Category: ドライブ
大人の西遊記その7 ~カレーと蕎麦?
6月22日は、朝6時過ぎにブルッへの宿をチェックアウトしていた。
今さらだけれど、パリやローマ、ロンドンなどにある超有名観光スポットにこだわらなければ、一番気軽にヨーロッパの文化を感じ、食を楽しむことができる国は、間違いなくベルギーだと思う。
また高速に乗って西へ。
最初のサービスエリア(とは呼ばないけれど)で給油だ。

今回初めてだったかな?
売店とカフェテリアも併設されていたのでトイレ休憩も。

ドイツやベルギーの高速は無料で走れるが、トイレは基本有料。0.5ユーロほどだ。
朝メシはカフェテリアでサンドウィッチとエスプレッソ。。

何を注文したんだっけ。

今回の旅はホテルでのんびり朝食する時間が勿体ないので、これが基本と言う縛りになっていた。

ベルギーの高速沿いにも風車は多い。

バードアタック対策なのだろう、珍しい赤い縞模様仕様だ。

欧州四ヶ国目の、フランスに入る。

ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス。
昔あった税関と入国ゲートは、もうない。
カレーにダンケルク。聞いた名前だな。

カレーの海岸に寄ってみた。

ユーラシア大陸がイギリスに一番近い場所で、今も大型フェリーが頻繁に往復している。
独逸駐在員時代、英国で展示会があると、機材を大きめのヴァンに乗せて、何度もフェリーでここを渡った。
3ヶ所ある国境では毎度面倒な通関手続き。

一度はブライトンでの展示会会期中に、当時頻発していたテロ対策の一環で、突然フランス政府が日本人含む外国人の入国に、ヴィザが必要と言い出し、帰りのカレー行きをキャンセルしてオステンデ行きに変更したことがあるのを想い出した。
おかげで国境での手続きが一つ減ったが、ドーバーからベルギーのオステンデまでは2時間以上余計に時間がかかったはず。
独逸と英国、両方に駐在経験がある友人には、グレートブリテンが見えたらしい?

綺麗な砂浜が続く場所だった。

ふと見つけた公衆トイレ。
タダで使えそうだったので、早めにオシッコしようとしたのだが、どうも挙動不審。

ドアが閉まらないので、友人に見張りを頼んだが、フランス語表示が分からないし、色々ボタンを押しまくっているうちに突然水が流れた挙句、便器が引っ込んでしまった。
ぎりぎりセーフだったのだが、どうも便器をいったん上げて水洗することで、清潔さを保っているよう。
怖いので以後もこのタイプのトイレには近づかなかった。
フランスでは電話回線が、Orange Fになっている。

この国の大手電話会社のようだった。
またしばらく高速道路を激走、次のトイレ休憩もサービスエリアだ。

フランスのサービスエリアにあるトイレは、無料で使えた。
珈琲はカードで買う。

池に鴨がいた。

さらに北フランスをひたすら西へ。

そうそう、フランスの高速道路は、昔から日本と同じように基本有料。
それもチケットをもらうゲート、支払いの料金所、チケットなしで一発支払いの場所があってややこしいのに加え、たぶんETCのような停止不要のシステム用ゲートもあって危険だ。
これは支払いのゲート。

慣れない左ハンドル運転で、左にぎりぎり寄せるのが難しいうえ、表示がフランス語、まず一番左にチケットを入れ、その後下にクレジットカード、ちょっと待ってカードが戻ったら、その右のボタンを押すと一番右から領収書だ。
機械によってレイアウトも変わるし、ドライバーにとって最もドキドキする瞬間。
ただ、我々以外にも立ち往生してしまう車も多く、ホーンを鳴らされても焦らず開き直るしかないのだ。
13時過ぎに辿り着いたのは、初めて聞くエトルタというノルマンディーの街。

仮設のような駐車場に停めるスペースを見つけるのが大変だったのは、土曜日だったせいかも。

それなりに観光地のように見えた。

美しい青空の下に、古い建物がある。

我が物顔の海鳥がいる。

東北地方の海辺の町のようだ。

少し歩いて、浜辺に出た。

ここは小砂利浜。

ブラタモリ風に言えば、対岸にあるドーバーの白い崖と、同質の岩盤帯らしい。

象の鼻のような、アヴァルの門と呼ばれる奇岩の向こうに、牙のような尖った岩が少しだけ見える。

アルセーヌルパンの生みの親、モーリスルブランは近くのルーアン出身、この岩はその小説奇巌城のモデルなのだそうだ。
小学生のときに図書館から借りてきて、むさぼるように読んだものだ。
クロードモネもこの岩を描いている。

オレの方が晴れ男だな。
街にはライバル、シャーロックホームズ風の絵を描いた、探偵ホテルも。

この街で昼メシと言うことで、裏通りのクレッペリーへ。

ノルマンディーと言えば、ガレット。

そば粉を使ったクレープである。上はサーモンクレープだな。
週末はデザートのクレープとのセット。

これはデカい。

喰いきれなかったぞ。

苦労して狭い駐車場からメルセデスを救出し、その後も雄大なノルマンディーの風景の中、さらに西へ。

明日に続けよ。

今さらだけれど、パリやローマ、ロンドンなどにある超有名観光スポットにこだわらなければ、一番気軽にヨーロッパの文化を感じ、食を楽しむことができる国は、間違いなくベルギーだと思う。
また高速に乗って西へ。
最初のサービスエリア(とは呼ばないけれど)で給油だ。

今回初めてだったかな?
売店とカフェテリアも併設されていたのでトイレ休憩も。

ドイツやベルギーの高速は無料で走れるが、トイレは基本有料。0.5ユーロほどだ。
朝メシはカフェテリアでサンドウィッチとエスプレッソ。。

何を注文したんだっけ。

今回の旅はホテルでのんびり朝食する時間が勿体ないので、これが基本と言う縛りになっていた。

ベルギーの高速沿いにも風車は多い。

バードアタック対策なのだろう、珍しい赤い縞模様仕様だ。

欧州四ヶ国目の、フランスに入る。

ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス。
昔あった税関と入国ゲートは、もうない。
カレーにダンケルク。聞いた名前だな。

カレーの海岸に寄ってみた。

ユーラシア大陸がイギリスに一番近い場所で、今も大型フェリーが頻繁に往復している。
独逸駐在員時代、英国で展示会があると、機材を大きめのヴァンに乗せて、何度もフェリーでここを渡った。
3ヶ所ある国境では毎度面倒な通関手続き。

一度はブライトンでの展示会会期中に、当時頻発していたテロ対策の一環で、突然フランス政府が日本人含む外国人の入国に、ヴィザが必要と言い出し、帰りのカレー行きをキャンセルしてオステンデ行きに変更したことがあるのを想い出した。
おかげで国境での手続きが一つ減ったが、ドーバーからベルギーのオステンデまでは2時間以上余計に時間がかかったはず。
独逸と英国、両方に駐在経験がある友人には、グレートブリテンが見えたらしい?

綺麗な砂浜が続く場所だった。

ふと見つけた公衆トイレ。
タダで使えそうだったので、早めにオシッコしようとしたのだが、どうも挙動不審。

ドアが閉まらないので、友人に見張りを頼んだが、フランス語表示が分からないし、色々ボタンを押しまくっているうちに突然水が流れた挙句、便器が引っ込んでしまった。
ぎりぎりセーフだったのだが、どうも便器をいったん上げて水洗することで、清潔さを保っているよう。
怖いので以後もこのタイプのトイレには近づかなかった。
フランスでは電話回線が、Orange Fになっている。

この国の大手電話会社のようだった。
またしばらく高速道路を激走、次のトイレ休憩もサービスエリアだ。

フランスのサービスエリアにあるトイレは、無料で使えた。
珈琲はカードで買う。

池に鴨がいた。

さらに北フランスをひたすら西へ。

そうそう、フランスの高速道路は、昔から日本と同じように基本有料。
それもチケットをもらうゲート、支払いの料金所、チケットなしで一発支払いの場所があってややこしいのに加え、たぶんETCのような停止不要のシステム用ゲートもあって危険だ。
これは支払いのゲート。

慣れない左ハンドル運転で、左にぎりぎり寄せるのが難しいうえ、表示がフランス語、まず一番左にチケットを入れ、その後下にクレジットカード、ちょっと待ってカードが戻ったら、その右のボタンを押すと一番右から領収書だ。
機械によってレイアウトも変わるし、ドライバーにとって最もドキドキする瞬間。
ただ、我々以外にも立ち往生してしまう車も多く、ホーンを鳴らされても焦らず開き直るしかないのだ。
13時過ぎに辿り着いたのは、初めて聞くエトルタというノルマンディーの街。

仮設のような駐車場に停めるスペースを見つけるのが大変だったのは、土曜日だったせいかも。

それなりに観光地のように見えた。

美しい青空の下に、古い建物がある。

我が物顔の海鳥がいる。

東北地方の海辺の町のようだ。

少し歩いて、浜辺に出た。

ここは小砂利浜。

ブラタモリ風に言えば、対岸にあるドーバーの白い崖と、同質の岩盤帯らしい。

象の鼻のような、アヴァルの門と呼ばれる奇岩の向こうに、牙のような尖った岩が少しだけ見える。

アルセーヌルパンの生みの親、モーリスルブランは近くのルーアン出身、この岩はその小説奇巌城のモデルなのだそうだ。
小学生のときに図書館から借りてきて、むさぼるように読んだものだ。
クロードモネもこの岩を描いている。

オレの方が晴れ男だな。
街にはライバル、シャーロックホームズ風の絵を描いた、探偵ホテルも。

この街で昼メシと言うことで、裏通りのクレッペリーへ。

ノルマンディーと言えば、ガレット。

そば粉を使ったクレープである。上はサーモンクレープだな。
週末はデザートのクレープとのセット。

これはデカい。

喰いきれなかったぞ。

苦労して狭い駐車場からメルセデスを救出し、その後も雄大なノルマンディーの風景の中、さらに西へ。

明日に続けよ。

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