はてなキーワード: マニキュアとは
その部屋の床は全面半透明のガラスでできており、床下に粘性の高い流動体が回転しているのが透けて見える構造となっていた。例えばそこにシルクの衣を何枚か混ぜておくと、部屋全体を覆う銀河のような巨大な渦を形成することができる。人々はゆっくりと変転するマーブル模様の上を夢見心地で歩き回り、催眠効果で酩酊し、心なしか足元もおぼつかなくなる。そして無意識のうちに見知らぬ他人同士が親密になるという仕掛けだ。
私はずいぶん長い時間、流動体の調合に夢中になっていたようだ。すっかり疲れ切ってふと我に返ると、何か所も爪が割れていることに気づいた。とりあえず補強のためにマニキュアを塗っておけばいいだろうか。マホガニーの化粧台に並ぶ無数の小瓶の中からできるだけ自然で目立たない色彩を選び取る。蜜のような滑らかなエナメルの光沢に淡いランプの光が屈折し、バルチックアンバーを思わせる甘味に輝く。狭い室内にたちまち艶めかしいシンナーの臭いが充満する。
爪の手入れを終えると、慌ててエレベーターに滑り込む。アルミ製で隙間だらけの、いかにも急場しのぎででっち上げたようなハリボテだ。おまけにエレベーターの籠は途中で二度も横倒しになるほど傾く。無計画に増改築されたビルの構造物をかいくぐるための苦肉のルートなのだろう。
間もなく扉が開くと、そこは閉鎖した外科病棟だった。私にはなぜだかすべての事情が瞬時に理解できる。医院長が夜逃げして、多数の入院患者が取り残された結果、仕方なく数人の看護士が彼らの世話を有志で続けているのだ。薄暗い受付で太った看護士が暇を持て余して手鏡を覗き込みながら睫毛を梳いている。
病棟の長い通路を抜けるともうひとつ別のエレベーターがある。だがこちらもまたエレベーターとは名ばかりで、中に入ると粗末なアルミ製の梯子が置かれているばかり。結局自分の足で登らなければならないというわけだ。
こうしてようやく最上階のパーティー会場に到着する。壁の片隅に「56」というプレートが架かっているのは、どうやら階数を示しているらしい。管理も行き届いていない廃墟にしてはずいぶん高層だ。手抜きだらけの構造体が老朽化していないかと急に心配になってくる。
さて、今夜の会は専用チケットによるキャッシュオンデリバリーだ。片隅に古ぼけた券売機が置かれており、そこへ小銭を流し込むと千円ごとに一枚のチケットが手に入るという仕組みだ。だが問題はこの券売機には札が使えないことだ。それこそバケツで流し込むように相当量の小銭を放り込まなければチケットを買うことができない。ポケットや鞄からありったけの小銭をかき集めたが、結局三枚分にしかならなかった。これではドリンク一杯をオーダーできるかどうかも覚束ない。
続いて受付で招待客のリストをチェックする。見慣れない名前は招かれざる客だ。案の定、近所でも有名なチンピラの名前が見つかった。今朝も街なかを盗難車で走り回って騒ぎを起こしていたと聞く。面倒なので、姿を現したら入場を断るよう依頼する。揉め事は予防に限る。
そうしてようやくドリンクカウンターに向かうも無人。経費節減のため人を配置していないらしい。そういえば、開場間もないとはいえホールも閑散としているし、ずいぶん退屈な会になりそうだ。仕方がない。セルフサービスの冷蔵庫からビールを取り出そうと把手に手をかける。そのときふと足元に視線を落とすと、黒い靄がかかったように靴先が霞んで見えることに気づいた。ひんやりと冷たい煙のようなガスがフロア全体を覆っている。まるで暗い夜が降り積もり、堆積しているようだ。ここはどこだろう。もしかしたらこれはあの流動する床の亜種であろうか。私もまた誰かから気づかぬうちに催眠をかけられ、不確かな場所を歩かされ、潜在意識を操られているのではないだろうか。
僕の顔の前で、花火の消えたパフェよりも、もっと鮮烈なものが、僕の視界に入った。
それは、慌てて近づいてきた店員の手だった。
マニキュアが施された、細く、整った指。薬指には、大ぶりのピンクのストーンが乗っている。しかし、僕の視線が釘付けになったのは、その手の甲、親指の付け根に近い部分だった。
そこに、小さく、しかしはっきりと、黒子の並びがあった。不規則な三角形を描く、三つの小さな点。
僕は嗚咽を止め、震える声で尋ねた。
「……その、手」
彼女の声は、若い女性特有の甲高いトーンで、僕の記憶にある誰かの声とは全く違っていた。しかし、その手の甲の黒子は、僕の記憶に焼き付いたものと完全に一致していた。
「お前……**美香(みか)**か?」
その名前を口にした瞬間、彼女の顔から作り物の笑顔が完全に消え去った。つけまつげの下の瞳が、大きく見開かれる。
「え……なんで、その名前を……」
美香。僕の生き別れの妹の名前だ。僕たちがまだ幼かった頃、両親が離婚し、妹は父に引き取られた。その父は、再婚相手と共に僕たちから遠く離れた街へ引っ越した。その後、父も再婚相手も連絡を絶ち、僕と母は美香がどこにいるのか全く知らなかった。母は「顔が良くて金持ちの男と一緒になった」と、いつも僕に言い聞かせていた。
美香は、僕とは似ても似つかない、容姿の良い子だった。幼い頃から、母は僕に対して「お前はブサイクだが、美香は可愛いから」と、無意識のうちに僕の自尊心を削るような言葉を口にしていた。それが、僕が容姿の良い人間を憎むようになった、最初の引き金だったのかもしれない。
彼女は、僕の醜く荒れた顔を、まじまじと見つめた。そして、その視線は僕の額、膿が吹いた「赤い月面」で止まった。
美香の口から出た「兄ちゃん」という言葉は、僕がこの数十年、一度も聞くことのなかった、最も親愛のこもった呼び方だった。それは、性的魅力も、金も、何も関係のない、血縁という逃れられない繋がりだ。
僕は、パフェの前で泣き崩れた時とは違う、熱い涙を流し始めた。
「美香……お前、こんなところで……」
美香は、周囲の客の視線も、店の業務も全てを忘れ、僕の隣の席に座り込んだ。
「兄ちゃんこそ、どうしたの、その顔……。ひどいアトピーで……」
彼女の言葉に悪意はなかった。純粋な驚きと、心配が入り混じっていた。その「ひどいアトピー」という言葉が、僕の心の鎧を崩した。長年、僕の醜さを嘲笑や侮蔑の目線で見ていた人間ばかりだったから、心底心配する妹の表情に、僕はもう一度、声を上げて泣いた。
「お前は……顔が良いから……苦労してないんだろう……」
「そんなことないよ、兄ちゃん。父さんの再婚相手、すごく意地悪で、私は全然幸せじゃなかった。ここでの仕事だって、生活のためにやってる。このネイルだって、自分を少しでも飾らないと、ここで働けないから……」
美香の目にも、涙が浮かんでいた。華やかなピンク色の店内で、僕と美香は、パフェとプリンアラモードを前に、それぞれの人生の醜い部分を露呈し合った。
僕がパフェの上の花火に感じた一瞬の輝きと虚無は、美香にとっては、このピンク色の空間で、見せかけの華やかさを纏って生きる日々の、まさにそのものだったのかもしれない。
小さくて扇形だったのが、ピンクの部分が伸びて縦長になって、一般的な手入れをしてる女性の爪くらいにはなったよ
②1ミリくらい(できるならそれ以上)白い部分があるように伸ばす
③爪を噛んだり、缶の蓋を爪でこじ開けるみたいな爪に負荷のかかる行為を控える
④化粧品用の適当なオイル(ミネラルオイルは効果ない。自分は無印のオリーブオイル使ってたけど何でもいい)を寝る前に爪の裏に垂らす
マニキュアだと弱い。結果を出したいならジェルネイルを強く勧める
ジェルはダイソーのはがせるやつをセルフで塗ってました。自分は職場が保守的なのでジェルは透明でネイルホリックのマットトップコート塗って何も塗ってません感を出してた。汚くなったら落として塗り直すを繰り返す。これだけで治った。コンプで悩んでたのが嘘みたいよホントに
ていうか絶対そう。
小学生ぐらいから爪をよく噛んでいた。父親もよく噛んでいたのでそれの影響かもしれないが、常に白い部分はなくボロボロガタガタ。体が柔らかいのを利用して足の爪まで噛んでた。
そうして引きちぎった爪を捨てる時もあったが半分くらいは食べてた。
食感は小魚の骨を噛み砕いてる感じ。味はない。地産地消のおやつなどたアホな事考えてた。
爪は治った。対象が指の周辺の皮膚になっただけだった。
指に逆剥けがあると気に食わない。何故か綺麗じゃないと認識して剥く。
そこで終わればいいのに今度は周辺とその剥いた所の段差が気になってまた剥く。そうして一帯を剥きまくってボッコボコの指を見て綺麗になったと思ってしまう。
触らずいた方がずっと綺麗なままだったなんて分かってる。頭では理解している。でも気になって仕方がない。
