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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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きょうは “芸術映画” 三昧
2011年5月1日(日)

 今日は、朝から映画館通い。

 それも、いつものトリアスではなく、博多駅の「しねリーブル」と北天神の「KBCシネマ」

映画の内容も、いわゆる“芸術映画” の類(たぐい)

 朝 10:00 ~ 12:00 「しねリーブル」にて 【真珠の耳飾の少女】
   画家・フェルメールと使用人にもなれない女中見習いの少女の交流を描く。
     観客 およそ 25名
     真珠の耳飾りの少女 - goo 映画
真珠の耳飾りの少女 - goo 映画



 昼 12:10 ~ 13:52 「しねリーブル」にて 【マーラー】
   音楽家・マーラーと、多くの愛人との奔放な愛欲生活を送る妻アルマを描く。
     観客 およそ 30名
     マーラー 君に捧げるアダージョ - goo 映画
マーラー 君に捧げるアダージョ - goo 映画



 昼 14:45 ~ 17:45 スポーツ・クラブ・Esta にて、
   水中ウォーキング500m と 水泳1000m , Esta香椎温泉入浴


 夜 18:40 ~ 20:50 「KBCシネマ」にて 【ショパン】
   音楽家・ショパンと、愛人ジョジュル・サンドおよび二人の連れ子の確執を描く。
     観客 およそ 30名
     ショパン 愛と哀しみの旋律 - goo 映画
ショパン 愛と哀しみの旋律 - goo 映画


 どの映画も、時間帯に関わらず、25名から30名ほどの観客でした。

 この種の映画人口は、この程度と言うことかも知れません。

 映画レビューは、また別の機会に書きます。


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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

木村多江 主演の映画 【ぐるりのこと】 を見る
2011年5月2日(月)

 今日は、暦通り仕事だったが、夜上映される映画に出向いた。

シネ・リーブルが、5月中旬に閉鎖されるのに伴い、クロージング・シリーズ

として、何本かの映画を再上映しているので、見に行った。

 このシリーズは、ALL 1000円 

 私が、今日見たのは、木村多江 主演の 【ぐるりのこと】 (2008年公開)

上映時間は、20:45 ~ 23:05。 2時間20分の長編 観客は15人ほど。

 なんともゆる~い感じの映画である。

gururinokoto001.jpg


テーマは良く解らない。

 法廷スケッチを仕事に選んだ主人公(リリー・フランキー:日本人のおじさん)と

その妻・翔子(木村多江)の生活を描いていると言えばそれまで・・・

 法廷スケッチを通して、幼児殺害やオウム真理教事件の被告が法廷でどのような

反応をしたかを見せると言うところが主題なのか、精神的疾患(心療内科疾患)に

陥る妻の姿が主題なのか良く解らなかった。

 まぁ、私は大好きな女優の一人である木村多江さんを存分にみられたので満足で

あるが、特にわざわざ見るほどの映画でもないような気がする。

ぐるりのこと。 - goo 映画
ぐるりのこと。 - goo 映画


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gururinokoto004.jpg

goo映画による 

【作品解説・紹介】

 前作『ハッシュ!』でカンヌ国際映画祭ほか、数々の映画賞受賞と50カ国を越える世界公開で話題となった橋口亮輔監督の、6年ぶりとなるオリジナル脚本による長編劇映画。
 1990年代初頭から21世紀へと、日本社会が大きく変質した10年。
 実際に起きたさまざまな社会的事件を背景に盛り込みながら、ひと組の夫婦の時の流れを、丁寧に、心にしみいるように紡ぎだしている。
 妻・翔子役に、これが初の映画主演作となる木村多江。
 ひょうひょうと生きる法廷画家の夫・カナオに、本格的な映画主演に挑むリリー・フランキー。
 この夫婦を通して、人と人のつながりから生まれる“ささやかだけど大きな幸せと希望”が見事に描かれる。(作品資料より)

【解説】
 ひと組の夫婦とその周囲の90年代半ばから10年にわたる歳月を、当時の社会情勢とともに振り返る希望と再生の人間ドラマ。
 「渚のシンドバッド」でロッテルダム映画祭グランプリを受賞した橋口亮輔監督が、「ハッシュ!」以来6年振りにメガホンをとって、原作・脚本・編集も兼ねる。
 主演は、「大奥」の木村多江と、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』でベストセラー作家となったリリー・フランキー。他キャストに、倍賞美津子、柄本明、寺島進など。

【あらすじ】
 1993年7月。出版社に勤務する翔子(木村多江)は、靴の修理屋で働くカナオ(リリー・フランキー)の子供を身籠っていた。二人は、式を挙げぬまま結婚していた。
 翔子の父は愛人を作って母の波子(倍賞美津子)を捨て、名古屋で暮らしているらしい。
 兄の勝利(寺島進)はやり手の不動産屋で、妻の雅子(安藤玉恵)と二人の子供と暮らしている。クセのある親族たちだが、カナオはうまくつきあっていた。
 やがてあるきっかけからカナオは、法廷画家の仕事を始める。記者の安田(柄本明)や先輩画家の吉住(寺田農)たちに揉まれながらも、自分なりの生き方を模索するカナオだった。
 1994年2月。カナオと翔子が暮らす部屋には、子供の位牌が置かれていた。その悲しみから、少しずつ精神を病んでいく翔子。翌年、新たな子供を身籠る翔子だが、自分だけの決断で中絶手術を受ける。彼女の心の闇は、ますます広がっていった。
 カナオが法廷で対面する事件が凶悪化していくのとも似ているかのように…。
 1997年10月。仕事も辞めて心療内科に通う翔子は、台風の日にカナオに中絶したことを告白する。「どうして、あたしと一緒にいるの?」「好きだから…」二人は、夫婦であることの絆を新たに確認しあうのだった。
 その翌年、お寺に通うようになった翔子は、精神の安定を取り戻す。僧侶からは天井画を依頼されて、ひさしぶりに絵筆をとる翔子。彼女もまた、かつては絵画の道を志していたのだ。
 ある日、父が末期ガンに犯されていると聞いた兄の勝利から、様子を見てくるように頼まれて、カナオと二人で名古屋に向かう。その報告の家族会議の場で、実は父を裏切ったのは母の波子の方だったと聞かされる。カナオが描いた似顔絵で、夫との対面を果たす波子。
 2001年7月。翔子の描いたお寺の天井画が完成した。そして、二人の部屋には、金屏風の前に並ぶカナオと翔子の写真が飾られていた。


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製作 2008年
橋口亮輔(原作) / 橋口亮輔(脚本) / 橋口亮輔(編集) / 橋口亮輔(監督)
/ 上野彰吾(撮影) / 矢部一男(照明) / 小川武(録音) / 磯見俊裕(美術)
/ 小川久美子(衣装デザイン) / 豊川京子(ヘア・メイク) / 城戸史朗(キャスティング)
/ 黒田光一(スチール) / 渡辺栄二(プロデューサー)

出演
木村多江 / リリー・フランキー
/ 倍賞美津子 / 寺島進 / 安藤玉恵
/ 八嶋智人 / 寺田農 / 柄本明 / 木村祐一 / 斎藤洋介 / 温水洋一
/ 峯村リエ / 山中崇 / 加瀬亮 / 光石研 / 田辺誠一
/ 横山めぐみ / 片岡礼子 / 新井浩文
 



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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

映画 【真珠の耳飾の少女】 フェルメールの名画がテーマ
2011年5月3日(火・憲法記念日)

 私のもう一つのブログにも書いた内容ですが、再録します。

 今日は、憲法記念日です。

 「東日本大震災」の影響で、憲法の問題は今少し後景に追いやられていますが被災者の生活再建に対する政治の責任として憲法第25条が取り上げられてます。

 今、この事態に対処する基本を考え直すために、改めて憲法を読んでみることも役に立つのではないでしょうか。


     ******************

 さて今日は、おとといの記事でタイトルのみ御紹介した

映画 【真珠の耳飾の少女】 の内容を少しだけ。

 フェルメールの名画 【真珠の耳飾の少女】 がテーマとなっています。

vermeer-jan-1-08.jpg

 この名画のモデルとなっている少女と画家・フェルメールとの交流の様子を

映画作家と監督の想像力で創り上げたフィクションでしょう。

 映画の中では、貧しい家庭の生活を支えるため、女中見習いに来た少女が

この名画のモデルになったという想定で話しが進められます。

 先輩の女中に厳しくも暖かく鍛えられながら女中奉公を続ける少女ですが、

雇い主(フェルメール)の妻には、疎まれ、長女らしき娘には嫌がらせを

受けています。

 次第に少女を重用するフェルメールに対して妻は、ますます少女への嫉妬心

を強め、つらく当たります。

 フェルメールのパトロンは、フェルメールの絵のモデルになる女性を次々と

手篭めにしてゆくと言う好色男で、その少女にも毒牙が迫ります。

 少女の運命は如何に・・・

 と、こう書くと、割と紋切り型の展開ですが・・・確かに多少そういう処も

     *********************

 『真珠の耳飾りの少女』(原題:Girl with a Pearl Earring)は、

  2003年のイギリス・ルクセンブルクの合作映画。 使用言語は、何故か英語

Vermer001.jpg
    (こちらは映画の中でピアスを付けるため耳たぶに孔を明けるところ)

真珠の耳飾りの少女 - goo 映画
真珠の耳飾りの少女 - goo 映画



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  【作品解説・紹介】 

 オランダ美術の巨匠、ヨハネス・フェルメールの描いた「真珠の耳飾りの少女」は、フェルメールの作品のなかでも最も人気の高いひとつ。
 どこか怯えたような、少し驚いたような、それでいて落ち着いた少女の表情は、一体どのように描かれたのか?
 本作は、その疑問にロマンティックな答えを出したベストセラー小説を、忠実に映画化した作品。
 実際にモデルとなった少女は誰なのか明らかではないが、この物語ではグリートとフェルメールの間に生まれる信頼と尊敬、愛の感情を豊かに描き出し、愛のエピソードを作り上げた。

解説
 17世紀に活躍した天才画家フェルメールが描いた一枚の絵を巡る歴史ドラマ。
 ベストセラーの同名原作を基に、一般に『青いターバンの少女』の名で知られ、日本でも人気の名画に秘められた謎に迫り、フェルメールとモデルの少女が交わす心の機微を静謐にして官能的に綴る。
 主演は「ゴーストワールド」のスカーレット・ヨハンソンと英国出身の演技派、コリン・ファース。
 監督はこれがデビュー作となるピーター・ウェーバー。

あらすじ
 1665年、オランダ。 事故で失明した父に代わり家計を支えることになった少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)は、画家のヨハネス・フェルメール(コリン・ファース)の家の住み込みの使用人となる。子だくさんのフェルメール家で、朝から晩まで重労働に追われる毎日。その日々のなかで、美的感覚の鋭さをフェルメールに認められたグリートは、絵の具の調合の仕事を任され、弟子として画家に想像力を与えるようになる。主人と使用人としての距離を保ちつつも、次第にお互いが本能で理解しあえる運命の相手だと気づくふたり。フェルメールの妻カタリーナは彼らの関係に嫉妬し、パトロンのファン・ライフェンは狡猾な策略をめぐらせる。彼の挑発に乗せられる形で、フェルメールは、グリートをモデルに絵を描くことになるのだが… 



  【キャスト・スタッフ】 

キャスト(役名)
スカーレット・ヨハンソン (Griet)
コリン・ファース (Johannes Vermeer)
トム・ウィルキンソン (Van Ruijven)
キリアン・マーフィ (Pieter)
エシー・デイヴィス (Catharina Vermeer)
ジュディ・パーフィット (Maria Thins)
アラキナ・マン (Cornelia Vermeer)

監督 ピーター・ウェーバー
製作総指揮 ピーター・ブロック/ニック・ドレイク/フィリップ・アードーズ
フランソワ・イヴェルネル/ダリア・ジョヴィチッチ/キャメロン・マクラッケン
トム・オルテンバーグ/ダンカン・リード
脚本 オリヴィア・ヘトリード
原作 トレイシー・シュヴァリエ
撮影 エドゥアルド・セラ
美術 ベン・ヴァン・オズ
音楽 アレクサンドル・デスプラ
衣装(デザイン) ディーン・ヴァン・ストラーレン



