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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2024年12月20日(金)

きのう、14時05分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】 を見ました!

Zenitendo_movie-01.jpg

天海祐希さんが【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】の店主を演じていて
期待を込めて見ましたが、上白石萌音さん演じるカタキ役の
位置付けや演出がドラマを低俗にしていました。

上白石萌音さんの演技の責任では有りません。
脚本と演出のせいだと思います。

映画のテーマは『欲』
適度な欲は無いと生きてゆけませんが『強欲』になると・・・

観客は3人ほど😂



映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】公式サイト
 https://zenitendo-movie.jp/



映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】予告編映像
 https://youtu.be/0E1ltTDRD5o




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/100902/

【解説・ストーリー】
廣嶋玲子原作による人気児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズを天海祐希の主演で実写映画化。
新米教師の等々力小太郎は、赴任した小学校の子どもたちから不思議な駄菓子屋「銭天堂」の噂を聞く。怪しげな店主・紅子が選んでくれる駄菓子を食べれば願いがかなうが、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるのだという。やがて、銭天堂の駄菓子を買ったと思われる人たちの様子がおかしくなり、小太郎が密かに思いを寄せる雑誌編集者・相田陽子も暴走してしまう。そんな中、小太郎はもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」の存在に気づく。その店では店主のよどみが人々の悪意を集めて作った駄菓子を売っていた。小太郎は大切な人たちを守るべく、紅子とともによどみを追うが……。
原作でも人気の高い「たたりめ堂」の店主・よどみを上白石萌音が演じ、映画オリジナルキャラクターの教師・小太郎役で大橋和也、雑誌編集者・陽子役で伊原六花が出演。「リング」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫監督がメガホンをとり、「ブルーピリオド」の吉田玲子が脚本を手がけた。

*******************
 2024年製作/103分/G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年12月13日
*******************


【スタッフ・キャスト】
監督:中田秀夫
原作:廣嶋玲子 jyajya
脚本:吉田玲子
製作:遠藤徹哉 市川南 岡田美穂 川口義宏 冨田賢太郎 今村雄二 弓矢政法 渡辺章仁 奥村景二 川村龍夫 出來由紀子 檜原麻希 小林和之 五十嵐淳之
企画:椿宜和 上田太地
プロデュース:椿宜和 上田太地
プロデューサー:今安玲子 稲垣優
プロダクション統括:稲葉尚人
撮影:今井孝博
照明:水野研一
録音:高須賀健吾
美術:塚本周作
装飾:野田純平
スタイリスト:加藤哲也
ヘアメイク:外丸愛
ヘアメイク(天海祐希担当):竹下フミ
特殊メイク:中田彰輝
CGクリエイティブアーティスト:中島颯星
VFXプロデューサー:迫田憲二
音響効果:大河原将
編集:高橋信之
音楽:横山克
主題歌:水曜日のカンパネラ
助監督:佐伯竜一
製作担当:前芝啓介
スクリプター:吉田久美子
ラインプロデューサー:安田邦弘


 役 名 : 配 役
紅子:天海祐希
よどみ:上白石萌音
等々力小太郎:大橋和也
相田陽子:伊原六花
等々力まどか:平澤宏々路
如月百合子:伊礼姫奈
大野藍花:白山乃愛
水野雄太:番家天嵩
氷室こづえ:今濱夕輝乃
浅井真美子:山本未來
本郷隼人:渡邊圭祐
有馬みつお:じろう
田中里衣





テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【はたらく細胞】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2024年12月19日(木)

  きょう午前11時35分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【はたらく細胞】(実写版) を見ました!

HatarakuSaibou_movie-01.jpg

当ブログの過去履歴を調べると2020年10月31日に
【はたらく細胞!!】(アニメ版)
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-5623.html

 を見ているようです。
 実は、『週間モーニング』にコミック連載時も興味深く読んでいました。

 その時も書いていますが、これは子どもが見ても楽しめますが
寧ろ暴飲暴食過労等で身体を酷使している大人こそ見るべき映画です。

体内で細胞が身体の酷使に抗して奮闘しているのだと云うことが解ります。

細胞を人に『擬人化』していることから大勢の人々が出演しています。
その衣装やヘアメイクなどだけでも大量の物資が必要ですし
CG特殊効果やVFXなど、なかなか凝った作りの映画でした。

出演者も有名俳優から若手までオールスターキャストの感じです。

残念ながら私が見た回は、観客は10人ほどと寂しい限り。



映画【はたらく細胞】公式サイト
 https://wwws.warnerbros.co.jp/saibou-movie/



映画【はたらく細胞】予告編映像
 https://youtu.be/N2IqqY6Exq0




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99128/

【解説・ストーリー】
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く。
人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいている。高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし。健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、細胞たちの戦いが幕を開ける。
永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でそれぞれ主演を務め、人間の漆崎茂を阿部サダヲ、その娘・日胡を芦田愛菜が演じる。「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督を務め、「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁がアクション演出を担当。

*******************
 2024年製作/109分/G/日本
 配給:ワーナー・ブラザース映画
 劇場公開日:2024年12月13日
*******************


【スタッフ・キャスト】
監督:武内英樹
原作:清水茜 原田重光 初嘉屋一生
脚本:徳永友一
製作:山田邦雄 木下直哉 岩上敦宏 角田真敏 木村知郎 下田淳行 細野義朗
エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦
プロデューサー:田口生己 下田淳行
共同プロデューサー:原公男 熊谷悠
ラインプロデューサー:及川義幸
企画:濱名一哉
撮影:谷川創平
照明:李家俊理
録音:金杉貴史
美術:三浦真澄 濱田千裕
装飾:篠田公史
扮装統括:柘植伊佐夫
衣装コンセプト:柘植伊佐夫
衣装デザイン:櫻井利彦
衣装製作:櫻井利彦
衣装:大友洸介
ヘアメイク:荒木美穂
VFXプロデューサー:井上浩正
VFXスーパーバイザー:長崎悠
スーパーバイジングサウンドエディター:伊東晃
編集:松尾浩
音楽:Face 2 FAKE
主題歌:Official髭男dism
アクション監督:大内貴仁
助監督:洞功二
監督補:楢木野礼
スクリプター:渡邉美恵
キャスティング:下鳥真沙
制作担当:牧野内知行 碓井祐介


 役  名 : 配  役
赤血球AE3803:永野芽郁
白血球U-1146(好中球):佐藤健
キラーT細胞:山本耕史
NK細胞:仲里依紗
マクロファージ:松本若菜
ヘルパーT細胞:染谷将太
新米赤血球:板垣李光人
先輩赤血球:加藤諒
血小板:マイカ・ピュ
肝細胞:深田恭子
肺炎球菌:片岡愛之助
化膿レンサ球菌:新納慎也
黄色ブドウ球菌:小沢真珠
好中球先生:塚本高史
外肛門括約筋:一ノ瀬ワタル
神経細胞:DJ KOO
漆崎茂:阿部サダヲ
漆崎日胡:芦田愛菜
武田新:加藤清史郎
Fukase






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【DOCTER-X】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2024年12月8日(日)

  きょう、13時30分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
米倉涼子さん・内田有紀さん主演で岸部一徳さんが脇を固め
先日急逝した西田敏行さんがラスボス役を務める
映画【DOCTER-X】劇場版 Final
 を見ました!

DOCTER-X Poster

 染谷翔太さんが米倉涼子さんと対抗する役柄ですが悪役ではない(笑)


映画【劇場版ドクターX】公式サイト
 https://doctor-x-movie.jp/

DOCTER-X Top


映画【劇場版ドクターX】予告編映像
 https://youtu.be/mSvSIrjIeNY




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101950/

【解説・ストーリー】
2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送された米倉涼子主演の医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。

フリーランスの天才外科医・大門未知子は、某国大統領の命を救うため日本を離れていた。
その頃、東帝大学病院では凄腕の外科医・神津比呂人が新病院長に就任。彼は政財界にも顔が利き、双子の弟・多可人は医療機器メーカーのCEOで資金のバックアップもある。比呂人は徹底的な合理化を進め、医師や看護師を次々と辞職させていく。
かつての同僚・森本に呼び戻された未知子は比呂人と意気投合するが、未知子の師匠・神原晶と会った比呂人は顔色を変える。
一方、森本は未知子の過去を探るため広島・呉へ向かう。

キャストには主演の米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、西田敏行らおなじみのメンバーが再結集。新病院長・神津比呂人と双子の弟・多可人を染谷将太が1人2役で演じ、研修医・東村練役で西畑大吾(なにわ男子)、未知子の過去を知る呉の開業医・河野明彦役で綾野剛、医学生時代の未知子役で八木莉可子が新たに参加。さらに、伊東四朗演じる毒島隆之介がドラマ第3シリーズ以来久々に登場し、ドラマ全シリーズのナレーションを務めた田口トモロヲが多可人の主治医・進藤悠介役で劇中に初出演。

*******************
 2024年製作/128分/G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年12月6日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 田村直己
脚本 : 中園ミホ
製作総指揮 : 早河洋
製作 : 西新 米倉涼子 市川南 岩田潤 西村裕明 清水伸司
   寺内達郎 小野瀬雅久 能田剛志 森君夫
エグゼクティブプロデューサー : 内山聖子
ゼネラルプロデューサー : 大江達樹
プロデューサー : 峰島あゆみ 齋藤梨枝 霜田一寿 山田勇人
   大垣一穂 多湖亮太
共同プロデューサー : 古草昌実 遠藤英明
撮影 : 五木田智
照明 : 花岡正光
録音 : 福部博国
映像 : 服部正邦
美術プロデューサー : 木村正宏
デザイン : 山本修身
美術進行 : 近藤新太郎
裝飾 : 佐竹諭
スタイリスト(米倉) : 栗田泰臣
衣装 : 斧木妙惠
ヘアメイク(米倉) : 佐藤郁江
ヘアメイク : 若林幸子
VFXスーパーバイザー : 道木伸隆
編集 : 河村信二
音楽 : 沢田完
主題歌 : Ado
主題歌(楽曲提供) : Ayase
選曲 : 藤村義孝
音響効果 : 木村実玖子
助監督 : 高橋貴司
スクリプター : 岩井茂美
制作担当 : 町田虎睦
医療監修 : 森田豊
外科監修 : 新村核
ポストスーパーバイザー : 田中敏雄

 役  名 : 配  役
大門未知子 : 米倉涼子
森本光 : 田中圭
城之内博美 : 内田有紀
大間正子 : 今田美桜
加地秀樹 : 勝村政信
原守 : 鈴木浩介
神原晶 : 岸部一徳
神津比呂人/神津多可人 : 染谷将太
東村練 : 西畑大吾
河野明彦 : 綾野剛
海老名敬 : 遠藤憲一
蛭間重勝 : 西田敏行
大門未知子(医学生時代) : 八木莉可子
毒島隆之介 : 伊東四朗
進藤悠介 : 田口トモロヲ


【関連情報】

映画【Doctor X】お披露目を
 https://www.youtube.com/watch?v=W57MLsTyuK8



米倉涼子さんインタビュー
 https://pococe.com/interview/cover-interview/23045/


内田有紀さんインタビュー!
 https://futabasha-change.com/articles/-/1359


【超豪華キャスト集結!】『劇場版ドクターX FINAL』完成披露試写会
 https://youtu.be/_MtD6O3cHiE






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【オン ザ ロード ~不屈の男、金大中~】をKBCシネマで見る !
2024年11月30日(土)

 きょう15時55分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画
【オン・ザ・ロード ~不屈の男、金大中~】
  (出水薫さんによる アフタートーク付き)を見ました!

On the Road-Poster

金大中さんが大統領になる前の1987年頃までを描く密着ドキュメンタリー。
その間に数回の命の危機に見舞われますが、
何とか生き延びた状況も比較的詳しく紹介されました。

総選挙にも何度も挑戦しますが何度も落選。
まさに『七転び八起き』
民主主義の為にあきらめずに文字通り命懸けで戦います。

On the Road-Top

そして長い苦節の闘いの後、大統領に当選するのですが
大統領としての業績は、この映画では殆ど紹介されません。

*******


  【オン・ザ・ロード 不屈の男、金大中】公式サイト
   https://www.sumomo-inc.com/ontheroad

Introduction

民主主義と平和の実現にすべてを懸けた政治家・金大中

拉致、軟禁、投獄、死刑判決、幾多の困難にその道を阻まれても

​決してあきらめなかった金大中を突き動かしたものとは-


生誕100周年を迎えた、元韓国大統領・金大中(キム・デジュン)の生涯と政治家人生を本人の肉声や関係者のインタビュー、そして本邦初公開の映像を含む6,000時間に及ぶ膨大な映像資料を基に制作された画期的なドキュメンタリー映画。

日本の植民地時代に全羅南道に生まれ海運会社を経営し、朝鮮戦争を経て、政治家を志す。軍事政権下で何度も死の危険にさらされながらも信念を貫いたこの男の人生は、どんな映画よりもドラマティックでスリリング、そして感動的である。

激動の韓国現代史を映し出す鏡とも言える金大中の生き様こそ、個人の勇気を信念が、いかに国家の未来を変えうるかを示し、わたしたちが新しい時代を切り拓いていくための道標にほかならない。​



