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ゲルギエフ氏のパリ公演が中止 スイスでの音楽監督辞任も(共同)
2022年3月1日(火)

#StandWithUkraine

 狂った独裁者プーチンへの批判も縁切り発言もしない
プーチンの盟友のロシア人指揮者:ワレリー・ゲルギエフ氏が
欧米のオペラハウスなどから次々と拒絶されている!
 関連ニュースを見た限り(私が目にした限りですが)
ゲルギエフ氏から自発的に辞任したものは無く、殆どが
辞任を求められたり契約を切られたりしたもののようだ。

 『音楽と政治は別』と言うが、今回の事態はとてもそう言う話しではない。
逆に、『音楽と政治は別』と言うなら、そのような政権と縁を切ればよい!

 きょうのニュース(下記)では、パリを代表する音楽ホール
「フィルハーモニー・ド・パリ」が2月28日、ワレリー・ゲルギエフ氏指揮、
サンクトペテルブルクのマリインスキー歌劇場管弦楽団のコンサートを
中止すると発表したとの話し。

 また、別のニュースでは、ウクライナの首都キエフの姉妹都市
ミュンヘン市がミュンヘン・フィルの首席指揮者でもあった
ゲルギエフ氏を解雇したとのこと。

ロシアによるウクライナ侵攻への批判的立場を明確にした。

 私は、指揮者としてのワレリー・ゲルギエフ氏は高く評価しているが
音楽が世界の人々を結び付けると言うなら虐殺を続ける独裁者への
批判をするのは当然であり、距離を置くべきだと考える。
 プーチンと縁を切る方が、ロシアやベラルーシなどを除いては
その後の欧米・アジア・アフリカなどでの仕事の未来は
保証されていると言えるだろう!


露指揮者ゲルギエフ氏のパリ公演が中止
 スイスでの音楽監督辞任も

 産経新聞エンタメ(共同)-2022年3月1日(火) 08:41

(引用)
パリを代表する音楽ホール「フィルハーモニー・ド・パリ」は2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、4月に予定していたロシアの有名指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏指揮、サンクトペテルブルクのマリインスキー歌劇場管弦楽団演奏のコンサートを中止すると発表した。ゲルギエフ氏はロシアのプーチン大統領との親交で知られる。

  20220301_Sankei_Gergiev-01.jpg
  2006年のPMFで指揮するゲルギエフ (PMF組織委員会提供)


一方、スイス西部ベルビエで毎夏開かれ、著名音楽家らが集まるベルビエ音楽祭の事務局は28日、祝祭管弦楽団の音楽監督を務めていたゲルギエフ氏に辞任を求め、受諾されたと発表した。

フィルハーモニー・ド・パリは、ウクライナ国民へ連帯を示すため、ほかにも公演中止や出演者交代を今後発表するとしている。

ゲルギエフ氏を巡っては2月下旬に米ニューヨークのカーネギーホールでも出演交代があった。
(共同)



ミュンヘン・フィル首席指揮者のゲルギエフ氏解雇 プーチン氏と親交
 YAHOO! ニュース-2022年3月1日(火)18:59

(引用・前略)
 ライター市長は「彼がロシアの支配者に対する非常に肯定的な評価を再考し、修正することを期待していたが、彼はそうしていない」とする声明を発表。「オーケストラや聴衆、市民、市政への明確な意思表示がなければ、一緒に活動を続けることはできなかっただろう。そうならなかった以上、残るは即刻の別れしかない」とした。

 ミュンヘンとウクライナの首都キエフは姉妹都市。ゲルギエフ氏は2015年からミュンヘン・フィルの首席指揮者を務めている。





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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

芸術界に強まるロシア排斥 「文化的制裁」が生む分断(日経)
2022年3月2日(水)

#StandWithUkraine

 連日報道されるロシア人指揮者・ワレリー・ゲルギエフ解任の話し。

 ゲルギエフ氏が、狂人プーチンを正面から批判し縁切り宣言するまでは
際限なく続きそうな状況であり、それは当然だと思う。
 尤も、今更『批判的言辞』を発声しても「仕事欲しさの見せかけ批判」と
思われるのも致し方ないだろう。

 今日のニュースは「ミュンヘン・フィル首席指揮者などのポストも失った」
と言う日本経済新聞などの報道(各メディアが報道)。

ロシア人指揮者ゲルギエフ氏を解任 ミュンヘン・フィル
 AFPBB-2022年3月2日(水) 発信地:フランクフルト/ドイツ


 さらに、イタリアのスカラ座でのオペラ公演の指揮を断った。

ロシア指揮者ゲルギエフ氏、スカラ座公演降板 侵攻巡り沈黙
 REUTER-2022年3月1日14:10


 名誉指揮者を務めるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団も
同氏との関係を停止した。

 今夏のボリショイ・バレエの英国公演もキャンセルされたとのこと。

 いずれも『ロシアのウクライナ侵攻を非難しなかったことが理由』という。

 以下の日本経済新聞の論考では、これらに加えて、
事態の急展開(排斥運動など)の『背景』にも触れている。

 編集委員 瀬崎久見子さんの論説(以下、全文引用して紹介)。

芸術界に強まるロシア排斥 「文化的制裁」が生む分断
 日本経済新聞:編集委員 瀬崎久見子-2022年3月2日(水)5:00

(引用)
ロシアによるウクライナ侵攻が世界の芸術界に暗い影を落としている。各国の芸術家や文化人から抗議の声が上がる一方、一部のロシア出身の音楽家を排斥する動きも出ている。分断の深まりは深刻な様相を呈し始めた。



ロシア政府と関係が深い芸術家・文化人を締め出す動きが急速に広がっている。

著名な指揮者でサンクトペテルブルク・マリインスキー劇場の芸術総監督であるワレリー・ゲルギエフは、侵攻が始まって以降の欧米での指揮が相次いでキャンセルになった。ミュンヘン・フィル首席指揮者などのポストも失った。プーチン政権と親密だといわれる同氏は、政治と距離を置く声明を出すことをミュンヘン市長などから求められ、応じなかった。

英国の歌劇場ロイヤル・オペラハウスは、今夏のボリショイ・バレエの招へいを中止した。欧州の放送局による音楽コンテスト「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」は、ロシアからの参加を認めないという。

20220302_Nikkei-03.jpg
     ボリショイ・バレエ団の英国公演も中止に
   (同バレエ団が拠点とするモスクワのボリショイ劇場)

5月に開催予定のカンヌ国際映画祭は、侵攻がウクライナの納得する形で終わらない限りロシア政府関係者を招かないと表明。さらに、旧ユーゴスラビア出身の映画監督で、カンヌの最高賞を2度受賞しているエミール・クストリッツァがロシア陸軍と関係が深いとの情報も流れ、疑心暗鬼と緊張が広がる。

ウクライナの大臣や文化人は、ロシアの政府や資金が関与する文化関係者・組織を各国から排除するよう求める請願書を作り、署名を集めている。ロシアへの「文化的制裁」を強化する流れだ。

分断の背景には、グローバル化による交流の拡大がある

問われる「文化人の責務」

東西冷戦の時代にも旧ソ連による東欧への軍事侵攻はあった。当時の西側諸国はソ連の芸術家に同情的で、連帯を表明し亡命を受け入れていた。

だが冷戦が終わると、東側諸国の芸術家が世界中で活動するようになった。東西の芸術家が同じ場にいるからこそ、ひとたび事が起これば政治的背景によって敵味方に分かれ、敵とみれば排斥する構造が生まれたともいえる。皮肉なことに、世界が一つになったために分断が起きているのだ。

芸術家がなぜ政治的立場を公にすることを求められるのか。第2次世界大戦後の欧州には文化人は積極的に政治・社会参加すべきだとする「アンガージュマン(engagement)」の思潮が興ったが、その気風が今に続いているといえる。

これを提唱したフランスの哲学者サルトルは、社会問題に対する姿勢を明らかにし、状況に働きかけることが文化人の責務だと説いた。
大戦で荒廃し、戦後は共産圏と対峙した西欧では、文化人は同時代の問題に責任を負うという意識が強い。

これに加えて近年は、ネット上の"炎上"が不買運動などのネガティブキャンペーンに発展する「キャンセルカルチャー」の問題もある。
今の状況下でロシア政府に近い芸術家を擁護していると見られれば、市民からの非難は免れないだろう。そんな恐れが今回の排斥運動に拍車をかけている面もありそうだ。

20220302_Nikkei-01.jpg
     米国での指揮がキャンセルされるなど、
     欧米での活動が難しくなった指揮者のゲルギエフ=AP

ふたたび心をつなげるか

抗議の声は欧米だけでなく、ロシア内部からも上がっている。

作家のリュドミラ・ウリツカヤは「(ロシアによる侵攻に)恥を感じるのはなぜかといえば、わが国の指導者が、全人類に大惨事をもたらす状況を作り出した責任があることは明らかだから」と激烈に指弾している(引用はロシア文学者の沼野恭子氏のフェイスブックから)。

演劇では国際演劇評論家協会ロシア支部が、同ウクライナ支部に「私たちは(中略)唾棄すべき軍事行動を非難し、この戦争への反対を明らかにするための署名をはじめ、あらゆる手段を用いて抗議を表明する」とメッセージを送った。

20220302_Nikkei-02.jpg
      侵攻を激烈に指弾した作家のウリツカヤ=AP

またモスクワのメイエルホリド国家芸術センターの芸術監督、エレーナ・コワルスカヤや、フランスバレエ界の元スターでモスクワ音楽劇場バレエの芸術監督、ローラン・イレールらが抗議の辞任に踏み切っている。

こうした行動も大切だが、今、最も気にかけるべきはウクライナの芸術界だろう。
ベネチア・ビエンナーレ国際美術展のウクライナ・パビリオンのチームは、国外への移動もままならない中「プロジェクトが遂行できない」などと訴えている。
映画製作者や関係者も「国際社会の助けが必要」と支援を呼びかける。

文化の世界に深まる分断には憂慮を禁じ得ない。社会の中に「敵」を見つけて差別し、弾圧することの愚は、西欧が最もよく知るはずである。

日本では新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士氏が1日の記者会見で「芸術は政治の枠を超えたコミュニケーションを可能にする」と強調した。その言葉通り、芸術とは人々の分断を解消し、心をつなぐもののはずだ。

(編集委員 瀬崎久見子)




ロシア人指揮者ゲルギエフ氏を解任 ミュンヘン・フィル
 AFPBB-2022年3月2日(水) 発信地:フランクフルト/ドイツ
  [ ドイツ ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]

(引用)
 ドイツを代表するオーケストラの一つ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(Munich Philharmonic)は1日、世界的なロシア人指揮者ワレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev)氏(68)を首席指揮者から解任した。ミュンヘンのディーター・ライター(Dieter Reiter)市長が発表した。

 ゲルギエフ氏は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持者で、同楽団にロシアのウクライナ侵攻に対する姿勢を示すよう要請されていたが、期限までに返答をしなかった。

 ゲルギエフ氏は世界最高の指揮者の一人とされ、年間平均275回のコンサートに出演。しかし、先週のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、欧州各国の芸術団体から圧力を受け、一連の主要コンサートから降板させられていた。



ロシア指揮者ゲルギエフ氏、スカラ座公演降板 侵攻巡り沈黙
 REUTER-2022年3月1日14:10

(引用)
[ミラノ 28日 ロイター] - イタリア・ミラノのスカラ座は28日、ロシアの著名な指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏が今週開催されるオペラ公演で指揮をしないことになったと発表した。ロシアのウクライナ侵攻を非難しなかったことが理由という。

プーチン大統領に近いとされるゲルギエフ氏は、同劇場で23日に行われたオペラ「スペードの女王」を指揮した。公演は3月15日までの予定で、次回公演は同5日だった。

スカラ座の理事長を務めるミラノのジュゼッペ・サーラ市長は、ウクライナ危機についてゲルギエフ氏にコメントするよう求めたが、「マエストロはわれわれに返事をしなかった」と述べた。

また、名誉指揮者を務めるロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団も同氏との関係を停止し、ロシア政府の対応から距離を置かない限り、9月のフェスティバルを中止すると発表した。

独ミュンヘン市も先週、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者であるゲルギエフ氏の解任を巡り、28日まで対応を待つと明らかにしていた。






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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

ロシア人ソプラノ歌手アンナ・ネトレプコさんを解雇
2022年3月3日(木)

#StandWithUkraine

 連日ロシア人指揮者・ワレリー・ゲルギエフ解任の話しを書いてきたが、
今度は、こちらも世界的に有名なロシア人オペラ歌手(ソプラノ)
アンナ・ネトレプコさんを解雇したと言うニュース!

ロシアの歌手ネトレプコと指揮者ゲルギエフを解雇
 バイエルン国立歌劇場など外国の劇場

 SPUTNIK(ロシアメディア)-2022年3月2日, 06:26

20220302_SPUTNIK-AnnaNetrebko-01.jpg

 アンナ・ネトレプコさんは、オペラファンなら初心者でも知っている
極めて有名なオペラ歌手で、現在はニューヨークのメトロポリタン歌劇場と
契約していたとのこと。
 上の記事見出しで、「バイエルン国立歌劇場など」の「など」に
メトロポリタン歌劇場も含まれていると思われる。
 今どきのソプラノ歌手としては、ちょっと太めのグラマラスな美声の持ち主。
ワーグナーの超大作『ニーベルンクの指輪』での主役級の長時間歌唱を含む
さまざまな役柄をこなす素晴らしい歌手だが。

 そのネトレプコさんも指揮者・ゲルギエフ氏同様、ロシアの侵略戦争に
対して沈黙を守ってきたが、漸くコメントを発表したようだ。

 ところが、このコメントでは「戦争には反対」「ウクライナ人の友人も多い」
「早く平和が訪れることを望む」と言うような表現はあるが、狂った独裁者
プーチンやロシア政府への批判の言葉は全く無い。

 このため、欧米のオペラハウスはネトレプコさんも拒絶した模様。

 それは当然の処置だと私は考えます。

 以下、アンナ・ネトレプコさんのコメント(英文)
日本語訳もあるようですが、アンナ・ネトレプコ本人やエージェントの
和訳ではなく、自動翻訳ソフトによるものらしい。
不自然であり、間違いもある。なので非記載。

Anna Netrebko Breaks Her Silence on the War
 By Francisco Salazar FEB 26, 2022

(引用:太文字強調は引用者)
 英文:アンナ・ネトレプコが英文で投稿したかどうか不明
 現在アンナ・ネトレプコの Instagram は非公開となっている    

“I have taken some time to reflect because I think the situation is too serious to comment on without really giving it thought.”
“First of all: I am opposed to this war. I am Russian and I love my country
but I have many friends in Ukraine and the pain and suffering right now breaks my heart.
I want this war to end and for people to be able to live in peace.
This is what I hope and pray for.

I want to add, however, that forcing artists, or any public figure to voice their political opinions in public and to denounce their homeland is not right.
This should be a free choice. I am not a political person. I am not an expert in politics.
I am an artist and my purpose is to unite across political divides.



