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観劇レビュー&旅行記

【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。

NHK福岡放送局が『国民保護計画』の問題点を報道 !

2025年2月8日(土)

2025年2月7日(金)午後7時30分 ~ 55分 NHK福岡放送局が
『国民保護計画』に関するドキュメンタリーを放送。

【ザ・ライフ】
 どうなる有事の私 検証 国民保護計画


石破内閣の方針の垂れ流しではなく『国民保護計画』の問題点も報道 !

2月8日(土)午前7時35分再放送
NHK+見逃し配信は
2025年2月21日午後7時55分まで。

*******

政府がひた隠しにしている『国民保護計画』の実像の一部を
NHK福岡放送局が、政府の「戦争準備」方針など重大な問題点も
含めて報道したのは調査報道として評価できる。

NHK福岡放送局が福岡で市民に聞いた処、『国民保護計画』を
知っているのは50人の内1人(2%)だった。

琉球弧の人々を九州各県で受け容れる計画を
2025年2月末までに策定するように政府が要求しているが、
一方で政府は殆ど何も考えていない(つまり丸投げである)
ことが明らかに。

その象徴の1つが政府から避難航空機の「フライトスケジュール」
さえ示されていない。

更に避難者の収容先ホテルは「『全室空室』(即ち総ベッド数)
として計画して良い」と言うもの。
今でさえホテルの予約は難しいと言うのに。

全体として政府の『国民保護計画』の空虚さと、
その裏にある「戦争準備の恐ろしさ」について
重要な問題提起をする報道だった!

政府(石破茂内閣)は、真剣に国民の命と暮らしを考えている
わけではなく戦争遂行の便宜だけを前提にしていることが明瞭に。

番組では『太平洋戦争』の終幕で沖縄本島・諸島の人々を
守らず多くの犠牲者を出した第32軍についても描かれていた。

このドキュメンタリーは『政府の方針に迎合した番組』と、
私は思いません。 ぜひ御覧ください!

#NHK福岡放送 #TheLife #国民保護計画
#どうなる有事の私_検証_国民保護計画

****************


NHK+ ザ・ライフ
 どうなる有事の私 検証 国民保護計画

https://plus.nhk.jp/watch/st/400_g1_2025020735677

20250207_NHK Fukuoka The Life-01

NHK福岡放送局ー2025年2月7日(金)午後7時30分
再放送:2月8日(土)午前7時35分
NHK+見逃し配信は、2025年2月21日午後7時55分まで。



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テーマ:ドキュメンタリー - ジャンル:テレビ・ラジオ

2025【選挙に行こう✨️1区市民連合】の総会と新年会

2025年2月1日(土)

今日は、冷たい雨と強風が吹きすさぶ中、午後5時から
【選挙に行こう✨️1区市民連合】の総会と新年会が
筥崎宮前の『箱崎水族館・喫茶室』で開催されました。

開場が17:00だったので準備をおえて開会は17時20分。

総合司会は僭越ながら私・榊山が担当させて頂きました。
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【選挙に行こう✨️1区市民連合】を代表しての挨拶は、
岡本茂樹共同代表が行いました。
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『市民連合ふくおか』の星乃治彦共同代表から
温かいメッセージが寄せられ披露されました。(代読)

【選挙に行こう✨️1区市民連合】
 2025年総会へのメッセージ
  市民連合ふくおか共同代表 星乃治彦
2015年9月19日に戦争法である安保法制が強行採決され、これに反対する市民連合が結成されてから今年で10年目に入りました。福岡でも市民連合が設立され、1区では、当初「1区ばい!選挙」としての行動が始まります。
1区市民連合は、定期的街頭宣伝を中心に、最近では、演説がマンネリ化しないように、Q&A形式で市民との対話を取り入れるなど、創意工夫をされながら、市民と野党の共闘にこの間取り組まれてこられました。それと同時に、1区市民連合は、「九大箱崎キャンパス跡地を考える会」「海の中道カジノいらない市民の会」をはじめ様々な市民団体との協力し、1区を中心とした様々な市民的課題にも積極的に取り組んでこられました。福岡県全体の市民連合の牽引役を果しておられると言っても良いと思います。
これからも、野党共闘をベースに、市民的課題に取り組み、市民が真に主人公となれる政治を、他の区の市民連合と連携しながら共に作っていこうではありませんか。引き続くご健闘を心から期待します。    
   市民連合ふくおか共同代表 星乃治彦



総会は、前年の活動報告と今年の活動方針を報告討議。

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1)2024年活動総括と2025年活動方針の提案
 竹下事務局長より行われました。
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 原田事務局次長より配布資料の補足説明
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2)決算・予算の提案と監査報告
 (提案⇒松浦、監査報告⇒森塚)
3)質疑応答と各分野からのアピール
4)上記を出席者の挙手により(過半数の賛成が要件)可決

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5)2025年新役員選出の提案(共同代表・運営委員・事務局)
  長年先頭に立って率いてきた川東洋子さんが御退任。
  新たに若手を含めて3名が就任し若返りをはかる。
6)上記を拍手で承認。新任役員の短い挨拶
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参加者からのスピーチ

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池永修共同代表による閉会挨拶
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18時30分終了。
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*******

18時40分頃からお楽しみの新年会。

冒頭で、お忙しい中を御参加いただいた
各政党関係者の方から五十音順でスピーチをいただきました。

*立憲民主党の丸尾 圭祐 衆議院1区候補(2024年総選挙時)
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*市民ネットワーク福岡の森あやこ市議(東区選出)
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*日本共産党の綿貫康代市議(東区選出)
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続いて今年も歌の披露。アルト・サックスやフルートの演奏
など、飛び入りも含めたミニライブ状態に。

【新年会・ミニライブ】開始は、19時00分頃から。

*大沢文子さんが『折り鶴』を熱唱
 ピアノ伴奏は榊山が行いましたが練習不足(笑)
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*森あやこさんのアルト・サックスによるジャズ定番曲の演奏
 『IN THE MOOD』(グレンミラー作曲)
 アンコール(?)は『TAKE FIVE』(P.デスモンド作曲)
 これもピアノ伴奏は榊山が行いました。
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*浦上通代さんが『瑠璃色の地球』を熱唱
 伴奏は音源再生に寄りました。
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*原田恒夫さんによるフルート演奏
 『シチリアーノ』(J.S.Bach 作曲)
 アンコール(?)は『サマータイム』(ガーシュイン作曲)
 伴奏は音源再生に寄りました。
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事前に御希望のあった演奏は終わりましたが
飛び込みで歌の披露がありました。
*森塚利秋さんによる荒木栄の
『この勝利響け轟け』
 の伴奏なしアカペラに会場が唱和
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*前田牧さんによる
『赤とんぼの歌』4番まで
 2曲目は『僕らはみんな生きている』(やなせたかし)
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そして、新年会の最後を飾るのは、
シラーとベートーヴェンの原詩を、その精神を全面的に受け継ぎつつ、
市民運動に相応しいように私(榊山)が翻案した歌詞を使用した
『喜びの歌』(第九交響曲)の Sing Out!

フルートとアルトサックスによる伴奏つき
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盛り上がりました!(と思います😂)
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<新訳歌詞>と楽譜(画像データ)を下記に掲載しています。

予定通り午後8時前に終了しました。

2025年2月1日(土)23:00

シラー&ベートーヴェン【歓喜に寄す】
 <新訳歌詞> 翻案 榊山 惇

1(前奏:ミミファソ ソファミレ ドドレミ レードド)
友よ!寄り添いて 世直し目指す 
より良い世界に ちから尽くそう
声を合わせよう 空に向かって
友とうたおうよ 喜びの歌

2(間奏:4小節)
光り輝がやける 未来を目指し
我らは進むぞ 炎を燃やし
時代が隔てた 人々結び
ほほえみ交わして 友になろうよ

3(間奏:4小節)
もろびと抱かれ 心ひろげて
口づけと愛で 世界を結ぶ
こころを合わせて 人々繋ぐ
ちからを合わせて 世の中ただそぅ

4(間奏:4小節)
進めともだちよ 我らの道を
喜び満ちて 勝どき挙げよぅ
我らの心と 力を合わせ
ともにうみだそう 世界の平和 ➡ coda
(間奏無し)
Coda 
せ~~かい~の~ へ~~いわ~を~ 
へ~~いわ~~~~~~(cresc.)


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ポートタワーに初めて登り(笑)パークポートを散策

2025年1月22日(水)

きのう家族で築港パークポートの『#かき小屋湾岸丸』
で団欒したのですが・・・

http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-6688.html


その前にチョット時間があったので娘と『ポートタワー』に初めて登り、
その後『Bayside Place HAKATA』パークポートを散策しました。

半世紀以上福岡に住んでいるのに『ポートタワー』に登るのは初めて!

博多ポートタワー
https://www.baysideplace.jp/hakata_porttower


ももち浜の『福岡タワー』の何分の1しか無い高さですが
この高さ(低さ😂)なりの見応えが。

幾つか写真を掲載します。
#博多ポートタワー #築港パークポート
#BaysidePlaceHAKATA
****************

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  娘とツーショット パークポート公園から

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  娘とツーショット 『博多ポートタワー』 入り口前

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  福岡ボート(競艇場)

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 国際ターミナル(2連の円筒状:左端)とマリンメッセ(右)

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  左から 福岡国際会議場・サンパレス・国際センター

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  近距離航路&湾内クルーズ船乗り場


博多ポートタワー・ミュージャム部分

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  弥生時代から近世(大正時代)までの『那の津』の歴史

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  近世(明治)から近代(昭和)にかけての福岡港の歴史

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  昭和から平成まで。アイランドシティの記述が多い。

去年(2024年・令和6年)には政府から博多港が『特定利用港湾』
≒「戦時拠点港湾」に指定され軍港に変貌するかも!
さすがに、そこまでは書いていない。平成で止まっている。

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  博多湾周辺地図(航空写真嵌め込みは福岡市域のみか)
  1階ミュージアムの床面に大きく表示

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  温浴施設入り口からタワーを臨む

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 博多港開港60周年記念モニュメント(パークポート 公園内)

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  櫛田神社の分社【浜宮】

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  櫛田神社【浜宮】の馬🐎像 外から

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  ポートタワーと公園の見学を終わり、牡蛎小屋へ!
福岡築港パークポート『かき小屋湾岸丸』で家族の宴会
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-6688.html




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福岡築港パークポート『かき小屋湾岸丸』で家族の宴会

2025年1月21日(火)

きょうは、昨日帰福してきた娘が兄2人に呼び掛けて
家族5人で『牡蠣小屋』に!

最初、予定していたトリアス久山の『牡蠣小屋恵比寿丸』は
何と火曜日定休日。
前日に予約を入れようとして休業日であることが『発覚』したので
家族みんなで、それぞれネット検索😂

新宮町の『立花』とか西戸崎の店もヒットしたが、
築港の『かき小屋港岸丸』に決めて予約。

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  ↑ この如何にも牡蛎小屋風の造りは雰囲気づくりの謂わば
  見せ掛けで、飲食スペースは後ろの建物の中にありました。

家族(オリジナルメンバー)5人で行ってきました。

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 オリジナルメンバーとは長男・次男の連れ合いや子どもが
 参加しない、私と妻と長男・次男・長女の5人のこと。
 緑やピンク等のヤッケは汚れ・臭い防止で無料貸し出し

博多港パークコートに飲食に来たのは何と初めて。

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ポートタワーにも初めて登ってみました(無料・19時50分閉館)

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*******

#かき小屋湾岸丸
092-263-0556
https://www.baysideplace.jp/kakigoya_24-25

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シスカンパニーの【桜の園】をキャナルシティ劇場で観る !

