きょう朝10時から、Kinocinema 天神で
Met Live Opera プッチーニの【つばめ】
　（La Rondine）を観ました。




プッチーニがパリを舞台とする『オペレッタ』を委嘱され、
新機軸の楽曲を作曲したとのこと。

悲劇的結幕が多いプッチーニの作品には珍しいコメディタッチのオペラ。

作曲したのは1915年前後と20世紀で、かつ第1次世界大戦真っ只中。

そう言う暗い世相を吹き飛ばしたいという民衆の心に寄り添った作品。

いわゆるプッチーニ・メロディとは相当異なるポピュラー・ソング的。

オーケストレーションも解かり易く明瞭なものでした。



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【解説・ストーリー】
つばめのような自由な恋を夢見る高級娼婦マグダの冒険！プッチーニの最もエレガントで洗練されたオペラ！
「つばめ」のように自由な恋に憧れる高級娼婦マグダが出会った運命の男性とは？パリとリヴィエラを舞台に、夢のような恋の顛末を綴った甘く軽やかでほろ苦い大人のオペラ！クリムトの絵画を思わせるN・ジョエル演出のゴージャスな舞台で、とろける美声のA・ブルーと情熱ほとばしるJ・テテルマンのドリームカップルが魅せる。オペラ界を沸かせる 女性指揮者S・スカップッチのリードにも注目したい。



《つばめ》のあらすじ
金持ちの銀行家ランバルドに囲われている高級娼婦のマグダは、ランバルドの友人の息子ルッジェーロと恋に落ち、ランバルドに別れを告げる。
コート・ダジュールで愛の生活を送る二人の元に、ルッジェーロの母から、マグダとの結婚を喜ぶ手紙が届いた。
ルッジェーロは母に、二人の結婚を許してくれるよう手紙を送っていたのだ。ルッジェーロは喜び、マグダに手紙を見せるが、自分の過去を悔やむマグダはためらう。
彼女はルッジェーロに高級娼婦だったことを告白し、あなたの家には入れないとランバルドの元に戻っていくのだった。
　text by 加藤浩子

【スタッフ・キャスト】
指揮：スぺランツァ・スカップッチ（女性）
演出：ニコラ・ジョエル

　配　　役　：　役　　名
エンジェル・ブルー　：　マグダ、
ジョナサン・テテルマン　：　ルッジェーロ、
エミリー・ポゴレルツ　：　リゼット、
ベクゾッド・ダブロノフ　：　プルニエ

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プッチーニ《つばめ》
La Rondine － Puccini
上映期間：2024年5月31日（金）～6月6日（木)
上映時間：2時間44分 （休憩1回）
MET上演日：2024年4月20日
言語：イタリア語
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　 きょう午後１時から、Kinocinema 天神で
映画【不死身ラヴァーズ】
を見ました!




想いを伝えると相手が消えてしまう、と言う不思議な設定。

小学生時代・中学生時代・高校生時代・大学生時代と、
それぞれの出会いと別れを描きますが、
彼女（長谷部りの・見上愛）と彼（甲野じゅん・佐藤寛太）は
いつも同一人物。

どの時代も『りの』は、『じゅん』を覚えていますが、
逆に『じゅん』は記憶が１日しか持たない症状が有り・・・

【解説・ストーリー】
「ちょっと思い出しただけ」の松居大悟監督が、高木ユーナの同名コミックを実写映画化したラブストーリー。

長谷部りのは幼い頃に出会った甲野じゅんを運命の相手だと信じ、彼のことを忘れらずにいた。中学生になったりのはじゅんと再会を果たし、後輩で陸上選手の彼に思いを伝え続けるが、ついに両思いになった瞬間、彼はこつ然と消えてしまう。しかも彼がこの世に存在しなかったかのように、誰もじゅんのことを覚えていないという。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩や車椅子に乗った男性、バイト先の店主など別人となって何度もりのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していく。それでも諦めないりのの真っ直ぐな思いは、やがて奇跡を起こす。

「衝動」の見上愛が主人公りの役で映画単独初主演を果たし、「正欲」の佐藤寛太が運命の相手じゅんを演じた。シンガーソングライターの澤部渡によるソロプロジェクト「スカート」が主題歌と劇伴を担当。