ロシアの歌手ネトレプコと指揮者ゲルギエフを解雇
 バイエルン国立歌劇場など外国の劇場

 SPUTNIK(ロシアメディア)-2022年3月2日, 06:26

(引用)
ドイツのバイエルン国立歌劇場のセルジュ・ドルニー総裁は、ロシアのオペラ歌手アンナ・ネトレプコと指揮者ワレリー・ゲルギエフについて、ウクライナでのロシアの作戦に「十分な不同意を表明しなかった」ため、2人との関係を断ち切ると発表した。

ドルニー氏はツイッターに、ネトレプコとゲルギエフは「ウクライナに対するロシアの恐ろしい侵略戦争に十分な不同意を表明しなかった」と投稿した。
ネトレプコ本人は、アーティストやその他の公人にこの問題に関する自分たちの立場の表明を強要することは受け入れられないと発表した。
先に、ドイツ南部ミュンヘン市のライター市長は、これと同じ理由から、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団はゲルギエフとの協力を打ち切ったと発表した。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やその他の楽団やコンサートホールなどもゲルギエフの出演を拒否した。

先に、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場は、ロシアのプーチン大統領を支持するロシアの演奏者との活動を停止すると発表した。
ロシアの大勢の活動家がウクライナでの特殊軍事作戦に反対し、紛争の平和的解決を呼びかけた。2月26日には軍事作戦を止めるよう求める公開書簡が掲載され、ロシアの芸術家、芸術学者、建築家、プロデューサー、キュレーター、ミュージシャン、その他の文化人2000人以上が署名した。






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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

NHK交響楽団の指揮者・パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi)さんの【声明】
2022年3月4日(金)

#StandWithUkraine

 当ブログの2月28日付けの投稿
欧州の芸術家が次々と抗議声明!
 ロシアの劇場の芸術監督を辞職する人も!

 観劇レビュー&旅行記-2022年2月28日(月)

  の後半に引用した

旧ソ連・エストニア出身のNHK交響楽団の指揮者・
 パーヴォ・ヤルヴィ (Paavo Järvi)さんの【声明】を
  改めて単独で再掲します。

Paavo Järvi _onFacebook-02
   写真はPaavo Järvi さんのFacebook から(ウクライナ国旗付き)

【Statement from Paavo Järvi 】
 2022年2月28日 9:34

   (日本語訳と適宜改行は引用者:榊山 惇)
《英語はパーヴォ・ヤルヴィさんの母国語ではないので訳しにくい》

Being an Estonian it is obvious that an attack on Ukraine,
an independent country, hits very close to home.
エストニア人のひとりとして私の家(home: 国?)にとても近い
独立国であるウクライナが攻撃されたのは確かである。


I arrived in Moscow last week when few believed
that Putin would actually start a war.
先週、私がモスクワに到着した時に、プーチン(呼び捨て)が
実際に戦争を始めたことは殆ど信じ難いことだった。


Suspicion and distrust of our large neighbour has
unfortunately proven to be well founded.
私たちの多くの隣人の懐疑と不信は、
残念なことに確定的であることが明らかになった。


Many friends have urged that I should cancel the concert
and leave Russia immediately
…and to be honest that was my first instinct.
多くの友人たちは、私がそのコンサートをキャンセルして
直ちにロシアから立ち去るよう促した。
・・・それは正直なところ私の本能でもあった。


After thinking about this deeply I have come to the
conclusion that this would be defeatist, dishonest and
disloyal to the wonderful young musicians
of the Russian Youth Orchestra,
who feel confused, torn and shocked, and who are
against this war as much as I am.
このことを深く考察した結果、私は以下の解決策に到達した、
それは(this:ロシアからの退去)は、素晴らしい若い音楽家で
構成された『ロシアユースオーケストラ』に対する敗北であり
不正直であり不誠実であること、かれらは困惑し、引き裂かれ、
ショックを受けていて、私と同じようにこの戦争に反対している。


With this concert I wanted to leave my young colleagues
with some love and hope for humanity…
Love and hope that might remain in their hearts and
memories for the years, maybe decades,
of isolation that is surely to come.
このコンサートにおいて、若い同僚が人類への愛と希望を持って・・・
愛と希望が彼らの心と記憶に何年にも亘って残ることを、
できれば何十年にも亘って、連帯が現実になるよう。

(solidarity=連帯 : isolation=孤立 は誤用かも。
冒頭の “I wanted to leave” は、上記のようなことを実現してから
『ロシアを去りたかった』と言う意味か? 
あるいは、愛と希望を彼らに『残したかった』と言う意味か?)

These young people should not and cannot be punished
for the barbaric actions of their government.
I cannot turn my back on my young colleagues
: musicians are all brothers and sisters.
この若者たちが野蛮な政府から迫害を受けることがあってはならない。
私の若い同僚たち、音楽家はみんな兄弟姉妹であり、
私は彼らに背を向けることはできない。


As a human being and as an Estonian,
I hate what is going on in Ukraine.
I resolutely condemn the actions of Russian government
and Putin!
人類のひとりとしてエストニア人のひとりとして、
ウクライナで行われていることを憎む。 
私はロシア政府とプーチンがやっていることを厳しく非難する。


I conducted this concert in the Spirit of defiance and
deep solidarity with these young artists and
in the Spirit of support and solidarity of the Ukrainian people!
Paavo Järvi

私は、反抗の精神と深い連帯の精神でこの若い芸術家たちと一緒に、
このコンサートを率います、そしてウクライナ人民への支援と
連帯との精神を持って。

パーヴォ・ヤルヴィ






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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

ノーベル賞受賞者170人以上が連名で「プーチン氏らが始めた戦争は不当で残虐」
2022年3月5日(土)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

ノーベル賞受賞者、170人以上が連名で
「プーチン氏らが始めた戦争は不当で残虐」

 読売新聞オンライン-2022年3月5日 13:01

(引用)
 ロシアによるウクライナ侵攻について、ノーベル賞受賞者170人以上が連名でロシアを非難する公開書簡を出した。2000年に化学賞を受賞した白川英樹・筑波大名誉教授ら複数の日本人受賞者も加わり、賛同者は続々と増えている。

白川英樹・筑波大名誉教授(2020年撮影)
 書簡は「プーチン大統領らが始めた戦争は不当で、残虐で、何も生み出さない」と批判、侵攻の停止と撤退を求めている。賛同した白川さんは本紙の取材に「一方的な戦争だ。民間人の死傷者や被害も出ているひどい状況に心を痛めている」と語った。


 利根川進さん(1987年生理学・医学賞)や山中伸弥さん(2012年同賞)、大村智さん(15年同賞)、大隅良典さん(16年同賞)、本庶佑さん(18年同賞)、野依良治さん(01年化学賞)、天野浩さん(14年物理学賞)、梶田隆章さん(15年同賞)らも賛同者に加わっている。



【関連記事】

ロシア代表の科学者、IPCC会合で「争い防げず
 …すべてのロシア人に代わり謝罪」

 読売新聞オンライン-2022年3月1日 10:19

(引用)
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)など欧米メディアによると、27日に開かれた気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のオンライン会合で、ロシア代表として出席したロシア国立水文研究所のオレグ・アニシモフ氏が、ロシア軍のウクライナへの侵攻を巡って参加者たちに謝罪した。

 会合は非公開で行われ、アニシモフ氏は「何が起きているのかを知っていれば、攻撃の正当性を見つけることはできない。争いを防げなかったすべてのロシア人に代わり、謝罪の意を表明したい」と述べたという。






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テーマ:ロシア・ウクライナ・CIS関連情報 - ジャンル:政治・経済

アメリカでもヨーロッパでも【ウクライナ讃歌】を劇場などで演奏!
2022年3月6日(日)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

アメリカでもヨーロッパでも、ロシアの侵略・爆撃に晒される
ウクライナに連帯し【ウクライナ讃歌】をオペラハウスうなどで演奏!


Europe stands with Ukraine.
The Ukrainian Anthem was played all over Europe this week:
Het Concertgebouw Amsterdam


ウクライナの国歌をメトロポリタン・オペラが斉唱
 戦地の人々へ連帯の意を表す
 COURRiER Japon -2022年3月3日(木) 12:17

20220303_COURRiER Japon -01

(引用)
米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で開催された「ドン・カルロス」初日公演で、ウクライナの国歌が斉唱され、戦火で不安を抱える人々へ連帯の意を表した。

【動画】鳥肌が立つほど感動的なウクライナ国歌の斉唱
 
強く美しいウクライナ国歌が斉唱されると、劇場内にいた人たちは次々に立ちあがり、スタンディングオベーションとなった。

国歌斉唱は、METの総支配人ピーター・ガルブが提案したという。劇団メンバーのなかには、ウクライナ出身のブラッド・ブイアルスキーがおり、家族全員が戦闘中のウクライナに滞在中であるそうだ。

ブイアルスキーはNBCニューヨークに「家族、そして祖国をできる限り助けたい」と語った。

ウクライナとロシアの対立が激化するなか、ロシアの侵攻に苦しむウクライナの市民を支援する声をあげる組織が増えている。

141年の歴史を持つMETも例外ではなく、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を支持するアーティストとの関係を断つと発表。ガルブは「残りの公演すべてを勇敢なウクライナの指導者、市民そして芸術家に捧げる」と述べている。




The Ukrainian National Anthem "Shche ne vmerla Ukraina"
 


クラシック音楽界はウクライナ侵攻にどう対応したか?
 ウラディーミル・ユロフスキによるアクションを振り返る

 TOKYO ART BEAT - 2022年3月4日

(引用)
侵攻に素早く対応した
クラシック音楽界
2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻を受けて、芸術文化においていち早く反応したのはクラシック音楽界だった。プーチン大統領との関係の近さで知られていたロシアの指揮者ヴァレリー・ゲルギエフが2月25日のカーネギー・ホール(ニューヨーク)でのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団公演から降板。さらに3月以降も同氏の指揮が予定されていたミラノ・スカラ座でのオペラ『スペードの女王』(2月23日初日)に対して、ミラノ市長が「侵攻に対する見解を明らかにしない限り指揮を認めない」とする書簡を送るなど、開戦からわずか数日間で様々な反響が見られた。

もちろんプーチンとロシアに対する抗議と同時に、ウクライナ市民への連帯を示すアクションも多くあった。そのひとつが、ベルリン放送交響楽団首席指揮者であるロシア人指揮者ウラディーミル・ユロフスキによる同響定期公演のプログラム変更である。ウクライナ系ロシア人であるユロフスキは、どのような背景をふまえて行動したのか。ドイツ及びアメリカに在住経験を持つ在野のクラシック音楽研究家・辻見達郎による緊急寄稿を以下に掲載する。
【Tokyo Art Beat】
(以下略)








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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

トゥガン・ソヒエフ氏が【ボリショイ劇場】音楽監督を辞任
2022年3月7日(月)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

指揮者の世界では、まだ若手の部類だが、その手腕が高く評価されている
ロシアの指揮者であるトゥガン・ソヒエフ氏(Tugan Sokhiev:44)が
ロシアの最高峰であるばかりではなく、世界でも最高水準のオペラハウス
『ボリショイ劇場』の音楽監督兼首席指揮者を辞任すると発表した。

同時に、フランスの『トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団』の
音楽監督も辞任すると明かした、とのこと。

ロシア政府やプーチンの侵略戦争に明確な態度表明を行わなかった
ことにより、ロシアでもフランスでも立場を失くしたのかも知れない。

 ソヒエフさんは「フランス=ロシア・フェスティバル」を企画するなど、国境を越えた様々な音楽的交流を実現してきた。「愛するロシアの音楽家たちと愛するフランスの音楽家たちのどちらかを選ぶという不可能な選択を迫られた」ため、辞任を決意したとし、「これからも『音楽家』として彼らのそばにいる」との声明を発表した。

 ソヒエフさんはボリショイで2014年から、トゥールーズ管で2008年から、それぞれ音楽監督を務めてきた。ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者を務めるなど、世界中のオーケストラで活躍する旬の若手指揮者の筆頭格だ。
  (朝日新聞より引用)




ロシア人指揮者、ボリショイ劇場と仏楽団の職辞任 侵攻で板挟み
 REUTERS -2022年3月7日(月) 15:02

20220307_Reuters-01.jpg

(引用)
[オタワ 6日 ロイター]
 ロシアの著名な指揮者であるトゥガン・ソヒエフ氏(44)は6日、ボリショイ劇場の音楽監督兼首席指揮者を辞任すると発表した。また、仏トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督も辞任すると明かした。

 ソヒエフ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、フランスで侵攻に対する見解を明らかにするよう迫られていた。

 フェイスブックで「私は選択を迫られた。音楽でのひとつ家族ともう一方の家族のどちらかを選ぶよう強いられた」と投稿し、両楽団の職から退くと明かした。

 ウクライナ侵攻を巡っては、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団がこのほど、ウクライナ侵攻を非難する呼び掛けに応じなかったとしてロシア人首席指揮者のワレリー・ゲルギエフ氏を解任するなど、音楽界にも影響が広がっている。



ボリショイ劇場音楽監督を辞任
 =ロシア人指揮者ソヒエフ氏―ウクライナ侵攻で

 時事通信-3月7日(月)8時41分 

(引用)
【モスクワAFP時事】
 ロシアの代表的なオペラ・バレエ劇場であるボリショイ劇場の音楽監督兼首席指揮者を務めるロシア人指揮者トゥガン・ソヒエフ氏が(2022年3月)6日、辞任を発表した。
 ロシアのウクライナ侵攻に対する態度表明を迫られたことを理由に挙げた。
 ソヒエフ氏はフランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の音楽監督も辞任した。

 声明で「最愛のロシアとフランスの音楽家のどちらかを選ぶという不可能な選択」を強いられた末、辞任を決断したと説明した。
 
[時事通信社]




トゥガン・ソヒエフがボリショイ劇場と
 トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団を辞任

 音楽とアート より部分引用

メディアによると、ソヒエフは、Facebookに声明をを掲載したといい、概ね以下のように語っています。

・ 私は、あらゆる戦闘に対して、これまでにそれを支持することはなかったし、これからもそうであるにもかかわらず、私の平和への願いに疑問を投げかけ、音楽家として世界の平和を否定するかもしれないと思われていることに衝撃を受けた。
・ 私は、豊かな文化を持つロシア出身の指揮者であることに誇りを持っているし、同じく豊かなフランスの文化活動に参加していることにも誇りを持っている。
・ 音楽は、さまざまな大陸や文化の人々と芸術家を結びつけ、国境を越えて魂を癒し、この惑星での平和への希望を与えることができる。このことは、トゥールーズとボリショイの両方での実り多いパートナーシップによって、実現してきた。私が、フランコ・ルッセ・フェスティバル(Franco-Russe festival; ロシアとフランスの文化交流を目的としてトゥールーズで開催されているフェス)を設立したモチベーションもそこにある。しかし、残念なことに、このフェスティバルもトゥールーズの政治家によって否定されている。
・ このように、欧州では(ロシアの)音楽家が二者択一を迫られている。これは、チャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチ、ベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシーのいずれか一つを選択せよといわれているのと等しい。
・ 私たちはミュージシャンは、偉大な作曲家の音楽の演奏を通して、人々がお互いに尊重し続けるという特別な使命を与えられているにもかかわらず、分断させられている。
・ 以上、ここに記したように、不可能な二者択一を余儀なくされたため、結論としてトゥールーズもボリショイも辞任することにした。






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「中部フィルハーモニー交響楽団」がロシア礼賛の曲を『フィンランディア』に変更!
2022年3月7日(月)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

 「中部フィルハーモニー交響楽団」が、
 ロシアのナポレオン戦争に対する戦勝を記念した
チャイコフスキー作曲の【1812年】から
 ロシアの圧制下にあったフィンランドの独立と自由を願った曲
シベリウス作曲の【フィンランディア】に差し替えたと言う。

素晴らしい機転と選曲だと思います!

ロシアに対する作曲家の立場も相反する訳ですが
逆に言うと双方とも極めて『愛国的』な訳で、部外者の
日本人からすると相反する考えに見える訳です。

 ロシア人のチャイコフスキーはフランスの侵略から国を護る
戦いを描き最後はフランスに勝利する筋書きの【1812年】を創り

 フィンランド人のシベリウスは帝政ロシアからの侵略との戦いを
描いた『民族主義』の楽曲【フィンランディア】を創った。

 いずれも大国の侵略との戦いを描いたものとしては同類ですが
ロシアのウクライナ侵略を連日目撃している昨今の情勢を考えれば
【フィンランディア】の方がプーチン・ロシアの侵略と戦っている
ウクライナに連帯するものとしてふさわしいでしょう !

