Category: 空花鳥風月雲
朝一番ならすいています
さて、せっかく松島に来たので、車を瑞巌寺近くの駐車場に停めます。
松島城。

伊達政宗が再建した五大堂。

五大堂から見た、島々。

沿岸の商店街、松島周辺は今回の震災で、最も津波の被害が少なかった地域なのですが、それでもまだ閉まっている店が見受けられました。

そして向かったのは、此処。

円通院です。初入院。

ずっと来たかったのです。

宮城を代表する紅葉の名所なのですが、混みそうなので、朝一で来ることにしたのでした。

紅葉ライトアップでも有名なのです。下に並ぶのも、ミニ灯籠。

伊達政宗の嫡孫、光宗の菩提寺。
家光の光をもらってることからも跡継ぎ候補だったことがわかりますね、父は忠宗。母は、家康の孫、孝勝院振姫ですから、家光とは従兄弟です。

霊廟三慧殿。光宗は幼少より文武に優れていたものの、19歳という若さで、江戸城内で死去。
幕府による毒殺説もあるそうです。

藩主とはならなかったため、青葉山には祀られていないのですね。
光宗像の右上には、薔薇の図、左上には水仙の絵。
これらはそれぞれローマとフィレンツェを象徴する花なんだそうです。
知らなかったのですが、日本に園芸種の薔薇(日本には野生種の薔薇はあった)を持ち込んだのは、支倉常長だったのですね。円通院には15m四方ほどの西洋風の庭がありました。

光宗と常長が会ったことがあるのかどうかはわかりませんが、少なくとも円通院を建てさせた忠宗は、世界を回って来た常長の話を何度も聞いていたでしょう。

決して広くはありませんが、美しい庭園を持つお寺です。

自然のままの扇谷とは全く趣を異にします。

隣にある国宝瑞巌寺が男性的だとすれば、円通院は女性的です。

そうそう、美しい副住職様が有名なのですが、お会いすることは出来ませんでした。
ちょっと恐れ多いのですが、その天野さんからのメッセージを転載します。
全国の皆さん、よろしくお願いします。すでに松島は復活しています。来てください。

さて、円通院の本堂は、別名大悲亭。

元々は、光宗が江戸で使っていた建物だったのですが、その死を悼んだ父忠宗が、移築したもの。

当時の建物は、東京にはほとんど残っていないため、貴重です。

小堀遠州作と伝えられる、前庭。

ライトアップはこの23日が最後だったそうです。

今は少し静かになっていることでしょう。

照明器具が片付けられたこの時期が、一番良いかも。

仙台の皆さんも、是非お出かけください。

伊達光宗。
二人のおじいちゃんが、伊達政宗と池田輝政、曽祖父が徳川家康ですよ。

凄い血筋だなぁ。

バラが咲き乱れる季節に、また来たいものです。

IR仙石線、松島海岸駅からも歩いて数分、ミシュランガイドでも二つ星に選ばれた、円通院でした。

私が拝観し終わった9時半頃、観光客がどんどん入って来ました。
昼飯は、なぜか南仙台のとんかつ屋さんで、広島産カキフライ定食。

松島城。

伊達政宗が再建した五大堂。

五大堂から見た、島々。

沿岸の商店街、松島周辺は今回の震災で、最も津波の被害が少なかった地域なのですが、それでもまだ閉まっている店が見受けられました。

そして向かったのは、此処。

円通院です。初入院。

ずっと来たかったのです。

宮城を代表する紅葉の名所なのですが、混みそうなので、朝一で来ることにしたのでした。

紅葉ライトアップでも有名なのです。下に並ぶのも、ミニ灯籠。

伊達政宗の嫡孫、光宗の菩提寺。
家光の光をもらってることからも跡継ぎ候補だったことがわかりますね、父は忠宗。母は、家康の孫、孝勝院振姫ですから、家光とは従兄弟です。

霊廟三慧殿。光宗は幼少より文武に優れていたものの、19歳という若さで、江戸城内で死去。
幕府による毒殺説もあるそうです。

藩主とはならなかったため、青葉山には祀られていないのですね。
光宗像の右上には、薔薇の図、左上には水仙の絵。
これらはそれぞれローマとフィレンツェを象徴する花なんだそうです。
知らなかったのですが、日本に園芸種の薔薇(日本には野生種の薔薇はあった)を持ち込んだのは、支倉常長だったのですね。円通院には15m四方ほどの西洋風の庭がありました。

光宗と常長が会ったことがあるのかどうかはわかりませんが、少なくとも円通院を建てさせた忠宗は、世界を回って来た常長の話を何度も聞いていたでしょう。

決して広くはありませんが、美しい庭園を持つお寺です。

自然のままの扇谷とは全く趣を異にします。

隣にある国宝瑞巌寺が男性的だとすれば、円通院は女性的です。

そうそう、美しい副住職様が有名なのですが、お会いすることは出来ませんでした。
ちょっと恐れ多いのですが、その天野さんからのメッセージを転載します。
全国の皆さん、よろしくお願いします。すでに松島は復活しています。来てください。

さて、円通院の本堂は、別名大悲亭。

元々は、光宗が江戸で使っていた建物だったのですが、その死を悼んだ父忠宗が、移築したもの。

当時の建物は、東京にはほとんど残っていないため、貴重です。

小堀遠州作と伝えられる、前庭。

ライトアップはこの23日が最後だったそうです。

今は少し静かになっていることでしょう。

照明器具が片付けられたこの時期が、一番良いかも。

仙台の皆さんも、是非お出かけください。

伊達光宗。
二人のおじいちゃんが、伊達政宗と池田輝政、曽祖父が徳川家康ですよ。

凄い血筋だなぁ。

バラが咲き乱れる季節に、また来たいものです。

IR仙石線、松島海岸駅からも歩いて数分、ミシュランガイドでも二つ星に選ばれた、円通院でした。

私が拝観し終わった9時半頃、観光客がどんどん入って来ました。
昼飯は、なぜか南仙台のとんかつ屋さんで、広島産カキフライ定食。

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