2024年製作／103分／G／日本
配給：ポニーキャニオン
劇場公開日：2024年5月10日


【スタッフ・キャスト】
監督　：　松居大悟
原作　：　高木ユーナ
脚本　：　大野敏哉 松居大悟
チーフプロデューサー　：　服部保彦
プロデューサー　：　布川均 伊豫田章悟 柴原祐一
製作　：　伊藤貴宣 大熊一成 宇田川寧 関佳裕 高見洋平
エグゼクティブプロデューサー　：　松岡雄浩 菊池貞和
撮影　：　冨永健二
照明　：　杉本周士
録音　：　日下部雅也
整音　：　西條博介
美術　：　趙心智
スタイリスト　：　望月恵
ヘアメイク　：　寺沢ルミ 杉本あゆみ
音響効果　：　渋谷圭介
編集　：　相良直一郎
音楽　：　澤部渡
主題歌　：　スカート
助監督　：　井木義和
制作担当　：　川上泰弘
ラインプロデューサー　：　濱松洋一

　配　　役　：　役　　名
見上愛　：　長谷部りの　
佐藤寛太　：　甲野じゅん
青木柚　：　田中　
前田敦子　：　花森叶美　　
神野三鈴　：　じゅんの母親
落合モトキ
大関れいか
平井珠生
米良まさひろ
本折最強さとし
岩本晟夢
アダム

　昨日の午前11時10分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画
映画【フジコ・ヘミングの時間】
　を見ました!



2018年制作の作品の追悼上映とのことですが
私はこの作品は初めて見ました。

類似のドキュメンタリーはテレビ放送を含めて何度か見ましたが。

ドキュメンタリーは、フジコ・ヘミングさんの晩年の活動最盛期に
世界中で行われたリサイタルに密着取材したもので、
世界各地の『別荘』も訪問して複数の猫との生活も紹介します。

演奏部分は断片的ですが、鍵盤上方からのビューもあり、指使いも判ります。

フジコ・ヘミングさんのライフワークとも言われるリストの『ラ・カンパネラ』（鐘）は
何度も断片的に出てきますが、映画の最後では全曲通しで紹介されました。

超絶技巧を誇示する所謂『速弾き』が多い中で、フジコ・ヘミングさんの演奏は
超速ではなくて、どちらかと言うとユッタリ系。
しかし、そのことで超速演奏では埋もれているリストが描いた細部が
クリアに表現されていました。

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【解説・ストーリー】

60代になってから世界に見いだされたピアニスト、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー。
日本人ピアニストの母とロシア系スウェーデン人のデザイナーである父との間に生まれ、母の手ほどきによって5歳からピアノを習いはじめたフジコ。
やがて演奏家として高い評価を受けるようになるが、大事なリサイタルの前に聴力を失うという大きなアクシデントに見舞われるなど、数奇な人生を歩んできた。
1999年にNHKで放送されたドキュメント番組によって日本でも広く知られるようになったフジコの、初のドキュメンタリー映画となる今作では、ワールドツアーで世界を巡って演奏する姿や、自宅で愛する猫に囲まれて過ごす時間など、公私にわたるフジコの素顔に密着。
父との別離、厳しい母のレッスン、ハーフへの差別、貧しい留学生活や聴力喪失など、数々の苦難に見舞われても、夢をあきらめずに進んだフジコの人間性と音楽に迫る。

【スタッフ・キャスト】
監督 : 小松莊一良
企画 : 小松莊一良
エグゼクティブプロデューサー : 新井重人

作品データ
製作年 : 2018年
製作国 : 日本
配給 : 日活
劇場公開日 : 2018年6月16日
上映時間 : 115分
映倫区分 : G

今朝の朝ドラ【虎に翼】花岡の死因は餓死だった！




先週の私の投稿（末尾に再掲）で私の母(1919年生まれ)が
60年ほど前に私に語ったことを書き花岡の死因を予測したが、
その通りだった。

また、母の話も同時代の本当のことであったことを改めて確認した。

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朝ドラ【虎に翼】

10日放送の第51回では、花岡が法を遵守して配給の食事以外に手を出さなかった結果、餓死する場面から始まった。
戦地から戻り、訃報を伝える記事を見た轟は「仕方あるまい、それがあいつの選んだ道ならば」と強がるが、
よねから「ほれてたんだろ？　花岡に。
花岡と最後に会った時、そう思った」と言われる。

➡2024年6月7日（金）
今日の（今週末の）【虎に翼】の
最後で「花岡が亡くなった」との
会話がありましたが
私が子どもの頃（60年以上前）に
私の母から聞いた次の話のこと？
「法を守る裁判官の中に『ヤミ物資』には一切手を付けないと頑張って亡くなった方が居る」
花岡さんは、その方を象徴しているのでは無いでしょうか？
その方の行為は『痩せ我慢』ではなく、『ヤミ米』などの流通を禁止すれば「餓死者が続発する」ことを身を挺して告発したのでは!?

