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一知半解なれども一筆言上

山本七平マンセーブログ。不定期更新。

残念無念+事務報告

8時半現在の選挙速報を見る限り、民主党の圧勝みたいですね(涙)。
下手すると3分の2(320議席)を超える見込みも十分ありそう。

まぁ、これが小選挙区の特徴ですから仕方ありませんが、それにしても振り幅が大きいですね。

残念無念の一言ですが、この結果を受け入れ、今後の景気悪化を覚悟することにします。
政権交代喜んでいる人も、それだけは覚悟しましょうね。

それはさておき、明日の月曜日から土曜日まで出張にいくのでネットから離れます。
なので、コメントへの対応等遅れますがご了解ください。
よろしくお願いします。


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「政権交代=景気後退」を選択する「変えなきゃ馬鹿」

忙しくてなかなか更新出来ないこの頃です(汗)

今日は、地元川越に麻生首相が街頭演説に来るとのことだったので、仕事を定時で切り上げて駆けつけました。
”生”麻生なんてめったに見れませんからね。

午後7時過ぎに本川越駅に駆けつけたところ、既に駅前の広場は物凄い人だかり。
バス乗り場で乗降客が動けなくて、怒っていたほどでした。

初めて首相の演説を生で聞きましたが、意外にソフトな語り口だったな…という印象を持ちました。
(前座の議員のテンションが高かったからかも知れません。)

演説の内容は、普段の麻生首相の言動を知っていたので、特に新味はなかったけど、「政権交代=景気後退」という掛け言葉のフレーズには、なるほど…と頷けるものがあった。

というのも、民主党の経済政策を見る限り、間違いなく景気は後退すると思われるので。

経済には全くうとい私なので、あくまでも経済政策の是非はネットの情報を参考にさせてもらっています。
今日は、経済に素人でも参考となると思われるブログ記事↓や動画を紹介します。

・「フロー(GDP)⇒フロー(GDP)」問題

(~前略)

そもそも景気対策というのは、GDPを拡大することです。

政府はそのために、金融政策なり財政政策なりを実施するわけです。

民主党方式でパイの一部を奪い取り、パイの別のところにくっつけたところで、全体は拡大しません

(~中略~)

現在、09年当初予算に盛り込まれた公共事業7兆4千億円の内、4兆円以上の契約が終了しています。

このまま予定通り事業が施行されれば、フローの拡大(乗数効果)が始まるわけですが、民主党は公共事業を大々的に削減するという姿勢を変えていません。

例えば5兆円の公共事業をストップすると、それはそのままGDPのマイナスになります。

もちろん、フローの問題だけではなく、事業が中止された結果、雇用は確実に悪化します。
要は、失業者が増えるわけです。

さらに、その5兆円が「子ども手当て」に回されたとして、それが貯蓄に回ってしまうと、GDPは全く増えません。

子ども手当ては減税などと同じ所得移転ですので、配られるだけではフローは拡大せず、あくまで「使われなければ」GDPは増えないのです。

(後略~)

「新世紀のビッグブラザーへ blog」より一部抜粋引用



・変えなきゃ馬鹿の壁(永田)

(~前略)

しかし、ここで民主政権になると、間違いなく経済は悪化します。

それも壊滅的な悪化です。

民主党は、政権を取ると、現在経済を下支えしている予算を停止するそうです。

これにより、直ちに雇用悪化と中小企業の連鎖倒産と需要縮小とが起き、互いに連鎖し、今まで誰も見たことが無いようなデフレスパイラルになります。

無駄遣いを無くして12兆円の財源を確保するのだそうですが、税収が20兆円減少する中でこの議論は吹っ飛ぶと思います。

というような話をしても、変えなきゃ馬鹿の壁を崩すのは難しいです。

唯一の慰めは、民主党政権の下で訪れるであろうデフレスパイラルの惨禍を、変えなきゃ馬鹿も一緒に受けるであろうということです。

ご愁傷様。でも僕も付き合いますのでご心配なく。

かなり機嫌悪いです。
民主党の政策を評価した上での支持であれば、ここまで腹は立たないのですが。

「カムイスペースワークスブログ」より一部抜粋引用


永田先生の怒りが、下線部に込められていますね。

ちなみに、こちら↓の動画もおすすめです。
特に「自民党と民主党の経済政策の違いを説明してみる」というのは、両党の違いを公平に説明していると思うので是非民主党支持者には一度見てもらいたいなぁ。
・自民党と民主党の経済政策の違いを説明してみる



こちら↓は、反民主党なのがあからさまですが、わかりやすく説明していると思います。
・【友愛無罪?!】景気回復断固阻止!民主党



経済対策一つ取ってみても、どちらが良いのか明らかなのに、今回の総選挙は民主党が大勝してしまうのでしょうね。そして再び更なる不況が訪れる…と。

その結果を「変えなきゃ馬鹿」も等しく受けるわけですが、彼らはそんなこと予想もしてないのだろうな…。
そしてその選択をしたのが、自分であったことも忘れて「だまされた」などと批難し始めるのでしょう。

