

生産品目一覧

標として自社産の生産物によるカレーライスの生産が当時の唐池社長の口から明言されており、長期的には玉ねぎじゃがいもなども生産対補に入れている。いつかJR九州のカレー素材の全てが自社製)が食べれる日が来るとおもわれる。

甘夏の規格外品を活用して「うすきの甘夏スカッシュ」を製品化に成功。熊本県にある福田農場ワイナリーに製造を委託、年間約五千本を生産し観光列車ゆふいんの森」の内にて販売している。これによりさらなる売上高増加を見込んでいる。

八百屋の九ちゃん

1号店

鹿児島線千早駅福岡市東区)に作ったJR九州の八屋である。
現在、直営農場で栽培する野菜を販売している。 全的に見ても鉄道事業者直営の八屋はかなりしい部類に入る。

2号店

JR吉塚駅前に2016年3月下旬開業

3号店

JR博多駅直結の施設に2016年4月下旬開業

洋菓子店

福岡県筑紫野市JR拝山近くに「うちのたまごEGGSWEETS」として2016年5月下旬開業。
自社生産しているを使ったスイーツを製造・販売している。

2016年11月11日に二号店を博多駅構内の「いっぴん通り」向かいに出店。

八百屋の九ちゃんネット

屋の九ちゃんインターネット通信販売チャンネルである。JR九州ファーム直営農場の農産品を販売している。

道の駅

大分県日田市第三セクター「おおやま工房」の全株式72を3700万円で買収
道の駅辺の郷おおやま」の運営他、温泉宿を新築、宿泊施設は現在の11室から30室程度させる。
上記、農業部門との連携も行い高い品質のサービス提供する。

ベーカリーカフェ運営、製パン

トラドールという名称にて事業を行っている。
パン生地は資本参加してるタカキベーカリーより提供を受けていたが、2023年にそのタカキベーカリーに全株式を譲渡した。

老人ホーム

子会社「JR九州シニアライフサポート」を通じてコンクリート12階建の住宅有料老人ホーム「SJR千早」など以下の老人ホーム運営している。

小売事業

子会社であるJR九州リテールが取りまとめている。

キヨスクam/pmから転換したファミリーマートを北部九州福岡佐賀長崎熊本大分各県)の共同エリアフランチャイザーとして210店舗を展開している。

かつて参加だったコンビニ生活列車」は現在は上記のファミリーマート店舗として一緒にリニューアルされている。なお、構内以外の内全域も担当する。その他自動販売機(約2,300台)やユニクロ(2店舗)も運営している。

ドラッグチェーン

関連会社のドラッグイレブンを通じて医薬品化粧品・健康食品販売をしている。
2012年度の売上額は404億円。2020年ツルハホールディングス下となり、2023年に全株式を譲渡した。

ファミリーマートドラッグイレブン

上記のドラッグチェーンドラッグイレブンフランチャイズ権を持つファミリーマートを組み合わせた一体店舗を展開する。
JR九州としては両方の強みを生かし更なる売り上げ増を期待している。

海運事業

JR九州高速株式会社博多-釜山の際航路を就航中。
ウォータージェット推進式の水中を運用している。

発電事業

横の車両基地跡地に建設した都太陽光発電所で約210キロワット/時を発電している。
これによる年間収入は8400万円とされる。

みやまスマートエネルギー

福岡県みやま市に本拠を置く新電力会社「みやまスマートエネルギー」から電力を購入している。で使う電力のうち約3分の2の供給をここから受けている。

JRJP博多ビル

JR九州と日本郵便博多駅前に共同建設した複合オフィスビル
2016年4月25日開業。

海外事業

タイ

東南アジアにおける事業実現を標としてバンコクに「バンコク事務所」を2017年5月2日に設立。現地名はKyushu Railway Company日本人の2人、タイ人が2人駐在している。 今後はこの事務所を通じて、東南アジアでのホテルやマンションなどの不動産開発事業を行う予定。タイは外資規制があり、タイ人に51以上出資してもらう必要があるため現在は現地のパートナーをさがしている。これまでも数多の挑戦をしてきたJR九州の新たな挑戦となる。

サービスアパートメント

不動産関連事業の一段として運営権のみ取得する形で長期滞在できるホテル運営を始める。サービスアパートメントホテルと賃貸マンションの中間に近い業態で日本マンスリーマンションが近い形となる。当面はこの事業によってノウハウをためるとしている。

関連動画

関連静画

JRグループ

関連項目

関連リンク

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/23(月) 05:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/23(月) 04:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP