風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: 街角探検

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蔵だらけの街でくらくら

 車で走りまわってみないとなかなか大きさがわからない広い会津盆地。

 その北の端にあるから、北方と呼ばれた喜多方なんです。

 味噌醤油の金忠。

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 今も残る2600とも4000以上とも言われる蔵。

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 日光街道から分岐して、会津の田島、若松、喜多方を通る現在の国道121号線は、大峠を越えて米沢へ、そして、山形盆地から北へ北へ、横手や弘前まで伸びる街道の重要な宿場町だったのでしょう。

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 そんな先祖の遺産をしっかり守っている喜多方の街。

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 どこを歩いても蔵だらけなんです。

 モーツアルトを聴かせて酒を熟成させている、小原酒造。

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 貸し自転車にすべきだったかも。

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 テナント募集中の蔵まであります。

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 大和川酒造の北方風土館。

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 4棟の蔵が並ぶ複雑な形状で試飲もさせてもらいました。

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 これも瓶熟成中のお酒です。

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 菅井屋薬房、くすりやさん。

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 三浦英次商店は、両側の建物と合体しています。

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 そして甲斐本家の蔵屋敷。珍しい黒漆喰の壁。

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 座敷の壁が光っているのは金箔です。

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 醸造業や製糸業で富を築いた甲斐家が、大正6年、1917年から7年をかけて建設したそうです。

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 こちらが玄関側というか、お店がある別棟。

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 とても創意あふれた建物で、廊下や応接間もすごいのですが、もっと驚かせられた物がありました。

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 この螺旋階段です。

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 曲げて造ったのではなく、この形に削らせたそうです。

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 8棟の蔵を遺す若喜商店。此処はもう一度ゆっくり見る必要がありそうです。

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 駅の観光案内でもらった「蔵のまち散策図鑑」を持って4時間ほど散歩したのですが、回れたのはほんの一部。ちょっと離れたところにある蔵、例えば「三津谷煉瓦蔵群」等々まだまだ見所が沢山、次回は車で来たいと思います。

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 一泊してラーメン五食に挑戦するのもいいかもね。

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 14:50の新潟行きを逃すと次の便は、17:01。早めに駅前の食堂について、お座敷でまずビール。

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 喉を潤しながら、カメラの修理です。

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 フードを外して、前玉を、くっと押したところ復活しました。

 このラバーフードは根元から径が太くなっているタイプ。
 デジカメのオートフォーカスレンズは電源を入れたときにくぃーーって少し前後に動きますよね。
 多分その時にフードがあたって引っかかり、レンズの保護回路か何かが働いてフォーカス動作を停止したのでしょう。フォーカスが合わないとシャッターも下りないわけです。

 フードの前側にはめていたプロテクトフィルターをレンズとフードの間に移動し、無事動作するようになりました。めでたしめでたし、乾杯です。
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テーマ : 東北旅行  ジャンル : 旅行

Comments

喜多方&会津若松
まずはカメラ復活おめでとう!
喜多方と会津は、宿泊してじっくり散策したい所です・・
涼しくなったら行きましょう!
ビールが凄く美味そう・・・・
次の企画で
甲斐本家、立派ですね。外壁の黒漆喰は炭壁かなあ?
座敷の柱や差鴨居はさほど太く感じなかったので
木の使い方は東北の方が贅沢だわ・・なんて思ってたら
螺旋階段に度肝を抜かれました。

喜多方はじっくり見て廻りたい場所の一つです。
ラーメン5食企画もいいなあ。おやつを入れたら6~7食か?
企画
LYNX CLUB で行きましょう!!
この街の蔵は、シックです
徒歩は脱メタボにはいいけど、ちと無謀でしたね。
これまで味噌蔵、酒蔵、米蔵くらいは知ってました。でも座敷蔵にはびっくり。ごついけど、夏涼しくて、冬暖かい、蔵の特徴がいきるのだそうです。
それにしても、蔵が多いのは圧巻。明治13年の大火の後、残ったのは蔵だけ、をきっかけに増えていったというのも納得がいきます。
LYNX☆さんへ
ありがとうございます
カメラの故障は数時間歩きながら原因を予想していたので、コインロッカーから出して、すぐ復活させられました。
anegoさんへ
会津も東北地方の一部なんですが、庄内とはだいぶ違いますか?

とにかく蔵造りだらけです。
kazuさんへ
無謀ですか?

歩いていてこそ見えてくる構図、いつでも即振り返ることができるフレキシビリティには代えがたいものがありますね。
せめて自転車で・・・
私の場合なら、という意味で。
健脚なら大いに歩くべし、です。






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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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