逆剥けがないときはシャーペン、カッター、ハサミを使ってまで切って剥いた。ちょっと乾燥して白くなってるのも許せなかった。
普段は表皮を刈り取ってるが、たまに力加減を間違えて真皮までいったり血まみれになったりする。
その度に痛みとまたやってしまったという気持ちで自己嫌悪に陥る。
親指周りの皮膚が一番ひどく、他4本の指はあまり剥かない。
左手の親指なんて第一関節から上は表皮ほぼないんじゃないだろうか。
ハンドクリームを塗ったりした。屁のつっぱりにもならない、治った側から剥いてくだけ。
絆創膏や包帯も試したが、余計人目につくのですぐやめた。
マニキュアもチャレンジした。マニキュアを綺麗に見せるため結構剥くのは我慢した。まぁこれも剥く対象がマニキュアになっただけだった。三日と経たず剥かれていく哀れなマニキュア達。
ジェルネイルなら取れないだろうとやってみたものの、20うん年皮膚を剥き続けてきた猛者達の前ではなす術なく剥がれていった。
今の所、仕事で使う全面保護タイプの指サックが一番良い。長時間つけてても違和感ない。問題はその指サックも対象になりつつあり破損していることだけだ。
常に真っ赤なので事情を知らない人からは「指どうしたの!?火傷した!?」と驚かれたりする。「そんな所です〜」と誤魔化すようにしてる。
自分は一生この癖と付き合ってこんな会話をこれからもするのだなぁとぼんやり考えた。
ある時、心の病気一覧みたいな本を見かけて立ち読みした。とある項目が目につく。読んでみた。
皮膚むしり症、これやん。
女性に多いらしい。そういえば今まで同じ症状の人を見たことがあったが全員女性だ。私ほど酷い人はいなかったが。
関連病気のような欄に異食症と書かれていた。読んでみた。これやん(2回目)。
皮膚むしり症と異食症の併発。
そう思った時少しだけ心が楽になった。ずっと治せない癖でコンプレックスだと思っていたが、私は病気だったのか。
皮膚むしり症自体はそこまで認知度も高くなく、有効な治療法データもないらしい。病因も不明。
そこまで調べて尻込みしている。治したい気持ちはあるけど、まず精神科も予約しないといけないのが嫌だな〜と思ってしまう。
ネットで皮膚むしり症の記事を書いている精神科に行けばいいのだろうか。
何も分からん。
指が傷だらけの状態なのでそこからウイルス感染もするそうだ。今までの人生で特になった経験はないが。敗血症にもなるらしい。怖すぎる。
やっぱり治すべきではある。
人生ではじめてネイルサロンに行き、ジェルネイルをした。家でマニキュア塗ると飼い猫に悪影響らしいので、ネットで解決策を探すと「ジェルネイルなら安全!」と見かけたのがきっかけ。
本当に何の知識もなく衝動的に予約して行ったから、目の前で爪をやすりでゴリゴリ削られ始めた時は戦慄した。ジェルが定着しやすくするためらしいけど、毎回これやってたら爪が薄くなりそうで怖い。
あとネイリストさんと会話することなさすぎて虚無の時間だった。
でも仕上がりは本当に可愛くしてもらった。
最初の一週間はご機嫌に爪ばかり見ていたし、会った友達みんなに褒めてもらえた。
2週間経った現在、ツヤはあるにはあるんだけどくすんできてしまって、同じデザインも飽きて来た。
あと、「爪のためにネイルオイルを毎日塗ってください」と言われて買ったんだけど、それが猫に有害らしくて「結局だめじゃん…!」となっている。
施術直後に次の予約取っちゃったから来週また行くんだけど、ネイルオフするときも削って取るらしい。てっきりなんか都合のいい薬品でつるんと取ってもらえると思ってました。そんな力技なのかと今からビビっている。
そんなんちんこの方が汚いだろ
え?お前はマニキュアしてるやつってちんこ触って洗わない弱男と同じくらいの層だと思ってんの?
そしたらうんこして手を洗わない女と比べたらどっちが汚いの?
どういう脳みそしてるとこんな意味のないゴミみたいな会話できるの?
すげえな
マニキュアは少し経つとペリペリ剥がれてくるからそれが食品に入ると汚いし
付け爪とかは隙間にバイキン入るから飲食店ではNGって保健所指導出てるくらい汚いし
ごちゃごちゃついてるジェルネイルも金属片とかが異物混入する可能性があって危ないし
トイレより汚えぞあれ