2017年5月4日(木)
私の勤める会社も極一部を担当したドイツのAIDA 社の豪華客船 【AIDA perla】(アイーダ 真珠) が一年遅れで三菱重工からAIDA社に 引き渡された!
AIDA 社は、世界最大のクルーズ船企業カーニバル社の 欧州航海向けブランド。
ペルラ(真珠)は、スペイン航路に投入されるらしい。
去年就航した1号船【AIDAprima】(アイーダ第1)は 主としてドイツ航路だったようだ。
私たちが担当したのは、2隻ともシアター部分の舞台機構設備施工。
以下、報道各社のニュースから
三菱重工最後の大型客船、スペインへ出港 : 読売新聞 ー 2017年5月4日 http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170504-OYT1T50000.html
三菱重工業が長崎造船所で建造した大型クルーズ客船「アイーダ・ペルラ」が3日夕、スペインに向けて出港した。
同社は大型客船事業からの事実上の撤退を表明しており、最後となる大型客船の旅立ちを、社員らが感慨深げに見送った。
全長300メートル、約12万5000総トン。18階まであり、4350人の乗客を収容できる。この日は出港を前に報道関係者向けの内覧会があり、3階吹き抜けのシアター、ビールを醸造できるビアホール、ウォータースライダーを備えたプールなどの施設が公開された。
同船は、4月に米クルーズ大手・カーニバルグループの独アイーダ・クルーズへの引き渡し式が行われた。6月1日に初のクルーズが予定されているという。
三菱重工はアイーダ社向けに同船を含む客船2隻を受注したが、相次ぐ設計変更などで納期がそれぞれ約1年遅れ、約2540億円の特別損失を計上。大型客船事業からの撤退を決めた。
アイーダ・ペルラ 大型客船2隻目 引き渡し 三菱重工長崎 長崎新聞 ー 2017年4月28日 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00010003-nagasaki-l42
三菱重工業が長崎造船所香焼工場(長崎市香焼町)で建造した大型客船アイーダ・ペルラ(12万5千トン、客室数1643)が完成し27日、船主に引き渡された。5月4日にスペインに向け出航予定。6月から地中海クルーズに投入される。
クルーズ船会社コスタ・グループ(イタリア)が傘下のアイーダ・クルーズ(ドイツ)向けに発注した同型船2隻のうち2隻目。1隻目のアイーダ・プリマは、設計や内装の変更が相次ぎ、納期は1年遅れの昨年3月となり、2隻目も1年以上遅れた。これに伴い累計2540億円の特別損失を計上。三菱重工が大型客船の建造から撤退する引き金となった。
引き渡し式は香焼工場に接岸した船内で非公開で実施した。三菱重工の宮永俊一社長や船主側の首脳らが出席し、引き渡し書類に調印した。
最後の大型客船出航 アイーダ・ペルラ 三菱重工長崎造船所からスペインへ 長崎新聞 ー 2017年5月4日 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170504-00010001-nagasaki-l42
三菱重工業が長崎造船所(長崎市)で連続建造した大型客船の2隻目、アイーダ・ペルラ(12万5千トン)が3日、6月に始まる地中海クルーズの拠点となるスペイン・マヨルカ島に向け出航した。同社はこれを最後に10万トンを超える大型客船の建造から撤退し、中小型客船の受注に注力する。
2隻はドイツのアイーダ・クルーズ社向けに受注した。全長300メートル。デッキ数18、客室数1643。多目的シアターやビール醸造設備があるビアホール、プール、カジノなどがある。設計変更などで2隻とも納期が遅れ、累計2540億円の特別損失を出した。
この日は長崎造船所香焼工場(香焼町)に接岸していたアイーダ・ペルラが午後6時半ごろ、タグボートに引かれて出発。対岸で見物客が見守る中、ライトアップされた船体がゆっくりと長崎港内を進んだ。
三菱重工は「1隻目の反省や知見を生かし、いい船に仕上がった」。現場関係者は「ようやく完成し、ほっとした」、三菱重工OBは「大型客船は最後と考えると、寂しい」と語った。
一方、三菱重工が建造した日本郵船の中型客船、飛鳥II(約4万9千トン)の後継船建造について両社が協議中。別の三菱重工OBは「客船建造は船の大小によらずノウハウと経験がものをいい、長崎は先頭集団にいる。今後も続けてほしい」と語った。
長崎新聞社
2500億円の損失出し、三菱重工が最後の大型客船引き渡し ニュースイッチ ー 2017年5月3日 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00010003-newswitch-bus_all
「アイーダ・ペルラ」、近くスペイン・マヨルカ島に向け出航
三菱重工業は長崎造船所(長崎市)で建造していた大型客船の2番船「アイーダ・ペルラ」を欧アイーダ・クルーズに引き渡した。三菱重工は2011年に大型客船2隻を約1000億円で受注。16年3月に1番船の「アイーダ・プリマ」を引き渡していた。大型客船事業では累計2500億円超えの損失を出し、今後の受注を凍結。アイーダ・ペルラは事実上、最後の大型客船となる。
アイーダ・ペルラは16年3月20日に進水し、艤装(ぎそう)工事を行ってきた。近くスペインのマヨルカ島に向けて出航する計画だ。総トン数は約12万5000トンで全長300メートル。
液化天然ガス(LNG)燃料供給装置や廃熱利用でエネルギー消費を抑えた空調システムなど、世界最先端の省エネ技術を搭載した。
総客室数は1643室。船内にはシアターやレストラン、ディスコなど数多くの公共スペースを備える。
「最後の大型客船」長崎から出港 三菱重工、事業撤退 朝日新聞デジタル ー 2017年5月4日 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170503-00000069-asahi-soci
- 関連記事
-
テーマ:フェリー・船旅
- ジャンル:旅行
|