【オン・ザ・ロード 不屈の男、金大中】予告編映像
https://youtu.be/W7eQHgAHsq4




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102453/

【解説・ストーリー】
民主主義と平和の実現に尽力した元韓国大統領・金大中を描いたドキュメンタリー。

日本の植民地時代に全羅南道に生まれて青年実業家となり、朝鮮戦争を経て政治家を志すようになった金大中。選挙では負け続け、軍事政権下で拉致、軟禁、投獄、死刑判決など数々の困難にさらされながらも決してあきらめず、自身の信念を貫いた。その波乱に満ちた生涯と政治家人生を、本人の肉声や関係者へのインタビュー、6000時間におよぶ膨大な映像資料を通して振り返り、個人の勇気と信念が国家の未来を変えうることを体現した彼の生き様を映しだす。
そして同時に、日本の植民地からの解放と建国、朝鮮戦争、幾度にもわたる軍事クーデター、光州事件、民主化闘争へとつながる韓国現代史を映像でたどる。

ドラマ「Pachinko パチンコ」のソウジ・アライが日本編集版のナレーションを担当。

*******************
 2024年製作/129分/G/韓国
 英題:Kim Dae Jung on the Road
 配給:スモモ
 劇場公開日:2024年11月1日
*******************

【スタッフ】
監督 : ミン・ファンギ
日本版編集 : 平野一樹
日本版ナレーション : ソウジ・アライ






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【オキナワより愛を込めて】をKBCシネマで見る !
2024年11月24日(日)

  きのう、15時35分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【オキナワより愛を込めて】
 (砂入博史監督のアフタートーク付き)を見ました。

Okinawa_Ai_Poster-01.jpg

半世紀ほど前の沖縄で、黒人客が多いバー(実は娼館)で女性たちと
黒人たちの写真を撮り続けた写真家・石川真生の当時(写真)と現在(映像)を
追うドキュメンタリー映画でしたが、私的には期待外れ😂

石川真生さんには米軍基地や基地反対運動を撮した写真集も有るようですが、
このドキュメンタリーは、娼館の女性たちのたくましい生き様を紹介する写真集を
中心に描かれていました。

観客は二十数名ほどか。


映画【オキナワより愛を込めて】公式サイト
 https://okinawayoriaiwokomete.com

沖縄の日本復帰を機に基地問題への関心を深め、米兵とバーで働く女性たちを
撮り始めた石川真生。沖縄にこだわってきた石川がその半生を振り返る。

映画【オキナワより愛を込めて】予告編映像
 https://youtu.be/cu_ot-S-GiE


*******

この上映のあと監督によるアフタートークショーが30分ほどあり
その後で、同監督の別のドキュメンタリー【オキナワ・フィラデルフィア】が
18時00分から上映されました(別料金)。
こちらはベトナム戦争時に「枯葉剤作戦」に参加し後遺症が今も残る
元兵士(既に死亡)の家族を取材したものでした。

映画【オキナワ・フィラデルフィア】予告編映像
 https://youtu.be/uDc_9GypK1M?si=7_5hWIo9jqqx9h4p


  映画.comによる【オキナワより愛を込めて】作品紹介
   https://eiga.com/movie/101796/

【解説・ストーリー】
2024年2月に沖縄出身の写真家として初の文部科学大臣賞、同年3月には国内有数の写真賞である土門拳賞も受賞した、沖縄を拠点として活動する写真家・石川真生を追ったドキュメンタリー。

1971年11月10日、米軍基地を残したまま日本復帰を取り決めた沖縄返還協定をめぐって、沖縄の世論は過熱。ストライキを起こした労働者と機動隊の衝突は警察官1名が亡くなる事件へと発展した。当時、この現場を間近で目撃していたのが10代の石川だった。同じ沖縄の人間同士の衝突を目撃した石川が抱いたある疑問が彼女を写真家の道に進ませた。1975年、コザ・照屋の黒人向けのバーで働き始めた石川は、そこで働く女性たちや、黒人たちとともに時間を過ごしながら、日記をつけるように写真を撮り続けた。

写真家としての石川真生のルーツをたどりながら、作品の背景となった歴史、政治、人種差別、それらを乗り越えるパワーを石川の写真とともに映し出していく。監督は、ニューヨークを拠点に、映像やパフォーマンス、写真、彫刻、インスタレーションなどさまざまな分野の創作活動をしている砂入博史。

*******************
 2023年製作/101分/G/日本
 配給:ムーリンプロダクション
 劇場公開日:2024年8月31日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 砂入博史
プロデュース : 砂入博史 イドレ・バッバイヤー
カメラ : 砂入博史
サウンド : 砂入博史 吉濱翔
編集 : 砂入博史
オーディオミックス : アダム・スコット
音楽 : アダム・スコット 吉濱翔 米田哲也 北崎幹大 大城修一
字幕 : 酒見南帆

出演 : 石川真生 ほか






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【海の沈黙】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2024年11月23日(土)

  きょう、午前11時50分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
倉本聰さん原作の話題の映画【海の沈黙】を見ました!

Uminochinmoku_Movie_Poster-01.jpg

本木雅弘さんや小泉今日子さんが出演すると言う予告編や前評判と比べて、
私的には期待外れの映画でした😂

絵画の蓄財・投機商品化の問題や芸術論にも一部触れていますがツッコミはイマイチ。

『贋作』を掴まされた地方弱小美術館の館長が自殺に追い込まれるなど
SNS攻撃の問題なども示唆されていますが。

映画の主要な時代設定は2024年6月とまさに現在。
伏線として今は60代?の画家たちが同窓生として美術を語りあっていた
40年ほど前の状況。

他の出演者に石坂浩二、中井貴一、清水美砂、仲村トオルなどの重鎮。

観客は二十数名ほどか。

*******


映画【海の沈黙】公式サイト
 https://happinet-phantom.com/uminochinmoku/



映画【海の沈黙】予告編映像
 https://youtu.be/M_43kp3rBaE




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102241/

【解説・ストーリー】
「前略おふくろ様」「北の国から」など数々の名作ドラマの脚本を手がけてきた巨匠・倉本聰が長年にわたって構想した物語を映画化。
「沈まぬ太陽」「Fukushima 50」の若松節朗監督がメガホンをとり、本木雅弘、小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、清水美砂ら豪華キャストが共演した。

世界的な画家・田村修三の展覧会で作品のひとつが贋作だと判明する事件が起こる。事件の報道が加熱する中、北海道・小樽で女性の死体が発見される。このふたつの事件をつなぐ存在として浮かび上がったのが、新進気鋭の天才画家と称されながら、ある事件をきっかけに人びとの前から姿を消した津山竜次だった。かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻である安奈は小樽へ向かい、二度と会うことはないと思っていた竜次と再会を果たすが……。

真の美を求め続ける竜次の思いが、安奈や、竜次に長年仕える謎めいたフィクサーのスイケン、贋作事件を追う美術鑑定の権威・清家、全身刺青の女・牡丹、竜次を慕うバーテンダーのアザミら、それぞれの人びとのドラマと交錯していく。

*******************
 2024年製作/112分/G/日本
 配給:ハピネットファントム・スタジオ
 劇場公開日:2024年11月22日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 若松節朗
原作 : 倉本聰
脚本 : 倉本聰
製作 : 曳地克之
プロデューサー : 佐藤龍春
アソシエイトプロデューサー : 谷山一也 増子美和 中村和夫 牛田直美
撮影 : 蔦井孝洋
照明 : 緑川雅範
録音 : 鶴巻仁
美術 : 瀬下幸治
装飾 : 秋田谷宣博
ヘアメイク : 蜂須賀佳代
スタイリスト(本木雅弘) : 宮本まさ江
衣装 : 加藤哲也
編集 : 新井孝夫
音楽 : 住友紀人
絵画協力 : 高田啓介
監督補 : 村谷嘉則
キャスティング : 出射均
スクリプター : 木下真理子
制作担当 : 鹿浜勉

 役  名 : 配  役
津山竜次 : 本木雅弘
田村安奈 : 小泉今日子
牡丹 : 清水美砂
清家 : 仲村トオル
あざみ : 菅野恵
田村修三 : 石坂浩二
村岡 : 萩原聖人
半沢院長 : 村田雄浩
桐谷大臣 : 佐野史郎
スイケン : 中井貴一
その他の配役 : 
田中健,三船美佳,津嘉山正種






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【『 ¡ビバ・マエストロ!』指揮者ドゥダメルの挑戦】をKBCシネマで見る !
2024年11月16日(土)

  きょう、17時45分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画
【『 ¡VIVA MAESTRO!』指揮者ドゥダメルの挑戦】

 を見ました!

Viva Maestro_Movie_Poster-01

ベネズエラの音楽文化教育プログラム【エル・システマ】出身で現在超売れっ子指揮者
と言われるグスターヴォ・ドゥダメルの活動を紹介するドキュメンタリー映画です。

Viva Maestro_Movie-01

所謂『反米』の政治家と言われながら社会主義的政策で文化・教育、医療・福祉に
力を入れて来たチャベス政権の頃から始まった【エル・システマ】
(貧困層などの少年少女に楽器を貸し与えて練習させオーケストラでの演奏を
体験させるシステム。これにより青少年の暴力行為などの犯罪を激減させた)

Viva Maestro_Movie-03

【エル・システマ】の創設者の業績について紹介され、チャベス亡きあと混乱と
低迷と対立を続ける状況下で存続の危機に直面する状況にも触れていました。

対立から政権側が住民デモに発砲弾圧される中で多数の死者が発生。

当初、音楽家が関わるべきではないと傍観していたグスターヴォ・ドゥダメルも
政権を批判する意見を自らのSNSやニューヨーク・タイムズ紙に投稿。

政権の反応は素早く、グスターヴォ・ドゥダメルの演奏会はベネズエラ国内だけ
では無く、世界各国で予定していたコンサートツアーも中止に追い込まれました。

Viva Maestro_Movie-02

音楽映画としてもベートーヴェンからショスタコーヴィチまで数多くの楽曲が
シモン・ボリバル・ユースオーケストラ(SBYO)の演奏やベルリン・フィルの演奏などで
聴かせてくれます(当然、全曲ではありませんが、聴かせどころやフィナーレ部分)。

Viva Maestro_List-01

シモン・ボリバル・ユースオーケストラ(SBYO)の稽古場面では、ベートーヴェンの
超有名な交響曲第5番【運命】の第1楽章の出だし『ダダダダーン』部分を
何度も繰り返して若い演奏者の『身に付く』まで練習させていました。

社会派かつ音楽文化芸術面でも素晴らしいドキュメンタリーでした。

KBCシネマの観客は意外に多くて40人くらい。

きのう(2024年11月15日)からKBCシネマで上映開始。

Viva Maestro_Flyer-01
Viva Maestro_Flyer-02
Viva Maestro_Flyer-03

*******

映画【 ¡Viva Maestro! 】公式サイト
 https://www.viva-maestro-movie.com/

Viva Maestro_Movie-04


映画【 ¡Viva Maestro! 】予告編映像
 https://youtu.be/_eOomBDrGrg



  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102080/

【解説・ストーリー】
ベネズエラ出身の世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルの栄光と苦悩、そして挑戦に密着したドキュメンタリー。

1981年にベネズエラで生まれ、10代の頃から天才指揮者として巨匠たちの薫陶を受けてきたドゥダメル。2009年には弱冠28歳にして名門ロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任し、「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出。
母国の若手音楽家からなるシモン・ボリバル・ユースオーケストラを率いた演奏動画のブレイクや、2016年スーパーボウルのハーフタイムショウへの出演など、ジャンルの枠を超えて活躍を続けてきた。

しかし本作撮影中の2017年、ベネズエラの反政府デモに参加した若き音楽家が殺害された事態を受け、ドゥダメルは現マドゥロ政権への訴えをニューヨーク・タイムズ紙に展開。
大統領府と対立したことでシモン・ボリバル・ユースオーケストラとのツアーは中止に追い込まれ、祖国へ足を踏み入れることすら禁じられてしまう。
祖国の若者たちと交わした「いつか必ずまた指揮をしに行く」という約束を胸に、世界各地で挑戦を続けるドゥダメルの姿を、コンサート演奏やリハーサル風景などを多数盛り込みながら映し出す。

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 原題または英題 : ¡Viva Maestro!
 製作年 : 2022年
 製作国 : アメリカ
 配給 : ディスクユニオン
 劇場公開日 : 2024年10月4日
 上映時間 : 103分
 映倫区分 : G
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【スタッフ・キャスト】
監督 : テッド・ブラウン
製作 : スティーブ・ティッシュ ニコラス・ペイン テッド・ブラウン
製作総指揮 : ジェフ・スコール ダイアン・ワイアーマン
脚本 : テッド・ブラウン
撮影 : バディ・スクワイアーズ リチャード・ピアース

出演 : グスターボ・ドゥダメルほか音楽家・芸術家多数






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【十一人の賊軍】をユナイテッドシネマトリアス久山で見る !
2024年11月14日(木)

  きょう12時から14時50分までユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【十一人の賊軍】を見ました!

