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「REBECCA」-2 |
ウィーンふたたび-第9回 ******************************* 2007年1月7日 夜
さて筋を追うのはこれくらいにして、舞台機構の使われ方である。 ここでは、3日後のライムント・シアターの視察で得た情報は無かったものとして、見たときのイメージで書く。
まずは、床機構 <螺旋階段>
(写真は奈落に退避している螺旋階段:舞台視察時に撮影) 大物は螺旋階段である。これが度々現れたり消えたりする。相当広い舞台袖または後ろ舞台があるのだろう。
<ワゴン> 小物として、テーブルセット程度のものを運ぶワゴン(2m×3m位か)が上手・下手に各2台ある。場面ごとに乗せるものを変えて出入りする。ワゴンの厚さは薄い。10cm程度と思う。 <回り舞台>
(写真は、内側回り舞台下降時、奈落に退避している螺旋階段を見る) そして、二重回しの回り舞台である。この二重回しは当然反対方向にも回すことができるので、この回し方をさまざまに変更することによって複雑な雰囲気を作り出している。 そして、螺旋階段は、内側の迫に乗ってその全部の高さ以上に昇降する。
次に吊物機構
(写真は照明ブリッジおよび舞台袖方面) <紗幕> 何と言っても紗幕が活躍する。白い紗幕ではあるが、これがスクリーンとして映像の投影に使われたり、紗幕本来のシースルー効果に使われたり、存在を感じさせない照明を使ったりと、最大限に使われている。終幕の効果(後述)は、紗幕あってこその演出効果である。 <スライド・パネル> 昇降しながらパネルが横にスライドする装置。これが、右上から左下に降りてきたパネルが、飛ばす時はそのまま上昇するというちょっと意外な効果を挙げている。 4枚くらいあったか? そして、斜め絞りを行う、何本かの仮設の装飾幕。等など。
なお、ミュージカル「REBECCA」のストーリーなどを詳しく紹介しているブログがあります。 御関心のある方は、「雑記帳」 をクリック。
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「REBECCA」-3 ; 演出 |
ウィーンふたたび-第10回 ******************************* 2007年1月7日 午後8時
<演 出> 螺旋階段を内側回り舞台に乗せて昇降させることにより、1階場面と2階場面を交互にイメージさせたり、螺旋階段の全く無い平場にして、別のセットを出し、田舎の風景にしたり、現代の場面になったりと、結構舞台転換は頻繁である。 それらのセットは、舞台袖や後ろ舞台に引き込んでいるのであろう。
パネルや斜め絞り幕が、それぞれの場面にあった情景を作りだしている。
そして、最後にレベッカと男が築き上げた『豪邸』は炎の中に崩れ落ちるのであるが、その際は紗幕が前におり、螺旋階段からは火が噴出し、煙も広がり、火に包まれた人が紗幕の向こうで螺旋階段の前を走り去り、紗幕には猛火が館を包む映像を重ねながら、螺旋階段が火のついたまま沈んでゆき(迫りが下がり)、豪邸が焼け落ちるさまを表現するのである。 この迫力は凄かった。
「エリザベート」を2年半前に Theater an der Wien で見たときの床機構の演出はこれ以上だったかも知れないが、本火を使っている点ではこちらの方が迫力がある。
一緒に見た本視察旅行に参加の3名は大迫力に圧倒されていたようだ。
<後日談> この3日後の舞台機構視察で解ったことには、ライムント・シアターに袖舞台や後舞台は殆どなかった。 殆どのセットは奈落に仕込んであり、内側の回り舞台(実は大迫に乗せた回り盆)に積載して出し入れしていたようである。 その上、螺旋階段は自在キャスター式の「手押し」というからすごい。 それで、あの手早い舞台転換ができるのは本当にたいしたことだ。 宝塚の舞台転換も早いが、それ以上の手順のよさかも知れない。 なにしろ本場ですから。 と言う訳で、見た当初の予想を大きく裏切る狭い舞台でした。
この狭い空間を広く見せる職人芸に感服!
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国立歌劇場(Staatsoper)ガイドツアー |
ウィーンふたたび-第11回 ******************************* 2007年1月7日 午後3時
話はちょっと前後しますが、5時間ほど戻って、 国立歌劇場(Staatsoper)ガイドツアーのお話。 【第7回】の続きです。
午後3時 Staatsoper バックステージツアー しかし、ガイドツアーが始まるまでは、やや間があった。 15:10頃日本語ガイドツアー開始。ガイドの若い男性は流暢な日本語を話す。 子どもの頃日本にいたし、Kumon(公文式)をやらされた(どちらかの親が日本人?)ので、日本語は大丈夫とのこと。
************************* シーズン 当オペラ座のシーズンは9月1日から6月30日(7・8月は夏休みだが、改修工事などが入る場合もある) 同じ作品を二日続けてやることは禁止(レパートリー・システム) 裏 方 毎日5:00 ~ 17:00まで勤務(但し、日替わり交代制) チケット 最高は1列から6列目までのフロア席と中央BOX席(6人収容)1列目157ユーロ。 そのBOX席も2列目は50ユーロとなり、極端な差がある。 立見席 2ユーロ席と 3.5ユーロ席がある。 80分前から販売。1名に付き1枚のみ販売。まとめ買い不可なので注意。 字 幕 各席に字幕用ディスプレイがあり、英語・ドイツ語の切り替えが可能。 日本語はまだ無い。 運営費用 年間120億円程度。1/2は国(オーストリア)が負担。 チケット収入が4割。残りは? 12億円。 内、レクサス(トヨタ)が10億円負担。 建設期間 1861~1868年。 設計者ファンドミールが1967年に自殺。フランツ・ヨーゼフⅠ世の批判による。 これを引継いだ友人も糖尿病で1967年に死去。 空 爆 1945年3月12日戦争終結直前に英国爆撃機による無差別空爆により、客席の真ん中付近に大型爆弾が命中。一日中燃え続け、ホワイエの一部のみ残し、9割がた壊滅。 残ったのは、メインエントランスと中央階段、主賓室のみ。
再 建 観覧席はオリジナル設計に基づき修復したが、装飾は昔のように華美にせず、安上がりなものにした。馬蹄形平面などはオリジナル通りに再建。 座席は、大きめにし、以前は3000席あったところを1709席になった。 これに立ち見を567席(!すごい数!)。 座席を減らした理由付けとして、一人当たりのスペースを大きくしたことより、ハプスブルグ隆盛の19世紀のWienの人口は400万人居たが、再建時はハプスブルグ王朝も崩壊し、人口の流出で130万人まで人口が減っていたことが理由付けにされた。
(写真は、客席全体を示す展示用写真を映したもの)
BALL(社交ダンス大会) 年数回、公式な社交ダンスの場として使われる。 その際は、フロアの客席を全部取り外し、舞台面と同じレベルに床を仮設して、ホール全体をダンスフロアとする。 舞台で 舞台上で主な諸元の説明。(略) 舞台のフライズの上から、奈落の下まで60mあり、プラター公園の大観覧車がすっぽり入る大きさであるなど、主要な寸法を説明。 貴賓室 フランツヨーゼフ夫妻が来場した際の控えの間。 公式記者会見などは、ここで開催。 個人・団体にも貸し出し。200万円くらいから。披露宴などにも使えるらしい。 壁画・天井画などの説明。 エントランスホール 大広間 歴代支配人(芸術監督)の胸像と、オペラ作曲家のレリーフとオペラの壁画などがある。 マーラーの胸像は、かのオーギュスト・ロダンの作品だそうだ。