2025年1月20日(月)

 きょう、18時からキャナルシティ劇場で帰福してきた娘と
チェーホフの会話劇【桜の園】をを観劇しました!

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天海祐希・井上芳雄主演ほか豪華キャスト。

帝政ロシアで没落しつつある貴族の危機感のない素振りと
それを助けようとする?今は成功して富豪となった農奴が
交わす対話劇。 
ミュージカル畑の天海祐希・井上芳雄が主演と言うのに歌唱無し!

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メロディが伴っていればセリフの切っ掛けにもなるので覚えやすい?
でしょうが、膨大な台詞だけを覚えるのは大変なことでしょう。

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この演劇では、『おどけた』又は『とぼけた』演技で定評のある
荒川良々(よしよし)さんが、いつもとは全く異なる役柄で好演。
農奴から成りあがったが、もとの雇い主が心配でならない様子。
しかし、最終盤では農奴時代の不満をぶちまけます。

結局、土地も家も売り払わなくてはならなくなった没落貴族が
そこを去る場面で終幕。

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****************

終演後、晩御飯は娘のリクエストで『もつ鍋』!
車が停められそうなお店が直ぐには見つからなかったので
「もつめんちゃんこ」がWebメニューに有る箱崎BoxTownの
『めんちゃんこ亭』を目指す。

駐車場で『めんちゃんこ亭』の前を過ぎると隣の店に【もつ鍋】
との表示が有るのを目敏い娘が発見。
そのお店『浜秀』に入る。

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【もつ鍋】2人前と【刺し身定食】を注文。

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先に出てきた刺し身定食が抜群に美味い!
御飯も艶があって美味しいし、すまし汁も良い味かげん。

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もつ鍋はモツをお代わりし、締めはうどん。
もつ鍋のモツは結構量が多く、出汁の味も抜群でした。
肝心の『もつ鍋』の最初の写真は撮り忘れ。
成れの果ての締めうどんの写真だけ😂

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*******

【#浜秀】✨
東区箱崎4丁目6−21
ボックスタウン内
092-631-6300
https://g.co/kgs/Ydwr6mx
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****************


シスカンパニー【桜の園】公式サイト
https://www.siscompany.com/sissakura2024


【桜の園】公演ダイジェスト映像
https://youtu.be/iqCDOglF590




【桜の園】公式サイトによる作品紹介
https://www.siscompany.com/produce/lineup/sissakura2024/

【解説・ストーリー】
シス・カンパニー+ケラリーノ・サンドロヴィッチが紡いできた
チェーホフ四大戯曲上演シリーズ KERA meets CHEKHOV
遂に、その最終章「桜の園」の幕が上がる!
「かもめ」(2013)、「三人姉妹」(2015)、「ワーニャ伯父さん」(2017)と
紡がれてきた人気シリーズが、いよいよ最終章上演へ!
19世紀末のロシアを舞台に、理想と現実の狭間で揺らぎながら交錯する人間模様…。
KERA独自のタッチで濃密に描き出されるドラマを、珠玉の顔ぶれと共に‼

【ストーリー】
19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた、もはや没落している貴族の屋敷に、長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人(天海祐希)が、迎えに行った娘のアーニャ(大原櫻子)と家庭教師シャルロッタ(緒川たまき)と共に数年ぶりに戻ってきた。兄のガーエフ(山崎一)、留守中の屋敷を切り盛りしていた養女のワーリャ(峯村リエ)や老僕フィールス(浅野和之)は再会を喜ぶが、実は屋敷の財政は火の車…。

この家の元農奴の息子で、今は商人として頭角を現しているロパーヒン(荒川良々)は、かつての主家を救おうと救済策を提案するが、ラネーフスカヤ夫人やガーエフは現実に向き合えず、浪費を繰り返す。そんなことを知ってか知らずか、隣の地主ピーシチク(藤田秀世)は借金を申し込む。

屋敷の事務員エピホードフ(山中崇)は、小間使いのドゥニャーシャ(池谷のぶえ)に求婚しているが、当人は外国帰りの夫人の従僕ヤーシャ(鈴木浩介)に夢中だ。そして、夫人の亡き息子の家庭教師だった大学生トロフィーモフ(井上芳雄)は、来るべき時代の理想像を、アーニャに熱く語っている。

様々な人間ドラマが繰り広げられる中、ついに抵当に入れられていた領地が、競売にかけられる日がやってきた。

果たして、「桜の園」と呼ばれる屋敷の運命は…?

【スタッフ】
作 : アントン・チェーホフ
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

美 術  ・・・・・・・ 松井 るみ
照 明  ・・・・・・・ 関口 裕二
音 響  ・・・・・・・ 水越 佳一
衣 装  ・・・・・・・ 安野 ともこ
ヘアメイク  ・・・・ 宮内 宏明
ステージング  ・・ 小野寺 修二
舞台監督  ・・・・・ 福澤 諭志
プロデューサー  ・・ 北村 明子

【キャスト】
天海祐希:ラネーフスカヤ夫人
井上芳雄:トロフィーモフ
荒川良々:ロパーヒン

大原櫻子,緒川たまき,峯村リエ,池谷のぶえ,
鈴木浩介,山中崇,藤田秀世,山崎一,浅野和之,
猪俣三四郎,矢部祥太,吉澤宙彦


【関連記事】

天海祐希、井上芳雄、大原櫻子らが出演!
 KERA meets CHEKHOVの最終章
 『桜の園』上演決定

https://lp.p.pia.jp/article/news/381634/index.html
2024年9月6日(金) 15:00

シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV Vol.4/4『桜の園』が、2024年12月8日(日) から27日(金) に東京・世田谷パブリックシアターで上演される。

帝政ロシア末期の社会を舞台に、没落してゆく社会と人間をみつめた傑作戯曲を世に遺した劇作家アントン・チェーホフ。ある者は過去の栄華にしがみつき、ある者は新しい時代を夢見て前へ前へと歩み始める。そんな人間たちの姿を描き、いつの時代も観る者の心をざわつかせてきたチェーホフ四大戯曲(『かもめ』(1896)、『ワーニャ伯父さん』(1899)、『三人姉妹』(1901)、『桜の園』(1904))。そのチェーホフ戯曲に、日本の現代演劇の最前線で活躍するケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、上演台本と演出を手がけるシリーズが「KERA meets CHEKHOV」だ。

その最終章となる『桜の園』では、チェーホフが最後の戯曲に託した思い、人間の可笑しみ、哀しみがKERA独自のタッチで描かれる。天海祐希、井上芳雄、大原櫻子、荒川良々、池谷のぶえ、峯村リエ、藤田秀世、山中崇、鈴木浩介、緒川たまき、山崎一、浅野和之が出演し、シリーズ集大成公演に臨む。

なお東京公演を上演後、2025年1月6日(月) から13日(月・祝) に大阪・SkyシアターMBS、1月18日(土) から26日(日) に福岡・キャナルシティ劇場での上演が予定されている。

【あらすじ】
19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた、もはや没落している貴族の屋敷に、長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人(天海祐希)が、迎えに行った娘のアーニャ(大原櫻子)と家庭教師シャルロッタ(緒川たまき)と共に数年ぶりに戻ってきた。兄のガーエフ(山崎一)、留守中の屋敷を切り盛りしていた養女のワーリャ(峯村リエ)や老僕フィールス(浅野和之)は再会を喜ぶが、実は屋敷の財政は火の車……。この家の元農奴の息子で、今は商人として頭角を現しているロパーヒン(荒川良々)は、かつての主家を救おうと救済策を提案するが、ラネーフスカヤ夫人やガーエフは現実に向き合えず、浪費を繰り返す。そんなことを知ってか知らずか、隣の地主ピーシチク(藤田秀世)は借金を申し込む。
屋敷の事務員エピホードフ(山中崇)は、小間使いのドゥニャーシャ(池谷のぶえ)に求婚しているが、当人は外国帰りの夫人の従僕ヤーシャ(鈴木浩介)に夢中だ。そして、夫人の亡き息子の家庭教師だった大学生トロフィーモフ(井上芳雄)は、来るべき時代の理想像を、アーニャに熱く語っている。
様々な人間ドラマが繰り広げられる中、ついに抵当に入れられていた領地が、競売にかけられる日がやってきた。果たして、「桜の園」と呼ばれる屋敷の運命は……?

<公演情報>
シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV Vol.4/4『桜の園』

作:アントン・チェーホフ
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

キャスト:天海祐希 井上芳雄 大原櫻子 荒川良々 池谷のぶえ 峯村リエ 藤田秀世 山中崇 鈴木浩介 緒川たまき 山崎一 浅野和之 ほか

【東京公演】
日程:2024年12月8日(日)~27日(金)
会場:世田谷パブリックシアター

【大阪公演】
日程:2025年1月6日(月)~13日(月・祝)
会場:SkyシアターMBS

【福岡公演】
日程:2025年1月18日(土)~26日(日)
会場:キャナルシティ劇場

公式サイト:
https://www.siscompany.com/sissakura2024/



シス・カンパニー「桜の園」
 愚かさが愛おしい喜劇の味

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD137KI0T11C24A2000000/
日本経済新聞―2024年12月21日(土)

過去の栄華にすがって膨らむ借金は見て見ぬふり、無策のまま競売の日を迎える夢見がちな人たち。
そんな愚かでおかしい人間模様が、ただ今の喜劇に感じられる。

奇才ケラリーノ・サンドロヴィッチが、チェーホフ4大戯曲を演出する連続企画の最終回である。上演台本も手がけ表層に笑いのクスグリを入れこむが、近年目につく大幅な改変とは一線を画す。人生に折り合いをつけられないちぐはぐな人たちが不思議に懐かしく愛(いと)しく描く(以下略)...
*******
KERA meets チェーホフ最終章
– 天海祐希、新境地 「桜の園」で見せた新たな輝き
https://entre-news.jp/2024/12/530643.html
2024年12月21日(土)



没落の恍惚と哀しみが胸に迫る 
ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出の「桜の園」

https://dot.asahi.com/articles/-/245340




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テーマ:演劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

【天保十二年のシェイクスピア】を博多座で観る !

