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一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

天皇陛下を、単なる穀潰しの「一公務員」と思っている輩は、日本の歴史を知らぬ馬鹿者である

最近、天皇陛下の政治利用を巡って何かと騒がしいですね。
「天皇陛下を政治の具に使うな!」という主張がよくなされますけど、これってなかなか難しいのではないでしょうか。
そもそも、天皇という存在自体が、政治の範疇に入らざるを得ないですし、日本の伝統的・文化的「象徴」ですからね。

ただ、それでも、天皇の政治利用に当たっては、慎重であるべきだし、敬意を払う必要があるべきです。

ところが、天皇陛下のことを、まるで「一公務員」であるかの如く考えている輩がいますね。

特に、西欧の民主主義・社会主義にかぶれている”出羽の守”左翼にその傾向が強い。
国民主権の時代なんだから、皇室なんて無用の長物なんだ、くらいにしか思ってないのです。

こうした考えは、余りにも浅慮で、日本の歴史を知らなさ過ぎるものだとしか思えません。
また、政治が、どのような要素で構成されているか、全くわかっていない証左でもあるでしょう。

そもそも、政治には、「権力」とか「権威」とか「正統性」とかが必要とされますが、このうち天皇という存在は、「権威」あるいは「正統性」あたりを担っていると私は考えています。

いわば、天皇陛下は、日本の”権威”の純粋な「軸」なのです。
”権力”とは無縁の「軸」なのです。

日本は、権力と権威の二権分立を、古くは鎌倉時代に確立し、権力の独裁化を防いできた歴史があるわけですが、今日はそのことについて書かれた記述をイザヤ・ベンダサン著「日本人とユダヤ人」から紹介していきたいと思います。

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◆政治天才と政治低能~ゼカリヤの夢と恩田木工~

天才乃至は天才的人間というものは確かにこの世に存在する。

私が神戸の小学校に通っていたころ、ずばぬけて数学のできる日本人同級生がいた。
全く癪にさわるほど出来るのである。

彼に言わすと私が予習や復習をするからいけないので、全く白紙の状態で教室に来ればするりと頭に入ってしまう、というのである。私は彼の忠告どおりにした。
するとますます成績が悪くなって落第しそうになった。

政治のことで、うっかり日本人のまねをしたら、これと同じ結果になるのが落ちであろう。

天才乃至は天才的人間の特徴は、自分のやったことを少しも高く評価しない点にある。
そして、他人の目から見れば実に下らぬ児戯に類することを、かえって長々と自慢するものである。

例としてよく引合いに出されるものに、シーザーが自らの発明と称して、『ガリア戦記』で得々と解説している「架橋機械」がある。

日本人も、時々、こういった「架橋機械」の自慢はするが、私の目から見れば、日本人のみが行いえた政治上の一大発明については、だれも黙して語らないし、だれも一顧だに与えていないのである。

私が言うのは「朝廷・幕府併存」という不思議な政治体制である。

これは七百年以上つづいたわけだから日本の歴史の大部分は、この制度の下にあったといえる。

これは一体、だれのアイディアなのだろう。
考えてみれば不思議である。

しかしこの独創的な政治制度も、戦前は「わが国の国体にもとる」ものとされ、あの軍人勅諭では、「世のさまの移り変りてかくなれるは人の力もて引きかえすべきにはあらねど」も、まことに「あさましき次第なりき」とされていて、出来ることなら消してしまいたい事態だとされている。

かわって戦後ともなると、何もかもいっしょにして「封建的」の一言で片づけられ、この不思議な制度は、常に無視され、黙殺されているのである。

朝廷・幕府の併存とは、一種の二権分立といえる。

朝廷がもつのは祭儀・律令権とも言うべきもので、幕府がもつのは行政・司法権とも言うべきものであろう。

統治には、一種の宗教的な祭儀が不可欠であることは、古今東西を問わぬ事実である。

無宗教の共産圏でも、たとえば、レーニンの屍体をミイラにして一種のピラミッドに安置し、その屋上に指導者が並んで人民の行進を閲するのは、まさにファラオの時代を思わせる祭儀である。

誤解されてはこまるが、私は絶対に、こういった行為を野蛮だと言っているのではない。

蛮行とはもっと別のことであって、このような祭儀行為とこの祭儀を主催する権限とは、常に最高の統治権者が把持してきた、非常に重要な権限だ、という事実をのべているのである。