ツアーは午後4時頃終了。 ************************* (Staatsoper ガイドツアー記事は以上。)
時間が充分あるので、トラム乗り継ぎでライムント劇場に移動。 ライムント劇場(Raimund Theater)では、ロングラン中のミュージカル「レベッカ」(REBECCA)を観る。
時間的には、ここから、【第7回】へ戻ります。
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「REBECCA」終演後市内を“放浪” |
ウィーンふたたび-第12回 ******************************* 2007年1月7日 午後9時
「REBECCA」終演後、劇場近くにレストランがないか歩き回ったが、適当なところがないので、ふたたびトラムを乗り継ぎリンクに戻り、またもM君が行きたがっている酒場を探し回る。
ようやく見つけたが、狭い! 地元の人が行くところらしい。ビールやワインにおつまみというところ。 そこで、小一時間ほどビールと晩飯とワインを楽しみU4にてホテルに帰る。
荷物を全部ベッドの上に出し、リ・パッケージ。 いつもながら、よくこれだけ・・・と途方にくれる。
で、気がついた。デジカメが無い! 何度確認しても。 どうやら、ライムントシアターの座席に着席した時にポケットから落ちたらしい。
荷造りは、日が変わる頃終了。
ゆったり浴槽につかり、汗を流してから就寝。
(写真は、パークホテル・シェーンブルンの居室)
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アクセス・カウンターが千を超しました。ダンケ! |
1月6日から13日までウィーンに視察旅行に行き、帰った翌日の 1月14日から、ここFC2で新しいブログ・サイト 「観劇レビュー&旅行記」を開設しました。
そのときに書きましたが、それまでgooで開設していたのですが、使い勝手が良い反面、何かと規制が多く、大きめの画像が一つしか載せられないなど(これは、私が使っているテンプレートのせいかも知れないし、私が機能を充分に知らないからかも知れませんが)自由度の点からこちらにも新たに開設した訳です。
その1月14日から3週間目の昨日(2月4日)アクセスカウンターが1000を超したようです。 ブログランキングもサイドバーに載せているだけですが、おかげさまで十数位前後を上下しています。
これも、訪問していただく皆さまのおかげです。 今後ともよろしく御願い致します。 Vielen Dank!
なお、映画評は従来のgooサイトに掲載しています。
こちらのほうもよろしく御願い致します。
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-33 |
<帰国> 8月21日(月)
ミュンヘン発 9:55 Finairにチェックイン。 フィンランドのヘルシンキ行き。
10:20発の Finair0804便。 Airbus A320 150人乗りの中型。
若干遅れる(20~30分程度)との放送あり。 しかし、10:28 Leave the Gate. ごく普通の出発であった。 10:38 離陸。 極めてスムーズな展開。 10:42 雲の中へ。 11:05 早くも昼食。 12:46 フィンランドはヘルシンキ空港に着陸。 時差+1hour ⇒13:46 外気温23℃。(今は夏!) 13:50 Gate着。 ヘルシンキ空港到着後、売店をうろつき、14:20パスポート・チェック。
出発カウンターに行くと17:15出発の表示。 3時間近くもある。 寝てしまうと問題あるし、本を読むだけで時間をつぶせるか? 搭乗予定まででも2時間以上ある。 この乗り継ぎ時間は長いが、前の便の到着遅れなどを考えると適切な時間かも。 致し方なし。
(ヘルシンキ空港待合室と売店) 去年はPRAHA⇒INCHONがスムーズで、INCHONでのFUKUOKA行きへの待ち時間が4時間ほどあったが、ここの3時間はそれよりは短い。 但し、ここから名古屋空港に行き、名古屋でも乗り継ぎがある。
去年は、そのINCHONでの待ち時間に旅行記用メモの補強をし、結構時間が紛れたので、今回はここヘルシンキで書くこととする。 (旅行メモを書いている今現在、2006年8月21日 午後2時半;現地時間)
案外時間は経つもので、今回の旅行メモの1ページ目から此処まで見直し補強した今の時点で15:53。1時間半ほど経ってしまった。 もう少し補強加筆していれば、搭乗予定の16:35になるだろう。 概要旅程を箇条書きにしている間に16:45になった。 出発15分遅れとの案内あり。同じ時間の関空行きFinairもあるらしい。 日本人団体客も結構あるようで、日本語案内も付き始めた。
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1200 アクセス |
現在FC2ランキング20位
アクセス数トータル:1200を越しました。 まだまだ、序の口ですが ありがとうございます。
今後ともよろしく御願い致します。
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Musikverein (楽友協会ホール) ガイドツアー |
ウィーンふたたび-第13回
*************************** 1月8日 7:00から朝食
午前中観光予定を変更し、パークホテル・シェーンブルンのロビーにて 視察に当たっての進め方打合せ。9:30-11:00 ホテルを移動。U4(Hietzing > Karlsplatz)とトラム(Opera から62又は65)乗継ぎ。
12:00 「オペラ座から900mのスイートホテル」に到着。 チェックイン時刻前ではあったが、準備ができているとのことで、チェックイン。 3人部屋は、結構広いがエキストラベッドは如何にも子ども用であった。 何回かシングルルームの空きが出手いないか訪ねたがダメだった。
荷物を置いて、再びKarlsplatzへ。 トラムは、Musikverein 至近の停留所に停車。 12:30 Musikverein チケット売り場前着。 ガイドツアーチケット5ユーロ4枚購入。 続いて予約していた私の11日のウィーン・フィルのチケットを交換。極めてスムーズ。
午後1時 Musikverein ガイドツアー 黄金のホールとブラームスホールを案内。 前回私が行ったガイドツアーは、新装なったばかりの4つの中・小ホールだったので、黄金のホールとブラームスホールのガイドツアーは初体験であった。(詳細次回) ~14:00
その後、隣の地下レストランでランチ。14:00-15:00 ところが、どうも高級レストランだったようで、お高い! 魚料理など数点とワインなどで、一人5千円近く掛かった。
今日の夜は、明日の視察開始に向けて勉強会(英語も含む)をしようと言うことになり、午後7時ホテルに集合と決まる。
昼食後、自由行動・市内観光
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-34 |
Finair AY0079便 MD11 搭乗開始 17:13 17:41 Leaving the Gate. 17:48 Take off 結構スムーズ。この便は満席とのこと。 18:30過ぎ。夕食:サーモンパスタ。 1:00am +6hour ⇒ (8月22日)7:00am 朝食。 8:58 Landing at NAGOYA。 9時過ぎ、Gate着。
福岡行きに乗り継ぎ(短時間) 10:00 搭乗開始。 10:15搭乗。B737-400 10:22 Leave the Gate ほぼ定刻。 この後の便は機材の都合で欠航という。 10:31 Takeoff 名古屋は快晴。 9時の気温は30℃ 暑い!
