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観劇レビュー&旅行記
【観劇レビュー&旅行記】を中心にFC2上で、私の思いを気の向くままに書いてゆきます。 政治・時事評論は 【JUNSKY blog】に引続き運用します。リンクの一番上に記載しています。


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ドキュメンタリー映画【I AM A COMEDIAN】をKBCシネマで見ました!
2024年8月1日(水)

  今日、16時10分から18時までKBCシネマで、芸人・村本大輔氏の
ドキュメンタリー映画【I AM A COMEDIAN】
 を見ました!

I AM A COMEDIAN_Poster-01

 村本大輔さんは、松元ヒロさんに続く『テレビで見れない芸人』第2号?

 片言の英語から勉強し始めて外人さんにい笑ってもらえるか?
と実力を試し鍛えるアメリカ修行の模様も描いていきます。

I AM A COMEDIAN-02


 『テレビで見れない芸人』 松元ヒロさんは全国各地で『ソロ・ライブ』で
巡業して各地で切符の取れない満員御礼を続けていますが、
村本大輔さんも知る人ぞ知る(特にリベラルと言われる人たちに)
 『テレビで見れない芸人』 で小劇場などでの『ソロ・ライブ』は大人気。

そこを『新型コロナウイルス感染』が襲います!
2021年に始まる、この災厄では、全国の全世界の興行が中止に追い込まれ
独立系演劇界最大手の【劇団四季】でも2億円のクラウドファンディングを
行うほどの厳しい状況に。
(東宝は阪急阪神ホールディングズという強いバックがあるが)

バックの何もない村本大輔さんは困窮を極めます。

I AM A COMEDIAN-03

そこから、どうやって苦境を乗り切れたのか否か?!

長期に亘る密着取材が明らかにしてゆきます。


映画【I AM A COMEDIAN】公式サイト
 https://iamacomedian.jp/



映画【I AM A COMEDIAN】予告編映像
 https://youtu.be/h-jYtqMEtwk




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/97995/

【解説・ストーリー】
政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、テレビから消えたお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔の3年間を追ったドキュメンタリー。

ネットや演芸番組での政治的な発言などから「嫌われ芸人」「炎上芸人」などと揶揄され、テレビでその姿を見ることがなくなったウーマンラッシュアワーの村本大輔。
テレビに自身の居場所を失った彼は、活動の中心を劇場やライブに移し、自身の求める笑いである「スタンダップコメディ」を追求する。
日本全国をまわって年間約600ステージをこなし、スタンダップコメディの本場であるアメリカ・ニューヨークでの武者修行にも挑む村本。
毎晩コメディクラブに立ってネタを磨く姿やさまざまな人との出会い、パンデミック禍の苦悩、家族との関係など、マスコミの最前線からは姿を消しながらも、人生を真摯にコメディに捧げ続ける芸人・村本大輔の3年間をカメラが追っていく。

監督は、日本で生きるクルド人の青年を取材した「東京クルド」で知られる日向史有。

*************
2022年製作/108分
/G/日本・韓国合作
配給:SPACE SHOWER FILMS
劇場公開日:2024年7月6日
*************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 日向史有
プロデューサー : 石川朋子 植山英美 秦岳志 ゲイリー・ビョンソク・カム
企画プロデューサー : 檀乃歩也
撮影 : 金沢裕司
編集 : 斉藤淳一

 出 演
村本大輔
I AM A COMEDIAN-02

中川パラダイス ほか多数!






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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【レ・ミゼラブル】2Kリストア版(1996年公開)をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月4日(日)

 今日の昼過ぎ12時15分からキノシネマ天神で
 ジャン=ポール・ベルモンド主演の
 映画【レ・ミゼラブル】2Kリストア版
 (1996年公開)を見ました!

20240804_Les Miserable_1996-01


映画の時代設定は第1次世界大戦から第2次世界大戦が終わってしばらくの間まで。

ビクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』は、上の時代の登場人物が読んでいる分厚い有名な本として現れ、その原作で描かれる状況も再現映像として描かれます。

これは、上の登場人物の頭の中で創造された世界を表しているのでしょう。

結構、時代が飛ぶので登場人物の子ども時代・青年時代・壮年時代・老年時代を映画を見る側が再構成する必要があります。

原作でも、そう言う処が有るのかも知れませんが、さっき死んだはずの人が、時代を隔てて生きていたり、食べるにも事欠いてた人(主人公のひとりのユダヤ人)が時代を隔ててスイス銀行に大金を隠し持っていたり・・・
不可解な点がアチコチに。

そう言えば、ミュージカル【レ・ミゼラブル】でもジャン・バルジャンが、いつの間にか名前を変えて市長に成っていたりしましたね。
全体として良くわからない映画でしたが、二度の世界大戦の不条理は描いていたようでした。

*************



映画【レ・ミゼラブル】(1996年公開)公式サイト見つからず

映画【レ・ミゼラブル】(1996年公開)予告編映像見つからず

映画.comによる作品紹介も見つからず

【以下 Kinocinema によるディスプレイから】

20240804_Les Miserable_1996-02
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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

映画【LE CONSENTEMENT /同意】 をKBCシネマで見ました。
2024年8月8日(木)

 今日の12時25分からKBCシネマで
 映画【LE CONSENTEMENT /同意】
 を見ました!