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明治初期の戊辰戦争で、薩長支配に反対する『陸奥雄藩連合』側か?薩長側か?
どちらにつくか迷う小藩の煩悶と、その時間稼ぎに使われる『死刑囚』10人の集団の
4日間の戦いを描く映画でした。

時代劇の『殺陣』の伝統と技法を将来に繋ぐ意図もあるかも知れませんが、
激しい戦闘シーンが次々と続き『屍累々』の演出でした。

明治政府上層部は別にして、徴兵された即戦力ではない即席養成の俄(にわか)兵士も
含めて殆どの兵士や侍が大儀なくみじめに殺されて行きます。

やりきれない物語ですが実際に有ったひとコマだったのでしょう。

観客は10人ほどでした。

#十一人の賊軍

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映画【十一人の賊軍】公式サイト
 https://11zokugun.com/



映画【十一人の賊軍】予告編映像
 https://youtu.be/-_cdIyeBORU



  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101822/

【解説・ストーリー】
江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション。「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、「孤狼の血」「碁盤斬り」の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務めて映画化した。

1868年、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍(官軍)の間で争われた戊辰戦争。そのさなか、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた、同盟への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪人たちが、新発田藩の命運を握る、ある砦を守る任に就き、壮絶な戦いに身を投じる姿を描く。

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山田孝之が、妻を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害して罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠かき人足の政(まさ)を演じ、仲野太賀は、新発田の地を守るため罪人たちと共に戦場に赴く剣術道場の道場主・鷲尾兵士郎役を務める。彼らとともに決死隊となる罪人たちを尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力が演じ、そのほかにも野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲら豪華キャストが共演。

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 2024年製作/155分/PG12/日本
 配給:東映
 劇場公開日:2024年11月1日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 白石和彌
原案 : 笠原和夫
脚本 : 池上純哉
企画 : 紀伊宗之
プロデュース : 紀伊宗之
プロデューサー : 高橋大典
ラインプロデューサー : 鈴木嘉弘
キャスティングプロデューサー : 田端利江
音楽プロデューサー : 津島玄一
撮影 : 池田直矢
照明 : 舘野秀樹
録音 : 浦田和治
音響効果 : 柴崎憲治
美術 : 沖原正純
装飾 : 郷原慶太
小道具 : 松永一太
衣装 : 大塚満
メイク床山 : 山下みどり
特殊メイク : 中田彰輝
編集 : 加藤ひとみ
音楽 : 松隈ケンタ
アクションコーディネーター : 吉田浩之
操演 : 宇田川幸夫
ガンエフェクト : 早川光
シニアVFXスーパーバイザー : 尾上克郎
特撮VFXスーパーバイザー : 神谷誠
監督補 : 松尾浩道
助監督 : 藤江儀全
制作担当 : 松村隆司

 役  名 : 配  役
政 : 山田孝之
鷲尾兵士郎 : 仲野太賀
赤丹 : 尾上右近
なつ : 鞘師里保
ノロ : 佐久本宝
引導 : 千原せいじ
おろしや : 岡山天音
三途 : 松浦祐也
二枚目 : 一ノ瀬颯
辻斬 : 小柳亮太
爺っつぁん : 本山力
入江数馬 : 野村周平
仙石善右エ門 : 音尾琢真
山縣狂介 : 玉木宏
溝口内匠 : 阿部サダヲ
村娘 : ゆりやんレトリィバァ
その他の配役 : 
松尾諭,柴崎楓雅,佐藤五郎,吉沢悠,駿河太郎,松角洋平,浅香航大,
佐野和真,安藤ヒロキオ,佐野岳,ナダル,木竜麻生,長井恵里,西田尚美






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【本心】を ユナイテッド・シネマ・トリアス久山で見る !
2024年11月10日(日)

  きょう、12:20からユナイテッド・シネマ・トリアス久山で
平野啓一郎原作の映画【本心】を見ました!

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近未来のAIが『故人』を仮想空間ゴーグル内で再生するサービス(商売)
「VF(バーチャル・フィギュア)」の世界で起こる問題を描く社会派映画。
(このようなサービスは既に始まっているそうです)

母親を再生してもらったばっかりに知らない方が幸せだった母の過去が
暴かれてしまって苦悩する主人公。

一方では『リアルアバター・サービス』と言う仕事の無い若者などを
クライアントに代わって派遣する商売で、無理難題を吹き掛けるクライアントに
『こき使われる』人々も描く。
その中には殺人の依頼も(映画内では実行されてしまう)。

また別に『闇バイト』のような悪質な世界も描かれ、その『業務』の指示を
スマホを通じて行っているのはAIであったと言うオチも。

現在、急速に進むAIの世界の現況を踏まえ近未来
(映画は2025年に始まる3年間ほどを描く)の危うさを描く映画でした。
2025年まで、あと2ヶ月も有りませんから直ぐ其処の世界です。

#平野啓一郎原作の映画本心
#平野啓一郎
#本心
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映画【本心】公式サイト
 https://happinet-phantom.com/honshin/



映画【本心】予告編映像
 https://youtu.be/EpVuBvUWuac




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101972/

【解説・ストーリー】
「月」「舟を編む」の石井裕也監督が池松壮亮を主演に迎え、平野啓一郎の同名小説を原作にデジタル化社会の功罪を鋭く描写したヒューマンミステリー。

工場で働く石川朔也は、同居する母・秋子から「大切な話をしたい」という電話を受けて帰宅を急ぐが、豪雨で氾濫する川べりに立つ母を助けようと川に飛び込んで昏睡状態に陥ってしまう。

1年後に目を覚ました彼は、母が“自由死”を選択して他界したことを知る。

勤務先の工場はロボット化の影響で閉鎖しており、朔也は激変した世界に戸惑いながらも、カメラを搭載したゴーグルを装着して遠く離れた依頼主の指示通りに動く「リアル・アバター」の仕事に就く。

ある日、仮想空間上に任意の“人間”をつくる技術「VF(バーチャル・フィギュア)」の存在を知った朔也は、母の本心を知るため、開発者の野崎に母を作ってほしいと依頼。
その一方で、母の親友だったという三好が台風被害で避難所生活を送っていると知り、母のVFも交えて一緒に暮らすことになるが……。

田中裕子が朔也の母役で生身とVFの2役に挑み、三吉彩花、妻夫木聡、綾野剛、田中泯、水上恒司、仲野太賀と実力派キャストが共演。

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 2024年製作/122分/G/日本
 配給:ハピネットファントム・スタジオ
 劇場公開日:2024年11月8日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 石井裕也
原作 : 平野啓一郎
脚本 : 石井裕也
製作 : 小西啓介 竹内力 金子保之 カン・サンウク 菅井敬 荒木宏幸 飯窪成幸 飯田雅裕 佐渡島庸平
エグゼクティブプロデューサー : 小西啓介 竹内力
プロデューサー : 永井拓郎 榊田茂樹 大崎真緒
コ・プロデューサー : マサ・サワダ
アソシエイトプロデューサー : 田中勇也 福嶋更一郎
撮影監督 : 浜田毅
撮影 : 江崎朋生
照明 : 三善章誉
録音 : 清水雄一郎
美術 : 高橋努
装飾 : 谷田祥紀
スタイリスト : 前田勇弥
ヘアメイク : 宮本奈々
音響効果 : 中村佳央
編集 : 普嶋信一 シルビー・ラジェ
音楽 : パク・イニョン 河野丈洋
VFXスーパーバイザー : 赤羽智史
AI監修 : 清田純
助監督 : 成瀬朋一
制作担当 : 棚瀬雅俊 宮下直也

 役  名 : 配  役
石川朔也 : 池松壮亮
三好彩花 : 三吉彩花
岸谷 : 水上恒司
イフィー : 仲野太賀
若松 : 田中泯
中尾 : 綾野剛
野崎将人 : 妻夫木聡
石川秋子 : 田中裕子
AI(声) : 窪田正孝






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【八犬伝】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !
2024年10月31日(木)

  きょう12:25からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【八犬伝】 を見ました!

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300年?ほど前の時代を描いて現代の政治状況を痛烈に批判。
『虚』であっても貫き通せば人生を終える時には『実』になる。
励まされる言葉でした。

滝沢馬琴と葛飾北斎の芸術(大衆文化・エンタメ)への
関わりと意図を再構成し見応えの有る映画でした。
彼らの創作の場と、その創作である『八犬伝』の二重構成が見事😁

馬琴と北斎が歌舞伎を見た後に、戯作者の鶴屋南北と
今でいうエンタメ論について論議する場面は圧巻でした。

場面としては動きの殆どない対話シーンでしたが、
内容は今の時代にも通用する問題提起でした。

処で私は、『八犬伝』を原作でも現代語訳でもマンガでも
アニメでも旧作映画でも見たことが無かったので、
本作で初めて粗筋を知りました (-_-;)

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映画【八犬伝】公式サイト
 https://www.hakkenden.jp



映画【八犬伝】予告解説映像
 https://youtu.be/eZdTFvei_XU




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101409/

【解説・ストーリー】
山崎貴も心酔し、90%の映画ファンが「想像超えた面白さ」 執念が迸る狂気の渾身作
提供:キノフィルムズ
【解説】
山田風太郎の小説「八犬伝」を役所広司主演で映画化。

里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに活写する“虚構”パートと、
その作者である江戸時代の作家・滝沢馬琴の創作の真髄に迫る“実話”パートを交錯させて描く。

人気作家の滝沢馬琴は、友人である絵師・葛飾北斎に、構想中の新作小説について語り始める。
それは、8つの珠を持つ「八犬士」が運命に導かれるように集結し、里見家にかけられた呪いと戦う物語だった。
その内容に引き込まれた北斎は続きを聴くためにたびたび馬琴のもとを訪れるようになり、2人の奇妙な関係が始まる。
連載は馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経てついにクライマックスを迎えようとしたとき、馬琴の視力は失われつつあった。
絶望的な状況に陥りながらも物語を完成させることに執念を燃やす馬琴のもとに、息子の妻・お路から意外な申し出が入る。

滝沢馬琴を役所広司、葛飾北斎を内野聖陽、八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路を黒木華、馬琴の妻・お百を寺島しのぶが演じる。
監督は「ピンポン」「鋼の錬金術師」の曽利文彦。

【スタッフ・キャスト】
監督 : 曽利文彦
原作 : 山田風太郎
脚本 : 曽利文彦
製作総指揮 : 木下直哉
エグゼクティブプロデューサー : 武部由実子
プロデューサー : 葭原弓子, 谷川由希子
撮影 : 佐光朗
照明 : 加瀬弘行
録音 : 田中博信
美術 : 佐々木尚
装飾 : 佐藤孝之
衣装デザイン : 西原梨恵
ヘアメイクディレクター : 酒井啓介
技髪 : 荒井孝治
カラーグレーディング : 星子駿光
VFX : 白倉慶二
編集 : 洲﨑千恵子
音楽 : 北里玲二
助監督 : 副島宏司, 松下洋平
アクション監督 : 出口正義
記録 : 山本明美
ラインプロデューサー : 坪内一
制作担当 : 坪内一

役  名 : 配  役
<『実話』部分>
滝沢(曲亭)馬琴 : 役所広司
お百(馬琴の妻) : 寺島しのぶ
鎮五郎/宗伯 (お百の息子): 磯村勇斗
お路(鎮五郎の妻) : 黒木華
葛飾北斎 : 内野聖陽
<八犬伝部分>
伏姫 : 土屋太鳳
犬塚信乃 : 渡邊圭祐
犬川荘助 : 鈴木仁
犬坂毛野 : 板垣李光人
犬飼現八 : 水上恒司
犬村大角 : 松岡広大
犬田小文 : 吾佳久創
犬江親兵衛 : 藤岡真威人
犬山道節 : 上杉柊平
浜路 : 河合優実
里見義実 : 小木茂光
玉梓(悪霊) : 栗山千明
<『実話』の歌舞伎場面>
民谷伊右衛門 : 中村獅童
お岩 : 尾上右近
鶴屋南北 : 立川談春
<その他の配役>
丸山智己,真飛聖,忍成修吾,塩野瑛久,神尾佑






テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【恋するピアニスト、フジコ・ヘミング】をKBCシネマで見る !
2024年10月27日(日)

  衆議院総選挙も終わったので12:40からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【恋するピアニスト フジコ・ヘミング】
 を見ました!

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若い頃に聴力を一時両耳とも失ったエピソードなども紹介され
60代でNHKスペシャル【魂のカンパネラ】?で急に注目された経過も辿りながら
晩年の演奏風景を結構長尺(一部の楽曲は全曲)で流す構成で、
音楽ファン取り分けフジコ・ヘミングさんのファンには垂涎の映画でした。
また、画家の側面も多くの作品と伴に結構詳しく紹介されています。

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リストの【ラ・カンパネラ】は部分的に何度も流れますが、
ほぼ通しで演奏する場面も有ります。

フジコ・ヘミングさんの演奏は最近の若手に多い超速・超絶技巧では無くて
比較的テンポはユッタリしているのですが、それによって如何に多くの細かい
パッセージ(音符)が織り込まれているのが良く判ります。

所謂『超高速』弾き殴り演奏では、一般の聴衆には(と云うか私には)音の洪水としか
聞こえず細部は判読(聴)できませんが、ヘミングさんの演奏では明瞭に判読できます。

かと言って、ヘミングさんが高速演奏できない(御歳で指が回らない)のでは無くて、
英雄ポロネーズなどでは高速のパッセージもキチンと弾いておられます。

映画では、やはりショパンの楽曲が中心で超絶技巧練習曲『エオリアンハープ』や
『黒鍵のエチュード』『別れの曲』などが長尺で紹介されました。
ほかにドビュッシーの『月の光』ラベルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』など。

そしてフジコ・ヘミングさんを一躍有名にしたリストの『ラ・カンパネラ』は
やはり聴き応えがありました。

エンドクレジットでは、2024年4月に急逝されたことを伝えていました。

勿論、このドキュメンタリーは亡くなられてから企画・製作されたものではなく、主として
コロナ禍が始まる2020年からの日本を含む世界ツアーの記録として撮られたようです。

KBCシネマではスタッフの意気が籠もったディスプレイ掲示されていました。 ⬇️

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その中には会場限定CDの広告もあり、マンマと😂作戦に引っかかり😂
買ってしまいました。3,300円⭕️

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映画【恋するピアニスト フジコ・ヘミング】公式サイト
 https://fuzjko-film.com/


映画【恋するピアニスト フジコ・ヘミング】予告編映像
 https://youtu.be/KqEBTuiBGJ4



映画【恋するピアニスト フジコ・ヘミング】『ラ・カンパネラ』演奏シーン
 https://youtu.be/AAtLQHMzdus




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/100502/

【解説・ストーリー】
2024年4月に92歳でこの世を去った世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングの日々を見つめたドキュメンタリー。

90歳を超えても世界中で精力的に演奏を続け、2024年も多くの公演を控えていたなかで逝去したフジコ・ヘミング。サンタモニカ、パリ、東京に家を持ち、愛する猫や犬に囲まれてピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。

2018年に公開されロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」の小松莊一良監督が、2020年からの4年間にわたる旅路を撮影。戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話など、いつの時代も、どこで暮らしても、自分らしく生きてきた彼女の姿を、4Kカメラで撮影したダイナミックな演奏シーンを盛り込みながら映し出す。23年3月のパリ・コンセルバトワール劇場でのコンサートでは、「ラ・カンパネラ」「別れの曲」「月の光」など数々の名曲を披露した。

*******************
 2024年製作/119分/G/日本
 配給:東映ビデオ
 劇場公開日:2024年10月18日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 小松莊一良
構成 : 小松莊一良
プロデューサー : 大村英治 佐藤現
撮影監督 : 藤本誠司
録音 : 井筒康仁
整音 : 井筒康仁
カラリスト : 林元太郎
サウンドエンジニア : 坂元達也
編集 : 小松莊一良
音楽 : フジコ・ヘミング
演出補 : 小松上花

出演 : フジコ・ヘミングほか






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【サウンド・オブ・フリーダム】をキノシネマ天神で見る !
2024年10月8日(火)

 先日10月5日(土)18時00分からキノシネマ天神で
映画【サウンド・オブ・フリーダム】
 (英題:Sound of Freedom)を見ました!

