For the record, I am not writing about my opinion but just writing what I once heard from a Dutch man who, with his wife, was managing a camping ground in France.
He told me that he had worked in many countries as an international business man (Scandinavian countries and other Western European countries).
He had earned enough money to retire and decided to buy a piece of land in France to operate a camping site. Naturally many of the customers were Dutch. I, quite by accident (I just wanted to check in a camping site in the middle of nowhere during Tour de France), checked in his champing ground. I think I was driving close to next day's feed zone. I happened to spot a sign saying that there was a camping site. I followed the sign. It took me a long time until I finally arrived at the reception office. The sign was on a main road and the narrow path leading to the camping site was long.
The camping site was crowded and I recognized many Dutch license plates on the vehicles staying there. The place was densely forested. There was a small streamlet flowing there.
Anyway, I just stayed there one night. I talked to the man the morning before I left. He was very friendly and was curious about me, of course, a Japanese following the Tour. As you can imagine, a typical "Tour fan" would be an European (dominantly so-called Caucasian).
He told me that he (of course with his wife) had a daughter and a son, who (both of them) finished their education in France. They first worked for French companies but at that moment they were either working for a foreign company or in foreign countries. They (his children) swore that they would never work for a French company.
He told me the reason based on his experience.
Please, please don't be offended if your nationality is accidentally mentioned below. I don't want to offend anybody. I am just writing this as I heard it. If you are offended, please search for this camping site in France that is operated by a Dutch couple and send a letter of you discontent. I don't want to be responsible for anything.
He told me that the traditional French system of a typical work environment was like; if the boss says black is white, then black is white and there is no space for discussion. His/her subordinate has to accept that black is white. Period!
Obviously, this Dutch guys daughter and son grew up in many countries (, where he worked, eventually finishing their university education in France) in a Dutch family where everybody was open to discussion if there was a rift in their opinion. They (his children) could not stand the French system.
He also told me that in Germany and in Alsace area (formerly Germany) discussion is very important. As part of WWII lesson, German education system puts an emphasis on solving problems by means of discussion not by tyrannic domination by one who has a louder voice.
In Netherlands, the situation is the same as in Germany and people are open to discussion.
He continued on to say that the Swedes are proud people as they never lost a war. In Norway you find yourself often alone on your own as they (Norwegians) are very independent and don't be bothered.