   ***********


ロシア戦勝たたえるチャイコフスキーの曲変更
 愛知の交響楽団 (愛知 映像・音楽)

 毎日新聞 ー2022年3月7日(月) 20:44

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   中部フィルハーモニー交響楽団(同楽団提供)毎日新聞より

(引用)
 愛知県小牧市に拠点を置くプロオーケストラ「中部フィルハーモニー交響楽団」が、26日に市内で実施する演奏会で予定していたロシアの作曲家、チャイコフスキーの大序曲「1812年」を別の曲に変更すると発表した。1812年にナポレオン率いるフランス軍を撃退したロシア軍をたたえる曲のため、世界的に批判されるロシアのウクライナ侵攻を受けて取りやめる。

 中部フィル事務局によると、曲目変更の理由はウクライナ情勢に配慮したことに加え、地元の高校の吹奏楽部員と協演予定だったが、新型コロナウイルス禍に伴うまん延防止等重点措置で部活動ができず、十分に練習できなかったこともあるという。


 「1812年」は大砲を使った演奏もある人気曲。同曲に替えて、フィンランドの作曲家、シベリウスの交響詩「フィンランディア」を演奏する。「ロシアの圧制下にあったフィンランドの独立と自由を願った曲にあやかってウクライナに寄り添う」(事務局)と説明。また、チャイコフスキーの曲としてバレエ音楽「くるみ割り人形」から「トレパック」を追加演奏する。

 中部フィルの加藤隆久理事長は「『1812年』は聴きに来られる人にも演奏する側にも一人一人いろいろな感情がある。純粋に音楽と割り切る人もいれば、このご時世にロシアの戦勝曲をあえてやるのかという人もいる。ロシアの音楽文化を排除するわけではなく、追加曲を入れた」と話す。


 「1812年」を巡っては、関西の演奏会にも影響が出ている。兵庫県明石市を拠点にする「明石フィルハーモニー管弦楽団」は、21日の定期演奏会で披露する予定だったが演奏中止を決めた。楽団のツイッターでは「現在の世情を踏まえて中止になった」と報告。楽団内には「作品に罪はない」「今回の侵攻とは曲の背景が真逆」などの理由で中止の必要はないという意見もあったが、「今の状況で演奏するのは抵抗がある」という声も多かったという。

 大津市のびわ湖ホールが4月29日~5月1日に開催する「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2022」は、フィナーレで大阪フィルハーモニー交響楽団が「1812年」を演奏する予定だ。ホール芸術監督の沼尻竜典さんは2月末に行われた音楽祭の記者会見で、プログラム変更の可能性に言及。「チャイコフスキーに全く罪はないが、個人的には今ロシアが勝つ曲をやるわけにはいかないような気がする」と述べた。

 関西のオーケストラ関係者からは「本来、音楽と政治は別物で、曲には何の罪もない。反ロシアの風潮が音楽界に波及しないことを祈っている」との声が出ている。
【山田泰生、倉田陶子】






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ミュージカル映画【シラノ】をトリアス久山ユナイテッドシネマで見る !
2022年3月8日(火)

 今日の午後からトリアス久山ユナイテッドシネマで、
 ミュージカル映画
  【シラノ】 (原題:Cyrano)を見ました。

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 『シラノ』と言えばシラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano De Bergerac)
のことで、演劇では日本でも翻案された『白野弁十郎』などが
有名ですが、『大きな鼻』にコンプレックスを抱いている剣士の話し。

 ところが、この映画では『大きな鼻』ではなく、『小男』(手足が短い奇形)
が主人公シラノとなって、その低身長がコンプレックスの原因のようです。

 このシラノを演じているのは、先日見た【パーフェクト・ケア】で
残忍なロシア・マフィアの米国の頭目ローマン役を演じていた
ピーター・ディンクレイジさんのようです。

 どちらの映画でも『小男』なので、特撮やVFXではなく、実際の体形で
御出演のようです。

 冒頭に現れるシーンは、最初は不気味な声だけで、
続いて意外な方法で人々の前に現れます。
 ミュージカル『オペラ座の怪人』の怪人出現シーンを意識した造りかも。

 勇敢な剣士の一方で、文章力がある詩人でもあります。

 白人女性・ロクサーヌと一目ぼれで相思相愛になった
黒人男性・クリスチャンの間を取り持ちクリスチャンのラブレターを
シラノが代筆したり、ロミオとジュリエットみたいなバルコニー越しの
クリスチャンの愛の告白の詩の朗詠を横から小声で口述したりと
何故か協力します。
 実はシラノもロクサーヌを愛しているのに。
 なので、逆にクリスチャンがシラノの真実の愛を代弁している
と云う側面もあります。

 ところで、ウエストサイドストーリーの時も似たような感じでしたが、
クリスチャンとロクサーヌが一目ぼれする映画冒頭のシーンは
如何にも取って付けたような感じで必然性が感じられませんでした。
『一目ぼれ』には理屈は無いと言われれば確かにそうですが(笑)

 シラノは剣の腕前は誰にも勝り、決闘相手を倒して行きますが、
終盤では戦争に駆り出され、銃に撃たれて瀕死の状態に。
同じ戦場でクリスチャンも撃たれて死にます。

 ところが、次の場面では、いきなり3年後になり、シラノがよろよろと
ヒロイン・ロクサーヌを尋ねて、お互いに愛を確認しながら
ロクサーヌに抱かれた死んでしまうと云う展開。

 何故、死んだのか不明。 戦争直後なら撃たれたことによるのか
思えますが、3年も経ってから・・・ もしかして餓死かも知れません。

 ミュージカル映画ですが、歌唱部分は少なく印象にも残りません。

 フランスが舞台ですが、使用言語は英語で、制作は米・英合同。

 公開が2週間ほど経っていて平日の午後のせいか観客は数人。
 


   【予告編映像】<2022年2月25日(金)公開>

  【シラノ】公式サイト


【特別映像:A Man Of Many Skills】


   【出演者のコメント入り予告編映像】

  映画.comによる作品紹介

(引用)
【解説】
 1897年の初演以降、世界中で映画化やミュージカル化されている不朽の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を、「つぐない」「プライドと偏見」のジョー・ライト監督が再構築して描くロマンティックミュージカル。
 シラノ役を「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、ロクサーヌ役を「マグニフィセント・セブン」のヘイリー・ベネット、クリスチャン役を「ルース・エドガー」のケルビン・ハリソン・Jr.が演じた。

 17世紀のフランス。剣の腕前だけでなく、すぐれた詩を書く才能を持つフランス軍きっての騎士シラノは、自身の外見に自信が持てず、思いを寄せるロクサーヌにその気持ちを告げることができずにいた。
 そんな彼の思いを知らないロクサーヌは、シラノと同じ隊のクリスチャンに惹かれ、シラノは2人の恋の仲立ちをすることに。
 愛する人の願いをかなえるため、シラノはクリスチャンに代わって、自身の思いを込めたラブレターをロクサーヌに書くことになるのだが……。

****************
 2021年製作/124分/PG12/
 イギリス・アメリカ合作
 原 題:Cyrano
 配 給:東宝東和
****************


【キャスト・スタッフ】
 役  名 : 配  役
シ ラ ノ : ピーター・ディンクレイジ
ロクサーヌ : ヘイリー・ベネット
クリスチャン : ケルビン・ハリソン・Jr..

監督 : ジョー・ライト
製作 : ティム・ビーバン, エリック・フェルナー, ガイ・ヒーリー
製作総指揮 : エリカ・シュミット, サラ=ジェーン・ロビンソン,
   シーラズ・シャア, ルーカス・ウェブ, マット・バーニンガー,
   カーリン・ベッセル, アーロン・デスナー, ブライス・デスナー,
   ケビン・ウルリッヒ, アーロン・L・ギルバート, ジェイソン・クロス
原作 : エドモン・ロスタン
脚本 : エリカ・シュミット
撮影 : シーマス・マッガーベイ
美術 : サラ・グリーンウッド
衣装 : マッシモ・カンティーニ・パリーニ
編集 : バレリオ・ボネッリ
作詞 : マット・バーニンガー カーリン・ベッセル
作曲 : アーロン・デスナー ブライス・デスナー
音楽 : ブライス・デスナー アーロン・デスナー






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日本映画【余命10年】(難病もの)をトリアス久山ユナイテッドシネマで見る !
2022年3月9日(水)

 昨日の午後2時50分からトリアス久山ユナイテッドシネマで、
 難病もの闘病映画
  【余命10年】を見ました。

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 小松菜奈がヒロイン、対する相手は坂口健太郎。

 『余命10年』は、若い女性が難病で亡くなる話ですが、
もうすぐ70歳になる私にとっても他人事ではありません。

 生き方を考えなければならないことです。

 ドラマの展開は、従来の難病ものと大きな変わりはありませんでした。


 公開から5日ほどなのに、平日の午後のせいか観客は私を含めて2人。
 


   【予告編映像】<2022年3月4日(金)公開>

  【余命10年】公式サイト

  映画.comによる作品紹介

(引用)
【解説】
 
 SNSを中心に反響を呼んだ小坂流加の同名恋愛小説を、小松菜奈と坂口健太郎の主演、「新聞記者」の藤井道人監督がメガホンで映画化。
 数万人に1人という不治の病に冒され余命10年を宣告された20歳の茉莉は、生きることに執着しないよう、恋だけはしないことを心に決めていた。
 ところがある日、地元の同窓会で和人と出会い恋に落ちたことで、彼女の最後の10年は大きく変わっていく。

 脚本は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の岡田惠和と「凛 りん」の渡邉真子。
「君の名は。」「天気の子」など新海誠監督のアニメーション映画で音楽を手がけてきた人気ロックバンドの「RADWIMPS」が、実写映画で初めて劇伴音楽を担当。

*********************
 2022年製作/125分/G/
 日 本
 英 題:Tha Last Ten Years
 配 給:ワーナー・ブラザース映画
*********************


【キャスト・スタッフ】
 役  名 : 配  役

高林茉莉 : 小松菜奈
真部和人 : 坂口健太郎
富田タケル : 山田裕貴
藤崎沙苗 : 奈緒
三浦アキラ : 井口理
桔梗(茉莉の姉) : 黒木華
平田先生 : 田中哲司
百合子(茉莉の母)  : 原日出子
梶原 : リリー・フランキー
明久(茉莉の父)  : 松重豊


監督 : 藤井道人
原作 : 小坂流加
脚本 : 岡田惠和 渡邉真子
製作 : 高橋雅美, 池田宏之, 藤田浩幸, 善木準二,
      小川悦司, 細野義朗, 佐藤政治
エグゼクティブプロデューサー : 関口大輔
プロデューサー : 楠千亜紀 川合紳二郎 瀬崎秀人
撮影 : 今村圭佑
照明 : 平山達弥
録音 : 根本飛鳥
美術 : 宮守由衣
装飾 : 前屋敷恵介
ヘアメイク : 橋本申二
スタイリスト : 伊賀大介
衣装 : 江ロ久美子
編集 : 古川達馬
スーパーバイジングサウンドエディター : 勝俣まさとし
VFXスーパーバイザー : 大澤宏二郎
音楽 : RADWIMPS
主題歌 : RADWIMPS : 
助監督 : 逢坂元 : 
制作担当 : 柿本浩樹 : 
キャスティングプロデューサー : 高柳亮博



【関連記事】

小松菜奈×坂口健太郎、初共演の場で探求し続けた
 “本当に生きる”ということ

 映画.com -2022年3月6日 14:00


小松菜奈、「余命10年」原作者・小坂流加さんの
 家族からの手紙に涙「家宝にします」

 映画.com -2022年3月5日 14:10





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曲に罪はないが…チャイコフスキー序曲『1812年』演奏見送りの動き
2022年3月10日(木)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

 先日、3月8日の当ブログで紹介した『中部フィル』だけではなく、
日本国内はもとより欧米でも楽曲プログラムの変更が拡がっている
ようです。

 また、ロシア最高峰で世界でも有数の『ボリショイ劇場』では、
指揮者やダンサーなど多くの人々がロシアによる侵略に抗議して
辞任しているとのこと。

*****

序曲『1812年』は、ナポレオン率いるフランス軍の
侵略に抗して戦うロシアを讃えたものであり
愛国的な楽曲ですが、やはり今の状況では・・・!

苦闘の末にロシアの勝利を歌い上げるこの楽曲は
ウクライナへの連帯を表したい音楽家にとっては
その楽曲の意味は知っていたとしても中々演奏が
難しい局面と言えるでしょう。

楽器として大砲や鐘も使用するのでロシアの爆撃に
晒されている人々にとっては余りにもリアルなので。

 前にも御紹介したように『中部フィル』が、楽曲を
『1812年』からシベリウスの『』フィンランディア』に
変更したのは、賢明な判断だと思います!

*****


【関連記事】

「中部フィルハーモニー交響楽団」が
 ロシア礼賛の曲を『フィンランディア』に変更!

 http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-6056.html
 観劇レビュー&旅行記-2022年3月7日(月)


【ボリショイ・バレエ団が危機!?(2022年3月8日)】

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曲に罪はないが…チャイコフスキー名曲、演奏見送りの動き
 https://www.sankei.com/.../20220308.../
 産経新聞:清水更沙・花輪 理徳―2022年3月8日

20220308_Sankei_Tchaikovsky-01.jpg

(引用)
ロシアの作曲家、チャイコフスキー(1840~93年)の大序曲「1812年」の演奏を見送る動きが、日本各地の楽団で広がっている。ロシアの戦争勝利を祝った曲でもあり、同国のウクライナ侵攻で世界的な批判が集まっている状況下では、世相にそぐわないと判断されたためだ。「作品やチャイコフスキーに罪はない」。判断には賛否もあり、難しいかじ取りを迫られる楽団関係者。共通の願いは、気兼ねなく1812年を演奏できる日が来ることだ。

「チャイコフスキーに罪はないのだが…」。2月末、滋賀県立びわ湖ホール(大津市)の沼尻竜典(りゅうすけ)芸術監督が、今春に開かれるクラシック音楽祭の記者会見で表情を曇らせた。

プログラム上、音楽祭を締めくくるのは大阪フィルハーモニー交響楽団が演奏する1812年。同年にナポレオン率いるフランス軍を打ち破ったロシア軍の戦いを、鐘や、ときには大砲を用いて勇壮に描き出す名曲で、クラシックファンにとどまらない人気を集める。だが沼尻氏はイベントのラストを飾る予定だった1812年に触れ、「これはちょっと今、相談中なんです」。緊迫する国際情勢を受け、曲目の変更を検討中と明かした。

【気兼ねなく演奏できる世の中に】

すでに演奏取りやめを決めた楽団もある。

21日に開催予定の定期演奏会で同曲を演奏予定だった明石フィルハーモニー管弦楽団。ホームページやツイッターで、「ロシアがウクライナに侵攻した世情を踏まえ、演奏を中止することとなりました」と発表。楽団内でも「作品に罪はない」として中止は不要との声があったことも明かし、「気兼ねなく演奏できる日が早く来ることを願うばかりです」と吐露した。

中部フィルハーモニー交響楽団は、26日の特別演奏会のフィナーレを1812年からシベリウスの交響詩「フィンランディア」に変えた。帝政ロシアの圧政に苦しんでいたフィンランドが自由と独立を勝ち取ろうとする姿を描いた同曲。楽団の担当者は「(戦禍に苦しむ)ウクライナ国民を、当時のフィンランド国民になぞらえて選曲した」と説明した。

一方で同楽団は、ロシアの音楽文化を全否定するわけではないとも強調。チャイコフスキー作曲バレエ「くるみ割り人形」から「トレパック(ロシアの踊り)」を演目に追加した。同楽団の担当者も「1812年がためらわれることなく演奏できる世の中に戻ることを願います」とした。

【難しい線引き、丁寧な説明必要】

ロシア音楽に詳しい大阪大大学院の高橋健一郎准教授(ロシア文化)は「この曲に関しては、演奏自粛も仕方ないと思える事情がある」と理解を示す。曲のテーマでもある1812年の戦争はロシアでは「祖国戦争」とも呼ばれ、ロシア人の「自分たちは西側世界の被害者だという意識の原点の一つになっている」(高橋氏)。

現在のロシア政府がウクライナ侵攻を正当化する背景にもそうした歴史観がにじむといい、高橋氏は「どうしても現在のウクライナの状況と結びついて捉えられやすい」と話す。

立命館大の宮本直美教授(音楽社会学)も、反ユダヤ主義者として知られるワーグナーの楽曲がイスラエルでほとんど演奏されないことなどを挙げ、「音楽は無色透明ではない以上、聞く人の心情を思いやることも必要だ」とする。その一方で「配慮が過度に拡大することも心配だ」として、「線引きは難しいが、個々の事情を丁寧に検討し説明することが重要ではないか」と話した。
(清水更沙、花輪理徳)







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ウクライナ・バレエはパリで 多国籍のロシアンバレエはアメリカで絶賛!
2022年3月11日(金)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

アメリカでもヨーロッパでも、ロシアの侵略・爆撃に晒される
ウクライナに連帯し【バレエ公演】に聴衆がスタンディングで応える!


