「兼業農家」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 兼業農家とは

2025-11-22

NHKの、米騒動構造的な必然性に触れた記事おもしろかった。でもさすがに、その構造歴史的社会的になぜ生じたのか、利害関係者は誰なのかについて深掘りはしていないな。

  

日本農地法改革がなかなか進まないのは、「利害が複雑だから」みたいなフワッとした話じゃなくて、政治構造選挙制度農協の力・地域社会価値観ガッツリ絡んでいる構造問題からでしょ。

自民党支持基盤 × 農村の一票の重さ × JAという巨大組織 × 農地資産という文化がセットで抵抗している。

 

まず、農地改革って小規模農家JAに不利、大規模農家に有利みたいに、受益者被害者がハッキリ分かれる。日本選挙制度農村票の価値が重く、都会で1票でも、農村側はその数倍の価値がある。だから農村組織票を失うと自民党議員落選やすい。JAはその票を握っているから、政治家は逆らいづらい。農地改革をすすめる=JAの怒りを買う=議席が危ない、というめちゃ分かりやすい構図。

さらに、自民党にとってJAは昔からの超・重要支持母体JA農産物流通だけじゃなく、銀行保険販売ロビー活動地域コミュニティまで担っていて、地方生活インフラのもの。ここを敵に回す政治家はまず勝てない。だから農地自由化市場化には、政治的なブレーキが必ずかかる。

農地のものも、単なる生産手段じゃなくて資産兼業農家が多い日本では、農地を売る・貸すことへの心理的抵抗も強い。「先祖土地を手放すのは恥」「貸したら返ってこない」「土地価値が下がる」といった文化不安が根強く、農地の流動化が進まない。これがまた改革ハードルになっている。

そしてJAの側からすれば、市場化や大規模化自分たち存在意義が縮む話。大規模農家JAを通さず売るようになると、JA収益源(販売・集荷・金融)も減る。JAにとっては死活問題から、全力で反対する。これが米市場自由化が失敗した理由もつながる。

 

官僚側にも問題がある。農林水産省減反政策成功体験が強く、前例踏襲ミスを認めない文化が長く続いた。JA農村議員との結びつきも強く、改革より「守る」方向に働きがち。

 

あとはたぶん、農村社会価値観農地は「家の象徴」みたいな位置づけで、売る・貸すことがコミュニティ内での評判に関わる。制度だけ変えても、現場が納得しないから動かない。

 

農地改革が進まなかったのは、政策が下手だからではなく、 日本社会構造のものが、自民党と支持者、支持母体関係から必然的抵抗が生まれるようにできているから。抵抗が強いのも当然という話。

米を安くするには、この構造をぶっ壊せ!というどこかのシティボーイ政治家による第二の構造改革の波みたいなもの必要なのかもしれないし、それをやると本当に自民党をぶっ壊せ!になるのかもしれない。

個人的にはちょっと見てみたいけどね、どうなんだろうね。

2025-11-19

このまま東京いるか地元に帰るかどっちにしても詰んでいる

26歳。高卒地元仕事がなくて、コロナの頃に東京へ出てフリーターをやっていた。だけど都内物価が上がり続けて、家賃は高いまま。時給もあがったものの結局いまも正社員にはなれていない。年収は300万に届くか届かないか。いわゆるワーキングプアじゃない、と言い聞かせてはいるが、生活ギリギリだ。

実家は稲作農家だけど、昔から農業だけでは食っていけない」って聞かされていた。農業収入は年間100万ちょいで、親父は工場で長年働き、おふくろはパートに出て、なんとか俺ら兄弟を育ててくれたらしい。子供に金がかからなくなったのと、地元工場が再編で早期退職を募ったのが重なって、親父は60手前で工場を辞めた(ほぼ辞めさせられたようなもんだ)。今は稲作一本で、補助金を使って規模を少し広げて、年間200万くらい稼いでいるらしい。

だけど、親父ももう60過ぎだし、身体もガタが来はじめていて、最近は帰るたびに「そろそろ戻ってこい」って遠回しに言われる。

実家に帰るとしたら、年老いたじいちゃんばあちゃんに、もう65を越える親父とおふくろを、ほぼ一人で支えることになる。まわりを見ても同じような世帯ばっかりで、実家のある集落はついに“平均年齢60超え”みたいな状態になってしまった。耕作放棄地も増えていて、農地を守るために耕作できる若い人を探すなんて話が普通に出るくらいだ。