フェルメールの名画 【真珠の耳飾の少女】についてWikipediaより 

 『真珠の耳飾りの少女』(しんじゅのみみかざりのしょうじょ、
 オランダ語:Het meisje met de parel )は
 1665年頃に描かれたヨハネス・フェルメールの絵画であり、フェルメールの代表作。
 『青いターバンの少女』とも呼ばれる。
オランダのハーグのマウリッツハイス美術館にある。
 「北のモナ・リザ」「オランダのモナ・リザ」と言われることもある。
 




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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

福岡公演開始後ひと月目にして初めて劇団四季の【ウィキッド】 本公演を観劇
2011年5月4日(水・みどりの日)

 先月4月3日開幕の 劇団四季の ミュージカル 【ウィキッド】

 開幕前の通し稽古〈公開リハーサル〉は見ましたし、ブログにも記事を何本も

書いているのですが、「本公演」 を観るのは、今日が初めてのことでした。




 2回目となるので、ストーリーが(伏線も含めて)少しは解ってきましたが、

まだまだ、ちゃんと理解するまでには『リピーター』をやらなきゃなりません。

    ***************** 

 ただの御伽噺のサイドストーリーや、グリンダとエルファバの友情と確執の

物語ではなく、コントロールされやすい大衆の意識(風評に流される・・・)も

描いているようで、「東日本大震災」の“風評”被害にもつながるもの。

 Wicked“悪い魔女”として「オズの魔法使い」に名指しされたエルファバは

本当に Wicked だったのか? が主要テーマで、一昨日アメリカ大統領の命令で

殺害された“ビンラディン”が本当に“悪い国際テロリストの頭目”だったのか

にも繋がるかもしれない深い内容です。

 ブロードウェイでミュージカル版が初制作されたのが、2003年と言いますから、

【911】事件の影を見ないわけには行きません。

 エルファバは、「オズの魔法使い」に名指しされると無知の大衆からも

「Wicked を殺せ!」の合唱(ミュージカルですから本当に合唱ですが)に

合う羽目になります。

 きのう、グランド・ゼロで歓声を上げていたアメリカの人々が浮かびます。

 そういう風にも見ることのできる深い内容を持っているミュージカルです。




キャナルシティ劇場への川端商店街や明治通りは昨日から始まっている「博多どんたく」で賑やかでした。




  川端商店街の一画に作られた仮説舞台でフラダンスグループが披露していました。



  川端商店街のアーケード内で、どんたく囃子などを弾き語りしている通の方



    帰り道では、パレードしているブラスバンドを見かけました


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★★ミュージカル『ウィキッド』福岡公演★★



○開幕:2011年4月3日(日)
○劇場:キャナルシティ劇場(旧・福岡シティ劇場)

◎4月3日(日)~5月29日(日)公演分 絶賛発売中!!
○料金:S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円 C席3,000円(税込)

○予約方法:
□インターネット予約 http://489444.com

□劇団四季予約センター(10~20時)0120-489-444
※ キャナルシティ劇場のチケットボックスでの前売り販売は
  現在行っておりませんので、ご注意ください。

□劇団四季idメールサービス事務局   http://www.shiki.jp

□劇団四季オフィシャルウェブショップ  http://gdsk.jp/
 


【7月までの公演日程】 現在前売り中
wicked_fukuoka_schedule 4-7
  公演予定は8月までとのこと (上の表をクリック ⇒ 「全画面表示」 で少し拡大)

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本日(5月4日)のキャスト

グリンダ : 山本貴永
エルファバ : 江畑晶慧
ネッサローズ :  保城早耶香
マダム・モリブル : 森 以鶴美
フィエロ : 北澤裕輔
ボック : 伊藤綾祐
ディラモンド教授 : 前田貞一郎
オズの魔法使い : 松下武史

【男性アンサンブル】
  永田俊樹,権頭雄太朗,成田蔵人
  斎藤准一郎,田中元気,三宅克典
  宇都宮直高,田中宣宗,酒井康樹

【女性アンサンブル】
  古屋敷レナ,藤岡あや,西浦歌織
  渡部真理子,谷原志音,新津つくし
  榊山玲子,原田真由子,増山美保

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テーマ:劇団四季 - ジャンル:学問・文化・芸術

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第 1 日 開催! 予約不要で様々な演奏会を堪能
2011年5月5日(木・こどもの日)

 今日は、【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第1日。

 2週間ほど前にチケット・ぴあでチケットを捜した時は、結構良い席が多く残っていたので、どうなることかと心配していましたが、今日第一日の地元吹奏楽団などによる有料公演3プログラム(500円)は、全て完売で、無料公演も長い列ができ、定員オーバーが続出するような盛況でした。

 就学前後のこどもを連れた親子連れも多く、こういう年代から生の音楽を聴ける環境があることは素敵なことだと思います。

 また地元の高校生が、演奏に参加する人たちはもとより、場内ガイドなどボランティア・スタッフとして多数参加していました。
 音楽を通じてこういう経験を積むことができることも素晴らしいことだと思います。

 まさにこれこそが、【ラ・フォル・ジュルネ】の創始者ルネ・マルタンさんの目指すところで、そういう面から見ても充分成功していると言えます。


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   野外ステージで、オープニング演奏をする川井郁子さん(母親が鳥栖出身)

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  野外ステージでの川井郁子さんの演奏には朝一にも関らず多くの子ども連れが参加

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   福岡工業大学吹奏楽部の演奏会(45分ほどのプログラム:500円)
     ショスタコーヴィチの【祝典序曲】
     ガーシュインのオペラ【キャンディード序曲】を中心に
     ルロイ・アンダーソンの【トランペット吹きの休日】など
     余興として「AKB48」を真似た女子部員によるパフォーマンスなど

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   ホールのホワイエでは、野原みどりさんによる「フッペルのピアノ」による
   ベートーヴェンの【ピアノソナタ第14番】 通称「月光ソナタ」の演奏
   特攻隊員が出撃前に【月光ソナタ】を演奏したピアノそのものでの披露
   (この話を映画化した【月光の夏】も中央公民館で上映されました)

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   野外ステージでの 佐賀北高校 吹奏楽部員によるアンサンブル演奏
     フルート4重奏
     クラリネット4重奏
     サクソフォン4重奏
     トロンボーン4重奏
     金菅5重奏 (上の写真)
     再び編成が少し異なる サクソフォン4重奏
   など、様々な組み合わせで初聴きの曲が演奏されました。
   こういう企画は、とても良いと思いました。

IMG_0332m.jpg
   ソプラノ歌手とピアノによるレクチャーコンサート(ホワイエにて)

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   グルメロードの様子 20数店舗が手頃な値段で名産を提供
     私は、佐賀牛の炭火焼(500円)と恵比寿ビールを正午頃に
     鹿児島黒豚のリブステーキ丼(400円)を午後3時半頃に食べました。

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   ピアノトリオ「Triad」による演奏 ベートーヴェン 【大公トリオ】

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   きょうのプログラム。有料公演(左端)には「完売シール」がペタリ

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   幟旗を立てた鳥栖駅の様子。 駅構内にはポスターが多数掲示されていました。
   鹿児島本線・長崎本線などの結節点の重要な駅ですがこじんまりしています。




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 いよいよ明日から、本格的な有料公演(1500円が中心)が始まります。



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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第二日 公式公演開催! 今日の予約は四公演
2011年5月6日(金曜日・有給休暇取得)

 今日は、【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第2日。

IMG_0350m.jpg

オープニング・セレモニーで川井郁子さんの演奏を聴きました。



  オープニング・セレモニーで挨拶する総合プロデューサー ルネ・マルタン氏

 公式プログラムの最初は、ルネ・マルタンが、映画【月光の夏】で紹介された

特攻隊員が出撃前に演奏したというエピソード(昨日の当欄で紹介)に感動し、

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】の最初と最後のプログラムに組み入れた

ベートーヴェンのピアノソナタ第14番 【月光ソナタ】 です。

演奏は、昨日の“前夜祭”(お昼の演奏でしたが)で、その特攻隊員が弾いた

戦前のフッペルのピアノで 【月光ソナタ】 を演奏した 野原みどりさんです。

IMG_0360m.jpg

 今日は中央公民館のホールで ヤマハ の ピアノ で演奏されました。

 第1楽章は、フッペルとヤマハの音の伸びの違いやホワイエとホールの響きを

考慮してか、昨日よりはゆったりと演奏されたように思います。

 私も30年程前には、この曲を(素人の趣味のレベルで)一応最後まで弾けたし、

細部の表現にも自分なりにこだわりがあるのですが、野原みどりさんの演奏は

その私の趣向にピッタリくるものでした。

 特に旋律の裏で動く注音の音の運びなどが、私の思っていたままで、めったに

お目に(耳に)かかれない素敵な演奏でした。

 第1楽章が取り分け琴線に触れましたが、第2・第3楽章の運びも納得でした。

 出撃前の特攻隊院は、どのような気持ちをピアノに打ち込んだのでしょうか?

IMG_0394m.jpg

     **************

 演奏の2曲目は、同じくベートーヴェンのピアノソナタ第23番 【熱情ソナタ】 です。

こちらの方は、ついに最後まで演奏することができませんでしたが練習はしました。

それ故、大まかな楽譜の構造は覚えています。

 こちらの演奏も“わたし的に”納得の行く素晴らしい演奏でした。

    大感動です 

 
 野原みどりさんの演奏を聴いたのは、昨日も含めて、この【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】

が、初めてだったのですが、いっぺんにファンになりました。

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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第二日 今日の2公演目もピアノソナタ
2011年5月6日(金)

 私がチケットを購入できた公式プログラムの二つ目も

一つ目の野原みどりさんのプログラムと同じく、

ベートーヴェンの ピアノソナタ で、第6番,第24番,第17番 の3曲でした。

 ピアニストは、クレール・デゼール(Claire Desert)さん(若いフランス女性)

ピアノソナタ 第6番, op.10-2 ヘ長調

ピアノソナタ 第24番, op.78 嬰ヘ長調 「テレーゼ」

ピアノソナタ 第17番, op.31-2 ニ短調 「テンペスト」


 私は、ベートーヴェンのピアノソナタは、CDで全部聴いたはずなのですが、

この内、第6番,第24番 は耳に憶えがありませんでした。

CDを掛けながら居眠りしていたのかも・・・

 おそらく、殆どの観客にも初めての経験だったらしく、1楽章ごとに拍手が上がりました。

 しかし、こういう反応も 『普段着でクラシックを』 という 【ラ・フォル・ジュルネ】

ならではのもので、悪くはないものです。 感動したら拍手するのが自然ですから・・・

 ただ、最後のピアノソナタ 第17番 「テンペスト」 は、知っている観客も多かった

ようで、楽章の途中での拍手は無く、全楽章終了後に喝采が起こりました。

 「テンペスト」は、中々迫力のある良い演奏でした。 




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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第二日 今日の3公演目は弦楽四重奏
2011年5月6日(金)

 今日は、【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第2日。

 私がGETできた、公式プログラムの三つ目は、

ベートーヴェンの 弦楽四重奏 第10番, 第11番 の 2曲でした。

 演奏するのは、チェコの プラジャーク弦楽四重奏団(Qurtuor Prazak)

IMG_0367m.jpg

1972年結成の名門クァルテット。

 私は、まだベートーヴェンの弦楽四重奏の全曲をCDでも聴いたことが無く、

第1番~第3番の初期作品と、第12番から第16番の後期作品だけを聴いたことがあるだけ。

従って、今日の演目は初聴き。

 おそらく、こちらも観客の殆どすべてが初聴きと思われ、1楽章ごとに拍手が・・・

【ラ・フォル・ジュルネ】 らしいひとコマです。


     ************************

 今日のプログラム最後は、

 ベートーヴェンの序曲「命名祝日」 初聴き!

