キハ200系とは、JR九州が開発・製造した気動車のひとつである。
それまで筑豊本線で主役を張っていた国鉄型のキハ66系(440馬力・最高速度95km)と比べ燃費・防音性・加速性能を大幅に向上させた近郊型気動車であり、450馬力・最高速度110kmの性能を持つ。2両1ユニットで構成される片運転台のキハ200と、1両でも運転できる両運転台型のキハ220(キハ220-200番台は形容に困る変な顔をしているので必見)が存在する。ブレーキの操作系統と連結器が変えられており、本系列を除く既存の国鉄型気動車とは連結運転できない。(ちなみにYC1系とも連結運転は出来ない。)
はじめに筑豊に投入された車両はすべて真っ赤(ドアだけシルバー)に塗装されており、列車名も「赤い快速」とした。 通常の3倍速いわけではないが、415系に匹敵する走行性能により筑豊本線・篠栗線(福北ゆたか線)の高速化を推進した。ちなみにこの赤い快速という名称は公募だったそうである。先生怒りませんから、この名前を投票したガンダムファンの人素直に出てきなさい。
同じ時期に鹿児島本線で走り始めた811系電車「ニュー・シティライナー」と共に、新生JR九州の象徴として走った車両である。817系電車によって置き換えられたことにより筑豊線区から姿を消したが、配置転換された先の長崎・鹿児島・阿蘇・大分などの各線区で、一部は塗装を青や黄色に変えつつ、相変わらず性能を発揮して活躍中である。
20年近く走行装置の変更がないまま新造配備が少しずつ続いていたが、現行の性能以上の気動車はJR九州では当面不要だろう。非電化路線でさらなる高速化をしようとすると、線路の改良工事もセットで手を付けなければ果たせないかもしれない。
・・・と思ったが電気式気動車のブームが来てYC1系の導入が始まった。そしてYC1系にキハ66系もろとも長崎を追われてしまった・・・。(これにより青い快速塗装は見納めになった・・・。)
肥薩線で被災した車両が復旧時に検測専用のBIG EYEに改造され、各地で試運転を行っている。(とても目立つデザインになっている。)
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最終更新:2024/12/23(月) 09:00
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