20240804_LE CONSENTEMENT-02

見ることにしたキッカケは『しんぶん赤旗』8月2日(金)付けに
映画評( ⇓ )が掲載されていたから。

20240804_LE CONSENTEMENT-01_Akahata


しかし、非道い内容でした。
男女構わぬ15歳以下の少年少女を性奴隷として貪り尽くす『小児性愛者』の自伝と、これを数十年後に告発した被害者女性の『告発本』をもとに映画化したと言うもの。

20240804_LE CONSENTEMENT-03

映画の設定では、その『小児性愛者』は50歳前後と言う話しですが、見た感じ70歳代後半。

手紙を通じて言葉巧みに未経験な少女を手懐ける(グルーミング)様子が克明に描かれます。
『処女膜を突き破った』などと言う過激な表現も。

20240804_LE CONSENTEMENT-04

そこで描かれる少女(ヴァネッサ)は主に1人ですが、彼の著作により大勢の少女や少年を貪っていたことが、映画終盤で、その少女にも映画の観客にも判明します。

20240804_LE CONSENTEMENT-05


少女は結局、精神に異常を来たします。

20240804_LE CONSENTEMENT-06


ジャニー喜多川による少年への性加害問題が殆ど解決していない日本で『小児性愛者』を当人の目から『肯定的に』描いた映画が上映されているのは如何なものか!?

唯一『批判的な』側面を描くのは、その『小児性愛者』がテレビのバラエティ番組に出演した際に、女性コメンテイターが意見する場面ですが、番組内でも男性が多く『多勢に無勢』。結局、その批判は後景に追いやられます。

『しんぶん赤旗』が、と云うかコラムを持つ映画評論家の女性(岩根彰子)がこれを取り上げたのは『画期的』?否『非道徳』でしょう。

KBCシネマに観客十数名。



映画【LE CONSENTEMENT】 公式サイト
 https://klockworx.com/movies/consent/


20240804_LE CONSENTEMENT-07


映画【LE CONSENTEMENT】予告編映像
 https://youtu.be/2e7U10Cp2K0





  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101216/

【解説・ストーリー】
フランスの作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラがその事実を告発した著書「同意」を映画化。

文学が好きな13歳の少女ヴァネッサは、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなく文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物だった。

やがて14歳になったヴァネッサはマツネフと同意の上で性的関係を結ぶが、そのいびつな関係はその後の彼女の人生に暗い影を落とすことになる。

映画初出演のキム・イジュランがヴァネッサ役で主演を務め、第49回セザール賞女性新人賞にノミネート。「ローラとふたりの兄」など監督としても活躍する俳優ジャン=ポール・ルーブがマツネフを演じ、「ゲンズブールと女たち」のレティシア・カスタ、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズが共演。「マイ・エンジェル」のバネッサ・フィロが監督・脚本を手がけ、原作者バネッサ・スプリンゴラが脚本に協力。

*************
2023年製作/118分/R15+
/フランス・ベルギー合作
原題:Le consentement
言語:主としてフランス語
配給:クロックワークス
劇場公開日:2024年8月2日
*************

【スタッフ・キャスト】
監督 : バネッサ・フィロ
原作 : バネッサ・スプリンゴラ(1972年生れ)
      (『同意』内山奈緒美:訳/中央公論新社刊)
脚本 : バネッサ・フィロ バネッサ・スプリンゴラ フランソワ・フィロ
撮影 : ギョーム・シフマン

 役  名 : 配  役
ヴァネッサ : キム・イジュラン
ガブリエル・マツネフ : ジャン=ポール・ルーブ(1967年生れ)

レティシア・カスタ,エロディ・ブシェーズ






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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

ドキュメンタリー映画【Mommy】をKBCシネマで見ました !
2024年8月10日(土)

  きょう、13時05分~16時00分にKBCシネマで上映された
映画【Mommy】を見ました!

20240810_Mommy_Movie-02.jpg


四半世紀前の1998年7月に起こった『和歌山毒入りカレー事件』を再追跡したドキュメンタリー映画です。
2009年に死刑判決が確定している林眞須美さんは冤罪である可能性が高いとの重要な観点から描かれたものです。
林眞須美さんは再審請求中とのこと。

20240810_Mommy_Movie-01.jpg

当時、証拠とされたヒ素(亜ヒ酸・中国製)は、シロアリ駆除薬品として広範に出回っており誰でも入手可能であった。
夫がシロアリ駆除の仕事をしていた林真須美宅に有った亜ヒ酸と事件現場に残されたカレーから検出された亜ヒ酸の分析スペクトルが一致したとされているが、他の亜ヒ酸所有者は捜査対象にもなっていない。

20240810_Mommy_Movie-03.jpg

当時の朝日新聞スクープが林眞須美さんに疑いを向け、警察より前にメディアが殺到して『犯人像』を作り上げて行った。
等など、当時の決め付け捜査とマスコミのメディアクラスターが真相を埋もれさせて行った状況が描かれます。

2時間に及ぶ上映後、二村真弘監督による1時間近いトークショーが行われました。

20240810_Mommy_Movie-05.jpg

事柄の性質上、質疑応答無しの一方通行のトークショーに成りましたがやむを得ないでしょう。
ほぼ満席の観客は、トークショー付きならでは。

20240810_Mommy_Movie-04.jpg

************


今更ですが、私は当時から「犯人でっち上げ」の印象を強く持っていました。

確たる物証は無い 本人は一貫して否認‬
‪ ⇒ 最高裁も死刑 ‬
‪【和歌山毒入りカレー事件】‬

http://junskyblog.blog.fc2.com/blog-entry-1314.html
2009年4月21日(火)


************

ほぼ同時期の【秋田・畠山鈴香】事件も同様に。

畠山鈴香被告の弁護人は、最高裁に上告
‪秋田小1児童殺害事件 −107回‬‬ ‬

#gooblog‬
https://blog.goo.ne.jp/junsky/d/20090409
2009年4月9日(木)


‪藤里事件 畠山被告の上告取り下げで無期懲役確定
‪秋田小1児童殺害事件 −109回‬‬

#gooblog
https://blog.goo.ne.jp/junsky/d/20090519
‪2009年5月19日(火)‬


************
#Mommy
#林眞須美
#二村真弘
#和歌山毒入りカレー事件
#畠山鈴香藤里事件
************


映画【Mommy】公式サイト
 https://mommy-movie.jp/


20240810_Mommy_Movie-06.jpg

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映画【Mommy】予告編映像
 https://youtu.be/A-TFOvjmR5Q




映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101742/

【解説・ストーリー】

1998年に日本中を騒然とさせた和歌山毒物カレー事件を多角的に検証したドキュメンタリー。

1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入し、67人がヒ素中毒を発症、小学生を含む4人が死亡する事件が起こった。犯人と目されたのは近所に住む林眞須美で、凄惨な事件にマスコミ取材は過熱を極めた。彼女は容疑を否認しており、2009年に最高裁で死刑が確定した後も獄中から無実を訴え続けている。

最高裁判決に異議を唱える本作では、当時の目撃証言や科学鑑定への反証を試み、保険金詐欺事件との関係を読み解いていく。さらに、眞須美の夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を語り、確定死刑囚の息子として生きてきた浩次(仮名)が、母の無実を信じるようになった胸の内を明かす。

監督は、「不登校がやってきた」シリーズなどテレビのドキュメンタリー番組を中心に手がけてきた二村真弘。

************
2024年製作/119分/日本
配給:東風
劇場公開日:2024年8月3日
************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 二村真弘
プロデューサー : 石川朋子 植山英美
撮影 : 高野大樹 佐藤洋祐
オンライン編集 : 池田聡
整音 : 富永憲一
音響効果 : 増子彰
音楽 : 関島種彦 工藤遥

【出演】
林眞須美,夫・健治、長男・次女など家族
(長女は亡くなっているとのこと;トークショーで)
当時の報道関係者など
鑑識・亜ヒ酸などの証拠を鑑定した学者たち
裁判官・弁護士・警察官・法曹関係者など多数
近隣の人々
そして二村真弘監督も映画の中に出演






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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

映画【ボレロ 永遠の旋律】をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月15日(木)

  きょう、15時45分〜17時50分までキノシネマ天神で
音楽映画【ボレロ 永遠の旋律】
 (原題・BOLERO)を見ました!

20240815_Bolero_Poster.jpg

私的には映画のストーリー展開としては、ちょっと期待外れでしたが、
表題の『ボレロ』をはじめモーリス・ラヴェルの楽曲を数多く聴くことができました。

また、サロンでのダンスの音楽として、今練習中のショパンのワルツ第10番
なども流れました😂

映画の最後は精神的に不安定となったラヴェルが脳の手術を受け、
そこで見る回想や幻想なども描かれました。

ラヴェルについて知らないことが多かったことがわかりました (^_^;) !