 そして、珍しいピアノ・ヴァイオリン・チェロと管弦楽の三重協奏曲です。

IMG_0379m.jpg


普通のオケの定期演奏会などでは、ソリスト3人を揃えるのは、日程的にも財政的にも

厳しい処がある訳で、こういう組合せの曲が聴けるのも【ラ・フォル・ジュルネ】ならでは。

ピアノ:ミシェル・ダルベルト(フランスの中年男性)

ヴァイオリン:テディ・パパヴラミ(アルバニアの若手男性)

チェロ:タチアナ・ヴァシリエヴァ(ロシアの若手女性)

管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア(ポーランド:1984年創立)

指揮:ゲオルグ・チチナゼ(グルジア)

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 このように多国籍の演奏家が一同に会して演奏するのも【ラ・フォル・ジュルネ】の魅力!


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テーマ:ラフォル・ジュルネ「熱狂の日音楽祭」 - ジャンル:音楽

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第三日 最終日! 今日は、11公演をはしごします!
2011年5月7日(土)

 今日は、【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第3日。

有料プログラム・11公演と幾つかの無料イベントを 『はしご』 します!




まずは、ホワイエでの無料演奏から。

「KIS リトルアンサンブル」 の子ども達によるアンサンブルです。

ベートーヴェンの【ヴァイオリン協奏曲】の抜粋や、

「のだめ」で有名になった【交響曲第7番】の抜粋が披露されました。





私がチケットを取れた今日最初の公式プログラムは、

ベートーヴェンの 【エグモント序曲】 と 清水和音による 【ピアノ協奏曲第四番】でした。

いずれも有名な曲ですが、ピアノ協奏曲の第一楽章が終わると、やはり拍手  が…

第2・3楽章は幸いアタッカ(切れ目なし)なので、良かったですが・・・

IMG_0391m.jpg

     ***************

 続いて今日二つ目のプログラムは、サロン・コンサートに似た百席ほどの研修室での

アンドレイ・コロペイニコフの 「ピアノリサイタル」 でした。

こじんまりして良い雰囲気のコンサートでした。

IMG_0396m.jpg

メインは、ベートーヴェンの 【ピアノソナタ第30番】ですが、

生で聴くのは初めてのことでした。

他に、ベートーヴェンの 【トルコ行進曲】をテーマにした6つの変奏曲

そして6つのパガテルが演奏され、最後が 【ピアノソナタ第30番】 でした。

     ***************

 今からは 九州交響楽団による 【交響曲第五番】 と

 【ピアノ協奏曲第一番】 ピアノ;シャニ・ディリュカ 

の公演を聴きます!




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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第三日 最終日! 第三・第四プログラム
2011年5月7日(土)

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第3日。


第三プログラムは、交響曲第五番とピアノ協奏曲第一番の公演を聴きます!

IMG_0401m.jpg

ピアノ協奏曲が先に演奏されましたが、やはり第一楽章の後で拍手が…

IMG_0401U.jpg
   シャニ・ディリュカ(Pf), 九州交響楽団, 矢崎彦太郎(指揮)

 交響曲第五番は、通称【運命】という有名な曲なので、さすがに第一楽章の後で拍手はありませんでしたが、何故か第二楽章の後に  が…

     ******************

第四プログラムは、ベートーヴェンのチェロソナタの第三番と第四番でした。

IMG_0403m.jpg
   タチアナ・ヴァシリエヴァ(Vc), クレール・デゼール(Pf)

 第3番は、比較的有名な曲です。


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 これから、ヴァイオリン協奏曲が始まりますので行ってきます。

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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第三日 最終日! 第五~第七プログラム
2011年5月7日(土)

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第3日。


第五プログラムは、ヴァイオリン協奏曲でした。
アルバニアの若い男性がソリストです。

IMG_0414m.jpg
   テディ・パパヴラミ(Vn), 九州交響楽団, 矢崎彦太郎(指揮)

     ***************

第六プログラムは、ルネ・マルタン氏 『イチ押し』 の日本人ビアニスト

児玉桃さんによるピアノソナタです。

IMG_0418m.jpg
    児玉 桃(Pf)

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、
           ピアノ・ソナタ第31番 午前の第30番に続き最後期三部作の内

                         2曲を聴くことができました。

繊細な演奏でした。


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今から、最終プログラム交響曲【英雄】とピアノ協奏曲【皇帝】を聴きに行きます。
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【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第三日 最終日! 最後のプログラム
2011年5月7日(土)

【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 第3日。


 今回の【ラ・フォル・ジュルネ音楽祭】  の最終プログラムは、交響曲 第三番【英雄】 と ピアノ協奏曲 第五番【皇帝】 です。

IMG_0426m.jpg
   ミシェル・ダルベルト(Pf), ゲオルグ・チチナゼ(指揮)
   管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア,
   ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

 どちらもホルンなどの金管楽器  を効果的に強調した演奏でした。

 【英雄】の方が先に演奏されましたが、その理由は、最後のアンコールで解りました。

 ソリストのミシェルさんが、ピアノソナタ第12番【葬送】の第二楽章を弾かれたのです。

被災地の皆さまへの思いを伝えたかったのは、言うまでもありません。

   合 掌 

 この葬送行進曲をもって、

  【ラ・フォル・ジュルネ 鳥栖】 音楽祭  最終日!

    最後のプログラムを終了しました。

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MET Live Viewing  【オリー伯爵】 (喜劇) を観る (5/13まで上映中)
2011年5月8日(日)

 今日、2011年5月8日・日曜日 

MET Live Viewing  【オリー伯爵】 (ロッシーニ作曲)  を観てきました。

Ory img_1m


 先月の 【ランメルモールのルチア】 が、ドロドロの悲劇だったのと打って変わって

腹を抱えて笑える楽しい喜劇 (オペラ・ブッファ) です。

 ただ、背景にはイスラム教徒を欧州・中東から駆逐する【十字軍遠征】があり、

上演時期としては微妙な面も・・・(日本では、ビンラディン殺害直後の上映)

 ストーリーは、十字軍が戦う戦場ではなく (当然戦闘場面も全くなく)、

亭主や恋人が十字軍遠征で留守している間に、プレイボーイのオリー伯爵と彼の取り巻きが

戦士の婦人たちを寝取ってしまおうとするが失敗するという、ある意味不道徳な話。

 まさにオペレッタの常道(浮気の失敗物語が多い)をゆくような設定。

     *************

 ロッシーニの最後のオペラで、歌手に高度の力量が求められることから、

メトロポリタン歌劇場でさえ、今回が初演だとのこと。

 それほど、上演される機会が少ない珍しいオペラだそうです。

 主演級の歌手は、いわゆるベルカント&コロラトゥーラ超絶技巧が必要ですが、

今回の出演者は、濃厚かつ滑稽な演技をしながら歌いこなしていました。

 幕間のインタビューでの話では、歌の技術とと演技は別々に訓練するが、

徐々に自らの中で融合して行くとのこと。

 公演中は、歌の技巧のことを気にしていては、演じられないので、完全に

自らの “ものにしてから” 歌い演じているそうです。

 喜劇はあまり好きでは無いと言う方々にも、この超絶技巧はお楽しみです!

13日の金曜日まで上映していますので、是非御覧ください。

     ****************************

 MET Live Viewing の良い所として、主な出演者や指揮者・演出家

などへのインタビューが幕間にあるのが特典です。

 今回も主役級のインタビューが行われました。

 また、キャスト以外へのインタビューとして今回は、

衣装スタッフの責任者に密着取材され、興味駸々でした。


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MET OPERA (松竹公式サイト)

MET上演日:2011年4月9日 13:00 ~ NY現地時間
 日本上映:5月7日~5月13日

 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
 指揮:マウリツィオ・ベニーニ 
 演出:バートレット・シャー
 出演:フアン・ディエゴ・フローレス、ディアナ・ダムラウ、
      ジョイス・ディドナート、ステファン・デグー
 言語:フランス語 

ジョアキーノ・ロッシーニ Gioachino Antonio Rossini,
   1792年 - 1868年
は、イタリア人作曲家であると認識していましたが、何故フランス語?
Wikipedia で見たところ、歌劇作曲家としての終盤(といっても37歳)の
1825年から1829年までの新作オペラは、パリで初演されており、このため
フランス語で書かれているようです。
 また、MET LIVE では、【オリー伯爵】が最後のオペラと解説していましたが、
実際には、あの有名な【ウィリアム・テル】が1年後の最後のオペラとなる
そうです。 その後は、小曲を片手間に作曲しながら美食家生活に・・・   


       *************************** 

 【オリー伯爵】 MET OPERA (松竹公式サイト) 解説より

時は13世紀初め。

 フォルムティエ伯爵は部下を連れて十字軍遠征に出ており、妹のアデルら女性たちは皆、城で男たちの帰りを待っている。ところが遠征に出なかった貴族がいた。オリー伯爵である。

 好色なオリーはアデルに言い寄ろうと作戦を練っていた。行者に化けてアデルの相談に乗り、男子禁制の城に入り込もうとしていたのだ。しかし彼の小姓イゾリエもアデルに恋しており、彼女に会うためにオリーを手伝い知恵を貸すが、この計画はもう一歩のところで失敗に終わる。

 それでもオリーは諦めない。たくましくも別の手段で成功したかに見えたが、主人の企みを見抜いたイゾリエは・・・。
 そして十字軍の帰還も近づいていた・・・。

 《セヴィリャの理髪師》、《チェネレントラ》など、オペラ・ブッファ(喜劇オペラ)のヒットを連発したロッシーニが晩年パリで作曲した、洗練と抑制のきいた大人のコミック・オペラ。

 J.D.フローレスとD.ダムラウという現在望みうる2人が歌う、オリーとアデルの歌合戦は必聴だ。昨シーズンの《ホフマン物語》等、METの大ヒット舞台を手がける奇才B.シャーの艶やかな新演出で贈る。 


       *************************** 



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瑛太 と 松田龍平 が出演する映画 【まほろ駅前多田便利軒】 を見た
2011年5月9日(月)

 黄金週間の前半は映画・ミュージカル三昧、後半は【ラ・フォル・ジュルネ】三昧

でしたが、中日(なかび)の 5月5日 の夜に、映画 

  【まほろ駅前多田便利軒】 を見ました。

Mahoro001.jpg



 便利屋さんの話のようでもあるが、背景に子どもを「麻薬」の取次ぎに使う

闇の社会を描いているところもある。(実話にヒント?)

 もちろん、子どもは「麻薬」などとは、つゆ知らずに利用されている訳だが・・・

 瑛太 と 松田龍平 が出演すると言うから、それなりの映画と思ったが・・・

私の感覚としては期待していたほどの映画では無かった。

まほろ駅前多田便利軒 - goo 映画
まほろ駅前多田便利軒 - goo 映画


公式ホームページ


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  【goo映画】による解説

 直木賞に輝く三浦しをんのベストセラー小説を映画化。東京郊外のまほろ市(町田市と思われる)で便利屋を営む多田と、行きがかり上一緒に仕事をする事になる行天――二人のバツイチ男が、クセ者たちのワケあり案件を解決していくという人情ドラマが展開する。多田を演じる瑛太、行天を演じる松田龍平――同級生以上、親友未満の三十男の軽快なかけ合いや痛快なコンビプレーが面白い。『ゲルマニウムの夜』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』と、ビターな青春映画を手掛けてきた大森立嗣監督が、ままならない人生を真摯なまなざしで見つめながらも、随所にユーモアをちりばめ、生きる事の幸せを浮かび上がらせる温かい人情ものに仕上げた。

