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一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

iphoneアプリ「散歩計GPS」でジョギングを始めました。

だいぶ更新が滞ってしまいましたが、ようやく今年初めてのブログ更新でございます。
こんな過疎ブログをご覧の皆様、遅まきながら今年も宜しくお願いいたします。

さて、年初めの記事は政治や山本七平から離れて、自分自身の軽い話題で始めようと思います。
すっかり中年オヤジということで、ここ数年メタボ体質が進んでおり、情けないことに礼服のズボンが履けなくなる始末。
流石にヤバイということで、ジョギングでもせんとイカン、と考えておりました。

しかし、典型的な三日坊主の自分のこと、ただ走るだけでは長続きしないことは必至。
そこで、目を付けたのが次のiphoneアプリ↓です。

■App store/散歩計GPS
これは、歩いた距離と時間と場所をGPSを利用して計測して記録してくれるというアプリなのですが、カロリー計算までしてくれる優れものです。

◆起動画面はこんな感じ↓
散歩計GPS

◆で、スタートボタンを押すとこんな地図画面↓になります。
散歩計2

また、このアプリは日々の走行記録もログとして残せるし、走行結果をグラフとして集計してくれるので、自分がどれだけ走ったのかが一目瞭然なので、励みになりますね。
そんなこんなで三日坊主のわたくしですが、インストールした1月中旬以降、ほぼ毎日、平均3キロを走破しております

しかし、こんなアプリがあるだけで、嫌だったランニングに精が出せるのだから面白いですね。
そういや、上記画面を見ていただければ判るように、起動中音楽も聴くことができます(つか、そんなのiphoneじゃあ当たり前の機能ですが…)。

最後にジョギング中に聴いている曲を幾つかご紹介して終わりますね。
では、今年もよろしくどうぞ。

■Eden of the East 東のエデン ED

↑この曲は疾走感に溢れていて、実に気持ちよくリズムに乗って走れる曲。バックに多分ヴァイオリンか何か弦を使っていると思うんだけど、その旋律が心地よくカッコいい。最近のお気に入りです。

■ローリンガールを歌ってみた(vip店長)

↑この曲もノリが良くて、ジョギングに最適。転がるように走れます(笑)。

■【ニコカラ】般若心経ロック(唄あり)【初音ミク】

↑この曲は以前も取り上げましたが、私はコレで般若心経を暗誦しました。これを聴きながら走るとアルファ波が出まくりです。

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みっくみく(笑)にされちゃいました!

いささか旧聞になりますが、『LAからリポート:「まだ震えが止まらない」――初音ミク初の米国ライブで何が起きたのか』とのネット記事がありました。

普段、私のような政治系の記事をお読みの方は、多分「初音ミク」をご存じない方が多いでしょう(私も存在を知っていただけのクチ)から、詳しくはwikipediaを参考にしていただければなんとなくおわかりいただけるのではないかと思います。

要はコンピューターが歌を歌うヴァーチャルな人型キャラクターと言ったところでしょうか。
初音ミクの名前の由来も「未来(ミク)からの初めての音」から来ているそうです。

誰でもこの初音ミクのソフトを使えば、自分のパソコンで彼女に自作だろうが他作だろうが自由気ままに歌を歌ってもらうことができる訳ですが、この技術をベースに、今ネット上で一大ムーブメントが起きているのです。

これはまさに音楽史上に残るエポックメイキングな出来事ではないかと。
ボーカロイドという新たなミュージックのジャンルが出現したのですから。

たとえが適切かどうか判りませんが、個人的には、ストラヴィンスキーが「春の祭典」を初演した時、当時の人たちに与えた”衝撃”に似ているような気もします。
それだけ革新的だと思います。

私ももういい加減アラフォーのおじさんですから、正直あまり興味はなかったものの、上記の記事に触発されて幾つかそのライブ映像をyoutubeで見たのですが、すっかりとりこになってしまいました。

