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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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 軍事ライターの文谷です
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2021.04
30
CM:3
TB:0
22:41
Category : 未分類
 図書館に当籤したので上京した。いつもは9時半過の汽車に乗るのだが、念の為にヨリ空いているだろう10時半の汽車に買えるつもりが間に合いそうな汽車が来たので耐えられず1本前の10時ちょい過ぎの急行に乗ってしまった。

 図書館での作業はいつものとおり。雑誌ほかを読んでコピーの繰り返しをする。今日は朝日ジャーナルの古いやつを結構読んだ。だいたい筑紫哲也さんが編集長のころの分。

 3時間ほど繰り返すと疲れるので休憩と称して縮刷版を読む。これもいつものとおり。

 今日は朝日新聞の1982年10月分を読んだのだけれども。CDと揚夫人の新発売日が近いことに気づいたよ。

 CDは10月1日。12-13面で見開き全面広告「ソニーは音を極めた。コンパクト・ディスク、本日発売」でCDP-101(16万8000円)にCBSソニーほかのCDソフトの紹介をつけて発表している。

 そして8日4面で揚夫人新発売の全面広告。もちろん読みはマダムヤン。「ハウス[特製拉麺]ラーメン」と肩に描いてある。CMの「ハウス特製ラーメンマダムヤン」の順番のとおり。

 そして9日朝刊14面に「AV最前線 25億の穴」ね。副題は「円盤に信号びっしり」で誤り修正符号まで説明したCDの記事。そのとなりに「近づく太陽電池時代」の記事。今から見れば退場しつつあるCDと発展段階の太陽電池が並列に紹介されている形となっている。

 あと気になる広告は東亜国内航空TDAのツアー「竜虎といく『九州料理天国』」、2泊3日で9万8000円もする。2日夕刊の10面ね。

 もう一つはTBSのドラマ「マルコ・ポーロ シルクロードの冒険」で、3日朝刊10面で、これは8時間ドラマを標榜している。テレビ欄を見ると1日に3時間、2日に3時間、3日に2時間放送されていた。

 結局は11時過ぎに入って6時前に出たのでざっと6時間半くらいかな。コロナが怖いので帰りは市内に寄らずにまっすぐ帰ったよ。
2021.04
24
CM:7
TB:0
20:42
Category : 未分類
 緊急事態宣言とやらは不徹底にすぎるものだ。

 好意的に見れば「ワクチンが届くまであと一歩だから」なのだろう。

 だた、実際にはそのワクチン入手も画餅に終わるのではないかね。これまでの内閣の無能ぶりを見るとそうなるのではないかと。

 昭和の内閣と素養は高かった。官界出身が多いせいもあるが帝大や京都帝大、高文は珍しくはない。昭和40年ころになるとその上で短現やら予備学生、甲幹、特操がつくから防衛省自衛隊にも睨みが効いた。

 いまは三世四世の上、受験勉強でもできん子で大学出ても1種2種は通っていない。岸信介の金玉由来のアレは全くソレ。家庭教師つけているのにエスカレータから一歩も出ていない。菅直人さんじゃないほうもそんな感じ。他の国務大臣見ても素養が高いなあとは思えないうえにやっていることはボンクラときている。

 「ワクチン入手の見込みがたった」もひっくり返る気がしてならない。

 仮に入手できても接種が間に合わないとかね。日本医師会の政治力から「医師以外だめ」「医師の指示下で看護婦」までとかにされるとそうなるんじゃないかな。いまでも歯科医とか獣医つかう話はない。時間があるのに特殊な規定でワクチン接種専門のみなし資格とか作っときゃいいのにそれもやってない。

 まあ望み薄だね。

 それからすれば冬コミもなさそうだね。

 今の段階でも厳しいとは見ている。今年中に老人へのワクチン接種は終わらないともいわれている。人口の残り半分の中年以下にはまともな接種も行われていない。そこで20万人級のイベントなんて無理、5万人に減らしても駄目だろう。