 東京から神奈川へ突き出るように位置する街“まほろ市”。都会でもなければ田舎でもない。そんな街の駅前で便利屋“多田便利軒”を営むバツイチ男、多田啓介(瑛太)は淡々と仕事をこなす真面目なしっかり者。だが、ある年の正月、客から預かったチワワに逃げられてしまう。やがてバス停で見つけたチワワを抱く男は、中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)だった。かつての無口な印象とは違い、よく喋る風変わりな男に変貌した行天と一緒にチワワを返しに行く多田だったが、依頼人は既に夜逃げ。所在を突き止めたものの、新しい飼い主を探すよう頼まれてしまう。さらに、半ば無理やり行天が多田の家に居候することになり、多田と行天、そしてチワワの奇妙な共同生活が始まる。3月になり、自称コロンビア人娼婦ルル(片岡礼子)とルームメイトのハイシー(鈴木杏)がチワワの引き取りを申し出てくる。多田はそれを断るが、行天は条件付きでチワワの受け渡しを約束してしまう。行天の勝手な行動に苛立つ多田だったが、“犬は必要とする人に飼われるのが一番幸せだ。”という彼の言葉に心を動かされる。6月。小学生、由良(横山幸汰)の塾の送迎を依頼された多田と行天。親の愛情に飢える由良は当初、生意気な態度を見せるが、次第に2人になついていく。その傍ら、由良が密かに覚せい剤の運搬に関わっていることを知った多田は、元締めの星(高良健吾)と取引して由良を解放。親の愛情について、優しく由良を諭す。8月になると、行天の元妻、三峯凪子(本上まなみ)が現れ、多田は彼の秘密の一部を知る。同じころ、ハイシーに付きまとうストーカーの山下(柄本佑)を撃退する行天。だが、山下は星の手下だった。多田の事務所を訪れた星は、問題児の山下と共に、深入りした行天を消すと警告。そして10月。忘れられない過去と否応無しに向き合うこととなった2人は、遂に最後の季節を迎える……。


  【キャスト・スタッフ】

キャスト(役名)

瑛太 (多田啓介)
松田龍平 (行天春彦)
片岡礼子 (ルル)
鈴木杏 (ハイシー)
本上まなみ (三峯凪子)
柄本佑 (山下)
横山幸汰 (由良)
梅沢昌代 (山下の母)
大森南朋 (山田)
松尾スズキ (シンちゃん)
麿赤兒 (岡)
高良健吾 (星)
岸部一徳 (早坂)


スタッフ

監督 大森立嗣
プロデューサー 孫家邦
脚本 大森立嗣
原作 三浦しをん
音楽 岸田繁
主題曲/主題歌 くるり 





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【別府 アルゲリッチ音楽祭】 開幕 5/8-19
2011年5月10日(火)

 昨日付の西日本新聞によると、毎年恒例の

【別府 アルゲリッチ音楽祭】 が開幕したという。

Beppu_Argerich2011.jpg
    (画像は、【別府 アルゲリッチ音楽祭 2011】 公式サイト より)

 この記事が掲載された時点では、アルゲリッチさん自らが出演するコンサートは

いずれもチケットに残りがある とのことだったが、この記事で殺到したかも・・・

アルゲリッチさんは

14日の大分市

16日の北九州市

19日の大分県別府市

 の各公演に出演予定 とのこと。

【別府 アルゲリッチ音楽祭】 公式サイト

【別府 アルゲリッチ音楽祭 2011】 は、ここをクリック


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14日の大分市

■マラソン・コンサート ~タンゴとクラシックの出会い~

  5/14 (土) 15:30開場 16:00開演 20:00終演予定
会場:iichiko総合文化センター・iichikoグランシアタ(大分市)
出演:マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)、エドゥアルド・フーベルト(ピアノ)、清水高師(ヴァイオリン)、キム・スーヤン(ヴァイオリン)、ユンソン(チェロ)、黒木岩寿(コントラバス)、三浦一馬(バンドネオン)、津久見樫の実少年少女合唱団 他予定
【プログラム】
ラサラ:チャカレーラ 
カルロス・ロペス=ブチャルド: 荷馬車引きのうた
フーベルト:Fantango & Malambo
ピアソラ:オブリビオン(忘却)  
ピアソラ:リベルタンゴ  
パドゥラ:7月9日 
バカロフ:アストリアンド 
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV.1009 
マルコーニ:グリス・デ・アウセンシア 
モンティ:チャールダッシュ
ヒナステラ:3つのアルゼンチン舞曲集op.2より  
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ短調 op.138 
ピアソラ:trip around the tangos by Piazzolla 
 ピアソラメドレー マルコーニ編曲 *天使の死  *デカリシモ  
 *ブエノスアイレスの夏  *アディオス・ノニーノ
マルコーニ:Moda Tango
ピアソラ:現実との3分間  
フーベルト:Martulango 
【S席12,600円、A席10,500円、B席8,400円、C席6,300円、
  D席4,200円、ユース席2,100円(小学1年生~22才)】
Pコード:121-970 Lコード:84854 



16日の北九州市

■別府アルゲリッチ音楽祭 in 北九州
~マルタ・アルゲリッチと仲間たち~紡ぎ出す至高の調べ~

  5/16 (月) 18:00開場 19:00開演 
会場:アルモニーサンク北九州ソレイユホール(旧九州厚生年金会館)
出演:マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ユーリー・バシュメット(ヴィオラ)、清水高師(ヴァイオリン)、キム・スーヤン(ヴァイオリン)、ユンソン(チェロ)、伊藤京子(おはなし) 他
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲 ハ長調 WoO.36-3
エネスコ: 演奏会用小品
シューマン: おとぎ話の挿絵 op.113 
シューマン: ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44 他を予定
【S席12,600円、A席10,500円、B席8,400円、学生4,200円】
Pコード:122-193  Lコード:84792
*お問合せ(託児含む):北九州市芸術文化振興財団TEL:093-663-6661
  http://www.kicpac.org/music/argerich.23.html



19日の大分県別府市

■チェンバーオーケストラ・コンサート

  5/19 (木) 18:30開場 19:00開演 21:00終演予定
会場:ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール(別府市)
出演:ユーリー・バシュメット(指揮/ヴィオラ)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、モスクワ・ソロイスツ合奏団選抜メンバー&桐朋学園オーケストラ
【プログラム】
ブリテン:シンプルシンフォニー op.4
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11(弦楽合奏版)
ブルッフ:コル・ニドライop.47(ヴィオラ独奏と弦楽合奏版)
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 op.48
【S席12,600円、A席10,500円、B席8,400円、C席6,300円、
  D席4,200円、ユース席2,100円(小学1年生~22才)】
Pコード:121-972  Lコード:84856 




アルゲリッチ音楽祭 開幕
 (西日本新聞)- 2011年5月9日 00:27

 世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチさんが総監督を務める別府アルゲリッチ音楽祭(アルゲリッチ芸術振興財団主催、西日本新聞社など後援)が8日、大分県佐伯市でのコンサートで始まった。19日まで、同県内を中心に名高い音楽家による演奏が繰り広げられる。

 今年のテーマはアルゲリッチさんの母国アルゼンチンの音楽。初日も同国出身のピアニスト、エドゥアルド・フーベルトさんと、バンドネオン奏者の三浦一馬さんがタンゴなどを演奏した。

 東日本大震災の影響で8日に予定された東京公演は中止に。同財団は、音楽祭の演奏をCDに記録してチャリティー販売する計画を進めている。

 アルゲリッチさんは14日の大分市、16日の北九州市、19日の大分県別府市の各公演に出演予定。いずれもチケットには残りがある。

=2011/05/09付 西日本新聞朝刊=




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【子どもたちに豊かな文化・芸術を願う会】  (福岡市) が発足したとのこと
2011年5月11日(水)


 福岡市の「少年科学文化会館」が、建築後40年経過して老朽化したことを契機に

移転再整備が計画中だとのこと。

今回は、「少年科学文化会館」の特に【科学】に重点を置いた施設になるらしい。

 政令指定都市にも拘わらず、福岡市には本格的な【サイエンス・プラザ】的な施設が

無かったので、現在の「少年科学文化会館」が、これに変わる施設として機能してきた。


 これまで、4月・5月に【少年科学文化会館 基本構想検討委員会】で2回に亘って

“有識者”が論議してきたようで、議事録は福岡市のホームページで公開されている。

 それによると、委員の方々は大きな期待を持ち積極的に夢を語っておられるようである。

     *************** 

 これらの論議の動向も見据えつつ、福岡市の文化関係の団体が寄り集まって、

福岡市・子ども未来局経由で【少年科学文化会館 基本構想検討委員会】に

文化面を底支えする『舞台機能の整ったホール』を求める市民の気持ちを伝えようと 

 【子どもたちに豊かな文化・芸術を願う会】 と称する

協議会団体を設立し、文化関係団体や科学関係団体に参加を呼びかけているようだ。


 現在、6月開催予定の次回の【少年科学文化会館 基本構想検討委員会】に向けて

提言を取りまとめ中とのこと。

 活動に期待したい。


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少年科学文化会館基本構想検討委員会(第1回)を開催しました
   (福岡市こども未来局)


 まだ、第2回会議の議事録はUPされていない模様





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【Time Scoop Hunter Season-3】 NHK
2011年5月12日(木)

 NHKで、今日から再び放映されるようになった “時代劇”

【タイム・スクープ・ハンター】

 いわゆる歴史に残る【英雄物語】ではなく、名も無き『歴史の教科書に載らないような対象』
を追いかけています。

 それ故、私は第1シリーズから、できるだけ見るようにしていました。

時空を超えて取材するジャーナリスト:沢嶋雄一 に 要 潤

タイムスクープ社・第二調査部に所属するタイムナビゲーター:古橋ミナミ に 杏

歴史上の庶民には、いわゆる“無名の”俳優たちが扮しています。

TSHnorosi01.jpg


今日から始まった新シリーズの第一回は、烽火(のろし)を上げる役目を夫役(税)として

負わされた男たちの奮闘を描いています。

中国などの外国の交易船と、当時頻発していた海賊船とをいち早く見極めて、のろしで

信号を大宰府まで送るのだと言う。

TSHnorosi02.jpg


   *************

脚本/演出 は、中尾浩之 さんとのこと。

歴史に残りにくい人たちの生活をどのようにして掘り下げたのでしょうか?

もちろんフィクションも盛り込まれているのでしょうが、結構リアルです。



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【タイム・スクープ・ハンター】: TSHブログ


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映画 【阪急電車 片道15分の奇跡】 を見る
2011年5月13日(金)

 今日は特に話題が無いので、ゴールデンウィーク最初の4月29日に見た

映画 【阪急電車 片道15分の奇跡】 について少々。

Hankyu_001.jpg
     代表的画像 (中谷美紀)

 題名の副題に 「片道15分の奇跡」 とあるが、映画では、その往復を描き、

片道15分を約1時間掛けて描く。

 この沿線に住んでいる人や、宝塚に通う人々にとっては、なじみの駅が次々と

出てくるので、期待大で楽しめるであろうが(私も出は大阪なので少しは解る)、

極めてローカルな話で、解る人には解る映画と言える。

 もちろん、内容的には普遍的な側面も備えているので、その沿線を知らない人にも

楽しめるようにはなっているのではあるが、やはりローカル色は濃い!