永田先生のお怒りもごもっともですね。


(追記)
実に卑近なたとえで申し訳ないですが、自民党と民主党の違いって「うんこ味のカレーか、カレー味のうんこか?」ではないかと最近思えてなりません。

まぁ、今週の日曜には、カレー味のうんこを喰って「美味い~!」と叫ぶ「変えなきゃ馬鹿」の喜ぶ様を腹いっぱい拝見できるのでしょうね。

後で腹下しても知らんゾ…と言えないのが、つらいところですね(泣)


【関連記事】
・メディア脳に侵されるな!
・「日本は恥ずかしい」という民主党幹事長


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【ご報告】コメント欄に「おまかせ禁止ワード機能」が設定されていたので無効にしました。

最近、コメントしようとしたら「禁止ワードが含まれています。」という警告が出て、コメントできないとの報告をコメンテイターの方々から頂いていたので、FC2のインフォメーションを調べてみたところ、原因がわかりましたので報告いたします。

その原因は、FC2のスパム対策強化でした。

・【ブログ】スパム対策を強化しました!

今年の7月下旬には実施されており、拙ブログでもその機能がいつの間にか「有効」となっていました。
そんなの知らなかったヨ。FC2さん。

上記の案内にはユーザーから幾つかコメントが付けられているのですが、次のコメント↓など激しく同意です。

■その禁止ワードの内容を開示していただけないと使い物になりません。

上の「書き込み制限」のご意見ですが、おそらくアダxxカテゴリのURLがアダxx以外のブログで制限がかかっているように思います。
どこにこの変更点についてのアナウンスがなかったようですので、変更点を説明したうえで、ブログ管理者に選択権を与えるべきではないでしょうか?
名無しさん | | 2009/07/23/Thu 18:06 [EDIT]

■ 勝手に「利用する」に設定しないでほしいな
自分のブログにコメントできなくて困った。
「おまかせ禁止ワード」の存在を知らなかったため
「禁止設定」をいじっていたのたが、「コメント設定」の方とはね。
設定画面のユーザビリティ改善を待つ。
名無しさん | | 2009/08/13/Thu 22:02 [EDIT]


ログイン画面に時々サービス変更のお知らせメッセージが出るのだが、どうも見落していたらしい…Orz。
でも、勝手に有効に設定しないでほしいなぁ~。
しかも、上記コメントにあるように「禁止設定」のカテゴリではなく、「コメント設定」の方だったことも、原因をわからなくさせる一因ですよ。

とにかく、原因は推定できたので、下記の画面を見ていただければわかるように、変更しました。
FC2コメント欄設定画面
(↑をクリックで大きくなります)

それと、ついでに、現在の設定状況も公開しておきましょう。
FC2禁止ワード/禁止IP・ホスト設定画面
(↑をクリックで大きくなります)
これで、だいぶコメントを拒否される可能性は減ったと思います。
コメント拒否されていた皆さん、お騒がせして済みませんでした。

ただ、次のコメントを見る限り、「おまかせ禁止ワードフィルタ」を無効にしてもダメなケースがあるようです。

■ No title
【おまかせ禁止ワード】 を [ 利用しない ]に設定しているのにもかかわらず、『最近コメント投稿が制限されている』とコメント投稿者から連絡を受けています。

そのコメント内容は記事の内容に則した情報とURLが載っており、ためしに自分で投稿してみたらやはり『書き込み制限を受けています』と表示され投稿できませんでした。

コメントに書かれたURLは『ニコニコ動画どう?』様(http://nikonikodougadou.blog19.fc2.com/)の記事のURLで、試しに頭の『h』を取って送信したら投稿できました。

私はこのようなトラブルでコメント投稿者に不愉快な思いをさせたくないので【おまかせ禁止ワード】 を [ 利用しない ]に設定しているのです。

利用しない設定をしているのにフィルタリングされているのは何故なのでしょう?
名無しさん | | 2009/07/31/Fri 23:29 [EDIT]

■ 裏口で良いですから、
2009-07-23 18:06  名無しさんと同意見です。

管理人へのお知らせもしくはメールででも構いませんので、
内容を教えていただけませんでしょうか。

何を制限されているのか分からなければ、自分の方で
何を追加で制限すれば良いのか分かりません。
ゲームカテゴリの人など、特定のジャンルだけに来る
スパムも荒らしもあるようですし、自分の方での制限と
かぶっていると、1000文字制限のスペースが無駄に
なります。
竹山むべ | | 2009/08/04/Tue 11:34 [EDIT]

しかし、何を制限しているのかわからないというのは、やめてほしいなぁ。
情報統制っぽくて、気味が悪くてしかたない。
FC2には、「禁止ワード一切無し」選択できるようにして欲しいところです。