11:31 福岡空港着陸。 11:34 空港ビル到着。 福岡も快晴。31℃ 暑い!!
愛車(原チャリ)に乗り自宅に帰着。昼過ぎ。 (お疲れさまでした。)
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広島 原爆ドーム 祈念館 |
広島・三瓶・津和野-第1回 **********************
2月10日から、知人が管理する島根県の三瓶山にある山荘に、その方のお誘いで来ています。
ここに来る途中で広島に降り、原爆ドームと平和記念碑へ参拝しました。
「安らかに眠ってください。過ちはくり返しませんから」の碑
また、Gangiクルーズで原爆ドーム周辺を川から望む10分間の舟遊びを楽しみました。
川からは陸からは見えない角度の原爆ドームをみることができます。
そのあと「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」で平和を祈念してきました。
ここは、地下にある追悼施設で静かに追悼することを目的にされているようで、いわゆる原爆の惨禍を示す資料展示は、原爆資料館の方にまとめられているようでした。 礼拝所には原爆が炸裂した8:15を示すモニュメントに被爆者が求めていた水が絶えず流れていました。
上階は、ディスプレイに死没者の写真や氏名が検索できるようになっており、入場時にもらったリーフレットをスロットに差し込むと、スイッチがONになるようにできています。 そのコーナーには、日本語のリーフレットと伴に英語・中国語・韓国語のものがあり、それぞれの言語のリーフレットを差し込むと、自動的にその言語になって表示されるというもので、技術的な原理は難しくはないかと思いますが、よくできた検索システムです。その言語キーは、リーフレットに印刷してあるQRコードを読み取っているようです。
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ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて-35(最終回) |
今回は単なる日程表覚書です。 退屈させますが済みません。
「ザルツブルグにモーツァルトを訪ねて」は今回が最終回です。 ながらくお読みいただきありがとうございました。 心より御礼申し上げます。
引続き2007年1月の「ウィーンふたたび」をお楽しみください。 【覚 書】 2006年8月15日(敗戦祈念日) 07:35 福岡発 ⇒ 08:45 名古屋着 / 11:08 名古屋発 ⇒ 15:03 ヘルシンキ着 17:20 ヘルシンキ駅着 ⇒ 17:40 ホテル Arthur 着 18:00 トラム3Tにて船着場へ ⇒ 19:00 ナイトクルーズ 20:30
2006年8月16日 05:30 ヘルシンキ駅前発リムジンバス ⇒ 05:55 空港着 08:00 ヘルシンキ発 ⇒ 10:30(-1h;09:30)ミュンヘン空港着 10:02 鉄道(Sバーンにて)⇒ 10:38(Ost Banhof) ジャケット車内置忘れ事件発生! 16:25 ミュンヘン発 ⇒ 18:05 ザルツブルグ着 18:10 ザルツブルグ・カード購入 19:00 ホテルチェックイン 20:00 Schloss Mirabell Garten 見学。吹奏楽庭園演奏会 20:30 ⇒ 21:45
2006年8月17日 10:00 Herbert von Karajan Platz 着 ザルツブルグ音楽祭(3公演チケット交換) 12:00 ⇒ 18:30 ザルツ・カンマーグート・ツアー 湖水遊覧クルーズ後、置き去られ事件発生。 21:00 アルフレード・ブレンデル ピアノ・リサイタル ⇒ 23:10
2006年8月18日 終日 市街地観光 20:00 モーツァルト・オペラ「Betulia Liberata」鑑賞 ⇒ 23:00
2006年8月19日 午前中 市街地観光 11:00 Mozart Matinee ⇒ 13:00 14:15 レジデンツ見学 ⇒ 15:00 19:03 ザルツブルグ発 ⇒ 20:48 ミュンヘン着
2006年8月20日 終日ミュンヘン観光
2006年8月21日 帰国 08:05 ホテルチェックアウト 10:20 ミュンヘン発 ⇒ 12:46 ヘルシンキ着 / 17:41 ヘルシンキ発 ⇒ 09:00 名古屋着 10:20 名古屋発 ⇒ 11:30 福岡着
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ベルベデーレ宮殿 |
ウィーンふたたび-第14回
*************************** 1月8日 午後
(前回の最後のところをもう一度) 今日の夜は、明日の視察開始に向けて勉強会(英語も含む)をしようと言うことになり、午後7時ホテルに集合と決まる。 昼食後、自由行動・市内観光
(ここからが新しい記事です)
(カールス教会) 午後3時頃 カール教会の横を抜けベルベデーレ宮殿の方面に向かう。 それらしき、立派な建物に着き写真を撮ったが、どうも様子が違う。
(某高級ホテル) これは、貴族の旧邸宅を利用したホテルであった。 ガイドブックを見直し、そこからトラムに乗って、ベルベデーレ宮殿入り口まで行く。
(有名なベルベレーデ宮殿の風景)
15:45 宮殿に到着。幾つか遠景の写真を撮る。
宮殿内美術館の案内に従い、歩いてゆくと入り口が閉まっている。係員に聞くと、月曜日は休みなのだと言う。またか!の感アリ。
(宮殿を背に庭園を見通して旧市街方面を眺める)
仕方なく、写真を幾つか撮り、立ち去る。
4時半過ぎトラムに乗ってリンクに戻る。
(シュテファン大聖堂) オペラからケルントナー通りを抜け、シュテファン大聖堂横を通り、昨年のモーツァルト生誕250周年に向けて大改装なったという「Mozarthaus」を見学。
2004年に訪問したときとは随分変わっていた。商業化が進んだと言う感じ。
見学終了後、またオペラ座まで戻り、夜景を撮影。
(オペラ座・リンク側から表通り側を見る)
トラム停留所のピザ屋でピザとビールを買い、トラムに乗ってホテルに帰る。 早々とホテルに帰ったのは、このツアーでこれっきり。