 実際には今以上の面倒がおきるのではないかね。夏秋で防遏できないまま冬になる。そして従来最高のコロナ感染となるとかさ。ワクチンが聞かない新型が流行するとかそんな事態がおきるのではないか。

 一番いいのは今から全国全国民の6週間謹慎だろうね。医者とスーパーとドラックストア、郵便宅配便だけ営業可。あとは全部やすむ。補償はとりあえず一人15万を払って金持ちからは来年ソレ以上を分取る。電気代は一律5000円補助。支払い関係の契約は一律で6週間先に延ばさせる。

 それからすればゼネストなんかいいのではないかね。鉄道やらガソリンスタンドやらを止めれば人の流れも止まるだろう。あとは市町村の首長と議会と職員で抗日戦争の農村自衛隊みたいなのつくって市境界で道路封鎖ね。

 あと、オリンピックの未練をなくすために国立競技場に火を放つのもいいかもしれない。丸焼けにしてオリンピックをできなくすれば今の内閣でもコロナにも本腰を入れるようになるのではないかね。
2021.04
23
CM:4
TB:0
11:44
Category : 未分類
 ブルーインパルスが1年ぶりに展示飛行したとの由である。

 NHKのWEB記事によると「ブルーインパルス」が展示飛行を行うのは、医療従事者を励まそうと、去年5月に都内上空を飛んで以来、およそ1年ぶり」とのことだ。(「ブルーインパルス 大空にハートマーク 1年ぶりの展示飛行 富山」 2021年4月22日 20時33分)

 コロナ応援がいかに嫌われていたかということだ。

 まずはどうしようもない発想だった。

 「医療従事者を応援」でブルーインパルスを飛ばすのはどうかしている。「工場が忙しくて応援がほしい」に「わかった大学から応援団とチアを送る」ようなものだ。コミュニケーション不全もいいところである。

 しかも自分たちのアイデアではない。アメリカのモノマネである。

 「バカにするな」「実効果のあることをしろ」と批判を浴びたのも当然だった。

 だから防衛省は一回やってやめた。全国を廻ると言ったがそれは自然消滅させたのだ。


■ 無償体制擁護ボランティア

 それを読めないでヨイショした連中はどんなものかね。

 当時は例によって左派が体制を、自衛隊を攻撃していると反発した。ニュースに流れた「ブルーインパルスで力づけられたと」いったプロパガンダ臭い映像を提示して国民が支持していると口々に言った。

 でも肝腎の防衛省が損に気づいた。「3割反発、1割賛同じゃ割があわない」と全国巡回をこっそり取りやめた。

 まずはハシゴを外された形となったのだ。


■ だいたい宣伝だからね

 そもそも宣伝でしかないものを応援であると信じ込むのも不思議なものであった。

 去年にブルーインパルスを飛ばしたのは防衛省の宣伝だった。その存在価値を示すチャンスである。国民は自衛隊さんありがとう。または航空自衛隊ありがとうといってくれる。報道でも大きく扱われる。実際にアメリカではうまくいった。このような助平心で実施された見世物だった。

 ヨイショ連はそれが見えなかった。宣伝を本当に応援であると信じ切っていた。

 これは曲芸飛行屋の自称応援飛行も同じだ。件のレッドブルの運転手が「空にスマイルマークを描いて応援」と言ったアレだ。

 まずは自分の商売上の宣伝でしかないものである。不景気で仕事がない。だから宣伝でもすべえといったものである。それにどうにか理由づけをして「いいことである」「善行である」と装ったものだ。

 もちろん、それ自体は合法である。宣伝は違法な行為ではない。商売では宣伝に尽くすのは当然である。

 ただ、それを宣伝と見抜けずに「いいことだ」「善行だ」とヨイショする連中はねえ。

 まずは何かの付け所が相当に悪いのだろう。
2021.04
20
CM:3
TB:0
21:05
Category : 未分類
 どーでもいいのだが飯田橋で新歓コンパらしきを発見。

