FXテクニカル分析 
Week strategy(11/25-11/29)

logo333WEEK-b-48.jpgアルゴリズム解析でポンド円、翌週11/25-11/29方向性、そして過去24時間のSummary(TOKYO-summary、LONDON-Summary 、NY-Summary)と中期トレンド(週足)の解説をご案内しています。
(想定レンジ上限)195.48
(想定レンジ下限)188.77

中期トレンド(週足)=4週線、6週線の「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服

三週連続の陰線(小陰線上下に髭 実体部:13Pips、上髭:363Pips、下髭:116Pips)です。

11月18日(月)東京時間は植田日銀総裁の講演内容が警戒されたほどタカ派的ではなかった事で円売りが進み、ドル円の円売りに連動して上昇。ただ、年内利上げ観測は根強く、その後、寄り付きから上昇していた日経平均が前週末比400円近く下落となるとリスク回避や米10年債利回りの小幅低下でからの円買いで、ドル円の円買いに連動して上値を切り下げる。欧州時間はトランプ次期政権が掲げる政策によりインフレ再燃が懸念。FRBによる早期利下げ観測が後退しドル買い、円売りを促し、ドル円の円売りに連動して反発上昇。NY時間は米10年債権利回り低下を背景にドル売り、円買いが進み、ポンド円はドル円のドル売りに連れて下落するも、ポンドドルのドル売りに連れた買いも入り、その後は持ち直。
11月19日(火)東京時間は日経平均弱含みからの円買いや利益確定の円買い.更に加藤財務相の為替相場に関する発言を受けての円買いから、ドル円の円買いに連動して下落。その後、日経平均が切り返し上昇すると円売り戻しが進み、反発上昇。欧州時間はウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりを嫌気しリスク回避の動きが強まり、欧米の債権価格上昇(金利は低下)を受けて大幅下落。一巡後、欧米の金利が低下幅を縮小するとショートカバー。NY時間は政学リスクへの警戒感が後退する中、一時450ドル超安のダウ平均が100ドル超安まで下落幅を縮小し。リスク回避後退から上昇。
11月20日(水)東京時間はウクライナ、ロシアそしてイスラエル、イランを巡る過度地政学リスクがいったん後退。リスク回避後退からの円売り上昇。欧州時間は英10月CPIや同コア指数が市場予想を上回るとポンド買いが進み上昇。その後、米長期金利上昇を受けてドル買い、円売りが進行。ポンドドルのドル買いに連れて上値を切り下げる。NY時間はウクライナを巡る地政学リスクへの警戒からリスク回避で下落。
11月21日(木)東京時間は日経平均が寄付きから下落。米長期金利も小幅に低下し円買いに。ドル円の円買いに連動して下落。後場から日経平均が下落幅を縮小すると下値を切り上げる。欧州時間はウクライナ情勢を受けてリスク回避で、米10年債権利回り低下からのドル売り、円買いでドル円のドル売りに連動して下落。その後、19時20分過ぎから米10年債権利回りが低下幅を縮小すると反発上昇。NY時間は米10年債権利回り低下を受けてドル売り、円買いが進み、ドル円のドル売りに連動して下落。その後、寄り付き後マイナスへ転じたダウ平均が500ドル超高となり、リスク選好のドル買い、円売り。更に米10年債利回り上昇に転じてのドル買いで、ポンド円はドル円とポンドドルのドル買いの綱引きでホックスでの展開。
11月22日(金)東京時間は10月全国CPIは前年比+2.3%と9月+2.5%から鈍化したものの、市場予想の+2.2%を上回った。本邦10年債権利回りが上昇しドル安円高に振れる。その後、日経平均が300円超高と日経平均高を好感した円売りが入り、反発上昇。欧州時間は英小売売上高や英製造業PMIの下振れを受けてポンド売りで下落NY時間は・米10年債権利回りが低下幅を縮小しドル買い、円売りが先行。米非製造業PMI速報値が市場予想を上回るとドル買いが加速。ドル円のドル買いに連動して上昇。

トレンドラインは4週線、6週線が下向き、9週線、13週線が上向き、26週線が下向き、52週線が上向き。パラボリック(184.32)はロング転換5週目です。
4週線、6週線の「下向き」&「下抜け」で上昇トレンド一服です。
来週は両線を上値目処とした戻り売りの展開が想定されます。

◇2024年7月11日週高値(208.15)
◇9週移動平均線(196.16)
◇6週移動平均(196.04)
◇4週移動平均線(195.92)
◇26週移動平均線(195.60)
◇転換線(194.76)
◇基準線(194.12)
◇11/23 7:00(194.01)
◇13週移動平均線(193.21)
◇一目均衡表雲の上限① (192.40)
◇52週移動平均線(192.36)
◇一目均衡表雲の下限②(186.59)
◇2020年3月18日安値(124.02)
◇2016年10月7日安値(117.87)※ポンド急落に付き、各社で安値表示は多少違います
※2024.11.23_7:00現在のデータを基にしています