ホテルのフロントへデジカメ紛失の経緯を書いた紙を持って行きライムントシアターに訪ねてもらうように御願いすると、すぐに電話を掛けてくれたが、出ないようなので、又あとで掛けてみるとのこと。親切には感謝しつつもほぼあきらめる。 幸いそろそろ買い替え時機とも思っていたし、今回の視察本番の写真もまだ撮っておらず、シェーンブルン宮殿などの観光写真だけがボツになったに留まった。 ピザとビールで軽い夕食。入浴・洗濯を済ませる。 午後7時から10時頃まで、視察団全員で翌日からの視察に当たり質問事項の列挙・調整。 これに対応する英文例文の作成(結局、私がほとんどの訳文を作ったように思う)。 部屋に戻り、ベッドでこの数日の状況を書き取っている内に、いつしか眠りの床につく。
今日は、ここまで。
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「三瓶荘」にて |
広島・三瓶・津和野-第2回 **********************
広島を2時ごろ出発し、夕方5時前に山荘「三瓶荘」に到着。
福岡からは、いつもの男3人組ですが、この山荘には名古屋や広島や茨城など各地から職場も業務内容も異なる男9名、女4名、幼児2名、小学生一人が参集し、交流を図りました。
私たち3人が近くの温泉に行っている間に、他のメンバーは食事の準備をしてくれ、ゴージャス(豪奢)なメニューが出されました。 シーズンの牡蠣料理は、煮込み、フライ、和え物など様々な調理で、他に玉葱のポトフ、クリームコロッケ、霜降りのレアステーキ、サラダなど食べきれないほどのメニューでした。
皆さんが持ち寄った食材が豊富すぎて、私たちが途中の「道の駅」で買ってきたイノシシ肉(若いメスの肉で無いと硬くて食べられないとのこと)は、あまってしまい冷蔵庫に直行。
この山荘は、1階は広いLDK(40㎡くらいか)と、5・6人が入れる大きな浴室。 2階は、二段ベッド2基のある洋室と、6人分くらい布団をひける和室があり、十数人が宿泊できるほどのゆったりしたつくり。 LDKは二階へ吹き抜けとなっていて、天井が高くて広々した感じ。その一画には6畳ほどの畳敷きのところがあり、その一方の壁は白っぽい壁紙で、来客の一人がプロジェクター持参でDVDビデをを投影していました。こういうところにも工夫が見られます(偶然の結果か?)
今日参加した十数名は、自己紹介からはじまり、夜12時過ぎまで話しに花を咲かせていました。話は、出身地域の話題から文学、韻文、絵画等など幅広い話題に広がり、一人が英会話スクールを経営するドイツ系の若者だったので、英語と日本語の表現や意識、日本文化にまで及びました。 カナダの文化と言語(フランス語VS英語)の話題も話され、私たちもひと言話しました。
私と同行者1名は、10時過ぎに二階の和室に行って寝ましたが、この山荘の管理人でもあるもう一名は12時まで、その後も数名が遅くまで話している様子でした。
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1500アクセスを超しました。 |
FC2でブログをあらたに開設して、およそ1ヶ月。
昨日1500アクセスを超えました。 平均すると1日50アクセスです。 FC2ブログランキングでは、2月15日0時現在 26位、週間IN;50,週間OUT;110でした。
もう一つの時事ブログ「JUNSKYblog2007」の方では、 週間アクセス数;1980,閲覧数;4737。 2月9日の一日のアクセス数;486,閲覧数;921で、72万ブログ中399位でした。 上位0.055%(1/1800)ですから、相当上位です。 この日の記事
それぞれへの御来訪、ランキングへの御協力ありがとうございました。
今後ともよろしく御願い致します。
では、本日も ********************** ランキングの応援をよろしく ⇒ **********************
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モーツァルト「フィガロの結婚」 |
ウィーンふたたび-第15回 ******************************* 1月9日 6:30から朝食 7:30 Black & White 社(仮称:以下BW社と略)のF部長さんが私たちをPick Upしに、ホテルに出迎え。 忙しい方で、この週末もスウェーデンに行く予定と言う。 8時過ぎホテルをF部長さん運転の車で出発。 いつもは部下の運転で行くので道は疎いとのことでカーナビ頼り。
午前中は、BW社の提携工場を見学した後、昼食をご馳走になり、 午後からはGraz Schauspielhaus (演劇劇場)を視察。 そこで、3時間以上詳細に視察。(社用視察に付き内容は省略) 午後5時前、Grazを立ちウィーンに戻る。
オペラ座前到着(7時ジャスト) 今晩、午後7時からモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」をStaatsoperで見ることになっており、歌劇場前まで送っていただいた。 オペラ座に入ると、フィガロの序曲は既に始まっていたが、第一幕の開演には間に合った。 席はBox席ではあるが、9ユーロ(最高157ユーロ;2万5千円ほど;それでも日本国内よりは相当安い)1,500円ほどの席なので、着席していると舞台は皆目見えない。 こういう席は、従来社交の場であったので、オペラを見ることが主目的ではなく、今では名だたるオペラも当時の貴族たちのBGMに過ぎなかったそうだ。
(写真は観客の拍手に応える主な出演者)
私は立ったり座ったりしながら見ていたが、座ると眠気が・・・ 3幕目位で前列の方が立ち去ったので同僚が着席。ここはおそらく90ユーロ(去年予約するときに色々探索したので)。見え方で1列違いでもそれほど価格に差がある。 舞台転換は殆どなく小道具が多少使われる程度で、オペラの筋が解らない場合は退屈であった事と思う。大体の筋を予習して行った私も退屈したほど。 それでも、他のオペラと比べれば聞いたことのあるフレーズも少なくなかったはず。 午後10時半過ぎ、4幕もあるオペラ「フィガロの結婚」終了。
(写真はスタンディング・オーベイションで応える観客)
そのまま、ホテルに帰った。 *******************************
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津和野へ!Go !!! |