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日本は穢土/自国を貶める人間は、自分が「きれい」であることを証明したいだけ。

日本って、元々舶来物が好きなお国柄のせいか、「出羽の守」な人たちが多いですよね。
そしてそういう人ほど、自国を貶めたり軽蔑したりしがちです。
どうしてそうなってしまうのかなぁ…と昔から不思議に思っていたのですが、山本七平岸田秀の対談を読むと、その理由の一端がわかるような気になりました。

今日は、その対談の一部(前回の記事『内なる「悪」に無自覚な日本人/性善説がもたらす影響とは?』で引用した対談の続きになります。)を、以下ご紹介していきます。

日本人と「日本病」について (文春文庫)日本人と「日本病」について (文春文庫)
(1996/05)
岸田 秀山本 七平

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前回の続き)

岸田 そこで、この悪い社会をぶっつぶせばよい、と。
革命もまた性善説を前提にしているんですな。


◆日本は穢土

山本 と同時に、どこかの国でそれが成就しているという錯覚を絶えず抱きます
だから、成就していないことが証明されてくると、深く幻滅する。

中越戦争などは好例ですね。

岸田 幻滅しても懲りずに恋愛する惚れっぽい女にかぎって、惚れられたほうが迷惑している事実に気づかない。

だから、この幻滅の構図は、片思いの女がふられたときと似ていますね。
あんなに自殺をするほど愛していたのに、なぜ受け容れてやらなかったのか、と、振ったほうが非難される。

振れば自殺するほど惚れられるなんて、惚れられるほうにすれば、えらい迷惑なんですが、相手にしてやらないとなぜか薄情だときめつけられる。


山本 そうだ、この間ニューヨークで、日本人留学生が、アメリカの女性を殺した事件。
相手の女性はきっと、日本人研究かなんかしていたに過ぎないんでしょう。(笑)

岸田 日本の男性は一途に、純粋に思い詰めた。
日本では同情が集まるかもしれないがアメリカでは無理ですね。

しかし、日本人はどうして惚れっぽいのかなあ。ドイツに惚れたり、アメリカに惚れたり、北京に惚れたり、ベトナムに惚れたり、忙しいことです。

どこかほかの国に次々と惚れるというのは、つねに日本の現実を汚いと感じているからでしょうか。


山本 そうですね。やはり浄土希求。日本は穢土で、向こうが浄土

そういえば東の方にはあまり浄土がないですねえ。
西方浄土でなくてはいけないんでしょう。

そして汚れた日本に居ても、自分は浄土を希求し、穢土である日本を批判するがゆえに純粋であると考える

岸田 自分の純粋さを裏付けるために、どこかの浄土に惚れこむんですな。

山本 だから、あの国は浄土でないなどと、かりそめにも指摘してはいけないんだ。

岸田 惚れている女の悪口は禁句です。アバタをアバタと指摘してはいけない。(笑)

山本 しかし、幻滅さえしなければ「振られてもなお」という心情はあります。

ベトナムを懲罰したように、かつて毛沢東は日本にも懲罰を下すべぎだと発言したという話がもし伝わったとしたら、心酔者はベトナム人と違ってひたすら反省したんじゃないですか。

総理大臣以下、全員が悪いくらいのことを言いかねない。

岸田 東京裁判を盲目的に認めた心理と同じですね。

東条英機らが靖国神社に祀られていたことが問題になりましたけど、戦犯というのはつまりアメリカの裁判で有罪になったんですよ。

彼ら指導者の誤りによって、多くの日本人が悲惨な目にあったという罪で日本人が彼らを裁いたのならば、たしかに靖国神社に祀るのは問題があります

しかし、日本の基準ではまだ犯罪者であるかどうか決まっていないんです。

自分では裁判をせず、アメリカの裁判で犯罪者とされたその基準を盲目的に受け容れているわけですね。

彼らを犯罪者と見なすというのなら、日本の裁判でやるべきです。

実際、彼らは裁判にかけられてしかるべきほどの過ちを犯しています。

しかし、日本の裁判にかけていない以上、日本人が彼らを犯罪者扱いするのはおかしい

別に、彼らを弁護する気はありませんがね。

しかし、どんな国家でも、その国民一般の平均水準以上の指導者を持つことはできないんですよ。

たまたまその水準を抜きん出た賢明な指導者がいて、国が間違った道にはまり込もうとしているのに気づいて押しとどめようとしたら、暗殺されるか、暗殺されないまでも失脚させられます。