2024.11.22ポンド円TOKYO-Summary

日経平均高を好感した円売り

・10月全国CPIは前年比+2.3%と9月+2.5%から鈍化したものの、市場予想の+2.2%を上回った。本邦10年債権利回りが上昇し、ドル円は153.96まで、ポンド円は193.79までドル安円高に振れる。
・日経平均が300円超高と日経平均高を好感した円売りが入り、ドル円は154.73まで、ポンド円は194.49まで上昇となっています。

2024.11.22ポンド円LONDON-Summary

冴えない英指標を受けてポンド売り

・米10年債権利回り上昇を背景にドル買い、円売りが進み、ドル円は154.95まで、ポンド円は194.81まで上昇。
・英10月英小売売上高が自動車燃料を含む・除くともに市場予想よりも大幅に下振るとポンド売りに。ポンドドルは1.2552まで、ポンド円は194.32まで下落。その後、ポンドドルは1.2681まで、ポンド円は194.80まで反発するも、仏11月製造業・非製造業PMI速報値がいずれも市場予想を下回った事で、18時30分い発表の英11月製造業、非製造業PMI速報値への警戒から、ユーロドルの下落にポンドドルも連動。ポンドドルは1.2504まで、ポンド円は193.34まで下落。
・急落からの反動で、ポンドドルは1.2531まで、ポンド円は193.86まで反発。その後、英11月製造業PMIが景気判断の分岐点とされる50を割り込み、サービス業も市場予想を下回るポンド売りが強まり、ポンドドルは1.2487まで、ポンド円は192.80まで下落。一旦、ショートカバーが入るも戻りは限定的です。
・一方でドル円は欧州入りから米10年債権利回りが上昇した事で円売りが進み154.95まで上昇。その後。金利が低下すると154.25まで下落となっています

2024.11.22ポンド円NY-Summary

米10年債権利回りが低下幅を縮小

・米10年債権利回りが低下幅を縮小しドル買い、円売りが先行。米非製造業PMI速報値が市場予想を上回るとドル買いが加速。ドル円は155.02まで、ポンド円は194.11まで上昇。一巡後、ドル円は154.80を挟んで、ポンド円は193.88を挟んでボックスの展開となっています。

[昨日 192P  11月累計 2570P]
194.30(S)⇒193.93利確37P
194.08(S)⇒193.93利確15P
194.02(S)⇒193.93利確9P
193.97(S)⇒193.79利確18P
193.90(S)⇒193.79利確11P
194.03(S)⇒194.96利確7P
193.94(S)⇒193.96利確▲2P 2024/11/22 09:25
194.33(L)⇒194.45利確12P
194.49(L)⇒194.45利確▲4P
194.53(L)⇒194.45利確▲8P
194.33(L)⇒194.43利確10P
194.39(L)⇒194.59利確20P
194.37(L)⇒194.53利確16P
194.01(L)⇒194.15利確14P
192.99(L)⇒194.36利確37P 2024/11/22 18:33


[data条件等]
※このWEEK-strategyの解析はwonderfx alogorithm&quants 17.4.7版になります。
※strategyの対象時間帯は翌週の月曜日07:00~土曜日6:55となります。
※基本、対象時間を超えた場合や、ストーリが完成をした段階で、本strategyは終了とします。
※本、WEEK-straregy はアルゴリズム解析の内容をお伝えするもので、投資判断を促すものでは一切有りません。このWEEK-straregy により生じる一切の責任に関しては責任を負いません。
※この著作権は若松浩幸に帰属しますので、無断転載を禁じます。転載を希望される方はお問い合わせ下さい。
(2024.11.1規定)

[トレードスタイル]
※基本的にトレードはデイトレードとなります。チャートの早い動きの時はそれがスキャに見える事が有るかも知れませんが「デイトレード」です。スキャルピングで臨んでいる事は有りません。要は動きは遅い時は15銭取るのに2時間掛かる事も有ります。反対に動きが早い時はそれが2分と言う事も有ります。考え方は狙っているポイント値に有ります。
※トレード中「手仕舞いをして売り直しする」場合が有ります。これは自分の描いているストーリーに不安や誤っているのではないかと感じた時に「一旦手仕舞って」再度、内容を検証。そして「入り直す」。この作業をしているだけです。リスクを最小限に押さえる事を考えて敢えてポジションを整理して「公正な目」で流れを捉える為です。
※strategyは8時間単位で構成されています。これは市場が変われば流れも変わる。と言う考えからです。リスクを最小限に押さえる為に出来るだけ市場間を跨がない取引を目指しています。
※デイトレード以外にはスイングも構築する事は有ります。スイング構築に関してはその都度コメント欄に方針を掲載しています。

[リアルタイムトレード]
リアルタイムトレーはデイトレードに向いている時間帯で行います。向いているとは=時間軸で動く事が多く、更にリスクが比較的低い(方向性が出易い)時間帯で行う事です。但し、注意したいのは各時間帯には経済指標が発表される時が有ります。指標発表前にポジションを手仕舞い、若しくは調整をしてから入り直しリスクを回避します。
メイントレンドの時間帯は(夏時間の場合)
東京時間=8:30-10:30。欧州時間=15:45-18:30。NY時間=21:30-25:00です。

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