阪急電車 片道15分の奇跡 - goo 映画
阪急電車 片道15分の奇跡 - goo 映画


Hankyu_003.jpg
     影のキーパーソンである上品な老婦人(宮本信子)


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 解説 - 阪急電車 片道15分の奇跡

 片道わずか15分のローカル電車を舞台に、そこに乗り合わせた人々の悲喜こもごもの人間模様を綴る群像劇。『フリーター、家を買う』の有川浩のベストセラー小説を、これが劇場用映画デビューとなる『結婚できない男』の三宅喜重が監督。出演は「ゼロの焦点」の中谷美紀、『ライアーゲーム』の戸田恵梨香、「眉山」の宮本信子。 


 あらすじ

 ある日、結婚式に出席したOLの翔子(中谷美紀)は、花嫁と見間違えるような純白のドレスで現れ、新郎新婦を唖然とさせる。それは、彼女の復讐だった。
 会社の同僚でもある婚約者を後輩に寝取られた翔子。別れ話を切り出してきた婚約者に出した条件が、結婚式への出席だった。新郎新婦を尻目に、颯爽と披露宴会場を後にした翔子。
 帰宅途中の電車で、好奇の視線を集める彼女に老婦人が声をかけてくる。その老婦人とは、曲がったことの嫌いな時江(宮本信子)。孫の亜美(芦田愛菜)と電車に乗っていたところ、純白のドレスに引き出物というチグハグないでたちの翔子が気になって、声をかけたのだった。

 女子大生ミサ(戸田恵梨香)の悩みは、恋人カツヤ(小柳友)のDV。2人で同棲するための物件を見に行く途中、電車に乗り合わせたドレス姿の翔子のことを話しているうちに口論となり、カツヤが降りてしまう。それを見ていた時江が吐き捨てた“くだらない男ね”という言葉で、ミサは別れを決意するが……。

 セレブ気取りの奥様グループに嫌々付き合っている庶民派主婦の康江(南果歩)。今日も高級レストランでのランチに誘われ、胃痛を我慢して出かける。電車内で傍若無人に振舞う奥様グループに肩身の狭い思いをしていた康江は、“おばちゃんってサイテー”という、ミサからの厳しい言葉を耳にして、急激に体調が悪化してしまう。

 地方出身で都会の雰囲気に馴染めない大学生の権田原美帆(谷村美月)と圭一(勝地涼)。ある日、電車の中で出会った2人だったが、その距離は近づくのだろうか……。

 大学受験を控えた女子高生の悦子(有村架純)は、人はいいがアホな社会人の竜太(玉山鉄二)と付き合っている。下校時の電車内で友人たちから進展状況を問い詰められるが、プラトニックな関係は保ち続けていた。だがある日、高校の担任から第一志望の大学は難しいと言われ、自暴自棄になって竜太とラブホテルに向かうが……。 



 キャスト・スタッフ 

【キャスト(役名)】
中谷美紀 (翔子)
戸田恵梨香 (ミサ)
南果歩 (康江)
谷村美月 (美帆)
有村架純 (悦子)
芦田愛菜 (亜美)
小柳友 (カツヤ)
勝地涼 (圭一)
玉山鉄二 (竜太)
宮本信子 (時江)
相武紗季 (マユミ)
鈴木亮平 (新郎)
森田涼花
高橋努
安めぐみ
高須瑠香

【スタッフ】
監督: 三宅喜重
製作: 福井澄郎,松下康,見城徹,角和夫
    桐畑敏春,中村仁,越智常雄
プロデューサー: 重松圭一,沖貴子,田村勇気
ライン・プロデューサー: 岩本勤
脚本: 岡田惠和
原作: 有川浩
撮影: 池田英孝
美術: 松本知恵
装飾: 藤田徹
照明: 原田洋明
音楽: 吉俣良
主題曲/主題歌: aiko
録音: 郡弘道
編集: 普嶋信一
衣装(デザイン): 会田昌子
ヘアメイク: 清水惇子
スクリプター/記録: 木村晃子
 


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MET Live Viewing  【カプリッチョ】 (舞台裏もの) を観る (5/20まで上映中)
2011年5月14日(土)

 今日、2011年5月14日・土曜日

先週の 【オリー伯爵】 に引き続き、今週も 

MET Live Viewing  【カプリッチョ】 (R. Strauss 作曲)  を観てきました。

Capriccio_002.jpg

     *************

 オペラには珍しい長く続く「弦楽六重奏」による序曲で開幕します。

 リヒャルト・シュトラウス の最後のオペラで、出演者は比較的少ないが

主役級の実力を持つ脇役が必要。

 ミュージカルなどにも多い 『Back Stage』 ものですが、

オペラの制作過程を描くと言うよりは、

オペラの要素である、詩(リリック)と音楽と演出のいずれが最も重要かを問う

内容です。

 リヒャルト・シュトラウス 自身の問題意識をオペラにしたような感じ。

 詩と音楽と演出を象徴する存在として詩人と作曲家と劇場支配人が配され、

伯爵令嬢・マドレーヌと詩人のオリヴィエと作曲家フラマンとの三角関係

(Love Triangle) を中心として描かれます。

 オリヴィエとフラマンが自らの活動が最も重要であるとアリアで歌い上げるのです。

しかし、劇場支配人は、詩も曲も私の演出があってこそ生命を与えられると

演出こそが中心であると歌います。

 その劇場支配人の主張(結構長いアリア)には傲慢なところがあるのですが、

ある意味「真を突いている」ところもあり、オペラに賭ける情熱と意気込みと

自信を感じさせます。

 このアリアを聴いている中で、「劇団四季」を独立独歩で率いてきた“独裁者”

浅利慶太氏の思いもこんなところにあるのではないかと何故か共感!

 宝塚歌劇や東宝ミュージカルが、大資本・阪急・東宝グループの威光と支援により

維持・発展されてきたのとは違い、「劇団四季」にはそのような大資本の支援は無く

完全に独立した演劇団体として60年近くも存続してきたのですから、浅利慶太氏が

さまざまな危機や雑音に屈せずに代表を務めてきたことは大したものだと思います。

 もっとも、このオペラのような自信満々の自己主張ではなく、TV番組のインタビュー

では、もう少し日本人的謙遜と控えめな表現はされています。

 少し、オペラから話は逸れましたが、このオペラは観客にそのような思いを起こさせる

ものであり、R. Strauss の意図は充分達せられているのではないでしょうか?

 最初に書いたように、このオペラは、オペラとは何か?を問う 作曲家 R. Strauss の

長年の自己問答をオペラにした『作曲家最後のオペラ』であり、

 この Back Stage オペラの中 での 3人の「この議論を新作オペラのテーマにしよう」

というところで幕を閉じます。

 マドレーヌとオリヴィエとフラマンとの三角関係は、どうなるのでしょう?

ことの進展は観客に委ねられているいるようで、未解決なままの閉幕です。

 舞台転換は殆ど無く、小道具を伯爵家の使用人(メトロポリタン歌劇場の歌手)たち

が出し入れする程度のもので、一幕ものの歌劇ですが、示唆に満ちたものでした。

 伯爵家の夕餉の余興として、一組のバレエ・ダンサーも出演します。


     ****************************

 MET Live Viewing の良い所として、主な出演者や指揮者・演出家

などへのインタビューが幕間にあるのが特典です。

 今回も主役の伯爵令嬢を演ずるルネ・フレミングのインタビューが行われました。

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METライブビューイング/R.シュトラウス 《カプリッチョ》 - goo 映画
METライブビューイング/R.シュトラウス 《カプリッチョ》 - goo 映画


 中洲大洋劇場の観客は30名程度。 5月20日(金)まで朝10時上映のみ。

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MET OPERA (松竹公式サイト)

MET上演日:2011年4月23日 13:00 ~ NY現地時間
 日本上映:5月14日~5月20日

スタッフ
 作曲:リヒャルト・シュトラウス
 指揮 アンドリュー・デイヴィス
 演出 ジョン・コックス

キャスト(役名)
 ルネ・フレミング (The Countess Madeleine)
 サラ・コノリー (Clairon)
 ジョセフ・カイザー (Flamand)
 ラッセル・ブローン (Olivier)

 言語:ドイツ語 
       *************************** 

 【カプリッチョ】 MET OPERA (松竹公式サイト) 解説より
 本作は、R.シュトラウスが、その生涯の最後に作曲したオペラ。「私の心を動かすものは“言葉”?それとも“音楽”?」詩人と音楽家、2人の男性の間で揺れ動く伯爵夫人の恋と芸術的テーマが、絢爛かつ静かな余韻の漂う音楽で描き出される。この議論はまさにシュトラウス自身の問題であり、作曲家の熟達に熟達を重ねた筆は、ここに類稀なる美しい音楽を生み出した。伯爵夫人を当たり役にするルネ・フレミングが主演をつとめる。(作品資料より)

 詩人のオリヴィエと音楽家フラマンは2人とも、若くして夫を亡くした伯爵夫人に恋をしている。彼女は自分たちのどちらを選ぶか?と言い争ううち、いつのまにか話は「言葉」と「音楽」はどちらが重要なのか?という議論になっていく。夫人の心が揺れ動く中、2人はそれぞれに愛を告白。返事を迫るうちに、女優や劇場支配人らも巻き込んで二重唱、四重唱、八重唱と多種多様なアンサンブルが展開、夫人は「では皆でオペラを作ってほしい」と提案する。そこで彼女の兄である伯爵は妙案を思いつくのだが・・・。結末はどこへ向かうのか?伯爵夫人の選択は・・・。
R.シュトラウスがその生涯の最後に作曲したオペラ。

 この議論はまさにシュトラウス自身の問題であり、作曲家の熟達に熟達を重ねた筆はここに類稀なる美しい音楽を生み出した。
 


       *************************** 

華麗で優雅な名舞台!《カプリッチョ》現地MET鑑賞レポート

        石戸谷結子(音楽ジャーナリスト)


現地ニューヨークのMETにて、まさに《カプリッチョ》のライブビューイング公演をご覧になった音楽ジャーナリストの石戸谷結子さんに、本作のみどころをレポートいただきます!

 《カプリッチョ》を4月23日にMETで見た。ちょうどこの日が「METライブビュ-イング」の収録当日。開幕前から舞台に緊張が走る。幕が開くとそこは1920年代のパリ郊外の優雅な伯爵家の館。

 この日は当主伯爵の妹で、若くして未亡人になったマドレーヌの誕生日で、それを祝うため、新しい舞台作品を創る準備がされている。伯爵邸には、舞台監督や詩人、音楽家などが招かれ芸術談義に花を咲かせている。
 そこに現れたのは、ルネ・フレミング演じる絶世の美人マドレーヌ。彼女に恋している詩人のオリヴィエと音楽家のフラマンは、マドレーヌの美しさに夢中になる・・・。まるでハリウッドの古い名画か、はたまたアメリカの上質ホームドラマか、という優雅な雰囲気で始まるのが、ジョン・コックス演出による《カプリッチョ》だ。
 R・シュトラウスと台本の原案を創ったシュテファン・ツバイクが意図したのは、「はじめに音楽?それとも言葉が先?」という、オペラの永遠のテーマ。しかし、したたかなR・シュトラウスは、その深遠なテーマをオブラートに包み、音楽家を選ぶべきか、詩人を選ぶべきか二人の熱烈な求婚者の間で迷う、マドレーヌの揺れる女心に重点を置いて描いている。
 
 主役マドレーヌを歌うルネ・フレミングは「この役のために生まれてきた」といわれるほどの適役。優雅で知的で、華やかな色香にあふれ、その歌唱表現は繊細の極致だ。詩人オリヴィエは、豊かな声と表現力を兼ね備えたラッセル・ブローン。そして情熱的な音楽家フラマンを歌うのはカナダの若手ハンサム・テノール、ジョセフ・カイザーだ。
 
ほかのキャストも充実しており、伯爵役のモルトン・フランク・ラルセンは、各地で《アラベラ》のマンドリカなどを歌っているかっこいいバリトン。女優役のサラ・コノリーは、イギリスで大人気のメゾ・ソプラノ。舞台監督のラ・ローシュを演じるピーター・ローズも歌・芝居ともに巧いベテランで、すべて超一流の歌手ばかりが集められている。


 伯爵邸に招かれてオペラ・アリアを披露するイタリア人歌手カップルやバレリーナたちも芸達者で客席を大いに湧かせる。優雅な音楽と心地よい舞台は、まさに上質のエンターテイメント。そして幕切れの〈月光の音楽〉のあと、マドレーヌが歌う長大なモノローグ〈鏡の中の恋するマドレーヌ〉で、聴衆は作曲家の真の意図を知る。銀色ラメの豪華ドレスに白い羽根の扇を持ち、月光に照らされたマドレーヌは一人で歌い出す。さてそのマドレーヌが出した結論とは? それは舞台見てのお楽しみ!
石戸谷結子(音楽ジャーナリスト)



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第37回 『ポパイサタデイライブ』
2011年5月15日(日)

 私が勤めている会社のすぐ近くにあるランチハウスのマスターが主宰している

ミュージカル・タレント養成スクールの定期発表会 

『ポパイサタデイライブ』 VOL.37

昨夜行われました。

 既に37回も回を重ねていると言いますから立派なものです。

 今回は、ランチハウスの隣を改装して造られた 収容人員 43名 の

【シアター おくんち】 の 「杮落とし」 公演も兼ねています。

     **************

 午後7時開演の予定でしたが、10分ほど押して始まりました。

“前座” という訳ではありませんが、最初は小学生の歌から始まりました。

最初に、滝廉太郎 作曲の 【花】 をステージの小学生と会場の参加者で合唱

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次に、小学生が一人づつ持ち歌を披露。

 誰もが知っている「童謡」を歌う子どもが多い中で、この子は・・・
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 ミュージカル 【モーツァルト!】 より 「僕こそミュージック」 を歌いました。