映画【ボレロ永遠の旋律】公式サイト
https://gaga.ne.jp/bolero/

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映画【ボレロ永遠の旋律】予告編映像
https://youtu.be/nRWlboQji1s?si=Y4H_Iql-91_yGVXG




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101824/

【解説・ストーリー】
フランスの作曲家ラベルによる不朽の名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた音楽映画。

1928年、パリ。スランプに苦しむモーリス・ラベルは、ダンサーのイダ・ルビンシュタインからバレエの音楽を依頼される。
彼は失ったひらめきを追い求めるかのように自身の過去に思いを馳せながら、試行錯誤の日々を経てついに傑作「ボレロ」を完成させる。
しかし自身のすべてを注ぎ込んで作り上げたこの曲に、彼の人生は侵食されていく。

ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、ヨーロッパを代表するピアニストの1人であるアレクサンドル・タローがラベルの名曲の数々を演奏した。

「黒いスーツを着た男」のラファエル・ペルソナがラベル役で主演を務め、ラベルの生涯にわたるミューズとなったミシアを「ベル・エポックでもう一度」のドリア・ティリエ、ダンサーのイダを「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバールが演じた。
監督は「ココ・アヴァン・シャネル」「夜明けの祈り」のアンヌ・フォンテーヌ。

**************
 2024年製作/121分
  /G/フランス
 言語:フランス語
 原題:Bolero
 配給:ギャガ
 劇場公開日:2024年8月9日
**************

【スタッフ・キャスト】
監督 : アンヌ・フォンテーヌ
製作 : フィリップ・カルカソンヌ ダビド・ゴキエ ジュリアン・デリス
      ジャン=ルイ・リビ パトリック・キネ
原作 : マルセル・マルナ
脚本 : アンヌ・フォンテーヌ クレア・バー ピエール・トリビディク
      ジャック・フィエスキ ジャン=ピエール・ロンジャ
撮影 : クリストフ・ボーカルヌ
美術 : リトン・デュピール=クレモン
衣装 : アナイス・ロマン
編集 : チボー・ダマド
音楽 : ブリュノ・クーレ
音楽監修 : ギョーム・クレマン

 役 名 : 配   役
ラヴェル : ラファエル・ペルソナ
ミシア : ドリア・ティリエ
イダ・ルビンシュタイン : ジャンヌ・バリバール
マルグリット・ロン : エマニュエル・ドゥボス
シパ : バンサン・ペレーズ
マダム・ルヴロ : ソフィー・ギルマン
ラヴェルの母 : アンヌ・アルバロ
ラロ : アレクサンドル・タロー
ダンサー : フランソワ・アリュ


**************

写真は、キノシネマのディスプレイより。

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テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画

映画【ぼくの家族と祖国の戦争】をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月17日(土)

  きょう、13時55分~15時40分、キノシネマ天神で
映画【ぼくの家族と祖国の戦争】
 を見ました!

Bokuno_Movie-Poster.jpg


ナチス・ドイツ占領下のデンマークにドイツの難民を受入れさせると云うナチスの政策に翻弄される人々を描いた実話に基づくドラマ。

ここで注目するべきは、ナチス・ドイツが自国民を難民化して国外に送り付け事実上収容所生活を強い、その上自国難民に対して食糧も医療も提供せず飢餓と伝染病感染を放置していたと云う私には新しい事実。

収容所送りはユダヤ人やポーランド人だけではなく、ドイツ人に対しても行っていた歴史的事実を告発する映画です。
その中でやむなく5百人以上の難民を背負わされた学校長が、戦後になってナチス協力者として迫害されたことも描かれます。

*******


映画【ぼくの家族と祖国の戦争】公式サイト
 https://cinema.starcat.co.jp/bokuno/

Bokuno_Movie-Top.jpg


映画【ぼくの家族と祖国の戦争】予告編映像
 https://youtu.be/rdXXMhxfvbg?si=TKayI1UgJJirA2eM




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101984/

【解説・ストーリー】
第2次世界大戦末期にドイツから20万人以上もの難民がデンマークに押し寄せた事実をもとに、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の物語を感動的に描いたヒューマンドラマ。

Bokuno_Movie-01.jpg

1945年、ドイツによる占領末期のデンマーク。市民大学の学長ヤコブは、敗色濃厚となったドイツから逃れてきた大勢のドイツ人難民を学校に受け入れるようドイツ軍司令官に命じられ、妻リスとともに究極の選択を迫られる。
一家がドイツ人を助ければ周囲から裏切り者と見なされて全てを失う可能性があるが、救いの手を差し伸べなければ多くの難民が飢えや感染症で命を落とすのだ。