からこそ、ここでいっちょ俺が戻って規模を増やしてやるかなんて考えなくもないんだけど、農家の息子とはいえ、農作業の実戦経験ほとんどないし、正直、自分一人で回せる気がしていない。これからスマート農業だっていっても機械は高いし、補助金を使っても借金背負うのは事実だし、これからの先行きを考えるとどうにも踏ん切りがつかない。

コメだけで食っていくのは相変わらず厳しい。輸入は安いままだし、日本人口は相変わらず減る一方で、国内の米需要は伸びる余地がない。実家のあたりが南魚沼みたいなブランド米産地ならまだ勝負になるけど、うちはただの地方田んぼだ。北海道みたいにでっかい規模でやれば採算が合うという話もあるが、国際協定もどんどん進んでいて、農産物価格さらに下落すれば北海道だって安泰じゃないのは、日豪EPATPP議論で散々言われてきた通り。

じゃあ輸出するかと言われれば、安いカリフォルニア米やオーストラリア米には到底かなわない。そもそもアジア新興国で食べられているコメタイ米みたいな長粒種が主流で、日本米みたいな短粒種の需要はまだ小さい。国内の米価はバブル崩壊以降ずっと下がりっぱなしで、スマート農業技術が進んでもコストが下がらなきゃ意味がない。

結局、戦後農地解放から食料増産の時代を経て、そのあとコメ余りになった中で、うちみたいな零細兼業農家政治的保護されながら温存されてきた。そのツケが、人口減と地方崩壊で一気に噴き出してきているんだと思う。もしかすると、うちみたいな農家は、もうそ役割を終えて静かに消えていく時期に来ているのかもしれない。

2025-10-31

anond:20251031082705

ブクマで「コメを安くしろと言うのは農家低賃金で働けと言っているようなもの」とか「高いと思うなら自分兼業農家を始めれば良い」とか言っている人がいるが、日本コメが高いのは自民党農業政策の失敗で、産業が非効率からだ、人件費の高い米国でずっと安くコメ生産している、コメ重量あたりの必要な人の数は日本10%程度で大規模な機械化がそれを実現している。「低賃金」とか「兼業の参入を増やす」とかは行うべき方向と真逆だ。

2025-09-17

旧帝新卒大手製造メーカー入社できた!」

新卒千葉工場かー、どんな人がいるんだろう。」

アルトおじさん「どうも。」

タントおじさん「どうも。」

新卒「夢がねーなぁ」

構内関係グループ会社地元採用兼業農家レクサスおじさん「研修疲れたでしょ?タバコ吸う?パチンコやる?ラーメン大盛2杯くえる?」

新卒「かっけぇぇぇぇ」

2025-07-11

自民党農業政策が非効率理由

anond:20250711145156

日本の米政策は、長らく農林水産省による強力な管理を前提としてきました。特に減反政策」に代表される生産調整は、米の需給と価格の安定を目的として導入されましたが、その統制的な側面は、過去共産主義国家における農業政策との類似性を指摘されることがあります。本稿では、自民党が主導してきた日本の米政策共産主義農業政策に見られる共通点、そしてその背景について考察します。

計画経済アプローチ

まず、日本の米政策における主要な類似点は、「計画経済アプローチ」です。かつての減反政策は、政府が米の生産量を全国規模で調整し、各農家地域生産目標(作付け転換目標)を割り当てるという形で運用されました。これは、市場の需給メカニズムに任せるのではなく、行政供給量を直接的にコントロールしようとするものであり、共産主義国家が生産計画を立てて農業生産指導した構図と非常に似ています政府価格支持を行うことで、市場価格の変動リスク農家から吸収し、生産者の経営を安定させるという目的はあったものの、その結果として、市場シグナルが生産者に届きにくくなり、過剰生産や非効率生産体制が温存されるという問題が生じました。

