日田市とは (ヒタシとは) [単語記事]

日田市とは、大分県西部にある山に囲まれた盆地の都市である。

概要

現在の日田市は日田郡の2町3村と合併してできた市である。　人口は約70,600人。福岡県、熊本県と県境を接している。

古くから林業で栄え、高校も林業を中心とした工業高校(日田林工高等学校)がある。

日田といえば湧水が有名で、『日田天領水』は全国的に有名。

交通網は国道 210号線が久留米から日田に通っており、また、大分自動車道日田ICがある。JR九州の特急が止まる久大本線・日田駅があり、ゆふいんの森が大分方面へ運行している。ちなみに、JR九州の社歌『浪漫鉄道』では、「夢の列車が　ひた走る」という歌詞があり、度々「日田走る」というネタにされる場合がある。

現在日田市の一部となっている中津江村は、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会でカメルーン代表のキャンプ地として話題になり、当時の坂本休村長が積極的にカメルーンと交流を深めていた。そのカメルーン代表がキャンプ地として張っていた場所が『鯛生スポーツセンター』で、かつて金を採掘していた『鯛生金山』があり、現在ではスポーツセンターの他に道の駅などの施設がある。

ご当地グルメとして「日田やきそば」を推している。
一般的なやきそばが名に反して「炒めて」調理するのと違い、鉄板で麺がパリパリになるまで「焼いて」調理することで独特の食感を生み出している。 20店近い店舗が「やきそば」をメニューに載せている。

元祖は昭和32年に創業した「想夫恋」というお店で、福岡・佐賀・大分の北部九州を中心にチェーンを広げている（他に京都・滋賀・名古屋・横浜に一店舗ずつ）。想夫恋公式ホームページQ&Aの最初に「何故高いのですか」「別にうちが高いわけじゃねーし（意訳）」とあるのがお茶目というか、この店の立ち位置をよく表している（汗）。