一つは、ロシアによる侵略が続く間にもアメリカ各地で
公演を続けている『ロシアン・バレエ・シアター』
しかし、バレエ団の名称のために抗議の声も出たとか。

このバレエ団はロシアの侵略に反対しており【平和のために踊る】
という心意気で公演を続け、観客には好評だったようです。

団員にはロシア人もウクライナ人もベラルーシ人もポーランド人も
そして日本人・近藤雅代さんも居ます。

20220310_Russian Ballet Theater-01


夕刊フジでは 近藤雅代さんへのインタビューも掲載しています。
(インタビュー内容は省略:下記リンクからお読みください)

ロシアの多国籍バレエ団が込めた願い
 「平和のために」米公演 所属する宮崎市出身のダンサー
 ・近藤雅代さんが思い語る

 夕刊フジ - 2022年3月10日 11:00



もう一つは、ウクライナの『キエフ・シティ・バレエ』のパリ公演。



公演ではウクライナ国歌も流れ、満席の会場から大きな拍手が起きて
いたとのことです。

   *****

ロシアの多国籍バレエ団が込めた願い
 「平和のために」米公演 所属する宮崎市出身のダンサー
 ・近藤雅代さんが思い語る

 夕刊フジ - 2022年3月10日 11:00

(引用)
「WE DANCE FOR PEACE(私たちは平和のために踊る)」。
米国公演中、ロシア軍のウクライナ侵攻という事態に直面したロシアのバレエ団が、舞台に平和のスローガンを掲げて公演を続けている。
米国民の厳しい視線も受けるが、メンバーには祖国を思い涙するウクライナ人ダンサーもいる。
「戦争に賛成するメンバーは誰一人いない」。所属する宮崎市出身のダンサー、近藤雅代さん(28)が思いを語った。

近藤さんによると、公演にはロシアをはじめ10を超える国籍のダンサー計約40人が参加し、うち7人がウクライナ人だ。
連日ニュースを見て、家族と電話しては涙を流す姿を目にするという。(以下略)




ウクライナのバレエ団がパリ公演で満席
 フランスに残るダンサーも

 TBS NEWS - 2022年3月9日(水)

(引用)
ロシアによる侵攻が続く中、ウクライナの首都キエフのバレエ団がフランス・パリで公演を行い満席の会場から大きな拍手を受けました。

パリで公演を行ったのはウクライナのキエフ・シティ・バレエ。

フランス・ツアーの最後を8日、由緒あるシャトレ座で締めくくりました。

ロシア軍の侵攻が続く中、バレエ団の幹部は「みんな精神的にも肉体的にも疲れ切っている。ウクライナの家族や友人を心配している」と話していました。

バレエ団の中には公演後、ウクライナに戻らず、パリ市などの支援を受けて、フランスでバレエを続けるダンサーもいると言うことです。

公演ではウクライナ国歌も流れ、満席の会場から大きな拍手が起きていました。



【関連記事】

ウクライナ「キエフ・バレエ」の映像公開 一日も早い平和願う
 NHKニュース - 2022年3月3日(木) 7時44分

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宮崎県出身ダンサーも参加“平和のために踊る”米で公演
 NHK 宮崎  2022年3月11日(金) 17時54分
 (リンク先にインタビュー映像有り;以下の引用文では一部だけ)

20220311_Russian Ballet Theater-01
20220311_Russian Ballet Theater-02
20220311_Russian Ballet Theater-03

(引用)
ロシアやウクライナ、それに日本など、9つの国のダンサーからなるバレエ団が「平和のために踊る」という反戦のメッセージを掲げてアメリカで公演を続けています。

メンバーの1人で、宮崎県出身の近藤雅代さんは、現在のウクライナ情勢について「とても悲しいし早く元に戻ってほしい」と憂慮しています。

世界各地で公演を続けるバレエ団「ロシアン・バレエ・シアター」は、ロシアだけでなくウクライナや日本など9か国の出身者がダンサーとして参加しています。

ロシアの軍事侵攻が始まったときは全米ツアーの最中で、バレエ団は「ロシア」という名前のためいやがらせの電話やメールを受けることもあったということですが、「平和のために踊る」という反戦のスローガンを掲げて公演を続けています。

宮崎県出身の近藤さんはそのメンバーの1人で、現在のウクライナ情勢について、「ウクライナでバレエを学び、ロシアで働いていたので、とても悲しいし早く元に戻ってほしい。ウクライナの友人が避難場所に困っていたら、日本に呼び寄せたい」と話していました。

また、ウクライナ出身で、「白鳥の湖」で主役を務めるオルガ・キフヤクさんは、キエフにいた家族が避難しているということで、「家族がとても心配だが、私は平和のために踊る。愛があれば国籍が違っても憎しみあうことはない」と話し、最後まで公演を続けたいという意欲を示していました。

一方で、ロシア出身のダンサーは「舞台に立っている瞬間はすべてのことを忘れ、安心できる。ツアーが終わったら故郷に帰りたいが、実現は難しいだろう」と複雑な心境を明かしました。






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テーマ:バレエ - ジャンル:学問・文化・芸術

【ウクライナ侵攻と芸術家の姿勢】池上輝彦氏の論考
2022年3月12日(土)

#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

 音楽専門WEBサイト『ぶらあぼ』
池上輝彦さんが長い論考を寄せています。

 ロシアによるウクライナ侵略と爆撃・砲撃などで芸術家も含む
多くの人々が犠牲になり、危険に晒されているなかで、
重要なテーマを論じられていますので御紹介します。


音楽は市民の側に立つ
 ウクライナ侵攻と芸術家の姿勢

  ぶらあぼ:池上輝彦―2022年3月7日

(リード文・引用;全文は当記事後半で紹介)
 ロシアのウクライナ侵攻がクラシック音楽界を揺るがしている。プーチン大統領の支持者で長年親しい関係にあるロシアの巨匠ワレリー・ゲルギエフ氏は、欧米での主要公演を降板し、独ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者の座も追われた。一方、反戦を訴えるロシア出身の音楽家も相次いでいる。「ロシア排斥」では割り切れない。多民族が複雑に入り組み、専制主義対民主主義の様相も呈する中で、音楽は常に市民の側に立つはずだ。それを見極める必要がある。

20220307_Bravo_FragUkraine-01.jpg




 また多くの芸術家が『ロシアによるウクライナ侵略』を非難する声を挙げ、
コンサートで訴えています。


ウィーン楽友協会でウクライナのための慈善コンサートを開催
 ギドン・クレーメル、エフゲニー・キーシン、クリスティアーネ・カルクらが出演

ぶらあぼ―2022年3月8日

 3月22日、ウィーン楽友協会大ホール(Musikverein)で、ウクライナで戦禍に苦しむ人々のための慈善コンサート(Benefizkonzert)が開催されることが発表された。
 すべてのアーティストが無料で出演し、チケットの売上は支援団体
Nachbar in Not に寄付されるという。

20220312_Bravo_CharityConcert-02.jpg



指揮者 西本智実さん「戦いでなく 文化・芸術で意思の表現を」
 NHKニュース-2022年3月11日 19時22分

20220311_NHK_NishimotoConcert-01.jpg
(リード文・引用)
ロシアでも首席指揮者務めた西本さん 今回の事態に

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、さまざまな分野に大きな影響を与えています。

ロシアのオーケストラで首席指揮者を務めたこともある、指揮者の西本智実さんは「戦いでなく、文化や芸術を通じて自分たちの意思を表現する世界になってほしい」と訴えています。



指揮者の小林研一郎さん
 ウクライナ応援の野外コンサート開催

 NHKニュース―2022年3月12日 8時07分

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、世界を舞台に活躍する
指揮者の小林研一郎さんが、野外コンサートを開催。

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指揮者の小林研一郎さんは、ウクライナの隣国であるハンガリーの
国立フィルハーモニー管弦楽団で長年、活躍していて、11日夜は
ウクライナの人たちを応援しようと無料のコンサートを開きました。

東京・池袋の公園に設けられた野外会場には1500人余りが集まり、
最初に日本で活動しているウクライナ人のオペラ歌手、ステパニュック
・オクサーナさんが、ウクライナ国歌を斉唱しました。

そして、「世界の皆さんにウクライナの平和を願ってもらいたいです」
と訴えました。

続いて、小林さんが率いるオーケストラがクラシックの楽曲を演奏し、
会場からは大きな拍手が送られていました。

また、コンサートの合間には、ウクライナの国旗を掲げて
平和を祈る人たちの姿も見られました。

小林さんは「音楽が皆さんの心に届き、これからのウクライナの
助けになるのではないかと感じました」と話していました。
(以下略)


        **********

【音楽は市民の側に立つ】
 ウクライナ侵攻と芸術家の姿勢

  ぶらあぼ:池上輝彦 ― 2022年3月7日

(引用)
 ロシアのウクライナ侵攻がクラシック音楽界を揺るがしている。プーチン大統領の支持者で長年親しい関係にあるロシアの巨匠ワレリー・ゲルギエフ氏は、欧米での主要公演を降板し、独ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者の座も追われた。一方、反戦を訴えるロシア出身の音楽家も相次いでいる。「ロシア排斥」では割り切れない。多民族が複雑に入り組み、専制主義対民主主義の様相も呈する中で、音楽は常に市民の側に立つはずだ。それを見極める必要がある。


【キエフのテレビ塔とショスタコーヴィチ】

 3月1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔から赤黒い巨大な噴煙が巻き上がった。ロシア軍のミサイル攻撃を受けたバビ・ヤールというその地区は、ショスタコーヴィチの音楽を愛する人たちにとって特別の意味を持つ。ナチスドイツ占領下のユダヤ人大虐殺を扱った彼の衝撃作「交響曲第13番『バビ・ヤール』」のゆかりの地であるからだ。テレビ塔近くのホロコースト追悼施設も被害を受けた。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ホロコーストの犠牲者を2度殺した」とロシアを非難した。

 プーチン氏はゼレンスキー政権に「非武装・中立化」と「非ナチ化」を要求している。うち「非ナチ化」はゼレンスキー氏に対しては的外れだろう。彼はユダヤ系であり、ナチスのユダヤ人は論理矛盾だ。祖父はソ連軍の歩兵部隊でナチスと戦い、ホロコーストの犠牲になった親戚もいる。

 1941年9月、キエフを占領したナチスドイツ軍は、同市のユダヤ人をバビ・ヤール渓谷に連行し銃殺した。大虐殺を題材にして旧ソ連の詩人エフゲニー・エフトゥシェンコは1961年、「バビ・ヤール」を書いた。この詩を第1楽章の歌詞にしてショスタコーヴィチが62年に作曲したのが、男声合唱付きの「交響曲第13番」である。

 ショスタコーヴィチはチャイコフスキーと並ぶロシア音楽史上屈指の大作曲家だ。ロシアを代表する指揮者ならばこの二大作曲家の交響曲全集をレコーディングするのは必須といえる。サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場の芸術総監督であるゲルギエフ氏も当然のようにショスタコーヴィチの「交響曲第1~15番」全曲を録音している。中でも彼の真骨頂は「戦争交響曲群」と呼ばれる「第4~9番」にある。

 特に第二次世界大戦のレニングラード包囲戦を扱った「第7番」は再録もしており、思い入れが強いようだ。第1楽章での「戦争の主題」による異常な躁状態の行進曲と阿鼻叫喚のクライマックス、第4楽章の「人間の主題」による高らかな凱歌が圧倒的な熱量で表現され、心を揺さぶられる。こうした作品で感動的な演奏を残しているゲルギエフ氏が、罪のない市民を殺戮するウクライナ侵攻を見たとき、肯定することができるだろうか。


【ゲルギエフ氏の平和活動とオセチア問題】

 旧ソ連時代、音楽は政治によって制御管理され、利用された。ショスタコーヴィチは粛清と戦争の嵐が吹き荒れるスターリン体制下、政治的圧力の中で体制に迎合しつつもぎりぎりの自己主張を込めて作品を書かざるをえなかった。それでも音楽の感動は社会主義体制を越えて世界に広がった。音楽は常に市民の側にあり、人々の心を揺さぶるからこそ為政者の関心事となる。

 ゲルギエフ氏の場合は、旧ソ連時代とは異なる複雑な事情がある。彼はコーカサス地方の少数民族オセット人だ。人口約60万人のオセット人のほとんどはロシア側の北オセチアとジョージア領内の南オセチアにまたがって暮らしている。2004年には彼の故郷、北オセチアでチェチェン独立派が中学校を占拠するテロ事件を起こし、子供186人を含む380人以上が死亡した。この惨事を受けて、同氏は人道主義の立場から故郷をはじめ世界各地でチャリティーコンサートをしてきた。

 08年8月にはロシアとジョージアとの間で南オセチア戦争が起きた。ロシアはジョージアに侵攻し、南オセチアとアブハジアの独立を一方的に承認した。この戦時中、ゲルギエフ氏は英BBCのインタビューで当時のプーチン首相とメドベージェフ大統領への支持を表明するとともに、「ジョージアとロシアのすべての人の平和を願っている」と発言している。

 日本の中学校でゲルギエフ氏のアウトリーチ活動を見学する機会があった。14年10月、東京都渋谷区内の中学校で彼がマリインスキー歌劇場管弦楽団を指揮した際、生徒を前に「日本は平和で素晴らしい国。来日するたびに我が家に帰ってきた気持ちになる」と語った。


【態度表明を迫られるロシア出身の音楽家】

 「ロシア出身の芸術家」と言っても、ゲルギエフ氏のように民族も立場も様々だ。しかし現実には「ロシア排斥」が相次いでいる。ロシアを代表するソプラノ、アンナ・ネトレプコ氏は、米ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)で今シーズンと来シーズンの公演を降板する見通しとなった。共通するのは、これまで平和主義の信条で活動してきたとしても、今回のウクライナ侵攻に際し、プーチン氏に対して公に反対の態度を表明しない点が「排斥」の理由になっていることだ。

 こうした中でピアニストのエフゲニー・キーシン氏や指揮者のキリル・ペトレンコ氏ら、反戦の立場を表明するロシア出身の音楽家もいる。ロシアの文化・芸術専門ウェブサイトが軍事作戦の中止を求めるプーチン大統領宛て公開書簡を作成し、芸術家の署名が集まっているとの報道もある。ただ、ロシア政府は国内のメディア統制を強めており、反戦の世論が広がる保証はない。北オセチア出身のトゥガン・ソヒエフ氏は、ロシアのボリショイ劇場音楽監督兼首席指揮者と仏トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団音楽監督の両方の職を辞任するなど、国内外で板挟みに遭う音楽家もいる。


