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観劇レビュー&旅行記

【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。

Hotel NOVOTEL DOKSAN 到着

Inchoen 空港からリムジンバスで1時間半ほど掛かって
(福岡-Inchoen の時間よりも長い!)
ソウル市ではあるが、中心部よりは相当南側にあるDoksan(禿山)にある
Hotel NOVOTEL DOKSAN に到着。

P3310005M.jpg

このホテルは、訪問先企業が予約してくれたホテルで、
訪問先からほど近いところにある、超高級ホテル(☆☆☆☆☆)です。

ソウル市内のホテルの価格をインターネットで調べましたが、比較的立派なホテル
が、日本円で5千円程度で泊まれるのに比べて、3倍くらいします。

ビジネスで泊まるだけなら勿体無い話です。

20090401225948


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室内の様子。結構広いのですが、3倍の宿泊費を払うほどではありません。

インターネットで調べたところでは、
ソウル市内中心部の、この程度の【☆☆☆☆】ホテルでも1万円以下で
幾つもありました。 
【☆☆☆】なら5千円程度。


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【韓国とまどい旅行記】 第2回
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地下鉄駅までタクシーで

ホテルにチェックインしている時、今回の訪問先の会社の方から、ホテルのフロントに電話があり、ディナーの時間などについて打合せ。

空港到着予定時刻は知らせてあったので、ホテルへの到着予定を計算し尽くして電話してきたのだろう。

夜、8時か9時頃に会うこととする。

部屋に入って、パソコンや観光案内地図などを店開きして、今から行く先を検討。

伝統芸能のパフォーマンスをやっているところはないか?とフロントに訊ねていた時、コンシェルジュが教えてくれた劇場に行くことにする。

ChongDongTheater.jpg

平日と言うのに開演は16:00
1時間半ほどあるので、結構ゆったり過ごし、備え付けのコーヒーなどを飲んで、3時前にホテルのフロントに行き、順路を聞いたところ、まず地下鉄DOKSANまでタクシーで行き、地下鉄でCityHall(市庁)まで行くようにとのこと。

ホテル前でタクシーを拾って 「チハチョル・ドクサン」 と言っても通じない。何回か言っている内に先方から「チハソル・トクサン?」と言い直した。DOKSANは濁らずに「トクサン」と言うらしい。

まあ、それやこれやで、地下鉄DOKSAN駅には着いた。2000Won(170円位)

で、駅に着いたのは良いのだが、それから先は???の連続!

と言う訳で次回に続く。

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【韓国とまどい旅行記】 第3回
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ハングル文字は全く解らない!

地下鉄駅に到着したのだが、高架の上の方に上がってゆく感じ!

『地下鉄』ではなくて『SUBWAY』であって、必ずしも『地下』を通っている訳では無い。

 さて、切符を買うまではどうにかなったが、と言うのは、自動券売機ではなくて、職員の居るところで、「CityHall」と言って1200Wonで買うことができたので・・・

 ところが、改札口を入って戸惑ったのは、全てハングル表示で漢字はもちろん英文の表記も無く、当然日本語の表示も無く、「CityHall」行きは、どのホームから乗ればよいのか解らない。

SubwayLinesM.jpg
    (ソウルの地下鉄は東京並み? 相当複雑で慣れるまでは大変そう!)

 ホテルでもらった地図には、英語・日本語が併載してあるのだが・・・
 まず、そこのところから解らないので、時間を浪費。

 中年男性に英語で語りかけると、「日本の方ですか?」と日本語で返事されて、どちらのホームから乗ればよいか教えて頂いた。
 「乗り換え無しで、CityHall まで行けますよ」との事だったが、乗った電車は「CityHall」の相当手前が終着駅で、そこで乗り換えなければならなかった。

 乗り換えも大変で、その駅から「CityHall」に行くのは、どのホームから乗れば良いかが又解らない。
何人の方に英語で問いかけたが、イマイチ反応が悪い。
 軍服を着ている青年が居たので、軍人さんなら英語も大丈夫だろうし、交通の便にも詳しいだろうと考えて訪ねたが、「よく解らない」という感じの反応でした。

 結局、その駅で時間を相当ロスし、どうにか検討を付けて乗った時には、公演の開演時間の午後4時に近づいていた。

 ホテルを出てから、殆ど1時間が過ぎようとしていた。

 ウィーンやプラハやブダペストなど英語圏では無いところを度々旅行したが、どうにかアルファベットで判読できたので、迷うことはめったになかったのだけれど、ハングルでは全く解らず、隣国なのに最も遠い国のように感じたものだ。
 上海に旅行した時は、全て漢字だったので、まだ理解はできたのだが・・・

 おそらく、ハングルとアラビア文字が、最も理解しにくい言語ではないだろうか?!と実感した瞬間だった。

 なお、ハングル文字は、15世紀に当時の皇帝が学者に命じて周辺各国の文字も研究して作らせた歴史の新しい近代的な人工言語なので、極めてシステマティックな文字であり、構造とアルファベットとの対応を理解しさえすれば、音に出して読むことはできる言語である、と言う。
 日本語のように、古代から長年に亘って自然発生的にできてきた言語ではないので、漢字、ひらがな、カタカナ等の使い分けも無く、学びやすいものだとの事。
 いわば、全てが表音文字(カタカナのような)なので、発音とそれが現す対象物が連関すれば理解し易いし、文法は日本語と同じなので、単語を覚えてしまえば、日本人にとっては、韓国の方が日本語(漢字・ひらがな・カタカナetc)を覚えるよりは、余程簡単なはず!という話である。
 
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映画 【“赤い?” 司令官の凱旋】 で救急医療の窮状を訴え!

2009年4月4日(土)

general-rougeM.jpg

3月29日(日)午後9時から 映画 【ジェネラル・ルージュの凱旋】 を見た。
聴衆は20名ほど。館内はガラガラ。

ジェネラル・ルージュ の
「ジェネラル」 は、救急救命センターの「司令官」と言う意味。
さて 「ルージュ」 の意味は? これは映画の最後に解るのでネタバレ無し。

女の人にとっては、「口紅」 の略称らしいが、
「ルージュ」 そのものは、口紅の後ろ側の「紅色」 ないし、赤色を示す「色用語」
確かフランス語で 「赤い」 という意味だったと思う。
この映画の最初の方で、竹内結子が「ルージュ」ってどういう意味でしょうかね?
と尋ねるところでは、同僚たちが、
「手術中にドバッと血が吹き出て 顔中血まみれになった からと言いますよ」
など、それぞれの想像を言うのだが、誰も真の由来は知らない。

公式ホームページでは、仮に 「血まみれ将軍」 と表現している

謎解きは映画をご覧ください。

general-rouge-characters.jpg

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 この映画が問題提起しているのは、日本の救急医療現場の極限的状況である。

前回の 「チーム・バチスタの栄光」 でも、日本の医療現場の問題を描いていた。

「患者たらい回し」(マスコミ的表現で、実際には受け入れ不可能な実態)に挑むように救急患者全てを受け容れると宣言する「司令官」(堺 雅人)のおかげで、救急スタッフは休みも取れず、疲労困憊。

心配停止患者の心臓マッサージという重労働を1時間続けても2戦数百円にしかならないということも「司令官」の口から語られる。

 人の命を直接左右する救急救命センターへの入局希望者は少なく、給料の割には重労働で、責任も重く訴訟を起こされることも少なくないと、極めて厳しい状況に置かれている。

 今回は、このセンター長である「司令官」が医療器材業者と癒着している、と言う二通の告発文から物語が始まる。

 「司令官」は、私腹を肥やすために、業者からワイロを受けていたのか?
この調査を田口公子(竹内結子)が委員長を押し付けられている「倫理委員会」に持ち込まれ・・・

general-rouge004.jpg

 その「倫理委員会」で司令官・速水センター長が反論演説をぶつのだが、そこに現在の救急医療の重大問題が集中的に顕される。
 この場面が、この映画が社会に訴えたかったメッセージを集中的に表現された部分だと思う。
圧巻であった!

ジェネラル・ルージュの凱旋 - goo 映画
ジェネラル・ルージュの凱旋 - goo 映画


公式サイトは、ここをクリック



general-rouge013.jpg
 貫地谷しほり さんも救命センターの看護師として出ています。

キャスト・スタッフは、続きをクリック
 
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【戦争と平和の150年】 NHKプロジェクトJAPAN プロローグ

 元・NHKスペシャルが『細胞分裂』してできたという 新・「NHKスペシャル」
その最初の一歩として3年計画で取り組まれるのが
【プロジェクトJAPAN】

 今日は、そのプロローグとして、【戦争と平和の150年】 が放映された。

NspeJAPAN150M.jpg

 その流れは、明治維新前後の列強諸国との関わり方から日清・日露戦争、第一次世界大戦・第二次世界大戦と急テンポで展開された。

 さらに、その底流として「ハーグ国際平和会議」と「ハーグ国際法廷」での日本代表の活躍が紹介された。 まだ明治政府が欧米風俗を真似ていた時代の話である。
 国際紛争を、武力ではなく法秩序の元で解決するために奮闘し、各国代表からも高く評価・信頼され、亡くなった際にはオランダで国葬が行われたと言う。
 当時のヨーロッパでは有名な人であったらしい。

             pic_090404_1a.jpg
            ハーグ常設国際司法裁判所・所長 足達峰一郎

 そして彼が国際平和を法秩序で律しようとする思想が、「ハーグ国際平和憲章」「パリ不戦条約」「国際連合憲章」を経て、【日本国憲法】 に結実したことを紹介する。

 さらに1999年にハーグで再び開催された「ハーグ国際平和会議」が、第一次世界大戦で開催予定の第3回会議を、改めて開催する「第3回ハーグ国際平和会議」として開催され、この会議で決定された「平和への行動計画」の第一項に「世界各国は日本の憲法9条のような戦争放棄条項を採択するべきだ」との内容であった。

 この番組では、憲法9条の流れがハーグ平和会議からの流れを汲むものとする一方、日本の自由民権運動、大正デモクラシーなど日本国民の民主主義への闘いの成果であることも明らかにした。

 番組では日本国憲法制定の年の1947年から中学教科書として制定された「新しい憲法の話」の一説も朗読して紹介され、この冊子が2年後には朝鮮戦争を控えて副読本に格下げされ、1950年の朝鮮戦争突入と伴に、副読本としても廃止されたことを紹介された。

 また、アメリカ本国では既に1948年に共産主義への防波堤として日本の再軍備を求める意見が出され、これを受けて警察予備隊⇒保安隊⇒自衛隊となっていった状況も説明された。

 全体として、なかなか問題点をえぐった力作であった。
 
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【戦争と平和の150年】公式サイト

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残り桜

 もう、随分前に日本で一番早く開花宣言の出た福岡の桜ですが、どうにか4月初旬まで持ちました。

途中で1週間ほど、花冷えのする時期があったからのようです。

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長持ちした桜ですが、さすがに昨日の雨と、今日の上天気で、ここ福岡市内の高台でも相当散っています。

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昨日の雨で花びらも落ち始めました。

午後出かけた福岡城跡の桜は、葉桜に衣替えしつつあり、花は一部を残すのみとなっていました。

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裸婦、猫、輪郭線、パリのエスプリ

透き通った白い肌で有名な数々の裸婦像

 一見するとフランス近代絵画風だが、近づいて見ると、浮世絵の美人画の影響もあるように私には思える。
 特に、洋画では描かない被写体の輪郭線が細い線で明瞭に描かれているところに、日本画風というか浮世絵風の筆致を見ることができる。

(猫が、 ここに居ます。 裸婦の輪郭線は目立ちませんがクリアに描いてます)
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    【仰臥裸婦 1931年 福岡市美術館蔵】    (髪の毛の表現 は絶妙です!)

 この明瞭な人体の輪郭線は、通常の鑑賞する位置からは殆ど目立たない絶妙なバランスである。
反対に肉感や筋肉の隆起は、輪郭線ではなく、微妙な陰影を水墨画的なボカシで表現している。
しかし、それらは墨や岩絵の具ではなく、油彩で描かれているのである。

 展示してある殆どの裸婦の横には猫が詳緻に描かれている。毛並みや猫の目もリアルに描いてある。
猫は、家畜と野獣が同居しているから好きだったと言う。

     leonardfoujita__Portrait.jpg

        日本人画家・藤田嗣治
    1955年に日本国籍を捨てフランスに帰化してからは
         レオナール・フジタ
      Léonard Foujita  (1886-1968)

 彼の没後40周年をを記念する
  【レオナール・フジタ展】
が、4月19日(日)まで福岡市美術館(大濠公園)で開催されている。 

   福岡市美術館
   2009年2月22日(日)
   ~2009年4月19日(日)



20090405152615
レオナール・フジタ展

1992年に再発見され、2002年から2007年に欠けてフランスで修復された
幻の大作 (1枚が3m□で、4枚連作)「構図Ⅰ・Ⅱ」「争闘Ⅰ・Ⅱ」 が
今回の展覧会の中心である。
制作されたのは、1928年。 油の乗り切った40代の作品
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   【ライオンの居る構図;Composition Ⅰ】
       leonardfoujita_Composition_1.jpg 
          【犬の居る構図;Composition Ⅱ】


leonardfoujita_Lutteurs_2.jpg 
   【争闘Ⅰ;Lutteurs Ⅰ】 死闘と言うよりはレスリングの競技のようです。
        leonardfoujita_Lutteurs_1.jpg 
           【争闘Ⅱ;Lutteurs Ⅱ】 こちらは男女の交わりを含むようです。


以下のリンクから詳細を見ることができます。
「構図」 (Composition) の全貌を見る

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【レオナール・フジタ展】 公式サイト

一方、1930年代後半から1955年に至る、戦時帰国していた時期に軍部に描かされたという【戦争画】(昨年、東京での展覧会の際にマスコミに“戦争責任”を取り上げられていたもの)は、一切展示されていなかったし、販売していた図録にも掲載されていなかった。

【公式ホームページ】 より、この展覧会の 概要説明
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Obama's Speech in Prague 2009 Apr 05

今日は英語のお勉強です。

 前任者の演説はネイティブでも理解不能な英語で、私にはさっぱり理解できませんでしたが、オバマ大統領の演説はいつ聴いても解り易く、今回もNHKニュースで流していたところは解り易かったと思います。

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その全文です。

英語原文は、【TIME】記事 より引用しました。

   Obama's Speech in Prague



PRESIDENT OBAMA:

 Thank you so much. Thank you for this wonderful welcome. Thank you to the people of Prague. Thank you to the people of the Czech Republic. (Applause.) Today, I'm proud to stand here with you in the middle of this great city, in the center of Europe. (Applause.) And, to paraphrase one of my predecessors, I am also proud to be the man who brought Michelle Obama to Prague. (Applause.)

 To Mr. President, Mr. Prime Minister, to all the dignitaries who are here, thank you for your extraordinary hospitality. And to the people of the Czech Republic, thank you for your friendship to the United States. (Applause.)

 I've learned over many years to appreciate the good company and the good humor of the Czech people in my hometown of Chicago. (Applause.) Behind me is a statue of a hero of the Czech people ?- Tomas Masaryk. (Applause.) In 1918, after America had pledged its support for Czech independence, Masaryk spoke to a crowd in Chicago that was estimated to be over 100,000. I don't think I can match his record -- (laughter) -- but I am honored to follow his footsteps from Chicago to Prague. (Applause.)

 For over a thousand years, Prague has set itself apart from any other city in any other place. You've known war and peace. You've seen empires rise and fall. You've led revolutions in the arts and science, in politics and in poetry. Through it all, the people of Prague have insisted on pursuing their own path, and defining their own destiny. And this city ?- this Golden City which is both ancient and youthful -? stands as a living monument to your unconquerable spirit. 


 When I was born, the world was divided, and our nations were faced with very different circumstances. Few people would have predicted that someone like me would one day become the President of the United States. (Applause.) Few people would have predicted that an American President would one day be permitted to speak to an audience like this in Prague. (Applause.) Few would have imagined that the Czech Republic would become a free nation, a member of NATO, a leader of a united Europe. Those ideas would have been dismissed as dreams.

 We are here today because enough people ignored the voices who told them that the world could not change.

 We're here today because of the courage of those who stood up and took risks to say that freedom is a right for all people, no matter what side of a wall they live on, and no matter what they look like.

 We are here today because of the Prague Spring ?- because the simple and principled pursuit of liberty and opportunity shamed those who relied on the power of tanks and arms to put down the will of a people.

 We are here today because 20 years ago, the people of this city took to the streets to claim the promise of a new day, and the fundamental human rights that had been denied them for far too long. Sametova Revoluce -- (applause) -- the Velvet Revolution taught us many things. It showed us that peaceful protest could shake the foundations of an empire, and expose the emptiness of an ideology. It showed us that small countries can play a pivotal role in world events, and that young people can lead the way in overcoming old conflicts. (Applause.) And it proved that moral leadership is more powerful than any weapon.

 That's why I'm speaking to you in the center of a Europe that is peaceful, united and free -? because ordinary people believed that divisions could be bridged, even when their leaders did not. They believed that walls could come down; that peace could prevail.

 We are here today because Americans and Czechs believed against all odds that today could be possible. (Applause.) 


 Now, we share this common history. But now this generation -? our generation -? cannot stand still. We, too, have a choice to make. As the world has become less divided, it has become more interconnected. And we've seen events move faster than our ability to control them -? a global economy in crisis, a changing climate, the persistent dangers of old conflicts, new threats and the spread of catastrophic weapons.

 None of these challenges can be solved quickly or easily. But all of them demand that we listen to one another and work together; that we focus on our common interests, not on occasional differences; and that we reaffirm our shared values, which are stronger than any force that could drive us apart. That is the work that we must carry on. That is the work that I have come to Europe to begin. (Applause.)

 To renew our prosperity, we need action coordinated across borders. That means investments to create new jobs. That means resisting the walls of protectionism that stand in the way of growth. That means a change in our financial system, with new rules to prevent abuse and future crisis. (Applause.)

 And we have an obligation to our common prosperity and our common humanity to extend a hand to those emerging markets and impoverished people who are suffering the most, even though they may have had very little to do with financial crises, which is why we set aside over a trillion dollars for the International Monetary Fund earlier this week, to make sure that everybody -- everybody -- receives some assistance. (Applause.) 

 Now, to protect our planet, now is the time to change the way that we use energy. (Applause.) Together, we must confront climate change by ending the world's dependence on fossil fuels, by tapping the power of new sources of energy like the wind and sun, and calling upon all nations to do their part. And I pledge to you that in this global effort, the United States is now ready to lead. (Applause.)



 To provide for our common security, we must strengthen our alliance. NATO was founded 60 years ago, after Communism took over Czechoslovakia. That was when the free world learned too late that it could not afford division. So we came together to forge the strongest alliance that the world has ever known. And we should -- stood shoulder to shoulder -- year after year, decade after decade ?- until an Iron Curtain was lifted, and freedom spread like flowing water.