Bokuno_Movie-02.jpg

そんな中、ヤコブの12歳の息子セアンは難民の少女と交流を持つが、少女は感染病にかかってしまう。
「アクアマン 失われた王国」のピルウ・アスベックが父ヤコブ、本作が長編映画デビューとなるラッセ・ピーター・ラーセンが息子セアンを演じた。監督・脚本は「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター。

*************
 原 題: Befrielsen
 製作年: 2023年
 製作国 :デンマーク
 配 給 :スターキャット
 劇場公開日 :2024年8月16日
 上映時間 :101分
 映倫区分 :G
*************

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【スタッフ・キャスト】
監督 : アンダース・ウォルター
製作 : ミリアム・ノルガード メッテ・ホスト・ハンセン トマス・ラドアー
製作総指揮 : ヘンリク・ツェイン
原案 : ミリアム・ノルガード アンダース・ウォルター
脚本 : アンダース・ウォルター
撮影 : ラスムス・ハイゼ
美術 : ハイディ・プラッゲ
衣装 : エミリー・ボーゲ・ドレスラー
編集 : ラース・ビッシンク
音楽 : ヨハン・セーデルクビスト

 役 名 : 配  役
ヤコブ : ピルウ・アスベック
リス : カトリーヌ・グライス=ローゼンタール
ビルク : モルテン・ヒー・アンデルセン
セアン : ラッセ・ピーター・ラーセン​
ハインリヒ : ペーター・クルト






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テーマ:ヨーロッパ映画 - ジャンル:映画

映画【アナウンサーたちの戦争】 をキノシネマ天神で見ました !
2024年8月18日(日)

  きのう 8月17日 15時50分~17時50分までキノシネマ天神で
ドキュメンタリードラマ 劇場版【アナウンサーたちの戦争】
 を見ました!

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再構成ドラマですが、残された記録や記憶を元に、アナウンサーや日本放送協会幹部や政治指導者など全て実名で登場し、名のある俳優が演じています。  

NHKが当時の愛宕山から移転した後は、愛宕山は軍部による諜報機関の一部となり、世界各地のラジオ放送や電波を傍受していて、既に敗色が濃いことが判っていたのに、放送局には虚偽情報を流し広範な国民を洗脳していた。

この映画では、米英への『宣戦布告』(真珠湾奇襲攻撃後伝達)に至る前から、『終戦の詔勅』放送(1945年8月15日正午・生音声ではなく事前録音のレコード盤再生)後までが描かれている。

以前のテレビ放送の再構成劇場版とのこと。
このテレビ放送は見ていなかったようだ。

*******



映画劇場版【アナウンサーたちの戦争】公式サイト
 https://thevoices-at-war-movie.com/


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映画劇場版【アナウンサーたちの戦争】予告編映像
 https://youtu.be/I1Xl5uBuJtw?si=_1N5qWSMIJoddeGD




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101746/

【解説・ストーリー】
戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を、実話をもとに描いたドラマ。
2023年8月14日にNHK総合テレビで放送された同名作品を映画化した劇場版。
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太平洋戦争中、アナウンサーたちは声の力で戦意高揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。
1941年12月8日、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、ラジオで開戦の第一報を伝えて国民を熱狂させる。
その後も2人は緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させていく。
同僚アナウンサーたちは南方占領地に開設された放送局に次々と赴任して現地の日本化を進め、和田の恩人である米良忠麿も前線のマニラ放送局に派遣される。

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一方、新人女性アナウンサーの実枝子は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力により活躍の場を奪われてしまう。
やがて戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視するようになった和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は激しく衝突する。
開戦ニュースと玉音放送の両方に関わった伝説のアナウンサー・和田信賢を森田剛が演じ、実枝子役で橋本愛、館野役で高良健吾、米良役で安田顕が共演。

thevoices-at-war-movie-03.jpg


*************
 2023年製作/113分
 /G/日本
 配給:ナカチカピクチャーズ
 劇場公開日:2024年8月16日
*************

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【スタッフ・キャスト】
演出 : 一木正恵
脚本 : 倉光泰子
制作統括 : 新延明
プロデューサー : 城谷厚司 林啓史
撮影 : 佐々木達之介
照明 : 水村享志
録音 : 高山幹久
美術 : 山口類児
美術ディレクター : 川村裕一
衣装 : 竹林正人
ヘアメイク : 山田容子
装飾 : 三代川昭彦
持ち道具 : 小澤由香
音響効果 : 最上淳
VE : 齋藤祐樹
VFX : 高崎大介
編集 : 松本哲夫
音楽 : 堤裕介
語り : 橋本愛
取材 : 網秀一郎 大久保圭祐
制作担当 : 蓮見昌寿
助監督 : 長尾楽
脚本協力 : 山下澄人