農民インセンティブへの影響」

第二に、「農民インセンティブへの影響」という点で共通点が見られます共産主義体制下では、集団農場における個人努力が直接的な報酬に結びつかず、生産意欲が低下しました。日本減反政策も、直接的な強制こそなかったものの、生産調整に応じた農家に対して補助金交付する仕組みは、米の生産抑制誘導するものであり、必ずしも市場需要に応じた効率的な生産を促すものではありませんでした。収益補助金依存する構造は、農家が自らの創意工夫や経営努力によって市場競争力を高めるインセンティブを弱める可能性がありました。特定の作物の栽培奨励したり、転作を促したりすることも、農家自身判断で最適な作付けを行う自由制限する側面がありました。

組織による統制と管理

第三に、「組織による統制と管理」です。共産主義国家では、党や国家機関農業生産管理監督しました。日本では、農協農業協同組合)が米の集荷・販売において大きな役割を果たし、また政府の米政策の実行にも深く関与してきました。農協農家生活安定に貢献する一方で、その組織力が政府政策(例えば減反)を末端の農家に浸透させる役割も担ってきました。この構造は、個々の農家自律的市場競争するのではなく、組織を通じて管理されるという点で、共産主義的な統制の一端を垣間見ることができます

効率な米政策自民党

自民党がこのような管理的な米政策を維持してきた背景には、戦後の食料難を経験した日本において、「食料の安定供給」を国家の最重要課題と捉えてきた歴史があります特に米は国民主食であり、その供給不安定になることは、社会全体に大きな影響を与えかねないという認識がありました。また、兼業農家が多い日本農業構造において、価格変動から農家を守り、地域社会の安定を維持するという政治的配慮も強く働いていました。

令和の米騒動の原因

しかし、このような管理的な政策は、国際競争力の低下や、時代に合わない過剰生産の温存といった問題引き起こしました。2018年には減反政策廃止され、農家需要に応じた生産を自らの判断で行う方向へと転換が図られましたが、依然として米の価格形成には行政の関与が残っており、完全な市場原理への移行には至っていません。

結論

結論として、自民党の米政策は、共産主義農業政策が持つ「計画的・統制的な生産調整」「インセンティブへの影響」「組織による管理」といった側面と類似点を持つものでした。その背景には、食料の安定供給農家保護という、日本特殊事情政治的判断がありました。歴史が示すように、過度な管理や統制は、農業の活力や生産性を損なう可能性を秘めています

減反廃止後の日本の米政策は、市場原理をより尊重し、農家自律性と創造性を引き出す方向へと舵を切ることが、持続可能競争力のある農業を実現する上で不可欠であると言えるでしょう。

2025-07-08

参政党の農業政策は、人民公社ソフホーズコルホーズパクリである

参政党の農業政策中国共産党ソ連共産党のそれと類似しているという指摘は、一見すると奇異に感じられるかもしれません。しかし、両者の政策に内在する特定思考様式目標設定に着目すると、いくつかの共通点が見えてきます。本稿では、その類似性を1000字で論じます

食料安全保障への国家主導的な介入と自給率向上への強い志向

第一に、食料安全保障への国家主導的な介入と自給率向上への強い志向です。参政党は、日本食料自給率の低さを危機的に捉え、米の増産・輸出奨励種子自給率向上、化学肥料から有機転換による自給率向上など、国家積極的農業生産に介入し、食料自給率を大幅に引き上げることを目指しています。これは、かつてのソ連共産党穀物増産を最重要課題とし、国家計画に基づいて農業生産を統制したこと、また現在中国共産党が「農業強国建設」を掲げ、食料安全保障国家戦略の基礎と位置づけていることと共通します。いずれの体制も、食料の安定供給国家の存立基盤と見なし、市場原理に任せるのではなく、国家が主導して生産体制を構築しようとする点で一致します。

特定農業技術・生産方式の推奨

第二に、有機農業自然農法への傾倒と、特定農業技術・生産方式の推奨です。参政党は、有機栽培や自然農法の面積拡大を目標に掲げ、土壌微生物の力を利用した農法やBLOF農法などを推奨しています。これは、健康環境への配慮を前面に出すものですが、国家特定の農法を推奨し、それへの転換を促す姿勢は、ソ連共産党ルイセンコ学説のような特定農業理論国家的に推進し、科学的根拠に乏しくてもそれが農業政策の基盤となった歴史や、中国共産党が「緑色農業環境配慮した農業)」を奨励する動きと重なります特定の農法を「正しい」ものとして強力に推進する姿勢は、多様な農業実践排除し、画一的農業志向する危険性をはらんでいます