 プーチン氏は国民の直接投票で大統領に選ばれ、国民からの支持で長期政権を維持してきた。国民が選んだ大統領によって始められた戦争だからこそ、その深刻な人道危機に対して意見を表明しなければ、人々を感動させる立場のロシアの音楽家たちは活動もままならない。


【チャイコフスキーはウクライナの宝物】

 ロシアの作品を演目から外す動きも一部にある。ポーランド国立歌劇場は4月に予定していたムソルグスキーのオペラ《ボリス・ゴドゥノフ》の上演を中止する。チャイコフスキーの「大序曲1812年」の演奏を取りやめる日本のオーケストラも出てきている。

 だがチャイコフスキーはウクライナ・コサックの家系で、妹の嫁ぎ先もウクライナのカーメンカであるなど、同国と縁が深い。「交響曲第2番」や「ピアノ協奏曲第1番」をはじめウクライナ民謡に基づく旋律を使った作品も多い。キエフ国立フィルハーモニー交響楽団と共演を重ねてきたヴァイオリニストの大谷康子氏は「チャイコフスキーは自分たちの誇り、宝物だとウクライナの人たちは盛んに言う」と話していた。

 19世紀ロマン派以降のクラシック音楽はロシア抜きでは語れない。ロシア音楽には華麗な管弦楽法で壮大なロマンと感動を聴き手に与える作品が多い。チャイコフスキーの「大序曲1812年」もショスタコーヴィチの「交響曲第7番『レニングラード』」も、それぞれナポレオンとヒトラーの侵略戦争に市民が抗して勝利した音楽だからこそ感動を呼ぶ。ベートーヴェンの「苦悩を突き抜けて歓喜へ」の感動に比肩し、文学ではトルストイの『戦争と平和』の歴史観に通じる。2人の偉大な音楽は今、ロシアとウクライナのどちらにふさわしいだろうか。
(了:池上輝彦)






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2021年ミュージカルNO1は「アナと雪の女王」が圧勝 3年連続四季作品1位
2022年3月13日(日)

 ミュージカル通の間では、既に雑誌「ミュージカル」の情報で
知られていたようですが、きのう(3/12)の日刊スポーツで
2021年度のエンタメ・ランキングが掲載され、ダントツで
劇団四季の『アナと雪の女王』が1位になったとのことです。

私も東京公演を3回観ましたが、この結果は当然でしょう。

同時期に東京で観た『蜘蛛女のキス』(再演)は3位となり、
主演した安蘭けいさんと石丸幹二さんがWで1位となったそう。

以下、引用して紹介します。


21年ミュージカルNO1は「アナと雪の女王」が圧勝
 期待裏切らぬ出来 3年連続四季作品1位

 日刊スポーツ - 2022年3月13日(日)

(引用)

   劇団四季ミュージカル「アナと雪の女王」のゲネプロで。
     「ありのままで」を歌うエルサ(岡本瑞恵)

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毎年の恒例となっている雑誌「ミュージカル」の「2021年ミュージカル・ベスト10」が最新号(3・4月号)で発表され、21年に初演された作品のベストテンでは劇団四季「アナと雪の女王」が1位に選ばれた。

19年「パリのアメリカ人」、20年「ロボット・イン・ザ・ガーデン」と3年連続で四季作品が1位に輝いた。

初演、再演の作品、男優、女優、演出家の各部門に分かれ、演劇評論家、演劇ジャーナリストの20人が同誌のアンケートに答えた結果を集計したもので、私(林尚之)も参加した。

初演のベスト10は
<1>アナと雪の女王
<2>ニュージーズ
<3>蜘蛛女のキス
<4>フィスト・オブ・ノーススター
<5>桜風記
<6>オリバー!
<7>アリージャンス
<8>ジェイミー
<9>アナスタシア
<10>ウェイトレスと並んだ。


「アナと雪の女王」の圧勝だった

2位の「ニュージーズ」に60ポイント以上の差をつけた
同名映画の舞台版で、日本では20年に初演予定も、コロナ禍で9カ月遅れの開幕だった。
21年上演の舞台でもっとも楽しみにしていたが、「ありのままで」など聴いているだけでテンションがあがるナンバーに加え、雪と氷の世界を見事に再現した舞台は期待を裏切らなかった。

「ニュージーズ」も1年以上延期しての上演だったが、主演の京本大我は歌、ダンスともにレベルアップし、アンサンブルもキレッキレのダンスを見せてくれた。

3位の「蜘蛛女のキス」はこれまでも何度か上演されているが、モリーナ役の石丸幹二、蜘蛛女役の安蘭けいの安定感、存在感が際立ち、石丸は男優部門、安蘭は女優部門でそれぞれ1位となった

オリジナルでは、人気漫画「北斗の拳」をミュージカル化した「フィスト・オブ・ノーススター」は4位に食い込んだ。原作の世界感を損なうことなく、主演の元バレエダンサーの大貫勇輔も肉体改造を経てケンシロウに成り切った。

ちなみに私(林尚之)の投票は、初演が<1>アナと雪の女王<2>アナスタシア<3>ニュージーズだった。

再演部門では「レ・ミゼラブル」が堂々の1位で、石丸主演の「パレード」が2位となった。
男優部門では「17AGAIN」で初めてミュージカルに挑戦した竹内涼真が4位に入り、女優部門では「ニュージーズ」「衛生」「GHOST」でヒロインを演じた元宝塚娘役トップの咲妃みゆが2位、「ウェイトレス」主演の高畑充希が3位に入った。

昨年12月に急死した神田沙也加さんは女優の6位に入った。ここ数年はベスト10の常連だった。いつかトップになっただろう神田さんのあまりに早い死は、ミュージカル界の損失でもある。

【林尚之】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「舞台雑話」)






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世界で拡がるウクライナ支援コンサート ! ベルリンフィルは募金を開始 !
2022年3月14日(月)

 世界中のクラシック音楽界を含むエンターテインメント業界や
スポーツ界など、様々な分野でウクライナ支援コンサートや
公演・試合などが行われています。

 そういうイベントでウクライナ国家【Ukrainian National Anthem】
が歌われる機会も増えているようです。

 世界最高の名門オーケストラ・ベルリンフィルが募金運動を
開始しました。 【UNHCR】と連携しているとのこと。


#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

Berliner Philharmoniker are appealing for donations for Ukraine
 Berliner Philharmoniker - 2022年3月


【和訳:榊山惇による】
ベルリン・フィルはウクライナへの募金を呼びかけます
The Berliner Philharmoniker and their chief conductor Kirill Petrenko are appealing for donations for Ukraine as part of their partnership with the UNO-Flüchtlingshilfe. The United Nations Refugee Agency (UNHCR), of which the UNO-Flüchtlingshilfe is the German national partner, has been working in Ukraine and the entire region for a long time. However, its operations are currently still severely underfunded.
ベルリン・フィルと首席指揮者であるキリル・ペトレンコは
【the UNO-Flüchtlingshilfe】のパートナーとして
ウクライナへの募金を呼びかけます。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の【the UNO-Flüchtlingshilfe】とドイツは国民的パートナーであり、
ウクライナを含むこの地域のために長年に亘って
行動してきました。
しかし、この運営資金は現在すでに極めて厳しい状況に
なっています。



200 musicians perform
in Trafalgar Square in solidarity with Ukraine
In a powerful protest against
 Russia's invasion of Ukraine

 Classic FM - 2022年3月6日

A pop-up orchestra performed an emotional trio of Ukrainian works in Trafalgar Square on Sunday, in a flashmob dedicated to the people of Ukraine.

Violinist Jennifer Pike told Classic FM: "At this time we are trying to do all we can for a horrific situation, and musicians only really know one way, which is to play."
More about the powerful protest here
👇 https://clssicfm.co/3sOG9bF





アイスホッケーの試合前にウクライナ生まれのカナダの
ソプラノオペラ歌手 Stephania Romaniuk さんが
Ukrainian National Anthem を厳かに独唱

Ukrainian National Anthem
 Calgary Flamen - 2022年3月8日

Ukrainian National Anthem(ウクライナ国家)
We were honoured to have Ukrainian-Canadian opera singer Stephania Romaniuk sing the Ukrainian national anthem this evening.
(映像埋め込み不能:上のリンクより御覧ください)




カナダとウクライナのフットボールらしき競技の対戦前に
ウクライナ男声合唱団が【Ukrainian National Anthem】を歌う

ANTHEMS | Hoosli Ukrainian Male Chorus
 Winnipeg Jets(Sports Team)-2022年3月2日 11:10

During this devastating time of unrest, True North and the #NHLJets express heartfelt support for Ukraine and for more than 180,000 Ukrainian-Canadians living in Manitoba.
We stand with our community in expressing our sadness for the loss, devastation and continued threat to Ukraine, and we join the world in its calls for peace.
And now…. to perform tonight’s anthems, please welcome back, Hoosli Ukrainian Male Chorus
(映像埋め込み不能:上のリンクより御覧ください)




世界的指揮者 リッカルド・ムーティさんがシカゴ交響楽団・合唱団との
ベートーヴェン第九交響曲演奏前にウクライナへの連帯を観客に呼び掛けた

Muti dedicates Beethoven 9 performance
to the people of Ukraine

 2022年2月27

On February 24, 2022, the day the world learned of Russia's attack upon Ukraine,
Music Director Riccardo Muti took the stage at Orchestra Hall to lead the Chicago Symphony Orchestra and Chorus in Beethoven's Symphony No. 9. To open the evening, Muti dedicated the performance of the work, and its explicit message of universal kinship, to the people of Ukraine and other victims of needless violence around the world: "We make music that means joy and peace. But ... we will think in this moment that joy without peace cannot exist."





ウクライナのヴァイオリニストに連帯して
世界の94名のヴァイオリニストがリモートで合奏

94 violinists from around the world come together
to accompany violinists in Ukraine


引用




ベートーヴェン 第九交響曲より "Alle Meschen werden Brüder "
Ukrainian Musicians perform "Ode to Joy" in Kyiv's Maidan Square

"All people become brothers": The Kyiv-Classic Symphony Orchestra performed Beethoven's "Ode to Joy" in Kyiv’s famous Maidan Square. The ensemble usually consists of 65 to 70 members – about 20 of them are still in the Ukrainian capital.




150人の音楽家がコーンウォールの街頭で、ロシアによる
ウクライナ侵略に抗議して野外コンサートを行った

150 classical musicians from across Cornwall have gathered
on Lemon Quay in Truro for a flashmob musical
protest against the Russian invasion of Ukraine.

Cornwall Live - 2022年3月6日 22:57






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映画【牛久 ushiku】をKBCシネマで見る!
2022年3月15日(火)

 映画【牛久 ushiku】をKBCシネマで見てきました!

 【牛久】と言っても牛久沼の穏やかな風景や日常を描く
心温まる映画ではありません!

 入国管理局の人権無視の刑務所以下の『難民』の扱いを
入所者との面会の機会に隠しカメラとマイクで収録した
ドキュメンタリー映画です。

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 顔も声も公開して日本政府の犯罪を暴く映画に協力した人々は
隠れてではなく、積極的に顔も名前も公開して欲しいと言います。

 出身国の暴政から逃げて来た難民の人たちを難民とは
みなさず、命の危険もある「本国送還」を基本とし、日本に居残る
難民の人々を刑務所以下の待遇の収容施設に何年も
閉じ込めると云う人権無視の日本政府のやり方が証言されます。

 日本の「難民認定率」は、何と0.4%とのこと。
この映画は、多くの日本人に知られていない、これらのことを
ドキュメンタリー映画を通して知らせて行くことも一つの目的
のように見えました。

 映像の一部では、入国管理局側が撮影した公式記録も
使われており、その入手ルートが不明ですが、裁判で公開された
ビデオ映像かも知れません。
 その公式映像では、一人の入所者が暴力を振るったと云う
謂わば冤罪をでっち上げて十人程の職員が取り巻いて暴行を
続けると云う凄まじいものでした。

多くの方に見て頂きたいドキュメンタリー映画ですが、
平日の午前中の為か観客は十数人でした。


映画【牛久 ushiku】公式サイト

【予告編映像】


   映画.comによる作品紹介

【解説】
 茨城県牛久市にある東日本入国管理センターに収容された人々の証言を通し、日本の入管収容所の実態を捉えたドキュメンタリー。
 在留資格がない人や更新が認められず国外退去を命じられた外国人を「不法滞在者」として強制的に収容するため、全国に17カ所設けられている入国管理施設。
 そのひとつである東日本入国管理センターには、紛争などにより出身国に帰ることができず難民申請をしている人も多いが、彼らの声が施設の外に届けられる機会はほとんどない。日本でドキュメンタリー作品を撮り続けてきたアメリカ出身のトーマス・アッシュ監督が、施設の厳しい規制をくぐり抜け、当事者たちの了解を得て、面会室で驚きの実情を訴える9人の証言を隠し撮りの手法を用いて記録。
 長期の強制収容や非人間的な扱いで精神や肉体を蝕まれ、日本という国への信頼や希望を失っていく人々の姿を映し出す。

********************
 2021年製作/87分/G/日本
 配給:太秦
********************

【スタッフ】

監督 : トーマス・アッシュ
撮影 : トーマス・アッシュ
編集 : トーマス・アッシュ
カラーグレーディング : シン・ヘマント
オンラインエディター : シン・ヘマント
作曲 : 寂空
演奏 : 寂空 こみてつ
タイトルデザイン : 丸古実 山村ジェレミー
インパクトプロデューサー : ンデブ・ダニエル
ディストリビューションプロデューサー : 松井至
リサーチプロデューサー : クレーン・ジョン






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映画【テレビで会えない芸人】をKBCシネマで見る!
2022年3月16日(水)

映画【テレビで会えない芸人】
  を昨日KBCシネマで見てきました!

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 その『テレビで会えない芸人』とは、元『ニュースペーパー』と云う
コント集団で一世を風靡したが、限界を感じて離脱した『松元ヒロ』
さんのこと。

 その『一人舞台』公演は、コロナ禍以前は、年間120ステージ。
紹介された紀伊國屋ホールでの3公演は全席完売でした。

 テレビに出なくても生活できることを実現したが、其処に至る迄は
夫婦二人で開拓して来た苦難の道もある。

 映画終盤で、定番の演目『憲法くん』の公演が紹介され
映画では「日本国憲法・前文」を人として語る場面が映し出されたが
その覇気と共に「日本国憲法・前文」の理念の素晴らしさが
改めて良く解る熱演でした!