そして国民は、国民の気に喰わぬことをしようとした者が暗殺されたことを拍手喝采して喜ぶでしょう。

みんなの拍手喝采が得られることなら、どんなことでもやるという連中には、いつだって事欠きませんから、暗殺者はいくらでもいます。

もし、当時、東条が勇断をふるい、アメリカと妥協して、大陸撤兵を決意したりしていたら、確実にテロで殺されていたでしょうね。

東条なんて、気の小さい平凡な男で、救国の英雄といった柄でも、極悪人といった柄でもなかったと思いますが、評価をガラリと変えたのは国民の方でね。


山本 そのことに誰も疑問を感じないところがおもしろいな。

岸田 簡単に百八十度転換できるわけです。

戦争中は非国民という諸悪の根源をつくり、戦後は、かつて最高の善人、純粋人間であった軍人を、一握りの軍国主義者という名の悪人にする

しかも、その転換の奇妙さ不思議さに誰も気づいていない。


山本 「だまされた」という前提をつくるからでしょう。

一億全員が詐欺にかかった。
善人はだまされやすいんです。(笑)

善意を百パーセント通すには神にならざるを得ないのに、現実は、善意の通らない社会は悪いという考え方が支配的ですからね。

岸田 一度、問題をひっくり返して考えるといいんですよ。
なぜ、社会に通らない考えを善意と考えるのか、と。

通らないのは、「善意」の側にそれだけの理由があるのではないか、と。


山本 そう、そう。それこそが真に問うことの第一歩になるはずです。

(次回に続く)

【引用元:日本人と「日本病」について/純粋信仰/日本は穢土/P137~】

この対談の中には、いくつも参考になる事柄がありますね。

まず、なぜ惚れっぽいのか?ということですが、これは、「責任転嫁しても自覚がない」という”症状”とどこかつながっているような気がします。
「自分は善い、しかし、社会が悪い」との単純な視点で他者を責めれば万事解決というような「安易な思考」であるからこそ、惚れっぽくなるのではないでしょうか。

また、「惚れるというのは、つねに日本の現実を汚いと感じているから」とか、「自分の純粋さを裏付けるために、どこかの浄土に惚れこむ」という岸田秀の指摘も頷けるものがありますね。

日本の現実を汚いと感じることは大事なのでしょうけど、自国を貶める人たちというのは、その汚さを現実的に受け止めて、日本の条件や前提を把握した上で、どうしたらよいか考えるという「プロセス」を省いてしまっているのではないでしょうか。

日本の立ち位置や状況を把握していないまま、ただ”感情的に”汚さを拒否する。
どうも、自国を貶める人たちには、そういう悪い意味での「純粋さ」というのを感じてしまいます。

次に、靖国神社A級戦犯合祀問題について、実に明快な岸田秀の論理が示されていますね。

岸田秀の論理で考えて見ると、アメリカの裁判で裁かれた事を以って、靖国神社合祀を反対することの「馬鹿らしさ」がよくわかりますよね。
この問題は現在でも問題になっておりますが、いまだに東京裁判史観に捉われ、判断を規制されている日本人が多いことを痛感します。

普段、アメリカのことを嫌いな人たちのはずなのに、そうしたアメリカ様の判断を盲目的に信じて、同胞を糾弾するのは、ある意味滑稽ですね。
自国を貶める人たちというのは、精神的にアメリカの奴隷も同然と言えるのではないでしょうか。
(共産党なんかよい例です。この件に関しては、アメリカ様の判断にべったりで、「靖国派」なるレッテル張りを行なうなど支離滅裂。結局は、自分がええカッコしたいだけなんでしょう。)

次に、「どんな国家でも、その国民一般の平均水準以上の指導者を持つことはできないんですよ」という岸田秀の”諦観”気味の指摘も、私には印象的でした。

自国の指導者の質を嘆く前に、われわれ国民一般のレベルをUPする必要がありそうですね。
とりあえずは、情報リテラシーを高めたり、メディア脳にならないようにすることでしょうか。

思いつくまま書いてみましたが、今日はこの辺で止めておきます。

次回は、この対談でも触れられていた『「だまされた」という前提をつくる』ことについて考えてみたいと思っています。反省を考える上で非常に重要だと思うので。
ではまた。


【関連記事】
・内なる「悪」に無自覚な日本人/性善説がもたらす影響とは?
・メディア脳に侵されるな!
・自己欺瞞と偽りの謝罪論【その1】


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内なる「悪」に無自覚な日本人/性善説がもたらす影響とは?

考えも意見もまるで私と違うけれど、それでもよく拙ブログにコメントやトラックバックをいただけるブログ主さんがいます。
「春夏秋冬」の和久希世さんです。

最近は、私の記事も(批判的ですが)取り上げてくれたこともありまして、それはそれで感謝しているのですが、彼女と議論を交わす度に、どうしても連想してしまうのが、山本七平岸田秀の次の対談です。
今日はその記述について紹介したいと思います。

日本人と「日本病」について (文春文庫)日本人と「日本病」について (文春文庫)
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◆現代日本教信仰箇条

(~前略)