農業従事者への国家的な支援と、国家による管理強化

第三に、農業従事者への国家的な支援と、国家による管理強化の可能性です。参政党は、一次産業予算の増額、農林水産事業者所得補償兼業農家公務員の拡充などを掲げています。これは農業従事者の待遇改善を目指すものですが、その裏には、国家農業従事者をより強く管理下に置く可能性が潜んでいますソ連ではコルホーズ集団農場)やソフホーズ国営農場)を通じて農業国家の直接的な管理下に置かれ、農民国家計画従属する存在となりました。中国では家庭請負生産責任制が導入された後も、党中央農業政策の基本通達を発し、農村の党組織を強化するなど、国家による農業農村への強い統制は続いています参政党の政策に見られる「公務員化」という発想は、形は違えど、農業従事者を国家の統制下に組み込むという点で、共産主義国家の農業政策との類似性を帯びています

国民食生活への国家介入の志向

第四に、国民食生活への国家介入の志向です。参政党は、学校給食有機食材使用義務化や、教育子育てクーポン有機農産物購入への適用などを提唱しています。これは、国民健康増進や食育目的とするものですが、国家国民食生活にまで踏み込み特定食材調達方法強制する姿勢は、共産主義国家が配給制度や集団食堂などを通じて国民食生活管理・統制した歴史を想起させます国民の「健康のため」という大義名分の下で、選択の自由制限される可能性を秘めています

もちろん、参政党の政策共産主義体制下の強制的な集団化や国家による全面的統制とは明確に異なりますしかし、食料安全保障絶対視し、その実現のために国家が強力に介入し、特定生産方式や消費行動を奨励誘導する姿勢、そしてその過程個人自由多様性潜在的制限される可能性という点において、両者の農業政策には思想的な共通点を見出すことができます

これは、現代日本において、食料問題という喫緊課題に対し、どのようなアプローチが望ましいのかを考える上で重要示唆を与えます

2025-07-01

ブクマカガチで聞いてほしい、おコメリアル話!

コメの値段上がって、みんな食べなくなってるってホント〜?

それ、ウソなんだけど〜!

マジでデータ見て? コメ離れどころか、むしろバカ売れしてたんですけど?

2025年4月とか過去イチ売れてたレベルだったのに〜

随意契約?の「進次郎米」のニュースで一気に売れ行き落ちて、

やっと4月並みに戻ったって感じ? 正直しんど〜

 

JAって備蓄米をこっそり隠してるってマ?

それもガチで違うから

全農落札した分は、売るとこもう全部決まってて〜

出荷もちゃんと頼まれた分100%対応してるし、

貯め込むヒマとかないかマジで

 

結局さ〜JAが米ぜんぶ買い占めたんじゃないの?

全農だけじゃないってば〜!

福井とか佐賀とか熊本とか、いろんな県のJAや団体も落札してるし!

そのへんでは早くから5kgで3,000円とかで売られてたし、

文句あるなら自分エリアJAに直接言った方が早くない?

 

米の値段上がったの、JAのせいって聞いたけど?

いやいや、それも事実と違う〜!

原因は「おコメ足りてなかった」ってだけの話ね!

卸とか商社ガチで動いてたし、

そりゃ需要供給バランス崩れたら高くなるに決まってるっしょ?

 

JAってもっと消費者に安く売ってくれてもよくない?

それはムリゲーだよね〜

そもそも7年産の米が出るまでの在庫、そんな余裕なかったし

業者に買い占められたり、ロス出たりしたらアウトじゃん?

 

地域で米の値段バラバラなのって変じゃない?

それ、ただの地理的事情から

産地近いと安いし、離れてたらそりゃ高いの当たり前〜

あとブランド米とか、そもそも高い設定だからね?

 

兼業農家が多いせいで農業って効率悪いんじゃ?

その考え、もう古い〜!

今は法人とかガンガン増えてて、農家も超スマートにやってんの!

