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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

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2014.08
13
CM:3
TB:0
12:00
Category : 未分類
 インドが自前でUS-2を作れるようにしてくれlといっているのだが。くれてやれば何に使われるかわかったものではない。従来、東西陣営がインドに渡した航空機や艦艇技術はインドが独自に発展させて、訳の分からないものまで作られている。

 US-2あたりは、ヒマラヤでの対地攻撃とかに使われるのではないかね。インド軍には、ヒマラヤの高山地帯で使うような、高高度性能が優れた機体や、山地での短い滑走路で使えるような機体はない。その意味で、US-2はその意味でも便利な機体である。

 別にインドが、国産化した機体を何に使おうと構わないというならそれもいい。だが、馬鹿正直に軍事利用しないと友好国インドが約束したからと信じると馬鹿をみるだろう。
 インドは信義則が通用しない相手である。条件が変われば簡単に契約を解除するし、外交的な同盟関係も始終、掌返しをしている。それに較べれば、中国の方が面子を掛けるのでまだ信用できるものだがね。実際に中国は円借款をきちんと返しているわけだし。

 アレ宰相はインドとの対中包囲網を夢想しているのだろうが、インドは中国の圧力が自分のところに来なければいいとしか思っていない。日本やベトナムを焚き付けて、太平洋や南シナ海に圧力を逃がせればいい位の発想である。実際に、東シナ海での防空識別圏の件では、インドは日本に味方せず、中国の主張をそのまま肯定している。

 アレ宰相は、頭の弱さをいいことに、いいように手玉に取られているようにしか見えないものだよ。


※ 「飛行艇輸出で部品製造容認 対インド、早期合意へ譲歩」『47NEWS』(全国新聞ネット,2013.8.13)http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014081201002090.html