 1730くらいかな、東京大神宮のそばの原価酒場に大学生らしい男女30人ばかりがぞろぞろ入っていく。

 まー、この非常時にって感じだね。「大陸で戦っている兵隊さんのことを思えばパーマネントはやめましょう」とでもいうのかねえ。

 近くの大学といえば東京理科大なんだが、男女半々だからそれはないだろうと思った。

 普通は「やめたほうがいい」とかいいそうなもんだがねえ。集団の雰囲気でそれが言えないあたりで程度は低いのだろう。あんまし頭よくないか、「俺たちはうまく立ち回るんだ」のアレな連中じゃないかな。
2021.04
18
CM:8
TB:0
12:36
Category : 未分類
 積んどいた『太平洋学報』読んでたら「中国は二酸化炭素を2030年までに抑え込む」とあった。

 これは呉磊さんの「新能源発展対能源転型及地縁青磁影響」の一文である。「2020年9月22日、中国国家主席習近平宣布、中国将在2030年前達到碳峰値、2060年実現碳中和」(呉,69p)と30年以前のピークアウトと60年のカーボンニュートラル達成を宣言している。60年には森林吸収量と排出量を均衡させるとのことである。*

 まずは可能だろう。

 30年までのピークアウトは多分達成される。中国は燃料の天然ガス化を強力に進めている。去年辺りからガス供給が追いつかないので石炭を使わざるをえない見通しも出ている。ただ、並行して二酸化炭素の地下貯蔵での対応を進めるとも言われている。それに適した古い油田もある。圧力を掛けて原油を回収する方法の一環としてもやれる。

 60年代のニュートラル達成も絵空事ではない。中国は世界最大の太陽光輸出国である。生産能力はある。また貴州省では太陽光電力で太陽光設備を作れるようになってきている。風力や太陽光適地も多い。また二酸化炭素吸収でも有利である。いまでも緑化により二酸化炭素吸収料が急速に増えている。南水北調が進めば緑化そのものの面積も増えるだろう

 なによりも意思が強い。「エネルギー転換で先んずれば経済の覇権を握れる」とも考えている。


■ 「グレダさんは中国を叱れ」とか言ってる連中はどんな顔するのかね

 まずは日本とは比べ物にならない。`日本の現状はほぼプラトーである。基本的には増えてもいないが減ってもいない。経済変動で去年減ったくらいだ。そこにガッツリ減らすという意図はない。

 産業界は既存の化石燃料を残すことばかりを主張している。高性能石炭火力で、高性能なガソリン車、ディーゼルで、とかHVとかいっているあたりでまあ駄目。石炭悪者論は効率が悪い欧州の陰謀、EV推進も欧州の陰謀とか後ろ向きな陰謀論ばかりを言っている。

 そして日本だけが無理難題を言われているといって逃避している。中国やインドに甘い、中国の二酸化炭素ガー論者というアレだ。

 それがこの先に中国が二酸化炭素削減をしたらなんというのかね。

 なによりもグレダ・トゥンべりさんは中国をまず叱れのと主張した人たちがその時に何を言うかが興味深いものだよ。

 具体的にはいつもの発言をするセクターの人たちだね。

石井孝明(Ishii Takaaki)@ishiitakaaki
世界最大の温室効果ガス排出国の中国に行かないグレタ 。まさか欧州過激NGOにも、赤いお金が・・・
午後2:36 · 2019年12月7日
https://twitter.com/ishiitakaaki/status/1203186438491136000


moltoke◆Rumia1p@moltoke_Rumia1p
返信先:@ishiitakaaki
そもそもグレダさんの頭の中に排出1位の中国は発展途上国だからなかったという恐るべきバイアスがかかってるので(視野の狭さも欧州過激派NGOのスピーカーならでは
午前9:25 · 2019年12月8日
https://twitter.com/moltoke_Rumia1p/status/1201984588051968001



*   呉磊「新能源発展対能源転型及地縁青磁影響」『太平洋学報』39.1(北京,海洋出版,2021年)pp.62-69.