 本役の井上芳雄も 「難しい」 と言っている『難曲』です。

 ワン・フレーズに、多くの単語が入っているし、音域も広いし・・・

 一生懸命歌う姿に、観客は惹き込まれているようでした。

    他にも、ミュージカル・ナンバーを歌う人も次々と・・・

     110514_203651.jpg

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       少しずつ学年が上がって行き、中学生・・・高校生・・・と

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 3時間を超える長丁場でしたが、殆どの観客が最後まで声援を送りました。

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 もっとも、観客の中には、生徒の親も多いのですが、それでも毎回40人前後の観客の

目と耳に晒されることは、生徒に度胸をつける良い契機になりますし、定期的な発表会を

行うことで、上達の程度も確認でき、インセンティブとなり、モチベーションを維持する

ことに繋がります。 歌の勉強には、恵まれた環境だと言えるでしょう。

 プログラム終盤では、主宰者の井上寿夫(ひさお)夫妻がそれぞれ1曲披露されました。

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 最後に、出演者と観客が 「きょうの日はさようなら」 を合唱してお開きとなりました。

 (古いタイプの携帯電話のカメラで撮っているので映りが悪くて済みません)

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 客席の雰囲気
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    自己紹介タイム(観客も自己紹介するんです)
    写真は、【mmp 歌のおじさん&みんなの稽古場便り♪】 より借用
    http://mmpmmm.exblog.jp/15549281/


 この ミュージカル・スクール は、小さいながらも、現在帝国劇場で公演されている

【レ・ミゼラブル】のエポニーヌの大役を射止め、国際デビューも近いと言われる平田愛咲

(ひらた・あずさ)さんや、「劇団四季」の 熊本亜紀 さんら 多くのタレント

輩出しているという話です。

【ミュージカルメイツ プランニング】 へのリンク

歌のおじさん&みんなの稽古場便り♪
mmpmmm.exblog.jp


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映画 【BLACK SWAN】 を見たが・・・ キワモノ映画なので御注意!
2011年5月16日(月)

BLACK SWAN TopM


バレエを本格的にやっている人は見ない方が良いかも。

バレエは要素ではあるが、ストーリーの本筋ではない。
「白鳥の湖」のバレエ・シーンはもちろん出てくるけど・・・

BLACK SWAN 005


麻薬による幻覚と、主人公が子どもの頃から持つ心の病気からくる
自傷行為が中心。

『殺人事件』 もあるサスペンス調ではあるが、
その 『殺人事件』 は、主人公の幻覚の中で行われるもので・・・

ナタリー・ポートマンのバレエのレベルは良く解らないが、
所詮、集中猛レッスンの成果だろうし、
いまどき、『VFX』 でどうにでも加工できますからね・・・

BLACK SWAN 003


少なくとも、バレエを習っておられる小・中学生には見せないほうが良い
映画であることは確かです。 いわゆるキワドイシーンもあるので・・・

BlackSwan002.jpg
 
 この映画をバレエ鍛錬中の青少年が見たら、バレエの世界に幻滅するかも知れません。

おかあさま方は、バレエの映画だからと言って、娘さんを連れて行かない方が良いでしょう。

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ブラック・スワン - goo 映画
ブラック・スワン - goo 映画


【BLACK SWAN】公式サイト

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  goo映画による解説

 ナタリー・ポートマンが第83回アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いた話題作。
監督は、『レスラー』でミッキー・ロークを見事に復活させた鬼才ダーレン・アロノフスキー。本作では独創的な映像演出で、極限の高みに上り詰めようとするアーティストの孤独と苦悩を描き出している。
子供時代にバレエを習っていたナタリーは、10ヶ月の猛特訓の末、本格的な舞踏シーンに挑戦。しかしそれ以上に、激しい内面の葛藤に耐えながら、孤独な闘いを続けるバレリーナになりきった、鬼気迫る演技は必見だ。
またライバルのリリー役を演じたミラ・クニス、
娘に異常な愛情を注ぐ母親役のバーバラ・ハーシー、
ニナに主役の座を追われ、精神が崩壊していく元プリマ役のウィノナ・ライダーと、
共演陣のチカラのこもった演技も見事。
ヘタなホラー映画よりもよほど背筋にゾクっとくる、衝撃のサイコスリラーだ。

【解  説】
 大役に抜擢されたバレリーナが、そのプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩壊させていく様を描く「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督作。
主演は本作で第83回アカデミー主演女優を受賞した「マイ・ブラザー」のナタリー・ポートマン。
そのほか、「ジャック・メスリーヌ」のヴァンサン・カッセル、
「ザ・ウォーカー」のミラ・クニス、
「ライディング・ザ・ブレット」のバーバラ・ハーシー、
「僕が結婚を決めたワケ」のウィノナ・ライダーが脇を固める。

【あらすじ】
 ニューヨーク・シティ・バレエ団のバレリーナ・ニナは、純真で繊細な“白鳥”と、妖艶に王子を誘惑する“黒鳥”の二役を踊る「白鳥の湖」のプリマドンナに大抜擢される。
 しかし優等生タイプのニナにとって“白鳥”はともかく、悪の分身である“黒鳥”に変身することは大きな課題だ。
 初めての大役を担う重圧、なかなか黒鳥役をつかめない焦燥感から、精神的に追い詰められていくニナ。
 さらにニナとは正反対で、“黒鳥”役にぴったりの官能的なバレリーナ・リリーが代役に立ったことで、役を奪われる恐怖にも襲われる。ニナの精神バランスがますます崩壊する中、初日は刻々と近づいてくる…。



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劇団四季の 【ウィキッド】 を高島福岡市長が鑑賞したとか・・・
2011年5月17日(火)

 ちょっと前の話のようですが、5月14日付けの 【四季なび】 に

福岡市長の高島宗一郎氏が、
 ミュージカル 【ウィキッド】 
   を鑑賞したという記事が掲載されていました。

 私は、高島福岡市長の支持者ではないけれど、取り敢えず御紹介しておきます。

 高島氏は、福岡の民放の出身で、御自身も演劇経験があるという話です。

     ******************

 現在、キャナルシティ劇場(福岡市・博多区)で好評上演中のミュージカル『ウィキッド』

福岡公演に、福岡市長・高島宗一郎氏がご来場され、終演後、出演者と交流を深めました。

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             終演後、高島市長(写真中央)を囲んで   

出演者を代表して、ディラモンド役の前田貞一郎より
「九州のお客様はとても活気があり、私達自身もお客様からパワーを頂いています。
私達が、お客様に励まされることもあります」
と福岡公演の魅力を伝えると、高島市長からも激励の言葉をいただきました。

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         市長から作品の感想と、激励の言葉を頂いたカンパニー    

高島宗一郎市長
「とても感動しました。また、大切なものを心に頂きました。
福岡は野球、サッカー、バスケットや、
劇団四季さんのようなエンターテイメントがあるのが街の魅力です。
今日感じたこの気持ちを福岡の街の人に届けて、街と文化の活性化に繋げていきたいですね。
人間の活力の源は感動や喜びです。
私は魔法が大好きで、想像したり、イメージしたりする話はとてもワクワクします。
 こんな時だからこそエンターテイメントの力で世の中を元気にしてください」

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★★ミュージカル『ウィキッド』福岡公演★★



○劇場:キャナルシティ劇場(旧・福岡シティ劇場)

◎7月31日(日)公演分まで好評発売中!!
○料金:S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円 C席3,000円(税込)

○予約方法:
□インターネット予約 http://489444.com

□劇団四季予約センター(10~20時)0120-489-444
※ キャナルシティ劇場のチケットボックスでの前売り販売は
  現在行っておりませんので、ご注意ください。

□劇団四季idメールサービス事務局   http://www.shiki.jp

□劇団四季オフィシャルウェブショップ  http://gdsk.jp/
 


【7月までの公演日程】 現在前売り中
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  公演予定は8月までとのこと (上の表をクリック ⇒ 「全画面表示」 で少し拡大)

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児玉清さん 御逝去 享年77歳
2011年5月18日(水)

 児玉清さん が胃癌から肝臓に転移した癌などによって 亡くなられた。

 まだ77歳だったと言う。

PN2011051701001013.jpg
     (画像は、共同通信より)

 NHKでも【びっくり法律旅行社】 などのバラエティ番組に出演されていた。



児玉清さん死去、亡き娘と同じ胃がん闘病
 (サンケイスポーツ) - 2011年5月18日(水)08:00
 

 娘のいる天国へ-。テレビ朝日系の長寿番組「パネルクイズ アタック25」(日曜後1・25)の司会で知られる俳優、児玉清(こだま・きよし、本名=北川清)さんが16日午後0時28分、胃がんのため東京・中央区の聖路加国際病院で死去していたことが17日、分かった。77歳だった。3月下旬から入院、闘病を続けていた。長女は9年前、同じ胃がんのため36歳で亡くなっている。

 俳優、司会、そして芸能界きっての読書家だった児玉さん。マルチな活躍で人気を集めたが、がんには勝てなかった。

 遺体の安置されている東京・千駄ヶ谷の自宅前で17日午後8時前、長男の会社員、北川大祐さん(41)が会見。涙をこらえながら「立派な父でした」と声を振り絞った。

 児玉さんが最初に体調不良を訴え診察を受けたのは昨年秋。胃カメラを勧められたが、病院嫌いのせいか検査を受けず仕事を続けたという。

 体調が再び悪化したのは今年2月下旬。急に食欲がなくなり精密検査を受けた結果、胃がんと告知され、すでに肝臓に転移していた。3月下旬に入院、手術しても手遅れといわれ、抗がん剤を1回投与された。今月14日に起きあがれなくなり、15日から意識不明に。最期は妻で元女優、北川町子(本名・好子)さん(79)と大祐さんに見守られ、眠るように息を引き取ったという。

 「父は仕事復帰を目指して頑張っていました。『やり残したことがまだある』とも言っていました」と大祐さん。最後の仕事は3月23日のテレビ収録。4月1日から今月3日まで放送されたNHKBSプレミアムの開局記念PRスポットだった。

 児玉さんは1958年3月、学習院大学文学部ドイツ文学科を卒業後、東宝映画に入社し俳優の道を歩き始めた。「隠し砦の三悪人」や「悪い奴ほどよく眠る」をはじめ、数々の名作映画、ドラマに出演。75年に「パネルクイズ アタック25」の司会者に抜擢された。

 以来、3月下旬に収録を休むまで、36年にわたり担当。一般出場者を気遣う知的で誠実な司会ぶりが、幅広い年齢層から支持された。読書家としても知られ「子どもたちが本を読まない社会、国に未来はない。あらゆる人生が込められている活字の世界に触れることが大事」というのが持論。「翻訳が待ちきれない」と外国の本は原書で読み、分厚い新刊を月に4冊読破。蔵書は1万冊を数え、食堂まで山積みになっていた。テレビの書評番組や産経新聞の書評連載も好評だった。

 その分、10年以上前から、俳優の仕事には消極的に。2001年に放送されたSMAPの木村拓哉(38)主演のフジテレビ系ドラマ「HERO」の出演依頼もいったんは断った。しかし、当時マネジャーを務めていた長女、奈央子さんから説得され、引きうけたという。奈央子さんは02年、当時4歳の息子を残し、胃がんのため36歳の若さで亡くなっている。

 我が子に先立たれたつらさを「こんなに悲しいことはない」と周囲に語っていた児玉さん。司会者として俳優として、ものを考える力や想像力の大切さを世間に伝え、奈央子さんのもとへ旅立った。
 



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岡本太郎 の 壁画  【明日の神話】 に福島原発のイラスト落書き! 
2011年5月19日

 岡本太郎が原爆炸裂の瞬間を描いたと言われ、長らく行方不明になっていた

壁画 【明日の神話】 が復元・修復され 渋谷駅 で展示されているそうだが、

 この壁画 に 福島原発のパロディを付け加えて改竄した輩が居ると言う。

      N0032438.jpg
    (付け加えられたパロディ画 シネマトゥデイより)

 岡本太郎氏は、これを嬉しがって見ているだろうか?
           怒り心頭で激怒しているだろうか?

