きょう、13時55分~15時40分、キノシネマ天神で
映画【ぼくの家族と祖国の戦争】
を見ました!

ナチス・ドイツ占領下のデンマークにドイツの難民を受入れさせると云うナチスの政策に翻弄される人々を描いた実話に基づくドラマ。
ここで注目するべきは、ナチス・ドイツが自国民を難民化して国外に送り付け事実上収容所生活を強い、その上自国難民に対して食糧も医療も提供せず飢餓と伝染病感染を放置していたと云う私には新しい事実。
収容所送りはユダヤ人やポーランド人だけではなく、ドイツ人に対しても行っていた歴史的事実を告発する映画です。
その中でやむなく5百人以上の難民を背負わされた学校長が、戦後になってナチス協力者として迫害されたことも描かれます。
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映画【ぼくの家族と祖国の戦争】公式サイト
https://cinema.starcat.co.jp/bokuno/

映画【ぼくの家族と祖国の戦争】予告編映像
https://youtu.be/rdXXMhxfvbg?si=TKayI1UgJJirA2eM
映画.comによる作品紹介
https://eiga.com/movie/101984/
【解説・ストーリー】
第2次世界大戦末期にドイツから20万人以上もの難民がデンマークに押し寄せた事実をもとに、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の物語を感動的に描いたヒューマンドラマ。
1945年、ドイツによる占領末期のデンマーク。市民大学の学長ヤコブは、敗色濃厚となったドイツから逃れてきた大勢のドイツ人難民を学校に受け入れるようドイツ軍司令官に命じられ、妻リスとともに究極の選択を迫られる。
一家がドイツ人を助ければ周囲から裏切り者と見なされて全てを失う可能性があるが、救いの手を差し伸べなければ多くの難民が飢えや感染症で命を落とすのだ。
そんな中、ヤコブの12歳の息子セアンは難民の少女と交流を持つが、少女は感染病にかかってしまう。
「アクアマン 失われた王国」のピルウ・アスベックが父ヤコブ、本作が長編映画デビューとなるラッセ・ピーター・ラーセンが息子セアンを演じた。監督・脚本は「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター。
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原 題: Befrielsen
製作年: 2023年
製作国 :デンマーク
配 給 :スターキャット
劇場公開日 :2024年8月16日
上映時間 :101分
映倫区分 :G
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【スタッフ・キャスト】
監督 : アンダース・ウォルター
製作 : ミリアム・ノルガード メッテ・ホスト・ハンセン トマス・ラドアー
製作総指揮 : ヘンリク・ツェイン
原案 : ミリアム・ノルガード アンダース・ウォルター
脚本 : アンダース・ウォルター
撮影 : ラスムス・ハイゼ
美術 : ハイディ・プラッゲ
衣装 : エミリー・ボーゲ・ドレスラー
編集 : ラース・ビッシンク
音楽 : ヨハン・セーデルクビスト
役 名 : 配 役
ヤコブ : ピルウ・アスベック
リス : カトリーヌ・グライス=ローゼンタール
ビルク : モルテン・ヒー・アンデルセン
セアン : ラッセ・ピーター・ラーセン
ハインリヒ : ペーター・クルト
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