2025年1月12日(日)

きょう午後5時からは博多座で時代ミュージカル
=絢爛豪華・祝祭音楽劇【天保十二年のシェイクスピア】
 を観てきました。

20250112_Tenpou12 Shakespea-01


江戸時代を舞台にシェイクスピアの
三十数本の全戯曲を嵌め込んで構成した
故・井上ひさしさんの作品。

名だたる役者が首を揃えて全力の演技。

私が判ったシェイクスピアの作品は順不同で
リア王,マクベス,ハムレット,ロミオとジュリエット,
オセロー,リチャード3世・・・など。
シェイクスピアに詳しい人にとっては垂涎の演目でしょう。

取り分けハムレットの引用は長く
『to be or not to be』については
坪内逍遙訳から最近の訳まで
十数通りの訳を速口で連発。

井上ひさしさんの脚本には卑猥な用語も続出!
時代背景から『女』を性的対象としか見ていないような会話も。
それも現在の言葉では無く、おそらく当時使われていた言葉で。

一方で『女』にそそのかされて殺しを実行する男も。
主な役柄12人全員が次々と死んでしまいます。
あるものは嫉妬心から、
あるものは敵対心から、
あるものは間違えて、
あるものは心中して・・・

上演時間は休憩25分を含んで
なんと3時間40分の長尺。

20250112_Tenpou12 Shakespea-02


客席は9割ほどの入りでしょうか。
少し空席が有りました。

明日、1月13日(祝)が福岡千穐楽。12:00開演。
A席・B席に残席あり(1/12, 24:00 現在)

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【天保十二年のシェイクスピア】公式サイト
https://www.tohostage.com/tempo/

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【天保十二年のシェイクスピア】予告編映像
https://youtu.be/dSe6mQ53IiM?list=TLGGGeGGD-s2t54wODAyMjAyNQ




博多座公式サイトによる作品紹介
https://www.hakataza.co.jp/lineup/37

【解説・ストーリー】
「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」「リチャード三世」、そして「ロミオとジュリエット」など、発表から約400年以上を経て今も世界中で上演され続け、現代演劇にも絶大な影響を与えているウィリアム・シェイクスピア。
その37作品を横糸とし、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として、見事なまでに織り込んだ井上ひさしの傑作戯曲が、2024年12月日生劇場に新たな姿で蘇り、2025年1月博多座に初登場します。

主演は、2020年同公演で「きじるしの王次」役を演じた浦井健治が務め、同じく2020年公演に出演した唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕、玉置孝匡、章平、そして、梅沢昌代と木場勝己が続投いたします。
また今回新たな配役として、大貫勇輔と猪野広樹、綾凰華に加え、瀬奈じゅん、中村梅雀の出演が決定しました。

演出は、2020年同公演で第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞した演劇界のトップランナーである藤田俊太郎が、音楽は、同じく第28回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞し、あらゆるジャンルで日本の音楽シーンをけん引する宮川彬良が、再びタッグを組んでお贈りします。

劇場が熱くたぎるカオスで包まれる絢爛豪華な祝祭音楽劇、豪華新キャストを迎えた『天保十二年のシェイクスピア』に、どうぞご期待ください。

【あらすじ】
江戸の末期、天保年間。下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤(ぶり)の十兵衛は、老境に入った自分の跡継ぎを決めるにあたり、三人の娘に対して父への孝養を一人ずつ問う。
腹黒い長女・お文と次女・お里は美辞麗句を並べ立てて父親に取り入ろうとするが、父を真心から愛する三女・お光だけは、おべっかの言葉が出てこない。十兵衛の怒りにふれたお光は家を追い出されてしまう。
月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が欲のままに骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。
謎の老婆のお告げに焚き付けられた三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。
そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってくる―。
主役はみなさまの想像力。この争いの行く末はいかに・・・

【スタッフ・キャスト】
作 :井上ひさし
音楽:宮川彬良
演出:藤田俊太郎
製作:東宝

 配 役 : 役   名
浦井健治 : 佐渡の三世次
大貫勇輔 : きじるしの王次 
唯月ふうか : お光/おさち 
土井ケイト : お里 
阿部 裕 : よだれ牛の紋太/蝮の九郎治/飯岡の助五郎 : 
玉置孝匡 : 小見川の花平/笹川の繁蔵
瀬奈じゅん : お文
中村梅雀 : 鰤の十兵衛
章平 : 尾瀬の幕兵衛
猪野広樹 : 佐吉
綾 凰華 : お冬
福田えり : 浮舟太夫
梅沢昌代 : 清滝の老婆/飯炊きのおこま婆
木場勝己 : 隊長
そのほかの配役
妹尾正文,新川將人,出口雅敏,武者真由,森 加織,山野靖博,
天瀬はつひ,斎藤准一郎,下 あすみ,鈴木凌平,中嶋紗希,
藤咲みどり,古川隼大,水島 渓,水野貴以





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【No9 -不滅の旋律-】を久留米シティプラザで観る !

2025年1月11日(土)

きょう 久留米シティプラザ・グランドホールで

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音楽劇【No9 -不滅の旋律-】 を観ました!

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを演じたのは稲垣吾郎さん

なんと12:00~15:00の3時間にわたる長丁場

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素晴らしい演目!

ミュージカルではありませんでした。

ベートーヴェンを巡る特徴的なエピソードが幾つも出てきました。

★メトロノームを発明したメルツェルが角笛形補聴器も開発してベートーヴェンに取り入ったこと
★ベートーヴェンがピアノ製作者に鍵盤を増やすように頼んでいたこと(劇の中では57を77に。現代のピアノは88鍵)
★コーヒー豆は1杯辺り60粒(59粒や61粒はダメ。メイドを首にするほど)にこだわっていたこと
★甥の親権を巡って母親(弟の妻)と長引く裁判をしていたこと
★裁判費用を稼ぐ為に貴族に迎合し芸術性の低い戦争交響曲『ウェリントンの勝利』を作曲して庶民の喝采を浴びたこと(私は、この曲は駄作だと思っていたが、劇中ではベートーヴェン自身が駄作だと明言)
等など


舞台上の上手と下手に設けられた2台のピアノおよび管弦楽音源(録音)が
ベートーヴェンの様々な楽曲を奏でました。

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このピアノの写真は第1幕冒頭のピアノ工房の場面で舞台中央にある


ただ、上手サイドバルコニーの席から上手側のピアニストは全く見えず
第1幕終了まで、その部分は音源再生かと思ってました。
休憩時に上手のピアノを発見。
私の席はB席・3階上手サイドバルコニー(実質的には4層目)

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上の写真は反対面・下手側のバルコニー席(その4層目が3階)


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身を乗り出さないと舞台が殆ど見えない(サイトライン設計が最悪!)


大部分は生ピアノ演奏ですが、交響曲やレオノーレ序曲
などの一部が音源再生で流れました。

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  1階フロア席


第九交響曲『合唱付き』は第一幕の終盤にメロディと歌詞のみを
オペラ『フィデリオ』初演失敗(占領軍であるフランスの軍人が
大半だった初演時の題名は『レオノーレ』)後の居酒屋で

第2幕では度々部分的に登場し、

終盤では居酒屋から8年後に完成した交響曲第9番『合唱付き』を
約二十名のアンサンブルの人々と役付きの俳優が一緒に数十人で
主要分部分を楽譜通り合唱して終わりました。

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俳優陣は稲垣吾郎さんをはじめ皆さん熱演でした。
ピアノ製造技術者を演じた南沢奈央さんは、いつものソフトムードではなく
意志の強い女性を力強く演じていて見違えるよう!

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【No9 -不滅の旋律-】公式サイト
https://www.no9-stage.com/


【No9 -不滅の旋律-】予告編映像
https://www.youtube.com/watch?v=0RFdwTNaJPU



【稲垣吾郎 降臨】ベートーヴェンの魅力を語る。
舞台『No.9 -不滅の旋律-』単独インタビュー

https://youtu.be/2FyU0ozE3fU



『No.9 -不滅の旋律-』公式サイトによる作品紹介
https://www.no9-stage.com/

【解説・ストーリー】
稲垣吾郎が全身全霊で挑む天才作曲家ベートーヴェンの半生 久留米で2度目の上演決定!
"鳴らせ。私の頭の中の完璧な音楽"
たとえ耳が聞こえなくなっても、私の頭の中には音楽が鳴り響いている……。
作曲家として、人間として、劇的な人生を送ったベートーヴェン。 最後の交響曲『第九』まで、彼はどんな時間を生きたのか。
その波乱と苦悩の生涯を、主演・稲垣吾郎 × 演出・白井晃の最強タッグで魅せる!

キャスト表へのリンク
https://www.no9-stage.com/cast

ダイジェスト動画へのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=0RFdwTNaJPU


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久留米シティプラザ公式サイトより
https://kurumecityplaza.jp/events/6178/

【日程詳細】
2025年 1月11日(土) 12:00 開演(開場 11:30)/17:00開演(開場16:30)
2025年 1月12日(日) 12:00 開演(開場 11:30)
※ロビー開場45分前

【スタッフ】
演出:白井晃
脚本:中島かずき
音楽:三宅純

【キャスト】
稲垣吾郎:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
剛力彩芽:マリア・シュタイン
片桐仁 南沢奈央 崎山つばさ 中尾暢樹 岡田義徳 深水元基
松田佳央理 小川ゲン 宮部大駿 正垣湊都・村山菫紘(Wキャスト)
奥貫薫 羽場裕一 長谷川初範
〈ピアニスト〉末永匡 梅田智也

料金 【全席指定/税込】
S席:13,500円
A席:10,000円
B席: 8,000円
私はB席・上手サイドバルコニー(3階バルコニーだが4層目)


****************
話し変わって『久留米シティプラザ』グランドホールの問題点

久留米シティプラザの問題点は
3階バルコニー席から舞台が殆ど見えないこと。

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身を乗り出して漸く見える状況。
3階バルコニーと言っても4層目。
5層目の4階バルコニーなら一層見切れるだろう。
ヨーロッパの馬蹄形重層構造の劇場を真似たようだが、
この見かけ倒しの劇場を設計したのは誰だ?!
そして、トイレが見つからない😂
迷路のような動線で何処を通ってトイレに行くのか全然解らない(^_^;)
劇場係員にトイレは何処か訪ねると
「3階にはトイレは有りません。2階か4階に行って頂いて下手側です」
と言う。
4階まで階段を上がったが2フロア分も有る階高。
おまけに判りにくい動線を上手側から下手まで・・・遠い!
イザという時には間に合わないぞ!
休憩時間は20分しか無いのに
移動するだけで5分も浪費。
ここでも設計の悪さが露呈!
劇場設計の基本の『き』
1)見え方(サイトライン)
2)動線(トイレへの移動は重要)
が解っていない。

設計・監理 香山・DEN・國武・北島・ナカヤマ特定設計共同体
香山 壽夫氏は大御所だが・・・
確か、母校・九州芸術工科大学の設計もこの方だったと思います。
*******



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命を削るかのような稲垣吾郎の熱演が心打つ、
4年ぶりの再演『No9 ー不滅の旋律ー』開幕
 Bezzy 取材・文:川口有紀

#稲垣吾郎 #中尾暢樹 #剛力彩芽 #南沢奈央 #岡田義徳 #崎山つばさ
https://bezzy.jp/2024/12/55822/

稲垣吾郎主演の舞台『No.9 ー不滅の旋律ー』が2024年12月22日、東京国際フォーラムCで開幕。それに先駆け、前日の21日に公開舞台稽古が行われた。今回で2015年、2018年、2020年に続く4度目の上演となる。