Sound of Freedom_Movie-01

児童売買(性的虐待も含む)の現実に取材したドキュメンタリー的な映画です。

恐るべき事態が表沙汰にならずに進行(潜行)しているようです。

映画のエンドクレジットでは、主演俳優が実態を大きく広げてほしいと
映画鑑賞者に訴えていました。


映画【サウンド・オブ・フリーダム】公式サイト
 https://www.hark3.com/freedom/



映画【サウンド・オブ・フリーダム】予告編映像
 https://youtu.be/R_4fFt5AS48




SOUND OF FREEDOM
 Sound of Freedom (2023)✧ 𝐅𝐔𝐋𝐋 𝐌𝐎𝐕𝐈𝐄 𝐇𝐃 ~QUALITY.


  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99795/

【解説・ストーリー】
児童誘拐、人身売買、性的虐待など、国際的性犯罪の犠牲となった少年少女を救い出すミッションに挑んだアメリカの元政府職員ティム・バラードの奮闘を、実話をもとに描いたドラマ。

性犯罪組織に誘拐された少年少女の追跡捜査を進めていたアメリカ国土安全保障省の捜査官ティムは、上司から特別な捜査の許可をもらい、事件の温床となっている南米コロンビアに単身潜入する。そこで彼は、いわくつきの前科者や捜査の資金提供を申し出た資産家、地元の警察などと手を組み、大規模なおとり作戦を計画する。ティムの少年少女たちの命を救う捜査は、やがて自身の命をもかけたものになっていく。

イエス・キリストを描いたメル・ギブソン監督作品「パッション」のジム・カビーゼルがティム役を演じ、ティム・バラード本人の職務に同行して役作りに励んだ。また、メル・ギブソンも製作総指揮として参加している。監督は「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」のアレハンドロ・モンテベルデ。

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 2023年製作/131分/G/アメリカ
 原題または英題:Sound of Freedom
 配給:ハーク
 劇場公開日:2024年9月27日
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【スタッフ・キャスト】

監督 : アレハンドロ・モンテベルデ
製作 : エドゥアルド・ベラステーギ
製作総指揮 : デイブ・アダムス, カルロス・アルバレス・ベルメヒヨ,
        ハイメ・ヘルナンデス, メル・ギブソン
脚本 : ロッド・バール, アレハンドロ・モンテベルデ
撮影 : ゴルカ・ゴメス・アンドルー
美術 : カルロス・ラグナス
編集 : ブライアン・スコフィールド
音楽 : ハビエル・ナバレテ

 役  名 : 配  役
ティム・バラード : ジム・カビーゼル
キャサリン : ミラ・ソルビノ
バンピロ : ビル・キャンプ
パブ : ロエドゥアルド・ベラステーギ
ロシオ : クリスタル・アパリチ
ホルヘ : ハビエル・ゴディーノ
ロベルト : ホセ・ズニーガ 






テーマ:洋画 - ジャンル:映画

韓国映画【ソウルの春】をキノシネマ天神で見る !
2024年10月7日(月)

  おととい、15時20分からキノシネマ天神で
ドキュメンタリー映画【ソウルの春】
 (英題:12.12: The Day)を見ました!

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 韓国の独裁大統領・朴正煕が暗殺されたあと、民主化の動きに危機感を持った
全斗煥が起こしたクーデターをドキュメンタリー風に描いた映画でした。

数々の緊迫した場面が、一部実際のニュース映像などを活用して
再構成されていて恐怖を感じさせるものでした。

 この映画は多くの韓国の人々に鑑賞され民主主義の重要さを知らせたようです。


映画【ソウルの春】公式サイト
 https://klockworx-asia.com/seoul/




映画【ソウルの春】予告編映像
 https://youtu.be/PIJffbauZWg




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101014/

【解説・ストーリー】

1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化し、韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録したドラマ。

1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する国民の声が高まるなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙い、陸軍内の秘密組織「ハナ会」の将校たちを率いて同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況に置かれながらも、軍人としての信念に基づいてチョン・ドゥグァンの暴走を阻止するべく立ち上がる。

「工作 黒金星と呼ばれた男」のファン・ジョンミンがチョン・ドゥグァン役、「無垢なる証人」のチョン・ウソンがイ・テシン役で共演し、「アシュラ」でも2人と組んだキム・ソンス監督がメガホンをとった。

*******************
 2023年製作/142分/G/韓国
 原題または英題:12.12: The Day
 配給:クロックワークス
 劇場公開日:2024年8月23日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : キム・ソンス
脚本 : ホン・ウォンチャン イ・ヨンジュン キム・ソンス

 役  名 : 配  役
チョン・ドゥグァン : ファン・ジョンミン
イ・テシン : チョン・ウソン
チョン・サンホ : イ・ソンミン
ノ・テゴン : パク・ヘジュン
キム・ジュニョプ : キム・ソンギュン






テーマ:韓国映画 - ジャンル:映画

映画【忘れない、パレスチナの子どもたちを】をキノシネマ天神で見る !
2024年10月6日(日)

  きのう、13時15分からキノシネマ天神で
ドキュメンタリー映画【忘れない、パレスチナの子どもたちを】
  (原題・ELEVEN DAYS IN MAY)を見ました!

ELEVEN DAYS IN MAY_Movie-01

2021年5月のイスラエルによるパレスチナ住民に対する無差別空爆の
様子を殺された人々の側から見たドキュメンタリーでした。

これは、今行われているイスラエルによる残虐行為の前の状況です。

ELEVEN DAYS IN MAY_Movie-02

殺された子どもたちが健在だった頃の家族が撮影した映像や写真を映し出し、
父母や兄弟姉妹や祖父母や友人などが思い出と怒りを語ると言う構成で、
日を追うごとの犠牲者の状況が延々と続く実録映像でした。

ELEVEN DAYS IN MAY_Movie-03

はっきり言って見るのが辛いものでした。

イスラエルは現在も続いているパレスチナへのジェノサイド攻撃を、
ちょうど1年前のハマスによるイスラエル攻撃への『防衛的反撃』だと
弁明していますが、その2年前にも民間人を標的とする空爆をやっていた訳です。

『防衛的反撃』と言うのはパレスチナ人殲滅の為の口実でしかありません。

ELEVEN DAYS IN MAY_Movie-04
      キノシネマ天神の壁面ディスプレイ

ユダヤを巡る複雑な問題を少しでも理解する為に、
NHK『100分de名著』の【旧約聖書】を改めて勉強しています。

ELEVEN DAYS IN MAY_Movie-05


映画【パレスチナの子どもたち】公式サイト
 https://www.uplink.co.jp/palestine/



映画【パレスチナの子どもたち】予告編映像
 https://youtu.be/EI7ooKYQXAo




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102237/

【解説・ストーリー】

パレスチナ人監督モハメッド・サワフとイギリスの名匠マイケル・ウィンターボトムが共同監督を務め、空爆で亡くなったパレスチナの子どもたちを追悼したドキュメンタリー。

2021年5月、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区に行った空爆により、11日間で少なくとも67人の子どもたちが命を落とした。イギリスでそのニュースを見たマイケル・ウィンターボトム監督は、若い犠牲者たちを追悼する映画を製作することを決意。パレスチナ人の映画監督モハメッド・サワフと協力し、攻撃からわずか1カ月後に撮影を開始した。

アーカイブ映像や残された家族たちの証言を通して、世界中の子どもたちと同じようにそれぞれの希望や夢、野心を持って生きていたパレスチナの子どもたちの物語を映し出す。「アド・アストラ」「戦場でワルツを」などの作曲家マックス・リヒターが音楽を担当。日本語版ナレーションは坂本美雨。

*******************
 2022年製作/84分/G/イギリス
 原題または英題:Eleven Days in May
 配給:アップリンク
 劇場公開日:2024年10月4日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : モハメッド・サワフ マイケル・ウィンターボトム
製作 : ベン・ピアース ハシム・アルサラフ モハメッド・サワフ
     マイケル・ウィンターボトム
製作総指揮 : メリッサ・パーメンター
撮影 : サラ・アルハウ
編集 : マイケル・ウィンターボトム オットー・ヒルズ=フレッチャー
音楽 : マックス・リヒター
ナレーション : ゾーイ・ウェイツ
日本語版ナレーション : 坂本美雨






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【リトル・ダンサー】をキノシネマ天神で見る !
2024年10月5日(土)

  きょう、11時10分からキノシネマ天神で
映画【リトル・ダンサー】
(英題:Billy Elliot) を見ました!

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 2000年制作、2001年日本公開の映画のリストア再上映らしい。

 ミュージカルも日本人スタッフ・キャストで公開中。

ミュージカル【ビリー・エリオット  リトル・ダンサー】
 https://horipro-stage.jp/special/billyelliot20241013/
 ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』



映画公式サイト
 https://synca.jp/littledancer2024/

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映画予告編映像
https://youtu.be/oe-O0aJnphU




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/1500/

【解説・ストーリー】
1980年代イギリスの炭鉱町を舞台に、バレエダンサーを目指す少年の奮闘と家族の絆を描いた青春ドラマ。

1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父の命令でボクシング教室に通わされている。ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いた彼は、女の子たちに混じってレッスンに参加するように。バレエの先生ウィルキンソンはビリーにダンサーとしての才能を見いだし、彼女の熱心な指導のもとでビリーはめきめきと上達していくが……。

オーディションで2000人を超える候補者の中から選ばれたジェイミー・ベルが主人公ビリーを熱演。「リタと大学教授」のジュリー・ウォルターズがウィルキンソン先生を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のゲイリー・ルイスがビリーの父を演じた。世界的バレエダンサーのアダム・クーパーが特別出演。後に「めぐりあう時間たち」などを手がける舞台演出家出身のスティーブン・ダルドリー監督が長編映画初メガホンをとった。

*******************
 2000年製作/111分/G/イギリス
 原題または英題:Billy Elliot
 配給:シンカ
 劇場公開日:2024年10月4日
 :2001年1月27日(日本初公開)
*******************


【スタッフ・キャスト】
監督 : スティーブン・ダルドリー
製作 : グレッグ・ブレンマン ジョン・フィン
製作総指揮 : ナターシャ・ワートン チャールズ・ブランド デビッド・M・トンプソン テッサ・ロス
脚本 : リー・ホール
撮影 : ブライアン・テュファノ
美術 : マリア・ジャーコビク
衣装 : スチュアート・ミッチャム
編集 : ジョン・ウィルソン
音楽 : スティーブン・ウォーベック
振付 : ピーター・ダーリング

 役  名 : 配  役
ビリー : ジェイミー・ベル
ビリー(25歳) : アダム・クーパー
ウィルキンソン先生 : ジュリー・ウォルターズ
パパ : ゲイリー・ルイス
トニー : ジェイミー・ドレイブン
おばあちゃん : ジーン・ヘイウッド
スチュアート・ウェルズ,マイク・エリオット,ニコラ・ブラックウェル
コリン・マクラクラン,ジャニーン・バーケット,メリン・オーウェン






テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

映画【パリのちいさなオーケストラ】をKBCシネマで見る !
2024年9月28日(土)

  今日の午後1時50分からKBCシネマで
フランス映画【パリのちいさなオーケストラ】
(原題・Divertimento)を見ました。

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実話を再構成したドラマでした。

映画の冒頭は40年ほど前の1985年。
クラシック音楽好きの両親がテレビで見ている チェリビダッケ 指揮の
モーリス・ラベルの【ボレロ】に7・8歳くらいの少女ザイア(実名)が
興味を惹かれる処から始まります。

両親は、そこそこ裕福なアラブ系のようですが、家庭での会話はフランス語。

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そして、映画は10年後に一足飛び。
ザイアが音楽系の高校で学ぶ姿が。
そこで10年前の想いを実現しようと学生オケの指揮を振りたいと言い出し、
振ってみますが女性のオケ・メンバーも含めて殆ど全員から嘲笑の目が。
演奏もザイアを敢えてからかうようなふざけたやり方。