山本 なるほど。それではこの諸症状とやらをしばらく挙げつらってみましょうかね。

今、お話にでた社会の中に不自然をみて、それを悪であるとする発想は、人間は善であるという性善説と表裏の関係にありますね。

人間は善い、自分は善い、しかし社会が悪いのだと。

岸田 つまり、その場合、社会の悪はどこから来るのかということまでは分析しない。今、お話にでた社会悪の構造的原因まで追究しないことが多いですね。

山本 そしてナマズを持ち出す
小室直樹さんが地震ナマズ説という比喩を使っているんですが、地震が起きるのはナマズが暴れるからだ、ナマズが諸悪の根源である、ナマズを殺せばすべてが解決するという発想ですね。

日本人は特にこの発想に陥りやすい

だから「諸悪の根源」は絶えず必要なんだそうです。

岸田 それで日本の捕り物には、必ず悪人が登場する。
そして悪人を殺すか、悪人が改心するかすれば、一件落着、めでたし、めでたしです。

悪人がいるから悪が生じる、世の中が善人ばかりなら悪は起きないという抜きがたい前提がある

悪が生じるのは、社会組織の何らかの欠陥に原因があるのではなくて、自分以外の誰かが悪人で、その悪人が「人間性」を失って悪いことをするからです。

いや、もっとも西欧にもユダヤ人を悪人に仕立てて、虐待した例があるから、日本人特有の幻想であるとまでは言いきれないんでしょうが


山本 ただ、西欧社会のスケープ・ゴートというのは、羊そのものに罪はないという意識が、スケープ・ゴートを仕立てる側にあるんですね。

羊は元来、罪とは無関係です。

そこで自分たちの罪を身替わりの羊に転嫁しているという自覚がある

第ニイザヤ書」の有名な「苦難のしもべ」にしても、新約聖書のキリストにしても、罪のない人間として設定されているからこそ、人間の罪をすべて背負って処刑されたりすることができる。

ところが、日本の場合は、諸悪の根源を殺しても、それが自分たちの罪を転嫁されて身替わりになって死んだのだという痛みがともなわないでしょう

何しろ″諸悪の根源″なんですから……。

岸田 罪をなすりつけている意識がまるでないわけだ。

山本 新約聖書には、善玉、悪玉という意味での悪人という存在は出てこないんですよ。
人間はすべて、いわば「善悪人」です。

岸田 ところが、日本の社会が悪人を必要とするのは、皆が自分を善人だと考えるからであって、自分の内なる悪に無自覚なためですね。

自分の内なる悪に無自覚だから、他人にそれをなすりつけなければならなくなる。

ほんとうの悪人というのがいるとすれば、それは、他人を悪人に仕上てあげる人なんですよね。
そうしているという自覚なしに

ぼくに言わせれば、あいつは悪人だと言って正義を振りかざす奴がいちばんたちのわるい悪人です。

それにしても、なぜ日本人はこうも簡単に自分が善人であると思いこめるのか


山本 これも幻想だな。

岸田 大いなる幻想、赤ん坊善人説につらなる幻想ですよ。

ぼくは以前、主観と客観は逆比例する、という文章を書いたことがあるんです。

たとえば、自分が思いやりの深い人だと思いこんでいる人間がいるとします。
自分は他人の気持ちをよく理解し、汲みとってやっていると、日頃考えているわけです。

すると、彼は自分が人の心を理解せず、人を傷つけるケースがあってもそれに盲目になる。

自分を思いやりの深い人間と思っている者は、じつは自分が人を傷つけている事実に盲目である者にすぎない

逆に、真に思いやりのある人間というのは、自分はつねづね、人の心を傷つけてしまっている事実をよく知っているんです。

主観と客観の関係というのはそんなふうに逆比例する。
それを、″思考の全能″ではないけれど、主観イコール客観と置いてしまうから恐いんです。


山本 パウロにみられる「罪」の意識というのは″わが欲する善は行わず″″わが欲せざる悪を行う″である。

この罪のある人間から、どうやって脱してゆけるのかという問題意識なんですね。

人間は自分が欲する善は絶対に行わないものだという前提に立つとしますと、もし善意があるとすれば、自分がそれを実行していないという意識としてしかないわけです。

自分が欲していないことばかり実行しているという意識ですね。

日本では善意もそのまま実行してしまう
これは明治維新より古い発想だから根が強いですな。

岸田 そんな言いかたをすると、ひねくれていると思われますよ。(笑)

山本 そうなんです。「善意が通らない」と言うから、そんな善意が通ったら社会は大変なことになるといえば、憤慨されますから。

戦後は特に自分が善で社会が悪だという単純形式で来ておりますから。

岸田 そこで、この悪い社会をぶっつぶせばよい、と。革命もまた性善説を前提にしているんですな。

(後略~)

【引用元:日本人と「日本病」について/純粋信仰/現代日本教信仰箇条/P131~】

以下、私なりの浅い解釈です。

昔から痛感してたのですが、日本人ってとかく「善悪」のフィルターで物事を判断しがちですよね。
とにかくそれがないと判断できない…というようなくらい、そのフィルターが重んじられます。