 This marks the 10th year of NATO membership for the Czech Republic. And I know that many times in the 20th century, decisions were made without you at the table. Great powers let you down, or determined your destiny without your voice being heard. I am here to say that the United States will never turn its back on the people of this nation. (Applause.) We are bound by shared values, shared history -- (applause.) We are bound by shared values and shared history and the enduring promise of our alliance. NATO's Article V states it clearly: An attack on one is an attack on all. That is a promise for our time, and for all time.

 The people of the Czech Republic kept that promise after America was attacked; thousands were killed on our soil, and NATO responded. NATO's mission in Afghanistan is fundamental to the safety of people on both sides of the Atlantic. We are targeting the same al Qaeda terrorists who have struck from New York to London, and helping the Afghan people take responsibility for their future. We are demonstrating that free nations can make common cause on behalf of our common security. And I want you to know that we honor the sacrifices of the Czech people in this endeavor, and mourn the loss of those you've lost.

But no alliance can afford to stand still. We must work together as NATO members so that we have contingency plans in place to deal with new threats, wherever they may come from. We must strengthen our cooperation with one another, and with other nations and institutions around the world, to confront dangers that recognize no borders. And we must pursue constructive relations with Russia on issues of common concern.


 Now, one of those issues that I'll focus on today is fundamental to the security of our nations and to the peace of the world -? that's the future of nuclear weapons in the 21st century.

 The existence of thousands of nuclear weapons is the most dangerous legacy of the Cold War. No nuclear war was fought between the United States and the Soviet Union, but generations lived with the knowledge that their world could be erased in a single flash of light. Cities like Prague that existed for centuries, that embodied the beauty and the talent of so much of humanity, would have ceased to exist.

 Today, the Cold War has disappeared but thousands of those weapons have not. In a strange turn of history, the threat of global nuclear war has gone down, but the risk of a nuclear attack has gone up. More nations have acquired these weapons. Testing has continued. Black market trade in nuclear secrets and nuclear materials abound. The technology to build a bomb has spread. Terrorists are determined to buy, build or steal one. Our efforts to contain these dangers are centered on a global non-proliferation regime, but as more people and nations break the rules, we could reach the point where the center cannot hold.

 Now, understand, this matters to people everywhere. One nuclear weapon exploded in one city -? be it New York or Moscow, Islamabad or Mumbai, Tokyo or Tel Aviv, Paris or Prague ?- could kill hundreds of thousands of people. And no matter where it happens, there is no end to what the consequences might be -? for our global safety, our security, our society, our economy, to our ultimate survival.

 Some argue that the spread of these weapons cannot be stopped, cannot be checked -? that we are destined to live in a world where more nations and more people possess the ultimate tools of destruction. Such fatalism is a deadly adversary, for if we believe that the spread of nuclear weapons is inevitable, then in some way we are admitting to ourselves that the use of nuclear weapons is inevitable.

 Just as we stood for freedom in the 20th century, we must stand together for the right of people everywhere to live free from fear in the 21st century. (Applause.) And as nuclear power ?- as a nuclear power, as the only nuclear power to have used a nuclear weapon, the United States has a moral responsibility to act. We cannot succeed in this endeavor alone, but we can lead it, we can start it.

 So today, I state clearly and with conviction America's commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons. (Applause.) I'm not naive. This goal will not be reached quickly ?- perhaps not in my lifetime. It will take patience and persistence. But now we, too, must ignore the voices who tell us that the world cannot change. We have to insist, "Yes, we can." (Applause.)

 Now, let me describe to you the trajectory we need to be on. First, the United States will take concrete steps towards a world without nuclear weapons. To put an end to Cold War thinking, we will reduce the role of nuclear weapons in our national security strategy, and urge others to do the same. Make no mistake: As long as these weapons exist, the United States will maintain a safe, secure and effective arsenal to deter any adversary, and guarantee that defense to our allies ?- including the Czech Republic. But we will begin the work of reducing our arsenal.

 To reduce our warheads and stockpiles, we will negotiate a new Strategic Arms Reduction Treaty with the Russians this year. (Applause.) President Medvedev and I began this process in London, and will seek a new agreement by the end of this year that is legally binding and sufficiently bold. And this will set the stage for further cuts, and we will seek to include all nuclear weapons states in this endeavor.

 To achieve a global ban on nuclear testing, my administration will immediately and aggressively pursue U.S. ratification of the Comprehensive Test Ban Treaty. (Applause.) After more than five decades of talks, it is time for the testing of nuclear weapons to finally be banned.

 And to cut off the building blocks needed for a bomb, the United States will seek a new treaty that verifiably ends the production of fissile materials intended for use in state nuclear weapons. If we are serious about stopping the spread of these weapons, then we should put an end to the dedicated production of weapons-grade materials that create them. That's the first step.
 



 Second, together we will strengthen the Nuclear Non-Proliferation Treaty as a basis for cooperation.

 The basic bargain is sound: Countries with nuclear weapons will move towards disarmament, countries without nuclear weapons will not acquire them, and all countries can access peaceful nuclear energy. To strengthen the treaty, we should embrace several principles. We need more resources and authority to strengthen international inspections. We need real and immediate consequences for countries caught breaking the rules or trying to leave the treaty without cause.

 And we should build a new framework for civil nuclear cooperation, including an international fuel bank, so that countries can access peaceful power without increasing the risks of proliferation. That must be the right of every nation that renounces nuclear weapons, especially developing countries embarking on peaceful programs. And no approach will succeed if it's based on the denial of rights to nations that play by the rules. We must harness the power of nuclear energy on behalf of our efforts to combat climate change, and to advance peace opportunity for all people.

 But we go forward with no illusions. Some countries will break the rules. That's why we need a structure in place that ensures when any nation does, they will face consequences. 


 Just this morning, we were reminded again of why we need a new and more rigorous approach to address this threat. North Korea broke the rules once again by testing a rocket that could be used for long range missiles. This provocation underscores the need for action ?- not just this afternoon at the U.N. Security Council, but in our determination to prevent the spread of these weapons.

 Rules must be binding. Violations must be punished. Words must mean something. The world must stand together to prevent the spread of these weapons. Now is the time for a strong international response -- (applause) -- now is the time for a strong international response, and North Korea must know that the path to security and respect will never come through threats and illegal weapons. All nations must come together to build a stronger, global regime. And that's why we must stand shoulder to shoulder to pressure the North Koreans to change course.

 Iran has yet to build a nuclear weapon. My administration will seek engagement with Iran based on mutual interests and mutual respect. We believe in dialogue. (Applause.) But in that dialogue we will present a clear choice. We want Iran to take its rightful place in the community of nations, politically and economically. We will support Iran's right to peaceful nuclear energy with rigorous inspections. That's a path that the Islamic Republic can take. Or the government can choose increased isolation, international pressure, and a potential nuclear arms race in the region that will increase insecurity for all.

 So let me be clear: Iran's nuclear and ballistic missile activity poses a real threat, not just to the United States, but to Iran's neighbors and our allies. The Czech Republic and Poland have been courageous in agreeing to host a defense against these missiles. As long as the threat from Iran persists, we will go forward with a missile defense system that is cost-effective and proven. (Applause.) If the Iranian threat is eliminated, we will have a stronger basis for security, and the driving force for missile defense construction in Europe will be removed. (Applause.)

 So, finally, we must ensure that terrorists never acquire a nuclear weapon. This is the most immediate and extreme threat to global security. One terrorist with one nuclear weapon could unleash massive destruction. Al Qaeda has said it seeks a bomb and that it would have no problem with using it. And we know that there is unsecured nuclear material across the globe. To protect our people, we must act with a sense of purpose without delay.

 So today I am announcing a new international effort to secure all vulnerable nuclear material around the world within four years. We will set new standards, expand our cooperation with Russia, pursue new partnerships to lock down these sensitive materials.

 We must also build on our efforts to break up black markets, detect and intercept materials in transit, and use financial tools to disrupt this dangerous trade. Because this threat will be lasting, we should come together to turn efforts such as the Proliferation Security Initiative and the Global Initiative to Combat Nuclear Terrorism into durable international institutions. And we should start by having a Global Summit on Nuclear Security that the United States will host within the next year. (Applause.)


 Now, I know that there are some who will question whether we can act on such a broad agenda. There are those who doubt whether true international cooperation is possible, given inevitable differences among nations. And there are those who hear talk of a world without nuclear weapons and doubt whether it's worth setting a goal that seems impossible to achieve.

 But make no mistake: We know where that road leads. When nations and peoples allow themselves to be defined by their differences, the gulf between them widens. When we fail to pursue peace, then it stays forever beyond our grasp. We know the path when we choose fear over hope. To denounce or shrug off a call for cooperation is an easy but also a cowardly thing to do. That's how wars begin. That's where human progress ends.

 There is violence and injustice in our world that must be confronted. We must confront it not by splitting apart but by standing together as free nations, as free people. (Applause.) I know that a call to arms can stir the souls of men and women more than a call to lay them down. But that is why the voices for peace and progress must be raised together. (Applause.)

 Those are the voices that still echo through the streets of Prague. Those are the ghosts of 1968. Those were the joyful sounds of the Velvet Revolution. Those were the Czechs who helped bring down a nuclear-armed empire without firing a shot.

 Human destiny will be what we make of it. And here in Prague, let us honor our past by reaching for a better future. Let us bridge our divisions, build upon our hopes, accept our responsibility to leave this world more prosperous and more peaceful than we found it. (Applause.)
Together we can do it.

Thank you very much. Thank you, Prague. (Applause.) 