田植え稲刈り外注だし、

年寄り数人で余裕でまわしてる時代よ?

 

JAって農家ちゃんと役立ってるの?

それも違うっしょ!

でっかいトラクターとか、コンバインとかの共同購入やってるし

営農サポとか当たり前にあるから

 

いやでもさ、もっと頑張れたんじゃないの?

うん、それは正直そう(笑)

でも、できることはやってきてるし、これからも続けてくでしょ〜

 

結局どうしたらいいワケ?

農地もっと広く活用するのがカギじゃん?

直播(ちょくはん)とかやれば、収量ちょい落ちても作業めっちゃラクになるし!

「人の手間」基準で見るか、「土地の収量」基準で見るか、

どっちで考えるかハッキリさせよって話!

 

大規模化って、なんか不安あるんじゃない?

作業だけじゃなくて、その周辺も問題なんだよね〜

水路の見回りとか、草刈りとか、農道の整備とか…

誰がやんの?ってなるっしょ?

農地地元の人から離れたら、

早朝の音とか農薬クレームとかももっと増えそう〜

別に住民がガマンするとか、タダで手伝う義理ないし?

どーすんの、マジで

2025-06-13

コメ農家に腹が立つ

コメ農家特に兼業農家に腹が立つ。

コメ農家ってよく「コメ価格が安すぎてやっていけない」って言うじゃん。例えば昨年の5キロ2000円とかね。いやふざけんなよ。それでも全然高いんだわ。その高米価のために一体いくら税金が使われ、消費者本来より高い価格コメを買わされてきたか。余裕で10兆円越えるぞ。そしてこれだけ保護されてきたのに、それでもやっていけないならもう廃業するか趣味でやってくれ。日本みたいな狭い国でコメを作って赤字じゃない時点で既得権益なんだよ。本来なら零細コメ農家なんてもっと赤字じゃなきゃおかしいんだよ。

たちが悪いのは「赤字でもいい」と言いながら、その一方で農協を通じて政治圧力をかけ、輸入を規制し高米価政策をとらせていること。コメ価格が変わろうが消費量は大して変わらないから高米価は農家保護観点効率がいいわな。でもコメ農家のために多くの国民が損してるんだからな。コメ離れを引き起こしてるんだからな。頼むから文句いいながらだらだら続けんな。赤字でも損してもいいなら黙ってやれ。

2025-06-12

anond:20250612132550

兼業農家ほどコシヒカリ作ってるから、この先離農者が増えてもある程度はカバーできるっていう良い話じゃん

増産余地はあるって話にキレる理由わからん

anond:20250611151920

それが答えで、日本がそれできないのは小規模兼業農家の数が多すぎるからなんよ

数を減らして税金ジャブジャブ農家儲かりコメは安く買えるというのが正解

2025-06-11

anond:20250611115023

ブコメキモい

すでに効率化されてる論は極めて危険

小規模兼業農家本業の片手間にできるようにするための効率化はコストダウンから程遠い

anond:20250611115023

零細兼業全部潰して集約して手厚く補助金出せば効率化するし農家生活も安定するしコメも安く買える

零細兼業農家の数が多すぎてどうしても広く薄くになり手厚い補助ができないことが最大の問題

農地に魂を引かれた老人たちが元凶

anond:20250611115023

法改正して企業が参画して、大規模流通乗せれば幾らでも改善するけど、小作農兼業農家は全部死ぬ

何処にも自由はなく何処にも独立はないいつものジャップランド社会構図が農業にも持ち込まれるだけ。

良かったね。

コメ問題

小規模兼業農家全部潰して残った農家に手厚く補助金出してコメの売値を抑えれば万事解決

2025-06-09

農家を守れ!

とかバカじゃね?