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1800年、刻々と変化する政治情勢の影響を受けつつも、「音楽の都」として栄えるオーストリア、ウィーン。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(稲垣吾郎)は、豊かな音楽の才能に恵まれながらも、複雑で偏屈な性格のため、行く先々で騒ぎを起こしていた。さらに以前から不調だった聴覚の障害が深刻さを増し、身体のうちに溢れる音楽と不幸な現実の間で、その心は荒んでいる。

だが、彼の才能を深く理解するピアノ職人のナネッテ(南沢奈央)とヨハン(岡田義徳)のシュトライヒャー夫妻、ナネッテの妹で後にベートーヴェンの秘書となるマリア(剛力彩芽)、二人の弟ニコラウス(中尾暢樹)とカスパール(崎山つばさ)らとの交流が、徐々に彼の内面を変えていく。病に身をすり減らしながら頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留めるベートーヴェン。全身全霊をかけて取り組んだ「交響曲第9番」が初演を迎えたその時、彼の心の内に響いたものは?──というストーリー。

誰もが知る大作曲家・ベートーヴェン。「運命」こと『交響曲第5番』や『エリーゼのために』、また今作のタイトルともなっている「No.9」……『交響曲第9番』など、誰もが一度は彼の作品を耳にしたことがあるはずだ。美しく、力強く、ドラマティック。そんな名曲の数々を生み出して来た彼の生涯は、曲に負けず劣らず波乱に満ちていた事でも知られている。気性が激しい人物、途中で聴力を失うという音楽家として致命的な出来事が起きながらも、名曲を生み出した“偉人”……音楽の教科書で知った彼のイメージは、だいたいそんなものだろう。

しかし舞台になり、稲垣吾郎という肉体を得てベートーヴェンという人物が目の前に現れると、知識としてしか持っていなかった物語が、歴史上の人物が、出来事が、突然生々しいものとして私たち観客に迫ってくる。舞台冒頭のベートーヴェンは、演奏家・作曲家として名声を掴みかけているものの、まだ成功とはいい切れず、そして既に耳の不調に悩まされながら、それをひた隠しにしている状況だ。

しかし始まってすぐに観客は、この音楽の天才がいかにあらゆる意味で“大変な人物か”ということをすぐに理解する。シュトライヒャー夫妻のピアノ工房を訪れると、並んでいるピアノに対し歯に衣着せぬ評価を浴びせる。コーヒーに使う豆が1杯あたり60粒でなく59粒だったことに腹を立て、メイドをクビにする。感情の起伏が激しく、偏屈で、はっきり言って「近くにはいて欲しくない」タイプだと誰もが思うだろう。しかし同時に、彼の音楽を一度でも聴いた人は圧倒的なほどにこのことも実感させれらるのだ……彼は、“天才”であると。

何度も何度も感情を爆発させ、ときに肉体全体を使って大暴れするようなベートーヴェンという人物を、稲垣吾郎はまさに魂を削るかのごとく演じていく。上演時間約3時間、舞台の上にほぼ立ち続けるこの役を演じるのは並大抵のことではない。舞台出演も多い稲垣吾郎だが、この『No.9』は自ら「ライフワーク」と公言している作品。彼にとってこの作品がいかに“特別”かは、舞台を一度でも観れば心の底から納得できるはずだ。それほどまでにこの作品に渦巻くパワーは凄まじい。

剛力彩芽らキャストがもたらす安定感と緩和
面倒くさく、大変な人物でありながら、観客はなぜかこのベートーヴェンという人物を嫌いになれず、むしろどんどん惹かれていく。それは音楽の才能に恵まれているだけでなく、何よりも音楽に対して真摯であろうとするその姿勢や純粋さ、彼自身が抱えている孤独感や苦悩が、観る側にも伝わってくるからだ。稲垣吾郎という人はどんな役を演じていても、どこか少し浮世離れしたようなチャーミングさと繊細さが漂っているように思う。このベートーヴェンという役は彼のパブリックイメージからは対極に感じられるほど泥臭く、感情をむき出しにする人物だが、彼が演じることで観客はベートーヴェンという人物を“嫌いになれない”。その絶妙なバランスが、なんとも素晴らしい。この役を演じるのが稲垣吾郎で良かった……心の底からそう思うのだ。

かつ、彼を支える他のキャストも素晴らしい。剛力彩芽演じるマリアは最初はベートーヴェンの失聴を暴こうとしてメイドになり、やがては公私ともにベートーヴェンを支える立場になっていく女性。2018年から参加しているだけあり、舞台上での安定感は抜群! マリアという役の溌剌とした明るさと、まっすぐに他者と向き合い、覚悟を決めてベートーヴェンを支える強さ、一途さは、彼女にとても良く似合う。片桐仁演じる胡散臭い発明家・メルツェルも含めたコミカルなやり取りは、舞台の中に笑いといいテンポをもたらしてくれる。ナネッテを演じる南沢奈央は今回が初参加だが、ベートーヴェンの才能に傾倒しながらも、女性ながら一流のピアノ職人であろうとする矜持を持つナネッテという役の純粋さ、芯の強さが彼女の持つ空気感にとても合っていたように思う。

そう、この作品はベートーヴェンをとりまく人々のキャラクターも、非常に多面的に描かれているのが特徴だ。例えば深水元基演じる警察官・フリッツは金に汚く、非常に正直でシンプルな人物に見えながらも、ウィーンを取り巻く政情に翻弄された人物。登場人物の中で一番“市井の人”の目線を持っている人ともいえるだろう。だからこそ、激動の時代の中でも音楽というものを諦めないベートーヴェンとの対比が興味深い。

また、ベートーヴェンの愛を一身に受けながら何度も彼を裏切り続ける女性・ヨゼフィーネ(奥貫薫)の生々しさ。メルツェルと同じくらい胡散臭く、“詐欺師”とも言われながら、もしかしたらこの人が一番本質的にはベートーヴェンを理解していたのかも……? と思わせるようなヴィクトル(長谷川初範)。ベートーヴェンを支える2人の弟やナネッテを暖かく見守るその夫など、どの役柄も舞台の中でリアリティを持ってしっかりと生きている。ちなみにベートーヴェンの生きた時代はフランス革命から革命戦争、ナポレオン戦争という動乱の時代でもあり、それは音楽の都・ウィーンの状況をも左右していく。戦火のなかで自分がどう生きていくか……これは2024年の今、世界情勢を鑑みてもリアルに迫ってくるように実感できた人は多いのでは? こういった時代とのリンクも、再演を続けることの面白さと言えるだろう。

……と。ここまでいろいろと語ったが、この作品の最大の魅力であり、もう一人の主役とも言えるのは“音楽”だ。今作の大半のBGMは舞台上に置かれた2台のピアノで生演奏されるという、なんとも贅沢な空間! 時に掛け合いのように、時に連弾のように演奏される数々のベートーヴェン作曲ナンバーは、登場人物の心情を表現しつつ、ベートーヴェン作品の煌めきを私たちに教えてくれ、それが舞台上のストーリー……“ベートーヴェン=天才”であることに圧倒的な説得力を持たせてくれる。言葉として語らずとも、なんと音楽は雄弁であることか。特に、物語の“核”となっていく「交響曲第9番」、とくに「歓喜の歌」の天上から降ってくるかのような神々しさ、合唱の迫力と言ったら! これはもう、筆舌に尽くしがたい。芸術に身を捧げること、生きていくことの苦悩を考えさせられたあとに、それらを昇華してくれるようなその旋律に誰もが心震わされるはずだ。今回、東京公演の千秋楽は12月31日に予定されているというのも、なんとも粋! 

実は2020年公演は新型コロナウイルス流行の影響もあり、思うように公演ができなかったという事情があったという。それもあるのだろう、ストーリー自体は非常にシリアスながらも、舞台上にはこの作品……そして演劇や音楽、“芸術”を表現できることへの喜びが満ちているように感じられる。ぜひ、劇場で体感して欲しい作品だ。

取材・文:川口有紀





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博多座正月興行 ミュージカル【next to normal】を観る !

2025年1月7日(火)

 きょう正午から博多座で
ミュージカル【next to normal】
 を観ました!

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正月興行と言うことで松竹梅のしめ飾りも

20250107_Next to Normal-03

ストーリーを知らずに観に行ったのですが
精神障害に関する結構シリアスな物語でした。
望海風斗(のぞみ ふうと)演じるヒロインは双極性障害と言う精神病を
患っていて夫も自らもそれを自覚し精神科医や心療内科医師の治療を
受けている中年女性。

発症のきっかけは、長男に若くして先立たれたことにあるようです。
舞台冒頭から出ている長男は、実は幻覚であることが観客にも
漸く判って来ます。
その幻覚が患者を苦しめていることが判り、
電気的治療(実際に有る治療方法かどうかは不明)
を受けるのですが、夫や娘も分からなくなる記憶喪失状態に・・・

20250107_Next to Normal-02


娘は音楽学校らしき処で勉強しているようですが、マリワナ常習者に。

と言う感じの正月向きとは言えない全体として暗い(照明まで)
作品でした。

博多座では、1月5日から今日1月7日までの3日間のみの公演なので
きょうは博多座千穐楽。

カーテンコール後、出演者全員・と言っても6人から、
それぞれ一言挨拶が有りました。

中には福岡に初めてとか、博多座は初めてと言う方から、
博多座御常連まで様々😂

私は3階・最後列C席-D26(縦通路横) 5,500円。
視界良好で舞台全体の状況も動きも良くわかる席
ふつうは真っ先に売り切れる『C席』ですが、
結構空席はあり、3階だけでも50席ほどの空席
千穐楽に空席が多々あると言うことは他の公演も
空席が目立ったことでしょう。

*******

東宝公式サイトによる作品紹介
https://www.tohostage.com/ntn/

【解説・ストーリー】
2009年トニー賞11部門ノミネート、主演女優賞・楽曲賞・編曲賞の3部門を受賞、
2010年にはピューリッツァー賞(戯曲部門)を受賞した、
トム・キット(音楽)、ブライアン・ヨーキー(脚本・歌詞)のコンビによるミュージカル『next to normal』。
日本では2013年にシアタークリエにて初演を迎え、今回、2022年の上演に引き続き、日本独自の演出・デザインでの再演が決定しました。
一人の女性、一つの家族の姿を通して、現代社会が抱える家族間の絆やその崩壊・再生を中心に、心の病への向き合い方といった社会的なテーマを扱う本作。
劇中で描かれる6人の登場人物それぞれに共感を覚えずにはいられない、魂を揺さぶるミュージカルをお届けします。

【スタッフ・キャスト】
音楽:トム・キット
脚本・歌詞:ブライアン・ヨーキー
訳詞:小林 香
演出:上田一豪
製作:東宝



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博多座公式サイトによる作品紹介
https://www.hakataza.co.jp/lineup/38

母、息子、娘、父親。普通に見える4人の家族の朝の風景。
ダイアナの不自然な言動に、夫のダンは優しく愛情をもって接する。
息子のゲイブとダイアナの会話は、ダンやナタリーの耳には届いていないように見える。
ダイアナは長年、双極性障害を患っていた。
娘のナタリーは親に反抗的で、クラスメートのヘンリーには家庭の悩みを打ち明けていた。
益々症状が悪化するダイアナのために、夫のダンは主治医を替えることにする。
新任のドクター・マッデンはダイアナの病に寄り添い治療を進めていくが・・・。

第一幕 12:00~13:10 (70分)
休憩 30分
第二幕 13:40~14:45 (65分)

 配  役  : 役  名
望海風斗:ダイアナ
甲斐翔真:ゲイブ
渡辺大輔:ダン
小向なる:ナタリー
吉高志音:ヘンリー
中河内雅貴:ドクター・マッデン

【next to normal】
A席 13,500円
B席 9,500円
C席 5,500円





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【大刀洗平和記念館】de『震電』レプリカを見る !