西日本新聞に紹介された記事から


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映画【テレビで会えない芸人】公式サイト

【予告編映像】



【関連映像】


     1/14公開 映画『テレビで会えない芸人』作品の魅力とは!?
     KTS 鹿児島テレビ
     2022年1月14日公開 鹿児島テレビ初のドキュメンタリー映画
     『テレビで会えない芸人』。
     その作品の魅力に迫ります。(2022/1/13放送 KTS かごnew)


     映画「テレビで会えない芸人」公開初日 松元ヒロさんが舞台挨拶
     KTS 鹿児島テレビ
     2022年1月14日公開 鹿児島テレビ初のドキュメンタリー映画
     『テレビで会えない芸人』。公開初日 松元ヒロさんが舞台挨拶しました

   映画.comによる作品紹介

【解説】
 立川談志や永六輔、井上ひさしらに愛された芸人・松元ヒロの生き方、彼の笑いの哲学から現代社会を映し出したドキュメンタリー。
 2020年5月に鹿児島でのローカル放送後、全国で放送され、日本民間放送連盟賞最優秀賞などさまざまな放送賞を受賞した同名ドキュメンタリー番組に追加撮影と再編集を加え、劇場公開。

 かつて社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のメンバーとして人気を博した芸人・松元ヒロ。
90年代末、舞台に活動の主戦場を移した彼は、政治や社会問題を題材にしたスタンダップコミックで人気を博す。

 日本国憲法を人間に見立て、20年以上語り続ける松元の代表作「憲法くん」は渡辺美佐子主演で映画化もされた。

 なぜ、松元ヒロはテレビから去ったのか。テレビで会えない芸人の生き方を選択した松元ヒロの笑いの哲学から、モノ言えぬ社会の素顔を浮かび上がらせる。

 監督は鹿児島テレビのディレクター、四元良隆と牧祐樹。

********************
 2021年製作/81分/G/日本
 配給:東風
********************

【スタッフ】

監督 : 四元良隆, 牧祐樹
プロデューサー : 阿武野勝彦
制作 : 前田俊広, 山口修平, 金子貴治, 野元俊英, 崎山雄二, 荒田静彦
撮影 : 鈴木哉雄
音響効果 : 久保田吉根
編集 : 牧祐樹
音楽 : 吉俣良
クレジットアニメーション : 加藤久仁生
デザイン : 黒崎佳奈

出演 : 松元ヒロ






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名門ボリショイ・バレエ団のプリマ 戦争を批判しオランダに移籍へ
2022年3月17日(木)

 ウクライナ侵略でプーチンを非難しないロシア人芸術家が
欧米のオペラハウスなどから次々と排除されているが、
その反対にロシアに留まるロシア人芸術家でプーチンの
侵略戦争を批判する者はロシアのオペラハウスなどから
排除されているようです。

 ボリショイ劇場からロシア人の芸術家が自らの意志で
離脱したと云うニュース。
ロシア人団員が離脱するのは初めてのケースとのこと。
プリマバレリーナ、オリガ・スミルノワ(Olga Smirnova)
さんが退団・オランダ国立バレエ団に移籍。

 ロシアの世論調査では、2/3が圧倒的にプーチン大統領を
支持していると報道されていますが、別の独立系調査では
若い世代の支持率は遥かに低く、年配の人々が支えている
と言う話しも・・・

 そういう中でも、事実を知る立場に近い人々の離反は徐々に
拡がっているようです。

 国営テレビのディレクターが【NO WAR】のパネルを放送中に
表示することに成功して視聴者に『騙されている』と伝えました。

Marina Ovsyannikova_Mainichi_20220316-02


 今日のニュースでは、ロシア最高峰で世界的に見ても有力な
ロシア・ボリショイ・バレエ団のプリマバレリーナである
オルガ・スミルノワさん(30)が、
「私の魂のすべてで、この戦争に反対する」と表明したとのこと。

 ボリショイ・バレエ団を離脱し、オランダ国立バレエ団に移籍する
と発表した。 後に続く人たちも少なくないと言う。


#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

名門ボリショイ・バレエ団のスター
 戦争を批判しオランダに移籍へ

 https://www.bbc.com/japanese/60775519
 BBCニュース―2022年3月17日

(引用)
ロシアの名門ボリショイ・バレエ団のプリマバレリーナが、同国のウクライナ侵攻を非難した後に、オランダ国立バレエ団に移籍することになった。移籍先のバレエ団が16日、BBCに明らかにした。

同バレエ団のオルガ・スミルノワさん(30)は先週、「私の魂のすべてで、この戦争に反対する」と表明。ロシアの他のバレリーナたちに支持された。

オランダ国立バレエ団は、スミルノワさんが直ちに同バレエ団で活動を始めるとした。テッド・ブランセン芸術監督は、スミルノワさんについて、「類いまれなダンサー」だと述べた。

スミルノワさんは祖父がウクライナ人で、自らのことを「4分の1はウクライナ人」としている。

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「ロシアを恥じるとは思わなかった」

スミルノワさんは3月に入り、「現代の見識ある世界においては、文明社会は平和的な交渉によってのみ政治問題を解決することを期待している」などとする文章を公表。

「ロシアを恥じることになるとは思わなかった。才能あるロシアの人々、私たちの文化、運動面での業績をいつも誇りに思ってきた」、「しかし今や、以前と以後を区別する線が引かれたと感じている。人々が死んでいき、頭上の屋根を失ったり家を後にせざるを得なかったりしているのは痛ましい」とした。

そして、「数週間前、こんなことが起こると誰が予想しただろうか。私たちは軍事紛争のただ中にはいないかもしれないが、この世界的大惨事に無関心ではいられない」と書いていた。

20220317_BBC-02.jpg

他のバレリーナらも

スミルノワさんの反戦の文章は、振付家で元ダンサーのアレクセイ・ラトマンスキーさん(53)のコメントに続く格好で公表された。ウクライナで育ったラトマンスキーさんは2月下旬、「プーチンはこの戦争を直ちにやめなくてはならない」と、フェイスブックに投稿していた。

ラトマンスキーさんは、ボリショイ・バレエ団の芸術監督を2008年まで4年間つとめた。ロシアがウクライナを侵攻したことを受けて2月、モスクワのボリショイ劇場での初演をキャンセルした。

ラトマンスキーさんはまた、バレエ界の人々による反戦メッセージを投稿してきた。メッセージを出した人たちの中には、マリインスキー・バレエ団のプリンシパルダンサーで、英ロイヤル・バレエ団のゲストプリンシパルのウラジーミル・シクリャローフさん(37)もいる。

その投稿でシクリャローフさんは「私はウクライナでの戦争に反対だ。私は人々を支持する、頭上の平和な空を支持する」とした。

マリインスキー・バレエ団の元プリンシパルダンサーで、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場のソリストをつとめたディアナ・ヴィシニョーワさん(45)は、「私たちは戦争といかなる暴力行為にも反対を表明する。悲しみ、無念、支援の言葉、同情で、私たちの心はいっぱいだ」とした。



ボリショイ・バレエのプリマ退団
 ウクライナ侵攻めぐり

 AFPBB - 2022年3月17日 4:01

(引用)
【3月17日 AFP】
 ロシアのボリショイ・バレエ団(Bolshoi Ballet)のプリマバレリーナ、オリガ・スミルノワ(Olga Smirnova)さんが、同国によるウクライナ侵攻をめぐり、オランダ国立バレエ団(Dutch National Ballet)に移籍することが16日、発表された。
 ウクライナ問題を理由にボリショイのロシア人団員が退団するのは初めて。

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 オランダ国立バレエ団は「スミルノワさんは最近、ロシアのウクライナ侵攻への反対を公言しており、そのため母国で働くことが不可能となっている」と説明した。
 ボリショイを代表するスターの一人であるスミルノワさんは
今月、メッセージアプリのテレグラム(Telegram)に
「私は全身全霊をかけて戦争に反対する」と投稿し、
ウクライナ侵攻への反対を表明。
「ロシアを恥じることになるとは思ってもみなかった」と嘆いた。
 ウクライナ侵攻の開始以来、ロシアでは要職を辞任する外国人が相次いでいるが、スミルノワさんほどのロシア人スターが離職したのは初めて。
(c)AFP




「反戦」ロシア人スターが退団 ボリショイ・バレエ<
 時事通信-2022年03月17日17時35分/span>

(引用)
【パリAFP時事】
 世界最高峰とされるロシアのボリショイ・バレエ団のロシア人プリマバレリーナ、オリガ・スミルノワさん(30)が退団し、オランダ国立バレエ団に移籍することが16日、発表された。ロシアのウクライナ侵攻以降、ボリショイ・バレエ団では外国人ダンサーの退団が相次いでいるが、地元出身スターも祖国を離れることになった。



【関連記事】

ロシアで「頭脳流出」進む 数千人が海外へ脱出、
 ウクライナ侵攻で

 BBC - 2022年3月15日



人気ダンサー、相次ぎ退団 ロシアのウクライナ侵攻に抗議―ボリショイ・バレエ
 時事通信-2022年03月08日07時39分

(引用)
 世界的に知られるロシアのボリショイ・バレエ団の人気ダンサーが7日、ロシア軍によるウクライナ侵攻に抗議し、相次いで退団を表明した。戦火が激しさを増す中、文化・芸術の分野にも影響が広がりつつある。

 同バレエ団で最高位ダンサー「プリンシパル」を務めるイタリア人のジャコポ・ティッシさんは、インスタグラムを通じ退団を発表。「正当化できる戦争はない。どんな暴力にも常に反対していく」と、早期の戦闘終結への願いをつづった。
 同バレエ団ソリストでブラジル人のダビジ・モタ・ソアレスさんも、ウクライナ侵攻を受けインスタグラムに「何も起きていないかのように振る舞うことはできない」と投稿し、退団を表明。ウクライナにいる友人やその家族に思いをはせ「私の心は、彼らと共にある」と連帯を示した。
 ボリショイ・バレエ団が拠点を置くボリショイ劇場では先に、音楽監督兼首席指揮者を務めるロシア人のトゥガン・ソヒエフ氏が辞任を発表。ロシアのウクライナ侵攻に対する態度表明を迫られたことが理由とされている。




ロシア国営「第1チャンネル」生放送中に女性が【NO WAR】!
 JUNSKY blog - 2022年3月15日(火)





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ショパンの生地はウクライナ避難民の受け入れ地に!
2022年3月18日

 ポーランド・ワルシャワのフレデリック・ショパン大学は、
ウクライナの戦争からポーランドに脱出して来た子どもたちを
助けるための財政的支援(募金)を行う基金を設立しました。

 この基金は『ショパン大学』と『カリタス基金』によって
共同して設立されました。

 その最初の寄贈者は、2021年のショパンコンクールの優勝者
であるカナダ人のブルース・リュウさんです。

Bruce-Liu-Winner of Chopin competition 2021

 彼は、ショパン生誕212年記念日にワルシャワでコンサートを開催されました。


   Bruce Liu | Fryderyk Chopin 212th Birthday Concert

ショパンの生地の Żelazowa Wola(記念館?)の幾つかの部屋がウクライナからの
避難者に提供されていることを私たちは理解しています。


#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

CHOPIN’S BIRTHPLACE IS
 NOW TAKING IN UKRAINE REFUGEES

 SLIPPEDISK.com-March 15, 2022

The Fryderyk Chopin Institute calls for financial help for children who run away from the war in Ukraine. The fundraising is co-organised by The Chopin Institute and the Caritas foundation (information on bank transfers below).
The first donor is Bruce Liu, the winner of the 18th Chopin Competition, who donated his remuneration for the concerts on the 212th Fryderyk Chopin’s birthday, which he played in Warsaw.
We also understand that several rooms at Chopin’s birthplace in Żelazowa Wola are now being used to accommodate Ukrainian refugees.






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劇団四季・新作ミュージカル『バケモノの子』創作進行中!
2022年3月19日

劇団四季ニュースから

オリジナル原作アニメの監督・細田守さんが稽古も佳境の
四季芸術センターを訪れ創作の現場に臨場されたとのこと。

私は、この作品のミュージカル化が決まってからアニメを見ました(笑)

以下、このニュースを引用して紹介します。

新作ミュージカル『バケモノの子』創作の現場から
――細田守監督ご来団

 劇団四季ニュース - 2022年3月17日

(引用)
白熱する稽古場

来月4月30日(土)に東京・JR東日本四季劇場[秋]で開幕する新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』。四季芸術センターでは連日、稽古が進行中です。
1月中旬に本格的なスタートを切ると、読み合わせや振付、ステージング、シーン別の稽古を積み重ね、2月下旬には可能な限りシーンを繋げて通す「荒通し稽古」が行われました。

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演出の青木豪さんから「初めての荒通しで皆さん緊張されていると思いますが、今日は不安な箇所を改めて把握するための機会。より緻密な作品に仕上げていくための、新たなスタート地点にしましょう」と声がかかり、稽古がスタート。 バケモノたちの活気あふれる世界・渋天街での祝祭感に満ちた冒頭シーンから始まり、人間とバケモノの親子が絆を育む物語が展開しました。
稽古の後には細かい課題を共有。
「皆さんで気づいたことがあればどんどん提案してみてください。コミュニケーションを取りながら、全員が自信を持てるところに行き着きたいと思います」
青木さんからの言葉に、稽古場の士気が高まります。

細田守監督がご来団

また別の日――稽古場に独特の緊張感と高揚感が漂います。この日はアニメーション映画「バケモノの子」原作者である細田守監督が四季芸術センターへご来団。齋藤優一郎プロデューサーらスタジオ地図のスタッフの方と一緒に稽古の様子を観にきてくださったのです。
日本を代表するアニメーション作家・細田守監督を拍手で迎えたカンパニー。演出の青木さんが「(緊張して)もう帰りたいくらいです(笑)」と場を和ませます。

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写真左:青木豪さん、写真右:細田守監督

まずは1幕の冒頭、渋天街を治める宗師が、バケモノたちの前で神への転生と、九年後に宗師の跡目を決めることを宣言するナンバーから。次期宗師の候補者である熊徹と猪王山も登場し、バケモノたちの盛り上がりは最高潮に。
「はい!」と青木さんが稽古を止めると、細田監督はじめスタジオ地図の皆さんから大きな拍手が。「もう開幕初日かと思いました」という第一声に、カンパニー一同安堵と喜びの表情があふれます。

さらにいくつかのシーンを披露。
「面白い作品が完成しつつある、という予感を感じることができました。映画から、さらに皆さん独自の表現をしていただき、ミュージカル『バケモノの子』という作品を、よりリアルで楽しいものにしていただければと思います。皆さんの力を信じています。初日にまた拝見させていただくのを楽しみにしています」
と、これ以上ない声援とともに、細田監督は稽古場を後にされました。

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大きく背中を押す監督の声に、いっそう気合いが入ったカンパニー。細田監督が作品に込めた思いを引き継ぎ、新たに誕生するミュージカル『バケモノの子』、開幕に向けてカンパニーの挑戦は続きます。

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劇団四季『ライオンキング』東京公演中止 福岡『キャッツ』は再開
2022年3月20日(日)

劇団四季『ライオンキング』東京公演が3月17日から24日まで中止
となったそうです。 
新型コロナウイルス感染症の検査により、陽性者が確認されたため。

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一方、3月17日に出演者1名の体調不良の症状が見られた為
急遽公演中止を決めた福岡『キャッツ』は、その俳優に対する
PCR検査の結果、陰性が確認されたため、3月18日から再開
したとのことです。

急きょ中止させていただいた公演をご観劇予定だったお客様に、
心よりお詫び申し上げます。(劇団四季)

3/18(金)~24(木) 『ライオンキング』東京公演中止のお知らせ
 劇団四季-2022年3月17日(木)


公演再開のお知らせ:『キャッツ』福岡公演 3/18(金)より
 劇団四季-2022年3月17日(木)





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ロシア出身指揮者ゲルギエフ氏の公演、中止の可能性 熊本県立劇場
2022年3月21日(月)

 熊本県立劇場は、2022年11月24日に
ロシア出身指揮者ゲルギエフ氏を迎えて公演予定だった
マリインスキー歌劇場管弦楽団(ロシア・サンクトペテルブルク)の
演奏会を中止の方向で検討していると云う。

 ワレリー・ゲルギエフ氏はロシアのウクライナ侵略戦争について
盟友のプーチン大統領の非道を告発または非難しておらず、
欧米のオペラハウスなどから忌避されており、解任もされている。

 熊本県立劇場の判断は、当然のことだと思う。

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  2022年2月5日 別の公演を観に行った際に撮影した熊本県立劇場


#StandWithUkraine!
#NoWarOnUkraine!

