2012年9月29日(土)
門司港駅、5年半のお別れ 築100年の木造駅舎改修
大規模改修工事に入るJR門司港駅の木造駅舎=28日、北九州市門司区 (共同通信) 2012年9月29日(土)11:19
先日このブログにも書いた、高倉健主演の映画 【あなたへ】 のロケにも使われていた
JR九州の 「門司港駅」 がリニューアル工事に入り、一般客は入れなくなったらしい。
こちらは、2010年11月30日に私が撮した写真です。
私も何度か訪れたことがあり、懐かしい。
これらの写真も、2010年11月30日に私が撮したもの。(下の写真も)
撮影日時:2010年11月30日 午後5時10分 (画像をクリックで拡大表示)
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今年、東京を訪れた時 にも工事中の写真を取った「東京駅」の方は来週そして来月の
10月1日から一般公開されるという。 もちろんこれまでも利用されてきたが・・・
ニュース記事を見比べてみたら、門司港駅・東京駅いずれも 1914年(大正3年)に
共用が開始されたとのこと。 そして、いずれも又 「重要文化財」の指定を受けている。
この年代(およそ 100年前 着工)の駅舎の改修が相次いでいるようだ。
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門司港レトロ Information より 明治二十四年に建てられた門司駅(現在の門司港駅)は、大正三年に場所を二百メートルほど移し、現在の場所に立て替えられました。 ネオ・ルネッサンス調の木造建築で、ドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルの監修の下に建てられました。
当時の駅のモダンさを知るにはトイレを覗いて見るといい。青銅製の手水鉢や水洗式トイレ(当時は非常に珍しい)、大理石とタイルばりの洗面所、御影石の男性用小便器などはとても重厚でモダンな作りとなっている。 二階にはハイカラなみかど食堂があり、鉄道を利用する客で大変にぎわっていました。 この門司港駅、駅舎としては初めて国の重要文化財に指定されています。
住所:福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
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レトロ駅舎、しばしの別れ…ライトアップ終了 読売新聞 - 2012年9月29日(土)05:14 鉄道の駅舎として初めて国の重要文化財に指定されたJR門司港駅(北九州市門司区)で29日、5年半に及ぶ保存修理工事が始まる。
市が続けたライトアップは28日で終わり、29日からは10メートル余り離れた仮駅舎で営業する。
現在の駅舎は1914年に開業。重厚感あふれるネオ・ルネサンス様式の木造2階建てで、88年に重要文化財に指定された。工事は老朽化が理由で、骨組みを残して少しずつ解体し、修理・補強した後、再び組み立てる。来年3月からは駅舎全体がボードとシートで覆われ、しばしのお別れとなる。
赤れんが駅舎「復興のシンボルに」 宮城の石、屋根飾る (朝日新聞) - 2012年9月27日(木)19:00 復元工事がほぼ終わって1914(大正3)年の創建時の姿に戻った東京駅丸の内駅舎。屋根材には、東日本大震災の津波に打ち勝った宮城県産の天然スレートと呼ばれる石が使われている。地元の職人は「復興を目指す地元のシンボルになれば」と期待を寄せる。
10月1日のお披露目を前にした丸の内駅舎の中央屋根には、漆黒のスレート1万5千枚がびっしりとふかれていた。納品した宮城県石巻市の「四倉製瓦工業所」社長、四倉年思也(としなり)さん(65)は29日に上京し、完成した屋根を眺める予定だ。「2億5千万年前の石が、千年に1度の大津波に勝った。日本一の駅にぴったりでしょうね」と話す。