教師も男子生徒の指揮を評価し、
ザイアには「女性は指揮者には向いていない」と冷やかな対応。

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ジェンダー平等『先進国』のはずのフランスでも20世紀末になっても
このような差別が罷り通っていた。

ザイアの才能のヒラメキを見て取った巨匠指揮者の #チェリビダッケ
(実在のマエストロ)が自らの指揮者教室に招きますが、
当然のことながら厳しい『ダメ出し』が・・・

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  (この後ろ姿・横顔の写真は、チェリビダッケ本人と思われます)

そう言う試練を経ながらも自らのオーケストラ【#ディベルティメント】を結成し
今もなお世界を回って活動しているとのこと。

また幼児も含めた青少年に対する音楽ワークショップで
後進を指導しているそうです。(エンドクレジットで紹介)


また、女性指揮者の比率は現在でも世界全体で6%であり、
ジェンダー先進国のフランスでは4%に滞まっている状況。


そのような中で、ベルリン・フィルを指揮し京都市交響楽団の指揮者と成った
沖澤のどかさんは素晴らしい存在。(現在は京都市交響楽団の指揮者)

映画のザイアのイメージが、どこか #沖澤のどか さんに似ていて彼女も
多かれ少なかれ、このような差別と闘って来たのだろうなと思いました。

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*******
セルジュ・チェリビダッケ
 Sergiu Celibidache
1912年7月11日生- 1996年8月14日没は、
ルーマニアに生まれ、ドイツで活躍した指揮者、作曲家。
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  写真はWikipediaなどより



映画【パリのちいさなオーケストラ】公式サイト
 https://parisorchemovie.com/

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映画【パリのちいさなオーケストラ】予告編映像
 https://youtu.be/CV0i_86BfbE




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101899/

【解説・ストーリー】
パリの名門音楽院への編入を認められたアルジェリア系の少女が指揮者への夢に挑む姿を、世界的指揮者チェリビダッケに師事して自らオーケストラを立ち上げたザイア・ジウアニの実話を基に描いたヒューマンドラマ。

パリ近郊の音楽院でビオラを学ぶザイアは、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入を認められて指揮者を目指すように。しかし女性指揮者は世界でわずか6%しかいないという困難な道のりで、クラスには同じく指揮者志望のエリート、ランベールもいる。高級楽器を持つ名家の生徒たちに囲まれるなか、ランベールの仲間たちからは田舎者と見下され、指揮の練習の授業では指揮台に立っても真面目に演奏してもらえない。やがて彼女は特別授業に来た世界的指揮者セルジュ・チェリビダッケに気に入られて指導を受けることになり、道がわずかにひらき始める。

「涙の塩」のウーヤラ・アマムラが主人公ザイア、「預言者」のニエル・アレストリュプがチェリビダッケを演じたほか、主要キャスト以外の配役には現役の音楽家たちを起用。監督・脚本は「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」のマリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール。

*******************
 2022年製作/114分/PG12/フランス
 原題または英題:Divertimento
 配給:アットエンタテインメント
 劇場公開日:2024年9月20日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
製作:オリビエ・ガスティネル, マルク=ブノワ・クレアンシエ
脚本:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
撮影:ナオミ・アマルジェ
編集:ブノワ・キノン
美術:グウェンダル・ベスコンド
音楽監督:ザイア・ジウアニ, フェットゥマ・ジウアニ


 役  名 : 配  役
ザイア・ジウアニ : ウーヤラ・アマムラ
フェットゥマ・ジウアニ : リナ・エル・アラビ
セルジュ・チェリビダッケ : ニエル・アレストリュプ






テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画

映画【SONG OF EARTH】をキノシネマ天神で見る !
2024年9月27日(金)

  きのうの午後1時35分からキノシネマ天神で
ドキュメンタリー映画【SONG OF EARTH】 を見ました!

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使われている言語が聞き覚えの無いものでした。
映画終了後チラシを見て、それがノルウェー語であったことが判りました。

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ノルウェーのフィヨルドなど氷河や渓谷や原野を歩く老人が主人公の
ドキュメンタリーで自然の美しさが描かれていきます。
しかし映画中盤では土砂崩れや雪崩などで数多くの
災害にも見舞われてきたことも描かれています。

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そして、終盤では気候変動によって失われて行く氷河に代表される
地球の危機についても静かに示唆します。

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映画【SONG OF EARTH】公式サイト
 https://www.transformer.co.jp/m/songofearth/

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  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101985/

【解説・ストーリー】
ノルウェーの山岳地帯で大自然の中に生きる老夫婦の姿を、その娘であるドキュメンタリー作家マルグレート・オリンがとらえたドキュメンタリー。

美しい大自然に囲まれたノルウェー西部の山岳地帯オルデダーレンに暮らす、84歳のヨルゲン・ミクローエンと妻マグンヒルド。彼らの娘で「もしも建物が話せたら」などのドキュメンタリー作品で知られるマルグレート・オリン監督は、両親の姿をカメラに収めるべく帰郷する。ヨルゲンはこの国で最も美しい渓谷と呼ばれる場所に娘を案内しながら、自身の生い立ちや最愛の妻への思い、そしてこの土地で自然とともに生きてきた何世代にもわたる人々の人生について静かに語る。

季節ごとに異なる表情を見せる自然の風景をドローンや最新の撮影機材を駆使しながら圧倒的な映像美で映し出し、シンプルで豊かに生きる両親の姿を通して、人生の意味や生と死について探究していく。「ベルリン・天使の詩」などの巨匠ヴィム・ヴェンダースとノルウェーを代表する名優リブ・ウルマンが製作総指揮に名を連ねる。

*******************
2023年製作/94分/G/ノルウェー
原題または英題:Fedrelandet
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2024年9月20日
*******************


【スタッフ・キャスト】
監督:マルグレート・オリン
製作総指揮:リブ・ウルマン ヴィム・ヴェンダース

出演:ヨルゲン・ミクローエン、マグンヒルド・ミクローエン






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【SHOGUN】を『Disney+』で見る !
2024年9月20日(金)

  作品賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞などエミー賞18部門独占の
戦国時代劇映画【SHOGUN】
 をパソコン上で『Disney+』で見ました!

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海外スタッフも大勢加わっており、純粋に日本映画と
言えるかどうかは判りませんが、素晴らしい成果!
これを見るために【Disney +】に登録した人々も
多いことでしょう。実は私も(笑)

一話完結ではないことを見て初めて知りました 💦 (-_-;)

第1話を見終わったところですが約1時間でした。

日本の武士の『武士道精神』ではなく「残虐さ」を
描いていましたが、西洋列強も全世界で同じような
残虐行為を行って植民地化していったことでしょう。

なお、漂流して日本にたどり着いた外人は、
ポルトガル語を話している設定ですが、その部分は英語(笑)

日本人は英語吹き替えではなく日本語で喋っていました。

捕虜になったイギリス人航海士が三浦按針であることが
その後わかってきました(笑)


映画【SHOGUN】公式サイト
 https://disneyplus.disney.co.jp/program/shogun


映画【SHOGUN】予告編映像
 https://youtu.be/Dr1vH-7robk



『Disney+』よる作品紹介

ハリウッドが描く、SHOGUNの座を懸けた陰謀と
策略渦巻く戦国スペクタクル・ドラマ シリーズ
🎬『SHOGUN 将軍』
ディズニープラスで全話独占配信中📣
物語の舞台は1600年代、「天下分け目の戦い」前夜の日本。
日本に流れ着き、外国人で初めて「侍」になった実在のイギリス人航海士、三浦按針。
按針の目を通して戦国時代が描かれる🪭


映画.comよる作品紹介
 https://eiga.com/movie/102765/

【解説・ストーリー】
真田広之が主演・プロデューサーを務め、ハリウッドのクリエイターたちとともに壮大なスケールで戦国時代の日本を描いた、ディズニープラス配信のオリジナルドラマシリーズ。ドラマ界のアカデミー賞と言われる第76回エミー賞のドラマシリーズ部門で作品賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)など18部門を受賞するという快挙を成し遂げたことで大きな話題を集めた。
この受賞を記念して、全6話のドラマの第1話と第2話を、2024年11月16日から全国の映画館で期間限定上映。

天下を治めていた太閤亡き後、世継ぎの八重千代が元服するまでの政治を任された「五大老」のひとりである戦国武将の吉井虎永は、覇権を狙うほかの五大老たちと対立し、包囲網を徐々に狭められていた。そんなある日、イギリス人の航海士ジョン・ブラックソーン(按針)が虎永の領地へ漂着する。虎永は、家臣である戸田文太郎の妻で、キリスト教を信仰して語学にも堪能な戸田鞠子に按針の通訳を命じる。按針と鞠子の間には次第に絆が生まれていき、按針を利用して窮地を脱した虎永は、按針を侍の地位に取り立てることにするが……。

原作は、1980年にもアメリカで実写ドラマ化されたジェームズ・クラベルのベストセラー小説「将軍」。エグゼクティブプロデューサーに「トップガン マーヴェリック」を手がけたジャスティン・マークスら。虎永を真田広之が演じ、「説得」「レディ・マクベス」のコズモ・ジャービスがジョン・ブラックソーン/按針、「ワイルド・スピード ジェットブレイク」のアンナ・サワイが鞠子に扮した。そのほか、浅野忠信、平岳大、西岡德馬ら日本人キャストも出演。

*******************
 2024年製作/128分/R15+/アメリカ
 原題または英題:Shogun
 劇場公開日:2024年11月16日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督(第1話・第2話) : ジョナサン・バン・トゥレケン
原作 : ジェームズ・クラベル
エグゼクティブプロデューサー : ジャスティン・マークス レイチェル・コンドウ ミカエラ・クラベル エドワード・L・マクドネル マイケル・デ・ルカ
プロデューサー : 真田広之

 役  名 : 配  役
吉井虎 : 永真田広之
ジョン・ブラックソーン/按針 : コズモ・ジャービス
戸田鞠子 : アンナ・サワイ
樫木藪重 : 浅野忠信
樫木央海 : 金井浩人
宇佐見藤 : 穂志もえか
石堂和成 : 平岳大
戸田広松 : 西岡德馬
戸田文太郎 : 阿部進之介
村次 : 竹嶋康成
吉井長門 : 倉悠貴






テーマ:ディズニー映画 - ジャンル:映画

映画【映画検閲】をキノシネマ天神で見る !
2024年9月16日(月)

 きのう9月15日、14時20分からキノシネマ天神で
映画【映画検閲】 (原題・CENSOR)を見ました!

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映画冒頭は、映画の中にある暴力シーンや殺害シーンや性的シーンなど
青少年に有害と思われるシーンのカットを指示する『映倫』のような
職場の状況が描かれます。

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時代はパソコンも携帯電話もインターネットも無かった時代。
前述の職場での報告書作成も『タイプライター』で行われています。
(1文字打ち間違えたら最初から打ち直し😂)

そこで働く敏腕女性が主人公。

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子どもの頃、郊外の森へ家族でピクニックに行った際、
妹が行方不明になり20年以上音沙汰なし。

たまたま検閲していた映画に出ていた女性に妹の面影を見付け
(見付けたと云うよりは期待値で、そのように思えた?)・・・
その為、その映画のプロデューサーや監督を職権乱用で問い質し・・・

映画中盤からは、冒頭の社会派的映画から猟奇的サイコ・ホラー的展開に変わり・・・
どんどんくだらない映画に堕して行きました。

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なので、この映画も私的には駄作でした~😂

2021年のイギリス映画(英語)
観客は十数人。

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映画【映画検閲】公式サイト
https://synca.jp/censor/



映画【映画検閲】予告編映像
 https://youtu.be/zAJLAv1HEHU




  映画.comによる作品紹介

【解説・ストーリー】
1980年代のイギリスを舞台に、当時「ビデオ・ナスティ」と呼ばれた、低俗・暴力的との烙印を押された作品に対する検閲を題材に描いた心理ホラー。検閲のために過激な映像を見続けていた主人公が、次第に現実と妄想の境を見失っていくさまを描き、サンダンス映画祭やシッチェス・カタロニア国際映画祭など各国の映画祭で上映されて注目を集めた。

ビデオ・ナスティに対する論争が巻き起こっていた1980年代のイギリス。映画検閲官のイーニッドは、それが正しいことだと信じ、暴力的な映画の過激なシーンを容赦なくカットする毎日を送っている。その揺るぎない姿勢で周囲から「リトル・ミス・パーフェクト」と呼ばれている彼女だったが、ある時、とあるベテラン監督の旧作ホラー映画に登場するヒロインが、幼いころに行方不明になり、法的には死亡が認められた妹ニーナに似ていることに気が付き……。

主人公イーニッド役は「聖なる証」「キャッシュトラック」などにも出演しているニアフ・アルガー。これまでに短編映画を多く手がけ、長編映画はこれが初監督となるプラノ・ベイリー=ボンドが監督・脚本を務めた。「カリコレ2024/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2024」では「映画検閲官(仮題)」のタイトルで上映された。

*******************
 2021年製作/84分/R15+/イギリス
 原題または英題:Censor
 配給:OSOREZONE
 劇場公開日:2024年9月6日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : プラノ・ベイリー=ボンド
製作 : ヘレン・ジョーンズ
製作総指揮 : アンディ・スターク アント・ティンプソン キム・ニューマン ナオミ・ライト ローレン・ダーク オリー・マッデン ダニエル・バトセック メアリー・バーク キンバリー・ワーナー
脚本 : プラノ・ベイリー=ボンド アンソニー・フレッチャー
撮影 : アニカ・サマーソン
美術 : ポリーナ・ジェゾフスカ
衣装 : サフラン・カレイン
編集 : マーク・タウンズ
音楽 : エミリー・レビネイズ=ファルーシュ
キャスティング : ナン・ローランズ

  役  名 : 配  役
イーニッド・ベインズ : ニアフ・アルガー
ダグ・スマート : マイケル・スマイリー
サンダーソン : ニコラス・バーンズ
フレイザー : ビンセント・フランクリン
アリス・リー : ソフィア・ラ・ポルタ
フレデリック・ノース : エイドリアン・シラー
ジューン : クレア・ホルマン
ジョージ : アンドリュー・ヘイビル
ヴァレリー : フェリシティ・モンタギュー
パーキンズ : ダニー・リー・ウィンター
アン : クレア・パーキンス
ビーストマン : ギョーム・ドゥロネ
ジェラルド : リチャード・グローバー





テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

映画【チャイコフスキーの妻】をキノシネマ天神で見る !
2024年9月15日(日)

 きょう午前11時40分からキノシネマ天神で
映画【チャイコフスキーの妻】
 (英題:Tchaikovsky's Wife)を見ました!