 配 役 : 役 名
森田 剛 : 和田信賢
橋本 愛 : 和田実枝子
高良健吾 : 館野守男
浜野謙太 : 今福祝
大東駿介 : 志村正順
藤原さくら : 赤沼ツヤ
水上恒司 : 朝倉寿喜
降谷建志 : チャリー吉井
渋川清彦 : 長笠原栄風
中島 歩 : 川添照夫
眞島秀和 : 並河亮
遠山俊也 : 中村茂
古舘寛治 : 松内則三
小日向文世 : 下村宏
安田 顕 : 米良忠麿





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テーマ:ドキュメンタリー映画 - ジャンル:映画

NHKの敗戦79周年関連番組 結構頑張っている!
2024年8月19日(月)

 この数日間、NHKが 敗戦79周年関連番組を放送していましたが
ドラマもドキュメンタリーも結構頑張っているように見えました!

 NHKスタッフや出演者や関係者にエールを送ります!

私が見たのは以下の番組

【特集ドラマ】
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081510334...
NHK―2024年8月15日(木)22:00〜23:15

20240815_NHK Tanakasan-Top
   (↓ しんぶん赤旗『テレビ評』)
20240815_NHK Tanakasan-01


NHKスペシャル 
【グランパの戦争~従軍写真家が遺した1千枚~】

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081610970...
NHK―2024年8月16日(金)午後10時30分~

20240816_NHK Granpa-01


NHKスペシャル
“一億特攻”への道
 〜隊員4000人 生と死の記録〜

 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081711491
NHK―2024年8月17日(土) 午後9:00~午後10:15

20240817_NHK Tokkou-01


ETV特集 
【昭和天皇 秘められた終戦工作】

https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024081711636...
NHK―2024年8月17日(土)午後11時~

20240817_NHK Tennou-01


NHKスペシャル
“最後の1人を殺すまで”
〜サイパン戦 発掘・米軍録音記録〜

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081812108
NHK―2024年8月18日(日)午後9時00分〜9時50分

20240818_NHK Saipan-01
   (↓ しんぶん赤旗『テレビ評』)
20240818_NHK Saipan-02_Akahata


上記についてNHKの番組紹介や私のコメントを以下に掲載します。

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【特集ドラマ】
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081510334...
NHK―2024年8月15日(木)22:00〜23:15

➡原作者・脚本家・NHKスタッフ・出演者の総力を挙げた渾身のドラマでした。
通り一遍ではなく語り部となった田中さん(岸部一徳)に優等生の6年生が反質問すると言う過程で、一層深掘りしたこれまでにない展開でした。
実は、この部分が最も重要なテーマだったかも知れません。


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NHKスペシャル
“一億特攻”への道
 〜隊員4000人 生と死の記録〜

 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081711491
初回放送日:2024年8月17日

番組では15年に及ぶ取材で特攻隊員約4000人の本籍地や経歴を徹底調査。
隊員がどのように選別されたのか、これまで謎だったその実態に迫る極秘資料も入手した。浮かび上がってきたのは、当時の日本人が特攻を希望とみなし、国のすみずみまで熱狂が支配していく様だった。
その背後には軍とメディアによるプロパガンダや、特攻を軍部内の力学に利用しようという思惑も…。
隊員たちの心情も描きながら「一億特攻」の真相に迫る。

以下は番組紹介では無く私の感想
番組前半では、国民の熱烈な支援
(≒狂気)が特攻戦術を強く後押ししたかのような方向性だったので、
当時の政府や軍部や天皇を免責する番組か?!と疑ったが、
中盤では特攻戦術の実施を事後報告した軍部に対して天皇裕仁が「よくやった」と励ましたくだりも紹介された。
後半では特攻兵の選定に関する今年(2024年)発見された新たな資料で特攻志願の程度(熱望・望・否)に関わりなく選定されていた状況が明らかにされる。
また、『地方事務所』が青少年のリストを作成して政府・軍部に提供していた実態も明らかになる。
此処は今まさに各地方自治体に政府が事実上『義務付けている』18歳・22歳の全員の名簿を毎年自衛隊に提供している現状と重なる。
当時と同じ戦争遂行の実務が今着々と行われているのである。
最後まで見たが、『国民の熱狂』を作り出した最重要な要素がNHKを中心とするラジオ放送であった重大な責任については強調されず、ひと言触れるに留まったのは詰めが甘い処であった。
今日の午後、キノシネマ天神で、NHKの戦争責任を自ら告発した【アナウンサーたちの戦争】を見て見応えが有っただけに、今夜のドキュメンタリーの甘さにギャップを感じた。
とは言え、担当ディレクターをはじめとする長期の取材と今も御顕在の関係者や多くの遺族へのインタビューには敬意を表するものである。
これだけ大規模な取材ができるマス・メディアはNHKしか残されていないと思うので、今後も頑張って欲しい。


