普通車とは、
この項では1および2について説明する。
鉄道車両における普通車とは、列車編成において中心的な設備で、最低料金で利用できる車両のことである。
国内の列車において制度上、最下位となる客室設備。等級制では「三等」に当たり、現在でもイ・ロ・ハの「ハ」が普通車を示す車両形式の記号として旧国鉄→JR・民鉄問わず、広く用いられている。対となる設備は、JRで「グリーン車」(「クロ」「サロ」など)・「ななつ星in九州」(久々に「マイ」「マイネ」などがデビュー)・記号は付かないが「グランクラス」など。
普通車とひとくちに言っても、車両の用途によって設備の質は様々である。通勤型車両では、乗客の詰め込みや乗降のために席はベンチ、長椅子のような「ロングシート」であるが、特急型は基本的に、座面を進行方向に向けることのできるクロスシートである。これらの設備は全く異なるが、通勤列車・特急列車それぞれの「一般席」であるため、ともに「普通車」とされている。
特にブルジョアな乗客ではない大抵の旅客は、普通車を利用する。そのため列車編成の全車が普通車であること(これを「モノクラス〔編成〕」と呼ぶ)は珍しくなく、グリーン車が連結されていても、その定員が列車全体の2割を超えることは滅多に無い。
余談であるが、首都圏近郊の一部路線・系統に連結されている「普通列車グリーン車」は「ロングシート・セミクロスシートの普通車」に対する「グリーン車」である。よってその設備や接客内容は、特急型電車の普通車を一部簡素化したものというのが実態であり、特急のグリーン車には到底及ばない。私鉄で言えば名鉄や南海の一部指定席特急の「指定席車」に相当する(同じく一般車・自由席車が首都圏普通列車の一般車両に相当する)。
列車種別における普通車とは、一部事業者において普通列車(普通)を指す語。
京浜急行電鉄・京阪電気鉄道・南海電気鉄道・山陽電気鉄道などの一部民鉄で使用されている。
いずれの事業者でも種別の正式名称は「普通」であるが、慣例的にアナウンスなどで「普通車」を呼称として使用している場面がある。公式な駅頭掲示などでは「普通車」として掲出されていない場合が多く、何度も利用して初めて気付くこともあるだろう。
例えば京急では車掌による接続案内で耳にしたり、駅の発車案内備考欄で目にしたりすることができる。探せばもっとあるかもしれない。
なお、この語を列車種別として使用している事業者では、たとえ優等速達列車が設定されていたとしても、客室設備における料金区分自体が設定されていないため、上記用法と混同することはない。
東急車輌電車市場のトレインクッションはオヌヌメ。ニコニコ市場には未入荷(´・ω・`)
掲示板
5 ななしのよっしん
2012/02/01(水) 17:59:42 ID: Xxn9hZrjXU
6 ななしのよっしん
2015/09/06(日) 11:43:08 ID: QPVVZnwY9I
南海のは高野線の今宮戎、萩ノ茶屋を並行する本線普通が通過するから高野線の各駅停車と分けて普通車と表記してるんだっけ?
7 ななしのよっしん
2016/05/20(金) 23:57:55 ID: lcWGUeGik2
>>6
その通り。かつては南海本線・高野線系統とも普通車と各駅停車の両方が走っていて、
高野線の普通車は難波~岸里間を本線側、南海本線の各駅停車は同じく高野線側を走っていて
それぞれ岸里駅で転線していた、という歴史がある。
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最終更新:2024/12/23(月) 09:00
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