　 今日は、ユナイテッドシネマ・トリアス久山で、14時15分から
映画【ディアファミリー】
　を見ました!




心臓病で余命10年と診断された娘を救う為に医療機械『人工心臓』を
開発する中小企業経営者を描く、実話に基づく映画でした。

半永久的に使える『人工心臓』は、2024年現在、まだ世界中で
実現していないと、エンドクレジットで表記されました。

しかし、この会社が開発に漕ぎ着けたカテーテルは現在も使用され
十数万人の命を救っているとのこと。

昨日は、『新NHKプロジェクトＸ』で、同じく心臓血管外科で使用される
『血管パッチ』を開発した中小企業を紹介していました。

【解説・ストーリー】
世界で17万人の命を救ったIABP（大動脈内バルーンパンピング）バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。
1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。

大泉洋が主人公・宣政を熱演するほか、妻・陽子役を菅野美穂、娘・佳美役を福本莉子が務めた。
主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による膨大な取材ソースを基に「糸」の林民夫が脚本を手がけ、「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督を務めた。

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【作品データ】
　製作年　：　 2024年
　製作国　：　 日本
　配給　：　 東宝
　劇場公開日　：　 2024年6月14日
　上映時間　：　 116分
　映倫区分　：　 G
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【スタッフ・キャスト】
監督　：　月川翔
原作　：　清武英利
脚本　：　林民夫
製作　：　市川南 井原多美
共同製作　：　上田太地 滝沢昌志 荒木宏幸 細野義朗 伊藤亜由美
厚地純夫 藤井達郎 木部寛清 小野剛 飯田義典
エグゼクティブプロデューサー　：　臼井央 長谷川徳司
企画　：　岸田一晃 大瀧亮 石黒裕亮
プロデュース　：　岸田一晃 大瀧亮 石黒裕亮
プロデューサー　：　窪田義弘
ラインプロデューサー　：　田中敏雄
撮影　：　山田康介
照明　：　木村匡博
録音　：　柳屋文彦　
整音　：　柳屋文彦
美術　：　花谷秀文
装飾　：　小山大次郎
スタイリスト　：　新崎みのり
ヘアメイク　：　百瀬広美
音響効果　：　北田雅也
VFXスーパーバイザー　：　鎌田康介
編集　：　穗垣順之助
音楽　：　兼松衆
主題歌　：　Mrs. GREEN APPLE
助監督　：　牧野将
制作担当　：　高橋康進
スクリプター　：　中村愛由美
音楽プロデューサー　：　有馬由衣
プロダクション統括　：　會田望

　役　名　：　配　役
坪井宣政　：　大泉洋
坪井陽子　：　菅野美穂
坪井佳美　：　福本莉子
坪井寿美　：　新井美羽
佐々木肇　：　上杉柊平
柳玲子　：　徳永えり
桜田純　：　満島真之介
川野由希　：　戸田菜穂
坪井奈美　：　川栄李奈
山本結子　：　有村架純
富岡進　：　松村北斗
石黒英二　：　光石研

　 今日は、キノシネマ天神で11時55分から
映画【トノバン】を見ました!




フォーク・クルセダーズで有名な加藤和彦さんの業績を紹介する
ドキュメンタリーでした。

私は、この分野に当時関心がありませんでしたが、
それでも聞き覚えの有る楽曲が十数曲ありました。

60’s, 70’s, 80’s初頭のフォーク・ポピュラー音楽界を席捲した
加藤和彦さんの取り組みを多くの同時代の人々が語り継ぐものでした。

エンドクレジットでは、この映画で紹介された
三十数曲のナンバーリストが表示されました。

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キノシネマ天神のあるカイタックビルの
エスカレーターホール各階には
テーブル付きの休憩スペースが有って便利。