2025年1月4日(土)

きのう福岡県筑前町「安の里公園」で『わらゴジラ』を見たあと

そこから車で15分ほどの
【大刀洗平和記念館】に行きました。

20250103_Shinden-01_Tachuarai Peace Museum

14時45分頃到着。

お目当ては、矢張り映画【ゴジラ―1.0】で使用された
戦闘機『震電』実物大レプリカ。

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【大刀洗平和記念館】

入場料は大人600円。シニア割引無し😂

館内の写真撮影は震電と零戦と一式陸攻の3機のみ可能で、
ガラスケース展示やパネル、床面の地図、
天井のB29イメージなど全ては撮影禁止。
(数年前に来たときは撮影禁止エリアは無かった)

『震電』実物大レプリカは、一昨年公開の【ゴジラ ―1.0】で
製作された映画用のモデルを譲り受けたものとのこと。

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当時、世界に例のない直径が二回りも大きい『プロペラ』が後方にあり
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また『垂直“尾翼”』が主翼についていてこれも異例
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『水平“尾翼”』は前方にある『水平頭翼』タイプで、本当に飛べるの?
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【大刀洗平和記念館】の震電コーナーでは、
蓆田(むしろだ)飛行場(現・福岡国際空港)で試験飛行した時の
実写映像も紹介されていました(撮影禁止)。飛べたんだ!

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実戦に配備する直前に敗戦となり、(米軍の命令で?)
そのまま廃棄されたようですが、製造中も含めて写真が多数
残されており映画用のレプリカ製作にも活用されたのでしょう。


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なので、脚部や機関砲や空気取り入れ口など細かい部分も
再現されていました。

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敗戦前に実機を製造していたのは「九州飛行機」と言う会社で、
元は『渡辺鉄工』という地元企業。 後継会社は今も現存。



震電は、三菱重工や中島飛行機ではない九州の会社が設計・製作し
福岡空港で試験飛行したという優れもの。

20250103_Shinden-18.jpg


と言う訳で【震電】レプリカの写真多数掲載しました。

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#震電
#大刀洗平和記念館

会場の2階では飛行兵養成学校から特攻基地に変貌した
鹿児島県【知覧飛行場の軌跡】特別展を開催中で、
遺影や遺書などが多数紹介されていましたが撮影禁止
2025年3月2日まで展示される予定です。
20250103_Shinden-24_Tachuarai Peace Museum
20250103_Shinden-25_Tachuarai Peace Museum
20250103_Shinden-26_Tachuarai Peace Museum
20250103_Shinden-27_Tachuarai Peace Museum

こちらは【大刀洗平和記念館】の館内案内リーフレット
20250103_Shinden-22_Tachuarai Peace Museum
20250103_Shinden-23_Tachuarai Peace Museum

会場をあとにしたときは既に午後5時を回っていました。
約2時間半滞在したことになります。

20250103_Shinden-21_Tachuarai Peace Museum

****************

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映画「ゴジラ-1・0」の戦闘機「震電」
福岡県・筑前町に展示されていた
封切りされ「やっと言える」

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1148044/
西日本新聞:吉川文敬 ― 2023年11月21日(火)

映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」に登場する戦闘機「震電」が、
 福岡県筑前町の大刀洗平和記念館に昨夏から展示されていたことが公となり、来館者が増えている。

 監督の山崎貴さんは2013年、映画「永遠の0」の会見を同館で開くなどつながりがあった。
21年1月に震電の調査で訪れたスタッフに、尾籠(おごもり)浩一郎館長が「撮影が終わったら譲ってほしい」と依頼。配給会社側の条件は、映画が封切られるまでは「関係を他言しない」だったという。

 尾籠館長は「ゴジラに出た震電なんだと、やっと大きな声で言えます」と笑顔で語った。



ゴジラ最新作で脚光、幻の戦闘機「震電」
 極秘で進められた展示計画

朝日新聞・渡辺純子 ― 2023年12月19日(火)
https://www.asahi.com/articles/ASRDF3QBHRD5TIPE003.html

 「情報解禁!!」
 福岡県筑前町にある町立大刀洗平和記念館が11月、公式X(旧ツイッター)にそんな投稿をした。
 記念館で展示している幻の戦闘機「震電」の実物大模型。これが、現在公開中の映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」のために製作されたものだと明らかにしたのだ。

 山崎貴監督がさっそく投稿を引用した。
 「やっと言えます!(略) 大刀洗平和記念館さんのおかげです! ぜひ現地で敷島機を見てください」

 「敷島」は神木隆之介さんが演じる主人公の名前。敗戦直後、ゴジラと戦う兵器のない中、開発されたばかりだった幻の戦闘機「震電(しんでん)」が倉庫で見つかる。元特攻隊員の敷島が操り、クライマックスで大活躍する。

 映画撮影に使った震電の実物大模型を譲りたい――。
記念館に東宝側から打診があったのは、昨年の始めごろだったという。
 ただ、こんな条件があった。
 「映画公開まで、何のためにつくったかを決して口外しないこと」
(以下略 有料記事)
#朝日新聞デジタル



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筑前町「安の里公園」の『わらゴジラ!』を見に行く!

2025年1月3日(金)

今日は、福岡県筑前町「安の里公園」(やすのさとこうえん)
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に造形されている『わらゴジラ!』
を見に行って来ました! こども心で(笑)

昼過ぎに福岡市東区のはずれの家を出発し車で1時間ほどでした。
おバカなカーナビが遠回りしなければ45分くらいかも!

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#筑前町 #安の里公園 #わらゴジラ!

「安の里公園」に接する道路では係員の方が公園の駐車場に誘導
駐車待ちの時間はなく、すぐに入ることができました。

遠目でも結構大きいゴジラ(Gdozilla)が見えました。

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隣接する川の対岸で横からみた全景はこんな感じ ⇓

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自撮りするには、相当離れないとゴジラの全身が映り込みません。

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しかし、近づくとその大きさに圧倒されます。

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さらに、ディティール(細部)にもこだわり、手や足の爪

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口に並んだ歯も本格的でした。

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ゴジラの特徴である『背ビレ』も細かく作りこんでありました!

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テント内には制作過程や近年のモニュメントが紹介されていました。

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【関連記事】
意外に小顔「わらゴジラ」現る
高さ10メートル、福岡・筑前

https://www.sankei.com/article/20241109-IF2ZJHDRDNIPBCLXATDIC56D6I/
産経新聞―2024年11月09日

穏やかな町にゴジラ現る―。
わらでつくられた高さ約10メートルの「ゴジラ」が福岡県中部に位置する筑前町内に設置され、話題を呼んでいる。
昨年(2023年)公開され、今年(2024年)の米アカデミー賞で視覚効果賞を取った映画「ゴジラ―1・0」にちなみ、地元有志ら約300人で制作した。同町の「安の里公園」で来年(2025年)2月下旬まで展示される。


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香椎神宮まで徒歩で初詣で(続き)大行列 

2025年1月1日(水・元日)

香椎神宮初詣で続報(1月2日追記)

私は高校卒業まで大阪市住吉区に住んでいたので
元日の午後に住吉大社に初詣でに行っていましたが、
今回のように現地到着から参拝まで1時間近く並ぶことは無かった。

住吉大社名物の太鼓橋前から参拝まで15分ほどだったと思う。

以下、1時間近い長い道程(距離的には数百m程度だが)
を写真で御覧ください 💦

****************

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まだまだ(笑) ようやく第二の鳥居
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まだまだ (-_-;) ようやく山門の前の階段の下
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もう少し
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第二の山門
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ようやく拝殿に到着!
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拝殿を抜けて横から参拝する人々の列
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拝殿の外側から側面を見たところ
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拝殿のちょうど裏手にある巨木
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皇族・高松宮夫妻が『お手植え』された対の樹木
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表のほうに戻ってきたら池に鴨の夫婦がいました
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【謹賀新年】香椎神宮まで徒歩で初詣で 大混雑💦

2025年1月1日(水・元日)

明けましておめでとうございます✨

壁紙を変えてみました(笑)

混雑を避けたつもりで午後3時過ぎから家から歩いて
30分ほどかけて香椎神宮に初詣に来てみたら
なんと長蛇の列。

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写真は午後3時40分頃の行列。

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そう言えば蛇年でした✨😂

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2024【今年観た映画】リストと Best 5

2024年12月31日(火)

【2024年に見た映画ランキング】

 今年見た映画をリストアップしてみたら、このブログに掲載しただけでも
78本でした。(もしかすると掲載漏れがあるかも知れません)

 シニア料金1200円、MET OPERA 3500円として 10万円ほど使ったことに。

当ブログ『映画レビュー』カテゴリーは、ここをクリック

2023年観賞映画『一覧表』は、ここをクリック


 ベスト5 を選定しようと思いますが、なかなか決定的な作品は無く。
どうにか、リストアップすると(必ずしも順番とは言えませんが)・・・

*******

【劇映画部門;日本】

LastMile_20240901-01.jpg

再上映,リバイバル上映,4Kリストア上映 などは含まず
【1】 ラストマイル
【2】 九十歳。何がめでたい
【3】 風よあらしよ
【4】 DOCTER-X
【5】 はたらく細胞


【劇映画部門;海外】

1212TheDay_Movie-01.jpg

再上映,リバイバル上映,4Kリストア上映 などは含まず
【1】 ソウルの春
【2】 サウンド・オブ・フリーダム
【3】 パリのちいさなオーケストラ
【4】 ボストン1947
【5】 オッペンハイマー


【ドキュメンタリー部門;日本】

KishimotoSatoko_Movie-01.jpg

【1】 ◯月◯日、区長になる女
【2】 坂本龍一WARandPEACE教授が遺した言葉たち、他関連数本
【3】 長岡大花火打上げ、開始でございます
【4】 フジコ・ヘミングの時間、他関連数本
【5】 I AM A COMEDIAN


【ドキュメンタリー部門;海外】

On the Road-Poster

【1】 オン・ザ・ロード~不屈の男、金大中~
【2】 【『¡VIVAMAESTRO!』指揮者ドゥダメルの挑戦】
【3】 ビートルズの軌跡リヴァプールから世界へ
【4】 忘れない、パレスチナの子どもたちを、他関連数本
【5】 マリウポリの20日間


【駄作判定】

20240407_SHE CAME TO ME-Top

【1】 ブルックリンでオペラを
【2】 不死身ラヴァーズ
【3】 LECONSENTEMENT/同意
【4】 チャイコフスキーの妻
【5】 ふしぎ駄菓子屋銭天堂

 となりました(笑)