ロシア出身指揮者ゲルギエフ氏の公演、
 中止の可能性 熊本県立劇場

 熊本日日新聞(園田琢磨) 2022年03月17日 21:39

(引用)
 今秋、熊本県立劇場(熊本市中央区)で予定されているロシア出身の世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏指揮、マリインスキー歌劇場管弦楽団(ロシア・サンクトペテルブルク)の公演が中止となる可能性があることが17日、分かった。主催の県劇と鶴屋百貨店(同区)は「不安定な国際情勢の影響で来日が実現しない恐れがある」として、プロモーターと協議中であることを明らかにした。

 5月に開く県劇の理事会で正式決定する。主催者は「ロシアの音楽家であることを理由に中止を検討しているわけではない」と説明している。

 公演は11月24日、ピアニストの辻井伸行氏を迎えて開催予定だった。まだ発表前だったが、昨年12月に同劇場で開かれた辻井氏のコンサートの際、観客には告知のチラシを配っていた。チケット購入希望などで事前にメールアドレスを登録していた約100人には、影響を考慮し、中止の可能性があることを伝えたという。

 ゲルギエフ氏は県出身の音楽関係者とも交流があり、たびたび来熊。最近では2017年に県劇で指揮を執った。ロシアのプーチン大統領との親交で知られ、ウクライナへの侵攻後に、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)の首席指揮者を解任されている。
(園田琢磨)






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世界的バレエダンサーら、ウクライナ支援のチャリティー公演
2022年3月22日

 きのうの AFP ニュースによるとロンドンの劇場でウクライナ支援の
チャリティー公演が開催され寄付金など10万ポンド(約1600万円)の
目標を上回る14万ポンド(約2200万円)が開演前に集まったと云う。

 この公演には、ロシアとウクライナを含む世界の著名バレエダンサーが
チャリティで出演したとのことです。

 以下、AFPBB WEB 記事より引用して紹介します(画像も)。

世界的バレエダンサーら、ウクライナ支援のチャリティー公演
 AFPBB 英ロンドン-2022年3月21日 16:49 

(引用)
【3月21日 AFP】
戦禍のウクライナを支援し、平和のメッセージを届けようと、ロシアとウクライナを含む世界の著名バレエダンサーによるチャリティー公演が19日、英ロンドンのコリセウム劇場(Coliseum Theatre)で行われた。

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  バレエ・チャリティー公演が行われた英ロンドンのコリセウム劇場
  (2022年3月19日撮影)

「ウクライナのための舞踏」と銘打った公演の呼び掛け人の一人で、ウクライナ人ダンサー兼プロデューサーのイワン・プトロフ(Ivan Putrov)氏によると、10万ポンド(約1600万円)の支援金集めを目標に掲げたが、開演前にすでに14万ポンド(約2200万円)が集まった。

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   リハーサルで踊るマリアネラ・ヌニェスさんら

 満席となった劇場で、ルーマニア出身のバレリーナ、アリーナ・コジョカル(Alina Cojacaru)さんは「民主主義を守り、自由と尊い命のために立ち上がった」と語った。

 出演したのは英ロイヤル・バレエ団(The Royal Ballet)に所属するロシアのナタリア・オシポワ(Natalia Osipova)さん、
アルゼンチン出身のマリアネラ・ヌニェス(Marianela Nunez)さん、
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   リハーサルで踊るマリアネラ・ヌニェスさん

日本の金子扶生(Fumi Kaneko)さん、水谷実喜さん
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   リハーサルで踊る水谷実喜さん

フランスのパリ・オペラ座バレエ団(Paris Opera Ballet)のマチュー・ガニオ(Mathieu Ganio)さんら。
その他、ウクライナや米国、スペイン、キューバのダンサーも参加した。

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   リハーサルで踊るハビエル・トレスさん

 公演はウクライナ国歌で開幕し、ロシア人作曲家アレクサンドル・グラズノフ(Alexander Glazunov)のバレエ組曲「ライモンダ(Raymonda)」の「愛の勝利(The Triumph of Love)」で幕を閉じた。

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   リハーサルで踊る水谷実喜さんとマチアス・ディングマンさん

 ピョートル・チャイコフスキー(Pyotr Tchaikovsky)やセルゲイ・ラフマニノフ(Sergei Rachmaninoff)といったロシア人作曲家の作品も演じられた。

「ロシア文化はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とは無関係で、それと同様にプーチン氏もロシア文化とは関係がない」とプトロフ氏。

 プトロフ氏は、メッセージを届けたいのは欧米諸国やウクライナの人々だけでなく、ロシアの人々も含まれるとし、「私たちアーティストは自らが持つ才能を通じて、自らの信条を発信しなければならない。アートには声があり、その声を使うことがアートなのだ」と語った。
(c)AFP/Anna CUENCA






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『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』が千秋楽 !
2022年3月23日(水)

 劇団四季-オリジナル・ファミリーミュージカル
『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』全国公演が
千秋楽を迎たとのこと。

 私は、福岡公演を観ました!

劇団四季の【はじまりの樹の神話】を福岡市民会館で観る !
 観劇レビュー&旅行記-2022年2月16日(水)


 以下、劇団四季-インフォメーションより引用して紹介します。

『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』
 全国公演が千秋楽を迎えました

 劇団四季-インフォメーション-2022年3月22日(火)

(引用)
3月21日(月・祝)、オリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』全国公演が、長野県塩尻市・レザンホール(塩尻市文化会館)にて千秋楽を迎えました。

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本作は、新作オリジナルファミリーミュージカルとして、昨年8月に東京・自由劇場にて初演。9月より全国を巡演し、各地に笑顔と感動をお届けしてきました。

9月下旬には、東北沿岸部を中心とした3県11都市を巡演する東北公演を実施。
2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年――震災直後、『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演を行った地域の皆さまのもとを再び訪れました。
舞台を通しご来場いただいたお客様の心に触れ、"想いは必ず伝わる""いのちのつながり"という本作のテーマを改めて嚙みしめたカンパニー。

想いは必ず届く――『はじまりの樹の神話』東北沿岸部ツアー、"いのちのつながり"の真の意味に触れ
また、本作では、一部舞台衣裳に兵庫県西脇市の地場産業である「播州織」を採用。
自然な綿の風合いや豊かな色彩を特徴とする播州織が、神話と現実が交錯する壮大なファンタジーという世界観を深めています。
1月末には西脇公演が行われ、地元の皆様に本作をお楽しみいただきました。

『はじまりの樹の神話』舞台衣裳の生地「播州織」の産地・西脇市で上演!
約6ヵ月にもおよぶ旅を終え、たどり着いた千秋楽の地・塩尻。
一緒に口ずさみたくなるような心に響くメロディーと、目の前で繰り広げられる迫力のダンスに、客席は笑顔でいっぱいに。物語が思いもよらない展開を迎えると、その表情は一変。大人も子どもも、真剣な眼差しで物語の行く末を見守ります。
迎えたフィナーレでは、こそあどの森との別れを惜しむように、温かい拍手が鳴り続けました。

全国公演では、5月からはオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』が、7月からはファミリーミュージカル『人間になりたがった猫』が開幕します。

劇団四季は、これからも日本全国の皆様に多彩な舞台をお届けします。どうぞご期待ください。







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劇団四季ミュージカル『バケモノの子』稽古場をマスコミに公開
2022年3月24日(木)

 劇団四季-インフォメーションによると
新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』稽古場を
マスコミに公開したとのことです。

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 およそ一月後の2022年4月30日(土)に四季劇場[秋]で開幕予定。

 以下、公式サイトから引用して紹介します。

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新作ミュージカル『バケモノの子』稽古場取材会が行われました
 劇団四季インフォメーション-2022年3月22日(火)

(引用)
来月30日(土)に開幕を控えた、最新オリジナルミュージカル『バケモノの子』(JR東日本四季劇場[秋])。
本日3月22日(火)、横浜市あざみ野・四季芸術センターにて、メディア関係者に向けた稽古場取材会が行われました。

2015年公開の細田守監督によるアニメーション映画「バケモノの子」を原作に、劇団四季史上、最大規模で創作する新作オリジナルミュージカル。
細田監督の拠点であるスタジオ地図作品のミュージカル化は本作が初。この『バケモノの子』で、四季は国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑みます。

外部のメディア関係者に稽古の様子が公開されるのは、この日が初めて。

1幕冒頭、祝祭感あふれるオーバーチュアから始まり、バケモノの世界・渋天街を治める宗師が、バケモノたちの前で次期宗師の跡目を決めることを宣言。候補者である熊徹と猪王山が登場し、盛り上がりが最高潮に達するナンバー「その日がくる」のほか、熊徹に弟子入りすることを決めた人間の少年・蓮が、バケモノたちに修行の"イロハ"を教わり奮闘する、とびきり楽しく賑やかなナンバー「修行」などが披露されました。

稽古の後に行われた合同インタビューには、脚本・歌詞の高橋知伽江さん、演出の青木豪さん、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹、そして熊徹役の田中彰孝、伊藤潤一郎が出席。

メディア関係者からは、開幕に期待を寄せるように積極的な質問が寄せられ、登壇者からは、開幕に向けた意気込みが語られました。

『バケモノの子』東京公演は、9月30日(金)までの公演チケットを発売中。

人間とバケモノの親子が絆を育み、「自分は何者か」という問いに対峙しながら共に成長していく希望の物語に、どうぞご期待ください。

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◆高橋知伽江(脚本・歌詞)
脚本を手掛けるにあたり、ミュージカルならではのエンターテインメント性を意識的に取り入れました。例えば、ダンスの要素を盛り込んだ主人公 蓮(九太)の修行の場面は、その一つです。また、人間に生まれ、バケモノに育てられた「バケモノの子」は、蓮ひとりではありません。もう一人の「バケモノの子」にも焦点が当てられたストーリーになっていると思います。熊徹が歌うテーマ曲は、お帰りに、絶対に口ずさんでいただけると思っています。

◆青木 豪(演出)
演出にあたっては、アニメーションで緻密に描かれているこの原作を、いかに演劇的なかたちで、お客様の想像力に訴えかけ、作品の世界観を創っていくべきかを考えました。また、キャラクターの感情の高まりなどは、歌が担うわけですが、そうした場面をいかにして視覚化し、お届けするかという点についても意識しています。 この作品のテーマの一つは、「人を育てるのは、一人ではない」ということ。ミュージカル『バケモノの子』が、お客様に生きる喜びを届け、心の拠りどころとなる舞台になることを願っています。

◆吉田智誉樹(劇団四季代表取締役社長)
スタジオ地図の代表作のひとつ「バケモノの子」は、異種族間で育まれる「親子」の成長が描かれます。互いの関係性を深めていく過程も見どころの一つで、「人生は生きるに値する」という思いのこもった劇団四季作品の系譜にふさわしい物語です。人間が住む渋谷の裏側に、バケモノの異界「渋天街」があるのも、日本人には親しみやすい構造でしょう。ぜひ多くのお客様に観ていただけたらと願っています。

◆田中彰孝(熊徹役候補)
舞台化が発表されたその日に映画「バケモノの子」を見て、自分の俳優人生において、次に挑戦すべき役に出会えたという感覚がありました。父親なのか、師匠なのか、ライバルなのか――自身の経験と内面を探りながら熊徹役に向き合っています。性別・年齢問わず、いろいろなことを感じていただける作品です。細田守監督が作品に込めた思い、そして生の舞台で演じることの醍醐味をお届けできるよう、毎回新鮮な気持ちで挑みたいと思います。

◆伊藤潤一郎(熊徹役候補)
皆から好かれる熊徹というキャラクターを演じられることに、とてもワクワクしています。「原作のこのシーンはどう表現するのだろう」と思った部分が、脚本をいただいたときにすべて含まれていて、「全部やるぞ」という意気込みが詰まっているのを感じました。その意気込み通りのものが今、出来上がりつつあります。人生に及び腰になっている方を、後ろから励まし押すことができる作品となるように、力を尽くしたいと思います。



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劇団四季「バケモノの子」稽古公開、
 演出の青木豪が意気込み「お客様に生きる喜びを」

 ステージナタリー:2022年3月23日 10:10

劇団四季オリジナルミュージカル「バケモノの子」の稽古の様子が、昨日3月22日に神奈川・四季芸術センターで報道陣向けに公開された。

本作は、2015年に公開された細田守によるアニメーション映画「バケモノの子」を原作としたミュージカル作品。脚本・歌詞を高橋知伽江、演出を青木豪が担う。稽古場では物語冒頭、次期宗師の座をかけて熊徹と猪王山が対立するシーンや、熊徹に弟子入りした九太が修行に励む場面が公開された。

上演に向け演出の青木は「この作品のテーマの一つは、『人を育てるのは、一人ではない』ということ。ミュージカル『バケモノの子』が、お客様に生きる喜びを届け、心の拠りどころとなる舞台になることを願っています」とコメントした。本作は4月30日に東京・JR東日本四季劇場[秋]で幕を開ける。
(以下略)



劇団四季ミュージカル「バケモノの子」稽古公開
/総曲数約25、演出の青木豪氏「王道を意識」

 日刊スポーツ[2022年3月22日16時59分]

劇団四季の新作オリジナルミュージカル「バケモノの子」(4月30日~、東京・四季劇場 秋)の稽古場取材会が22日、横浜市の四季芸術センターで行われた。

原作は、15年に公開された細田守監督の同名アニメ映画。バケモノの世界を舞台に、強さを誇るバケモノの熊徹と、熊徹と親子のようなきずなで結ばれる人間の少年を描いた物語。

この日は、冒頭の場面や、熊徹が弟子になった少年九太に剣を教える場面などが披露された。

演出を手掛ける青木豪氏は「初日の感じに近い、落ち着いた中でしっかりできていた」と手応えを語った。

作品全体の曲数は約25曲になるという。
脚本、歌詞を手掛ける高橋知伽江氏は「テーマ曲がすごくいい曲。帰りには絶対口ずさんでしまうと思う。
今日はご披露できませんが」と自信を見せ、青木氏も「バラエティーに富み、ミュージカルの王道であるものを意識している。
キャラクターそれぞれ、歌った瞬間にその人が分かるという曲になっている」とした。

コロナ禍の中での稽古を行ってきた熊徹役の候補、田中彰孝は「桜とともにお客様が戻ってきてくださって、生の舞台を敏感に感じていただければ」、同じく熊徹役の候補、伊藤潤一郎は「及び腰になっている皆さんのケツをたたけるような作品になればいい」と役柄に合わせてメッセージを送った。

国産ミュージカルとしては、最大級のロングラン公演になるという。

劇団四季の吉田智誉樹社長も出席。






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ミュージカル映画【Tick, tick... BOOM!】をNetflixで見る !
2022年3月25日(金)

【Tick, tick... BOOM!】
 (チック、チック…ブーン!: 1時間 55分
  G2021年 ‧ ミュージカル/ドラマ)

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中洲大洋で上映中とのことで其処から公式サイトへのリンクを
クリックしたらNetflixのページに移動。
Netflixには加入しているので、再生をクリックしたら見ることができた。
今月のNetflix会費分の元は取れた(笑)

見始めた処、
貧困な青年がミュージカル作曲に掛ける謂わばバックステージもの。

ミュージカル【RENT】を創った人の実話がベースらしい。
映画の中で著名なミュージカル作家ソンドハイムとの交流なども出てくる。

私は【RENT】は観ていないと思うが?ジョナサン・ラーソンと言う
この映画の主人公であるミュージカル作家の作品だとのこと。

作品中では当時アメリカで大規模感染が広がっていた
HIV(エイズウイルス)にジョナサン・ラーソンの友人が次々と
感染する状況や友人がゲイ(現在はLGBTQと言うが)である
ことが描かれてゆきます。

1960年生まれ、1996年に35歳の若さで大動脈瘤解離で死去。
何と彼の創作したミュージカル【RENT】の劇場公開の前日!