その上、Wifi も完備しています。



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【解説・ストーリー】
日本のポピュラー音楽史に残る数々の名曲を生んだ音楽家・加藤和彦の軌跡をたどったドキュメンタリー。
「ザ・フォーク・クルセダーズ」や「サディスティック・ミカ・バンド」など時代を先取りした音楽性で多くの人々に影響を与え、「トノバン」の愛称で親しまれた加藤和彦。日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズの結成秘話、世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景をとらえた貴重な映像、日本のポップスの金字塔といわれる“ヨーロッパ3部作”に隠された逸話などを紹介。さらに、不朽の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を新たにレコーディングし、さまざまなジャンルのミュージシャンによって進化する楽曲の姿を映し出す。
ミュージシャン・高橋幸宏が加藤に寄せた思いから映画の企画が立ち上がり、「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」の相原裕美が企画・監督・プロデュースを担当した。

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【作品データ】
　製作年　：　 2024年
　製作国　：　 日本
　配給　：　 ナカチカピクチャーズ
　劇場公開日　：　 2024年5月31日
　上映時間　：　 118分
　映倫区分　：　 G
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【スタッフ・キャスト】
監督　：　相原裕美
企画　：　相原裕美
構成　：　相原裕美
プロデュース　：　相原裕美

　配　　役
きたやまおさむ, 松山猛, 高梨美津子, 朝妻一郎, 高中正義, 坂崎幸之助
新田和長, つのだ☆ひろ, 林立夫, 泉谷しげる, 牧村憲一, 重実博
小原礼, トシ矢嶋, クリス・トーマス, 今井裕, 蜂屋量夫, コシノジュンコ
太田進, 𠮷田克幸, 三國清三, 門上武司, 佐々木浩, 清水信之, 高野寛
高田漣, 坂本美雨, 石川紅奈, 齋藤安弘, はしだのりひこ, 平沼義男
芦田雅喜, 福井ミカ, 吉田拓郎, 松任谷正隆, 高橋幸宏, 後藤次利
安井かずみ, 竹内まりや, 坂本龍一, 大村憲司, 折田育造, 細野晴臣
矢野顕子

　きのう(6/16)、キノシネマ天神で14時から
映画【あんのこと】を見ました!




やるせなく救いようの無いストーリーでしたが、映画の冒頭で「実話に基づく」
とあったので一層苦しい思いをする映画でした。

警官・多々羅の援助で生活を少しずつ改善してゆく重要ポイントで、
あんに売春させて『売上げ』を取り上げる『毒母』に凄惨な暴力を受けて
引き戻されると言う恐ろしい状況。

多々羅に紹介されたDVシェルターに入居し、老人福祉施設で真面目に
働いているのに、居場所を突き止めた毒母が乱入し・・・

また、新型コロナ感染で老人福祉施設も感染防止で人員削減となり
非正規は事実上解雇。

当に岸田政権に至る自民党の較差拡大政策で貶められた
貧困家庭の実情を描いて行きます。

最後まで Happyend にはならない重い映画でした。
なお、あん（香川杏）を演じた河合優実さんは、眼も表情も含めて熱演でした。

【解説・ストーリー】
「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠が監督・脚本を手がけ、ある少女の人生をつづった2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。
売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。
「少女は卒業しない」の河合優実が杏役で主演を務め、杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じた。

【映画ドット・コム】による超長い解説記事へのリンク
https://eiga.com/movie/100503/special/?lid=tp_top_special
あんのこと 特集:
解説・レビュー／
脳の奥に“ダメージ”貫通する慟哭の映画体験
　虐待、 売春、ドラッグ…
絶望の後に希望の光が包む衝撃の実話
https://eiga.com/l/EcAWp
2024年6月

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【作品データ】
　製作年　：　 2024年
　製作国　：　 日本
　配給　：　 キノフィルムズ
　劇場公開日　：　 2024年6月7日
　上映時間　：　 113分
　映倫区分　：　 PG12
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【スタッフ・キャスト】
監督　：　入江悠
脚本　：　入江悠
製作総指揮　：　木下直哉
企画　：　國實瑞恵
エグゼグティブプロデューサー　：　武部由実子
プロデューサー　：　谷川由希子 関友彦 座喜味香苗
撮影　：　浦田秀穂
照明　：　常谷良男
録音　：　藤丸和徳
美術　：　塩川節子
スタイリスト　：　田口慧
ヘアメイク　：　大宅理絵 金田順子
音響効果　：　大河原将
編集　：　佐藤崇
音楽　：　安川午朗
音楽プロデューサー　：　津島玄一
助監督　：　岡部哲也
キャスティングテスター　：　杉野剛
制作担当　：　安達守
ラインプロデューサー　：　山田真史

　役　名　：　配　　役
香川　杏　：　河合優実
多々羅保　：　佐藤二朗
桐野達樹　：　稲垣吾郎
香川春海　：　河井青葉
香川恵美子　：　広岡由里子
三隅紗良　：　早見あかり

　 きのうユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【鬼平犯科帳・血闘編】を見ました!




