ななつ星in九州[―ぼし いん きゅうしゅう]とは、JR九州が運行する超豪華クルーズトレイン(寝台列車としての要素も含む)である。
九州各地にある観光地を数日かけて巡る列車。元々JR九州の車両や駅、制服のデザインを手がけてきたデザイナー・水戸岡鋭治と社長・唐池恒二(当時)が練っていた20年来の構想(と述べるか、むしろ「宿願」に近い)を具体化したもの。JR他社が夜行・寝台列車の縮小策を取る中、2000年代初頭にはすでに「やるやる」とは言っていたのであるが、ようやく2012年5月に詳細が発表された。
発着は鹿児島本線博多駅で、3泊4日コースと1泊2日コースの2つが設定されている。3泊4日コースは由布院や宮崎などを巡るコースで、1泊2日コースは長崎や由布院を巡るコースとなっている。両コースとも列車から下車しての観光地巡りやホテル宿泊がある他、専用バスを使用する場合もある。なお、コースは半年ごとに変更される。観光や食事を含めた「団体専用列車」扱いであるので、JR旅客全国ネットの予約システム「MARS」では予約することはできず、収容自体もされていない。
使用される車両は、新造された77系客車7両を、同じく新造されたDF200形7000番台ディーゼル機関車(原設計はJR貨物DF200形)が牽引する。7両の客車の中にはラウンジカー及びダイニングカーが1両ずつ含まれている。その他に黒子として補機・入換用として黒色に塗り替えられたDE10形ディーゼル機関車が、九州島内に数両配備されている(8620型蒸気機関車・58654号機の補機兼務としても含む)。
2013年10月15日に運行が開始されたが、催行日程は完売が続出している。どうしてもという方はこんなページ読んでいないで下部のリンク先へ。販売価格は…お察しください。いささかしつこいようだが、ここを読んでいるような者に車内は概ね手が届かない。→210,000円/名からとか。
ちなみに、列車名の「ななつ星」は九州7県及び主な7つの観光素材(自然・食・温泉・パワースポット・歴史文化・人情・列車)を表している。
蛇足であるが、小児料金は設定がない(≒乗車お断り)。「大人の空間」を志向していると聞くと合点がいく。
掲示板
92 ななしのよっしん
2021/01/31(日) 02:16:39 ID: xulxtKGnhb
>>90
> 一般人でもちょっと背伸びすれば届くような列車を作っとけば
それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?
JR九州は2020年の時点で「36ぷらす3」を発表して同年内に運行開始してるし、2015年の時点で「或る列車」を走らせてるんだが。
JR西日本は銀河、JR九州は36ぷらす3と或る列車できちんと俺ら一般人でも手が届くレベルのクルーズトレイン走らせてる。残るはJR東日本だな。
2点間を結ぶ観光列車はあるけど、銀河や36ぷらす3みたいに1つの編成が区間を変えて様々な県を走行するタイプの廉価版クルーズトレインは無いからな今のところ。
93 ななしのよっしん
2021/10/29(金) 01:27:09 ID: sfPauDrDZY
まぁいつかは乗ってみたいよね
来世かもしれないけど
94 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 23:32:31 ID: IIAevZQihA
>>92
個人的にはサフィール踊り子がJR東日本の「廉価版クルーズトレイン」(の試金石)なんじゃないかと思っている
全部グリーン席とか、「シ」ナンバーの食堂車が連結されているとか、今までの特急からすると異端な部分が結構見受けられるし
何となくだけど、JR東日本って最近は「速達列車は新幹線、着席サービスは普通列車グリーン車で」って面が垣間見えるし、となると特急は「指名してまで乗るのが目的のクルーズトレイン志向」にするためのテストなんじゃないかな…と
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最終更新:2024/12/23(月) 09:00
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