まぁ、犯罪とかについては、そういうフィルターが掛かってしまうのも仕方ない(これはこれで恐ろしい面も秘めていますが)とは思いますが、政治にまでそのフィルターを当然の如く当てはめるんですね。

そうすると、政治の世界も見事なまでに勧善懲悪の世界に染まってしまいます。
(これの典型的なサンプルが先にご紹介したブログ「春夏秋冬」なのですが)

ただ、市井レベルでそうした判断を下す分には仕方ないとも思う一方、そうはいっても余りにも、度が過ぎるような気がしていました。

見回してみれば、「善悪」で判断しているのはなにも彼女のような護憲派だけではない。
ネット右翼にもたくさん見受けられます。普通の人たちもそう。
(自分もその気が無いとはとてもいえませんし…。ただ、そうはいっても左派はその気がとりわけ強いと思いますが。)

今まで、なぜ皆がそうなってしまうのかわからないまま、やもやした気持ちでいたのですが、上記引用の対談を読んで初めて納得がいきました。

要するにこれは我々が、”内なる「悪」に無自覚なため”だったのですね。

この点をわきまえない「性善説」というのは、恐ろしい結果をもたらしかねないものだということに気付いて欲しいものです。
日本の場合、これに起因する犠牲者というのが多いような気がします。

それはそうと、私が愛読しているブログ「Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~」でも、ちょうど似たような記事をUPされてましたので、その記事の中から参考となる部分を一部引用させていただきます。

(~前略)

リベラル派=サヨクの人たちというのは、どうもものごとを善悪で見過ぎていて、自分たちこそ善であるという倫理的優越感から、それを疑うことを認めない傾向が強い
ように思います。

「怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬようにこころせよ。なんじが久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである。」――フリードリヒ・ニーチェ「善悪の彼岸」より

【引用元:「Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~/Why So Serious?」より一部引用】


上記のニーチェの言葉は知らなかったのですが、この事を考える際、非常に参考とすべき警句であると思います。

少なくとも、政治の世界に「善悪の概念」を持ち込むのは控えるべきでしょうね。
このことは、和久希世さんにはわかってもらえないような気がしますが…。


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「敵への憎悪」は理解できても、「人種的憎悪」は理解できない日本人

今日は長崎への原爆投下の日ですし、また、そろそろ終戦の日も近いので、関連すると思う山本七平のコラムを一つご紹介。

「常識」の落とし穴 (文春文庫)「常識」の落とし穴 (文春文庫)
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◆「人種的憎悪」について

何気なくぱらぱらと『ニューズウィーク』誌を見ていたら、ジョン・ダワーの『非情な戦い――太平洋戦争における人種と勢力』の紹介が目についた。

理由は、戦後にフィリピンの収容所で目にした、醜悪に戯画化された日本兵のマンガが冒頭に掲げられていたからである。

われわれの世代はこのマンガだけで、その中で日本人がどのように描写されているか、ある程度は想像がつく。

もちろんダワーが、それを、戦争という異常な状態における人種的偏見として紹介しているにしても――。

従って紹介の内容のうち、「出っ歯で、近視で、チビザル」の「ジャップ」は人間以下だと言ったようなものには少しも驚きを感じなかったし、次の紹介文ぐらいの程度なら、不思議とも思わない。

「人類学者は、日本人は幼くて、野蛮で半ば狂っていて、子どものころの排泄のしつけが原因で大人に十分なりきれず、彼らが何かにつけ劣等意識をもつのも当然、と解説した」と。

マッカーサーの日本人十二歳説はおそらく、こういった”人類学者”の影響であり、彼自身は、本当にそう信じていたのであろう。

だが、次の紹介文には、自己の経験から戦時中のことにはあまり驚かない私も、少々驚いた。

「……あと八センチ背が高かったら、日本人は真珠湾を攻撃しなかったはず、という報告書があるかと思えば『現代に生き残った一種の奇形』と言ってのける雑誌もあった。

スミソニアン研究所のある科学者はルーズベルト大統領に、『日本人の頭蓋骨はわれわれよりおよそ二千年発達が遅れている』と報告している。

この生物学的遅れを取り返すためには、戦争が終わったら日本人は他の人種と結婚すればよい、とルーズベルトは言った」


日本にも確かに「鬼畜米英」という言葉はあった。

しかしこれはいわば一種の誇大表現であることを、この言葉を口にする者も聞く者も暗黙のうちに了解しており、米英人を本当に、人間でない「鬼」と「畜生」であると思っている日本人はいなかった

そしておそらく当時の日本のどの記録を探しても「アメリカ人は生物学的に日本人より二千年遅れている」といった”人類学者”はいなかったであろうし、「幼くて、野蛮で半ば狂っている」といった”人類学者”もいなかったであろう。