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NHKスペシャル 
【グランパの戦争~従軍写真家が遺した1千枚~】

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081610970...
NHK―2024年8月16日(金)午後10時30分~

硫黄島戦闘に従軍記者として帯同し多くの写真を撮った亡き祖父の写真を調査し来日した孫の女性を追うドキュメンタリー。
写真の一部は戦後間もない日本の様子で米軍人向け慰安所(娼館)の様子も。


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ETV特集 
【昭和天皇 秘められた終戦工作】

https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024081711636...
NHK―2024年8月17日(土)午後11時~

天皇・裕仁に一番近かった内大臣・木戸幸一と木戸幸一が頼った東大総長・南原繁による『終戦工作』について新たに発見された資料などを元に解読する。
菅義偉により学術会議から排除された加藤陽子・東大教授が解説。
敢えて加藤陽子さんを起用したNHKスタッフに敬意を表します!


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NHKスペシャル
“最後の1人を殺すまで”
〜サイパン戦 発掘・米軍録音記録〜

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024081812108
NHK―2024年8月18日(日)午後9時00分〜9時50分

日本からの移民が多くいた“南洋の楽園”サイパン。
アメリカ軍が太平洋戦争で初めて日本の民間人と対峙した戦場となった。
発掘した音源から浮かび上がるのは、命を投げ捨てて突撃する日本兵と憎悪をかきたてるアメリカ兵の姿。軍民混在の中で住民を保護する方針が崩れていく様子だ。
この戦いでアメリカ兵の日本人に対する見方は一変することになる。
録音記録に元兵士の新たな証言を加え、80年前の戦場を立体的に浮かび上がらせる

以下、私のコメント
➡80年前の戦闘している現地で生録音された録音テープの音が鮮明に残っているのに驚いた!
もしかしてデジタル処理でクリアにしたのかも知れないが。
沖縄でもそうだったようだが、日本兵が住民を楯にして洞窟や民家に隠れていたことが非戦闘員1万名超の犠牲者を生んだ。
巻き込まれた何の罪もない先住民も千人以上犠牲になったと云う。






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ドキュメンタリー映画【うんこと死体の復権】をKBCシネマで見る !
2024年8月25日(日)

  きょう、15時10分からKBCシネマで
ドキュメンタリー映画【うんこと死体の復権】舞台挨拶付き
 を見ました!

20240825_Unko-01.jpg

映画は17時00分終了
トーク・イベントは17時45分終了

ある意味マイナーな際どいドキュメンタリーですが、
監督の舞台挨拶付きとあって客席の半分以上埋まる盛況でした。

20240825_Unko-02.jpg

前半は『野糞』がテーマ。
水洗便所に流した糞尿は下水処理場で処理され(電力も含む多量のエネルギーを消費)最終的には焼却されて二酸化炭素を排出する。
一方で『野糞』は、昆虫やミミズなど小動物の生きる糧となり生命を繋ぐ。

中盤は動物の死体が昆虫を含む他の小動物の餌となり、最終的には土に還元される。

これは人間でも同じで『土葬』にすれば他の生命に命を繋ぐことができる。
なお、法律上『土葬』は禁止されているわけではなく申請すれば可能な自治体もあるとのこと。

しかし、山でも所有していない限り『野糞』も『土葬』も不可能。

映画の中心メンバーは、このために大きな山を買い、来訪者に『野糞』を奨励している。
『土葬』するにも、少なくとも2m四方位の墓地が必要だし、庶民には手が届かない。それもを代々続けるのは現代社会では無理。
天皇家のように大きな所有地に御陵を築ける人は極少数だろう。

と言う訳で理念は解るが実現不可能な呼び掛けでした。

*******



映画【うんこと死体の復権】公式サイト
 https://www.unkotoshitai.com/



映画【うんこと死体の復権】予告編映像
 https://youtu.be/4RBJFNnqvVU




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101523/

【解説】
「グレートジャーニー」で一躍名をはせた探検家・関野吉晴の初監督作品。
現代社会では忌避されがちな、生き物の排泄物や死体などを熱心に追い続ける人々の活動を通して、命の循環を見つめていくドキュメンタリー。

アフリカで誕生した人類が南米最南端まで拡散した5万キロの足跡を、動力を使わずに逆ルートでたどる旅「グレートジャーニー」を40代ではじめ、足かけ10年をかけて踏破したことで注目を集めた探検家の関野吉晴。アマゾンの奥地で自然と共に生きる狩猟採集民族マチゲンガ族と半世紀以上にわたって交流をもってきた関野は、自身を含めた現代人が自然とどのように共存していくべきかを常に考えていた。そして2015年、どの星よりも循環に優れた地球で人類が生き続けるためにどうしたらいいかを考える「地球永住計画」というプロジェクトをスタートさせる。

