鹿 単語

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シカ

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鹿とは、動物の一種である。哺乳類・()偶蹄・シカ科。

鹿(動物)

世界各地の山野にいる中動物。オスはをもち、メスはたいていを持たない。に暮らし、果実や葉っぱドングリなどを食べる。

一方でシカは若芽、特に稲の若芽を好んで食べることが知られ、そのため農業害獣として地方ではありふれた存在でもある。

ニホンジカ

日本にはニホンジカが生息している。生息地によりエゾシカ、ホンシュウジカなどの亜種に分類されている。は毎年に生え変わり、新しいが生える。日本でも古くからしまれた。古くはシシとも。

現代の日本では奈良公園内にある春日大社のシカが特に有名。春日大社とシカの縁起はかつて春日大社祭神が鹿島から三笠に遷座した際、神が座したという鹿が同地で繁殖したものとされている。以来、シカは神使の子孫として丁重に保護されていた。
そのため、かつては春日のシカを打ち殺すと周囲の人間が同様に打ち殺すという厳しい掟が存在する時期もあった。かくしてシカは人と接することができる場所を闊歩しており、しかせんべいめて執拗にするのである。

また、「鹿」そのものがの季語、の間に生える色に斑という特徴的な体毛をして「鹿の子」というの季語にもなっており、ニホンシカは古代から深いかかわりが存在する。

鹿をモチーフにしたキャラクター

鹿をモチーフにしたゲーム

鹿の名所

その他の意味

漢字として

鹿
Unicode
U+9E7F
JIS X 0213
1-28-15
部首
鹿部
画数
11画
音読み(常用)
ショ
訓読み(常用)
-
意味
シカ、四米倉下、位、(と通じて)ふもと、(と通じて)しあわせ。
シカの全身の形。〔説文解字・巻十(段注本)〕には「獸なり。頭、四足の形にる。・鹿の足相ひす。(したが)ふ」とある。
音訓
音読みはロク(音、音)、訓読みは、しか、か、しし。
規格・区分
常用漢字である。1951年に人名用漢字に採用され、2010年常用漢字表に加わった(人名用漢字からは削除)。JIS X 0213第一準。
部首
鹿は部首である。鹿に関する字が属する。
鹿を符とする漢字に、廘、漉、䍡、、簏、轆などがある。
語彙
鹿鹿角・鹿巾・鹿砦・鹿・鹿・鹿皮・鹿鳴・鹿毛・鹿鹿

異体字

  • 𢈘は、江戸時代中期の書〔同文通考〕の省文の項に「𢈘、鹿なり。(おほよ)そ鹿にふの字、𢈘にふ」とある。JIS X 0213には鹿の参照面区点として載っている。JIS X 0213第四準。
  • 𢉖は、〔字彙補〕に「鹿と同じ」とある異体字。
  • 𢊩は、〔漢語字典・異体字表〕にある異体字。
  • 䴪は、〔漢語字典・異体字表〕にある異体字。〔字彙補〕に〔史・符瑞志〕を引いて「䴪は、純の獸なり」とある。
  • 𪋵は、〔漢語字典・異体字表〕にある異体字。〔康煕字典〕に「䴪字の譌」ではないかとある。

互換文字

  • ⿅は、Unicodeにおいて鹿と互換とされる字で、部首としての鹿を表す。
𢈘
Unicode
U+22218
JIS X 0213
2-94-51
部首
广
画数
9画
𢉖
Unicode
U+22256
部首
鹿部
画数
11画
𢊩
Unicode
U+222A9
部首
广
画数
14画
Unicode
U+4D2A
部首
鹿部
画数
24画
𪋵
Unicode
U+2A2F5
部首
鹿部
画数
27画
Unicode
U+2FC5

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