【Tick, tick... BOOM!】
 Netflixで配信中! 有料:月会費1000円未満


  【Tick, tick... BOOM!】公式サイト


  『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』予告編 - Netflix

  映画.comによる作品紹介

【解説】

 大ヒットミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」などの原作者として作詞や作曲なども手がけ、ディズニーアニメ「モアナと伝説の海」では音楽を担当するなど、現代ミュージカル界を代表する才能として知られるリン=マニュエル・ミランダの長編映画初監督作。
 名作ミュージカル「RENT: レント」を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルを映画化した。

 1990年のニューヨーク。食堂のウェイターとして働きながらミュージカル作曲家としての成功を夢見るジョナサンは、オリジナルのロックミュージカルの楽曲を書いては直しを繰り返していた。
 もうすぐ30歳を迎え、これまでともに夢を見てきた仲間たちも現実に目を向け始め、焦りを覚えるジョナサン。
 自分の夢に価値はあるのか、時間を無駄にしているだけではないかと自らに問いかけながらも、時だけが過ぎていき……。

 「アメイジング・スパイダーマン」「ハクソー・リッジ」のアンドリュー・ガーフィールドが主人公ジョナサン役を演じ、第94回アカデミーで主演男優賞にノミネートされた。

 Netflixで2021年11月19日から配信。11月12日から一部劇場で公開。

**************
 2021年製作/115分
 /G/アメリカ
 原題:tick, tick...Boom!
**************

【キャスト・スタッフ】

 役  名 : 配  役
ジョナサン : アンドリュー・ガーフィールド
スーザン : アレクサンドラ・シップ
ロビン・デ・ヘスス
ジョシュア・ヘンリー
ジュディス・ライト
バネッサ・ハジェンズ

監督 : リン=マニュエル・ミランダ
製作 : ブライアン・グレイザー ロン・ハワード リン=マニュエル・ミランダ
製作総指揮 : セリア・コスタス ジュリー・ラーソン スティーブン・レベンソン
原作 : ジョナサン・ラーソン
脚本 : スティーブン・レベンソン
撮影 : アリス・ブルックス
美術 : アレックス・ディジェルランド
衣装 : メリッサ・トス
編集 : マイロン・カースタイン アンドリュー・ワイスブラム
作曲 : ジョナサン・ラーソン
音楽 : ジョナサン・ラーソン
音楽監修 : スティーブン・ギジッキ






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『アナと雪の女王』コロナで東京公演一時中止:3/26(土)~4/2(土)
2022年3月26日(土)

劇団四季は全国各地で公演しているので、コロナ感染者が出て
あちこちで短期休演が発生していましたが、この処は順調に
公演が続いて来た『アナと雪の女王』東京公演のキャストの
出演者1名に、体調不良の症状が見られたことから、
きょう3月26日(土)のマチネ公演を急遽休演にしていました。

その後、新型コロナウイルス感染・陽性が確認されたことから、
当面、1週間を休演にして来週の4月2日(土)まで休演。

4月3日(日)以降の再開は今の処不明。 濃厚接触者や
感染者が出ないことを祈ります。

連休明けの3月23日に数名のキャストチェンジがあったことから、
その日から出演した俳優は3日間だけでの出演で休演となり
さぞ、残念なことだと思います。

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  【先週のキャスト表】

劇団四季『アナと雪の女王』 
JR東日本四季劇場[春](浜松町・竹芝)
 2022年3月20日(日)キャスト
エルサ : 三井 莉穂
アナ : 町島 智子
クリストフ : 神永 東吾
オラフ : 山田 充人
ハンス : 塚田 拓也
ウェーゼルトン : 山本 道
スヴェン : 赤井 涼之助
パビー : 渡久山 慶
バルダ : 柏谷 巴絵
オーケン : 竹内 一樹
アグナル王 : 田川 雄理
イドゥーナ妃 : 髙岡 育衣
ヤングエルサ : 鈴木 麗衣
ヤングアナ : 山口 りりの
【男性アンサンブル】
姜 大舜,助定 亮,小林 優,
笠間 大樹,寺尾 聡馬,手島 章平
【女性アンサンブル】
榊山 玲子,塩入 彩音,小川 美緒,青柳 絵里奈,
岩井 千秋,柿野 麻季,染谷 早紀



以下、【劇団四季インフォメーション】から引用。

『アナと雪の女王』
 3/26(土)~4/2(土)東京公演中止のお知らせ

劇団四季-2022年3月26日(土)
https://www.shiki.jp/navi/info/renewinfo/034214.html

(引用)
『アナと雪の女王』東京公演につきまして、下記のとおり、休演のお知らせをさせていただいておりましたが、新型コロナウイルス感染症の検査により、当該俳優の陽性が確認されました。
つきましては、3月26日(土)~4月2日(土)の『アナと雪の女王』東京公演(JR東日本四季劇場[春])を中止とし、現時点では4月3日(日)より公演を再開させていただく予定です。
なお、劇団四季では、「緊急事態舞台芸術ネットワーク」の定めるガイドラインにのっとり、劇場にて各種衛生対策を実施しており、当該俳優とお客様の接触がなかったことを確認しております。
ご観劇を楽しみにしてくださっていたお客様には、心よりお詫び申し上げます。急な公演の中止の発表となり、誠に申し訳ございません。
当該公演の払い戻しにつきましては、ご予約のお客様に別途ご連絡をさせていただきます。
[3月26日 発表]
*******************
3/26(土)12:30『アナと雪の女王』東京公演中止のお知らせ
このほど『アナと雪の女王』東京公演の出演者1名に、体調不良の症状が見られました。
当該俳優は、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、陰性であることを確認したうえで『アナと雪の女王』東京公演に出演しておりましたが、このたびの体調不良の症状を受け、当人に改めてPCR検査を行い、結果が確認できるまでの間は、公演を中止させていただくことといたしました。
現時点では、3月26日(土)12時30分開演の『アナと雪の女王』東京公演(JR東日本四季劇場[春])を中止とし、26日(土)17時開演以降の上演につきましては、おって発表させていただきます。
劇団四季では引き続き、お客様が安心してご観劇いただけるよう、新型コロナウイルス感染症予防対応に力を尽くしてまいります。
お客様にもご理解を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
3月26日(土)
劇団四季



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NHK-FM が欧州でのウクライナ支援の演奏会を3時間半に亘って放送 !
2022年3月27日(日)

 NHK-FMは、昨日の夜、7時20分から3時間半に亘る長尺で
欧州各地で行われたウクライナ支援の演奏会の内、
ミュンヘン・プラハ・パリで行われたコンサートを構成して
放送しました。

 この情勢の中で、NHKの判断を私は支持します。

 FM放送なので、演奏会は音声だけの放送で映像はありませんでしたが、
NHK-ETVなどで放送されるかも知れません。

 音声だけでも、その熱気が伝わるような選曲でした。

 解説はバロックから現代音楽までに精通している音楽評論家で
政治学者でもある片山杜秀さん。 的確な解説でした。

 特に、ドボルザークやグリーグの楽曲を選曲したことについて
チェコもノルウェーも大国に翻弄されつつ独立を勝ち取った歴史があり
ロシアに翻弄されているウクライナに寄り添ったものだろう、との
解説をされていました。

【ウクライナのためのコンサート】
 3時間半の長丁場でウクライナ支援

 NHK-FM -2022年3月26日 午後7:20 - 10:50(210分)

【出演】音楽評論家、慶応義塾大学教授…片山杜秀,
【司会】大林奈津子
ゲルギエフを追放したミュンヘンと
プラハ、パリで開かれたコンサートを放送
 (3/26,20:00 投稿)

****************

【演奏楽曲】

ベートーベン:作曲 「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」
(バイオリン)アンネ・ゾフィー・ムター、
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
  バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立管弦楽団、
(指揮)ラハフ・シャニ
(48分00秒)
~2022年3月8日、イザール・フィルハーモニー(ドイツ・ミュンヘン)~

モーツァルト:作曲 「バイオリンとビオラのための協奏交響曲 K.364
 から 第2楽章 アンダンテ」

(バイオリン)アンネ・ゾフィー・ムター、
(ビオラ)ウラディーミル・バベシコ、
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
  バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立管弦楽団、
(指揮)ラハフ・シャニ
(12分30秒)
~2022年3月8日、イザール・フィルハーモニー(ドイツ・ミュンヘン)~

ベートーベン:作曲 「交響曲 第5番 ハ短調 作品67」
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
  バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立管弦楽団、
(指揮)ラハフ・シャニ
(33分50秒)
~2022年3月8日、イザール・フィルハーモニー(ドイツ・ミュンヘン)~

シルヴェストロフ(ウクライナ人):作曲 「エレジー」
(弦楽合奏)プラハ放送交響楽団のメンバー、
(指揮)ペトル・ポペルカ
(6分20秒)
~2022年3月14日、ルドルフィヌム内、
   ドボルザーク・ホール(チェコ・プラハ)~

シルヴェストロフ:作曲 「賛歌 2001」
(弦楽合奏)フランス国立管弦楽団のメンバー、
(指揮)マンフレート・ホーネック
(6分20秒)
~2022年3月3日、ラジオ・フランス・オーディトリウム内の
   コンサートホール(フランス・パリ)~

グリーグ:作曲 「ピアノ協奏曲 イ短調 作品16」
(ピアノ)ヤン・リシエツキ、
(指揮)マンフレート・ホーネック、
(弦楽合奏)フランス国立管弦楽団
(30分22秒)
~2022年3月3日、ラジオ・フランス・オーディトリウム内の
   コンサートホール(フランス・パリ)~

ドボルザーク:作曲 「交響曲 第8番 ト長調 作品88」
(管弦楽)フランス国立管弦楽団、
(指揮)マンフレート・ホーネック
(37分45秒)
~2022年3月3日、ラジオ・フランス・オーディトリウム内の
   コンサートホール(フランス・パリ)~

ヴェルビツキー:作曲 「ウクライナ国歌」
(管弦楽)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、
  バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立管弦楽団、
(指揮)ラハフ・シャニ
(1分35秒)
~2022年3月8日、イザール・フィルハーモニー(ドイツ・ミュンヘン)~


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Violinist Anne-Sophie Mutter and Munich Philharmonic
raise €330,000 for Ukrainian children

 Strand - 17 MARCH 2022

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A charity concert held on Tuesday evening saw €330,000 raised for Save the Children Deutschland, with proceeds going to Ukrainian children. The concert was a collaboration between violinist Mutter, Munich Philharmonic Orchestra, Bayerisches Staatsorchester and the Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, conducted by Lahav Shani.

20220308_Anne-Sophie Mutter and Munich Philharmonic-01


Mutter performed the Beethoven Violin Concerto, as well as Mozart’s Sinfonia Concertante with violist Vladimir Babeshko. The orchestra also performed Beethoven Symphony no. 5 and the Ukrainian National Anthem.



Helfen Sie den Kindern in der Ukraine!
Benefizkonzert der Münchner Philharmoniker

  Münchner Philharmoniker facebook - 13 March 2022 4:57


The Munich Philharmonic Dedicates Concert to Ukraine
 The Violin Cannel- 14 March 2022

20220317_Anne-Sophie Mutter and Munich Philharmonic-01

In solidarity with Ukrainian victims of Russia’s attacks, violinist Anne-Sophie Mutter will join the orchestra and others for a joint benefit concert on March 8, 2022



Benefit concert for Ukraine from Munich
: Beethoven twice with Mutter once

 World Concert Hall - 8 March 2022

Benefit concert for Save the Children in Ukraine. Anne-Sophie Mutter, violin, and musicians of the Munich Philharmonic, the Bavarian Radio Symphony Orchestra and the Bavarian State Orchestra conducted by Lahav Shani perform:

BEETHOVEN:
Violin Concerto in D major.
Symphony No. 5 in C minor.



GRIEG / DVOŘÁK, JAN LISIECKI / MANFRED HONECK
Auditorium de Radio France Paris

Unidivers Fr - 05 mars 2022

20220305_Orchestre National de France

ANTONÍN DVOŘÁK Roussalka, suite
EDVARD GRIEG Concerto pour piano et orchestre
ANTONÍN DVOŘÁK Symphonie n° 8
JAN LISIECKI piano
ORCHESTRE NATIONAL DE FRANCE
MANFRED HONECK direction






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ベルリン・フィルのウクライナ支援コンサートで沖澤のどかさんが指揮!
2022年3月28日(月)
 
【自由と平和のためのコンサート】ベルビュー宮殿
20220328_BeivuePalace_BerlinPhil-01.jpg


このベルビュー宮殿で開催される、ベルリン・フィルの
ウクライナ支援コンサートで指揮するはずだったキリル・ペトレンコさんが
病気降板の為、首席アシスタントの日本人女性指揮者の
オキサワ・ノドカさんがタクトを取ったとのこと。

素晴らしい!

**************

沖澤のどか Official WEB

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ウクライナ支援
【ベルビュー宮殿における自由と平和のためのコンサート】

https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/54336
 2022年3月27日 18:00 (現地時間)

(引用)
ドイツのシュタインマイヤー大統領の招待により、ベルリン・フィルとピアニストのエフゲニー・キーシンが、ウクライナとの連帯を表明するコンサートを開催いたします。自由と自決の価値を共有する信念のもと、ウクライナ、ロシア、ベラルーシ、ドイツ、日本などの音楽家が、ウクライナ、ロシア、ポーランドの作曲家の作品を演奏します。急病のキリル・ペトレンコに代わり、沖澤のどかが指揮を担います。

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮:沖澤のどか
ピアノ:エフゲニー・キーシン
バリトン:ロディオン・ポゴソフ
ヴァイオリン:樫本大進
チェロ:ウラジーミル・シンケヴィッチ


【作品】

ヴァレンティン・シルヴェストロフ
弦楽合奏のための《沈黙の音楽》より夕べのセレナード

フレデリック・ショパン
ポロネーズ変イ長調 op. 53
エフゲニー・キーシン(ピアノ)

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
《スペードの女王》よりエレツキー公爵のアリア (第2幕第12番)
ロディオン・ポゴソフ(バリトン)

ディミトリ・ショスタコーヴィチ
ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 op. 67よりラルゴとアレグレット - アダージョ
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
樫本大進(ヴァイオリン)
ウラジーミル・シンケヴィッチ(チェロ)

ヴァレンティン・シルヴェストロフ(ウクライナ人)
弦楽合奏のための《エレジー》



  無料視聴可能とのことです。

KIRILL PETRENKO DROPS OUT OF
BERLIN UKRAINE FUNDRAISER

 Norman Lebrecht - March 27, 2022

Today’s televised solidarity concert for Ukraine
at Bellevue Palace will be conducted by Nodoka Okisawa,
Kirill Petrenko assistant (pictured),
as the chief conductor has fallen sick.
The concert will open and close with works by the refugee Ukrainian composer Valentin Silvestrov, who will be present.
Evgeny Kissin will perform a polonaise by Chopin and, together with Berlin Philharmonic members, two movements from a piano trio by Dmitri Shostakovich. The Russian baritone Rodion Pogossov will sing the aria of Prince Yeletzki from Peter Tchaikovsky’s opera Queen of Spades.






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【ベルビュー宮殿における自由と平和のためのコンサート】ベルリンフィル
2022年3月29日(火)

ベルリンフィル ウクライナ支援
【ベルビュー宮殿における自由と平和のためのコンサート】
  2022年3月27日 ベルビュー宮殿での演奏会

 Berlin Philharmoniker - 2022 Mar. 27


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     指揮者は沖澤のどかさん(右)
     コンサートマスターは樫本大進さん(左)
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フランク=ヴァルター・シュタインマイアー連邦大統領のスピーチ


ヴァレンティン・シルヴェストロフ
弦楽合奏のための《沈黙の音楽》より夕べのセレナード
沖澤のどか指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団


フェレデリック・ショパン
ポロネーズ変イ長調 op. 53『英雄ポロネーズ』
エフゲニー・キーシンの演奏


ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
《スペードの女王》よりエレツキー公爵のアリア
ロディオン・ポゴソフ(バリトン)


ディミトリ・ショスタコーヴィチ
ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 op. 67よりラルゴとアレグレット - アダージョ
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
樫本大進(ヴァイオリン)
ウラジーミル・シンケヴィッチ(チェロ)


ヴァレンティン・シルヴェストロフ
弦楽合奏のための《エレジー》





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