ここでの上映は6月20日（木）まで。

きっかけは、Arc Times 6月15日付けに軍鶏鍋屋の亭主として出演した
松元ヒロさんのトークを聴いたから。
★プレミアム★ サタデーナイトArc
【松元ヒロさん・日本一の私のパントマイム、抱腹絶倒！恐怖のカレー事件】
司会・尾形聡彦×望月衣塑子

鬼平と仇名される長谷川平蔵の今を松本幸四郎が、
その青年期を子息である市川染五郎が演じていました。

芋酒屋の亭主を柄本明さんが演じており威厳の全く無い老人
（実は盗っ人）役を見事に演じていました。

松元ヒロさんも同じような位置づけですが盗っ人ではありません。
老練の柄本明さんに負けてはいない威厳の無い老人を演じていました。

予備知識が無ければ、松元ヒロさんとは気付かなかったかも（笑）

演目自体は、『時代劇』（剣劇・殺陣シーンも含む）製作技術（俳優もスタッフも）を
後世に引き継ぐ為の重要な意義があるようです。

剣劇シーンは、迫力と臨場感が恐ろしいほど。

上映終盤なので観客は私も含めて３人。

【解説・ストーリー】
これまで幾度も映像化されてきた池波正太郎のベストセラー小説「鬼平犯科帳」シリーズを、十代目・松本幸四郎主演で新たに映像化する時代劇シリーズの劇場版。

2024年1月放送のテレビスペシャル「鬼平犯科帳　本所・桜屋敷」に続く本作では、主人公の鬼平こと長谷川平蔵の過去と現在を交錯させながら、それぞれの時代で愛する者を救うため立ち上がる平蔵の熱き姿を描き出す。

長谷川平蔵のもとに、彼が若い頃に世話になった居酒屋の娘・おまさが現れ、密偵になりたいと申し出る。平蔵にその願いを断られたおまさは、平蔵が芋酒屋主人と盗賊の2つの顔を持つ鷺原の九平を探していることを知り、独断で調査に乗り出すが……。

テレビスペシャルに続いて、若き日の鬼平・長谷川銕三郎を幸四郎の実子である八代目・市川染五郎が演じた。そのほか平蔵の妻・久栄を仙道敦子、密偵・おまさを中村ゆりが演じ、劇場版ゲストとして志田未来、北村有起哉、松本穂香、中井貴一、柄本明が出演。

【作品データ】
　製作年　：　 2024年
　製作国　：　 日本
　配給　：　 松竹
　劇場公開日　：　 2024年5月10日
　上映時間　：　 111分
　映倫区分　：　 G

【スタッフ・キャスト】
監督　：　山下智彦
原作　：　池波正太郎
脚本　：　大森寿美男
製作　：　石原隆 小林智 石井紹良 松下幸生 岡田美穂 高橋敏弘 小川泰 加藤光淑 深川辰巳 飯窪成幸
エグゼクティブプロデューサー　：　宮川朋之
プロデューサー　：　田倉拓紀 永富康太郎 足立弘平
アソシエイトプロデューサー　：　秋永全徳
撮影　：　江原祥二
照明　：　杉本崇
録音　：　松本悟
美術　：　倉田智子
装飾　：　中込秀志
衣装　：　真柴紀子
メイク　：　大村弘二 北川真樹子
床山　：　大村弘二
結髪　：　北川真樹子
VFXシニアスーパーバイザー　：　尾上克郎
VFXプロデューサー　：　結城崇史
編集　：　野澤瞳
音楽　：　吉俣良
助監督　：　堀場優
スクリプター　：　竹内美年子
ラインプロデューサー　：　溝口豊
殺陣　：　清家三彦 清家一斗
料理監修　：　野崎洋光
グラフィックデザイン　：　青木克憲 豊島恵輔 土屋佳太
フォトグラファー　：　太田好治
コピーライター　：　前田知巳
スチール写真　：　北脇克己 大木仁博
アシスタントプロデューサー　：　山田倫子 清水拓哉
製作担当　：　小西剛司
企画協力　：　石塚晃都 鶴松房治