農家なんか守っちゃダメだよ

今の5分の1くらいまで減らさないと

より正確に言うと、農業なんかしなくても十分生きていける農業利益を上げてないサラリーマン兼業農家は守るより潰さなきゃダメ

そのかわり、本気で農業やる人には手厚く補助を出してちゃんと儲かるのと安く市場供給されるのを両立する

生産性が上がらないのは税金対策農業してるサラリーマン農家のせい

あいつらまで含めて補助をすると金いくらあっても足りないし、本当に農業を支えてる人に十分な補助ができない

今は広く薄くやってるせいで本気の人に十分届いてない

日本コメ作りを支えてきたのはサラリーマン兼業農家だし、日本コメ作りをダメにしてきたのもサラリーマン兼業農家

思い切ってあいつらを撲滅するような大胆な政策が求められている

でも数が多い=票を持ってるからそれはできない

まり日本農政は詰んでる

民主主義限界

コメの値上がりはその結果のひとつからあきらめて受け入れるしかない

anond:20250608100233

これまでの農政とかJAによる流通支配兼業農家を守ることに特化されていて、品質の高い米を作る専業の大規模農家には不利だったという背景を無視してはいけない

その辺のサラリーマン休日に片手間で作ったコメと混ぜて安く買い叩かれるのを嫌う農業者国内外富裕層向け高付加価値米を求める商社とは利害が一致してた

JAを通らないコメが増えるのは必然

そうなると従来の流通流れるコメは当然減って、コメ不足が発生する

これはコメ流通に全く無関心だった農水省責任

2025-06-08

みんな兼業農家からこの土日でいっせいに田植えしてる

みんな同時にするから田んぼ一つ二つのために一台田植え機が必要になる

そら高コストだわ

コメの値段下がらんわ

もっと大規模にして順番に植えていけば田植えもっと少なくて済むしもっと効率いいのに

農家エゴのためにわざわざ超非効率なやり方でコメ作ってるんだよな

あいうの見てると農家のためにとか言うはてなーがアホにしか見えんわ

2025-06-05

anond:20250603200938

からー儲かってない人のほとんどは兼業農家年金暮らしの老人なんよ

そこがズレてるからおかし発言ばっかなんだろ

さらにその年金暮らしの老人ごっそり減っていくからだんだん田んぼすら維持できなくなって一気に米不足なる今後

anond:20250603194536

からー儲かってない人のほとんどは兼業農家年金暮らしの老人なんよ

そこがズレてるからおかし発言ばっかなんだろ

さらにその年金暮らしの老人ごっそり減っていくからだんだん田んぼすら維持できなくなって一気に米不足なる今後

2025-06-03

anond:20250603121304

お前は本当にアホだな

コメ農家ほとんどは第二種兼業農家農業収入なんかなくても生きていけるサラリーマン

農地があるから仕方なく耕作してるだけ

奴隷労働どころかコメ作りで儲けを出す必要が全くない

anond:20250602203207

もう一つ理由として上げられてるのが税金対策

赤字経営をわざとやってる状態

先祖伝来の農地を守る必要がある」「地域で暮らす住民同士の眼があって、農地を荒らすことはできない」など、定性的感傷的な説明を聞くことはあるが、あまりにも経済合理性に乏しいように思われてならない。

実は、あまり表には現れない、経済合理的理由存在している。ポイントは2つある。第1のポイントは、兼業農家であれば、農業赤字サラリーマン所得損益通算赤字所得を他の黒字所得から差し引くこと)することによって、ある程度はカバーできるということであるタイプ1の農家確定申告時の事業赤字が41万円であるとすると、仮に300万円程度の給与所得別にある場合、おおよそ7~8万円程度は、所得住民税などが減額される可能性が高い

赤字41万出して税金7~8万返してもらう行為にどういう経済合理性があるんだよ。

2025-06-02

コメ価格が上がってもそれで農家が助かるなら…

とか、アホか

日本農家ほとんどは兼業だし、そのほとんどが農家以外の収入が主の第二種兼業農家なんだよ

お前らが想像するような農家じゃねぇんだよ

ウチは普通サラリーマンとして世帯年収は楽に1000万円超えてるけど農地があるから仕方なくコメ作ってんだよ

別にコメで儲けなくてもなんも困らんのだよ

赤字ならその分所得税控除されるしコメ買わなくて済む分助かるから惰性で作ってるだけなんだよ

日本コメ作りはウチのようなコメで儲けなくても構わない兼業農家が支えてるからそもそも生産性向上とかありえない構造なんだよ

コメ価格を下げつつ本当に頑張ってる農家を助けるにはウチみたいな兼業農家消滅するしかないんだよ

だけど兼業農家多すぎて消滅したらコメ作りが壊滅するんだよ

まあ完全に農政の失敗だよ

もうどうしようもないんだよ

輸入増やして兼業農家潰して本気の農家だけ助けるとかやるしかないんじゃね?