岡本太郎記念館側は特に声明を発表しておらず、
 担当者によると、今後もその予定はないという。





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岡本太郎「明日の神話」に付け足した福島第一原発事故の絵、アート集団Chim↑Pomが認める
 シネマトゥデイ  - 2011年5月19日(木) 19:23

 

 東京・渋谷駅通路に展示されている岡本太郎さんの壁画「明日の神話」に福島第一原発事故を思わせる絵が付け加えられていた騒ぎで、アート集団「Chim↑Pom[チン↑ポム]」が自分たちの行動であることを示す動画を公開している。Chim↑Pom[チン↑ポム]は、今月20日より展覧会「REAL TIMES」を開催予定。今回の行動は同展の予告動画で明らかにされている。

  N0032438.jpg
  Chim↑Pom[チン↑ポム]が行ったとされる
      「明日の神話」の改変部分

 問題となっているのは、20日より25日まで東京・無人島プロダクションで行われるChim↑Pom展「REAL TIMES」の予告動画。同動画には開始45秒から、約13秒にわたって、「明日の神話」を改変している場面が映し出されている。18日には都内ギャラリーで取材にも応えたことを、ギャラリーの担当者が明かした。

 Chim↑Pom[チン↑ポム]は、同展のテーマを「3月11日以降の『今→リアルタイム』、そして今という『リアル(な/の)時代』」とオフィシャルサイト上で説明しており、今回の行動もその一環であったようだ。これまでも現実社会とのかかわりを重視してきた同グループは、何度も福島第一原子力発電所や被災地に足を運び続けていることを明かしており、同展のプランも、ボランティア活動などを通して、現地の状況を実際に肌で感じながら、撮影を行って立ち上げたという。

 岡本さんの「明日の神話」は、原爆のさく裂する瞬間をモチーフにしたもの。今回、Chim↑Pom[チン↑ポム]が行った改変行為、並びにその告白というべき行為に対して、岡本太郎記念館側は特に声明を発表しておらず、担当者によると、今後もその予定はないという。改変行為が話題になった際も、警察に通報したのは一般人であり、記念館側は特に行動を起こしていなかったと担当者は明かしている。

 今回の改変行為に対しては、インターネット上でもその是非をめぐった議論が巻き起こっており、多くの著名人もこの件に関連してコメント。単純に「良い」「悪い」といった形で結論の出る問題ではないものの、多くの人の注目を浴びたことによって、原発のあり方を考える一つの契機になったことは確かなようだ。
          (編集部・福田麗) 



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MET LIVE  【Capriccio】 を再び見る
2011年5月20日(金)

MET OPERA LIVE 【Capriccio】  は、

先日の 土曜日 (5/14) に見ていましたが、その内容に惹かれて、再び見ることにしました。

そのために、有給休暇を取得 
平日朝につき、観客30人弱。

     *******************

【以下、このオペラで感じたことなどを順不同で記述】

  (画像は記述内容と直接関係ありません
   MET ライブビューイング・ブログより

 前回の記事で、

【リヒャルト・シュトラウス 自身の問題意識をオペラにしたような感じ。】

  と書きましたが、まずはこれに関連する部分から・・・

※グルックの「イフィゲニア」(タウリスのイフィゲニア) を批評する部分があり、

 劇場支配人(Theater Directuor)は、これを酷評。

 詩人と作曲家は高く評価する。

 
 ところが、この 【タウリスのイフィゲニア】 は、

先日、MET OPERA でも公演したばかり。(MET上演日:2011年2月26日 NY現地時間)

オペラの中での批判が二重構造で現実のものに!

※劇場支配人・クライロンのアリア(上演後70分位の処)

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       右側が劇場支配人(Theater Directuor)

 イタリア・オペラから繋がる伝統を守ってゆくのが勤めだと言いながらも、

将来も残ってゆくような作品を創造する新たな才能が出てくるのを待っていると言い、

古いものにしがみついている人間ではないと高らかに歌い上げる。 また・・・

 今の流行は安っぽいドラマだで中身が無い、と批判

古代の英雄や神話の話ばかりで、人間が描かれていない (ワグナー批判か?)

私がやりたいのは、民衆の心に響く人間が主人公のドラマだと訴える。

 そして・・・

 私は、新しい才能を発掘し育て上げてきた。

真面目な芸術(Die Kunst) を守るのが私の使命だ!と堂々と主張。

 これを聞いたイタリア人歌手の女性が感動の悲鳴を上げるという設定。

劇場支配人を批判していた詩人や作曲家も支配人の真意を知り

先ほどコケにした不名を詫び、3人で創作してゆこうと和解する。

Capriccio_005.jpg
    (伯爵令嬢・マドレーヌと 詩人・フラマン:右側)

※和解した後、新しいオペラ創作に掛かるにあたって

 伯爵令嬢マドレーヌ(ルネ・フレミング)の兄が、新しいオペラのテーマを

この 劇場支配人 と 詩人 と 作曲家 の対立と和解をテーマにしてはどうか?

と提案し、予定調和の大団円となるが、その際に 劇場支配人 が

 「プリマドンナは最初からは登場させるな」

 「私の登場の場を忘れず、最適なタイミングで、引き際も大事」

 「管弦楽は、歌手の歌をかき消さないように注意して」

 「その代わり、バレエシーンでは管弦楽は思い切り暴れろ!」

 「歌詞は繰り返すことで理解が深まる」

  と注文を付けるが、このオペラはそのアドヴァイス通りに構成されている。

 すなわち、このオペラの中の 『劇中劇』 が、まさに

 このオペラとして甦っているのである。

 この中で、「歌詞は繰り返すことで理解が深まる」という点については、

このオペラの中心となっている「愛の歌」(詩人が作詞し、作曲家が曲を付けた)が、

最初は、朗読としてメロディなしで朗詠され、(それも中心テーマは3回も)

次に作曲家が曲を付けてアリアとして 歌い、また後半にはマドレーヌが 歌い・・・

と、何度も繰り返されることで、観客に覚えさせてしまうという手法で実践!

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     (伯爵令嬢・マドレーヌと 作曲家・オリヴァー)

     ********************

 最後の20分で、伯爵令嬢マドレーヌ(ルネ・フレミング)がハープを弾きながら

このアリアを歌うシーンがあるのだが、弦も音とのズレも無くきちんと弾かれており、

フットペダルもタイミングよく踏み込まれているので、ルネ・フレミングが

本当に弾いているのかも。

 高い声で歌いながらハープを弾くなど、弾く真似をするだけでも大変な処を

本当に弾いているとすると、相当の訓練が必要だと思うが、元々ハープが弾けた

ので、演出に取り入れたのかも知れない。






     ********************

 このオペラには日頃スポットライトを浴びない役柄も出演する。

劇場支配人 と 詩人 と 作曲家 の大団円の後、ひとまず舞台は落ち着くが

そこに場違いにうだつの上がらない老人が現れる。 執事が「どなたか?」と問うと

「いつも地下に潜んでいるものです」(オペラ座の怪人か?) と応じる。

そして「しがない、プロンプターです。」 と正体を明かすと観客は爆笑!

R. Strauss もここは受け狙いであることは明らか・・・

そして「私が居眠りしている間に私を忘れて、皆さん帰ってしまった。

どうしてパリに帰れば良いのだろう!」と嘆くと、

「食堂で元気を付けてください。お車を呼びましょう」 と執事

プロンプターは、「私がつぶやいている間は歌手も観客も気にとめず、

何事も無いようにオペラは進むが、私が(公演中に)居眠りをしてしまうと、

歌手は続きを歌えなくなり、居眠りをしていた観客は目が覚める」 と歌う。

 この短いアリアで、プロンプターの仕事を簡潔に表現し、その存在意義を

METの観客にも伝えている。

 また、このエピソードの前には、皆さんが帰った後の 『宴席』 を片付ける

伯爵家の使用人たちが登場して、これまでの議論(大騒ぎ)を茶化し、

「今度のオペラには、私たち使用人も登場するらしい」 と歌うと

観客は爆笑。

 「ディナーのお客が居ない日は早く上がれる」など同じ言葉を入れ替わり

何度も繰り返す。 (劇場支配人のアドヴァイス通り)

 という訳で、R. Strauss の問題意識をオペラにし、『劇中劇』 である

新作オペラが、まさに 【Capriccio】 というオペラに成就したという落ちになる。



【余  談】

 このオペラの中で、序盤・中盤・終盤の3回に亘って、

伯爵令嬢マドレーヌ(ルネ・フレミング)が、自己陶酔する部分がある。

ベッドに横たわり、セクシーにしなを造りながら沈黙の演技を行う。

 終盤の自己陶酔の後、詩人と作曲家からのプロポーズのどちらに応じるのか?

と自己問答をするのだが、その場面は、鏡に映った自らに問いかける想定に

なっている。

 それが、最後の20分のアリアで、そのアリアの前半と後半にハープを弾く。

Capriccio_001_20110521163513.jpg


     ***************

開演前の ルネ・フレミング へのインタビュー(英語)

前回字幕を見ていて、概要は解っていたので、字幕無しで聴いたところ

とても解りやすい話しぶりで殆ど理解できた。

第二次世界大戦のさ中に 「国威発揚」 ではないこのようなオペラを書いた

R. Strauss の思いを推察したルネ・フレミングの説明と感想に共感できた。

(1941年8月初演)

       *************************** 

MET OPERA (松竹公式サイト)

MET上演日:2011年4月23日 13:00 ~ NY現地時間
 日本上映:5月14日~5月20日

スタッフ
 作曲:リヒャルト・シュトラウス
 指揮 アンドリュー・デイヴィス
 演出 ジョン・コックス

キャスト(役名)
 ルネ・フレミング (The Countess Madeleine)
 サラ・コノリー (Clairon)
 ジョセフ・カイザー (Flamand)
 ラッセル・ブローン (Olivier)

 言語:ドイツ語 
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劇団四季のミュージカル 【ウィキッド】 リハーサル見学会
2011年5月21日(土)

 昨日、劇団四季の ミュージカル 【ウィキッド】 
  の 「リハーサル見学会」 を見たあと 観劇しました。 通し稽古も含めて3回目!

     ******************

「リハーサル見学会」では、松下武史さん(オズの魔法使い役)が観客に解説し、

舞台上のアンサンブルに、ディレクターではなくて演技指導者(公演委員長)・

振付家に代わってダンスキャプテン・そして声楽指導者それぞれから、

細かい 『ダメ出し』 が行われ、アンサンブルの人たちは、「ハイッ!」と

快活に返事して指示に応えていました。

 途中何度か特定の場面をスローモーションとストップモーションで動きを再確認

していましたが、それを見ると、何気ない連続の動きの一つ一つに決まった振り付け

があり、俳優にはそれを忠実に再現する能力が要求されているようでした。

 その指示は結構細かく、立ち位置の微妙な調整や、腕の上げ方などにも及び

(「フォーメーションの調整」 という説明がされていました)

歌のほうではクレッシェンドの付け方や主役の歌との意識した重ね方など

既に こなされているはずの処を微調整しているようでした。

 公演開始後1ヵ月半が過ぎていても、このようなリハーサルを度々行うことで、

観客が新鮮に受け止められるように配慮し、毎日公演することによる 『マンネリ』

を避けることにも繋がるのでしょう。

     


     ******************

 今日は、2階の4列目中央から一つ隣のブロックの縦通路沿いの席(A席)で

その上、私の前方2列(S席)は空席だったので、見通しは極めて良好。

 これまでは、舞台機構や小道具の使われ方に注目して見ていたので、

ストーリーの方は、イマイチ解りにくかったのですが、今日はできるだけ大局で

見るように努めました。 その結果、ストーリーが、だいぶ解って来ました。

また、各配役の 『動き』 や 『台詞』 も少しは入ってきました。

     ******************

 今日の公演には、高校生の団体鑑賞会が入っていました。

開演前や、幕間は結構賑やかでしたが、公演中は大人し過ぎるくらい礼儀正しく

静かに鑑賞していました。

 ちょっと事前の “教育” が行過ぎていたのかも知れません。

 それでも第一幕終了後は、驚きの声が上がり、早速級友と感動を交換して

いるようでした。

 私が高校生の頃には、「ミュージカル鑑賞」などの機会が無く、

そもそも、「ミュージカル」そのものを知らなかったと思います。

 そういう面では、今の高校生には、こういう機会があって幸せだと思います。

 また、この鑑賞を通じて、劇団四季ばかりではなく、エンターテイメントの

世界を目指す人々が大いに増えることも、活性化に繋がることでしょう。


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1階は、ほぼ満席の模様。

2階は、S席の最前列は埋まっていたが、2列目、3列目は、ほぼ空席。

A席からC席は、ほぼ満席のようでした。

全体としては9割くらいの入りだったでしょうか?