スレートは石巻市雄勝町や同県登米市の採石場から切り出された粘板岩でできている。切り出したブロック状の石を厚さ5~7ミリほどに割り、縦横を30センチ以下に削ると高級屋根材に生まれ変わる。駅舎の工事を行った鹿島建設(東京都港区)によると、駅舎に使われた天然スレートは約45万枚。雄勝産と登米産のほか、元々の駅舎屋根に使われていた登米産を補修し、国内産は計12万6千枚。不足分はスペイン産でおぎなった。
JR門司港駅:9月下旬から5年半の大改修 毎日新聞 - 2012年09月11日 14時51分(最終更新 09月11日 15時05分) 大正時代の息吹を伝える北九州市門司区のJR門司港駅が、老朽化のため9月下旬から「100年に1度の大工事」(JR九州)に入る。5年半も見られなくなる駅舎を見ておこうと連日、鉄道ファンや観光客が全国から訪れている。16、17日には、駅舎にしばしの別れを告げるイベント「門司港駅まつり」も開かれる。
「この駅は九州の起点であり終点。長い歴史の中でいろんな人生を見守ってきました」。8日、香川憲次駅長(51)が約40人の見学者に熱っぽく語りかけた。工事を前に、近くの九州鉄道記念館が夏休み期間中から土曜日に開いた見学ツアー。最終日の8日までに300人以上が参加する人気ぶりだった。
1914年の建設当時の姿を残す駅舎は、ネオ・ルネサンス様式の木造2階建て。左右対称で「門」の字をイメージしたような美しい造りは88年、駅舎では初の国重要文化財に指定された。
改修工事は総事業費15億円。駅舎の柱やはりなどの骨組み以外は解体し、外から見えない部材の傷みまで修復・補強する。現駅舎の営業は28日までで、29日からホーム脇の仮駅舎に移る。駅前広場は高さ3メートルの塀で囲まれて作業場となり、13年3月以降、駅舎を完全に覆う工事が始まる。復元された駅舎を拝めるのは18年春という。
人気の観光スポットだけに、5年半の空白は痛手だ。北九州市は「めったに見られない工事を観光資源にして、影響を最小限に」と対策を練る。周囲に高さ4メートルの回廊型デッキを造り、補修作業や解体中の駅舎を見られるようにする予定で、修復作業を間近に見学するツアーも計画する。
門司港駅写真コンテスト開催のお知らせ 2012年08年09日( 木 ) 門司港駅写真コンテスト ~あなたの門司港駅~ 門司港駅大規模駅舎保存修理工事に入ります。 工事期間 平成24年9月~平成30年3月(予定) ※現駅舎での営業は9月28日(金)までとなります。 9月29日(土)からは仮駅での営業となります。 100 年あまり門司港のシンボルとし て多くの人々に愛された駅が、しばらくの間見えなくなってしまいます。 この工事は、未来に向かって保存するために必要なものですが、新しく改修されれば今の 哀愁ただようレトロのシンボルとしてお客様を迎えてくれた姿は最後となってしまいます。 この門司港駅に、それぞれの人がそれぞれの思いを持っているだろうと思います。 このそれぞれの思いを写真と一緒に未来へ向けて保存するために、門司港駅写真コンテストを行います。 ぜひ「あなたの門司港駅」をご応募ください。 そして、ぜひ工事が始まる前にもう一度門司港駅に会いに来て下さい。 門司港駅写真コンテスト主題 門司港駅を題材とした写真(自作・未発表の作品に限る)
応募期間:平成24年7月1日から9月30日(当日消印有効)
レトロ門司港駅、5年間かくれんぼ 9月から修理工事 朝日新聞デジタル - 2012年7月16日15時18分 JR九州は13日、国の重要文化財である門司港駅(北九州市門司区)の修理工事を9月末から始めると発表した。1914年にできた今の駅舎は壁や柱、床の傷みや汚れが激しくなっているため、初めて本格的な修理に乗り出す。 工事期間は2018年3月までの予定。総工費は15億円で、国、北九州市、JR、福岡県が負担する。今年9月末からは仮駅舎で営業する。来春からは鉄骨とパネルで覆って作業するため、5年間は外観が見えなくなる。 駅舎は柱など骨組みを残して解体され、傷んだ部分を補強したうえでふたたび組み立てる。門司港駅は1988年、駅としては初めて国の重要文化財に指定された。
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