知らんけど

まあウチはやめろと言われたら喜んでコメ作りやめるけどね

お前らコメ農家記事に騙されんじゃねーぞコラ

コメ農家全然儲かってないんですぅ」

 

こんな記事ばっかりで辟易する、メディアが作るよくあるコメ農家

 

三菱総合研究所記事が分かりやす

https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20230712.html

 

タイプ1.一般農家 0.35ヘクタール

タイプ2.兼業農家 1.7ヘクタール

タイプ3.専業農家 17ヘクタール

タイプ5.法人農家 30ヘクタール以上

 

よく昔から目にする記事タイプ1、イマドキなのがタイプ2だ

こういう農家はもう「成立していない」

時給10円とか言ってるのはこれ

じゃあ何でやってるか?自分で食べるためだ

この人たちが「全然儲かってないんですぅ」って記事で言ってたら「そりゃそうやろ」となる

もう一つ理由として上げられてるのが税金対策

赤字経営をわざとやってる状態

 

先祖伝来の農地を守る必要がある」「地域で暮らす住民同士の眼があって、農地を荒らすことはできない」など、定性的感傷的な説明を聞くことはあるが、あまりにも経済合理性に乏しいように思われてならない。

実は、あまり表には現れない、経済合理的理由存在している。ポイントは2つある。第1のポイントは、兼業農家であれば、農業赤字サラリーマン所得損益通算赤字所得を他の黒字所得から差し引くこと)することによって、ある程度はカバーできるということであるタイプ1の農家確定申告時の事業赤字が41万円であるとすると、仮に300万円程度の給与所得別にある場合、おおよそ7~8万円程度は、所得住民税などが減額される可能性が高い

 

なお、タイプ1・2両方とも超高齢化していて、お前らがイメージするコメ農家のおじいちゃんがこれだ

普通仕事なら特区の昔に引退してる年齢でやってる

あと10年でかなりが居なくなると思っていい(※資料11ページ目)

 

タイプ3は、記事にあるが「家族労働費を486万円と見積もったうえで、280万円の黒字」だ

所得が767万円ってことになる

別に困ってないだろ

この記事2023年からね?今コメ価格が倍ちかくなってるから、どうなるかわかるだろ?騙されんなよコラ

 

タイプ4は、タイプ3と言うほど変わらない

1人あたりの限界が15〜20ヘクタールあたりにあるらしいから、それ以上儲けるには色々アグリテック頑張って効率化する必要がある

もちろんそこそこ儲かっている

 

なお、タイプ3・4の平均年齢は50代くらいだ、別に老人じゃないぞ(全業種平均年齢は43歳くらい)

こいつらが「全然儲かっていない」と言ったらウソか、経営問題か、単なる「給料上げたい」って話だからな?

何が「法人でやってるが毎年赤字」だよ、サラリーマン読者を騙そうって気満々だな

 

全体の面積ベースで言えば、このタイプ3・4で3〜4割だ、いまだのタイプ1・2がどれだけ多いか自民党の票田になってるか)がわかるだろうよ

 

じゃあコメ農家の声は無視して良いのか?といえばそんなことなくて

タイプ3・4にもっと効率よく作ってもらえるように法整備やら農政やらやっていかなきゃならん

そんくらい、専門家が散々言ってる、この半年何回も聞いた

はてなーはこういうの全然見てないみたいだな、これだけ騒がれても、忙しいの?コメントする前に少しくらい調べないのか、俺は怖くて裏取りしないと書けないけどな

なり手不足っていうのも怪しい、タイプ3・4の人口わずかだが、それで3〜4割賄えてるんだよ、必要なのは離農者からの引き継ぎが円滑に行えることなんじゃないの

 

資料

https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/240827/attach/pdf/240827-3.pdf

 

___

 

他知ってること

・ちなみにコメ経営団体10年ちょいで5割減少している、生産量は2割減

・苦しいのは中山間部の人たち、だがそれももう70代とかなんだよね

・米価が5kg2000円が厳しいというのは本当、生産コストが年々上がっている

 