日本語訳(朝日新聞)は、 ここをクリック
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民族歌舞を上演する「貞洞劇場」までの遠い道のり

 ハングル文字の洪水に悩まされながらも、ようやく地下鉄「City Hall」(市役所)駅に着いた。

地図によると、その民族舞踊などのパフォーマンスをやっている劇場は、駅からほど近いところにあるようであった。

と・こ・ろ・が・・・

所定の出口番号No.1を上がって見てもどっちへ向いていって良いのか解らない。
ホテルでもらった地図には、日本語や英語でホテル名や銀行名などを書いてあるので、それを目当てに行けばどうにかなると思ったのが大間違い。

P3310027m.jpg

高層ビルにもハングル文字の表示しかないのだ!
ホテル名くらいは英文も付いているだろうと思ったが、日本で言えばカタカナだけで書いてあるようなもので、全てハングル。

これでは方位も解らない。

それで、道路の交差角度や曲がり具合を見て、ある程度見当をつけて歩いたのだが早速間違えたようだ。

ソウル市立美術館らしきところに出たので、そこの守衛さんに地図を指差して聞き、その指示した方向に歩いていった。

あちこち迷いながらも、ようやく目的の貞洞劇場(Jeong-dong Theater )の前には着いたが、開演予定時間の午後4時を30分以上超過していた。


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映画 「釣りバカ日誌20 ファイナル」 で22年の歴史に幕

「釣りバカ日誌」西田、三國が万感の思いを語る
  …20作目で終了を松竹が公式に発表!

 
                2009年4月8日(水) 4:08 シネマトゥデイ

      N0017614.jpg
        映画『釣りバカ日誌』より-
          この二人の姿も見納めです。

 国民的人気映画『釣りバカ日誌』シリーズが、20作目で完結することが配給元の松竹より公式に発表された。

 シリーズ中盤辺りから夏映画の代名詞となっていた本作だが、完結編となる最終作はシリーズ開始当初と同じお正月映画として2009年の12月26日公開が予定されている。シリーズ完結の知らせを受け、三度の飯より釣りが大好きな主人公の釣りバカ浜ちゃんこと浜崎伝助を演じ、国民的スターの地位を確立した西田敏行は、「いつか浜崎伝助と俳優・西田敏行が別れることはわかっていたけれども、やっぱりどんなに覚悟していても、唐突にくる別れに対する寂寞(せきばく)の情は否めません」とハマリ役との別れに悲しみを隠せない様子だ。

 浜ちゃんの勤める鈴木建設の社長にして、浜ちゃんの釣りの弟子でもあるスーさんこと鈴木一之助を演じている三國連太郎も「日本映画界が戦後数十年混迷の状態が続いていた中で、映画『釣りバカ日誌』は新しい方向性を求めて暗中模索の中で始まった、大きな冒険ともいえる作品」と本作の始まりを振り返り、「現代社会へのアンチテーゼを映像化し、そのような作品の本質を感じていた多くの皆様に評価していただいた」と本作が日本国民に愛されている理由を分析した。そして最後に「本作にかかわったスタッフの作品作りに対する誠実さと情熱は、日本映画界の歴史の中に永遠に残るだろう」と締め、本作が唯一無二の存在であることを強調した。

 本作のメガホンを取るのは、14作目の映画『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』以来監督を務める朝原雄三。本作の意気込みについて「14作目の監督を引き受けてから、チャレンジの連続、綱渡りの連続でした。長い間、ごひいきにしていただいたファンの皆さんのご期待を裏切ることのないように、スタッフ一同、力を合わせて『釣りバカ』らしい最後を飾りたいと思います」と決意を新たにした。

 また、本シリーズのお決まりといえば、舞台となる撮影地だ。毎回日本全国の名所を舞台に撮影されており、その土地で取れる魚がフィーチャーされるので、どこが舞台となるのかは重要なポイントとなる。記念すべき最後の地には、シリーズ初の北海道が選ばれた。海の幸に恵まれた北海道が舞台となれば、いままで以上においしそうな魚たちが登場することが予想され、釣り好きの浜ちゃんとスーさんも大満足だろう。ちなみに、撮影が予定されている5月、6月、7月は、オホーツク海のホタテ貝やスルメイカ、そしてタコなどが旬な時期なので、これらの旬な魚介類と浜ちゃんとの格闘シーンも観られるかもしれない。

 気になる副題は未定だが、本作のマドンナ役には料亭の女将役で松坂慶子が登場し、そのほかにも吹石一恵や塚本高史など、若手メンバーも決定している。ほかにも毎回お決まりの妻・みち子さんとのお色気合体シーンや浜ちゃんスーさんとの年齢や立場を超えた友情など、これが見納めとなるのが惜しい名シーンが満載の予定だ。国民的名コンビの最後の勇姿は見逃せない。

映画『釣りバカ日誌』オフィシャルサイト 
 


「釣りバカ日誌」西田、三國が万感の思いを語る…20作目で終了を松竹が公式に発表! - goo 映画
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貞洞劇場 (Chong Dong Theater) にやっとこさ 着いた!

 2009年4月9日 UP

 お話は、2009年3月31日で、一泊二日のビジネス旅行の一日目。

 スムーズに来れば、おそらく ホテルから四・五十分で到着するであろう、
貞洞劇場 (Chong Dong Theater) の前に、
2時間近くも掛って、やっとこさ到着した。

 入口脇に、喫茶・レストランがあるが客も少なく、その周りは静か。
そりゃ開演の午後4時をすでに40分ほど過ぎているのだから・・・

 で、その入口を入ったのだが、劇場がどこにあるのか解らない。
表の表示では、ここがその劇場のようなのだが・・・

 しばらく、四方を見まわしていると、劇場方面らしき下りの階段があった。
なるほど、劇場は地下にエントランスがある訳だ。

 で、そこを降りて行くと、「本日は公演を行っておりません」 との御案内。
ハングルは解るはずがないので、おそらく英語表示だったと思う・・・?

(いつもは、こういう所は要所要所写真を撮っているものだが、やはり時間が過ぎて
 慌てていたと見えて、CityHall駅を出て以来、全く撮っていないことに気付いた) 

ChongDongTheater.jpg
 (実際の大きさは、上の画像より二回り程小さい)

そこで、ホテルでもらった観光地図にあった劇場の宣伝案内()を良く見てみると、
紫色の帯の処(上の画像参照)では、4~9月 20:00,10~3月 16:00とあるが、
その下の赤色の帯の処に小さい字で、
休館:毎週月曜日、
2008年3月10日~31日
 
とある。(普通、見落とすでしょ!?)
今日(その日)は、2009年3月31日。
1年前の地図ではあるが、毎年・年度末に休館となっているのだろう。

で、『民族歌舞劇の鑑賞』の期待は、2時間近い徒労と終わってしまった。
 
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貞洞劇場 で 新作 KoreanMusical 【Miso】=美笑

 その本日休演の 貞洞劇場 (Chong Dong Theater) で、只今公演しているのは、
新作 KoreanMusical 【Miso】=美笑 らしい。

 民族歌舞公演のパンフレットは置いて居なかったので、今年は【Miso】に掛けている?

KoreanMusicalMiso01m.jpg


 【Miso】のチラシが置いてあったので、もらってきたが、それを読むと
2009年1月-12月 午後8時からとのこと。
月曜日休演とは書いてあるが、これには3月10日~31日休演とは書いては無いが・・・

その日は3月31日火曜日。

貞洞劇場ホームページは、 www.chongdong.com
英語版は、www.chongdong.com/chongdong_english/

下の画像も公演チラシより

KoreanMusicalMiso02m.jpg

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近年になくクダラナイ NHK 朝ドラ 「つばさ」

2009年4月11日(土)

NHK 朝ドラ 「つばさ」が始まって2週間になるが、そのクダラナサは如何ともしがたい。

これまで、ドタバタタイプは大阪制作の朝ドラで、東京制作はじっくりと見せる傾向であったが、最近は傾向が変わってきた。

大阪制作の「ちりとてちん」は、コメディタッチではありながらも、ドタバタではなく、惹き込ませるものであったと思う。

そのあとの、東京制作の栄倉奈々と西田敏行がやった朝ドラ「瞳?」(ヤバッ!もうタイトルを忘れた)は、どちらかというとドタバタ傾向にあった。

その次の大阪制作の朝ドラ「だんだん」は、じっくり見せるもので、それまでの大阪制作のものとは、随分変わった。

で、今回の「つばさ」であるが、出演者のインタビューでも慣れるまでは違和感があったということで、相当ブットンダ演出である。
有り得ない設定ばかりで進んでいる。

全くリアリティの無いドラマであり、単に制作者の自己満足に過ぎないと思う。
制作者は「NHKらしさ」を打破したかったのであろうが、この民放ドラマ以上に「ぶっ壊れた」ドラマの制作・演出方針はどうしても頂けない。

主役の多部未華子は、美人ではないがまあ可愛い。
しかし、力が入りすぎている。
「鹿男あおによし」 の時の方が良かった。
彼女はまだ高校生くらいかと思っていたが、役柄の設定どおり20才だと言う。
童顔なんですね。

TsubasaCast.jpg

他のキャストも重厚な配置だけに、このドタバタ振りをどうにか修正すれば
もっとましなドラマになるんじゃないだろうか?!

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「つばさ」 公式ホームページは、ここをクリック

ドラマ「つばさ」スタッフに突っ込み!トラバは、ここをクリック⇒「つばさ」スタッフ・ブログ
 コメント欄は無いようです!(心が狭い?!)
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「レッドクリフ」(第一部)

 つい最近見たと思っていた映画 【「レッドクリフ」(第一部)】 が早くもテレビ映画として放映された。
当ブログでもレビューを書いたので、確認してみたら、つい最近とは言えず、ちょっと前の昨年 11月16日(日) であった。

 今日は、裏番組でNHK教育テレビの「鶴見俊輔さん」の番組があったので、そちらを録画した。

 で、今日は実は 【「レッドクリフ」(第二部)】 を近所の映画館に見に行くつもりだったのだが、結局このテレビ放映の方を見てしまった。
 まあ、映画の方は昨日公開したばかりだし、まだ2・3週間はやっているだろうから。

 と言う訳で、今日は短くこの辺で・・・

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「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」 九州国立博物館

2009年4月13日(月)

先週末の2009年4月11日(土)から、大宰府の 九州国立博物館 で、
特別展 「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」
を開催しています。

TibetTopM.jpg

6月14日(日) まで。

 私も早速行って来ました。

 下の画像は、チベットを魔女の身体に喩えた絵図で
この展覧会の案内の各種チラシに必ず出ています。
魔女と言うのは、インドから伝わってきた仏教に対して当然の抵抗をしていた
土着の宗教勢力のことを象徴しているとのことです。
Tibet001.jpg

 その魔女の急所を抑えれば、魔女も動けなくなるということを示した絵図で、
ますは、両肩と両腰を抑え(その絵図の位置にあたる処に寺院を建立し)、
それでもだめなら、肘と膝。 まだ抑え込めなければ両手両足を抑えよ!
ということだそうです。
 当然、心臓部や乳房にも寺院が描いてありますね。

 土着の宗教を抑え込み、相当ひどい弾圧をしたらしく、迷惑な話です。
この激しさが、現在も中国チベット自治区で続いている騒乱の元かも知れません。

 
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(使用している画像は、パンフレット類からのスキャンによる)

【聖地チベット】 第1回
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【“「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」 九州国立博物館”の続きを読む】
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貞洞劇場 (Chong Dong Theater)に振られたあとは・・・

2009年4月14日(火) UP

 貞洞劇場 (Chong Dong Theater)での民族歌舞や新作ミュージカル「美笑」(MISO)を観られなかったので、さっき地図を見ていた時に、貞洞劇場の近くにあった
 「NANTA Theater」
 を見てみることにしました。

 しかし、その地図に書いてある案内によると、民族歌舞と同じ午後4時開演。
 「NANTA Theater」 を見つけることができてもチケットがあるかどうか解らないし、
チケットがあっても既に50分近く過ぎているし・・・

        ↓「NANTA劇場」 ↓「貞洞劇場」    地図はクリックで拡大
SeoulCityHallMap.jpg
                  地下鉄「City Hall」駅 ↑

 まあ、歩いてみることにしました。地図では1・2分で着きそうな、すぐ隣のようですが、そんな近くにはなく、殆ど諦めていた頃に、ショッピングセンターや映画館の入っている雑居ビルの前に、 「NANTA Theater」 の看板を見つけました。
(時間が押していたせいか、そこも写真を撮り忘れ)

NantaTheater.jpg
   ホテルでもらった地図に載っていた 「NANTA」 の日本語案内

 上の案内にも見られるように、この公演は観光客相手のもので、
いわば、『キッチン・ミュージカル』 のようなものらしいのです。
 
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「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」 第2回 【父母仏和合像】

 2009年4月15日(水) 

 なお、昨夜(4/15)FC2の一部機能更新に伴い、編集画面が開かなくなり、書きかけていた記事が消失してしまいましたので、この記事は4月16日に再度作成しています。

 今回の展覧会は、日本初公開のものが多く、チベット・ポタラ宮殿や国内の寺院からの文物はもちろん、中国内のチベット自治区や河北省承徳(しょうとく)にある世界文化遺産に登録された宮殿、寺院や博物館などからの名品も含め 「国家一級文物」 など123点が公開されています。

 チベット仏教の「仏教感」は、「日本人の仏教感」とは相当な隔たりがあるようで、ある種の異和感さえあります。

 その代表的な事例が、「父母仏」像なのですが、このブログでは書きにくいような表現がされています。
 つまり、父母仏が『和合』(「釣りバカ日誌」風に言えば「熱烈合体!」)している壁画だったり、仏像だったりするのです。
 そして、これは例外的なものではなく、さまざまな手法(絵画、壁画、絵巻、彫像など)で、表現されているのです。

 たとえば、前回(1回目)書いた記事に紹介した、この展覧会のチラシに大きく掲載されている仏像(下の写真)です。 
 チラシのタイトル画像ですので、今回の展覧会の「目玉」の一つだと思います。
        (下の仏像の顔には「目玉」は三つずつありますが・・・)

Tibet006.jpg

【方便(慈悲)の象徴である父と空の智慧(般若)の象徴である母が抱き合う姿を表す。
 この二つが一体となることで悟りの境地に到達するという】 ありがたいお話です。

 さすがに、チラシには下半身は掲載されていませんが(それでも熱烈キッスはみてとれますが)、彫像などではあられもない下半身が表現されているのです。
(一方で、現在のチベットでは、仏像に衣装を着せているので、赤裸々な姿態は見られないそうです。)

 九州国立博物館のホームページでも、さすがに『合体』状態を横から撮った画像は、公開されていませんが、後方(母仏)から撮ったものが掲載されていましたので、以下に転載します。

Tibet016.jpg

 この「父母仏立像」について九州国立博物館のホームページの解説を引用すると

 [国家一級文物]カーラチャクラ父母仏立像(ぶもぶつりゅうぞう)
チベット・14世紀前半・総高59.5cm・シャル寺

 後期密教において、チャクラサンヴァラ、ヘーヴァジュラ、ヴァジュラバイラヴァ、カーラチャクラなどのへールカと呼ばれる仏(忿怒尊・ふんぬそん)が登場する。これらの仏たちは多くの顔と腕を持ち、明妃(みょうひ)と交わり、しかも人々を恐れさせるような外見をしている。
 仏の4つの顔にはそれぞれ3つの眼があり、24本の腕には金剛杵(しょ)、鈴、斧、弓、矢、索(さく)などが見られ、妃ヴィシュヴァマーターを抱いた姿に現される。
 この仏の名前が、サンスクリット語で時間(カーラ)と輪(チャクラ)を意味することからわかるように、時間の流れを象徴する尊格である。この仏を中心としたマンダラを扱う経典『カーラチャクラ・タントラ』は、インドの天文学や暦についても詳しく触れている。絵画で表現される場合、仏の身色は青黒色である
 


部分拡大すると(趣味が悪い?!)
Tibet016M.jpg

 上記の「父母仏立像」とは別の「蓮(はす)マンダラ」 の中にも僅か5センチに満たない精緻を極めた『和合』像が鎮座していて、こちらは座位で『和合中』です。

「蓮(はす)マンダラ」  (台座も含む全体の高さが43cm)

Tibet019M.jpg

[国家一級文物]蓮(はす)マンダラ
15世紀・開いた状態:高43.0cm/閉じた状態:57.0cm・ポタラ宮

 明妃を抱く姿に表現されたサンヴァラは、蓮華花弁の中心に坐している。八葉の蓮弁の内外には、仏像などが配されている。このマンダラは、頂部の部品を取り外すと、蓮花が開花する精巧な作りで、複雑な金線細工の蓮華茎で支えられている。台座の「大明永楽年施」という銘文から、明代宮廷工房で製作されて永楽帝からチベットへ贈られたことがわかる。もととなったインド・パーラ朝(8〜11世紀)の類品に比べ、より装飾的でさらに高い芸術的完成度を見せている。
 


蓮の花弁の内部の拡大 (座位で『和合中』)
Tibet018M.jpg

これとは、別で同様の様式のもの (下の写真 立位で『和合中』)
Tibet017M.jpg

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(使用している画像はパンフレット類からのスキャン及び九州国立博物館提供による)

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映画 【ザ・バンク -堕ちた巨像-】

2009年4月16日(木)

一昨日の14日、東宝シネマの1000円Day だったので、
映画 【ザ・バンク -堕ちた巨像-】
原題 【 The Iinternational 】
を午後9時半から見た。 (聴衆8人だけ)

the_international_desktop_sm_3.jpg


 国際的に華々しく活躍しているメガバンク(超巨大銀行)の“裏の姿”をリアルに描いた、『怖い映画』 である。
スリラー映画では無いが、何人もの人が銀行の裏側を隠蔽するために殺されると言う、現実の世界を描いているだけに、その意味では、絵空事のスリラー映画以上に怖いし、慄然とする。

 映画の冒頭は、インターポール(国際警察)に情報を提供しようとした幹部が殺されるところから始まる。 司法解剖した監察医も“支配”されていて、「心筋梗塞」だと主張。
 これを不審に思ったインターポールのエージェント(捜査官)・サリンジャーが孤軍奮闘の調査を始めるという所から話は展開して行く。 彼の上司も調査を止めようとするが、同僚の女性エージェント・エレノアの協力を得ながら、命がけの調査を進めて行くというストーリーである。

   サリンジャー ↓        と           エレノア  ↓
TheBank011.jpg

 このメガバンクの裏の顔は、アメリカ政府も、CIAも、ロシアのマフィアも、イギリスの情報組織も、ありとあらゆるものを支配している闇の組織である。
 従って、誰も手出しできないし、手出ししようとしたものや、少しでも情報を提供しようとしたものは消される。
TheBank025.jpg
   (殺された人々のフリップボードの前で捜査の必要性を訴えるサリンジャー)

 このグローバル銀行=IBBC銀行は最新鋭の兵器を自ら所有しようとしているのか?
それともひたすらボロ儲けをするために仲介しているのか? 
ある国に武器を輸出する資金を融通する反面、その国と対抗する国に、その武器を防衛する武器を購入する資金を融通するという、当に「死の商人」である。
反政府運動の指導者が援助を乞いにやってくる。
武器を買う資金は無いと平然と言う。
銀行は、武器で儲けるのが主要な目的では無く、融資先を借金漬け(いわば中毒症状)に追い込んで「全てを支配する」のだという。
銀行の本質を鋭く突いた映画である。

映画の中では、この銀行の動きに疑問を持った人々が次々に、いとも簡単に殺されてゆく。

暗殺者(スナイパー)と、この証拠(となる人間=暗殺者)を消そうとする暗殺集団との銃撃戦も映画の重要部分だ。(あまりにも派手な銃撃戦なので、有り得ない感じだが・・・)
TheBank015.jpg

 この映画を制作したスタッフたちは、脅迫されなかったのだろうか?