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悪妻と言われた妻・アントニーナを中心に描く『再現ドラマ』
殆どストーカーのように描かれています。

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なお、チャイコフスキーが『同性愛者』だったことは音楽愛好家にとっては有名で、
映画の中では若い男を相手に選ぶ(と云うと誰かさんを思い出させますが)
と友人に語らせています。

チャイコフスキーの有名な楽曲は殆ど流れない演出で、作曲家がテーマなのに
「音楽映画」とは言えませんでした。

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チャイコフスキー側の音楽を産み出す苦悩や才能は描かれないので、
わたし的には大いに期待ハズレの映画で、駄作でした(私的にはですよ~)

また、チャイコフスキーの才能に感激し1度も会わないまま金銭面で支援した
フォンメック婦人については全く触れられませんでした。

2022年のロシア・フランス・スイス合作(ロシア語・一部フランス語)

観客は二十名弱


映画【チャイコフスキーの妻】公式サイト
 https://mimosafilms.com/tchaikovsky/



  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/97022/

【解説・ストーリー】
19世紀ロシアの天才作曲家ピョートル・チャイコフスキーと彼を盲目的に愛した妻アントニーナの残酷な愛の行方をつづった伝記映画。ロシアではタブー視されてきた「チャイコフスキーが同性愛者だった」という事実と、「世紀の悪妻」の汚名を着せられたアントニーナの知られざる実像を、史実をもとに大胆な解釈を織り交ぜて描き出す。

女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシア。かねて同性愛者だという噂が絶えなかった作曲家チャイコフスキーは、世間体のため、熱烈な恋文を送ってくる地方貴族の娘アントニーナと結婚する。しかし女性に対して愛情を抱いたことのないチャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、愛する夫から拒絶されたアントニーナは孤独な日々のなかで次第に狂気に駆られていく。

「LETO レト」「インフル病みのペトロフ家」で知られるロシアの鬼才キリル・セレブレンニコフが監督・脚本を手がけた。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

*******************
 2022年製作/143分/PG12
 ロシア・フランス・スイス合作
 原題または英題:Tchaikovsky's Wife
 配給:ミモザフィルムズ
 劇場公開日:2024年9月6日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : キリル・セレブレンニコフ
製作 : イリヤ・スチュアート, キリル・セレブレンニコフ,
      ムラド・オスマン, パーベウ・ブーリャ
製作総指揮 : マイク・グッドリッジ, エリザベータ・チャレンコ
脚本 : キリル・セレブレンニコフ
撮影 : ウラジスラフ・オペリアンツ
美術 : ウラジスラフ・オガイ
衣装 : ドミトリー・アンドレーエフ
編集 : ユーリ・カリフ

 役  名 : 配  役
アントニーナ : アリョーナ・ミハイロワ
チャイコフスキー : オーディン・ランド・ビロン
アナトリー/モデスト : フィリップ・アブデーエフ
オルガ : ナタリア・パブレンコワ
コーテク : ニキータ・エレネフ
ブランドゥコーフ : アレクサンドル・ゴルチーリン
サーシャ : バルバラ・シュミコワ
ユルゲンソン : ビクトル・ホリニャック
ルビンシテイン : オクシミロン
ウラジーミル : アンドレイ・ブルコフスキー
アリョーシャ : ニキータ・ピロズコフ
ニコライ : グルゲン・ツァトゥリャン
クボストワ : ナタリア・ポレノワ
アレクサンドル : ニキータ・レベデフ
アナスタシア : ソフィア・レズニック
教会にいる女性 : ユリア・アウグ
料理人 : イリーナ・ルドニツカヤ
葬儀屋 : ピョートル・アイドゥ





テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

長澤まさみ主演のコメディ映画映画【スオミの話をしよう】を見る !
2024年9月14日(土)

  今朝、9時40分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
三谷幸喜さん脚本・監督のコメディ映画【スオミの話をしよう】
 を見ました!

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   ユナイテッドシネマ・トリアス久山の大横断幕



主演は大好きな🩷長澤まさみさんで、多様な性格を七変化で演じています。
まさに、長澤まさみさんの魅力全開の作品。

そのパートナー役がいわゆる名だたる売れ筋俳優。

更に、この処映画でもドラマでもミュージカルでも引っ張りだこの宮澤エマさんが、
何役も役替りで演じられています。

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社会派メッセージは何もありません😂

終幕は歌とダンスのミニ・ミュージカル風演出。5分間ほどか。
きのうから全国上映開始。

コメディとして充分に楽しめました! 息抜きにはちょうど良い(笑)

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観客は50名くらいか? 数えた訳ではありませんが。

#三谷幸喜
#長澤まさみ
#スオミの話をしよう

映画【スオミの話をしよう】公式サイト
 https://suomi-movie.jp/



映画【スオミの話をしよう】予告編映像
 https://youtu.be/lyLLweNFpRY




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/100900/

【解説・ストーリー】
三谷幸喜が「記憶にございません!」以来5年ぶりに手がけた映画監督・脚本作品。長澤まさみを主演に迎え、突然失踪した女性と、彼女について語り出す5人の男たちを描いたミステリーコメディ。

豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。

三谷が脚本を手がけたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では語り部を担当した長澤が、ミステリアスなスオミ役を演じた。スオミを知る5人の男たちは、元夫の刑事・草野役を西島秀俊、現夫の詩人・寒川役を三谷監督作品初出演となる坂東彌十郎、ユーチューバー・十勝役を松坂桃李、庭師・魚山役を遠藤憲一、警察官・宇賀神役を小林隆がそれぞれ担当した。

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 2024年製作/114分/G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年9月13日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 三谷幸喜
脚本 : 三谷幸喜
製作 : 大多亮 市川南
プロデューサー : 玉井宏昌 石塚紘太
アソシエイトプロデューサー : 石原隆
ラインプロデューサー : 森賢正
撮影 : 山本英夫
照明 : 小野晃
録音 : 瀬川徹夫
美術 : あべ木陽次
衣装デザイン : 宇都宮いく子
装飾 : 田村一徳
美術プロデュース : 三竹寛典
アートコーディネート : 杉山貴直
音響効果 : 倉橋静男
VFXスーパーバイザー : 田中貴志
カラーグレーダー : 齋藤精二
編集 : 松尾浩
音楽 : 荻野清子
助監督 : 是安祐
スクリプター : 山縣有希子
キャスティング : 杉野剛
製作担当 : 鍋島章浩

 配  役 役  名 : 配  役 役  名
スオミ/時枝 : 長澤まさみ
草野圭吾 : 西島秀俊
十勝左衛門 : 松坂桃李
小磯杜夫 : 瀬戸康史
魚山大吉 : 遠藤憲一
宇賀神守 : 小林隆
寒川しずお : 坂東彌十郎
乙骨直虎 : 戸塚純貴
薊 : 宮澤エマ
阿南健治,梶原善





テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【ラストマイル】を見ました!
2024年9月2日(月)

  きのう9月1日、午後2時からユナイテッドシネマトリアス久山で
映画【ラストマイル】を見て来ました。

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 アメリカが本社のAmazonをモデルにしたと思われる通販物流最大手
【DAILY FAST】の流通拠点のセンター長になった女性(満島ひかり)を中心に
業界の実体を暴く社会派映画となっています。

その厳しい重層下請け構造を描く為に用意された起爆剤が文字通り
取り扱った商品が顧客の処で次々と爆発し死傷者が出る大事件。
1ダース(12個)の商品に如何にして爆発物を仕込むことができたのか?
犯人は何処にいる?と推理小説的展開。

爆発物探しや犯人探しではヤマト運輸をモデルにしたような国内運送業大手
【羊急送】、その下で輸送を請負う零細業者やバイク便のアルバイトなど、
使い捨てられる人々も描かれます。

ヒロインが勤務することになった物流センターの社員は僅か7人。
しかし非正規は800人、『BlackFriday』などの繁忙期には
千人を超える一時アルバイトが入るとか。
一方、最末端で商品を届ける零細配達業者に入るのは1個あたり150円
(届け終わって『1個』扱いなので不在で何度出向いても150円だけ)。
これらは、ドラマの設定とは言え本当の話しなんでしょう。

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物流センターの商品コンテナの移動は完全自動化が図られていますが、
それらのコンテナから顧客の指定品を選び出し顧客向けの小箱に入れて
梱包するのは手作業らしい。
なので繁忙期は千名を超える臨時アルバイトを使うが、雇用契約を結ぶ訳では無い。

この映画のエンターテインメント部分は
爆発物が入った小箱と犯人を探す処にあるのですが、
『社会派』部分は、これをネタに、精神を病む中間管理職や『自殺』に追いやられる社員、
こき使われる大手運輸業者と、その下で働く人たちの命懸けの仕事(1人で月50万稼ぐ
先輩の話が度々出てくるが映画の中盤あたりで先輩は過労死したことが明らかに)。

通販で殆ど何でも間に合う『便利な』世の中は、
こうした末端の人たちに支えられているのです。

映画としては、見る前の期待以上の良い映画でした✨

キャスティングも豪華❣
ベテランから中堅実力派そして頭角を表す多くの若手まで。
事件の核とはならないチョイ役で石原さとみさんとかも😂

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その上、脚本も監督も女性でした。
脚本・野木亜紀子
監督・塚原あゆ子
素晴らしい✨
音楽・得田真裕
主題歌は朝ドラも担当する米津玄師さん。

********

映画【ラストマイル】公式サイト
 https://last-mile-movie.jp/



映画【ラストマイル】予告編映像
 https://youtu.be/jCH7TOZIG4s?si=RsdkxXKqwDs9Yr4v




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/100881/

【解説・ストーリー】
テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。
流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。
関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。
主人公・舟渡エレナを満島ひかり、梨本孔を岡田将生が演じ、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲとディーン・フジオカ、捜査を担当する刑事役で「アンナチュラル」の大倉孝二と「MIU404」の酒向芳が出演。
さらに「アンナチュラル」から三澄ミコト役の石原さとみ、中堂系役の井浦新、久部六郎役の窪田正孝ら、「MIU404」から伊吹藍役の綾野剛、志摩一未役の星野源らが再結集する。
主題歌も「アンナチュラル」「MIU404」に続き米津玄師が担当した。

****************
 2024年製作/128分
 /G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年8月23日
****************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 塚原あゆ子
脚本 : 野木亜紀子
プロデューサー : 新井順子
エグゼクティブプロデューサー : 那須田淳
共同プロデューサー : 八尾香澄
撮影 : 関毅
照明 : 川里一幸
録音 : 西條博介
美術 : YANG仁榮
編集 : 板部浩章
スタイリスト : 金順華
ヘアメイク : 千葉友子 山田みずき
VFXクリエイティブアーティスト : 早野海兵
DIプロデューサー : 齋藤精二
カラーグレーディング : 齋藤精二
音響効果 : 猪俣泰史
ミュージックエディター : 遠藤浩二
音楽 : 得田真裕
主題歌 : 米津玄師
監督補 : 濱野大輝
助監督 : 鳥居加奈
スクリプター : 森本順子
制作担当 : 鷲山伸人 大藏穣

 配  役 : 役  名
舟渡エレナ : 満島ひかり
梨本孔 : 岡田将生
五十嵐道元 : ディーン・フジオカ
毛利忠治 : 大倉孝二
刈谷貴教 : 酒向芳
佐野亘 : 宇野祥平
松本里帆 : 安藤玉恵
小田島 : 丸山智己
佐野昭 : 火野正平
八木竜 : 平阿部サダヲ
三澄ミコト : 石原さとみ
中堂系 : 井浦新
久部六郎 : 窪田正孝
東海林夕子 : 市川実日子
木林南雲 : 竜星涼
坂本誠 : 飯尾和樹
向島進 : 吉田ウーロン太
三澄夏代 : 薬師丸ひろ子
神倉保夫 : 松重豊
伊吹藍 : 綾野剛
志摩一未 : 星野源
陣馬耕平 : 橋本じゅん
勝俣奏太 : 前田旺志郎
糸巻貴志 : 金井勇太
田島雄介 : 永岡卓也
桔梗ゆづる : 麻生久美子
白井一馬 : 望月歩





テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【掟】を キノシネマ 天神で見る !
2024年9月1日(日)

 きのう(8/31)16時35分からキノシネマ天神で、8月30日公開の
ドキュメンタリー的ドラマ映画【掟】を見ました!