___ 

今日仕事忙しいから一々コメント見ないけど

とにかくデータを見てくれ、はてなーですらデータ見てる人少ないのはガッカリする、ヤフコメより劣る

農水省データちゃんと出してるから、見つけられなかったらAIに聞きな

あと専門家の話しも何人か聞きな、共通点差異が大体見えるから

当事者インタビューしてみました」という記事には注意してくれ、マジでPV取れば良いんだろうなってのが多い、零細コメ農家やら零細卸やら零細小売やら

あれ大まかな台本作ってるだろ?NHK含め散々そういうのやって批判されてきてたのにはてなーが釣られてるのだせーからやめろよ

一方で最近おもったよりテレビちゃん報道してる、Youtubeでも見れるからおすすめだぞ

 

特に農家状態は、10年前と今と10年後でガラッと変わる状態から、常に知識更新していかないと騙されるぞ

「お百姓様」で脳死するのをやめろ、全責任を何か負わせて脳死するのもやめろ、そういう時代じゃないでしょ、ちゃんと持続可能性を考えて、お前らは学がある方なんだから

 

_____

 

そういや、昨日の森山幹事長発言って見たか?バズってなかったけど

 

森山自民幹事長小泉氏を擁護 備蓄米放出「当然」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060200801&g=pol

 

これびっくりしたんだけど

適正価格が「3000〜3200円くらい」って言ってたのはまあ置いといて

「増産して輸出できるように価格を下げていく」って言ったんだよね、農水族の重鎮が

これって族議員コンセンサス取れてたのか?

この話って改革派からしか聞こえてこなかったし減反とは真逆になるからびびったんだけど

一応農水省は輸出拡大するってやってたっぽいけど(て考えると、森山幹事長バランス取ってるだけなのか?)

 

コメ輸出、35万トン目標 2030年、昨年実績の8倍―農水省

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031101079&g=eco

 

もともと今が過渡期なだけで、森山幹事長は元よりそのつもりで進次郎にしたんだろうか?

(一応説明すると、米を沢山輸出できる状態にしておくことで食料自給率を上げるっていう作戦他国はこうやってるらしい。だから米がないのに輸出する政府批判するのは一旦やめて欲しい、今販路拡大してるところだから) 

 

これこれ

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/900025703.html

 

石破総理小泉農水大臣の恩讐の農政改革コンビVS森山幹事長率いる「農政改革絶対阻止」農水族軍団森山幹事長は周辺にこう漏らしているという。「進次郎に変なことはさせませんから」(青山氏の取材より)

 

全然話違うじゃん、応援してるまである

まあ幹事長だし選挙第一なのかもしれんけど

2025-05-28

米作りは楽だから兼業農家が多いんだよ

米作りは大変って効率化してる大規模農家二期作でやってるとこが言うならまだわかるけど、それ以外の大半の農家にとっては嘘だし、嘘はバレると反感を産むだけだから止めた方がいいと思いながらいつも見てる三代目の兼業農家

今の兼業農家はほぼ100%副業として農家をやってる、逆は昔はあっただろうけど今はもう皆無じゃないかな。

そこからもわかるように、ぶっちゃけ楽だから兼業農家をやってるんだよ。

忙しいのは一時期だけで総労働時間が短いかあくま副業としてやれる。

転作補助金を出す理由もこれが大きくて、米作る方が楽でトータルでは有利だから転作補助金を出さないと誰もやらないんだよね。

米作るのが大変ならとっくの昔に止めてる。

前提として重要なのは設備があれば」ってこと。

から米価が下がろうと設備さえあれば米作りを続けるし、逆に米価が上がろうと設備が壊れたら新調するより離農を選ぶ人が多いだろう。

うちもそうなる予定。

米価が上がろうと農機の価格もこのまま上がり続けて設備投資の負担が大きいなら個人の小規模農家は減る一方になる。

そういうことで、里山だとか国土保全だとかい理由山間地で小規模な米作りを続けさせたいなら一番重要なのは低価格な農機だよ。

できれば不耕起乾田直播を前提としたものがいい。水田ロマンを感じる人達には不評だろうけど。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん