2015年12月9日(水)
私が、
【中欧三都市ふらり旅】 に出掛けたのは、
早いもので、もう10年も前のことでした。 (今回過去ブログを確認して再認識!)
もう一度、ぜひ行きたいとは思っているのですが、観光客も巻き込む
無差別テロが欧州に吹き荒れていたりして、足がすくんでいます。
今日、日経BPによるWeb配信記事で、懐かしい画像が出ていましたので
リンクを張って紹介したいと思います。
記事は、長いので冒頭のみコピペします。 リンク先をお読みください。
美しき青きドナウ川に抱かれた町ブダペストを歩く
「ドナウの真珠」と呼ばれた中欧きっての美しい都
日経BP 【JAGZY】 2015年12月 3日 小野 正惠 
中欧の都市の中でも、その美しさにとりわけ定評があるブダペスト。欧州を代表する大河のひとつ、ドナウ川の河畔に広がるこの町は、「ドナウの真珠」「東欧のパリ」と呼ばれてきた。「ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト」として世界遺産に登録された美しい町には、ハンガリーが歩んできた激動の歴史が刻まれている。
苦難の時代を経て都市は発展した
中欧で最大の国家だったハンガリー王国の首都として、15世紀に栄華をきわめたブダペスト。町は、ヨハン・シュトラウス2世の名曲「美しき青きドナウ」で有名なドナウ川をはさみ、東西に分かれる。ブダ城がそびえる西岸のブダ地区は、王国時代の中心地。一方、国会議事堂の建つ東岸のペスト地区は、現在のブダペストの中枢部である。
【関連記事】
【中欧三都市ふらり旅】 連載開始
観劇レビュー&旅行記 - 2007/06/02 00:10 (以下、55回連載) ******************
【今日の運動】 今日の、スポーツクラブ 【ESTA】 での運動は
水中歩行 : 500m
水 泳 : 150m
アクアビクス : 30分 (リズム・ウォーク)
水泳レッスン : クロール (30分)
ESTA 温泉にて入浴
歩数計 : 僅かに 1900 歩

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(左のアイコンをクリックして
もらえたら嬉しいです)
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【“美しき青きドナウ川に抱かれた町ブダペストを歩く (日経BP記事)”の続きを読む】
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中欧三都市ふらり旅-番外編
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旅行のヒント-1私の旅行体験から身軽な旅行のヒントをお知らせします。
誰でもこのようにした方が良いとは言いません。
風体を気にしない軽装の実利形旅行をしたい方の御参考までに・・・
1)欧州のホテルに共通して用意されていないもの① ユカタに相当する夜具
② バスローブ
③ スリッパ
これらは、現地で調達するか持参すること。
現地調達と言っても店舗の位置も最初は解らないので不安な方は持参をお勧め。
100円ショップ程度の安物で(1・2週間も持てばよいので)、帰るときには捨ててくる。
その分御土産スペースが増える。
ソープ、髭剃り、ディスポ櫛などは用意されているホテルが多い。
番外編も5回連載にするつもりでしたが、切りの良い9月末付けで終わりたいと思いますので、一挙に5回分掲載。
2)着替えは少なめに現地で御洒落を見せ付けたい方は別にして、単に観光が主目的の方は外出着と下着は極力少なくすること。
できれば、
① 下着はくたびれた使い古しのものをもって行き、使ったら洗濯しないで捨てる。
その分御土産スペースが増える。
② 捨てるのはどうもという方は、2セットほど予備を持って行き洗濯してローテーション。
③ T-シャツ等「薄物」は現地で買って使用し、自分の御土産がわりとする。
④ 外出着上下は季節を考えて、適切に。現地気候を事前にチェック! 私は1着で通した。
⑤ 予想外に寒い時、防寒着は現地で手頃な毛皮のコートなり皮ジャンを買って
御土産にする。
防寒着を荷物として持ってゆくと、大きなトランクが必要。
⑥ 現地のブランド物を買って帰りたい方も大きなトランクが必要。
3)バスタオルは身体を拭くものにあらず!?① バスタオルは、洗濯して手で水気を絞った下着などをロール巻きにして力(ちから)
一杯絞り乾燥機代わりにする。こうして干せば翌朝までに大抵は乾いている。
ブラウス、ワイシャツくらいは充分OK、厚物は無理。
② その後、入浴してバスタオルとして使っても、ちょっと湿気ているが充分使える。
③ 入浴後の清拭には、大抵はバスタオルじゃなくて普通のタオルで間に合う。
※ 手で洗濯すると大汗をかくので、入浴は洗濯が済んでからにすること!
これらは乾燥機の付いた洗濯機があるホテルでは用なしだが、★★★ホテル程度だと
あまり完備されていない。
4)バッグは2つまで海外旅行だと思うからついつい荷物が大きくなります。
国内出張と考えれば、簡単な荷物でも大丈夫でしょ!
ちょっとそこまで旅行に! という気持ち+パスポート!
① トランクは機動性に欠ける。ゴロゴロ転がしてゆくのは軽いようで結構不便なもの。
キャスター付きスーツケース等は石畳の多い道ではNG!
② ちょっと大き目のショルダーバッグ(手提げ付き)と、小さなリュックがお勧め。
③ 御土産を沢山買いたい人は、別に現地でバッグを買うか、日本から大きなトランク持参。
(最近大きなトランクを持っている人は極めて少ない。)
④ 機内持ち込み以外の預ける手荷物がある時は、係員が付ける最終目的地「タッグ」
を確認のこと。
間違えていると荷物が途中下車したり、もっと先まで行ってしまったりして行方不明に!
(旅行記では帰りの便の話であったが、行きも同じことです。)
⑤ 今回の旅行での初日の事故(乗り継ぎ不調)のようなこともあるので、
身の回り品(一日分の着替え洗面具など)の機内持ち込みを推奨。
(トランスファーのホテルで着替えも無くて困ったので・・・)
5)チケットは自ら取る(予約または調達する)べし① 航空券は格安航空券をインターネットで探す。季節によるが往復8万円程度もある。
航空会社が直接販売する場合と代理店による場合がある。
私が専ら使っているのは、ドイツデュッセルドルフ市に本社を構える
LTKライゼビューロー福岡② ホテルも直前にインターネットで探す。 売れ残り格安部屋があることも。
早めに安心したい方は、早めに予約。
度胸のある方は、現地に行ってからその日の売れ残り部屋(50%OFFもあり)を探す。
お勧め予約サイトは下記(私はもっぱらこちら。但し英語予約)
http://www.inthotels.com/このブログのサイドカラムに【リンク】がありますので、そこから予約してください。③ 欧州内各国間移動は現地で購入
国内で購入すると、予想外の手数料が掛かる。
また、旅行代理店がふかして数万円しても「そんなもの」と思ってしまう。
実際は、この旅行記で書いたように1万円以下が殆ど。
☆☆☆ おわり ☆☆☆ながらくお読みいただきありがとうございました。
【完】 ************************************************
中欧三都市ふらり旅-番外編
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終わりに2005年5月5日(木) 夕方
Flight(19:50)まで2時間以上あったので、空港内のファーストフード店で早目の夕食、
いや遅い昼食(昼を食べていないことに気付く!)を取る。
搭乗までの時間、待合室で旅行メモを確認補強。
以下、紹介できなかった風景の一部を
プラハ城周辺の屋外レストランからのプラハ市内の眺望

ヴァーツラフ広場越しにみる「国立博物館」

その「国立博物館」の夜景

「中欧三都市ふらりたび」をながらくお読みいただきありがとうございました
去年(2004年)の「ウィーン一人旅」では、最終日は早朝からウィーン空港へ移動だったので、一日損をした気分であったが(旅程6日間のうち実質3日間のみ)、このプラハ便を利用すれば、市内に夕方5時まで滞在できる(今回は初めてでもあり1時間早めに空港に入ったが)。
この一日は有効である。早朝の便では福岡到着も朝になり、もったいない。
プラハ夕方発では、福岡到着は午後7時過ぎで、自宅に夜9時には帰宅できる。
現地を夕方出て、福岡に翌日の夜到着であるから、二日損をするということもない。
時差ぼけにならなければ翌日から出勤も可能。
ただ、今回は初日のトランスファー不調という「一日損」があったのは残念!
(そのいきさつは、
連載第2回をクリック)
幸い私の休みは5月8日まであったので、時差ぼけと疲れを調整することができた。
なお、御参考までに以下に帰りのタイムテーブルを記して、この長い旅行記を『完』とします。
ながらく、お読みいただきありがとうございました。
帰国日のタイムテーブル
2005May05
16:30 ホテルをCheck Out
16:35 I P Pavlova (Metro C)
16:45 Mezeum (Metro A)
16:45 Dejevcka
17:10 PRAHA Airport
17:20 大韓航空 Check In
19:45 搭乗 A330-300
20:15 Takeoff
2005May06
12:47 Inchon Airport(Korea)Landing
Inchonでの乗り継ぎは時間がありすぎ。4時間半。
17:22 福岡行き搭乗開始 A300-600
18:15 Takeoff
19:22 Fukuoka Airport Landing (飛行時間67分)大韓航空職員が、第一日目のブダペストでのトランスファー不都合に関するお詫びのため出口で待っていた。
忘れずに対応してくれたことは上出来。
空港を出ると激しい雨が降っていた。
雨の中をゼロハンで自宅へ。20:57自宅着。
以 上。
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2005年5月5日 (5並びの日の夕方)
帰路へ ホテルを午後4時過ぎにチェックアウトし、再びメトロを乗り継いで昨日確認したメトロA号線・終着駅のDejevcka駅まで到達。極めてスムーズ。
駅を上がり空港行きバス乗り場までゆくと間も無くバスが到着。
プラハ初日に購入した72時間フリーパスを運転手にみせると、これでOKとの合図。(去年ウィーンでは、空港行き高速鉄道でウィーン・カードが使えなかったが、こちらではOK)
30分もかからず、17:10プラハ空港に到着。

大韓航空カウンターで搭乗手続き。「リコンファーム不要」ということだったので、していなかったがトラブルは無し。
荷物カウンターの女性が私のインチョン経由福岡行き航空券とパスポートを確認した上で、【INC】と記した荷札をつけていたので、念のため「【FUK】なのでは?」と尋ねると、「インチョンで受取ってください」「FUKは韓国ですか?」等とトンチンカンな対応。
現地人とはいえ大韓航空職員にもかかわらず。
「Final destination は日本の福岡だ」と改めて強調すると「Koreanだと思ってました。」とのたまう。
「さっき航空券と日本のパスポートを確認したでしょ!」と皮肉も言いたくなる。
とにかく、「福岡で荷物を受取りたい」と改めて強調すると、ようやく荷札の再発行を行い「これでFUKUOKAまで行きます」と笑顔で取付てくれた。
素敵な笑顔に免じて許す!

一人旅の時はこういうチェックも怠りなきよう!くれぐれも!お任せ厳禁。
荷物がよそに行ってしまうかも知れませんよ!
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ヴァーツラフ広場 と Mucha美術館
2005年5月5日(木) 午後
共産主義博物館を出て、そのヤン・パラフが焼身自殺をしたというヴァーツラフ広場を歩いた。祈念碑があるわけでもなく(見つけられなかっただけかもしれないが)、場所は特定できなかったが、先ほど見たパネルの写真のイメージを頼りにそれらしき所を歩いてみた。
Mucha美術館 気分を一新して、Mucha美術館を捜す。
ヴァーツラフ広場の中ほどから横に入り少し行ったところで、すぐに見つかった。

午後3時入館。120Kc
Mucha(ムハあるいはミュシャ:1860-1939)という画家は知らなかったが、彼が描いた「サラ・ベルナール」の絵には見覚えがあった。
おそらく2年前に見た、麻実れい主演の演劇「サラ」の公演パンフに使われていたのではないだろうか?
精緻な筆跡で美人画(と言っていいのかどうか)を描いている。
サラの公演ポスターも数多く描いているようで、宝塚ならぬ「男装の麗人・ハムレット」のポスターはそれこそ宝塚もびっくりと思うほど美しく魅力的であった。
サラ・ベルナールの写真も見たことはないが、美しい人であったことが良く伝わってくる。
ここもカメラ禁止なので、美術館の外側の写真のみ。
帰り際にカウンターで日本語案内があるか聞いたところ、あった! 30Kc

関心がある方は下記をクリック。添付の写真は案内パンフのデジカメ撮影版。
http://www.mucha.cz/index.phtml?S=home&Lang=ENエステート劇場 Mucha美術館からヴァーツラフ広場を通って繁華街へ。
通り沿いのユニフォーム店へ入り恒例のT-シャツ購入。
歩いてエステート劇場を探すとすぐに見つかった。中には入れそうも無いので外部から写真を撮るだけ。

地下鉄を乗り継いでホテルに戻り、帰り支度。
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2005年5月5日 (5並びの日の午前中)
Museum of Communism-3ビデオ上映コーナーでは当時(1968年、1989年)を振り返ってか、すすり泣く年配の女性とそれを慰める男性も居た。
【1989年のビロード革命を指導した、ハベル氏の胸像と当時の集会の様子】

学校から引率されて来たのか中学生くらいの団体が見学し、生徒たちは盛んにメモを取っていた。学校に帰ってレポートを書かねばならないのか?
今日が5月5日というチェコ・スロヴァキア建国の記念日であることを考えると教育の一環として訪問しているのかもしれない。
私は、ヤン・パラフ(Jan Palach)のパネルに釘付けになった。
【学生運動の指導者の頃の Jan Palach】
彼は1968年の「プラハの春」革命の際、学生運動の指導者であり、ソ連軍の侵攻に対する抵抗運動を指導していたが、最後に焼身自殺という形で抗議の意志を示した。
【焼身自殺をはかった後のJan Palach と葬列(左下)】

宝塚版ミュージカル「プラハの春」では、この革命を正面から取上げている。
ヤン・パラフという実名で登場し、熱い心を訴える重要な役どころであり、『安蘭けい』が主役以上の位置づけで、まさに熱く演じている。
パネルを一枚一枚読んで(英語で)、ビデオ上映も見たので、結局このMuseumには午後2時前まで4時間近く居た。
私の印象では、【Museum of Communism】というより【Museum of Revolution】がより適切。
記帳ノートがあったので、ページの半分ほどを前半英語、後半日本語で埋めた。
関心がある方は下記をクリック。
http://www.muzeumkomunismu.cz/
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Museum of Communism-2
2005年5月5日(木)
最初のコーナーではチェコ・スロヴァキアの成立から、ヒットラーとの戦いを中心に描かれている。
次は、第二次大戦後の社会主義的変革とその当事者たちの動き。
そして、「プラハの春」と言われてきた1968年の『民主化革命』。
ドプチェクの失脚とネオ・スターリニズムの強化。

1989年のビロード革命の写真と解説と当事者ヴァーツラフ・ハベルの証言ビデオなど。
それぞれのパネルにはチェコ語の他に英語、ドイツ語、フランス語などの解説が併記してあった。

この手の博物館である故、訪れる人も少ないと思っていたが、見学者は引きも切らす、1968年の「プラハの春」民主化革命のビデオ上映コーナーでは、常時十数人が座っており、相当数の訪問者があるものと思われる。
訪問者も、当時を知る年配の方から若い人まで幅広いのが特徴である。
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中欧三都市ふらり旅-第50回
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2005年5月5日 (5並びの日の午前中)
Museum of Communism 入り口を、『Museum』側に入ると、受付カウンターがあった(あたりまえですが)。
180クローネだというが、すでにクローネはほんの少しを残して底を付いていた。
クレジットカードではどうかと聞くと、OKとのこと。
入り口カウンターのすぐ前に、大きなマルクス像(高さ3m位)があった。

1918年(ロシア革命の翌年)のチェコ・スロヴァキア成立から1989年の「ビロード革命」までを中心に、ファシズムとの戦い、『共産主義』時代、『社会主義体制』崩壊までの70年の歴史を展示してある。展示内容は予想以上に豊富だった。
レーニン像も破壊されることなく、著書の書棚の上に鎮座していた。

1989年以前の展示内容が、現在と同じとは思はないが、またその頃このMuseumがあったかどうかもわからないが、展示の基本理念は『共産主義』崩壊、『民主主義』確立の考えであるようだ。
当時のチェコ・スロヴァキア指導部が、Starlinizm とNeo- Starlinizm の影響下にあったことを考えると、『反共産主義』の考え方も理解できないではない。
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中欧三都市ふらり旅-第49回
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最終日
2005年5月5日(木)
7時に起床、かなり激しく雨が降っている模様。
8時20分から9時までゆっくり朝食。
帰る準備で荷物のRe-packing。
ホテルのフロントで、
「1968年または1989年の『革命』のモニュメントか記念館はないか?」と尋ねると、
「唯一あるのは【共産主義博物館】だろう」とホテル備え付けの観光案内チラシの中から捜し出し、場所を教えてくれた。
ヴァーツラフ広場(Vaclavske namesti)に直交するナ・プジーコピィエ通り(Na Prikope)の
マクドナルド(ハンバーガー屋)の上にあるという。
9時半ホテルをスタートし、いつものI P Pavlova からMuzeum乗換えで、ムステーク駅(Mustek)下車。上にあがるとすぐナ・プジーコピィエ通り。マクドナルドを捜すとすぐに見つかった。

その横を入ると入り口らしきところがあり、そこを入ると上段に【Museum】下段に【Casino】と冗談のような案内サインがある。

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2005年5月4日(水)
マリオネット劇場外に出るとまた雨模様。
今度はトラムを乗り継ぎ、Staromestskaへ。

国立マリオネット劇場をようやく見つけると、本日の公演は終了とのこと。
ガイドブックではあるはずなのだが・・・。
その近所にある民営の方のマリオネット劇場で、演目は国立と同じモーツァルト作曲「ドン・ジョバンニ」(ハイライト)。
午後8時開演。450クローネ。
糸操り人形をマリオネットと言うはずが、ここでは下から手で使う人形劇が中心。
部分的にマリオネットによる演出がある。
人形の動きは以外に素早く、ユーモアにあふれていて子どもたちは大いに笑いはしゃいでいた。
これも1時間ちょっとの公演で、本来のオペラの半分くらいであろう。
それでも有名なアリアは全て盛り込まれているようであった。
演劇的会話の場面は殆ど無し。歌のみで繋いでいっている。9時15分終演。

(「芸術家の家」夜景:今回の記事とは関係ありません。)
明日の空港への移動のルートを確認するため、メトロA号線・終着駅のDejevcka駅まで行き、空港行きバスの時刻を確認。
午後4時代、5時代に9本ずつバスがあることを確認して一安心。
DejevckaからMuzeumまで7分。メトロC号線に乗換えMuzeumからI P Pavlovaまで2分。
そこからホテルまで歩いて5分。
すなわちホテルから空港バス乗り場まで30分もあれば充分行ける事を確認。
バス乗り場から空港までは30分程度というから、1時間あれば充分。
以上、確認して就寝。
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スメタナMuzeum-22005年5月4日(水)

ミクラーシュ教会内陣
城内コンサート会場を捜す。
案内に従って会場に入ると、小さな部屋のサロンコンサートで,
演奏もピアノ・ヴァイオリン・チェロの3名によるものだった。
どうも毎日同じ曲目を演奏しているものらしい。
完全に商業主義的なもの。
時間も1時間だけというものであった。演奏の技量もそこそこというところ。
プラハ城の散策を終わったところで展望の良いレストランがありそこで食事。

歩いてまたもやカレル橋を渡り、スメタナ博物館へ。到着した時は午後4時半を回っており、「早く見てください」とせかされながら見学。
今回巡った音楽家のMuzeumの中で、最も展示内容が整備されたところであった。
次代別、内容別に分類して解りやすく展示してあったが、オリジナル性ではコダーイMuzeumには負けるだろう。午後5時、終了。

カレル橋を4たび渡り、ミクラーシュ教会でのオルガンコンサートに向かう。
午後6時開演。さすがに教会で聴くオルガンの生演奏はいい。しかし演奏者がどこに居るかわからない。
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2005年5月4日(水)
プラハ城門11:30 プラハ城門の前に到着。
城内へは無料で入れる。
門を過ぎると、対岸から印象的なたたずまいが見えていた聖ヴィート・カテドラル(大聖堂)の尖塔が聳え立っている。


このカテドラルへの入場も無料であるが、イヤホンガイドで稼いでいるようである。
11:50、とりあえず英語ガイドを借りる。
プラハ城コンサートと称するチケットを売っていたので390クローネで購入。
13:00から城内で。
雨が降ってきた。今回の旅行で昨日に引続きプラハで初めて雨となった。折畳傘はホテルにおいてきてしまった。
聖ヴィート・カテドラル
大聖堂に入る。

起源は10世紀に遡るというが、現在の建物は14世紀カレル4世の時代に建築が始まり、長い年月を掛けて1929年に完成されたという。ゴシック建築様式の壮大なカテドラルである。
ステンドグラスの一部は20世紀のチェコを代表する画家Mucha(ムーハ)の手になるという。

大聖堂を出る頃には雨は小降りになっていた。
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聖ミクラーシュ教会2005年5月4日(水)
街の一角からスーザの行進曲が聞こえてきたので音のするほうへ行って見ると広場で
【US Military Band】が演奏していた。
イラク戦争キャンペーンであろうか?
あとで振り返ってみると米国領事館前であったようだ。

そのマーラストラナ広場に面して聖ミクラーシュ教会があり、見学。
日本語とスペイン語の解説が一緒になったリーフレットが用意されていた(他の言語ももちろんある)。
なかなか趣のある教会であった。
教会前では本日夕方のオルガンコンサートのチケットを390クローネで売っている。
オペラ「ルサルカ」より高い。

教会を出て少し行くと、幅の広い長い階段が見える。ブダペスト城は内部までシャトルバスが走っていたが、こちらは徒歩か馬車のみ。
その長い階段を登るほかない。10段から13段くらいの階段が、それぞれの踊り場を隔てて15ブロックくらいあるので、180段位はあったであろう。

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第43回目の記事を、一回分飛ばしてしまいました。
一つ戻って、
ここをお読みください。
従って、この記事は先日掲載した記事です。
2005年5月4日(水)
プラハ城へ朝食が8時15分からということで、久しぶりにゆっくり寝る。
朝食を済ませ、出掛けるときは9時半を過ぎていた。今日はプラハ城を中心に回ることにする。
平日の9時半過ぎということで、路上はラッシュアワーの車の列。それも相当のスピードで走行している。ちょっと向こう側に渡るというのは無理。
すでに通い慣れたIPパヴロヴァ駅まで歩き、メトロをMuzeumで乗り継いでマロストランスカー(Malotranska)駅へ。
メトロの乗換えのところでめずらしく抜き打ち検札をやっていた。私は72時間フリーチケットを持っているので安心。