 あとは、ネタばれになるので、ここまでとする。

 とにかく、これが世界『経済』の本質かと思うと戦慄を覚える内容であった!
 
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博多座 開場10周年記念公演 「三次とお玉の恋物語」

2009年4月17日(金)

一昨日の水曜日、振り替え休日だったので、博多座で公演中の藤山直美さんの人情芝居を観てきました。

合い方は、歌手の前川清さん。
第二部のトークによると、デビューして以来40年来「博多座」への出演の機会がないか待ち望んでいたがお声が掛らなかった。
今回、藤山直美さんに引いてもらい、ようやく念願の「博多座」への初出演が実現した。
  とのこと。
もちろんこれは御祝儀トークで、「博多座」そのものがようやく10周年なので、40年来待っていたはずもないのです。

Hakataza2009AprPoster.jpg

その芝居は、人情喜劇としては上々でした。
ストーリーは鶴の恩返しならぬ、『狐の百日参り返し』のような他愛のないもの。

それでも、迫りやスッポン、回り舞台や抜け孔などを活用した結構な趣向のものでした。

第二部の歌謡ショーでは、最後に「NHKラジオ深夜便」で発表された前川清と藤山直美の
                デュエット曲 『Love Songが聴こえない』 も披露されました。

     DuetKiyoshiNaomi.jpg

 
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当日券で3階席でもと思っていたのですが、3階・C席(4000円)は売り切れ。
2階B席の補助席しかありませんでした。補助席でも値段は同じ8000円!

仕方なく、その補助席にしましたが、2階の中央ブロックの両サイドの通路の一番後ろという立地で、前に座席がないので、見晴らしは最高で、人の頭も邪魔にならず、イスの座り心地も悪くなく、結構イケテル席でした。

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「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」 第3回  私の注目文物

2009年4月18日(土)

この展覧会に行ったのは、4月12日のことです。

TibetTop02M.jpg
        公式サイトは、ここをクリック

今回は、私が注目した文物を御紹介します。

     まずは、上のチラシにも上半身が掲載されている「弥勒菩薩立像」です。

     Tibet002.jpg

 [国家一級文物]弥勒菩薩立像(みろくぼさつりゅうぞう)
   東北インド・パーラ時代・11〜12世紀・総高160.0cm・ポタラ宮

 少し左足に体重をかけて立つこの仏像は、風に舞う条帛(じょうはく)とともに優美な体の動き(三曲法・さんきょくほう)を見せる。化仏(けぶつ)のついた宝冠をかぶり、右手を胸前に、腰前の左手で水瓶付の蓮茎を握っている。下半身を覆うドーティには銀と銅による繊細な象嵌(ぞうがん)模様が施されるとともに、トルコ石や貴石をはめ込んでいるところから、チベット人パトロンかチベット寺院からの注文で作られた可能性が指摘されている。
 本像はチベットに伝えられたパーラ時代のインド彫刻の中でも最も美しいものの一つである。通常はポタラ宮で、錦の衣をまとった状態で安置されているため、仏像としての美しさを鑑賞するまたとない機会である。  (九州国立博物館の解説)

                 【錦の衣をまとって安置されている状態】
               Tibet008.jpg

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 この女神(名前は覚えていませんし、公式サイトにも解説はありませんが)は、願いをかなえてくれる優しい女神なのだそうですが、ひとたび御機嫌を損ねると大変なことになるそうです。
Tibet020.jpg
 公式サイトに画像はありませんでしたが、この女神の後姿が極めて妖艶だったのです。
腰の曲げ具合とかくびれ具合とか脚の開き具合とか、なんとも言えない魅惑的な後姿・・・

 表情の拡大したところは、下の画像を見て頂ければ解りますが、御機嫌を損ねたところのようです。
 首飾りや頭飾りは髑髏(ドクロ)ですし左手に掲げているのは玉子?子宮と胎児?
Tibet020M.jpg
 実は、最初は意味不明だった、左手に掲げている この玉子の半割りのようなものは、その後の様々な展示や解説を見てゆく中で、白い“玉子”は頭蓋骨で、中の朱色の物体は脳みそだということが解りました。

 なお、ドクロの首飾りや頭飾りは、この女神だけではなく、あらゆる仏像に使われています。
日本の仏像ではあまり見ることができないものです。

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 こちらは、上の恐ろしい女神とは別の女神です。
Tibet021.jpg
 私が惹き付けられたのは、その三つの顔の表情もさることながら、
光背を兼ねている千手のレリーフ。
 この女神像の全体の高さがせいぜい50cmほどなので、この千手の造作の細密さが解って頂けるものと思います。
 その上、裏から見ると、この千手は金物の打ち出しで浮き上がらされていることが解ります。
彫り込みでは無く、打ち出しで造作されているところに、当時の仏師(職人)の腕の凄さが解ります。

Tibet021M.jpg
        しかし、正面の表情は厳しく、牙をむいています。
        一方左右の顔は、魅力的で不敵な笑みです。

 
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 (使用している画像と解説は、九州国立博物館ご提供のものチラシのスキャン)

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ほのぼのとした温かい教育もの映画 【おっぱいバレー】 

2009年4月19日(日)

昨夜、公開されたばかりの映画 
 【おっぱいバレー】 
    を見ました。

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『ゆるキャラ』 の 綾瀬はるか さんが、そのままの『ゆるキャラ』 でありながら、

   OPV003.jpg

男子バレーボール部の顧問となったからには、『ゆるキャラ』 を脱して
厳しくも優しく「叱咤激励」する様を絶好調で演じています。

綾瀬はるか さんが、『ゆるキャラ』 と書いたのは、先日テレビのインタビュー番組に
映画の宣伝で出ていて、その受け答えを聴いていて感じたものですから。 

OPV007.jpg

映画が始まって間もなく見覚えのある風景のような気がして、
『もしかして、北九州?』 と思ったら、間もなく舞台が北九州市小倉の公立高校
であることが判明しました。

実話が元になっているとのこと。

何故表題のような羽目に陥って、これを修正することができなかったのかという
経過が良く解ります。

そうそう、映画の時代設定は、自動車を見ると良く解ります。
大体30年前くらいの車種じゃないでしょうか?今の話ではありません。
映画の中に出てくるテレビ番組や、流行歌でも時代背景が伝わります。

綾瀬はるか 先生を見守る男先生に、『ちりとてちん』、『銀色のシーズン』などで
個性的演技を開花させた青木崇高(あおき むねたか)

OPV009.jpg


まあ、始まったばっかりなので、内容の紹介は無しと言う事で。
いわゆる青春感動ものとでも言っておきましょう。

監督は、『銀色のシーズン』など、青春ストーリーを得意としている羽住英一郎。

goo映画による解説とスタッフ・キャストは、ここをクリック 

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Kitchen Performance 【Cookin' NANTA】 since 1997

2009年4月20日(月)  この記事で900本目!(削除記事含む)

NantaTop01m.jpg

 この「パフォーマンス」を 韓国で見たのは3月31日のことです。

 劇場に到着したのは、ホテルでもらった地図に掲載されていた開演時間・午後4時を50分ほど過ぎていましたが、取りあえず進んで行くと、まだチケット売り場に大勢並んでいました。
 そのあとについて並んでいると、数少ない当日券を手に入れることができました。
50,000Won のところを「VISAカード」で買うと、5%引きの47,500Won でした。
 また、開演は午後5時でしたので、最初からみることができました。

 開演前の舞台の前にはスクリーンが下がっていて、観客への注意事項が、韓国語・中国語・英語・日本語で次々に表示されます。

その中には、大声で笑って良いことや、拍手の仕方まで講釈が書いてあります。

NantaTheater02m.jpg

劇場が暗転すると、伝統的衣装を身にまとった5人の導師が、ロウソクを手に入ってきます。
そして、何やら伝統的儀式らしきものを始めます。

その儀式を終えてひとたび舞台袖に下がるやいなや、伝統的衣装を脱ぎ棄てて、クッキング姿で駆け入ってきます。

いよいよ、キッチン・パフォーマンスの始まりです。

そのパフォーマンスたるや、
お皿投げや、お皿によるジャグリング
野菜を片手に持って、もう一方の手の包丁で空中でみじん切りにしたり、
ヤカンや鍋などあらゆる調理器具を打楽器にして鳴らしたり、
火を使って炒めものをしたり、
水を使って煮物をしたり・・・
それこそ考えられるありとあらゆるパフォーマンスや、思いもつかない曲芸など
てんこもり。

NantaPafor02m.jpg

観て頂くほかは無い! という感じ。

それにしても、舞台と客席の間には安全ネットなどは全くなく、素通しの状態なのに、
出演者5名全員が包丁で曲芸的パフォーマンスをやるので、ちょっと怖い。

私の座った席は当日券で最後列だったので、それほどではありませんが、前方の方の席に座っている人たちの処には、いつ手が滑って包丁が飛んで来ないとも限らない。
そんな極限的な曲芸をやっているのです。
包丁には、飛散防止の紐などは付いていなかったし・・・