そのプロジェクトを通して関野は、野外排泄にこだわり続け、自ら「糞土師」と名乗る写真家の伊沢正名、排泄物から生き物と自然のリンクを考察する生態学者の高槻成紀、そして死体を食べる生き物たちを観察する絵本作家の舘野鴻と知り合う。彼らの活動を通して、現代社会において不潔なもの、無きものとして扱われがちな、生き物の排泄物や死体を見つめることになった関野は、無数の生き物たちが命をつなぎ、循環の輪をつないでいることを知る。

【ストーリー】
探検家で医師の関野吉晴氏は、2015年から始めた「地球永住計画」というプロジェクトで3人の人物に出会う。
糞土師(ふんどし)・伊沢正名氏は自分の便が自然に還っていく様子を観察し続けていた。

一方、保全生態学者の高槻成紀氏は糞尿などから野生動物を調査している。

死骸を食べる虫を主人公とした絵本「しでむし」などで知られる絵本作家・舘野鴻氏は作品作りのため虫の生態を観察している。

ドキュメンタリー「グレートジャーニー」などで取り上げられた探検家で医師の関野吉晴氏が監督を務め、便や生き物を調査する3人の人物を取材したドキュメンタリー。

糞土師を名乗る伊沢正名氏、保全生態学者の高槻成紀氏、絵本「しでむし」などの作家・舘野鴻氏の活動に関野氏が密着する。
プロデューサーを『なぜ君は総理大臣になれないのか』などの大島新監督と、関野氏を追った『カレーライスを一から作る』などの前田亜紀監督が担当する。

***************
 2024年製作/106分
 /G/日本
 配給:きろくびと
 劇場公開日:2024年8月3日
***************

【スタッフ・キャスト】
監督 : 関野吉晴
プロデューサー : 前田亜紀 大島新
撮影 : 松井孝行 船木光 前田亜紀
編集 : 斉藤淳一
音響効果 : 金子智子
整音 : 高木創
監督補 : 船木光
宣伝美術 : 安倍大智

 



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映画【ボストン 1947】を kinocinema 天神で見る !
2024年8月31日(土)


  きょう 14時10分から kinocinema 天神で昨日公開されたばかりの
ドキュメンタリー的ドラマ映画【ボストン1947】
 (英題:Road to Boston)を見ました!

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1936年のナチス政権下のベルリン・オリンピックで、日本選手として出場した
韓国人選手がマラソンで1位(金メダル)・3位(銅メダル)を獲得したが、
当時韓国は日本統治下だった為に日本の音読み名で日の丸をつけての受賞だった。

第二次大戦後、【ボストンマラソン1947】に出場しようとした処、
今度はアメリカの保護下にあることで、星条旗を付けていれば出場できることに。

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韓国人のマラソン監督(ベルリン・オリンピック金メダル受賞者)が
アメリカのマラソン大会役員に「ボストンはアメリカ独立宣言の地。
独立宣言の精神を韓国の日本からの独立に活かして欲しい」
との趣旨をとうとうと語るシーンがこの映画の頂点に思えます。

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その後の展開はボストン・マラソンでの韓国選手をはじめ
各選手の奮闘が描かれます。

観客は20数人でした。


映画【ボストン 1947】公式サイト
 https://1947boston.jp/index.html



しんぶん赤旗の映画評

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映画【ボストン 1947】予告編映像
https://youtu.be/1qrvW-bje6o




  映画.comによる作品紹介
   https://eiga.com/movie/101636/

【解説・ストーリー】
「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督が、祖国への思いを胸に命懸けのレースに挑むマラソン選手たちの姿を実話に基づいて描いたヒューマンドラマ。

1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。

「チェイサー」のハ・ジョンウが金メダル選手ソン・ギジョン、「弁護人」のイム・シワンが若手選手ソ・ユンボク、「メタモルフォーゼ 変身」のペ・ソンウが銅メダル選手ナム・スンニョンを演じた。

******************
 2023年製作/108分/G/韓国
 英題:Road to Boston
 配給:ショウゲート
 劇場公開日:2024年8月30日
******************

【スタッフ・キャスト】

監督 : カン・ジェギュ
製作 : チャン・ウォンソク カン・ジェギュ
脚本 : カン・ジェギュ イ・ジョンファ
撮影 : チェ・チャンミン
美術 : パク・イルヒョン
編集 : パク・ゴクジ
音楽 : イ・ドンジュン

 役  名 : 配  役
ソン・ギジョン : ハ・ジョンウ
ソ・ユンボク : イム・シワン
ナム・スンニョン : ペ・ソンウ
ペク・ナムヒョン : キム・サンホ
オクリム : パク・ウンビン


【kinocinema 天神のディスプレイ】

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