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『掟』とは小さな地方議会を支配する『民自党』的「掟」のこと
のように思われます。

映画の中の『民自党』は、実際の世では勿論「自民党」のこと。

映画の冒頭と終幕では、実在の石丸伸二氏が登場し、
冒頭は安芸高田市長を辞職し東京都知事選挙に立候補を表明する
記者会見の模様。

終幕は、小池百合子に敗れたことを得票数と共に映し出しました。

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そして、この冒頭と終幕に挟まれた映画の殆どの部分は
フィクションドラマとして、市の名前も登場人物も変名で登場します。

市長の強引な手法と民自党会派の旧来の頑迷な手法との激烈な
市民不在の戦いが描かれます。

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但し、全体としては石丸伸二側を『正義』として描き、
今後の選挙(秋の衆議院選挙で新党結成も)での応援映画的な処も
胡散臭く漂っていました。

観客は高齢者6人程で若い人が多くなくて良かった!


映画【掟】公式サイト
 https://malibu-corp.com/okite



映画【掟】予告編映像
 https://youtu.be/-9SeWkOU5cY




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102040/

【解説・ストーリー】
広島県安芸高田市の元市長で、2024年の東京都知事選挙に出馬して大きな注目を集めた石丸伸二氏をモデルとした、劇団トラッシュマスターズの舞台劇「掟」の映画化。

ブラックユーモアあふれる政治ドラマで、進行形の現実と並走しながらフィクションとして描き、都知事選の開票結果が出た直後に完成・情報を解禁、企画検討から公開までわずか半年という異例のスピードで製作された。

元銀行員でアナリストの高村誠也は市長選挙に立候補することを決意し、見事当選を果たす。世界で一番住みやすい街を目指し、政治腐敗の払拭と財政再建を図る高村だったが、議会中に市議会議員の1人が居眠りをしていた事実をSNSで拡散したことをきっかけに、議会側との対立が激化していく。

映画プロデューサーの奥山和由が企画・製作を手がけ、原作舞台の劇作・演出を務めた中津留章仁が監督・脚本を担当。

*******************
 2024年製作/89分/G/日本
 配給:Santa Barbara Pictures
 劇場公開日:2024年8月30日
*******************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 中津留章仁
脚本 : 中津留章仁
企画 : 奥山和由
製作 : 奥山和由
プロデューサー : 豊里泰宏
撮影 : 吉沢和晃
照明 : 五味くれた
録音 : 西岡正巳
スタイリスト : 岩田友裕
ヘアメイク : 伊藤里香
編集 : 洲﨑千恵子
音楽 : 高畠
助監督 : 土岐洋介
制作担当 : 牧義寛
ラインプロデューサー : 高瀬博行

 出演者
森下庸之,小杉勇二,藤木久美子,山本龍二,葛西和雄
星野卓誠,倉貫匡弘,斉藤深雪,森川由樹,杉本有美
佐々木梅治,清水伸,伊藤洋三郎,辰巳琢郎,渡辺哲


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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画【ボストン 1947】を kinocinema 天神で見る !
2024年8月31日(土)


  きょう 14時10分から kinocinema 天神で昨日公開されたばかりの
ドキュメンタリー的ドラマ映画【ボストン1947】
 (英題:Road to Boston)を見ました!

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1936年のナチス政権下のベルリン・オリンピックで、日本選手として出場した
韓国人選手がマラソンで1位(金メダル)・3位(銅メダル)を獲得したが、
当時韓国は日本統治下だった為に日本の音読み名で日の丸をつけての受賞だった。

第二次大戦後、【ボストンマラソン1947】に出場しようとした処、
今度はアメリカの保護下にあることで、星条旗を付けていれば出場できることに。

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韓国人のマラソン監督(ベルリン・オリンピック金メダル受賞者)が
アメリカのマラソン大会役員に「ボストンはアメリカ独立宣言の地。
独立宣言の精神を韓国の日本からの独立に活かして欲しい」
との趣旨をとうとうと語るシーンがこの映画の頂点に思えます。

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その後の展開はボストン・マラソンでの韓国選手をはじめ
各選手の奮闘が描かれます。

観客は20数人でした。


映画【ボストン 1947】公式サイト
 https://1947boston.jp/index.html



しんぶん赤旗の映画評

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映画【ボストン 1947】予告編映像
https://youtu.be/1qrvW-bje6o




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101636/

【解説・ストーリー】
「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督が、祖国への思いを胸に命懸けのレースに挑むマラソン選手たちの姿を実話に基づいて描いたヒューマンドラマ。

1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。

「チェイサー」のハ・ジョンウが金メダル選手ソン・ギジョン、「弁護人」のイム・シワンが若手選手ソ・ユンボク、「メタモルフォーゼ 変身」のペ・ソンウが銅メダル選手ナム・スンニョンを演じた。

******************
 2023年製作/108分/G/韓国
 英題:Road to Boston
 配給:ショウゲート
 劇場公開日:2024年8月30日
******************

【スタッフ・キャスト】

監督 : カン・ジェギュ
製作 : チャン・ウォンソク カン・ジェギュ
脚本 : カン・ジェギュ イ・ジョンファ
撮影 : チェ・チャンミン
美術 : パク・イルヒョン
編集 : パク・ゴクジ
音楽 : イ・ドンジュン

 役  名 : 配  役
ソン・ギジョン : ハ・ジョンウ
ソ・ユンボク : イム・シワン
ナム・スンニョン : ペ・ソンウ
ペク・ナムヒョン : キム・サンホ
オクリム : パク・ウンビン


【kinocinema 天神のディスプレイ】

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テーマ:韓国映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【うんこと死体の復権】をKBCシネマで見る !
2024年8月25日(日)

  きょう、15時10分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【うんこと死体の復権】舞台挨拶付き
 を見ました!

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映画は17時00分終了
トーク・イベントは17時45分終了

ある意味マイナーな際どいドキュメンタリーですが、
監督の舞台挨拶付きとあって客席の半分以上埋まる盛況でした。

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前半は『野糞』がテーマ。
水洗便所に流した糞尿は下水処理場で処理され(電力も含む多量のエネルギーを消費)最終的には焼却されて二酸化炭素を排出する。
一方で『野糞』は、昆虫やミミズなど小動物の生きる糧となり生命を繋ぐ。

中盤は動物の死体が昆虫を含む他の小動物の餌となり、最終的には土に還元される。

これは人間でも同じで『土葬』にすれば他の生命に命を繋ぐことができる。
なお、法律上『土葬』は禁止されているわけではなく申請すれば可能な自治体もあるとのこと。

しかし、山でも所有していない限り『野糞』も『土葬』も不可能。

映画の中心メンバーは、このために大きな山を買い、来訪者に『野糞』を奨励している。
『土葬』するにも、少なくとも2m四方位の墓地が必要だし、庶民には手が届かない。それもを代々続けるのは現代社会では無理。
天皇家のように大きな所有地に御陵を築ける人は極少数だろう。

と言う訳で理念は解るが実現不可能な呼び掛けでした。

*******



映画【うんこと死体の復権】公式サイト
 https://www.unkotoshitai.com/



映画【うんこと死体の復権】予告編映像
 https://youtu.be/4RBJFNnqvVU




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101523/

【解説】
「グレートジャーニー」で一躍名をはせた探検家・関野吉晴の初監督作品。
現代社会では忌避されがちな、生き物の排泄物や死体などを熱心に追い続ける人々の活動を通して、命の循環を見つめていくドキュメンタリー。

アフリカで誕生した人類が南米最南端まで拡散した5万キロの足跡を、動力を使わずに逆ルートでたどる旅「グレートジャーニー」を40代ではじめ、足かけ10年をかけて踏破したことで注目を集めた探検家の関野吉晴。アマゾンの奥地で自然と共に生きる狩猟採集民族マチゲンガ族と半世紀以上にわたって交流をもってきた関野は、自身を含めた現代人が自然とどのように共存していくべきかを常に考えていた。そして2015年、どの星よりも循環に優れた地球で人類が生き続けるためにどうしたらいいかを考える「地球永住計画」というプロジェクトをスタートさせる。

そのプロジェクトを通して関野は、野外排泄にこだわり続け、自ら「糞土師」と名乗る写真家の伊沢正名、排泄物から生き物と自然のリンクを考察する生態学者の高槻成紀、そして死体を食べる生き物たちを観察する絵本作家の舘野鴻と知り合う。彼らの活動を通して、現代社会において不潔なもの、無きものとして扱われがちな、生き物の排泄物や死体を見つめることになった関野は、無数の生き物たちが命をつなぎ、循環の輪をつないでいることを知る。

【ストーリー】
探検家で医師の関野吉晴氏は、2015年から始めた「地球永住計画」というプロジェクトで3人の人物に出会う。
糞土師(ふんどし)・伊沢正名氏は自分の便が自然に還っていく様子を観察し続けていた。

一方、保全生態学者の高槻成紀氏は糞尿などから野生動物を調査している。

死骸を食べる虫を主人公とした絵本「しでむし」などで知られる絵本作家・舘野鴻氏は作品作りのため虫の生態を観察している。

ドキュメンタリー「グレートジャーニー」などで取り上げられた探検家で医師の関野吉晴氏が監督を務め、便や生き物を調査する3人の人物を取材したドキュメンタリー。

糞土師を名乗る伊沢正名氏、保全生態学者の高槻成紀氏、絵本「しでむし」などの作家・舘野鴻氏の活動に関野氏が密着する。
プロデューサーを『なぜ君は総理大臣になれないのか』などの大島新監督と、関野氏を追った『カレーライスを一から作る』などの前田亜紀監督が担当する。

***************
 2024年製作/106分
 /G/日本
 配給:きろくびと
 劇場公開日:2024年8月3日
***************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 関野吉晴
プロデューサー : 前田亜紀 大島新
撮影 : 松井孝行 船木光 前田亜紀
編集 : 斉藤淳一
音響効果 : 金子智子
整音 : 高木創
監督補 : 船木光
宣伝美術 : 安倍大智

 



テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【アナウンサーたちの戦争】 をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月18日(日)

  きのう 8月17日 15時50分~17時50分までキノシネマ天神で
ドキュメンタリードラマ 劇場版【アナウンサーたちの戦争】
 を見ました!

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再構成ドラマですが、残された記録や記憶を元に、アナウンサーや日本放送協会幹部や政治指導者など全て実名で登場し、名のある俳優が演じています。  

NHKが当時の愛宕山から移転した後は、愛宕山は軍部による諜報機関の一部となり、世界各地のラジオ放送や電波を傍受していて、既に敗色が濃いことが判っていたのに、放送局には虚偽情報を流し広範な国民を洗脳していた。

この映画では、米英への『宣戦布告』(真珠湾奇襲攻撃後伝達)に至る前から、『終戦の詔勅』放送(1945年8月15日正午・生音声ではなく事前録音のレコード盤再生)後までが描かれている。

以前のテレビ放送の再構成劇場版とのこと。
このテレビ放送は見ていなかったようだ。

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映画劇場版【アナウンサーたちの戦争】公式サイト
 https://thevoices-at-war-movie.com/


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映画劇場版【アナウンサーたちの戦争】予告編映像
 https://youtu.be/I1Xl5uBuJtw?si=_1N5qWSMIJoddeGD




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101746/

【解説・ストーリー】
戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を、実話をもとに描いたドラマ。
2023年8月14日にNHK総合テレビで放送された同名作品を映画化した劇場版。
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太平洋戦争中、アナウンサーたちは声の力で戦意高揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。
1941年12月8日、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、ラジオで開戦の第一報を伝えて国民を熱狂させる。
その後も2人は緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させていく。
同僚アナウンサーたちは南方占領地に開設された放送局に次々と赴任して現地の日本化を進め、和田の恩人である米良忠麿も前線のマニラ放送局に派遣される。

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一方、新人女性アナウンサーの実枝子は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力により活躍の場を奪われてしまう。
やがて戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視するようになった和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は激しく衝突する。
開戦ニュースと玉音放送の両方に関わった伝説のアナウンサー・和田信賢を森田剛が演じ、実枝子役で橋本愛、館野役で高良健吾、米良役で安田顕が共演。

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*************
 2023年製作/113分
 /G/日本
 配給:ナカチカピクチャーズ
 劇場公開日:2024年8月16日
*************

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【スタッフ・キャスト】
演出 : 一木正恵
脚本 : 倉光泰子
制作統括 : 新延明
プロデューサー : 城谷厚司 林啓史
撮影 : 佐々木達之介
照明 : 水村享志
録音 : 高山幹久
美術 : 山口類児
美術ディレクター : 川村裕一
衣装 : 竹林正人
ヘアメイク : 山田容子
装飾 : 三代川昭彦
持ち道具 : 小澤由香
音響効果 : 最上淳
VE : 齋藤祐樹
VFX : 高崎大介
編集 : 松本哲夫
音楽 : 堤裕介
語り : 橋本愛
取材 : 網秀一郎 大久保圭祐
制作担当 : 蓮見昌寿
助監督 : 長尾楽
脚本協力 : 山下澄人

 配 役 : 役 名
森田 剛 : 和田信賢
橋本 愛 : 和田実枝子
高良健吾 : 館野守男
浜野謙太 : 今福祝
大東駿介 : 志村正順
藤原さくら : 赤沼ツヤ
水上恒司 : 朝倉寿喜
降谷建志 : チャリー吉井
渋川清彦 : 長笠原栄風
中島 歩 : 川添照夫
眞島秀和 : 並河亮
遠山俊也 : 中村茂
古舘寛治 : 松内則三
小日向文世 : 下村宏
安田 顕 : 米良忠麿





テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【ぼくの家族と祖国の戦争】をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月17日(土)

  きょう、13時55分~15時40分、キノシネマ天神で
映画【ぼくの家族と祖国の戦争】
 を見ました!