 

 
2021.04
11
CM:8
TB:0
16:09
Category : 未分類
 部屋の整理をしながら気づいたのだけれども。

 SFは嫌いだ。

 ただ作品自体は別段に嫌いではない。小説なりはなんとも思わない。面白いものは面白いしつまらないものはつまらないだけだ。

 まずはジャンルが嫌いなのだろう。構成員どもの振る舞いがいやらしい結果である。


■ 科学ハードコア

 一つは科学ハードコアか。

 科学に凝るのは構わない。その程度の没頭は他ジャンルにもある。

 だが、科学以外の要素を全部無視する。それをすべて科学の下部に置くのが見ていて頭が悪い。

 最近ならトリチウム海洋放出がそれ。社会で決めたルールを「科学的に正しくない」として「無視しろ」とするアレだ。

 地球中にありふれている。薄めれば害はない。だから海に捨てるべきだ。といったアレだ。

 それなら屎尿もそうだろう。地球中にありふれていて薄めれば害はない。だから海に捨てろとなる。

 さらには電力会社の都合であることを一切無視する。要は私企業が「有害廃棄物の保管場所が無くなったので海に捨てる」といっているわけだ。

 それを認めるのが科学的である。正しい選択であるという。

 そしてそのような態度が正しいとする。それにウットリしている様子が気持ち悪いものだ。


■ 批判しない

 二つ目は批判しないこと。正確に言えば科学的ほかの権威の言うことを丸呑みすることだ。

 今ならPCR抑制論やら『ワクチン批判「批判」』がそれ。

 理屈にあわないことでも科学サイドがお墨付きをつけると批判しない。

 そして紅衛兵に徹する。政府やら製薬会社のいうことが絶対に正しい。なぜなら科学的だから。といって批判を批判するアレだ。

 今回なら「尾身会長の言うことは常に正しい、その発言の裏を読み解くとよく分かる」か。航空技術ジャーナリストとやらのウットリ発言がすごかった。

 日本のワクチン接種が遅れているのを「反ワクチン」のせいにするのもそれか。日本政府の失敗の結果を非科学的な人たちのせいとして転嫁している。


■ ファンのヨイショ

 三つ目はファンのヨイショだね。

 作家連にファンが媚びるのが見ているだけで嫌悪感を引き起こす。

 そして作家との近さを自慢するようになる。

 「SF大会で話した」くらいはまだよい。

 「地元を案内した」「よい酒蔵を紹介した」「自慢の手打ちそばを毎年年末に送る」といった関係性誇示は見ているだけでね。奴隷根性というか、三下感が全開となっている。

 それが四十郎五十郎だとねえ。ほかになにもないんだろうねと。

 見ていて腹立たしくなる頭の悪さがね。

 まずはガルパンのアレと同じ。何がいいかを言語化できない程度の国語力は「ガルパンはいいぞ」といってアレな映画も毎回見に行く。一つの映画を何回見たかを競う。その回数でしかそのセクターの中での地位を示せない。その程度の間抜けと同じ臭いがしていやなものだ。



■ ジャンルとして知性がない

 突き詰めれば知性のなさかな。

 SFはジャンルとして頭が良くない。例えば構成員による論評や批評がなりたっていない。その程度の集団である。それが己が忌み嫌う理由なのかね。

 引っ括ればメカミリもそうなっている。鉄道、ヒコーキ、ロケット、自動車レース、カメラと同じ。アニメでも「女の子とメカと鉄砲」と同じ。

 抽象化ができるほどの頭がない。支持層の最頻値がその程度だから抽象化が進まず具体性の追求しかできない。だから「ゼロ戦のネジの数はいくつ」しかしていないわけだ。

 そしてそのまま歳をとっていく。過半は十代程度と変わらない抽象性の水準のままで五十、六十に上がっていく。それはまさに目の当たりとしている。連中はそのまま死ぬのだろうよ。

 作る方もそんなに頭もよくない。メルトダウンじゃないだす程度だからだ。

 そしてそれほど頭も良くないのがもっと頭の良くない支持層を養分として収奪している。その構造も嫌悪を呼び起こすものである。