だが、祭儀権と行政権は分立させねば独裁者が出てくる

この危険を避けるため両者を別々の機関に掌握させ、この二機関を平和裏に併存させるのが良い、と考えた最初の人間は、ユダヤ人の預言者ゼカリヤであった。

近代的な三権分立の前に、まず、二権の分立があらねばならない
二権の分立がない所で、形式的に三権を分立させても無意味である。

それがいかに無意味かは、ソヴェトの多くの裁判を振りかえってみれば明らかであろう。

西欧の中世において、このことを早くから主張したのはダンテである。
彼は、この二権の分立を教権と帝権すなわち法皇と皇帝の併存という形に求めた。

法皇は一切の俗権が停止されねばならぬ。
皇帝は法皇に絶対に政治的圧力を加えてはならぬ。
そして両者が車の両輪のごとくになって、新しい帝国が運営さるべきであると考えた。

だがダンテの夢は夢で終った。

彼が、日本の朝廷・幕府制度のことを知ったら、羨望の余り、溜息をついたであろう。

ダンテの夢が夢で終ったように、ゼカリヤの夢も夢に終った。

(~中略~)

日本の天皇はヨーロッパ的意味の皇帝ではない
少なくともインぺラトールではない。

美々しい鎧に身を固め、馬上豊かに騎士団を引き具して行く皇帝の姿は絶対に日本の天皇にはない。

私は、ずいぶん探したのだが、まだ、鎧をつけた天皇の像を見たことがない。
また天皇は必ず「こし」に乗っている。

その外容はヨーロッパ的に見れば、皇帝よりもむしろ法皇に近い

私は、天皇を、後述する「日本教」の大祭司だと考えている。
そして将軍はまさに総督である。

もう一度問う、このすばらしい制度は、一体どんな政治哲学に基づいて、だれが考案したのであろうか?

事実、祭儀と行政司法と宮廷生活とが混合していた中世ヨーロッパの政府は、「政府」などといえるしろものではなかった。

それと比べれば幕府すなわちヨリトモ政府は、何とすばらしいものであったろう
おそらく当時の世界の模範であったに相違ない。

これは絶対に私の独断ではない。
少しでも日本の歴史を知っている外国人はみな同じ感慨をもつ。

たとえば世界史を書きながら日本には殆ど言及しなかったH・G・ウェルズにしろ、内心では余り日本を高く評価していなかったネールにしろ、このヨリトモ政府だけは、見逃しえないのである。

だが、これをさらに研究しようとすれば大きな障害につきあたる。

それは日本人自身が、このことを少しも高く評価しない、という現実である。
天才とはそういうものなのであろうか。

いずれにせよ、ここで、政治というものが実務として独立した。
実務である以上、能力あるものがこれを担当する。

北条氏は陪臣にすぎないが、この陪臣が当時の全日本の行政を実に長期間担当している、しかもあくまでも陪臣として。

ということは、行政司法を担当するのは天皇であらねばならぬ、とだれも考えなかったからであろう。
みごとな分立といわねばならない

そしてこれが、源平二大政党の政権交互担当といった考え方にまでなってくる。

もう一度問う、一体全体、こういった考え方は、どこから生まれたのか?
これも中国の模倣なのか。
私は中国のことはよく知らないが、どう考えてもそうは思えないのだが……。

さらに不思議なことがある。

「民・百姓のためなら、天皇を遠島にするも致し方ない」といった北条義時の考え方、また「天皇様御謀反」といった考え方、だが一方、「もし錦旗を立てて」天皇が先頭に立ってくるなら「馬を下り、弓のつるを切って」いかような御処分にも従えと泰時にいったその言葉。

この朝廷・幕府併存制度の先覚者の言葉は、勝海舟が『氷川清話』で言及しているように、非常に明確で立派な政治理念の裏打ちがあったはずである。

これらの政治理念は、中世ヨーロッパの皇帝や宰相や騎士団の考え方とは、雲泥の差があることは、言うまでもない。

だがこういった問題は、私には余りにむずかしすぎる。
そこでここでは、日本人が、二権分立というユダヤ人が夢みて果たせなかった制度を、何の「予習」もせずにいとも簡単にやってのけ、しかも自らは少しもそれを高く評価していないという事実は、中扉に載せたラビ・ハニナ・ベン・ドーサの言葉を思い起させるということを指摘するにとどめよう。

(後略~)

