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#2331 磐田×C大阪、松本山雅×大分、C大阪×川崎F、G大阪×鳥栖 (2019/9/16) | | |　

【J1：第24節】ジュビロ磐田 vs セレッソ大阪 (ヤマハスタジアム)

→　18位の磐田と7位のC大阪の試合は前半18分にC大阪がゴール右寄りの絶好の位置でFKを獲得するとDF丸橋が得意の左足で鮮やかに決めて先制に成功する。さらに前半45分にはカウンターからMF清武のパスを受けたMF水沼が左足で決めて大きな追加点を奪った。2点を追う磐田は後半開始からFW中山仁とMF松本昌を下げてMF荒木とFW大久保を投入。攻撃的な選手を投入して後半は磐田が圧倒的に攻め込む展開になったが最後までゴールを奪うことは出来なかった。2対0で勝利したC大阪は2連勝となった。

C大阪はこれで6位に浮上した。3位の横浜FMとの差が「5」なのでACLの出場権争いに絡んできた。前半8分の決定機はMF清武が決めることができなかったがFKから先制に成功する。今シーズンもDF丸橋の左足のキックは大きな武器になっている。2点目はカウンターから生まれたがMF水沼が上手く抜け出して最後は左足でシュートを打つふりをしながら切れ込んで最後は冷静に流し込んだ。守備陣はGKキム・ジンヒョンを中心にしっかりと対応。24試合で18失点というのはFC東京や広島と並んでリーグ最少失点になる。

敗れた磐田はフェルナンド・フベロ監督になって最初の試合だった。流れを変えた試合だったが初陣を飾ることは出来なかった。名波監督から鈴木秀人監督に代わったときはあまり大きな変化は感じられなかったがフェルナンド・フベロ監督は4バックを採用。FW山田大を高い位置で起用したり、MFアダイウトンをサイドで起用するなどカラーは感じられた。ボールを奪いに行く意識も高まったので変化は感じられたが今シーズンのC大阪はボールをつなぐ意識が高くてプレスをかけられても簡単に剥がせるようになっている。

アウェイで浦和に勝利した17位の松本山雅との差が「5」まで広がって磐田は「2度目のJ2降格の危機」を迎えている。MFムサエフは3節以来のスタメンとなったが大きな存在感を発揮することは出来ず。2トップの一角で起用されたFW中山仁も仕事は出来ずに前半のみでベンチに下がった。収穫と言えるのは後半から出場したMF荒木がかなりの存在感を発揮した点になる。今後もMFアダイウトンをサイドで起用するのであれば守備の不安は大きいが攻撃では大きな武器になる。左SBのDF秋山の役割は重要になってくるだろう。

【J1：第25節】松本山雅 vs 大分トリニータ (サンプロ・アルウィン)

→　17位の松本山雅と8位の大分の試合はどちらかというと静かな展開になった。前半22分にMF永井龍のパスからMFセルジーニョがシュート。ネットを揺らしたがオフサイドの判定だった。後半3分にはMF田中隼がミドルシュートを放ったがバーに直撃する。後半の半ば以降は大分ペースになった。終了間際に左CBのDF三竿雄が立て続けにチャンスを迎えたが決められず。試合は痛み分けのドローに終わった。勝ち点「1」にとどまった松本山雅は勝利した16位の鳥栖との差が「3」に広がった。痛恨のドローと言える。

ともに昇格1年目になる。昨シーズンはJ2で最後まで優勝を争った間柄になるが置かれた状況は対照的である。大分もここ最近は勝利から遠ざかっているがすでに結構な勝ち点を稼いでいる。よほどのことがない限りは「J1残留」を果たせるだろう。松本山雅は苦しい戦いがずっと続いている。17位と降格圏に位置するがそれでもここ3試合は1勝2分け。地道に勝ち点を積み上げている。25試合で29失点のみという守備陣の頑張りは称賛に値する。この日もほぼ全員の選手が体を張った守備を見せてクリーンシートを達成した。

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◆　まとめ

　#2331 磐田×C大阪、松本山雅×大分、C大阪×川崎F、G大阪×鳥栖 (2019/9/16)

　　・ジュビロ磐田 vs セレッソ大阪 (ヤマハスタジアム)
　　・松本山雅 vs 大分トリニータ (サンプロ・アルウィン)
　　・セレッソ大阪 vs 川崎フロンターレ (ヤンマースタジアム長居)
　　・ガンバ大阪 vs サガン鳥栖 (パナソニックスタジアム吹田)

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