Malotranska駅は、ヴルタヴァ(モルダウ)川底を渡ってプラハ城側の駅である。
駅のすぐ上はヴァルトシュテイン宮殿であり、その脇を通ってプラハ城方面へ進む。

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中欧三都市ふらり旅-第43回
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オペラ「ルサルカ」2005年5月3日(火) 18:00 開演。
このオペラは、この劇場で「初演された」という由緒正しい劇場・プラハ国民劇場での鑑賞である。

プラハ国民劇場
席は最上階の後ろの方であったが、見通しは結構良かった。
内容は一応日本を出る前に予習して行ったのでだいたい解った。
人間になりたかった「水の精(泉の妖精)」のお話。
しかし、今朝の早起きがたたり度々睡魔に襲われることに。オペラの内容も劇的展開というよりは、美しく漂うという内容なもので・・・眠りを誘うのに充分。
20:00 中休み。まだ明るい。サロンでコーヒーを。
第2幕。
22:30 終演。
なかなか素敵なオペラで(ミュージカルにしても良いようなストーリー)、歌手もうまかった。

ブルダヴァ川からプラハ国民劇場(左奥)を望む
オペラの概要は、オペラ好きの方が作っている下記のホームページでどうぞ。
http://www.d3.dion.ne.jp/~rulicon/rusalka.htmhttp://homepage2.nifty.com/aine/opera/opera59.htmhttp://www.and.or.tv/operaoperetta/127.htmトラムで地下鉄(メトロ)Staromestska駅へ。そこからメトロでIPパヴロヴァ駅へ。歩いてホテルへ。
23:30 ホテル着。
プラハ第一日目が、ようやく終了。
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中欧三都市ふらり旅-第42回
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ストリート(ブリッジ?)・パーフォーマー

橋の上では民族楽器からジャズまで、めいめいがパフォーマンスを披露し手造りCDを売っている。
似顔絵を描く人、橋をテーマにした風景画を売る人、写真を売る人などさまざまに・・・。
ゆっくりと渡ったので20分ほど掛かった。
16:55マーラ・ストラナ(プラハ城側)に渡り終える。

再び30分掛けて橋を渡り、旧市街側にもどる。
旧市外を歩いて、方向の検討をつけて国民劇場に向かう。
しかし、この市街は条里制がひかれておらず、一筋ひとすじが無秩序に曲がりくねっている。
おそらく敵の攻撃に対して迷路のような造りにしたからではなかろうか?
ガイドブックの地図と首っ引きで国民劇場を捜す。もう時間的余裕はない。
ようやく遠くに先ほど見た国民劇場のシルエットを見出し、行き着くことができた。
当日券を尋ねるがやっぱり売り切れ。
中年の婦人が「2枚持っているんだけれども、できたら二人連れに譲りたい。
売れ残ったら回してあげる」という。
開演間近になっても二人連れに売れなかったらしく、私が声を掛けると10ユーロ(1400円)で譲るというんで、買うことに。
たまたまユーロを切らしていたので350Kcで購入。1750円になる(両替手数料が2度掛かっているから?)。
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中欧三都市ふらり旅-第42回
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中欧三都市ふらり旅-第41回
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カレル橋
トラムを乗り継ぎ、国民劇場へ。
16:19 国民劇場横の広場に面したプレイガイドで尋ねると、本日公演のドヴォルザーク作曲のオペラ「ルサルカ」はすでに完売。
開演30分前から、劇場の窓口で当日券が少し出るかも知れません、とのこと。
午後6時開演なので1時間以上ある。

トラムで再びカレル橋たもとまで行く。
16:35カレル橋入り口のゲートをくぐり、聖人像を一つひとつ見ながらゆっくりこの橋を渡る。

宝塚の「プラハの春」(香寿たつき主演)で歌われた
『二人で寄り添い、カレル橋から見おろしたブルタヴァ川はただ、ただ静かに流れるも・・・』
という歌が自然と口をつく。
聖人像は1600年代から1900年代第2次世界大戦前までの作で、中心年代は1700年代の作のようである。
30ヶ所の台座に一体から数体の聖人像が鎮座している。新しいものも古いものも黒ずんでおり、年季を感じさせる。近代の煤煙で黒くなったのか、年代を感じさせるために敢えて黒っぽくしてあるのか?
聖人像は後から取り付けられていったもので、橋そのものは1357年に建設されたものだそうである。
改修はされてはいるが、当時の橋が現存しているということである。
本日市内の地図(現地語)を添付します。

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中欧三都市ふらり旅-第41回
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中欧三都市ふらり旅-第40回
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スメタナMuzeum
メトロで再びプラハ中央駅にゆき、72時間パス(公共交通機関パス)を購入。
(ホテルで「プラハカード」を尋ねたが知らないとのこと。)
メトロでMuzeum駅へ。国立博物館(本日休み)と国立歌劇場を外から眺める。
Muzeum駅からStaromestska駅までメトロ2駅。

国立歌劇場
芸術家の家(コンサートホール)。ここも外部からみるだけ。本日公開していない。

芸術家の家
旧市街を歩きカレル橋たもとのスメタナMuzeumにたどり着く。しかし本日は休館とのこと。
今回の旅は休館に出くわすことしきり。
おまけに雨模様となりはじめた。
雨宿りを兼ねて、近所のイタ飯屋で昼夜兼用の食事。