　役　　名　：　配　　役
長谷川平蔵（鬼平）　：　松本幸四郎
長谷川銕三郎（若き日の鬼平）　：　市川染五郎
久栄　：　仙道敦子
おまさ　：　中村ゆり
相模の彦十　：　火野正平
佐嶋忠介　：　本宮泰風
木村忠吾　：　浅利陽介
酒井祐助　：　山田純大
沢田小平次　：　久保田悠来
小野十蔵　：　柄本時生
三次郎　：　松元ヒロ
おたね　：　中島多羅
おりん　：　志田未来
おろく　：　松本穂香
網切の甚五郎　：　北村有起哉
京極備前守高久　：　中井貴一
鷺原の九平　：　柄本明

　きのう(6/23)12時10分からユナイテッドシネマ・トリアス久山で
草笛光子さん（90歳）主演で実在の作家・佐藤愛子さん
（去年100歳を迎え御健在）の90歳からの脚色された実話を描く
コメディ映画【九十歳。何がめでたい】
　を見ました!

最初に出てくる草笛光子さん扮する佐藤愛子さんは、年相応にくたびれた雰囲気ですが、度々連載の執筆を要請に来る編集者（唐沢寿明）との遣り取りの中で徐々に元気を取り戻し、『九十歳。何がめでたい』の執筆を始めてからはドンドン若返ってゆく様子が素晴らしい。

また、その中年を超えた娘役・響子として真矢ミキさんが扮しているのですが、こちらもそのくたびれ様から、最初はあの颯爽とした真矢ミキさんとは分かりませんでした。
響子も愛子に振り回されている内に若返ってゆき、見慣れた真矢ミキさんに近づいて行きました（笑）



もう一つ、未だ『若返る前の』佐藤愛子さんが新聞の人生相談コラムを読んで小言を云う場面で、離婚相談に来た女性を脳内合成するのですが、その女性の役が私が大好きな木村多江さん。いつの間にか新聞紙面を抜け出し佐藤愛子さんの前に。
そして佐藤愛子さんの助言で暗い表情から力強い表情に変わってゆく様子を短い尺で見事に表現されていました。

その女性は映画の終盤で再び現れますが、そこはネタバレ範囲😂




人生を考えるにも終活を考えるにも役に立つ大コメディでした。

若者も高齢者も見る値打ちのある映画だと私は思います。

草笛光子さん（左）と真矢ミキ（右）とのツーショットは
真矢ミキさんのブログより切貼り

『日本の宝』#アメブロ
https://ameblo.jp/maya-miki-blog/entry-12853162615.html
真矢ミキ公式ブログ

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【解説・ストーリー】

作家・佐藤愛子が日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアでつづったベストセラーエッセイ集を、草笛光子主演で映画化。

これまで数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎた現在は断筆宣言して人づきあいも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。そんな彼女のもとに、中年の冴えない編集者・吉川がエッセイの執筆依頼を持ち込んでくる。生きづらい世の中への怒りを歯に衣着せぬ物言いでつづったエッセイは思いがけず大反響を呼び、愛子の人生は90歳にして大きく変わり始める。

編集者・吉川を唐沢寿明、愛子の娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子を藤間爽子、吉川の妻・麻里子を木村多江、娘・美優を中島瑠菜が演じる。「老後の資金がありません！」などの前田哲監督がメガホンをとり、「水は海に向かって流れる」でも前田監督と組んだ大島里美が脚本を担当。

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2024年製作／99分／G／日本
配給：松竹
劇場公開日：2024年6月21日
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【スタッフ・キャスト】
監督　：　前田哲
原作　：　佐藤愛子
脚本　：　大島里美
企画　：　岡田有正 古賀誠一 石塚慶生
プロデュース　：　岡田有正
プロデューサー　：　近藤あゆみ 山田大作
撮影　：　山本英夫
照明　：　小野晃
録音　：　加藤大和
美術　：　安藤真人
装飾　：　松田光畝
衣装　：　立花文乃
衣装（草笛光子）　：　市原みちよ
ヘアメイク　：　宮内三千代
ヘアメイク（草笛光子）　：　中田マリ子
サウンドエフェクト　：　小島彩
視覚効果　：　豊直康
編集　：　早野亮
音楽　：　富貴晴美
主題歌　：　木村カエラ
音楽プロデューサー　：　溝口大悟 笹原綾
助監督　：　久保朝洋
スクリプター　：　杉本友美
制作担当　：　田島啓次

　役　名　：　配　役
佐藤愛子　：　草笛光子
吉川真也　：　唐沢寿明
杉山桃子　：　藤間爽子
水野秀一郎　：　片岡千之助
吉川美優　：　中島瑠菜
テレビの修理業者　：　オダギリジョー
海藤ヨシコ　：　清水ミチコ
美容師　：　LiLiCo
倉田拓也　：　宮野真守
総合病院の窓口女性　：　石田ひかり
タクシー運転手　：　三谷幸喜
吉川麻里子　：　木村多江
杉山響子　：　真矢ミキ

　 きょう午後2時20分から4時32分までユナイテッドシネマ・トリアス久山で
映画【朽ちないサクラ】を見ました!




