新番組のお試し視聴です。貴族のお嬢様が、自立して生きるために画家を目指すお話でした。
フィレンツェの貴族として生まれたアルテは、絵を描くことが大好きです。元々は習い事の1つとして始めたことでしたが、アルテは絵を描くことにのめり込みました。
そんなアルテを、父親は温かく見守ってくれました。しかしアルテと母を残して、父親は亡くなってしまいました。父がいなくなり、たいした持参金も用意できないアルテを、母親は少しでもよい条件の相手と結婚させようと考えています。しかし、アルテは貴族として生きようとは思っていませんでした。
様々な習い事をしたアルテですが、本当に打ち込めたのは絵を描くことだけだったのです。絵を描いている時のアルテのキラキラとした目。それが父親は好きだったのです。しかし、そんなアルテの気持ちを母は理解してくれません。
自分の生きる道を切り開くために、アルテは街中の工房をまわって弟子にしてくれるように頼みました。しかし、どこもアルテの作品を見ることさえなく、門前払いです。この時代、工房で女性が働くことは考えられないことだったようです。
自分が女だから、弟子にしてもらえないと悟ったアルテは、長い髪を切り落としました。そして胸までも切り落とそうとしたところを^^;、レオという男性に止められました。レオはやはり工房を構える職人でした。
今のところ弟子がいないレオは、成り行きでアルテを工房に連れ帰りました。そこでレオは、初めてアルテの絵を見てくれました。そしてレオは、アルテにどうして画家になりたいのかと尋ねました。
それにアルテは、絵を描くことが好きだからと答えました。それを聞いたレオは、明日までに20枚のキャンバスを用意しろとアルテに言いつけました。アルテは張り切って作業に取りかかりますが、それは普通では無茶な要求でした。
そんな無茶を言いつけたのは、レオの生い立ちに原因がありました。昔のレオはその日の食べ物にも困るような、貧しい暮らしをしていたのです。そんなレオにとって、工房で働くことは生きるための手段だったのです。
夜中になっても、アルテは作業を続けています。体は疲れ、手が痛くなっても、アルテは作業を止めませんでした。ここで諦めることは、アルテにとってかごの鳥として生きることを受け入れることになるからです。
翌朝、レオが工房に行くとアルテが倒れていました。なんとアルテは、徹夜で作業を完了させていたのです!
そしてアルテは、レオに自分は単に絵が好きだから画家になりたいのではなく、自立して生きてゆくために画家になりたいのだと打ち明けました。それを聞いたレオは、過去の自分の姿とアルテが重なりました。
こうしてアルテは、レオの工房に弟子入りすることになりました。とはいえ、住むところは今までの貴族の屋敷からは考えられない、屋上のぼろ屋です。でも、そんな中でもアルテは前向きに生きようとします。
アルテの前向きさが、心地よい作品ですね。舞台をファンタジー風のどこかにせず、16世紀のフィレンツェと設定しているのも好印象でした。おまけにOPが坂本真綾さん、EDが安野希世乃さんなのも、個人的にうれしいことでした。
というわけで、視聴継続決定です!(^^)
フィレンツェの貴族として生まれたアルテは、絵を描くことが大好きです。元々は習い事の1つとして始めたことでしたが、アルテは絵を描くことにのめり込みました。
そんなアルテを、父親は温かく見守ってくれました。しかしアルテと母を残して、父親は亡くなってしまいました。父がいなくなり、たいした持参金も用意できないアルテを、母親は少しでもよい条件の相手と結婚させようと考えています。しかし、アルテは貴族として生きようとは思っていませんでした。
様々な習い事をしたアルテですが、本当に打ち込めたのは絵を描くことだけだったのです。絵を描いている時のアルテのキラキラとした目。それが父親は好きだったのです。しかし、そんなアルテの気持ちを母は理解してくれません。
自分の生きる道を切り開くために、アルテは街中の工房をまわって弟子にしてくれるように頼みました。しかし、どこもアルテの作品を見ることさえなく、門前払いです。この時代、工房で女性が働くことは考えられないことだったようです。
自分が女だから、弟子にしてもらえないと悟ったアルテは、長い髪を切り落としました。そして胸までも切り落とそうとしたところを^^;、レオという男性に止められました。レオはやはり工房を構える職人でした。
今のところ弟子がいないレオは、成り行きでアルテを工房に連れ帰りました。そこでレオは、初めてアルテの絵を見てくれました。そしてレオは、アルテにどうして画家になりたいのかと尋ねました。
それにアルテは、絵を描くことが好きだからと答えました。それを聞いたレオは、明日までに20枚のキャンバスを用意しろとアルテに言いつけました。アルテは張り切って作業に取りかかりますが、それは普通では無茶な要求でした。
そんな無茶を言いつけたのは、レオの生い立ちに原因がありました。昔のレオはその日の食べ物にも困るような、貧しい暮らしをしていたのです。そんなレオにとって、工房で働くことは生きるための手段だったのです。
夜中になっても、アルテは作業を続けています。体は疲れ、手が痛くなっても、アルテは作業を止めませんでした。ここで諦めることは、アルテにとってかごの鳥として生きることを受け入れることになるからです。
翌朝、レオが工房に行くとアルテが倒れていました。なんとアルテは、徹夜で作業を完了させていたのです!
そしてアルテは、レオに自分は単に絵が好きだから画家になりたいのではなく、自立して生きてゆくために画家になりたいのだと打ち明けました。それを聞いたレオは、過去の自分の姿とアルテが重なりました。
こうしてアルテは、レオの工房に弟子入りすることになりました。とはいえ、住むところは今までの貴族の屋敷からは考えられない、屋上のぼろ屋です。でも、そんな中でもアルテは前向きに生きようとします。
アルテの前向きさが、心地よい作品ですね。舞台をファンタジー風のどこかにせず、16世紀のフィレンツェと設定しているのも好印象でした。おまけにOPが坂本真綾さん、EDが安野希世乃さんなのも、個人的にうれしいことでした。
というわけで、視聴継続決定です!(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
第1話 弟子入り志願 アルテは絵を描くのが大好き。父親は彼女に絵を習わせてくれた。しかし父親が亡くなって母親が全てを決める。15歳を過ぎて女の幸せは結婚すること。だから絵を学ぶのは無駄だと絵を燃やされてしまった。母親の価値観、考えはこの時代のイタリアでは一般的。16世紀初頭のフィレンツェはルネサンスを迎えていた。母親のような籠の鳥の生活が嫌なアルテ。自分の絵を持って町の工房を弟子入のために回... …
2020/04/08 09:24 ぬるーくまったりと 3rd