【引用元:日本人とユダヤ人/政治天才と政治低能~ゼカリヤの夢と恩田木工~/P71~】

確かに、天皇制に肯定的な一般の日本人でも、このことを高く評価している人はあまりいなさそうです。
ましてや、天皇制廃止を唱えている人たちなら尚更でしょう。

皇室を廃止しようとする輩、馬鹿にする輩は、まさに「日本の歴史を知らぬ奴」と評してよいのではないでしょうか。

日本が世界でも稀な二権分立を古くから確立した国であるという「歴史」を持つ国であること。

このことをはっきりと自己評価し、再認識することが、今後の日本国のあり方を考える上で欠かせないと思います。

次回は、天皇の政治利用や今後の皇室はどうあるべきか。
その辺りを書いてみたいと思います。


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コメント

一読者さんへ

一読者さん、コメントありがとうございます。

教えていただいた「大人の無法地帯」は存じてませんでした。実にわかり易く書いてあっていいですね。

今回の習近平と天皇陛下との会談の問題の本質が、「中国との外交スタンスそのもの」というご指摘は、なるほどと思いました。

また、中国との利権に関する考察についても非常に勉強になりました。

こうした政治利権に群がるか否かというのは、政治家を見極めるひとつの参考になると思いました。

本来ならば、こうした点をマスコミがチェックすべきなのでしょうが、「日中友好」をお題目にしているようでは、非常に期待薄ですね。

そんなこんなで、来年はますます混沌の一年になりそうですが、それでもポジティブに考えていきたいですね。

何はともあれ、一読者さんには、非常にお世話になった一年でした。また、来年も貴重なアドバイスをいただければ幸いです。

それでは、良いお年を。

  • 2009/12/31(木) 00:19:12 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

 たぶん今年最後のコメントになると思いますw

 最初に、すでにご存知だと思いますが、非常に興味深いエントリーを紹介します。

新世紀のビッグブラザーへ blog
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
続々言霊 思いがこもる言葉を持つ国に住む人たちへ 前編 (2009/12/28)
続々言霊 思いがこもる言葉を持つ国に住む人たちへ 後編 (2009/12/29)

 これらのエントリーで指摘されていることは、かねてから山本七平氏が指摘してきた点とも重なり、まさに「我が意を得たり」という感じで読むことができました。(コメント欄もなかなか充実しています)


 さて、
>天皇制に肯定的な一般の日本人でも、このこと(朝廷・幕府併存=二権分立)を高く評価している人はあまりいなさそうです…
 と仰っている点についてですが、少なくともネットユーザーの間では、この問題を「権力と権威の分離」という認識で、実際にはかなり理解が広まっているかもしれません。この背景には、おそらく「日本人とユダヤ人」に触発された渡辺昇一氏など多くの人の著作の影響があったのだろうと思いますが、他にも、ネット上では(ご存知かもしれませんが)「大人の無法地帯」というサイトが数年前から注目されていました。
http://www.infosnow.ne.jp/~sevas/adu-japan2.html
(「日本ってこんな国」をクリック→ページの一番下【過去の掲載文】の「天皇の価値(1~3)」をクリック)


 今回は習近平と天皇陛下との会談の強引なセッティングが、天皇の政治利用と批判されているわけですが、より本質的な問題は、中国との外交スタンスそのものではないか、という気がしています。日中国交回復以降、日本はしばしば中国に対する外交政策を誤ってきましたが、これは日本側が中国との関係をどう考えるかという国家ビジョンが明確ではなく、しばしば分裂してきたからでしょう。

 いわゆる古典的な「東アジア共同体」推進派である中曽根元首相は、戦後政治の総決算などと言って8月15日の靖国参拝を強行し、靖国を政治利用した挙げ句、中国内部の権力闘争で危うくなった胡耀邦の立場を慮るなどという理由で靖国参拝を取り止めてしまったため、それ以降、この問題がグダグダになってしまったことは周知のことです。

 また、今上天皇の最初の外遊となった訪中問題にしても、結局は、天安門事件で国際社会から総スカンを喰らっていた中国側の要請により、天安門事件の国際的な衝撃を希薄化するために利用された典型的な例でしょう。

 今回の習近平との会談も、胡錦濤の後継者争いをしている習近平に対して、もともと胡錦濤直系の後継者(共青団)である李克強と極めて近しい小沢氏が、おそらく胡錦濤側の要請を受けて、習近平(太子党・上海閥(江沢民一派))の面子を立てる(恩を売る)ために天皇陛下との会談をゴリ押しした、という点が最大の問題ではないかと考えています。

 さらに、こうした中国側の要請に答えることによって、旧経世会や旧中曽根派が様々な利権(典型的にはODAのキックバック)を獲得していたであろうことは、しばしば指摘されてきたことです。

 このような中国に対するODAの廃止が政治問題化したのは、小泉政権(最終的な決定は安倍政権?)であり、その延長線上に麻生外相の「自由と繁栄の弧」構想が国家ビジョンとして策定されたということでしょう。この「自由と繁栄の弧」構想は、日米関係の変質を補完すると同時に、対中関係については、一言で言えば「敬して遠ざける」ものと言ってよく、中国側から見れば、「中国封じ込め政策である」と反撥したくなるのも分からなくはありません。ただ、日本の国益からすれば、極めて妥当なものと個人的には考えています。