芸術家の家の前に立つドヴォルザーク像
プラハの地図は下記リンクへ
http://prague.ic.cz/prague-map.htm
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中欧三都市ふらり旅-第39回
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プラハ編本日よりようやく本格的に
【チェコ共和国プラハ編】 に入ります。
ドヴォルザーク記念館 プラハ中央駅からメトロで「I.P. Pavlova」(イーペーパヴロヴァ)駅へ。
そこから地図を元に検討をつけて歩いてゆくと、少しは捜したが比較的簡単にホテルSan Marcoは見つかった。
午前11時チェックイン。(但し部屋にはまだ入れず、荷物を預ける)
近くのドヴォルザーク記念館を探して歩いていると、品のよさそうな老人が英語で「どこをお探しですか?」と尋ねてきたので「ドヴォルザーク記念館へ」と応えると途中まで同じ方向なので一緒に行ってあげましょうという。
お言葉に甘えて案内してもらった。
入り口まで案内してもらったので御礼を述べ私の中学校時代からのドヴォルザークに対する思いを語ったが、発音が悪いのかもう一つ通じなかった。

「ドヴォルザーク記念館」も やはりそれほど整備されているというほどではないが、来客は結構多い。
ドヴォルザーク(Dovorak)は、一般には、学校の放課後などによく聞いた「家路」(新世界交響曲第2楽章)で有名な、交響曲第9番「新世界より」を創ったチェコの作曲家です。
ドヴォルザークや同時代人の絵や銅像がかなりの数展示されている。
楽譜もコダーイ博物館ほどではないが展示されている。しかし、コピー(レプリカ)の様子。

私個人のおみやげとして交響曲全集と協奏曲集(どちらもCD6枚組み)の二つを購入。
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【Praha 編】 いよいよ本日より開始
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2005年5月3日(火);一昨年の話ですが・・・
チェコに入る7:10 チェコに入り“Breclav”着。一部編成替えを行っている様子。7:18発。
車内放送がドイツ語からチェコ語に変わった。チェコ語・ドイツ語・英語と順に放送する。
7:40 チェコ側の検札、パスポートチェック。
7:49 “Brno”定刻着。7:53発(2分遅れ)。
7:59 車内販売が来る。男性販売員。英語OK(国際列車だから)。コーヒー1ユーロ。
9:00 “Ceska Trebud”着。約一時間走りっぱなしということ。9:01発(7分遅れ)。
9:34 “Pardubice”着。9:36発(7分遅れ)。
10:30
プラハ中央駅着。案内も表示も当然チェコ語ばかりでさっぱりわからない。

駅で140ユーロ(2万円弱)両替。3920クローネ(Kc)。1Kc≒5Yen。
メトロ入り口を捜し、ホテル近くの駅までを確認。 2駅。
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中欧三都市ふらり旅-第37回
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プラハへ
5:35ホームに着くとプラハ行きは既に到着(昨夜からここにあった?)。
行き違った係員に「プラハ行きの2nd Classの自由席はどこか?」と尋ねると「目の前の車両でOK」という。乗車するとコンパートメント式(6名用)であった。
この列車はEC(EuroCity)76号。愛称はチェコの国民的作曲家にちなみ
【Antonin Dvorak 号】。

コンパートメントには他の乗客は誰も居ない。ガラガラ状態。
ここから時間を追って箇条書き
6:08am 正確に発車。
6:15 早速パスポートチェック。
6:16 間髪をおかず別の人がチケットチェック。さっき乗る車輌を尋ねた車掌さん。
6:18 再び別のメンバーがパスポートチェック。今度はPoliceだという。
かなり念入り。
沿線風景特に変わったところ無し。
6:40 5台ほどの風力発電風車(オランダの風車とは違う発電用!)の横を通過。

6:56 最初の停車駅“Hohenan”着。6:57発(2分遅れ)。
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中欧三都市ふらり旅-第36回
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プラハまで鉄道の旅
2005年5月3日(火・憲法記念日)
朝4時半に目覚ましを掛けていたが、起きたのは結局4:50。
5:05 チェックアウト。タクシーを呼んでもらうと5:10には到着。
ウィーン南駅には5:25に着いた。
タクシー代8ユーロ20セント+チップ1ユーロ。

切符売り場はまだ開いていない。
数人、待っているような人が居たので、その辺で待っていると5:30から次々と3ヶ所の窓口がオープン。
特に問題も無くプラハ行きチケットGET!43.10ユーロ(6千円)。外国へ6千円で行ける!
ところが、このチケットでは何号車の何番に座るのか解らない。座席指定がされていない。窓口にもう一度並び直して聞くと「自由席にどうぞ」という。
不案内なので若干不安。
朝食はまだ食べる気にならないので、ホーム入り口のパン屋さんで、アップルデニッシュとミルク(500cc)を2.4ユーロで買ってホームへ。
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喚声と指笛
Volksoper での公演なので出演者は現職オペラ歌手かと思ったが、主役から子役までみんなマイクを額につけていてオペラグラスで見るとちょっと違和感があった。
子役は日本と同様やはり一番下の子が受けていた。3・4歳ではなかろうか?
聴衆の喚声は去年のエリザベートほどの「キャーーッ!」というものではないが、佳境に差し掛かると指笛での反応が次第に増えてきた。