広島・三瓶・津和野-第3回 ********************** 翌日(2月11日)朝は、7時過ぎに起きました。 うっすらと雪景色。雪も降り続いていました。 子ども達二人は、早速雪合戦。これに数名のおとなも加わって、しばしの雪合戦を繰り広げていました。 手持ち無沙汰にしているうちに、あんくるさんは、うどんを作って朝食を皆さんに提供。 つけ汁もお手製で、なかなか美味しいできでした。
出発前に、まだ山荘に残っているメンバーの記念写真を撮りました。
朝から雪やみぞれが続き、風も強く、当初の予定を変更する人も出、われら3人組もその中の一組の方々と同行して津和野に行くことになりました。
津和野に行く途上には、これぞ日本の原風景とでも言うべき、いわゆる『絵に描いたような風景』が続きました。山間に広くも狭くも無い川が蛇行して走っている、という風景です。 走行する車中から写真を撮りましたが、やはりなかなか良い写真が撮れません。
津和野駅前に到着。駅前には観光客用有料駐車場があり、僅かに残っていたスペースに停めることができました。
駅前には、観光列車として走っていたD51が展示されており、子どもや女性たちが登ってはしゃいでいました。
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Staatsoper 視察 |
ウィーンふたたび-第16回 *******************************
1月10日 7:00朝食
BW社の本社で役員に挨拶後、試験場(技研のようなところか)に視察予定。 BW社指し回しのタクシーが8:30にホテルまで出迎え。予定通り出発。 9時過ぎ BW社の本社到着。 受付でF部長とのアポイントを伝える。 メールやり取りの窓口だったSさん登場! 若くて魅力的。素敵な女性です。
応接室に案内されてしばらくすると上級取締役(Member of the Executive Board)のWさんが御挨拶にみえた。 私からすると超速の英語で同社の歴史や実績を話されるので、アウトラインは解ったような気がしたがDetailは解らなかった。で、記録は無し。
当社から持参の画像データなどをパソコン上に表示し、当社の主要技術を御紹介。そのCDをお渡しした。 また、福岡からのおみやげと、私が作成した、英文の【Profile & History】紹介文のコピーを、W上級取締役にお渡しした。
10:30頃 試験場;Test Field;到着。Test中の装置や制御ユニットなどを、オープンに見せて頂き、それぞれ説明していただいた。 (内容については、社用視察に付き省略)
12:00-13:00 Wien 市内のレストランで Sさんと通訳のK氏が合流。ながらくお待ちのようであった。 Sさんは、当社のM君との連絡窓口で、今回の視察の段取りをしていただいた方。 ここの昼食を当社で負担しようとしたが、ウエイターがレシートを渡してくれない。 結局、ここもBW社にご馳走になった。分厚いビーフステーキランチを堪能。
13:15-15:45 Staatsoper視察 ガイドツアー担当の方と、舞台技術者の2名が担当。 まず、客席にて一般的な説明。 1945年のイギリス軍の空爆がここオペラ座の客席に命中し、客席の殆どと舞台をことごとく破壊した。残ったのはホワイエの一部だけ。 しかし、舞台機構から見れば幸いだったかもしれない。19世紀の装置を廃棄し、当時の最新技術(油圧)を取り入れることができたから。 ここは、1月7日のガイドツアーで聞いたところでもあり、短時間で舞台へ。
舞台では、本日夜の公演(午後5時半開演の「トリスタンとイゾルデ」)の仕込みの真っ最中。 3時間前で、この調子で間に合うのかと思うような状況であるが、これが間に合うので不思議。 それと日本では有り得ないことだが、公演のセットを仕込んでいるところを見学でき、かつ撮影も可能である。日本では安全性と作業性と守秘義務の点で、大抵の場合、公演のセット仕込み中に見学はさせない。 (以下、細部視察状況は省略)
下に降りる前に、特別大サービスで、オペラ座の屋根にご案内して頂く。 屋根の外周の内側にキャットウォークのような、木製の歩廊が設けてある。 旧市街を一望できる絶景であった。外気を取り込み、文字通り良い息抜きになった。
(シュテファン寺院の尖塔を望む)
2時間半に及ぶ、視察終了。 15:45
次に行くのは、ライムントシターであるが、アポイントの4時には間に合いそうにも無い。 しかし、Sさんが連絡したのか、4時半に変更してくれたとのこと。 タクシー2台に分乗して向かう。
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安野光雅美術館 |
広島・三瓶・津和野-第4回 *****************************
我ら3人組と、他の組はここで別れて別行動とすることにしました。再び野郎3人での行脚です。
我々は、まず安野光雅美術館に入りました。NHK-FM「日曜喫茶室」のレギュラーとして軽妙且つ薀蓄のある話を聞かせてくれている方です。 立派な美術館でした。故人の遺業を祈念して建設されるのは良く在りますが、まだ御健在でバリバリ仕事をされている方の美術館というのは珍しい。
入り口からの展示スペースを見たあと裏側に行くと、昔の小学校の教室などが再現してあり、ここでパソコン検索などが行なえるコーナーなどに使われていました。 教室が実際にここにあったのでしょうか? 近所から移築してきたのでしょうか? それとも全く新しく造ったのでしょうか? 木材などが全然古びていなかったことを考えると新築のように見えました。
展示してある絵は、本の装丁に使われた表紙絵の原画(一部レプリカ)多数と、ヨーロッパを中心とした外国の風景画、そして新作童話(イソップなどのパロディ:安野氏作。絶版)の原画などです。
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ライムントシアター(Raimund Theater)視察-1 |
ウィーンふたたび-第17回 ******************************* 4時半少し前にRaimundtheaterに到着。
名刺交換の機会を逸したが、この道のベテランらしき年配の技術者が応対。 このホールの舞台機構を言わば誇らしげに隅から隅まで見せていただく。