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ナチス・ドイツ占領下のデンマークにドイツの難民を受入れさせると云うナチスの政策に翻弄される人々を描いた実話に基づくドラマ。

ここで注目するべきは、ナチス・ドイツが自国民を難民化して国外に送り付け事実上収容所生活を強い、その上自国難民に対して食糧も医療も提供せず飢餓と伝染病感染を放置していたと云う私には新しい事実。

収容所送りはユダヤ人やポーランド人だけではなく、ドイツ人に対しても行っていた歴史的事実を告発する映画です。
その中でやむなく5百人以上の難民を背負わされた学校長が、戦後になってナチス協力者として迫害されたことも描かれます。

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映画【ぼくの家族と祖国の戦争】公式サイト
 https://cinema.starcat.co.jp/bokuno/

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映画【ぼくの家族と祖国の戦争】予告編映像
 https://youtu.be/rdXXMhxfvbg?si=TKayI1UgJJirA2eM




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101984/

【解説・ストーリー】
第2次世界大戦末期にドイツから20万人以上もの難民がデンマークに押し寄せた事実をもとに、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の物語を感動的に描いたヒューマンドラマ。

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1945年、ドイツによる占領末期のデンマーク。市民大学の学長ヤコブは、敗色濃厚となったドイツから逃れてきた大勢のドイツ人難民を学校に受け入れるようドイツ軍司令官に命じられ、妻リスとともに究極の選択を迫られる。
一家がドイツ人を助ければ周囲から裏切り者と見なされて全てを失う可能性があるが、救いの手を差し伸べなければ多くの難民が飢えや感染症で命を落とすのだ。

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そんな中、ヤコブの12歳の息子セアンは難民の少女と交流を持つが、少女は感染病にかかってしまう。
「アクアマン 失われた王国」のピルウ・アスベックが父ヤコブ、本作が長編映画デビューとなるラッセ・ピーター・ラーセンが息子セアンを演じた。監督・脚本は「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター。

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 原 題: Befrielsen
 製作年: 2023年
 製作国 :デンマーク
 配 給 :スターキャット
 劇場公開日 :2024年8月16日
 上映時間 :101分
 映倫区分 :G
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【スタッフ・キャスト】
監督 : アンダース・ウォルター
製作 : ミリアム・ノルガード メッテ・ホスト・ハンセン トマス・ラドアー
製作総指揮 : ヘンリク・ツェイン
原案 : ミリアム・ノルガード アンダース・ウォルター
脚本 : アンダース・ウォルター
撮影 : ラスムス・ハイゼ
美術 : ハイディ・プラッゲ
衣装 : エミリー・ボーゲ・ドレスラー
編集 : ラース・ビッシンク
音楽 : ヨハン・セーデルクビスト

 役 名 : 配  役
ヤコブ : ピルウ・アスベック
リス : カトリーヌ・グライス=ローゼンタール
ビルク : モルテン・ヒー・アンデルセン
セアン : ラッセ・ピーター・ラーセン​
ハインリヒ : ペーター・クルト






テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

映画【ボレロ 永遠の旋律】をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月15日(木)

  きょう、15時45分〜17時50分までキノシネマ天神で
音楽映画【ボレロ 永遠の旋律】
 (原題・BOLERO)を見ました!

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私的には映画のストーリー展開としては、ちょっと期待外れでしたが、
表題の『ボレロ』をはじめモーリス・ラヴェルの楽曲を数多く聴くことができました。

また、サロンでのダンスの音楽として、今練習中のショパンのワルツ第10番
なども流れました😂

映画の最後は精神的に不安定となったラヴェルが脳の手術を受け、
そこで見る回想や幻想なども描かれました。

ラヴェルについて知らないことが多かったことがわかりました (^_^;) !



映画【ボレロ永遠の旋律】公式サイト
https://gaga.ne.jp/bolero/

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映画【ボレロ永遠の旋律】予告編映像
https://youtu.be/nRWlboQji1s?si=Y4H_Iql-91_yGVXG




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101824/

【解説・ストーリー】
フランスの作曲家ラベルによる不朽の名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた音楽映画。

1928年、パリ。スランプに苦しむモーリス・ラベルは、ダンサーのイダ・ルビンシュタインからバレエの音楽を依頼される。
彼は失ったひらめきを追い求めるかのように自身の過去に思いを馳せながら、試行錯誤の日々を経てついに傑作「ボレロ」を完成させる。
しかし自身のすべてを注ぎ込んで作り上げたこの曲に、彼の人生は侵食されていく。

ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、ヨーロッパを代表するピアニストの1人であるアレクサンドル・タローがラベルの名曲の数々を演奏した。

「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナがラベル役で主演を務め、ラベルの生涯にわたるミューズとなったミシアを「ベル・エポックでもう一度」のドリア・ティリエ、ダンサーのイダを「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバールが演じた。
監督は「ココ・アヴァン・シャネル」「夜明けの祈り」のアンヌ・フォンテーヌ。

**************
 2024年製作/121分
  /G/フランス
 言語:フランス語
 原題:Bolero
 配給:ギャガ
 劇場公開日:2024年8月9日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : アンヌ・フォンテーヌ
製作 : フィリップ・カルカソンヌ ダビド・ゴキエ ジュリアン・デリス
      ジャン=ルイ・リビ パトリック・キネ
原作 : マルセル・マルナ
脚本 : アンヌ・フォンテーヌ クレア・バー ピエール・トリビディク
      ジャック・フィエスキ ジャン=ピエール・ロンジャ
撮影 : クリストフ・ボーカルヌ
美術 : リトン・デュピール=クレモン
衣装 : アナイス・ロマン
編集 : チボー・ダマド
音楽 : ブリュノ・クーレ
音楽監修 : ギョーム・クレマン

 役 名 : 配   役
ラヴェル : ラファエル・ペルソナ
ミシア : ドリア・ティリエ
イダ・ルビンシュタイン : ジャンヌ・バリバール
マルグリット・ロン : エマニュエル・ドゥボス
シパ : バンサン・ペレーズ
マダム・ルヴロ : ソフィー・ギルマン
ラヴェルの母 : アンヌ・アルバロ
ラロ : アレクサンドル・タロー
ダンサー : フランソワ・アリュ


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写真は、キノシネマのディスプレイより。

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テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【Mommy】をKBCシネマで見ました !
2024年8月10日(土)

  きょう、13時05分~16時00分にKBCシネマで上映された
映画【Mommy】を見ました!

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四半世紀前の1998年7月に起こった『和歌山毒入りカレー事件』を再追跡したドキュメンタリー映画です。
2009年に死刑判決が確定している林眞須美さんは冤罪である可能性が高いとの重要な観点から描かれたものです。
林眞須美さんは再審請求中とのこと。

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当時、証拠とされたヒ素(亜ヒ酸・中国製)は、シロアリ駆除薬品として広範に出回っており誰でも入手可能であった。
夫がシロアリ駆除の仕事をしていた林真須美宅に有った亜ヒ酸と事件現場に残されたカレーから検出された亜ヒ酸の分析スペクトルが一致したとされているが、他の亜ヒ酸所有者は捜査対象にもなっていない。

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当時の朝日新聞スクープが林眞須美さんに疑いを向け、警察より前にメディアが殺到して『犯人像』を作り上げて行った。
等など、当時の決め付け捜査とマスコミのメディアクラスターが真相を埋もれさせて行った状況が描かれます。

2時間に及ぶ上映後、二村真弘監督による1時間近いトークショーが行われました。

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事柄の性質上、質疑応答無しの一方通行のトークショーに成りましたがやむを得ないでしょう。
ほぼ満席の観客は、トークショー付きならでは。

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今更ですが、私は当時から「犯人でっち上げ」の印象を強く持っていました。

確たる物証は無い 本人は一貫して否認‬
‪ ⇒ 最高裁も死刑 ‬
‪【和歌山毒入りカレー事件】‬

http://junskyblog.blog.fc2.com/blog-entry-1314.html
2009年4月21日(火)


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ほぼ同時期の【秋田・畠山鈴香】事件も同様に。

畠山鈴香被告の弁護人は、最高裁に上告
‪秋田小1児童殺害事件 −107回‬‬ ‬

#gooblog‬
https://blog.goo.ne.jp/junsky/d/20090409
2009年4月9日(木)


‪藤里事件 畠山被告の上告取り下げで無期懲役確定
‪秋田小1児童殺害事件 −109回‬‬

#gooblog
https://blog.goo.ne.jp/junsky/d/20090519
‪2009年5月19日(火)‬


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#Mommy
#林眞須美
#二村真弘
#和歌山毒入りカレー事件
#畠山鈴香藤里事件
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映画【Mommy】公式サイト
 https://mommy-movie.jp/


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映画【Mommy】予告編映像
 https://youtu.be/A-TFOvjmR5Q




映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101742/

【解説・ストーリー】

1998年に日本中を騒然とさせた和歌山毒物カレー事件を多角的に検証したドキュメンタリー。

1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入し、67人がヒ素中毒を発症、小学生を含む4人が死亡する事件が起こった。犯人と目されたのは近所に住む林眞須美で、凄惨な事件にマスコミ取材は過熱を極めた。彼女は容疑を否認しており、2009年に最高裁で死刑が確定した後も獄中から無実を訴え続けている。

最高裁判決に異議を唱える本作では、当時の目撃証言や科学鑑定への反証を試み、保険金詐欺事件との関係を読み解いていく。さらに、眞須美の夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を語り、確定死刑囚の息子として生きてきた浩次(仮名)が、母の無実を信じるようになった胸の内を明かす。

監督は、「不登校がやってきた」シリーズなどテレビのドキュメンタリー番組を中心に手がけてきた二村真弘。

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2024年製作/119分/日本
配給:東風
劇場公開日:2024年8月3日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 二村真弘
プロデューサー : 石川朋子 植山英美
撮影 : 高野大樹 佐藤洋祐
オンライン編集 : 池田聡
整音 : 富永憲一
音響効果 : 増子彰
音楽 : 関島種彦 工藤遥

【出演】
林眞須美,夫・健治、長男・次女など家族
(長女は亡くなっているとのこと;トークショーで)
当時の報道関係者など
鑑識・亜ヒ酸などの証拠を鑑定した学者たち
裁判官・弁護士・警察官・法曹関係者など多数
近隣の人々
そして二村真弘監督も映画の中に出演






テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【LE CONSENTEMENT /同意】 をKBCシネマで見ました。
2024年8月8日(木)

 今日の12時25分からKBCシネマで
 映画【LE CONSENTEMENT /同意】
 を見ました!

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見ることにしたキッカケは『しんぶん赤旗』8月2日(金)付けに
映画評( ⇓ )が掲載されていたから。

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しかし、非道い内容でした。
男女構わぬ15歳以下の少年少女を性奴隷として貪り尽くす『小児性愛者』の自伝と、これを数十年後に告発した被害者女性の『告発本』をもとに映画化したと言うもの。

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映画の設定では、その『小児性愛者』は50歳前後と言う話しですが、見た感じ70歳代後半。

手紙を通じて言葉巧みに未経験な少女を手懐ける(グルーミング)様子が克明に描かれます。
『処女膜を突き破った』などと言う過激な表現も。

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そこで描かれる少女(ヴァネッサ)は主に1人ですが、彼の著作により大勢の少女や少年を貪っていたことが、映画終盤で、その少女にも映画の観客にも判明します。

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少女は結局、精神に異常を来たします。

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ジャニー喜多川による少年への性加害問題が殆ど解決していない日本で『小児性愛者』を当人の目から『肯定的に』描いた映画が上映されているのは如何なものか!?

唯一『批判的な』側面を描くのは、その『小児性愛者』がテレビのバラエティ番組に出演した際に、女性コメンテイターが意見する場面ですが、番組内でも男性が多く『多勢に無勢』。結局、その批判は後景に追いやられます。

『しんぶん赤旗』が、と云うかコラムを持つ映画評論家の女性(岩根彰子)がこれを取り上げたのは『画期的』?否『非道徳』でしょう。

KBCシネマに観客十数名。



映画【LE CONSENTEMENT】 公式サイト
 https://klockworx.com/movies/consent/


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映画【LE CONSENTEMENT】予告編映像
 https://youtu.be/2e7U10Cp2K0





  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101216/

【解説・ストーリー】
フランスの作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラがその事実を告発した著書「同意」を映画化。

文学が好きな13歳の少女ヴァネッサは、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなく文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物だった。

やがて14歳になったヴァネッサはマツネフと同意の上で性的関係を結ぶが、そのいびつな関係はその後の彼女の人生に暗い影を落とすことになる。

映画初出演のキム・イジュランがヴァネッサ役で主演を務め、第49回セザール賞女性新人賞にノミネート。「ローラとふたりの兄」など監督としても活躍する俳優ジャン=ポール・ルーブがマツネフを演じ、「ゲンズブールと女たち」のレティシア・カスタ、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズが共演。「マイ・エンジェル」のバネッサ・フィロが監督・脚本を手がけ、原作者バネッサ・スプリンゴラが脚本に協力。

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2023年製作/118分/R15+
/フランス・ベルギー合作
原題:Le consentement
言語:主としてフランス語
配給:クロックワークス
劇場公開日:2024年8月2日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : バネッサ・フィロ
原作 : バネッサ・スプリンゴラ(1972年生れ)
      (『同意』内山奈緒美:訳/中央公論新社刊)
脚本 : バネッサ・フィロ バネッサ・スプリンゴラ フランソワ・フィロ
撮影 : ギョーム・シフマン

 役  名 : 配  役
ヴァネッサ : キム・イジュラン
ガブリエル・マツネフ : ジャン=ポール・ルーブ(1967年生れ)

レティシア・カスタ,エロディ・ブシェーズ






テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画