写真はシアター・アン・デア・ウィーン(記事とは関係ありません)
開演が7時なので終演はやはり11時前。
トラムとU2を乗り継ぎKarlsplatz駅へ。
そこから歩いて、昨日と同じCafé Museumで夕食。
昨夜よりちょっと遅かったので、軽食しか用意できないということなので、オムレツ(野菜)を注文。
オムレツの種類も他にチーズ、ベーコンなどピザみたいに何種類からある。
量は結構多かった。ワインと伴に食す。Sehr Gut!
食後は昨日とは変わって、その名もそのもののCafé Museumを注文。アインシュペンナーの倍くらいの量があった。今日行ったLeopold Museumで、このレストランに関する設計者の展示を見たな。
ホテルに戻ると今日も日付が変わっていた。
明日は、早朝の列車でプラハに移動する予定。
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中欧三都市ふらり旅-第34回
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The Sound of Music -2 さて、話は少しそれたが、ドイツ語版の「The Sound of Music」。
舞台はオーストリアのザルツブルグ。まさに現地と言っていいところ。
ウィーンから鉄道で福岡-大阪間くらい。
従って、ドイツ語上演の方が本当は自然(現実的)なのだ。
地元の人達も納得というところだろう。
筋立てが殆ど同じなのは当然。
ジュリー・アンドリュースの映画も東宝版・大地真央(2004年博多座)のものも見ているので、昨夜のオペラ(神々の黄昏)と反対に、展開は良く解る。
「ドレミの歌」となった。
英語版でも日本語版でも「ドレミの歌」は「Doe,Ray,Me」「ド・レ・ミ」と歌うのだが(イタリア版があれば当然Do,Re,Mi)、
ドイツ語版は「ツェー・デー・エー(C,D,E)」と歌う。これにはさすがに違和感があった。
ドイツではドレミファを使っていないのだ。
この歌の中間で子どもたちが分担して音階を歌うところがあるのだが、日本版・英語版では当然「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド(Doe,Ray,Me,Far,Sew,La,Tea,Doe)」と歌うところ
ドイツ語版では「ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー・ツェー(C,D,E,F,G,A,H,C)」と歌うわけだ。
この曲が終わるまで、ずっと変な感覚であった。
東宝版でもそうだが、こちらでも修道院長役には歌のうまい人を配置している(私が見た東宝版は花山佳子)。
一幕の最後と終幕にうたう「全ての山に登れ!」は圧巻であった。
それぞれの配役も春風ひとみや鳳蘭に似た雰囲気の人がいたりして嬉しくなった。
トラップ大佐役は鹿賀丈史や山口佑一郎とも違う。岡幸二郎ともちょっと違うな。
マリアは大地真央のほうがずっとうまい。
40歳前後の方と思うが大地真央(去年;但し2004年;博多座でこの演目を見たとき48歳)のほうがずっと若く見える。

「見比べるなよ!」・・・
2005年5月2日(月)の夜のお話です。
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中欧三都市ふらり旅-第33回
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ミュージカルはArtか否か?
宝塚で「王家に捧ぐ歌(オペラ「アイーダ」より)」を振り付けしたバレエ界の大御所マイヤ・プリセツカヤが、タカラジェンヌに対し「あなた方のされていることは立派な芸術(Art)です。お世辞ではありません。信じてください!」と熱弁したという。
本当の芸術家には、そのような区別も差別もないのである。
実際、モーツァルトの「魔笛」や
ロッシーニの「セビリヤの理髪師」
シュトラウスの「こうもり」
ドニゼッティの「愛の妙薬」
ビゼーの「カルメン」等など、多くのオペラは
ストーリーといい音楽といいミュージカルと根本的に異なるところは無いと思う。
愛憎と三角関係が昔も今も基本テーマである。
さすがに、昨夜見たワグナーの楽劇となるとちょっと違う気がするが。
宝塚では木村信司(演出家)が、オペラ・アイーダのストーリーは割合忠実に引き継ぎながら、音楽は一切ベルディのものを使用せず、「王家に捧ぐ歌」としてミュージカル化して大成功を納めた.
これは、911同時多発テロに対するアメリカの報復攻撃を暗に批判し、暴力の連鎖では、何も解決しない。
アイーダ役の安蘭 けいに「戦いは新たな戦いを生むだけ!」と暴力を止めるよう訴えさせている。

また、宝塚ではプッチーニの「トゥーランドット」のミュージカル化「鳳凰伝」も行っている。

少し遡ればワグナーの「さまよえるオランダ人」を翻案した作品もある。
プラハでの市民革命をテーマにした「プラハの春」(春江一也原作)など、硬派の舞台も宝塚はやっている。
宝塚の演目リンクは下記(ちょっと古いので閉鎖しているかも)
「王家に捧ぐ歌」:
ここをクリック「鳳凰伝」:
ここをクリック おちゃらけたオペラよりも余程ストーリー性やメッセージ性のある演目がミュージカルにはある。
「レ・ミゼラブル」などは、その典型であろう。

「レ・ミゼラブル」(博多座)は、
ここをクリック************************************************
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原語上演or現地語上演?
プロセニアムの中央上部に字幕用らしきパネルが下がっている。さて原語(英語)上演か現地語(ドイツ語)上演か?(原則では現地語のはず)
公演が始まった。現地語(ドイツ語)上演で、英語字幕である。
ミュージカルは現地語上演が世界的傾向らしい。
先にも書いたが、ウィーンでは、オペラはホールの格(?)によって原語、現地語の使い分けをしているようである。原語崇拝の日本とは違う。

私の持論として日本でもオペラの日本語上演をもっと増やすべきであると思う。
『通』ぶって原語でなけりゃという人も少なくないようだが、字幕を見ながらの鑑賞では集中できず、ドラマに入り込めないのである。
その都度ディスプレーを見ることになれば、劇の世界から現実の世界にその都度連れ戻されることになる。
それよりは、日本語上演でストーリーに没入してしまうべきであると考える。
日本での公演で、イタリア語やドイツ語を字幕無しで理解できる聴衆がそんなに多いとはとても思えない。

「ミュージカルはエンターテイメントでありオペラはアートである」という気取った考え方には私は反対である。どちらも同じように表現芸術である点に変わりが無い。
最近、「セリフはくだけた日本語でアリア(歌)は韻を含んでいるので原語で」という公演がモーツァルトの『魔笛』公演で行われたようで、テレビの「芸術劇場」でダイジェストを見た。(二期会の公演だったと思う。)
“斬新な”発想には敬意を表するが、中途半端このうえないと思えた。
http://www.nikikai-opera.or.jp/zauberflote.html
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中欧三都市ふらり旅-第31回
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Volksoper