あのミュージカルREBECCAの大スペクタクルを見せてくれた劇場故、相当広いバックステージを持っていると思っていたが、あにはからんや直径12mの回り舞台の外周から上手・下手わずか3.5mほど、後方7mほどの狭いスペースしかなく、驚くとともに、この狭い空間を広く見せる演出の技量に感心した。
本日午後7時からのREBECCAの仕込み中という忙しい時間帯にもかかわらず、幾つかの吊物をデモしてくれる親切さであった。
回り舞台 直径12mの2重回り舞台である。この回り舞台の内側の直径約6mの回り舞台を昇降する正方形(7m□位)の大迫り(この迫りは、この劇場の本設の機構である)が設置されている。大迫りはチェーン駆動で行程8m。
仮設床機構 REBECCA用の仮設機構として、その正方形の迫に直径6mの回り盆が嵩上げして設置され、いわゆる二重回し(日本的には「蛇の目回し」とも言う)の回り舞台になる。 他にリンク・チェーンによる、ワゴン(と言ってもテーブルセットが載る程度の小さなワゴン)の走行装置が固定舞台(こちらも嵩上げされている)床下に設置されている。 その装置も奈落で見る事ができた。 演目による『舞台嵩上げ』の有用性を見る事ができた。
螺旋階段 これもREBECCA用の仮設セットである。 先日(1月7日)この舞台を見て最終幕の館の炎上シーンにおける炎の演出に度肝を抜かれたが、その際に螺旋階段から火を噴く仕込を見せてくれた。火薬の後も生々しく、本当の火を使っていることがわかった。 この螺旋階段は、3輪式の自在キャスターを15~20個付けてあり、移動時には空気圧で車輪を降ろし、人力で押すそうである。客席からは全く人影は見えなかったが、十数人で押しているとのこと。熟練工の仕業だ。
演出では、紗幕が降りた背後で、この螺旋階段の手摺から火が吹き、これに紗幕に映し出された炎上シーンの映像を重ね、さらにひだるまになった女性が紗幕の後ろを横切り、緊迫したスペクタクルとなるのだが、その火だるまで走る女性は映像上の合成ではなく、実際に防火服を下に着込んだ俳優が、本当に火だるまになった走っているとのこと。 そして、館が焼け落ちる象徴として、螺旋階段が大迫りに乗って下降し、幕となるのである。
(つづく) 前に書いた「REBECCA」-2の内容と一部重複するところがあります。ここをクリック 今回は技術視察、前回は観劇レビューです。
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葛飾北斎美術館 |
広島・三瓶・津和野-第5回 ********************** 続いて、いわゆる津和野の街並み(相当観光化されている)を歩き、葛飾北斎美術館に入りました。 津和野・美術館めぐりというところでしょうか。
ここには、富岳三十六景を中心とした北斎の作品や足跡が展示されています。赤富士として有名な富岳三十六景の一枚「凱風快晴」は、版木の種類と製作過程が示されていました。
北斎が50代・60代・70代で描いた作品も展示されており、50代の我らもまだまだ「年だ!とは言っていられないね」という話になりました。 北斎漫画も一部が展示(レプリカ)されていましたが、魚の図鑑の様相で(たまたま、その部分のレプリカが多かっただけかもしれませんが)、ご同行は「なんで、魚の絵ばっかり描いたんでしょうね?」とおっしゃっていました。北斎漫画の「漫画」というのは、現代の私たちが言う「漫画」とは異なり、『描き取り』ということで、現代感覚で言えば「スケッチ」のような意味らしい。ありとあらゆるものを描き取ったようで、まさに図鑑の様相です。
(ちょっとピンボケというかブレていますが・・・)
実は30数年前の学生の頃に来て以来の津和野訪問。その頃は、この街並み全面に渡って疎水(側溝)があり、錦鯉が多数泳いでいたものですが、津和野駅前から北斎美術館に至るまではもちろん、この先にも側溝は見えません。石畳も、極めて均質にきれいに敷き詰めてあり、いかにも観光用に整備した石畳という状況でちょっと興醒めではありました。
反対側から来た観光客の一組に尋ねると、「向こうの方に大きな鯉がたくさんいましたよ」との話。
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ライムントシアター 視察つづき |
ウィーンふたたび-第18回 ******************************* 奈落 奈落には、螺旋階段をはじめとする道具を控えるだけのスペースが有った。しかし、やはり狭い。 よくこれだけの狭い空間であれだけの演出と素早い舞台転換が行えるものだと感心する。
吊物装置 吊物は、ワイヤー直巻き式のマシンが整然と配置してある。電動・手動あわせて53本。
(電動マシン)
(手動綱元)
ギャラリーレベルでも操作可能。
幾つかの吊物を動かしてくれた。 音は静か。動いているのが解らない位。
仮設吊物 ミュージカルの舞台では仮設の吊物は言わば常識。 REBECCAでは、昇降しながら全体としてスライドする2枚のパネル(2枚以上かも)。
斜め絞りのカーテン数組。 などが確認できた。
大迫り昇降 フライズで吊物を確認しているときに、「大迫りが昇降します」という連絡があったので、舞台へ急ぐ。REBECCAの仕込みのために動かすのか? ところが、舞台に着くと、私たちの視察のためにわざわざ動かしてくれる雰囲気。 というのは、何も載っていない情況で昇降して見せてくれたから。(開演1時間半前!) 最初3cmほど上昇して(落下防止クサビを抜き)ついで高速で降りた。8mを十数秒。 (測りそこねたし、ビデオもバッテリーUPで映せなかった。残念) ついで上昇。 また3cmほど余分に上がってクサビを打って舞台面まで下降。速い!
視察終了 すでに午後6時になんなんとしていた。
デジカメ 7日の「REBECCA」公演鑑賞の折になくした可能性のあるデジカメについて、通訳のHorstさんに話し、劇場の窓口に問い合わせてもらえないか御願いしたところ快く引き受けてくれ、出口付近の係員詰め所に聞いてくれる。さすがドイツ語同士だからよく話が通じている模様。 一人の上役風の係員は心当たりがないなあという返事であったが、現場の職員風の係員の方が、「もしかしてこれでは?」と付箋を付けたカメラを引き出しから出してくれた。 「これです!」と嬉しさ一杯。3日目にして発見されたという次第。 Vielen Dank!
