2015年6月24日(水)
取手市での仕事はきのう終わり今日は福岡への帰路。 東京で 『途中下車』 し、有楽町近辺を散策中。
日生劇場は演目無し。
帝国劇場は、【エリザベート】 上演中だが7月5日迄完売!
シアタークリエで、藤山直美主演の【おもろい女】のチケットが取れました。
最後列ですが、ほぼセンターの席をGET! 11,500円也! 座席は、ほぼ完売の盛況でした!
映像モンタージュで、太平洋戦争の戦前・戦中の悲惨な姿も映し出し、 反戦メッセージもハッキリ盛り込んだ演劇でした。 お話は、戦前から戦争直後に掛けて日本全国で一世風靡したと云う、 ミス・ワカナ・玉松一郎の漫才コンビの実話にフィクションを交えた人情劇!
以前、博多座で見たと思うが、9年前とのことでした。 なので、ストーリーは、覚え無し。
初めて観るみたいな感触でした。
上と下の画像は、シアタークリエの外壁に掲示された新聞評
2015年6月30日(火) まで、日比谷・シアタークリエ にて上演中!
藤山直美主演 【おもろい女】 公式サイト 【キャスト・スタッフ】 出 演:藤山直美、渡辺いっけい、黒川芽以、篠田光亮、 正司花江、田山涼成、山本陽子 ほか 作 :小野田勇 潤色・演出:田村孝裕
【公演紹介】 あまりにもドラマティック、『おもろい女』のミス・ワカナ! ミス・ワカナは、昭和初期に大活躍した実在の天才漫才師です。 立て板に水で、まくしたてるミス・ワカナのしゃべりに対し、相手方の玉松一郎はアコーディオンを抱えてボーッと突っ立っているー そのコントラストの妙が何とも可笑しいコンビでした。 この『おもろい女』では、ワカナが、十五歳で相手方・玉松一郎と出会い、結婚、別離を経ながら、漫才で人気の頂点を極め、若くして命を落とすまでをドラマティックに描きます。 今から半世紀前の1965年にテレビドラマとして誕生した『おもろい女』では、森光子さんと藤山寛美さんが「ワカナ・一郎」を演じ、大好評を博しました。そして劇中では、何と当時6歳の藤山直美が、中国でワカナが知り合う子供の役で出演していました! 78年には、森光子さんと芦屋雁之助さんのコンビで舞台化。翌年の再演では芸術祭大賞を受賞し、その後463回も上演を重ねました。 ワカナ役は、安来節を踊り、ジャズを歌い、各地の方言を駆使する「しゃべくり漫才」や「泣かせ漫才」を披露。 笑わせ、泣かせ、息つく暇もなく、ワカナの波瀾の生涯を駆け抜ける、圧巻の舞台です。 半世紀後、ミス・ワカナ役を演じ継ぐのは、その運命を背負った藤山直美! さらに渡辺いっけいら当代最高の豪華キャストが贈る、日本演劇界最高の喜劇にどうぞご期待くださいませ! シアタークリエ公式サイトより 藤山直美 インタビュー
昭和初期に圧倒的な人気を博した関西の女性漫才師、ミス・ワカナ。 36歳で世を去るまでの波乱の半生に焦点をあてた舞台「おもろい女」(小野田勇作、田村孝裕潤色・演出)に主演する。 ワカナは、森光子があたり役とし、1978年の初上演から2006年まで463回演じた。
「プレッシャーはあります。森さんと同じことはできませんもの」 と思いを語る。 「ですが、わたしと違う、と思っていたらお断りしていたでしょう。あの男の人の、どこが好きなのか、と聞かれて、答えようがないというのがあるでしょ。役も同じ。相性です」と受けた理由を独特な表現で説明する。 ワカナが15歳で大阪の漫才師に弟子入り志願するところから始まる。楽士の一郎(渡辺いっけい)を恋し、駆け落ちして結婚。ワカナ・一郎のコンビで売り出す。 「字も満足に読めないし、15歳まで、どんな人生を送っていたのかと思います。書かれていないからお客さんの想像にまかせます。密度の濃い人生だったんだなと見えればいいですね」
昨年は舞台「笑う門には福来たる」でワカナを見いだした吉本興業の創業者、吉本せいを演じた。その際に映像も含め、ワカナの資料にも目を通した。 「ぴんと糸が張ったような魅力的な声が印象的でした。森光子さんにも言えることですが、耳にすうっと入る声ですね」 戦地での慰問で苦楽をともにした一郎との夫婦関係は破綻。芸のすごみが増す一方で薬(ヒロポン)に手を出し、肉体は衰えていく。他人への尊大さなど嫌な面も描かれる。 「ハラワタをしゃべられるから気持ちいいですね」 本音と言い換えればいいか。 「いつも作家には『心の声はいらんのです』とお願いしています。隣の奥さんとしゃべるような言葉をお客さんはわざわざ聞きたくないんですよ」と指摘は鋭い。 「『金くれ』とか『あの男を手に入れたいんや』とか、そういうセリフをお客さんは聞きたい。言えばけんかになるから、世の中の約束事として普段は口にできません。わたしはそんなセリフが大好きです」 ワカナの様々な面が表れるが「多重人格ではないのだから、一本必ず通った筋がある」と分析する。
「そこだけ間違わないように演じれば、あとは世間に流されるのも、人気にうつつを抜かすのも、男が仕事よりも大事になるのも、何でもありです」 ワカナの一本筋。それを「生きることへの一生懸命さ」ととらえる。 「軸が漫才。生きるために漫才があったのかもしれないし、漫才をするために生きていたのかもしれない。一緒なんです。はかない人やなあ、さみしかったやろうなあと思います。人間として共鳴するところがあり、とてもひかれます」
6月5日~30日 東京・日比谷のシアタークリエ。問い合わせは03・3201・7777(東宝テレザーブ)
【小玉祥子】 毎日新聞5月26日夕刊より
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