   *********************

このブログで紹介した【2024年に見た映画リスト】

  【鑑賞日順】


[No]観賞月日 (曜日) : 【映画タイトル】 ジャンル・原題など

[01] 01月14日(日) : 【さよならエマニエル夫人】(原題:Goodbye Emmanuelle) フランス・劇映画
[02] 01月20日(土) : 【マルコムX】(原題:X)MET OPERA
[03] 01月21日(日) : 【パーフェクトデイズ】(英題:PERFECTDAYS) 日本・劇映画
[04] 01月28日(日) : 【僕らの世界が交わるまで】(原題:When You Finish Saving the World) 劇映画
[05] 02月04日(日) : 【アマゾンのフロレンシア】(原題:Florencia en el Amazonas)MET OPERA
[06] 02月15日(木) : 【風よあらしよ】日本・ドキュメンタリー風劇映画
[07] 02月15日(木) : 【カラーパープル】(原題:The Color Purple)ミュージカル映画
[08] 02月18日(日) : 【国民の選択】日本・原発を問う劇映画
[09] 02月22日(木) : 【沖縄狂騒曲】日本・ドキュメンタりー映画
[10] 02月27日(火) : 【◯月◯日、区長になる女】日本・ドキュメンタりー映画
[11] 03月02日(土) : 【52ヘルツのクジラたち】日本・+劇映画
[12] 03月07日(木) : 【カムイのうた】(英語表記:SONGSofKAMUI)日本・ドキュメンタリー的劇映画
[13] 03月07日(木) : 【コットンテール】(原題:Cottontail) 日本・劇映画
[14] 03月17日(日) : 【機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編】日本・アニメ映画
[15] 03月20日(水) : 【ゴジラ-1.0】日本・劇映画
[16] 03月23日(土) : 【ニュー・シネマ・パラダイス】(原題:Nuovo Cinema Paradiso) イタリア・劇映画
[17] 03月28日(木) : 【ドラえもんのび太の地球交響楽】 日本・アニメ映画
[18] 03月30日(土) : 【チャップリンの『独裁者』】 (原題:THE GRATE DICTATOR)アメリカ・劇映画
[19] 03月30日(土) : 【戦雲】 (いくさふむ)日本・ドキュメンタリー映画
[20] 03月31日(日) : 【オッペンハイマー】 (原題:Oppenheimer)アメリカ・ドキュメンタリー的劇映画
[21] 04月07日(日) : 【ブルックリンでオペラを】  (原題:SHECAMETOME:)アメリカ・劇映画
[22] 04月08日(月) : 【ラストエンペラー】  (4Kレストア版) (原題:The Last Emperor)日本・劇映画
[23] 04月11日(木) : 【旅する身体】  (原題:TORI et LOKITA) 日本・ドキュメンタリー映画
[24] 04月11日(木) : 【坂本龍一WARandPEACE教授が遺した言葉たち】日本・ドキュメンタリー映画
[25] 04月13日(土) : 【プリシラ】 (原題:Priscilla) アメリカ・劇映画
[26] 04月25日(木) : 【ヴェルディ 『運命の力』】(原題:La Forza del Destino) MET OPERA
[27] 05月01日(水) : 【正義の行方】 日本・飯塚事件を扱ったドキュメンタリー映画
[28] 05月09日(木) : 【フィリピンパブ嬢の社会学】 日本・劇映画
[29] 05月11日(土) : 【グノー『ロメオとジュリエット』】(原題:Roméo et Juliette) MET OPERA
[30] 05月11日(土) : 【マリウポリの20日間】(原題:20DaysinMariupol) ドキュメンタリー映画
[31] 05月11日(土) : 【シャドー・ディール】 (邦題:武器ビジネスの闇)ドキュメンタリー映画
[32] 06月06日(木) : 【プッチーニの『つばめ』】(原題:LaRondine) MET OPERA
[33] 06月06日(木) : 【不死身ラヴァーズ】日本・劇映画
[34] 06月08日(土) : 【フジコ・ヘミングの時間】日本・ドキュメンタリー映画
[35] 06月15日(土) : 【ディアファミリー】日本・実話に基づく劇映画
[36] 06月16日(日) : 【トノバン】 日本・加藤和彦さんの業績を紹介するドキュメンタリー映画
[37] 06月16日(日) : 【あんのこと】日本・劇映画
[38] 06月17日(月) : 【鬼平犯科帳・血闘編】日本・劇映画
[39] 06月23日(日) : 【九十歳。何がめでたい】日本・実話に基づく劇映画
[40] 06月27日(木) : 【朽ちないサクラ】日本・劇映画
[41] 07月07日(日) : 【ビートルズの軌跡リヴァプールから世界へ】ドキュメンタリー映画
[42] 07月07日(日) : 【長岡大花火打上げ、開始でございます】日本・ドキュメンタリー映画
[43] 07月07日(日) : 【坂本龍一 Opus】 坂本龍一さんの最後の無観客ピアノ・リサイタル
[44] 08月01日(水) : 【I AM A COMEDIAN】日本・村本大輔氏のドキュメンタリー映画
[45] 08月04日(日) : 【レ・ミゼラブル】2Kリストア版 (1996年公開)ミュージカル映画
[46] 08月08日(木) : 【LECONSENTEMENT/同意】フランス・実話に基づく劇映画
[47] 08月10日(土) : 【Mommy】日本・『和歌山毒入りカレー事件』を再追跡したドキュメンタリー映画
[48] 08月15日(木) : 【ボレロ 永遠の旋律】(原題・BOLERO)フランス・実話に基づく劇映画
[49] 08月17日(土) : 【ぼくの家族と祖国の戦争】デンマーク・実話に基づく劇映画
[50] 08月17日(土) : 【アナウンサーたちの戦争】日本・ドキュメンタリー的劇映画
[51] 08月25日(日) : 【うんこと死体の復権】(舞台挨拶付き)日本・ドキュメンタリー映画
[52] 08月31日(土) : 【ボストン1947】(英題:Road to Boston)韓国・実話に基づく劇映画
[53] 08月31日(土) : 【掟】日本・ドキュメンタリー的劇映画
[54] 09月01日(日) : 【ラストマイル】日本・劇映画
[55] 09月14日(土) : 【スオミの話をしよう】日本・三谷幸喜さん脚本・監督のコメディ映画
[56] 09月15日(日) : 【チャイコフスキーの妻】 ロシア・フランス・スイス合作・実話に基づく劇映画
[57] 09月15日(日) : 【映画検閲】(原題・CENSOR) イギリス・劇映画
[58] 09月20日(金) : 【SHOGUN】アメリカ・エミー賞18部門独占の戦国時代劇映画
[59] 09月26日(木) : 【アンドレア・シェニエ】 ロイヤル・オペラ
[60] 09月26日(木) : 【SONG OF EARTH】ノルウェー・ドキュメンタリー映画
[61] 09月28日(土) : 【パリのちいさなオーケストラ】 (原題・Divertimento)フランス・実話に基づく劇映画
[62] 10月05日(土) : 【リトル・ダンサー】 (英題:Billy Elliot) イギリス・劇映画
[63] 10月05日(土) : 【忘れない、パレスチナの子どもたちを】(原題:ELEVEN DAYS IN MAY)イギリス・ドキュメンタリー映画
[64] 10月05日(土) : 【ソウルの春】(英題:12.12:TheDay)韓国・ドキュメンタリー的劇映画
[65] 10月05日(土) : 【サウンド・オブ・フリーダム】 アメリカ・実話に基づく劇映画
[66] 10月17日(木) : 【ガイアシンフォニー・地球交響曲 第2番】 日本・ドキュメンタリー映画
[67] 10月17日(木) : 【ガイアシンフォニー・地球交響曲 第3番】 日本・ドキュメンタリー映画
[68] 10月27日(日) : 【恋するピアニストフジコ・ヘミング】日本・ドキュメンタリー映画
[69] 10月31日(木) : 【八犬伝】日本・劇映画
[70] 11月10日(日) : 【本心】日本・劇映画
[71] 11月14日(木) : 【十一人の賊軍】日本・劇映画
[72] 11月16日(土) : 【『¡VIVAMAESTRO!』指揮者ドゥダメルの挑戦】 アメリカ・ドキュメンタリー映画
[73] 11月23日(土) : 【海の沈黙】 日本・劇映画
[74] 11月23日(土) : 【オキナワより愛を込めて】(アフタートーク付き)日本・ドキュメンタリー映画
[75] 11月30日(土) : 【オン・ザ・ロード~不屈の男、金大中~】韓国・ドキュメンタリー映画
[76] 12月08日(日) : 【DOCTER-X】 (劇場版Final)日本・劇映画
[77] 12月19日(木) : 【はたらく細胞】(実写版)日本・劇映画
[78] 12月19日(木) : 【ふしぎ駄菓子屋銭天堂】 日本・劇映画





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バイロイト音楽祭 【神々のたそがれ】をNHK―FMで聴く !

2024年12月26日(木)

 きょうの午後から NHK―FMでバイロイト音楽祭
「ニーベルングの指環」から【神々のたそがれ】
 (原題:Götterdämmerung)をヘッドフォンで聴いています。

指揮: シモーネ・ヤング(女性指揮者の第一人者)
作曲: ワーグナー

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*******************


NHK【バイロイト音楽祭2024】公式サイト
 https://www.nhk.jp/p/bayreuth/rs/Q87VNX389W/


20241226_Götterdämmerung-01

NHK 楽劇「神々のたそがれ」公式サイト
 https://www.nhk.jp/.../rs/Q87VNX389W/episode/re/QGJZY2ZYYZ/

【解説・ストーリー】
初回放送日:2024年12月26日(木) 午後0:30〜午後5:45
ハーゲンの策略でジークフリートは記憶を失いブリュンヒルデを裏切る 彼の死後ブリュンヒルデは指輪をラインの乙女たちに返し、炎に身を投じる 神々の時代は終焉を迎える
シモーネ・ヤングの指揮は経験豊かで、しっかりとした全体設計の中に色彩感があふれる演奏となった 第1幕で忘れ薬を飲まされたジークフリート演じるフォークトの声楽的表現は経験の深さを見せ、ハーゲン役のミカ・カレスは繊細さを表現できるバスの声色で存在感を見せた▽ゲストのメゾソプラノ池田香織は「たそがれ」がコロナ禍で無観客公演となったびわ湖リングの思い出や、今後のワーグナー作品への取り組みについて語る

*******************
 前夜祭と3日間の舞台祝祭劇
 「ニーベルングの指環」から
 楽劇「神々のたそがれ」
 2024年8月2日、
 ドイツ、バイロイト祝祭劇場
*******************
 第1幕(1時間58分24秒)
 第2幕(1時間5分43秒)
 第3幕(1時間16分14秒)

【スタッフ・キャスト】
バイロイト祝祭合唱団(合唱) 、
エバハルト・フリードリヒ(合唱指揮) 、
バイロイト祝祭管弦楽団(管弦楽) 、
シモーネ・ヤング(指揮)
作曲: ワーグナー

 配  役  : 役  名 /声域
クラウス・フロリアン・フォークト : ジークフリート/テノール 、
ミヒャエル・クプファー・ラデツキー : グンター/バス 、
オウラヴル・シーグルザルソン : アルベリヒ/バリトン 、
ミカ・カレス : ハーゲン/バス 、
キャサリン・フォスター : ブリュンヒルデ/ソプラノ 、
ガブリエラ・シェラー : グートルーネ/ソプラノ 、
クリスタ・マイア : ワルトラウテ/ソプラノ 、
ノア・べイナート : 第一のノルン/アルト 、
アレクサンドラ・イオニス : 第二のノルン/アルト 、
クリスティーナ・ニルソン : 第三のノルン/ソプラノ 、
エヴェリン・ノーヴァク : ウォークリンデ/ソプラノ 、
ナタリア・スクリツカ : ウェルグンデ/ソプラノ 、
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト : フロースヒルデ/メゾ・ソプラノ 、 





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【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !

2024年12月20日(金)

きのう、14時05分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】 を見ました!

Zenitendo_movie-01.jpg

天海祐希さんが【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】の店主を演じていて
期待を込めて見ましたが、上白石萌音さん演じるカタキ役の
位置付けや演出がドラマを低俗にしていました。

上白石萌音さんの演技の責任では有りません。
脚本と演出のせいだと思います。

映画のテーマは『欲』
適度な欲は無いと生きてゆけませんが『強欲』になると・・・

観客は3人ほど😂



映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】公式サイト
 https://zenitendo-movie.jp/



映画【ふしぎ駄菓子屋 銭天堂】予告編映像
 https://youtu.be/0E1ltTDRD5o




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/100902/

【解説・ストーリー】
廣嶋玲子原作による人気児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズを天海祐希の主演で実写映画化。
新米教師の等々力小太郎は、赴任した小学校の子どもたちから不思議な駄菓子屋「銭天堂」の噂を聞く。怪しげな店主・紅子が選んでくれる駄菓子を食べれば願いがかなうが、食べ方や使い方を間違えると大変なことになるのだという。やがて、銭天堂の駄菓子を買ったと思われる人たちの様子がおかしくなり、小太郎が密かに思いを寄せる雑誌編集者・相田陽子も暴走してしまう。そんな中、小太郎はもう一軒の駄菓子屋「たたりめ堂」の存在に気づく。その店では店主のよどみが人々の悪意を集めて作った駄菓子を売っていた。小太郎は大切な人たちを守るべく、紅子とともによどみを追うが……。
原作でも人気の高い「たたりめ堂」の店主・よどみを上白石萌音が演じ、映画オリジナルキャラクターの教師・小太郎役で大橋和也、雑誌編集者・陽子役で伊原六花が出演。「リング」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫監督がメガホンをとり、「ブルーピリオド」の吉田玲子が脚本を手がけた。

*******************
 2024年製作/103分/G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年12月13日
*******************


【スタッフ・キャスト】
監督:中田秀夫
原作:廣嶋玲子 jyajya
脚本:吉田玲子
製作:遠藤徹哉 市川南 岡田美穂 川口義宏 冨田賢太郎 今村雄二 弓矢政法 渡辺章仁 奥村景二 川村龍夫 出來由紀子 檜原麻希 小林和之 五十嵐淳之
企画:椿宜和 上田太地
プロデュース:椿宜和 上田太地
プロデューサー:今安玲子 稲垣優
プロダクション統括:稲葉尚人
撮影:今井孝博
照明:水野研一
録音:高須賀健吾
美術:塚本周作
装飾:野田純平
スタイリスト:加藤哲也
ヘアメイク:外丸愛
ヘアメイク(天海祐希担当):竹下フミ
特殊メイク:中田彰輝
CGクリエイティブアーティスト:中島颯星
VFXプロデューサー:迫田憲二
音響効果:大河原将
編集:高橋信之
音楽:横山克
主題歌:水曜日のカンパネラ
助監督:佐伯竜一
製作担当:前芝啓介
スクリプター:吉田久美子
ラインプロデューサー:安田邦弘


 役 名 : 配 役
紅子:天海祐希
よどみ:上白石萌音
等々力小太郎:大橋和也
相田陽子:伊原六花
等々力まどか:平澤宏々路
如月百合子:伊礼姫奈
大野藍花:白山乃愛
水野雄太:番家天嵩
氷室こづえ:今濱夕輝乃
浅井真美子:山本未來
本郷隼人:渡邊圭祐
有馬みつお:じろう
田中里衣




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映画【はたらく細胞】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !

2024年12月19日(木)

  きょう午前11時35分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【はたらく細胞】(実写版) を見ました!

HatarakuSaibou_movie-01.jpg

当ブログの過去履歴を調べると2020年10月31日に
【はたらく細胞!!】(アニメ版)
http://junsky07.blog89.fc2.com/blog-entry-5623.html

 を見ているようです。
 実は、『週間モーニング』にコミック連載時も興味深く読んでいました。

 その時も書いていますが、これは子どもが見ても楽しめますが
寧ろ暴飲暴食過労等で身体を酷使している大人こそ見るべき映画です。

体内で細胞が身体の酷使に抗して奮闘しているのだと云うことが解ります。

細胞を人に『擬人化』していることから大勢の人々が出演しています。
その衣装やヘアメイクなどだけでも大量の物資が必要ですし
CG特殊効果やVFXなど、なかなか凝った作りの映画でした。

出演者も有名俳優から若手までオールスターキャストの感じです。

残念ながら私が見た回は、観客は10人ほどと寂しい限り。



映画【はたらく細胞】公式サイト
 https://wwws.warnerbros.co.jp/saibou-movie/



映画【はたらく細胞】予告編映像
 https://youtu.be/N2IqqY6Exq0




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/99128/

【解説・ストーリー】
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く。
人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいている。高校生の漆崎日胡は、父の茂と2人暮らし。健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいているが、不規則・不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えている。そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、細胞たちの戦いが幕を開ける。
永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でそれぞれ主演を務め、人間の漆崎茂を阿部サダヲ、その娘・日胡を芦田愛菜が演じる。「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」シリーズの武内英樹が監督を務め、「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁がアクション演出を担当。

*******************
 2024年製作/109分/G/日本
 配給:ワーナー・ブラザース映画
 劇場公開日:2024年12月13日
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【スタッフ・キャスト】
監督:武内英樹
原作:清水茜 原田重光 初嘉屋一生
脚本:徳永友一
製作:山田邦雄 木下直哉 岩上敦宏 角田真敏 木村知郎 下田淳行 細野義朗
エグゼクティブプロデューサー:小岩井宏悦
プロデューサー:田口生己 下田淳行
共同プロデューサー:原公男 熊谷悠
ラインプロデューサー:及川義幸
企画:濱名一哉
撮影:谷川創平
照明:李家俊理
録音:金杉貴史
美術:三浦真澄 濱田千裕
装飾:篠田公史
扮装統括:柘植伊佐夫
衣装コンセプト:柘植伊佐夫
衣装デザイン:櫻井利彦
衣装製作:櫻井利彦
衣装:大友洸介
ヘアメイク:荒木美穂
VFXプロデューサー:井上浩正
VFXスーパーバイザー:長崎悠
スーパーバイジングサウンドエディター:伊東晃
編集:松尾浩
音楽:Face 2 FAKE
主題歌:Official髭男dism
アクション監督:大内貴仁
助監督:洞功二
監督補:楢木野礼
スクリプター:渡邉美恵
キャスティング:下鳥真沙
制作担当:牧野内知行 碓井祐介


 役  名 : 配  役
赤血球AE3803:永野芽郁
白血球U-1146(好中球):佐藤健
キラーT細胞:山本耕史
NK細胞:仲里依紗
マクロファージ:松本若菜
ヘルパーT細胞:染谷将太
新米赤血球:板垣李光人
先輩赤血球:加藤諒
血小板:マイカ・ピュ
肝細胞:深田恭子
肺炎球菌:片岡愛之助
化膿レンサ球菌:新納慎也
黄色ブドウ球菌:小沢真珠
好中球先生:塚本高史
外肛門括約筋:一ノ瀬ワタル
神経細胞:DJ KOO
漆崎茂:阿部サダヲ
漆崎日胡:芦田愛菜
武田新:加藤清史郎
Fukase





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【東区・第九】区民芸術文化祭を聴く !

2024年12月15日(日)

私は今日
【東区芸術文化祭】の一環として
福岡市東区『なみきスクエア』で開催された
【東区《第九》】を聴きに行って来ました。

20241215_No9-01.jpg

『なみきスクエア』大ホールに半分くらい入れば上々かと思って
開演の20分ほど前に行った処、空いている席を探すのに苦労するほど。

20241215_No9-04.jpg

開会時には、私が入場した時には閉鎖されていた
サイドバルコニーも開放し、直ぐに満席に ⇓

20241215_No9-05.jpg

休憩後の第2部が始まる頃には正面バルコニーも開放され
次々と席が埋まる大盛況。 満席と言う状況でした。


プログラムは『3部構成』

20241215_No9-02.jpg

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第1部は『東区第九合唱団』と
 ピアノによるコーラス


20241215_No9-06.jpg

メンデルスゾーンの『歌の翼に』。
ヘンデルのメサイヤより『ハレルヤコーラス』など数曲。

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第2部は『東区第九オーケストラ2024』
 による管弦楽演奏で


20241215_No9-07.jpg

エルガーの『威風堂々』第1番。
ヨハン・シュトラウス父による『ラデツキー行進曲』
(定番の観客の拍手つき)など数曲。
『指揮体験コーナー』では5歳の男の子が振って大喝采❣

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第3部がオケと合唱で

20241215_No9-08.jpg

ベートーヴェンの交響曲第9番
(合唱付き)から第4楽章。


それも合唱部分のみの切り貼りではなく
チェロとコントラバスで始まる管弦楽による序章部分も含め
第4楽章全曲。

オーケストラはセミプロクラス。
合唱団は1年以上鍛錬を続けたアマチュア。

20241215_No9-09.jpg

ソリストはプロ。 指揮者はプロ。
指揮者もコンサートマスターも東区在住。
ソリストも福岡教育大学卒など福岡や九州ゆかりの人たち。

20241215_No9-11.jpg

まさに【東区・第九】と言うにふさわしい手造り演奏会。

演奏は、なかなか素晴らしく感動的でした❣


アンコールは、みなさん良く御存知の『ふるさと』を
【東区《第九》合唱団・オーケストラ2024】と一緒に
客席の観客が合唱しました!

20241215_No9-12.jpg

コンサートホール形式の『なみきホール』は、区のホール
(福岡市立ですが)としては、結構素晴らしいホールです。

20241215_No9-13.jpg

(劇場形式にも可変しますが、中途半端😂)

2024年12月15日(日)
14:00開演(13:15開場)16:00終了
20241215_No9-03.jpg


#なみきスクエア #なみきホール
#東区第九 #東区文化芸術祭



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映画【DOCTER-X】をユナイテッドシネマ・トリアス久山で見る !