(正面は昔のたたずまいを残す劇場)
再び、Museums Quartier 駅から Schottentor 駅までU2で移動し、そこからトラム41号線に乗り継ぎ
Volksoperまで移動。中心部(リンク)から北西の方角。
(リンク:トラムNo1・No2が環状線状に走っている道路;旧城壁跡;内側をリンクという)
Volksoper では、どの国のオペラでも基本的には現地語(ドイツ語)上演という。
カルメン(フランス語)でもアイーダ(イタリア語)でもドイツ語でやるのだ。
対する Staatsoper は原則として原語上演。
The Sound of Music -1
18:25 Volksoper着。当日券売り場で今夜7時からのミュージカル「The Sound of Music」のチケットを購入。
もっとも高い席しか残っておらず、65ユーロ(9千円くらい)でGET!
http://www.volksoper.at/Content.Node2/home/spielplan/spielplan_detail_werkbeschreibung.php?eventid=474542
(裏側は、近代的に改装されている。)
1階フロア前から3列目センターから左へ4席目と、ほぼ中央の席。座席番号は列の端に列番号が、座面の裏側に席番号が書いてある。遅れて入ってきた人は席がわからないだろう。
後で解ったことだが、席番号は外側からL1・R1と順次昇順で左右に同じ番号を振ってある。
ただ、表示が私の席の場合【PARKETTLINKS】【Reihe 3】【Platz 9】と記しているだけなので上手か下手かはすぐにはわからない。
【3列9番】に座っていると係員がチケットを見せてくれという。その時は上手側の【3列9番】に座っていたのだが、【PARKETTLINKS】(そこまでは見ていなかった)は【1階席の下手側】であることが判明し移動した。
このオペラハウスはU-bahn6号線やトラムの交点にあるので、さっきから騒音が入ってきている。
ドドドッツ、ゴーッツといういかにも鉄道騒音。
フォルクスオーパーのリンクは下記。
http://www.volksoper.at/Content.Node2/index.php************************************************
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ベートヴェン記念館
自然史博物館を4時前に出て、U2(地下鉄)にてVolkstheater駅からSchottentor駅まで乗る。
16:15 ベートヴェン記念館(Pasqualatihaus)に到着。
去年は5月1日(メーデー)だったので休みであったが、今日はメーデー明けの月曜日。
ところが今回は「月曜日だ」というので休み。下の売店は営業していたので、事情を話しお願いしてみたが見学は無理であった。
「明日は営業しているから」というが、こっちは明日早朝からプラハへ移動なのに。
その売店で記念品(本)を買ったがこれが結構高い買い物になった。
「月光の曲」にまつわるエピソードの本と、ハイリゲンシュタットの遺書に関するパンフ。
http://joho.nta.co.jp/sight_info.asp?siteID=0613&site_type=m
ベートヴェン記念館は見損ねたが、別の日にTheatre An der Wien(ホテルの目の前) の
ベートヴェンの居室(再現)は去年に引続き再見。

近くの歩道にはプレートも嵌めこまれている。

U2を先ほど来た方向に戻り、Museums Quartier で下車。
午後5時から6時まで、Museums QuartierおよびLeopord Museumを見学。
クリムトやシーレなど19世紀末前後に活躍した作品のコレクションを展覧している。
それぞれに個性的ですごいものではあるが、趣味から言うとあまり好きになれない。
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中欧三都市ふらり旅-第29回
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自然史博物館
朝8時過ぎに通り過ぎた美術史博物館は月曜日で休み。

広場で対面する自然史博物館はオープン。
というわけで自然史博物館の方に入る。

ガイドブックによれば、マリア・テレジアの夫、フランツ1世のコレクションを元に拡充されていったそうである。
入るとすぐ鉱石、化石などの展示。大量の化石などが展示されている。
恐竜の骨格標本もあり、ティラノサウルス、トリケラトプス、アパトサウルスなどの大型恐竜が展示され子どもたちが見学していた。
階を上がるとほとんど見学者もいない展示スペースが続く。蝶をはじめあらゆる昆虫、そして鳥。
鳥も小型のハチドリクラスからダチョウまで、そして絶滅した鳥も剥製として展示されている。
哺乳類もアフリカゾウからキリン、サイ、バクに至るまで絶滅種も含めて、あらゆる種類が剥製となっている。
一人で歩いているとちょっと不気味。
どうもハプスブルグ家は世界中の生物・非生物を含め、ありとあらゆる種を集めようとしたのではないか?それはそれで、すごい執念である。

入り口から左に入ったところでは小規模のアクアリウム(水族館)があり、生きた魚たちが分類して展示されてるようであった(横目で通り過ぎた)。
http://www.nhm-wien.ac.at/d/engvorschau.html************************************************
中欧三都市ふらり旅-第29回
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中欧三都市ふらり旅-第28回
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続いてあるのが、武具の展示であった。「宮廷武器甲冑博物館」というらしい。
歴代の甲冑が所狭しと並べられている。
宇宙映画やマンガに出てきそうな斬新にもユーモラスに見える数々の甲冑が並んでいるが、実用的なものから装飾的なものへ変遷してきたらしい。

特に王族の使うものは武器というより権威の象徴であり、美術工芸品のようなものである。
胸の部分の突き出た女性用のものや馬用のものもある。
しかし、よくこんなに硬くて重いものを着用して戦ったものである。ほとんど全て鉄製であろうから。
日本の鎧は、胴の部分以外は革に漆塗りのピースを糸で編み込んでいるから通気性も多少あるだろうし、重いとはいえ、目の前にある鉄だらけの甲冑よりは軽かっただろうから身動きはよほどし易いものと思う。
一体だけ日本の鎧も展示してあった。
ヨーロッパの中世を舞台にした映画の時代考証には欠かせない博物館と言える。
http://www.khm.at/staticE/page145.html三つの博物館通しで7ユーロ(千円程度)。午後3時そこを出た。
【エフィソス遺跡博物館】
【古楽器博物館】
【宮廷武器甲冑博物館】
午後3時そこを出た。(2005年5月2日)
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