時々の記録

前回、響のお母さん・まりあさんが帰ってきました。というわけで、今回は響とまりあさんをメインとしたエピソードでした。

たまに帰国したお母さんは、朝から家事をしています。でも普段やってないことだけに、手際はあまりよくないみたいです。それでも、響もお父さんもとっても楽しそうです。そんな時、お母さんのところに校長先生から電話がありました。なんと、今日一日お母さんだけ臨時の授業参観をすることが許されたのでした。

お母さんが授業をみているということで、響はちょっと恥ずかしそうです。そんな響に奏はお母さんに甘えればいいと言います。でも、世界中に多くのファンを持つお母さんに、響は素直に甘えることができません。そんな響に奏は、お母さんというものは世界中の全部が敵に回っても絶対に味方でいてくれる人と教えるのでした。

お昼休み、響とお母さん、そして王子先輩は校内放送を担当することになりました。それを聞いていらついたセイレーンは、響に変装してある策略を巡らすのでした。

響に変装したセイレーンは、ネガトーンを引き連れて街に不幸のメロディを流しました。本物の響たちが駆けつけると、セイレーンは響こそが諸悪の根源だと、街の人々に響を襲わせたのでした。絶体絶命の響を救ったのは、お母さんでした。不幸のメロディに操られた街の人々を正気に戻すため、バイオリンを演奏したのです。その音色を聞いて、街の人たちは元に戻ったのでした。

そして響たちはプリキュアに変身して戦います。予想外に強力なネガトーンにプリキュアは苦戦しますが、お母さんをはじめとした、街の人々の応援で奮起しました。こうしてプリキュアは、ネガトーンを浄化できたのでした。
奏の言ったとおり、本当に何があってもお母さんは響の味方でした。この伏線の張り方と生かし方はうまかったですね。

そしてお母さんの帰国の時刻が迫ります。響の大好きな丘へ行った２人は、そこでお母さんからいろいろな話を聞かされました。ずっと離れて暮らしていますが、お母さんはちゃんと響のことをわかってくれていました。本当は寂しいのに、響がお母さんを困らせないためにがまんしていることも、お母さんはちゃんと知っていたのでした。
そんなお母さんの胸で、響はようやく泣きじゃくることができたのでした。(/_;)

こうしてお母さんは、再び海外へと出かけていきました。しかし、お母さんと響には新しい夢が生まれていました。お母さんがバイオリンを演奏して、響がピアノを弾き、お父さんの指揮で世界で演奏するという、とっても大きな夢でした。

今回のプリキュアは、お母さんをテーマにしたお話でした。ハートキャッチプリキュアでも、母の日のエピソードがとてもよかったですが、今回のお母さんのエピソードもとってもよかったです。(^^)