NantaPafor01m.jpg


本当に体力勝負。

これを一日2公演で毎日じゃ体が持たないのでは?!と思っていましたが、
帰り際にボードを見ると、出演する「軍団!」が六つほどあって、交代で出演している模様。

NantaTroups.jpg

それで理解できました。
宝塚は「雪・月・花・星・宙」 ですが、
こちらはオリンピック的色分け「軍団」のようですね。

こちらは、本日出演された五輪色から排除された?「白軍団!」です。

NantaTroupToday.jpg

何故か、女性だけがヘソ出しで、観客サービスのつもりでしょうか?
オヘソを出す必然性は全くありませんでしたが・・・

それはそうと一回の公演であれだけ食材を切り刻んで浪費していると
毎日どれだけの食材が無駄になっているのでしょう!
ホームレスの人々に差し上げるようなものでもないし・・・

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このパフォーマンス「NANTA」は1997年から始まり、去年で10周年だったようです。

2年ほど前だったか、宝塚歌劇を見た時に、野菜や肉を切り刻んだりはしませんでしたが、キッチンの調理器具を楽器にしたパフォーマンスを演じていて、そのピッタリと息のあった演技と迫力に感動したものですが、おそらく「NANTA」をヒントにしたものだったのでしょう。

「NANTA」のパフォーマンスをもっと紹介したいところですが、所詮幾ら書いても公演を観る迫力を再現できませんので、この辺にしておきます。

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  画像は主に公演チラシからスキャンしたもの。

公式日本語サイトは、http://nanta.i-pmc.co.kr/jp/

【韓国とまどい旅行記】 第9回
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「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」 第4回  千手観音

2009年4月21日(火)

 私の注目文物を引続きご紹介します。

取り分け、その細工の精緻さに驚いたのが千手観音です。
これは前回御紹介した顔が三つある女神とはまた別のものです。

Tibet022M.jpg
   (千手観音の全体像です。大きさは全高で50cmほど)

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 (こちらの千手は、金物の打ち出しではなく彫り込みか?)

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  (同じ千手観音の顔の部分 こちらは縦に顔が並びます)

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(使用している画像は九州国立博物館提供による)

【聖地チベット展】 第4回
     【聖地チベット展】 第1回から読む
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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2009 は BACH

2009年4月22日(水)

 今年もあと1週間後に迫ってきた「熱狂の日」音楽祭
   ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

La Folle Journe 2009

今年のテーマは「BACH」

題して、

「BACH is Back」

バッハが時空を超えて帰ってくる!

真面目な?正式テーマは 「バッハとヨーロッパ」

なお、英語の発音では、BACH も Back も 「バック」
したがって 「バック イズ バック」 という語呂合わせになっている訳だ。

開催期間は、2009年4月28日(火)〜5月5日(火・祝)

会場は、有楽町の東京国際フォーラム全館と丸の内周辺エリア

主催は、東京国際フォーラム


公式サイトは、ここをクリック

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あまりにも異常! 草 剛君 チョナンカン君 “事件”

 私が、この事件を知ったのは夕方のWebニュースだった。

 他愛のない事件だったので、ブログでは取り上げないことに決めていたが、あまりにもヒドイ(非道い)事態なので、書かざるを得なくなった。

 私が『非道い』と言うのは、草 剛君が起こした事件のことではない。

 これを報道するマスコミの野次馬根性である。

 この事件が、Webニュースや芸能ニュース、スポーツ新聞で冷やかし半分に書くのは解らないではない。
 明日のスポーツ紙は、さぞ賑やかなことであろう。

 しかし、私が問題だと思うのは、NHKが午後7時のニュースでTOP扱いだったばかりか、
午後9時のNHK「ニュースウォッチ9」の冒頭15分間(番組の4分の1)を使って、このニュースを 『さも大事件』であるかのように取り上げたことである

 この事件、簡単に言えば、日頃真面目全開の草 剛君が
 「酔っ払ってちょっと破目を外した」
   だけのことである。

 酔っ払って破目を外す人は世の中にいっぱい居るが、ニュースで大々的に取り上げられることは殆ど無い。
 結局、品行方正な真面目青年を演じ続けてきた、草 剛君だったからこそ、これほど大きな話になっている訳である。

 草 剛君が裸になってしまったことは、多少問題があったことは確かであろう。
しかし、彼は公然わいせつ容疑で逮捕されてしまうほどの犯罪を犯したのであろうか?

 草 剛君は、女性を暴行した訳でもなく、飲酒運転をした訳でもない。
酔いつぶれて何故か服を脱いでしまっただけのことである。

 にも拘わらず、NHKでは 草 剛君から検出されたアルコール分量が酒気帯び運転の何倍にもなると、あたかもそれが問題でもあるかのように取り上げていた。
 彼が車を運転したのならば、そういう問題提起もありうるだろうが、全く関係の無い事象を問題視しているという筋違いのものである

 NHKはいつからタレント・スキャンダル放送局に成り果ててしまったのだろうか?

 もちろん、はしゃぎすぎはNHKだけでは無い。

 なぜ、こうもマスメディアはメディア・スクラムを組みたがるのであろう。
冤罪を生む張本人になっているばかりか、将来あるタレントをこんな些細な事件でツブシテしまおうとしているのである。

 当ブログは、今後 草 剛君の味方になって激励してゆこう と思う。
一刻も早く、ファンに心配をかけたことについて謝罪し、復帰されることを願うものである。


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  4月24日追記

     NHKでは、“今朝も早よから”長々と、この事件の続報をやっている。

     懲りない報道姿勢である。ひどいものだ! (適宜改行は引用者)
     K10055941111_01.jpg

【NHK「飲酒 ビール・焼酎10杯以上」 4月24日 5時14分
 人気アイドルグループ「SMAP」の草なぎ剛容疑者が東京・赤坂の公園で酒に酔って裸になったとして逮捕された事件で、草なぎ容疑者がジョッキ入りのビールと焼酎のロックを10杯以上飲んでいたことが、警視庁の調べでわかりました。
 警視庁は、24日、草なぎ容疑者の身柄を検察庁に送り、当時の行動についてさらに調べを進めることにしています。(*なぎ=弓へんに「剪」)

 この事件は「SMAP」のメンバー、草なぎ剛容疑者(34)が、23日の午前3時ごろ、東京・赤坂の公園で酒に酔って全裸になったとして、公然わいせつの疑いで警視庁に逮捕されたものです。
 1人で大声で騒いでいたところを近所の住民に通報されたもので、警察官が駆けつけた際、草なぎ容疑者は酒に酔っていて、逮捕されて5時間後の検査でも、吐く息1リットル当たりから、酒気帯び運転の場合の濃度を大幅に上回る0.8ミリグラムのアルコールが検出されたということです。

 警視庁は当時の行動を詳しく調べていますが、草なぎ容疑者は22日の午後8時すぎに赤坂の日本料理店に1人で食事に訪れ、午前1時ごろまで店内でこの店の関係者の男性と女性の3人で酒を飲んだということです。その後、3人で別の飲食店にも行き、午前2時ごろまでいたということですが、警視庁がこの関係者から事情を聞いたところ、6時間ほどの間に2つの店で草なぎ容疑者が飲んだ酒は、ジョッキ入りのビールと焼酎のロック、あわせて10杯以上に上っていたことがわかりました。
 この関係者は草なぎ容疑者について、「店を出たとき、相当酔っていた」と話しているということです。

 草なぎ容疑者は、どのように公園に行ったかや、なぜ裸になったかは「覚えていない」と供述しているということで、警視庁は、24日午前中に身柄を検察庁に送り、さらに調べを進めることにしています。】  


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草 剛君 釈放! 当然のことだ!

 昨日、お酒が元で破目を外してしまい『公然わいせつ罪』という不名誉な罪状で現行犯逮捕された、草 剛君が今日午後2時半頃に釈放されました。

 逮捕することそのものがあまりにも異常な事態でしたので、釈放は当然のことです。

 検察庁が拘留が必要がどうか検討した結果、処分保留のまま釈放することを決めたということですから、逮捕そのものに道理が無かったことを示しています。

 このところ、検察・警察は何かあせっていると言うか、軽微な事件をでっち上げて敢えて大事件に仕立てているように思えてなりません。

 
   草 剛君の釈放について、
      今もこのネタを恥ずかしげもなく追っているNHKによれば、
     K10056049611_01.jpg

【 草なぎ剛さんを釈放 NHK 4月24日 15時5分
東京・赤坂の公園で酒に酔って裸になったとして逮捕された、人気アイドルグループ「SMAP」の草なぎ剛さんについて、東京区検察庁は処分保留のまま釈放することを決め、草なぎさんは24日午後2時半に釈放されました。(*なぎ=弓へんに「剪」)

 東京・赤坂の公園で23日、酒に酔って全裸になったとして公然わいせつの疑いで逮捕された「SMAP」の草なぎ剛さん(34)は、24日午前9時に留置先の原宿警察署を車で出て、東京・霞ヶ関の東京区検察庁に身柄を送られました。
 そして、検察庁がこう留が必要がどうか検討した結果、処分保留のまま釈放することを決め、草なぎさんは原宿警察署に戻ったあと、午後2時半に逮捕からおよそ35時間ぶりに釈放されました。

 警察官に付き添われて姿を現した草なぎさんは、青白い顔で詰めかけた報道陣の方に目を向けたあと、無言のまま迎えの車に乗り込みました。
 草なぎさんは事件の前に赤坂にある2つの飲食店で6時間ほどにわたってジョッキ入りのビールと焼酎のロック、あわせて10杯以上飲んだということで、警視庁は引き続き任意で捜査を進めることにしています。】 


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 当ブログは、今後 草 剛君の味方になって 激励してゆこう と思います。

 当然の結末ではありますが、釈放されたことでもあり、
一刻も早く、ファンに心配をかけたことについて 謝罪し、復帰されることを願うものです。

草 剛君 頑張れ!