まず、驚かされたのが、ステージ上に3Dっぽい画像の初音ミク(ほぼ人と同サイズ)が非常に滑らかな動きで所狭しと動き回っていること。どうやらステージに透過性のプロジェクターボードを立てて裏からプロジェクターで投影しているらしいのですが、おそらくコンサート会場で見たら、3D画像が浮遊しているような感覚に襲われるのではないかと。

そして何よりショックだったのがコンサート会場の人達の反応。
ヴァーチャル・アイドルに熱狂する様は、アラフォーのおじさんには物凄く衝撃でした。

生身の人間ではない、コンピューター技術が作り出した”虚像”に熱中する様をみると、芸術であれ何であれ、人が作った「人工物」に感動するのは昔から変わらない人間の性(さが)なんだなぁ…と改めて思わされました。

最初は不自然に感じた電子っぽい響きの声は、わざと残しているのか、それとも人間の声に成り切らないのか定かではありませんが、何度が見ているうちに、これはこれでヴァーチャルっぽくて味があるように思えてくるから、慣れというのは不思議ですね。

幾つか動画を見て回って、これは良いと思った動画クリップを以下紹介しておきましょう。
こういうオタクっぽいものに拒否感がある人も居るかもしれませんが、食わず嫌いはやめて見てみる事をオススメします。
私なんかも保守的で普段はクラッシックばかり聴いているのですが、たまにはカルチャーショックを味わうのもイイモノです。
是非ご覧あれ!

■初音ミク オリジナル曲 「裏表ラバーズ」【PV】

↑個人的にこの曲がもっともボーカロイドらしさ一杯の名曲だと思う。ビデオクリップとしても曲とマッチしていて非常にクオリティが高い。
しかし、これだけ早口で歌うのは人間には無理な筈…とおもったが、次のクリップ↓を見ると、見事に歌いこなしている人間が居てビックリ!


■『裏表ラバーズ』  歌ってみた 【蓮】

↑初音ミクと比べて歌の内容が聞き取り易い。人間の能力は計り知れないな。男が歌ってもかっこいー!


■ミクの日感謝祭 / Miku 39's Giving Day HD - 18.裏表ラバーズ

↑ちなみにこちらはライブ版。終わりにメンバーの紹介までやっている(驚)。


■Hatsune Miku - Po Pi Po (Concert Ver.)

↑この曲もなんちゅうか、ボーカロイドらしい一曲。ミクちゃんのダンスが素晴らしい!ロス公演では外人さんにまで「ソイヤ、ソイヤ!」「ドッセィ、ドッセィ!」と叫ばしていたらしい…。初音ミク恐るべし。


■【オリジナル曲PV】マトリョシカ【初音ミク・GUMI】

↑この曲も非常にオリジナリティが高く、個人的に評価したい名曲。


■World is mine Miku Hatsune live HD with English sub

↑多分これが初音ミクの代表曲、かな。米国トヨタのCMにも使われているくらいなので。


■Spica Miku Hatsune live HD with English sub

↑リズムや転調の変化が楽しめる一曲。


■ミクの日感謝祭 えれくとりっく・えんじぇぅ 初音ミク LIVE HD

↑この曲の疾走感はハマる、快感。なんか出だしが爆風スランプっぽいけど。


■[Eng Sub] Double Lariat - Vocaloid - Hatsune Miku 39's Giving Day Concert

巡音ルカの踊りと曲がよくマッチしている。実に自然な動きでグッド。


■Megurine Luka - Just Be Friends Live in HD

巡音ルカの大人っぽさが味わえる名曲かと。


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名作アニメ紹介:「魔法少女まどか☆マギカ」の衝撃!