いわば戦時中の日本人の反米的表現は、アメリカ人のように、はっきりした具体性をもち、一見、科学的ないし学問的な裏づけをもつようなものではなかったといえる。

もちろん日本側にも米英への憎悪はあり、これは戦争にはつきものだといえるが、日本人にあるのは「敵への憎悪」であっても「人種的憎悪」ではなかったといえる。

このことは、自らが人種的憎悪の対象であったヘブル大学の日本学教授ペン・アミ・シロニー博士も別の表現で記している。

いわば同じドイツ国民でもユダヤ人であれば抹殺したのは、敵への憎悪というより人種的憎悪というべきであろう。

だがアメリカ人にも同じ傾向があったことは、この本の紹介をみるとわかる。

コンセントレーション・キャンプに入れられた日系人を「どこで卵がかえろうが、毒蛇は毒蛇」とロサンゼルス・タイムズが記したと。

以上のように見ていくと、「敵への憎悪」と「人種的憎悪」とは、はっきり分けて考えるべき問題である。

もちろん憎悪とは一種の感情であるから、その感情を抱きえないものには理解できない。
そして日本人には、「敵への憎悪」は理解できても、「人種的憎悪」は本当には理解できないものであろう。

これはおそらく、われわれがその歴史において、多人種国家を経験したこともなく、例外があるとはいえ、少数民族を抱え込むことも、少数民族として抱え込まれたこともないからであろうが、人類の世界に「人種的憎悪」というものがあることは、残念なことだが、認めざるをえまい。

戦争が終われば敵への憎悪はやがて消える。
しかし人種的憎悪は戦争・平和に関係なく存在する

ただ、人種的憎悪はもちろんのこと人種的偏見も表面的には「悪」と規定され、それゆえに世界は南アフリカ政府を非難し制裁しているわけだが、しかし非難している側にも同じものが潜在し、それが別の表現、いわば「正義」や「公正」の仮面をかぶって作用して来ないという保証はない

たとえば東京裁判の「文明に対する罪」や「人道に対する罪」は、日本人は「野蛮で残酷、無慈悲で狂信的」だから原爆を落とすのを当然としたトルーマンの日記と、前に引用した”人類学者”や、”生物学者”の意見と対応してみるとその真意がよくわかる

そして戦後、日本人の中にさえこれを継承し、自虐的な自己憎悪、すなわち日本人による日本民族への憎悪が一種の「正義」としてまかり通ってきたこともまた事実である。

こうなると「いわんや、他国に於いてをや」という気もする。
この問題は、日本側でも深く研究すべき問題であろう。

【引用元:「常識」の落とし穴/国際社会を読む/P26~】

確かに人種的憎悪というものは、日本人にはあまり馴染みがないですね。
でも、世界には厳然として存在している。

ある意味、このことについて考えるほうが、さきの大戦を反省することにつながるような気がするのですが…。

例えば、広島への原爆投下の際の爆撃機の行動などを見ると、その背景には、人種的憎悪があるような気がしてなりません。

【参考HP↓】
・『原爆機反転す ─ ヒロシマは実験室だった』──「反転爆撃」説の紹介

日本人の「話せばわかる」という通念は、「相手も同じ人間だ」という前提があるからなのでしょうが、そうした「前提」が、世界では果たして当然の「前提」たりうるであろうか?

このコラムを読むと非常に疑問に思います。


ここからは余談になりますが、「日本人の中にさえこれを継承し、自虐的な自己憎悪、すなわち日本人による日本民族への憎悪が一種の「正義」としてまかり通ってきた」という山本七平の指摘を読むと、思い出しますね。

「Apes! Not Monkeys! はてな別館」のApeman先生や、「村野瀬玲奈の秘書課広報室」の村野瀬女史のことを。

彼らは、正義を振り回して日本を糾弾しているつもりでしょうが、ハタから見れば、「糾弾する自分は正しい」と吹聴しているだけなんですよね。

そういう彼らの視点というものは、なにやら欧米人が日本人を差別するのと似ているような気がします。

彼らこそ、トーキング・マイノリティさんの秀逸な記事「バナナとレモン」に出てくる「肌は黄色くても中身は白いバナナ」なのではないでしょうか。

彼らがそうなってしまったのは、もともと「出羽の守」的要素を多分にもっていたこともあるのでしょうが、戦後教育もその一因ではないかと…。

自らの属する社会の歴史を自らの視点で把握できず、”欧米的視点”からしか判断できないというのも、彼らが自らのアイデンティティを喪失した”根無し草”であるからではないでしょうか。

彼らがいくら”人道的な言辞”を振りまいても、所詮は「バナナ」ですから、普通の日本人からは、どんどん相手にされなくなるとは思いますが…。

なんだかんだ言って、彼らの悪口になってしまった…orz
あまり悪口は言いたくありませんが、やっぱり彼らに対するどうしようもない嫌悪感というものが私にはあって、書かずにはいられませんね。

【関連記事】
・戦争責任から、核兵器について、そして「負い目の裏目」について考える
・自己欺瞞と偽りの謝罪論【その1】
・自己欺瞞と偽りの謝罪論【その2】
・「心から反省する」というが、その反省の中身は一体どのようなものなのか?