冒頭は犯人も被害者も不明の水死を装う殺人場面。

その『背景？』としてストーカー殺人事件があり、被害者
（この時点では映画冒頭の被害者と同一人物かどうかは不明）が
保護を訴えていた時に署員は『慰安旅行』に行っており対応できない内に
殺人に至ったことと、それを隠蔽していたことが『内部リーク？』により発覚し
生活安全課に市民からの抗議電話が殺到する様子が描かれます。

そしてお決まりの内部リーク犯人捜し。

映画のヒロイン森口 泉（杉咲 花）が真っ先にリーク犯と疑われます。

映画の中で『エス』はスパイ、『サクラ』は公安警察であることが示されます。



映画の終盤では『オウム真理教』をモデルにしたカルト団体（別団体名）
による毒ガス大量殺人事件も事件の背景として描かれます。

まさに３０年前のきょう（6月27日）オウム真理教が松本サリン事件を起こした日でした。

映画の中では桜の季節で、満開の桜や桜吹雪が描かれますが、
映画の表題『朽ちないサクラ』は、公安警察は今も健在で暗躍していることを示唆します。

そして組織防衛の為には「百人の市民を護るため」との口実で
標的の殺害も正当化する実態が暴露されます。

真相に迫った森口 泉は上司（安田 顕）に「私も殺されるのでしょうか？」と問います。

『エンドクレジット』の最後に、「この映画はフィクションです」と表示されますが、
それが却って意味深に響きました。

演技に定評のある杉咲花さんの表情表現は確かに素晴らしい！



上映開始１週間目ですが、観客は十数名だけ。平日の昼下がりで重いテーマなんで😂

【解説・ストーリー】

「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による警察ミステリー小説を杉咲花の主演で映画化。杉咲演じる県警の広報職員が、親友の変死事件の謎を独自に調査する中で、事件の真相と公安警察の存在に迫っていくサスペンスミステリー。

たび重なるストーカー被害を受けていた愛知県平井市在住の女子大生が、神社の長男に殺害された。女子大生からの被害届の受理を先延ばしにした警察が、その間に慰安旅行に行っていたことが地元新聞のスクープ記事で明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が記事にしたと疑うが、身の潔白を証明しようとした千佳は一週間後に変死体で発見される。後悔の念に突き動かされた泉は、捜査する立場にないにもかかわらず、千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえることを誓うが……。

泉役を杉咲が演じるほか、安田顕、萩原利久、豊原功補らが顔をそろえる。監督は「帰ってきた　あぶない刑事」の監督に抜てきされた原廣利。

2024年製作／119分／G／日本
配給：カルチュア・パブリッシャーズ
劇場公開日：2024年6月21日


【スタッフ・キャスト】
監督　：　原廣利
原作　：　柚月裕子
脚本　：　我人祥太 山田能龍
エグゼクティブプロデューサー　：　後藤哲
プロデューサー　：　遠藤里紗 宮川宗生
撮影　：　橋本篤志
照明　：　打矢祐規
録音　：　小松崎永行
美術　：　我妻弘之
装飾　：　大和昌樹
スタイリスト　：　古舘謙介
スタイリスト（杉咲花）　：　渡辺彩乃
ヘアメイク　：　田中美希
ヘアメイク（杉咲花）　：　須田理恵
リレコーディングミキサー　：　野村みき
サウンドエディター　：　大保達哉
編集　：　鈴木翔 原廣利
音楽　：　森優太
助監督　：　逢坂元
制作担当　：　緒方裕士

　役　　名　：　配　　役
森口　泉　：　杉咲花
磯川俊一　：　萩原利久
津村千佳　：　森田想
辺見　学　：　坂東巳之助
兵藤　洋　：　駿河太郎
浅羽弘毅　：　遠藤雄弥
公安警察官　：　和田聰宏
津村雅子　：　藤田朋子
梶山浩介　：　豊原功補
富樫俊幸　：　安田顕