なんと素晴らしいアニメ作品を出会えたのだろう…。

正直、全編(1~12話)を通しで見終わって一週間ほど経つが、いまだに衝撃を受けた余韻に浸っている自分がいる。

アラフォーのおじさんが、(曲がりなりにも)少女アニメにハマる、というのはか・な・り気恥ずかしい。
ただ、「魔法少女まどか☆マギカ」を観て、この感激を誰かに言わずにはいられない自分がいる。
そこで今回、ブログ記事に簡単に感想をしたためることにしました。

アニメ作品と言えば、普段それほど熱心に見ている訳でもないのだけれど、たまたま魔法少女まどか☆マギカというアニメが話題になっている(エヴァ以来のお祭り状態だとのこと)という情報やローソンでキャンペーンキャラクターとして採用されたとの話を見て興味半分に観たのがキッカケ。

しかし、第1話からすっかり引きずり込まれ、先週の土日二日掛けて一気に観通した。
一つとして捨て回が無い。
物語の伏線があちこち巧みに埋め込まれ、最後までどうなるのだろう?と一瞬たりとも飽きさせない。

絵柄と内容との(良い意味での)ギャップ。
想像を上回る展開の見事さ。
人物描写の緻密さ。
場面場面に見事なまでにマッチしたBGMの素晴らしさ。
そして、世の中の不条理、冷徹な事実を思い知らしめるストーリー。

終盤、涙なくして観れませんでした…。
今想い返すだけでも涙腺がゆるんできます。

自分が泣いたアニメといえば、古くは「フランダースの犬」の最終回ぐらいしか思いつかないし、最近では、「千と千尋の神隠し」のハクが龍から戻ったシーンとか、ディズニー映画「美女と野獣」の変身シーンくらい。

しかしながら、ここまで感動したアニメは無かった。
これほど印象に残るアニメを見た記憶がない…。
しばらく現実から離れ、カタルシスに浸ってしまいそうです(苦笑)。

その素晴らしさは到底、自分の文章では言い尽くせませんが、アニメファンでは無い方も、このアニメだけは必見だと思いますです。
少女漫画チックな絵柄だけを見て、観ずに終わる人も多いかと思いますが、騙されたと思って観てください。
ハマること間違い無しです。
自分としては、特にこれから社会に出る若者に観てもらいたいなあ。

とにかくこのアニメを通じて、日本のアニメレベルの高さというものを改めて実感されられた次第です。
この作品を世に送り出してくれたクリエーターの皆様に感謝!

最後にネタバレになりますが、幾つかyoutubeで見つけた名場面シーン↓を紹介して終わります。

■[ニコカラ]コネクト(On Vocal)

↑オープニング曲。この作品は曲も素晴らしい。

■[ニコカラ]Magia【Onvocal】(魔法少女まどか☆マギカED)

↑エンディング曲。おどろおどろしいリズムで始まる実に印象深い歌だが、作中でも戦闘シーンによく使われている。


■homura's song

↑ほむらのテーマメロディに、アメリカ人が歌を付けて歌っているのだけれどこれがなかなか良い。


■Akemi Homura VS Walpurgis Night

↑ほむらvsワルプルギスの夜の最終決戦シーン。著作権の問題を回避する為か画面が左右逆転している。とにかく哀愁漂う曲調が心に沁みる。梶浦由紀先生はまさに天才!途中で切れているのが惜しい…。


■Madoka Magica awesome fight scene.

↑さやかの戦闘シーン。影絵という手法がさやかの心情を見事に描いている。それに、BGMが悲しすぎるヨ…。


■For One True Friend

↑魔女となったさやかと杏子が戦うシーン。これも泣ける。


■【魔法少女まどか☆マギカ】まどカルタ作ってみた【鬱も少しあり】改

↑まどマギの含蓄ある名言集が楽しめます。



【関連記事】
◆日向冬樹役:川上とも子氏逝去を偲びつ、ケロロ軍曹「決戦!第3大臼歯」のご紹介
◆スカイ・クロラ、観てきました
◆「ファンタジア」と「ファンタジア2000」のご紹介


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戦隊シリーズ最高傑作「侍戦隊シンケンジャー」がついに終了

いやぁ、とうとうシンケンジャー終わってしまいました。寂しい…。

あの仮面を最初に見たときには、なんじゃこりゃと思ったものですが、子どもと一緒に観ているうちに、自分の方がハマってしまった(汗)。
(結構、同じパターンでハマっている親が多いらしい。)