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【ご報告】帰省から戻って参りました。

ようやく早めの帰省から帰って参りました。

今年の帰省期間中は、あまり天候に恵まれませんでした(涙)。

高速道路休日千円の恩恵を受けてきましたが、そのせいかどのサービスエリアでも比較的混んでいましたね。時期をずらしたとはいえ、渋滞もちらほら遭遇したし…。

それでもやはり高速千円というサービスはよかった。
なにせ埼玉県の加須インターから岩手県花巻まで走っても千円なのですから、片道につきガソリン代1回以上安くあげることができました。

田舎に行く途中、気仙沼の沖合いにある気仙沼大島の休暇村でキャンプしたけどいいところでしたよ。

宿泊した休暇村気仙沼大島の宿泊プランに、「ホヤ/ホタテ養殖筏観察・収穫体験プラン」というコースがあり、ホヤ/ホタテの養殖いかだへ釣舟に乗って行き、殻剥き体験と試食をしてきましたけど、ホヤが嫌いな嫁さんや食わず嫌いの子供がホヤを口に入れていたのにはビックリしました。

【参考HP↓】
・ホヤ/ホタテ養殖筏観察・収穫体験プラン

ちなみに、ホヤとはこんなモノです↓海のパイナップルと言われてます。
ホヤ画像
もちろん、このグロい姿のまま食べるわけではありません。
調理された写真は次の参考HPをご覧ください。
どうやらアルツハイマーにも効く?らしいです。
【参考HP↓】
・ホヤの脂質にアルツハイマー予防効果

こういう海の幸は、やはり鮮度が命なんですねぇ~。

そのほかウニやホタテもその場で収穫し、食べさせてもらいました。
いずれも美味しかったですね。

そのあと、船上でしばし釣り体験までさせてもらいました。
魚は連れませんでしたが、なぜか小さな蟹が一匹釣れました(苦笑)。

また、帰りに塩釜に寄って、仲卸市場にいって牡蠣やホタテをその場で剥いて食べてみたり、その近くにあったカキ小屋(といっても立派なお店)で、カキの食べ放題に挑戦したり…とグルメ三昧な時間を過ごすことが出来ました。

カキの食べ放題は、過去に松島で冬季限定オープンするカキ小屋でも食したことがあるのですが、塩釜カキ小屋の方がぜんぜん良かったです。

冷暖房完備のきちんとしたお店ですし、料金も45分食べ放題で2000円ポッキリ。

しかも、すいていたのでお店のオバサンがカキを剥くのに手伝ってくれたので剥く手間がはぶけ、食するのに専念できました。

美味しいのですが、海水を含んでいるせいか、かなりしょっぱい。
高血圧になってしまいそうなくらいです。

いくつ食べたか数えていなかったのでわかりませんが、店のおばちゃんに聞いてみたところ、60個は食べたでしょうとのこと

今年はもう、カキはいいや…というくらい堪能させていただきました。

カキ小屋の地図・参照HPはこちら↓】
http://blog.da-te.jp/index_map.php?x=141.03595197200775&y=38.32552724118572&z=19&blog_id=shiogamalife

http://r.tabelog.com/miyagi/A0404/A040404/4001796/

そんなこんなで、一年に一度の大旅行も無事終わりましたが、おかげでかなりの金欠です。
家族旅行って、一人で旅行するのと違ってホントに金が飛んで行きますね

また、節約生活に戻らねば…。

それはそうと、ソフトバンク3G携帯に機種変して初めての東北旅行でしたが、ちょっと田舎へ行くと電波つながらないですね。

田舎じゃドコモが強いのも納得。
やっぱりソフトバンクは、そういう面では二流なのかも…。

ま、仕事でいったわけではないから、特に支障は無かったけどね…。

とりとめがなくなってしまいましたが、とりあえず帰省のご報告でした。


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業務連絡/帰省します。

えー、本日よりしばし田舎(岩手)へ帰省いたしますので、更新並びにコメントへのお返事等遅れます。
済みませんがよろしくお願いいたします。

【関連記事】
・「みずのみ」ってご存知ですか?


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「一知半解知らずに劣れり」な自分ではありますが、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」…と、かの兼好法師も仰っておりますので、ワタクシもブログでコソーリとモノ申します。
一知半解なるがゆえに、自らの言葉で恥を晒すのを控え、主に山本七平の言葉を借用しつつ書き綴ってゆきたいと思ふのでアリマス。宜しくメカドック!!
日々のツイートを集めた別館「一知半解なれども一筆言上」~半可通のひとり言~↓もよろしゅう。

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