2024年12月8日(日)

  きょう、13時30分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
米倉涼子さん・内田有紀さん主演で岸部一徳さんが脇を固め
先日急逝した西田敏行さんがラスボス役を務める
映画【DOCTER-X】劇場版 Final
 を見ました!

DOCTER-X Poster

 染谷翔太さんが米倉涼子さんと対抗する役柄ですが悪役ではない(笑)


映画【劇場版ドクターX】公式サイト
 https://doctor-x-movie.jp/

DOCTER-X Top


映画【劇場版ドクターX】予告編映像
 https://youtu.be/mSvSIrjIeNY




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101950/

【解説・ストーリー】
2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送された米倉涼子主演の医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。

フリーランスの天才外科医・大門未知子は、某国大統領の命を救うため日本を離れていた。
その頃、東帝大学病院では凄腕の外科医・神津比呂人が新病院長に就任。彼は政財界にも顔が利き、双子の弟・多可人は医療機器メーカーのCEOで資金のバックアップもある。比呂人は徹底的な合理化を進め、医師や看護師を次々と辞職させていく。
かつての同僚・森本に呼び戻された未知子は比呂人と意気投合するが、未知子の師匠・神原晶と会った比呂人は顔色を変える。
一方、森本は未知子の過去を探るため広島・呉へ向かう。

キャストには主演の米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、西田敏行らおなじみのメンバーが再結集。新病院長・神津比呂人と双子の弟・多可人を染谷将太が1人2役で演じ、研修医・東村練役で西畑大吾(なにわ男子)、未知子の過去を知る呉の開業医・河野明彦役で綾野剛、医学生時代の未知子役で八木莉可子が新たに参加。さらに、伊東四朗演じる毒島隆之介がドラマ第3シリーズ以来久々に登場し、ドラマ全シリーズのナレーションを務めた田口トモロヲが多可人の主治医・進藤悠介役で劇中に初出演。

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 2024年製作/128分/G/日本
 配給:東宝
 劇場公開日:2024年12月6日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 田村直己
脚本 : 中園ミホ
製作総指揮 : 早河洋
製作 : 西新 米倉涼子 市川南 岩田潤 西村裕明 清水伸司
   寺内達郎 小野瀬雅久 能田剛志 森君夫
エグゼクティブプロデューサー : 内山聖子
ゼネラルプロデューサー : 大江達樹
プロデューサー : 峰島あゆみ 齋藤梨枝 霜田一寿 山田勇人
   大垣一穂 多湖亮太
共同プロデューサー : 古草昌実 遠藤英明
撮影 : 五木田智
照明 : 花岡正光
録音 : 福部博国
映像 : 服部正邦
美術プロデューサー : 木村正宏
デザイン : 山本修身
美術進行 : 近藤新太郎
裝飾 : 佐竹諭
スタイリスト(米倉) : 栗田泰臣
衣装 : 斧木妙惠
ヘアメイク(米倉) : 佐藤郁江
ヘアメイク : 若林幸子
VFXスーパーバイザー : 道木伸隆
編集 : 河村信二
音楽 : 沢田完
主題歌 : Ado
主題歌(楽曲提供) : Ayase
選曲 : 藤村義孝
音響効果 : 木村実玖子
助監督 : 高橋貴司
スクリプター : 岩井茂美
制作担当 : 町田虎睦
医療監修 : 森田豊
外科監修 : 新村核
ポストスーパーバイザー : 田中敏雄

 役  名 : 配  役
大門未知子 : 米倉涼子
森本光 : 田中圭
城之内博美 : 内田有紀
大間正子 : 今田美桜
加地秀樹 : 勝村政信
原守 : 鈴木浩介
神原晶 : 岸部一徳
神津比呂人/神津多可人 : 染谷将太
東村練 : 西畑大吾
河野明彦 : 綾野剛
海老名敬 : 遠藤憲一
蛭間重勝 : 西田敏行
大門未知子(医学生時代) : 八木莉可子
毒島隆之介 : 伊東四朗
進藤悠介 : 田口トモロヲ


【関連情報】

映画【Doctor X】お披露目を
 https://www.youtube.com/watch?v=W57MLsTyuK8



米倉涼子さんインタビュー
 https://pococe.com/interview/cover-interview/23045/


内田有紀さんインタビュー!
 https://futabasha-change.com/articles/-/1359


【超豪華キャスト集結!】『劇場版ドクターX FINAL』完成披露試写会
 https://youtu.be/_MtD6O3cHiE





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ドキュメンタリー映画【オン ザ ロード ~不屈の男、金大中~】をKBCシネマで見る !

2024年11月30日(土)

 きょう15時55分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画
【オン・ザ・ロード ~不屈の男、金大中~】
  (出水薫さんによる アフタートーク付き)を見ました!

On the Road-Poster

金大中さんが大統領になる前の1987年頃までを描く密着ドキュメンタリー。
その間に数回の命の危機に見舞われますが、
何とか生き延びた状況も比較的詳しく紹介されました。

総選挙にも何度も挑戦しますが何度も落選。
まさに『七転び八起き』
民主主義の為にあきらめずに文字通り命懸けで戦います。

On the Road-Top

そして長い苦節の闘いの後、大統領に当選するのですが
大統領としての業績は、この映画では殆ど紹介されません。

*******


  【オン・ザ・ロード 不屈の男、金大中】公式サイト
   https://www.sumomo-inc.com/ontheroad

Introduction

民主主義と平和の実現にすべてを懸けた政治家・金大中

拉致、軟禁、投獄、死刑判決、幾多の困難にその道を阻まれても

​決してあきらめなかった金大中を突き動かしたものとは-


生誕100周年を迎えた、元韓国大統領・金大中(キム・デジュン)の生涯と政治家人生を本人の肉声や関係者のインタビュー、そして本邦初公開の映像を含む6,000時間に及ぶ膨大な映像資料を基に制作された画期的なドキュメンタリー映画。

日本の植民地時代に全羅南道に生まれ海運会社を経営し、朝鮮戦争を経て、政治家を志す。軍事政権下で何度も死の危険にさらされながらも信念を貫いたこの男の人生は、どんな映画よりもドラマティックでスリリング、そして感動的である。

激動の韓国現代史を映し出す鏡とも言える金大中の生き様こそ、個人の勇気を信念が、いかに国家の未来を変えうるかを示し、わたしたちが新しい時代を切り拓いていくための道標にほかならない。​



【オン・ザ・ロード 不屈の男、金大中】予告編映像
https://youtu.be/W7eQHgAHsq4




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/102453/

【解説・ストーリー】
民主主義と平和の実現に尽力した元韓国大統領・金大中を描いたドキュメンタリー。

日本の植民地時代に全羅南道に生まれて青年実業家となり、朝鮮戦争を経て政治家を志すようになった金大中。選挙では負け続け、軍事政権下で拉致、軟禁、投獄、死刑判決など数々の困難にさらされながらも決してあきらめず、自身の信念を貫いた。その波乱に満ちた生涯と政治家人生を、本人の肉声や関係者へのインタビュー、6000時間におよぶ膨大な映像資料を通して振り返り、個人の勇気と信念が国家の未来を変えうることを体現した彼の生き様を映しだす。
そして同時に、日本の植民地からの解放と建国、朝鮮戦争、幾度にもわたる軍事クーデター、光州事件、民主化闘争へとつながる韓国現代史を映像でたどる。

ドラマ「Pachinko パチンコ」のソウジ・アライが日本編集版のナレーションを担当。

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 2024年製作/129分/G/韓国
 英題:Kim Dae Jung on the Road
 配給:スモモ
 劇場公開日:2024年11月1日
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【スタッフ】
監督 : ミン・ファンギ
日本版編集 : 平野一樹
日本版ナレーション : ソウジ・アライ





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ドキュメンタリー映画【オキナワより愛を込めて】をKBCシネマで見る !

2024年11月24日(日)

  きのう、15時35分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【オキナワより愛を込めて】
 (砂入博史監督のアフタートーク付き)を見ました。

Okinawa_Ai_Poster-01.jpg

半世紀ほど前の沖縄で、黒人客が多いバー(実は娼館)で女性たちと
黒人たちの写真を撮り続けた写真家・石川真生の当時(写真)と現在(映像)を
追うドキュメンタリー映画でしたが、私的には期待外れ😂

石川真生さんには米軍基地や基地反対運動を撮した写真集も有るようですが、
このドキュメンタリーは、娼館の女性たちのたくましい生き様を紹介する写真集を
中心に描かれていました。

観客は二十数名ほどか。


映画【オキナワより愛を込めて】公式サイト
 https://okinawayoriaiwokomete.com

沖縄の日本復帰を機に基地問題への関心を深め、米兵とバーで働く女性たちを
撮り始めた石川真生。沖縄にこだわってきた石川がその半生を振り返る。

映画【オキナワより愛を込めて】予告編映像
 https://youtu.be/cu_ot-S-GiE


*******

この上映のあと監督によるアフタートークショーが30分ほどあり
その後で、同監督の別のドキュメンタリー【オキナワ・フィラデルフィア】が
18時00分から上映されました(別料金)。
こちらはベトナム戦争時に「枯葉剤作戦」に参加し後遺症が今も残る
元兵士(既に死亡)の家族を取材したものでした。

映画【オキナワ・フィラデルフィア】予告編映像
 https://youtu.be/uDc_9GypK1M?si=7_5hWIo9jqqx9h4p


  映画.comによる【オキナワより愛を込めて】作品紹介
   https://eiga.com/movie/101796/

【解説・ストーリー】
2024年2月に沖縄出身の写真家として初の文部科学大臣賞、同年3月には国内有数の写真賞である土門拳賞も受賞した、沖縄を拠点として活動する写真家・石川真生を追ったドキュメンタリー。

1971年11月10日、米軍基地を残したまま日本復帰を取り決めた沖縄返還協定をめぐって、沖縄の世論は過熱。ストライキを起こした労働者と機動隊の衝突は警察官1名が亡くなる事件へと発展した。当時、この現場を間近で目撃していたのが10代の石川だった。同じ沖縄の人間同士の衝突を目撃した石川が抱いたある疑問が彼女を写真家の道に進ませた。1975年、コザ・照屋の黒人向けのバーで働き始めた石川は、そこで働く女性たちや、黒人たちとともに時間を過ごしながら、日記をつけるように写真を撮り続けた。

写真家としての石川真生のルーツをたどりながら、作品の背景となった歴史、政治、人種差別、それらを乗り越えるパワーを石川の写真とともに映し出していく。監督は、ニューヨークを拠点に、映像やパフォーマンス、写真、彫刻、インスタレーションなどさまざまな分野の創作活動をしている砂入博史。

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 2023年製作/101分/G/日本
 配給:ムーリンプロダクション
 劇場公開日:2024年8月31日
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【スタッフ・キャスト】
監督 : 砂入博史
プロデュース : 砂入博史 イドレ・バッバイヤー
カメラ : 砂入博史
サウンド : 砂入博史 吉濱翔
編集 : 砂入博史
オーディオミックス : アダム・スコット
音楽 : アダム・スコット 吉濱翔 米田哲也 北崎幹大 大城修一
字幕 : 酒見南帆

出演 : 石川真生 ほか





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