特に今年に入ってからのストーリー展開が凄くて目が離せませんでした。

最終話も、敵の総大将血祭りドウコクを倒したのは良かったけど、その後のメンバーが散り散りに去っていく展開だったので、なんとなく切ないと言うか、後ろ髪を引かれるというか…。
終わり方も秀逸だったなぁ。

子ども向けの番組としておくのはモッタイナイくらい。

公式HPの掲示板↓に書き込まれたコメントを読んでもらえれば、如何にこの戦隊モノが凄かったか。
わかっていただけるのではないでしょうか。

http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/contents/bbs/

記念に、私のお気に入りの戦闘シーンとお涙頂戴のシーンをご紹介(ちなみに最終話ではありません)。
youtubeでは、英語字幕入りの動画がアップされていますが、外人さんたちのコメント見ても、シンケンジャーには感動しているみたいですよ。

最初に紹介するのは、シンケン・レッド志葉丈瑠の最強のライバル、はぐれ外道の腑破十臓(ふわ じゅうぞう)との炎の中での最終決戦のシーン↓。
思わず魅入ってしまうほど、見ごたえがあって素晴らしいの一言。腑破十臓の鬼気迫る演技をご覧あれ。

◆Shinkenger 47 English Sub Part 1 of 3



続いてご紹介するのは、腑破十臓を倒した後、サムライたちの絆が結ばれたシーン↓。
涙なくしては観れません。

◆Shinkenger 47 English Sub Part 2 of 3


もう続きがないのが残念です。
次の戦隊モノは、天装戦隊ゴセイジャーというらしいですが、シンケンジャーのように楽しめるかどうか。
ちょっと厳しい気がしますが、良い意味で期待を裏切ってほしいですね。

【関連記事】
・これぞクール・ジャパン/侍戦隊シンケンジャー!いざ参る!!
・スーパー戦隊シリーズ史上最高傑作「サムライ戦隊シンケンジャー」


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スーパー戦隊シリーズ史上最高傑作「サムライ戦隊シンケンジャー」

いやぁ~、凄いです。
なにが凄いって、サムライ戦隊シンケンジャー↓の展開が、なんですが。

以前にも、拙記事「これぞクール・ジャパン/侍戦隊シンケンジャー!いざ参る!!」でシンケンジャーの面白さについて書いたことがありますが、子ども向けとは思えないほど、(ベタですが)ストーリー構成がしっかりしているんですよ。
主人公らの人物像も過去の経緯を絡めて緻密に描かれていて、大人でも安心して楽しめる極上エンタテインメントなんですね。

そのシンケンジャーも終盤に来て、意外な展開。
まさに波乱万丈です。

まさかまさか、第十八代目志葉家当主である主人公シンケン・レッド役の志葉丈瑠(しばたける)が、本当のシンケン・レッド/志葉薫(しばかおる)の影武者だったなんて…。
(おかげでうちの息子には、影武者の意味を説明するのが大変でしたよ~)

影武者として偽りの殿を演じ、家臣達を騙し、危険な戦いに巻き込んできた…という負い目を一人で背負ってきたという志葉丈瑠の苦悩がうまくストーリーに織り込まれていて、不覚にもちょっと涙がこぼれました。

また、ジイ役の日下部彦馬を演じている伊吹吾郎が、実にいい味を出しているんです。
殿とジイの間に結ばれた主従の絆にもホロっときました。

シンケンジャー公式HPにある掲示板の目安箱↓も感動コメントの嵐です(笑)。

http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/contents/bbs/

子ども向けのスーパー戦隊シリーズでこんなにも深い人間模様のドラマが見られるとは…。

こんな、苦悩を背負った主人公が、過去の戦隊シリーズでいただろうか?
前作のゴーオンジャーが非常に軽いノリの正義ヒーローだったことに比べると、雲泥の差です。

子ども向けの番組にしておくのが、もったいないほどのドラマじゃないだろうか。
この作品は、(過去にみた中で)スーパー戦隊シリーズ最高傑作だと私は思います。

今は、早く結末が知りたい気持ちと、終わって欲しくない気持ちが交錯中。
あぁ~、来週の日曜日がいまから待ち遠しいです。


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一知半解

Author:一知半解
「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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