 また、今回の習近平との会談のゴリ押しや民主党の環境政策に関する各閣僚(とくに経産相)などの発言を総合すると、民主党は小沢氏を中心に、日本の環境技術を(ただ同然で)中国に売り渡すことによって新たな利権獲得を目指しているのではないかということが、多くのチャイナ・ウォッチャーが指摘している点です。(さすがに、小沢遣唐使団の国会議員全員と胡錦濤主席自身が握手をすることが見返りだ、などというのではお粗末すぎますからねw)


 なお、普天間基地移設問題は、日本の安全保障上重要な軍事的理由(台湾有事に備えるため)から、県外への移設はあり得ないということを考えれば、この問題を推進することでどこが得をするのか、という視点も極めて重要になってくるでしょう。

参考:週刊オブイェクト - なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか
http://obiekt.seesaa.net/article/136231624.html

 まぁ、今回の民主党への政権交代について、中国による民主党へのテコ入れ、あるいはマスコミや財界への圧力があったであろうことは、単なる陰謀論ではなく、公然の秘密と言っていいかもしれませんが。


 それでは、色々と大変な年になるかもしれませんが、良いお年をお迎えください。

  • 2009/12/29(火) 14:14:11 |
  • URL |
  • 一読者 #-
  • [編集]

佐藤生さん、tikurinさんへ

>佐藤生さん

ご無沙汰してます。コメントありがとうございます。

天皇の政治利用というのは、避けられませんが、今回の場合はちょっと強引でしたね。
ご指摘の自民党時代の「昭和天皇訪中」は、中共に一方的に政治利用された感が否めないのですが、あれは日本にどういったメリットがあったんでしょうねぇ?

小沢幹事長の政治資金管理団体の疑惑もいろいろ昔からあるようですね。

なぜ、彼の場合はそんなに問題にならないのかいつも不審に思います。
自殺した松岡農相なんか、事務所費問題であれだけ責められたのに…。

それでいて、なぜ僕だけなんだと検察批判しているのだから、非常に面の皮が厚い。

彼の主張する国連中心主義と言ったって、本当にそうするか怪しいものです。
小沢幹事長は、権力を握る為にはどんな主張でも展開しますからね。

私は、昔から小沢幹事長は全く評価していませんし、最近の言動をみると、ますます許せない気持ちになって仕方ありません。

>tikurinさん

ご無沙汰しております。コメントありがとうございました。

tikurinさんも、極東ブログに投稿されていたのですね。

極東ブログでの二度目のコメントは、天皇制のモデルについて言及されていて、なるほどと感嘆しました。
しかし、鳩山内閣というのは、本当に言葉と実際の行動が乖離していて信用の置けない政権だと改めて思います。

それはさておき、お二人共、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

  • 2009/12/27(日) 22:20:17 |
  • URL |
  • 一知半解 #f2BEFQoE
  • [編集]

天皇の政治利用

極東ブログのコメント拝見しました。一体誰だ、と思ったら一知半解さんで納得しました。的確なコメントでした。でも、finalventさんの今回の論の論理構成は、誤解を招きやすい荒っぽい部分がありましたね。よく分かるように説明しないと。

  • 2009/12/27(日) 12:39:06 |
  • URL |
  • tikurin #wQAHgryA
  • [編集]

ブログ拝見しました

ご無沙汰いたしております、佐藤生です。

一知半解さんのブログへは、定期的にアクセスして・拝見しているのですが
コメントを控えておりました。(文明論・文化論に類する議論は苦手です)


今回のテーマ「小沢一郎」氏については、かなりの関心を持っております。
 1.天皇の政治利用について
 2.ご自分の政治資金管理団体について
 3.国連中心主義について

その1:天皇の政治利用について
 これは、議論の余地がありません。
 記者会見における「国事行為」についての見解を撤回された様ですが、
 あの時の強権的な恫喝は、氏の本質そのものと感じました。

 しかし、自民党政権時代にも「昭和天皇のご訪中」という重大な
 策謀が実在したのです。

その2:ご自分の政治資金管理団体について
 「陸山会」が所有する数十億規模のマンション・不動産など
 不可解な事実があります。

 田中角栄 → 金丸信 → 小沢一郎 という金権体質は受け継がれて
 いるんですね。
 今月の「大訪中団」も、「利権」目当てそのものです。

その3:国連中心主義について
 この人の外交戦略については、一貫性のない「??」の連続です。
 仮に、「台湾海峡」で事件が起こった事態には、どうするんでしょうか。
 「国連軍」の派遣など、Chinaの拒否権によって不可能です。

以上、細部についての議論は差し控えますが、主たる論点のみを取上げて
みました。


年の瀬も押し迫りました、くれぐれもご自愛ください。
来年も、宜しくお願い申し上げます。

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一知半解

Author:一知半解
「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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