★★ミュージカル『ウィキッド』福岡公演★★



○劇場:キャナルシティ劇場(旧・福岡シティ劇場)

◎7月31日(日)公演分まで好評発売中!!
○料金:S席9,000円 A席7,000円 B席5,000円 C席3,000円(税込)

○予約方法:
□インターネット予約 http://489444.com

□劇団四季予約センター(10~20時)0120-489-444
※ キャナルシティ劇場のチケットボックスでの前売り販売は
  現在行っておりませんので、ご注意ください。

□劇団四季idメールサービス事務局   http://www.shiki.jp

□劇団四季オフィシャルウェブショップ  http://gdsk.jp/
 


【7月までの公演日程】 現在前売り中
wicked_fukuoka_schedule 4-7
  公演予定は8月までとのこと (上の表をクリック ⇒ 「全画面表示」 で少し拡大)

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昨日(5月20日)のキャスト





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天海祐希 号泣 児玉清さんの通夜で・・・
2011年5月21日(土)

AmamiYuhki top_photo


天海祐希、号泣…プライベートでも親交
 (サンケイスポーツ) - 2011年5月21日(土)08:00

 16日に胃がんのため亡くなった俳優、児玉清さん(享年77)の通夜が20日、東京・文京区の護国寺で営まれ、俳優の反町隆史(37)と女優の松嶋菜々子(37)夫妻や女優の松たか子(33)ら900人が参列した。

 通夜に参列した女優の天海祐希(43)は人目もはばからず号泣した。弔問を終えると車の後部座席に乗り込み、その途端、ハンカチで顔を覆った。児玉さんとは2006年のフジテレビ系ドラマ「トップキャスター」で共演。天海はキャスター、児玉さんは報道局長の役で、関係者によると、天海はドラマ終了後も児玉さんを慕い、プライベートでも親交を結んでいたという。児玉さんが入院したと知った後は病状を気に掛け、見舞いも希望していたがかなわなかった。

 児玉さんの遺影は、2007年に出演した日本テレビ系ドラマ「ドリーム☆アゲイン」の取材で撮影された1枚。数ある写真の中から「表情がいい」と遺族が選んだ。法名は「修讀院釈清優(しゅうとくいんしゃくしょうゆう)」。読書家で自ら執筆もこなした児玉さんにちなみ、「修讀」に「書物を修めた」という意味、「優」で児玉さんの優しい人柄を表したという。棺には1万冊を数える蔵書からお気に入りの数冊が納められる。また、浅田次郎氏(59)、宮部みゆき氏(50)、伊集院静氏(61)ら多くの作家から弔電が届いた。

葬儀・告別式は、21日午前11時半から同所で行われる。
 



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仙台の合唱団 NYの カーネギー・ホールで公演
2011年5月22日(日)

 昨日のNHKニュースでも紹介していましたが、被災地仙台市の合唱団が

ニューヨークのカーネギー・ホールで公演し、大きな感動を呼んだそうです。

 演奏された曲目は、吉野弘作詞、広瀬量平作曲の「走る海」他

【海が一途に走っていた/海の果てを引きずって/海は叫んでいた】

 津波を想起させるかのような吉野弘氏の詩である。


 また、宮城県の民謡「斎太郎節」

【松島~の さぁよぉ~ 瑞巌寺(ずいがんじぃ~)ほどの 寺は無いとえ~】

  なども力強く歌われたという。


TKY201105210262.jpg


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仙台の市民合唱団 NYで歌声
 (NHKニュース) - 2011年5月21日(土)16時37分

 ニューヨークの音楽の殿堂「カーネギーホール」で、東日本大震災の被災地、宮城県仙台市を拠点とする市民合唱団が、アメリカの合唱団とともにチャリティーコンサートを開き、復興への願いを込めて力強い歌声を響かせました。
 (リンク元のNHK記事には映像あり)

20日、ニューヨークの「カーネギーホール」で開かれたチャリティーコンサートには、日本とアメリカ合わせて6つのアマチュア合唱団が参加しました。このうち、仙台市を拠点に活動している市民合唱団「萩」は、120人のメンバーのおよそ半数が、東日本大震災で親戚や友人を失ったり、自宅が流されたりしたため、一時、参加が危ぶまれました。しかし、復興に向けて頑張っている被災地の人たちの思いを伝えたいとメンバーの多くが予定どおり、ニューヨーク入りしたもので、舞台では、宮城県の民謡「斎太郎節」などを力強く歌い上げました。そして、最後には、アメリカの合唱団と一緒に、未来への希望をテーマにした歌を披露しますと、会場を埋めた観客が立ち上がって拍手を送っていました。観客の一人は「大きな被害を受けながらもニューヨークまで来てくれたことに勇気づけられました」と話していました。また、「萩」の団長を務める末光眞希さんは、「観客の皆さんが温かく、来てよかったです」と話していたほか、メンバーの一人で、石巻市立病院で被災者の診療を続けた医師の松川周さんは「落ち込むことが多かったのですが、また頑張ろうという気持ちになりました」と話していました。 



こんな時、だからこそ…仙台の合唱団、カーネギーで公演
 (朝日新聞) - 2011年5月21日(土)16:36
 

 被災した仙台市を拠点とする混声合唱団「萩」が20日夜、米ニューヨークの音楽の殿堂カーネギーホールでコンサートを開いた。「こんな時に海外に行っている場合ではない」。団員は断念も検討したが、「生きている証しを歌う時だ」との思いで舞台に立った。

 海が一途に走っていた/海の果てを引きずって/海は叫んでいた

 津波を想起させるかのような吉野弘作詞、広瀬量平作曲の「走る海」がホールに響く。ニューヨークでは、連日のように被災地支援のコンサートが開かれているが、被災者自身によるものは前例がない。会場は何度も拍手で包まれた。  



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38万アクセス を ようやく超えました
2011年5月22日(日)

 
 きのう深夜(きょう未明)当ブログを確認すると

    38 万アクセス を超していました。

おそらく5月21日の夜から22日に掛けて、超えたのだろうと思います。

  (5月22日午後10時、当記事投稿時で 380,560 アクセス)


 37 万 アクセスは、2011年4月28日(水)頃でしたので、
24日ぶりの 1万アクセス となります。
  すなわち、一日平均 【約417 アクセス位】
週間平均 【2,900アクセス位】 と言うことになります。

 テンポは、その前の1万アクセスと、ほぼ同じテンポです。

 まぁ、私はアクセス競争をしている訳ではないので、どうでも良い事ですが・・・

     ****************

いつもながら、ここまで到達しましたのは、御訪問いただく皆さまのおかげです。

本当にありがとうございます。

この記事も含む現在までの記事数は、1,938 本  (削除したものも含む)
 :この前の37万アクセス以来、50本 の記事をUPしたことになります。


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このブログの人気度は以下の通りです。

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    1クリック(投票)で10point換算だそうです。
  投票ポイントは僅かに上がって、順位はダウン
 
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と、言う訳であまりランキングは気にしていませんが、今回も UP・DOWN両方ありました。

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安蘭けい 主演の ミュージカル 【MITSUKO】 大阪千秋楽 名古屋へ
2011年5月23日(月)

 以前、このブログでも御紹介している 安蘭けい 主演の

  ミュージカル 【MITSUKO】 の大阪公演が、千秋楽を迎えたようです。

MitsukoTop.jpg
     (画像は公式サイトより切り取り)

 見逃した皆さまは(実は私もうっかりしていました)、名古屋公演、東京公演にどうぞ!

 名古屋は、5月28日(土)29日(日)の3公演(貸切除く)

 東京は、6月11日 ~ 29日までの 20公演(貸切除く)

   【公演スケジュール】 は、ここをクリック

 ドラマの筋書きもさることながら、元・宝塚TOPで、歌・演技・ダンスの三拍子揃った

実力派であった、安蘭けい さんが 大好きなので、できれば観る機会を持ちたいものです。

 お相手の ハインリッヒ 役 には、ウィーン版 【Elisabeth】 (エリザベート)で

Tod (トート;死神) を演じた マテ・カマラス が来日して演じています。

 日本語版脚本と演出は 【Elisabeth】 を潤色・演出した、宝塚歌劇の小池修一郎氏

Mitsuko by Aran Kei 01

 【安蘭けい】 さんプロフィール (公式サイトより)
1991年宝塚歌劇団に主席で入団、同年3月『ベルサイユのばら』で初舞台。
ヴェルディ作曲のオペラ『アイーダ』を題材にした『王家に捧ぐ歌』では2003年度の芸術祭演劇部門で優秀賞を受賞、
現役のタカラジェンヌでは史上初となる第25回「松尾芸能賞演劇新人賞」個人受賞の快挙をなした。
2006年12月シアター・ドラマシティ/日本青年館公演『ヘイズ・ゴード』より星組男役トップに就任。
2008年ブロードウェイ作品の日本初演となった『THE SCARLET PIMPERNEL/スカーレット・ピンパーネル』では、 その抜群の歌唱力と柔軟な演技力をいかんなく発揮して新東京宝塚劇場開場以来、史上最高の動員記録を樹立するなど宝塚の歴史に残る名作となった。また、第34回菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞。
同年、『月刊ミュージカル』誌でもベスト・ミュージカルに選ばれ、自身も女優部門1位を獲得した。
2009年に『My dear New Orleans‐愛する我が街‐/ア ビヤント』で宝塚歌劇団を退団。

退団後の主な作品に『The Musical AIDAアイーダ』、『UNO』。
2010年4月には演劇界の発展に貢献したとして、第一回岩谷時子奨励賞を受賞する。
6月には舞台生活20周年コンサート『安蘭けい 箱舟 2010』に主演。 8月には奈良薬師寺にて初の野外コンサート「弦宴(いとのうたげ)」を行い、10月には『ワンダフルタウン』に主演。
ファースト・アルバム「arche」が6月に発売される。 



ホリプロ【安蘭けい】公式サイト



Wikipedia【安蘭けい】

【安蘭けい】公式ファンクラブ

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以下は、公式サイト よりの引用です。

【キャスト一覧】 は、ここをクリック

【公演スケジュール】 は、ここをクリック

 

【ストーリー】
 
 欧州で最も有名な日本人クーデンホーフ光子の数奇な運命の物語。

 国際結婚どころか、異国の人との交際さえありえない時代 1892年、日本で外国人と結ばれる女性は特別な娼婦のみとされ彼女たちは『ラシャメン』と呼ばれて蔑まれていた時代

 当時18歳の東京牛込の町娘青山光子はオーストリア・ハンガリー代理公使ハインリッヒ・クーデンホーフ伯爵と出会い、そして光子は愛するハインリッヒとの結婚に踏みきった

親に勘当された彼女は、新たな疑問を抱く。 「何故、人は受け入れないのだろう自分と違う価値観を持った人がいることを」

 彼女は一生を掛けてその答えを探すこととなったのでした。 

 

【いきさつ】
 2005年12月9日、日本・EU市民交流年を記念し、音楽の都ウィーンで一日限り開催された伝説のミュージカル“MITSUKO”-コンサート バージョン-。
 2010年3月オーチャードホール、梅田芸術劇場にて新たなキャストで日本初上演を果たしました。

 そして、待望の全編ミュージカルが初めて上演されることとなりました。
約5年の歳月を経て、日本で上演される運びとなった2010年

 宝塚歌劇団現役時代より端正な容姿、秀逸な演技力、圧倒的な歌唱力で早くから注目を集め活躍、昨年2009年惜しまれながら宝塚歌劇団退団、女優として新たなスタートを切り、益々魅力に磨きをかけた安蘭けいを主演に、愛ゆえに国境を越えた日本人初の国際結婚、壮絶でドラマチックなラブ・ストーリーをお届けします。どうぞ、ご期待ください。




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