I would like to re-visit this camping site but I don't remember where it was. I am very sorry.
I think one year or two years later I had an experience that firmly confirmed what this Dutch man said to me about the French. I will write about this episode later.
In Japanese: 続きをどうぞ
昔(まだドイツ在住中)ツール・ド・フランスを追い掛け中に(フランスのどまんなかの何もない丘陵地帯の畑の中)、キャンプ場のサインを発見した。ちょうどキャンプ場に行きたかったタイミングだったので、そのサインにしたがってメインの道路を逸れて、狭い道に入った。その道をしばらく走って(途中で道を間違えたかと、車を降りて、遠くにキャンプ場が見えるかと、目を凝らした位遠かった)、やっとキャンプ場に着いた。
それがオランダ人夫婦経営のキャンプ場だった。とてもフレンドリーなオランダ人で出発する朝にしばらく話をした。キャンプ場は混んでいた。ほとんどがオランダ人の客で(車のライセンスプレートがほとんどすべてオランダのもの)した。
とても木々が多く、静かな場所だった。
彼は様々な国(欧州)で働いた。それに基づいた経験で面白い話をしてくれた。この事は以前ブログに書いたかもしれない。まあ繰り返すけど。
このオランダ人夫婦の子どもたち(娘、息子)は、親について育ったので、様々な国で育った。最終的にはフランスの大学で教育を終えた。最初はフランスの会社で働いたのだが、「もう絶対にフランスの会社じゃ働かない!」と言って、仕事を辞め、外国籍の会社で仕事を得たそうだ。その理由を彼は僕に説明してくれた。
「フランスの伝統的な組織では、ボスが黒を白と云えば、黒が白で、もうそこで話は終わり」なのだそうだ。部下からの話は受け付けないということだそうだ。
ドイツ・オランダでは意見の違いを討論で解決しようとする。特にドイツでは第二次世界大戦の教訓から、教育に置いて討論を重要視する。一人の専制的な暴挙を許さないのだ。上司と部下が意見が合わなければ、討論してお互いが納得するまで話をする。一応こういうことになってる。
だから、二人の子どもたちはフランスの会社組織に馴染めずに、辞めたのだ。
このフランス人の気質については、その一年後か二年後に僕も経験した。2008年のことだ。カルロス・サストレがツールを勝った年だ。最後のタイムトライアル(シャンゼリゼの前のタイムトライアル)のコースに向かう途中に、車のタイヤがバーストした。パンクでは無い。バーストです。タイヤの構造が破壊されてしまったので、修理は出来ない。パンク修理キットはあったのだが、バーストに対応できない。
当時乗ってたメルセデスAクラスにはスペアタイヤが装備されてなかった。中古で購入したので、自分でオプションを選んだわけではない。メルセデスの合理的な判断で、重量とスペースを稼ぐため、スペアタイヤ無し。最近の車は皆こんな感じです。でも自分で新車を購入した現在のフォード・Kaではもちろん、「オプション」のスペアタイヤを指定しました。この事件がトラウマになってて、車は何があってもスペアタイヤが無くては嫌です。
このAクラスには電動ポンプと液状のパンク修理剤が標準装備だった。困った。でもメルセデスのサービス(車のドアの枠の部分に貼ってシールに書いてあった番号)に電話して(英語が通じるから)、対応方法を聞いた。すると、最寄り(と言っても、片道20kmとか30km以上あったと思うが)のディーラーに連絡をとってくれた。緊急対応を依頼するとすごく高価になるから、タイヤ(バーストしたのは右前だが)を前二輪外して、タクシーに乗って、ディーラーまで来てくれれば、比較的安く修理対応できるよ、というものだった。
少なくとも英語が話せて良かった。現在では片言ならドイツ語とフランス語が話せるから、もっと早くなんとか対応できるだろうけど。
仕方ない、畑の脇の水路から、放置されたブロックを拾って、それをつかって、両輪を外して車を固定した。そして近くのカフェで地元タクシーを呼んでもらって、修理してもらいに行った。それは翌日になった。なぜなら、深夜料金が高いので、翌日となったのだ。
馬鹿みたいに高額な修理費用だったが、背に腹は変えられない。再度タクシーで戻って、やっと修理して(もちろん、タイヤを車に装着するのは自分でやったのですよ)、サストレを観に行ったのだが、ゴールに着いたのはすでにレース後だった(涙)。
さて、このエピソードの中で、フランス人の気質がかいま見られたのは、そのメルセデスのディーラーでのこと。工場長(メカニックのボス)がタイヤ交換(ホイールにタイヤを装着)をしたのだが、そのフランス人はフランス語しか話さない田舎のおじさんだった。しかもプライドだけが高く、人の話を聞かない。まさしく上述のフランス人気質だった。
このフランス人がタイヤが着いたホイールを持ってきた。僕が見て、瞬間で間違いに気づいた。タイヤはドイツのコンチネンタル(メルセデスの指定)なのだが、英語でサイドウオールにThis side out(確かこんな感じ)と書いてある。回転方向が指定されてるので、親切にそう書いてあるのだ。でも僕の修理されたタイヤでは外側のはずの部分が内側になってる。僕がそう指摘すると、英語が分かるフロント(販売営業部門の若い人)の人も納得した。しかし、問題の工場長は自分の間違いを認めないのだ。しばらく、これOKだと主張してた。おいおい、コンチネンタルタイヤが指定してる装着方法と違うぞ。結局この英語が分かる営業マンがうまく丸めてくれて、工場長はしぶしぶ工場に戻り、タイヤの装着をやりなおした。最後まで自分の間違いは認めず、ゴメンネとも言えない。
タクシーの運転手は気さくな人で英語も話せた。友達が日本人の女性と結婚した、とかの話をしながら、ディーラーへ行った。帰りもこの運転手だったのだが、彼もこの高慢な工場長の対応を側で見てた。帰りの車の中で「腕も無いのに、高慢でひどい奴だ」と同情してくれました。
さすがフランス人。
皆さんも気をつけましょう。フランスは権威主義です。
追記
上述のフランス気質についての考察です。上の人間が下の人間の話を聞かないということはどんな結果を生むのか?
ある組織が閉塞してしまい周りの変化に対応できなくなった場合に何が起きるか。その組織は死ぬか変化するかの選択肢がありえる。上の人間が周りの意見を聞かない場合は変化しようが無い。
いわゆる絶対王政ですね。だからフランスには革命が頻発し、専制君主は断頭の運命をたどるのか?
やはりフランスの伝統文化なのか? そう思えます。
- 2013/12/28(土) 09:50:32|
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