■ 男子100メートル注目が集まった陸上の男子100メートル(日本選手権)は多田修平が10秒15で初優勝を飾った。3位の山県亮太とともに東京五輪の100メートルの出場権を獲得した。2位になったのは伏兵のデーデー・ブルーノだったが参加標準記録を突破していないので代表内定とはならず。4位の小池祐貴が3枠目として代表に選出されるのが有力となった。優勝候補だった桐生祥秀は5位、サニブラウンは6位。ケンブリッジ飛鳥は決勝進出を逃すなど波乱の多い大会になった。高校生の柳田大輝が7位と大健闘したのも話題になった。
終わってみると「今、コンディションがいい。」とされていた選手が上位に食い込んだ。準決勝が終わった後、「好調なのは多田修平と山県亮太、桐生祥秀はアキレス腱を痛めており、サニブラウンは不調」と言われていた。ここ2・3年はサニブラウンが地力では頭半分ほど抜け出す形だったが体は重そうだった。メダル獲得が期待される400メートルリレーのメンバーがどうなるのか?も注目点になるが多田修平と山県亮太はほぼ確定。小池祐貴も有力。4枠目が桐生祥秀になるのか?サニブラウンになるのか?である。
ケンブリッジ飛鳥を含めて「6強」と言われていた中、ほぼ無名だったデーデー・ブルーノが2位になったのはインパクトが大きい。これから「リレーのメンバーに選ばれるのが誰なのか?」が世間の関心ごとになると思うが大きな注目が集まった舞台で新星が登場すると競技に対する期待感は膨らんでいく。高校生の柳田大輝も新たなスター候補としてクローズアップされるだろう。多くの選手は今大会の結果を受けて「東京行き」という大きな夢が潰えてしまうが「2024年のパリ五輪までの新たな3年間」がスタートした。
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◆ まとめ #2846 【陸上】 注目の男子100メートル。長居は密だっか? (2021/6/26)
◇ 男子100メートル
◇ スタンドは密だったのか?
◇ ヤンマーで5,000人であれば・・・。
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