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テーマ:ヨーロッパ旅行記
- ジャンル:旅行
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津和野名物 疎水の『にしき鯉』 |
広島・三瓶・津和野-第6回 ***************************** 反対側から来た観光客の一組に尋ねると、「向こうの方に大きな鯉がたくさんいましたよ」との話。
そこで、その方向に歩いてゆく途上のお店の中に雛飾りがあり、あまりに可愛かったのでパチリと一枚。
さらに歩いてゆくと、ようやく武家屋敷風の築地塀があり、その前面が、昔同様疎水となっていて錦鯉が放たれていました。
しかし、昔と比べたら、鯉の放たれている側溝の規模は非常に小さくほんの一画に過ぎません。この築地塀沿いだけです。 30数年前は、行けども行けども鯉の姿が見られました。
その内側は公民館など、道を隔てて反対側の武家屋敷風の塀の中は、津和野市役所、教育委員会、などの役所関係の施設でした。しかし、ヨーロッパのように古い武家屋敷を改修して使っているというようなものではなく、いかにもそれ風に新築したと言うたたずまいです。 実際には新築かどうかはわかりませんが・・・
その頃にはすでに午後5時を過ぎ、主な施設は閉まるところでした。 あんくるさんが、「さっき途中で雰囲気のよさそうな喫茶店を見つけたので、コーヒーでも飲みませんか?」というので、「そう言えば昨日から美味しいコーヒーを飲んでないなあ」と衆議一致。
入ってみると、画廊というかミニ美術館という雰囲気。 「美味しいコーヒーを」と頼むと「当店のブレンドがお勧め」ということで、ブレンドを頼む。 天津恵さんの作品を常設展示していて、2階がアトリエ。 津和野に拠点を置いて世界的に活躍している方らしい。 岡本太郎の影響を受けているのではないかというイメージがした。 また私的にはミロの影響も感じた。
ケーキを頼んでいるお客さんがいたので、チーズケーキを頂いた。あっさりしていて美味しかった。
そこを出て駅前の駐車場に戻り(3時間半ほど;500円)出発する頃には6時になっていた。
ひたすら博多に向けて車を飛ばし、9時過ぎ博多駅前着。自宅に付く頃には「華麗なる一族」は終わる寸前だった。すなわち夜10時前自宅着。
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今回で、「広島・三瓶・津和野」は終わりです。
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コリオレイナス CORIO LANUS |
蜷川幸雄が演出する新作・シェイクスピア後期の戯曲「コリオレイナス」が福岡で昨日(2/23)から公演されている。 私は、二回目の公演である2月24日(土)昼の部(12:30~16:00)を見た。 皆さん熱演である。しかし、二日目というのに声を涸らしている出演者が少なくなかった。ニナガワ流の特訓の“成果”であろう。
話の粗筋は書かない。なにしろ公演パンフレットにも粗筋を書いていないほどだから。 しかし、シェイクスピアの言いたいことは、「民衆は軽薄であり移り気だ」ということらしい。 「護民官」の煽動に簡単に乗ってしまい、考えを正反対に変えてしまうと・・・ この戯曲では「護民官」は民衆を煽る存在として悪役の扱いだ。 「人民の護民官」というイメージとは全く異なった。
「コリオレイナス」という名前は、戦争で打ち負かした領地の名前を称号としたもので、彼はローマの貴族ケイアス・マーシアスである。 16才での初陣から戦争で負けたことがなく、この度の戦争にも勝利し、貴族で構成する議会は彼を執政官としようとする。 執政官になるには市民の投票による信任が必要である。 しかし、彼はお追従(ついしょう)などできない、民衆に媚を売ることなどできないという立場から本音をしゃべり、市民は失望する。 この民衆の不安を「護民官」が煽動し、コリオレイナスを失脚させようとするのである。 おっと、粗筋に入りかけていた。
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主な配役: 唐沢寿明;ケイアス・マーシアス(コリオレイナス)、 白石加代子;ヴォラムニア(マーシアスの母)、 勝村政信;オーフィディアス(ヴォルサイ人:マーシアスの宿敵)、 香寿たつき;ヴァージリア(マーシアスの妻)、 吉田鋼太郎;(マーシアスの親友)、 瑳川哲朗;(護民官)、 ●演 出 : 蜷川幸雄 ●作 : ウィリアム・シェイクスピア ●翻 訳 : 松岡和子
私の好きな香寿たつきさんは、出番が少なく、また出ている時も台詞がほとんど無い役だった。表情と所作で表現するという難しい演技だったようだ(公演パンフによる)。 この人は活舌が極めてよく、早口でも聞き取れるので、大いに期待したのでが、役不足の感であった。「リチャード3世」に出たときは彼女の面目躍如だったが。
主役は、唐沢寿明・勝村政信の二人のはずなのだが、実際にはマーシアスの母をやった白石加代子と言って良い。 この方は一人芝居もするし、優しいお母さんから鬼婆あまで幅広い芸風と芸暦の持ち主である。 この劇でも、シェイクスピア独特の修辞法からみの長セリフを、噛むことなくとうとうと言っていた。 同じ女性の主演者の一員なのに、白石加代子さんと香寿たつきさんはセリフの量が全然違う。 白石さんは、ほとんど主役級の位置づけとセリフの量だった。
全体的な感想は、「救いの無い劇」「希望の見えない劇」という感じ。 それはシェイクスピアが到達した人間観だったのだろうか?
(つづく・・・) 2回目へ
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トータルアクセスが2千を超えました。 ありがとうございます。 まだ初歩的な到達ですが、今後ともよろしく御願い致します。
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コリオレイナス CORIO LANUS の舞台装置 |
前回も書いたが、私の愛する香寿たつきさんは出番が少なかった。
香寿たつき さん
前に、シアターコクーンで見た「オレステス」の時も出番は少なかったが、最終幕でフライングで空中に浮遊しながら顔で演技をしていた。 だが、今回は宙吊りがある訳でも無し、ただ、悲しむヴァージリアだけで、タータン(香寿たつき)なりにしていたであろう所作と表情による微妙な演技もあまり良く解らなかった。
香寿たつきオフィシャルホームページ
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さて、舞台装置である。
メインは舞台全幅に及ぶ20段ほどの宝塚もびっくりの階段である。 宝塚のように最後に出てくるコケオドシではなく、最初から最後までそのまんまである。
そして、その上手(かみて:右サイド)と下手(しもて:左サイド)に客席側に向かって少しだけ「ハ」の字に広がっている鏡の壁。 そこには4ヶ所の出入り口が仕込まれている。
さらに、紗幕替わりに使う、上手・下手それぞれ3枚構成のハーフミラーによる引き割り“幕”(パネル)。 第一の使い方として、 開演前後や、途中で客席を明るくし、舞台内を暗くすることで、客席が丸々映し出される。 途中で客席を映し込む場合は、ローマの市民や群集として、出演者(俳優陣)の数十倍の人びとを“出演させる”訳である。 そして、紗幕的な使い方。舞台内部と客席の明るさの調整によってフェードイン・フェードアウト効果を受け持つ。 この正面ミラーは、蜷川氏の他の劇(シアターコクーンで鑑賞)でも見覚えがある気がする。
階段の最上部はステージとなっており、此処が主たる演技空間になる。 ここにも紗幕に替わる引き分け式ハーフミラー。 そして、これに加えて4種類ほどの引き分け式背景パネル。 これを入れ替えることによって、今居るのがローマかヴォルサイか、それ以外の地か暗示(明示?)している。 この引き分け背景は、歌舞伎様式であり、公演パンフによると蜷川氏がこの歌舞伎様式の舞台転換を一度使ってみたかったのだという。
他に、四天王像4体。これは主として最上段の舞台にあるが、何度か階段の途中に配された。 観劇中にこの四天王の名前を思い出そうとして三つまでは思い出せたが最後の一つがわからず、気になって仕方なかった。これが観劇を妨げたかもしれない。「持国天」を思い出せなかったのだ。 持国天 - 東方を守護する。 増長天 - 南方を守護する。 広目天 - 西方を守護する。 多聞天 - 北方を守護する。
小道具として、将軍級の武将に日本式大小(日本刀)。
衣装も相当日本風。和服のコラージュとでも言うべきものか?