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21:40追記

午後9時のNHK「ニュースウォッチ9」でもTOP扱いでしたが、草 剛君の呼び方は、釈放前の草容疑者から、草 剛さんに変わっていました。

また、そのニュースの中で、草 剛君の記者会見の冒頭の模様が放映されました。

草 剛君は、概略次のように話したと思います。
「ファンのみなさん、関係者のみなさん、SMAPのみんな、心配をかけて、また御迷惑をお掛けして申し訳ありません。
お酒をたくさん飲んでしまい、大人として恥ずかしい行動をしてしまいました。
反省しています。」 (正確ではありませんが・・・)

私が、言っていたように、「御心配をお掛けした」ことを真っ先に謝罪しました。
清々しい謝罪だったと思います。

草なぎさんがおわびの記者会見 「恥ずかしい行動を反省」(共同通信) - goo ニュース

2009年4月24日(金)21:23
 公然わいせつ容疑で逮捕され釈放されたSMAPの草なぎ剛さんは24日夜、東京都内で記者会見し「迷惑を掛けてしまい、本当にすみませんでした」とおわびの言葉を述べた。さらに草なぎさんは「僕はお酒をたくさん飲みまして、訳が分からなくなって、大人として恥ずかしい行動を起こしてしまいました。本当に反省しています」と述べた。



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SMAP草なぎ剛容疑者、釈放される(朝日新聞) - goo ニュース

草なぎ容疑者を釈放=下向き無言で車内へ-公然わいせつ事件(時事通信) - goo ニュース

SMAPの草なぎ剛容疑者を釈放…東京区検(読売新聞) - goo ニュース

草なぎ容疑者を釈放 焼酎など10杯以上飲酒か(共同通信) - goo ニュース

草なぎ容疑者の逮捕「捜査に違和感」 民主・鳩山幹事長(朝日新聞) - goo ニュース
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「象徴天皇」への努力 天皇・皇后の50年

2009年4月25日(土)

今日朝10時から、NHKの2時間枠で
【天皇皇后両陛下・素顔の50年】
という番組の再構成・再放送をやっていた。

私は、後半からしか見なかったが興味深い番組であった。

何故、いまこの時にNHKが天皇・皇后の「公務」での奮闘振りをこれほど詳しく伝えるのことにしたのか?
背景には何か胡散臭いものを感じないではない。

公式には、天皇・皇后の「御成婚50周年」の祝賀企画であるようだ。

私が見たのは後半(本日10:45~11:55)の部分だったので、前半でどのような映像が流されたかは解らない。

その後半においては、描かれ方は以下のようであったと思う。

① 世界に対して、戦争責任に正面から向かい合おうとする発言。
  中国訪問の際や、時々の行事などにおける昭和天皇の足跡も踏まえ
  戦争への思いを率直に語った。

② 日本国内の戦争犠牲者に対する謝罪の思い。
  広島、長崎、そして沖縄を自らの意志で訪問して犠牲者や遺族を励ます。
  沖縄では、「ひめゆりの塔」で慰霊中に過激派の攻撃を受けるが、
  ひとたび車に避難した後、自らの意志で再び「ひめゆりの塔」に戻り、
  ひめゆり部隊であった女性の話を聞いた。など。

③ 災害被災者の訪問。
  常に災害被災地への慰問を行った。
  雲仙火砕流被災地へは、できるだけ早く、しかし地元にできるだけ
  負担を掛けないようにということで、民間機に一般乗客と一緒に乗り、
  天皇公用車ではなく、市役所の車で避難所を訪問。
  まだ、小規模の火砕流が続いている時期であって地元も驚く。
  神戸の大地震の際も被災後それほど間を置かず慰問。

④ 皇居の清掃ボランティアの人々にも直接会って激励

⑤ それらの活動を、『象徴天皇』のあるべき姿として実践している。

番組の中で、戦争責任について述べている部分(もちろん政府の意向も
あるだろうから、表現は直接的ではないが)と、そういう経過を経て
憲法に表現された『象徴天皇』という表現は適切なものと思う、
という発言は、憲法を踏まえた発言として注目に値するものだと思う。

この番組は「天皇」を高く評価しているという点で『両刃の剣』的な
側面はあるが、いわゆる「天皇主義者」の意図を天皇自ら否定する
という意味では、評価できるものと私は思う。

日本国憲法に「象徴天皇」条項を残したことの積極的意味が
解りやすく捉えられていたように思う。

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NHKの案内より

 天皇皇后両陛下がご結婚から50年を迎えられた4月10日、NHKスペシャルではおふたりの日常を紹介し、多くの反響を集めた。今回はその拡大版として、皇居内で撮影された未使用の映像を新たに加え、両陛下の素顔と50年の歩みをお伝えする。
 

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TVドラマ 【ゴッドハンド輝!】

マンガ(コミック)が原作だと言う「ゴッドハンド輝」を見た。

GodhandTeruScene01.jpg

このドラマ医療現場を舞台にはしているが、どちらかと言うと
医療ドラマというよりも「仮面ライダー」(変身!もの)医療版というところ。
さすが!マンガが原作だけのことはある。
(もっとも以下に挙げた医療ドラマの中にも漫画が原作のものもあるようだが)

あまりうだつの上がらない研修医が、患者の命を救わなければならないという
極限状態に置かれた時に、天才外科医だったという父親が乗り移り(憑依し)
その瞬間から凄腕を発揮するという話である。

GodhandTeruScene02.jpg


したがって、これまで様々放映されてきた医療ドラマや映画、たとえば

医龍
ドクター・コト-診療所
コードブルー
風のガーデン
Tommorow 陽はまた昇る
小児救命
チームバチスタの栄光
ジェネラル・ルージュの凱旋


等と全然違って、現在の医療現場の問題を捉えて問題提起するというものではなく
ゴッドハンド輝と周りの人々の“確執”を描く展開になっている。

GodhandTeruKozue01.jpg


私が一人でファンをやっている、大阪出身の女優・水川あさみ さんは、
笑顔を表に出さず、常に輝と緊張関係を保っている天才女医 四宮 梢 役

輝の“ライバル”(梢自身はライバルとも思っていない)としての梢の人物表現が
今のところ極めて『紋切り型』で、女優・水川あさみ の魅力を活かしていない。

GodhandTeruKozue02.jpg


視聴率も思わしくなく一桁を低迷しているらしい。

期待外れの出来であるが、今後の改善を期待し、
また、水川あさみ さんを見たいので次回も見てみよう~

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配役は、
GodhandTeruCast.jpg
   (画像をクリックで拡大)
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【NANTA】 を見終わって

2009年4月27日(月)

ソウルに行ったのは、3月31日のことです。

Kitchen Performance 【NANTA】 は午後7時前に終わりました。
外に出てみるとまだ少し明るい。

前の道路を道なりに進んでゆくと、王宮[ 【徳壽宮】 の横に出てきました。
外壁が長く続いています。
P3310022m.jpg

その行き当たったところには、大きな門がありました。
日本風に言うと「南大門」ですが、こちらはソウルで有名な「南大門」とは別の処です。
額には「大漢門」と書いてあります。

P3310025m.jpg

その左側にもビルが見えますが、この門の振り返って反対側はソウルの都会風景です。
P3310026m.jpg
 
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【韓国とまどい旅行記】 第10回
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TV ドラマ 【Smile】

2009年4月28日(火)

 このドラマ「スマイル」は、いまのところスマイルとは程遠い展開である。

 日本国籍だが、日本人の母とフィリピン人の父の混血児である早川ビト(松本潤)が、若気の至りで起こした暴力沙汰で刑務所に入れられ、保護観察司で仕出し屋「町村フーズ」を切り盛りしている町村宗助夫婦(前田吟・いしだあゆみ)の元で更生に努めている、という前段がある。

SmileCast01.jpg

 宗助夫婦の娘町村しおり(小池栄子)は、駆け出しの弁護士で、伊東一馬(中井貴一)弁護士の法律事務所で働いている。

 ビトは真面目にスナックバーで働いており、宗助夫婦はもちろん、しおりも「町村フーズ」の従業員たちも暖かく見守っている。
 そこに現れたのが、失語症で声が出せない状態にある三島 花(新垣結衣)である。
花は、何故かビトのために尽くす。

     SmileAragaki03.jpg

 第一話では、ビトが働いているスナックの同僚が薬物売買を行っていたのだが、薬物をビトのロッカーに隠していたため、犯人の一味にされてしまう。

     SmileAragaki02.jpg

 第二話で、花が薬物犯たちがビトを陥れたことを偶然に聞いてしまい、証拠を捜しにスナックに潜り込む。
 ちょうどそこに、再捜索に来た刑事たちの話を聴いてしまう。彼らは、真犯人がビトではないことを気付いているが、検察は一たび逮捕・起訴したものは意地でも取り下げないという現在多くの「冤罪事件」を生んでいる背景を明らかにする。

                 SmileAragaki01.jpg

 花は、その刑事たちの裏話をケイタイで録音し、また主犯を秘かに追跡して薬物取引の場をケイタイ・ムービーに収録する(暗いスナックで人がひしめき踊る中で、そうは、見事に映るはずがない!?という突っ込みどころはあるが・・・)
 伊東一馬弁護士はこれらの音声と映像を法廷で暴露し、ビトの冤罪は晴れる。
 (そううまくは行きませんよ!とは思うが・・・)

 第三話のあらすじは、【続き】をどうぞ。 

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