時々の記録

つぼみのお父さんに、花屋をやめて会社で働いてくれないかという話が持ち上がりました。

今でこそお花屋さんですが、つぼみのお父さんは元々は大学教授だったのでした。そして、お母さんは芸能人御用達のフラワーショップで働いていました。それが今では２人で花屋を経営しています。それには深い理由があったのでした。

そんなお父さんのところへ、学生時代の教え子がやって来ました。なんと、お父さんの知識と経験を生かして、自分の務めている会社で働いて欲しいというのです。いきなりの引き抜き話に、えりかは驚きます。しかし、なぜかつぼみは寂しそうです。

昔、お父さんとお母さんが外で働いていた時は、２人とも忙しくてつぼみはお祖母さんに預けられていることが多かったのです。それでも、つぼみは２人をにこやかに送り出していました。しかし、ずっとそんな状態が続いて、つぼみは寂しさに耐えきれなくなってしまいました。
そんなつぼみの気持ちに気づいた両親は、会社を辞めてフラワーショップを開くことにしたのでした。

お父さんは、小畑さんに会社で働くことはできないと断りました。しかし、諦めきれない小畑さんは、つぼみからお父さんを説得して欲しいと言うのです。それを聞いて、辛そうな表情をしているつぼみに、えりかは言わなきゃわからないと例によってアドバイスです。そしてつぼみは、小畑さんにまたお父さんが会社勤めを始めたら、家族がバラバラになってしまうのではないかという不安を話したのでした。

つぼみの話を聞いて、小畑さんは引き下がりました。しかし、小畑さんは忙しい会社の業務に追われて、本当はやりたい新種の花の開発ができないことで悩んでいたのでした。そんな心を、コブラージャに利用されてしまいました。
そうして生まれたデザトリアンと戦うために、つぼみとえりかはプリキュアに変身するのでした。

これまでになく素早いデザトリアンに、プリキュアは苦戦しますが、２人の連係攻撃でデザトリアンを倒して、小畑さんの心を救うことに成功したのでした。
心の花を取り戻した小畑さんは、それまでよりもちょっとだけ元気になることができたようです。(^^)

今回も、作画・ストーリー共にハイクオリティで面白かったです。
お父さんを説得してもらうためとはいえ、女子中学生を待ち伏せする小畑さんはどうなんだろう!?と思ってしまいました。(^^;
そして、幼い頃のつぼみが見られたのは収穫でした。ちびつぼみも、今と変わらず可愛いですね。そしてこの場面、にこやかに両親を送り出しつつ、悲しみをこらえているつぼみの健気さにほろりとさせられました。(/_;)