　福岡地区朝鮮学校を支援する会
　 　 第10回総会・学習会 14:00 〜 15:30
【前川喜平・元文部科学省事務次官の講演】

教育は人権であり、人種・門地等によって差別されてはならない。
日本国憲法・教育基本法でも明記されている。

朝鮮学校への差別は憲法違反である。

2009年に民主党政権に交代した時には、文部科学省・初等中等教育審議官だった（局長に続くNo.2）

野党時代の民主党の教育政策に準じて朝鮮学校を対象とする法案を提示したが、当時の民主党内にも朝鮮高校無償化に反対する声も高かった。
その筆頭は中江浩（サンズイに合）氏。
その後も民主党政権内の力関係から文科大臣が度々変わリ朝鮮学校の無償化は実現できなかった。
文部科学省の官僚の中にも審査を長引かせて民主党政権の次の政権（自民党政権）に繋ごうとする傾向が現れる。



その頃には前川氏は初中等教育審議官を離れ大臣官房付きとなっていた。
野田佳彦政権の時に田中眞紀子さんが文科大臣に成ったが朝鮮学校の無償化には積極的だった。
しかし、その２ヶ月半後に野田佳彦が負けるのがわかっているのに解散してしまった。
そして短期で民主党政権が倒れた。
復権した自公政権の文科大臣は下村博文氏であり、2013年に朝鮮学校の無償化を真っ先に排除した。
自公政権は朝鮮学校と朝鮮総連の関係を『不当な支配』と言って排除している。

そして、今も差別が続いている。

各地で行われている裁判では大阪地裁のみが妥当な判決を出した。
ほかは、司法が判断すべきことではなく朝鮮学校の扱いは行政の裁量権の範囲であると退けた。
司法の責任逃れであり政権への忖度判決である。
人事で縛られている。

腐りきった政権が司法にも及んでいる。

これを打破するには政権交代が必要である。



コロナ禍においてさえ朝鮮学校差別。
ほぼ全ての大学生を生活支援金の対象としたのに朝鮮大学校のみ給付対象から外した。

自民党の差別感情の根底には長州にあり吉田松陰と松下村塾の教育にあると思う。『一君万民論』
『幽囚録』蝦夷・琉球・朝鮮・満州・台湾・南方諸島（ルソン島など）を支配すべきとの方針。
明治政府の侵略戦争の論拠。
陸軍は長州閥中心。山縣有朋。
『国体論』のイデオロギー。
前川氏は『國體論』と書く。
神話思想。日本民族の選民思想。
家族国家観。排外思想。

最後に東京都知事選挙が行われている。
蓮舫さんが勝てば東京都における朝鮮学校差別は直ちに解消されるし、東京が変われば日本全体に大きな影響を与える。
東京で政権交代が起きれば国政の政権交代にも繋がる。

長い目で見れば日朝国交回復も南北朝鮮統一も成しうると思う。

　

(引用)
　政治権力のテレビ報道への介入に対抗する市民グループ「テレビ輝け！市民ネットワーク」は8日、テレビ朝日ホールディングス（HD）に、権力に忖度（そんたく）や迎合をしないことなどを求める株主提案を行った。
写真
「テレ朝の放送番組審議会は、見城徹氏が委員長であるため形骸化しているのではないか」と指摘する阪口徳雄弁護士（中）ら＝8日、東京都内で
　グループは昨年に発足し、田中優子前法政大総長と前川喜平元文部科学次官が共同代表を務める。メンバー48人でテレ朝HD株を計約4万株購入し、株主提案する準備を進めてきた。
　提案では、テレ朝HDに
（1）公平公正な報道を行うという放送法の理念に照らし、権力に対する忖度や迎合をしない
（2）過去10年の間にあからさまな圧力があれば第三者委員会にかけて調査する
（3）放送番組審議会の委員らの任期に上限を設ける
（4）前川氏を社外取締役に就ける
―の4点を求めた。
　テレ朝HDは、6月の株主総会で回答する予定だ。
　田中氏は、記者会見で「テレビを批判するためでなく、励ますための提案。テレビの影響力はまだまだ強い。信頼しているがゆえにしっかりしてほしい」と指摘した。事務局の阪口徳雄弁護士は「安倍政権下でテレビは執拗な攻撃を受けたが、民放は発言しなかった。ならばわれわれが申し入れをしようとなった」と述べた。今後、大株主の朝日新聞や外国人投資家などにも働きかけるという。
（望月衣塑子）