1回目へ 第3回へ
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コリオレイナス CORIO LANUS の演出 |
演出はさすがに蜷川幸雄だった。
まずは、ニナガワのせいかどうかは解らないが、つまりシェイクスピア劇の宿命かも知れないが、超早口の長台詞(せりふ)。 これを、普通の演劇のテンポでしゃべったら、5・6時間の公演になるだろうな・・・
唐沢寿明さんは、練習で使い切ってしまったのか、福岡公演まだ2ステージ目だというのに声に力がなく、2階席でも充分聞き取れなかった。 ということは、1階席でも聴き取りにくかったはず。なにしろ、このメルパルクホールは、1階席では極めて音響条件が悪く、生音は2階の方がはるかに聞き易いのであるから。
勝村政信さんも、あまり舞台向きの声ではない。唐沢さんよりは聞えていたが、迫力には欠けていた。
男優陣がほぼ総崩れなのに対して、ヴォラムニアを演じた白石加代子さんは、さすが一人舞台などで鍛えているだけあって、緩急自在・悲喜こもごもの表現をメリハリ良く、また腹の底から出る声で他を圧倒している。
香寿たつきさんも明瞭な発音ではあったが、如何せん台詞そのものが決定的に少なかった。彼女の早口・活舌(かつぜつ)は、名人芸の域だがこれを活かさない演出には少しがっかり。
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戦闘シーンの演出では、「タイタス・アンドロニカス」のような布や糸で表現する血しぶきはなかったが、最後の最後に勝村政信が唐沢寿明の首を切るところでは、液体の血しぶきが噴出してリアルであった。 毎回、衣装を赤く染めてしまうのだが、洗濯しているのであろうか? 大階段にも飛んでいて、赤く汚していたが・・・これも拭き取れるのだろうか? と、劇を離れてリアルな心配をしていた。
前回述べた、引分け式の何重もの背景パネルは大活躍であった。 そのスライドするスピードも相当速い。おそらく人力・手動だと思うが、これが手で動かしているとは思えないピッタリのタイミング。 もっとも、これを機械仕掛けで実現するのはもっと高度な技術が必要。
そしてスライドするたびに「朝ズバッ!」の「8時またぎ」のパネルではないが、カタカナでは表現が難しい「決め音」が入るのだ。 いわば「シュッバー!」とでも言う感じだが、このカタカナでも音が違う。 まあ、そういう動きに合わせた音。
そう言えば、主役級の戦闘シーンでも剣が振り回される度に、その手の音が出ていて、それが速い動きに結構ピッタリ合っていた。 昔の映画やTVでは「大根切り」と言って、本当に大根を切ってチャンバラで「人が切られる音」を収録していたらしい。 あれは、音響効果の人が合わせているのか、あるいはあらかじめ録音してある音のタイミングに俳優の方が合わせているのか? 0.1秒ずれても違和感がある世界だからなかなか合わせるのは大変だと思ってしまった。
どうも演劇を見ながらそんなマニアックなことばかり考えていて、ちょっと損な気がする。 (演劇の世界に入り込めていないわけだ)
今回は、水(オレステス)や雪やビラなどは降らなかった。
(以上) 第2回へ 1回目へ
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トリスタンとイゾルデ |
ウィーンふたたび-第19回 ******************************* 1月10日 午後5時30分から(実際は7時過ぎから) 国立歌劇場でワーグナー「トリスタンとイゾルデ」を鑑賞
ライムントシアターの見学が5時半頃まで掛かったので、ちょっと遅れて予約チケットをGetしていた、ワグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を見に行く。
(何度も見慣れた写真ですが)
このオペラは5時間にも及ぶので、開演も5時半といかにも早い。 Staatsoperに駈け付けた時刻は6時半。すでに第一幕も半ば。 中には入れず、ロビーにある大型ディスプレイで見る。
第一幕が終わって入場できた。 しかし、舞台転換は殆ど無く、照明と映像で変化を付けている。 歌手達の動きも殆ど無く、ごく簡単な荒筋は読んで行ったものの、展開があまりよくわからず、2万円ほどのチケット代のうち1万円分位は寝ていたかも。あぁもったいない。
英語字幕は見ていたが、それを見つめていると眠気がさしてくるという悪循環で・・・ 11時前終了。
オペラ「トリスタンとイゾルデ」についての Wikipediaの解説は、ここをクリック マニアによる解説は、ここをクリック
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ブログ ホテルに帰って、ロビーのパソコンで自分のブログに英文で記事を書きました。(日本語は読めるのですが、さすがに入力はできないので)。(1/11;0:12am投稿) ************************ Now I stay Vienna Austria for my business trip with my coalleagues. There are four members includ me and today is the fifth day of our trip.
Everything are going well and the company which was invited us to Vienna treat us very kindly and honestly.
Today our official visit to this company was finished and my coalleagues went to the official dinner for negociating the next stage of our partnership.
However I have already brought an Oper ticket "Tristan und Isolde" in the best seat ,cost is about 20,000yen , so I couldn´t go to this dinner. But representative of our team is not me, so one of my coalleagues,he is the representative, would negociate well.
The company ,that we were invited, arrange some visiting for the Theaters. Yesterday, we went to Rinz and we make a technical visit to Schauspoelhaus Rinz, about three hours. Today, we went to Staasoper Wien (one of the most famous Opera Theater in the World),about two hours, and Raimund Theater (Musical Theater),about one hours. These visitings are very technicaly visit, so we saw a lot of things at über bhünen und unter bhünen that normal people couldn´t see them.
It´s a very nice experience for us. I will write in the detail when I will go back to Japan.
Best regards.
JUNSKY from Wien Austria. ************************
部屋に帰って、この間の状況を覚書にしようと試みましたが、すぐに眠りに着いてしまいました。
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