この記事はとっても普通です。 何かあると期待した方はごめんなさい。 |
1が原義で2が派生語だと思われる。現代日本では2の意味のほうが一般的である。
「普通」はその他にも、以下のような意味で使われる。
普通とは、世の中全体を見渡した時、頻度や数量が多い・ありふれた物が普通と呼ばれる。
多数決で多いのが「普通」。
しかし、ありふれているからと言って異常・変ではないとは必ずしも言い切れない。
異世界に限らず、他所から見た国、地域、業種、組織、家庭環境の日常風景は異様に見える事も珍しくないし、難しく見える作業でも、そこの人たちは幼少時からそれを容易くこなしている場合も多い。また日本では普通にやりがちな行動でも、海外では絶対NGだったりと「普通」も奥が深く侮れない。
(カルチャーショックなど)
限られた範囲において、組織集団・職場において必須な知識・スキルなどを指す場合もある。
路線バスの運転手なら大型二種免許を持っているのが普通[1]、警察官や兵士なら一般人より銃の扱いや射撃に長けているのが普通…など。[2]
真面目な人と悪人では普通の基準は異なるため、言葉や啓発ポスターで「してはいけませんよ」言って聞かせるよりは「しても得にならない、大赤字である」「多数の監視カメラが常に記録している」「十分な防護対策が施されている」「行為を行うリスクが高すぎる」など不利益を分かりやすく明確化したほうが有効な場合もある。[3]
日常的に普通の生活が送れるよう、多くの国では多くの法律・ルール等が設定される。
その他の欠点として、新規の発想(ネタ・アイデア)や機転が必要な場合は
既存の知識として持っている普通・常識に囚われてしまいやすい。柔軟性も必要である。
また一度、人々に広く普及してしまった普通・常識を変えるのは容易ではない。
理不尽な反論として「これが普通だ!」と声高に叫ぶ人間もいる。
「常識」が添えられる場合も珍しくない。
…というように、最低な状況を「当たり前である」と納得させる手段としても用いられる。
ちなみに残業代を支払わない、有給を使用させないのは労働基準法違反(犯罪)である。有効な対策を知らなければ「上の人が普通って言ってるから普通なんだ」「耐えられない事は恥ずべきこと」と黙って引き下がってしまう人も多い。
同調圧力、ブラックバイト、ブラック企業、PTA、根性論 …など(それぞれ項目参照)
「言われるまで気付かなかった」という事例も多いため
少しでも違和感があれば疑ってみる、第三者の意見を仰ぐといった手段も重要である。
漫画やアニメ、映画などのフィクション・創作おいては普通の敷居が大きく下がる。
主人公だから銃弾が命中しない[6]、魔法が使える、非科学的な方法で空を飛べる、
(普通は死んでしまう攻撃でも)死なない、空想の生物を使役している…など書ききれない。
※一定の集団・種族・属性に対するものと、その世界一般で広く普及しているものがある。
もちろん、普通でない世界観や登場人物が織りなす奇抜なストーリー自体には問題ない。
ただし(ギャグ漫画を除いて)敷居を下げ過ぎてしまえば整合性がズレてツッコミ所満載になってしまい、シリアスな展開もお寒い茶番劇になってしまう[7]ため、空想のファンタジー世界であっても普通の限界値をどこまでに設定するか、使用条件に制限を持たせるかも製作者の腕の見せ所と言える。
登場人物が、普通の生活や人並みの待遇を願う設定も多い。
特異な外見・能力・性格、種族・出身といった要素から周囲に疎まれたり
孤独であったり虐げられる、家族や一族や村、コミュニティの恥として吊し上げられるなど。
最終的に救済されるもの、闇堕ちするもの、死の間際に救済されるものなど多岐。
極端なものでは、世界観に斬新さを追い求め過ぎれば読者を完全に置き去りにしてしまうため、架空のファンタジー世界といえど常識的な余地は残される場合が多い。(生物同士のコミュニケーションや集落、衣食住、高所から転落したら死ぬ、機械等の動作に燃料などの対価が必要など)
斬新奇抜すぎる設定には作中で十分な時間をかけて説明を行う、伏線を用意するといった対策が必要となったり、後に読者が納得できるものを用意するといった高い計画性も必要。
近年では若者言葉として食べ物を食べた時に『普通に美味しい』と言う言葉が使われるようになっている。
従来は食べ物の味の感想に「普通」という言葉は使われていなかったのでこれがどういう意味なのか度々話題になる。
列の最後尾の若者に「ここ、うまいの?」と聞けば「普通においしいですよ」 普通においしい?
よく分からないが……ともかく並んだ。
うまかった。太麺。味はこってり。5枚も入っている「海苔」はバリバリとして最上品なのだろう。
隣り合った、例の若者に「うまいじゃないか?」と言うと「そうでしょ」と笑っている。何か、彼とは日本語が通じたような、通じないような……会社に戻って、この奇妙な経験を同僚に話すと「普通においしい、というのは、すごくおいしい!という意味ですよ」。
エッ、本当なのか?
この「普通に美味しい」は年代によって受け取り方が変わってくる言葉である。
年齢が高い方は「(味が普通に)美味しい(=その料理としては並程度の美味しさ、そこそこ美味しい)」、という意味で捉えてしまい違和感を覚える。
若者の場合は「(普通の感想で)美味しい」という意味で使う。
言葉を変えれば、若者言葉の「普通」は「お世辞抜きで」「偽りなく」「誇張をしないで」の意味を含む。
つまり「普通に美味しい」は「お世辞抜き・偽りなく美味しいよ」ということ。
左:極めて普通の動画で有る。普通以外の何物でも無い。
右:『普通』の視聴者コメントを恣にする極め付けの普通。
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最終更新:2024/12/22(日) 02:00
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