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2015年にロシア向けミストラルの記事を書いた。ウクライナ問題とそれによるロシア制裁がもたらす影響について「現物とお金を手元に持っているフランスのほうが強い」といった中身である。引き渡しはないし返金も渋るといった内容だ。
「引き渡す気もないし、金を返す気もない」
https://www.huffingtonpost.jp/suchou-montani/landing-ship_b_6952562.html
その拙記事を高町紫亜さんが批判している。
■ 「ミストラルは引き渡されます。ロシアの勝ち」と豪語された高町さん
でもねえ。当時には高町さんは「ミストラルは引き渡されます。ロシアの勝ち」と豪語していた。
その後に「莫大な違約金が入ります、ロシアの勝ち」とか「あんなフネは要らないのです、ロシアの勝ち」「教育とノウハウが手に入りました、ロシアの勝ち」といった後退戦を続けて今に至るわけだ。
その高町さんに言われると不思議な気持ちになるものだ。当時の状況と商品と資金を抑えたフランスと何も持たないロシアの力関係を疑えなかった御仁にいわれてもねえ。
あとまあ、翻訳は自由だけど翻訳成果品を公開するのは自由じゃないよね。今の著作権法では先様の許可がなければ無断転載となる。ベルン条約の昔にあった旧著作権法の翻訳権でも主張するのかなとは思っているのだけれどもね。
「引き渡す気もないし、金を返す気もない」
https://www.huffingtonpost.jp/suchou-montani/landing-ship_b_6952562.html
その拙記事を高町紫亜さんが批判している。
名誉ロシア人・高町紫亜@ロシア海軍情報管理複合体@xia_takamachi
返信先: @BB45_Coloradoさん
しかもフランス側は、ミストラル級契約停止交渉の際、8億ユーロの返金を主張していたのですが、結局、それに約1億5000万ユーロ上乗せした金額をロシアへ支払う事になりました。
上記の記事を執筆した文谷とやらの読みは、完全に外れたわけですね(笑)
午後6:31 · 2019年8月29日
https://twitter.com/xia_takamachi/status/1167006919803863041
■ 「ミストラルは引き渡されます。ロシアの勝ち」と豪語された高町さん
でもねえ。当時には高町さんは「ミストラルは引き渡されます。ロシアの勝ち」と豪語していた。
名誉ロシア人・高町紫亜@ロシア海軍情報管理複合体@xia_takamachi
なお、フランスのDCNS社がイタルタスへ伝えた所によると、ロシア海軍向けミストラル級ヘリ空母1番艦ウラジオストクのロシア側への引き渡し式典は、今年10-11月に開催されるとの事です。
午後10:20 · 2014年7月1日
https://twitter.com/xia_takamachi/status/483963335763718145
名誉ロシア人・高町紫亜@ロシア海軍情報管理複合体@xia_takamachi
なお、ヨーロッパ連合(EU)はロシアへの武器売却の禁止を決定しましたが、これは今年8月1日以降の契約に適用されるものです。
イタルタスより【ロシア連邦への武器輸出禁止は、(2014年)8月1日よりも前に締結された契約には適用されない】
http://itar-tass.com/ekonomika/1353455
午後10:56 · 2014年8月14日
https://twitter.com/xia_takamachi/status/499917472351285250
名誉ロシア人・高町紫亜@ロシア海軍情報管理複合体@xia_takamachi
つまり、「2011年6月17日」にフランスとロシアが締結したミストラル級売却契約には、今回のEUの対ロシア武器輸出禁止令は適用されません。
午後10:58 · 2014年8月14日
https://twitter.com/xia_takamachi/status/499918015077429248
その後に「莫大な違約金が入ります、ロシアの勝ち」とか「あんなフネは要らないのです、ロシアの勝ち」「教育とノウハウが手に入りました、ロシアの勝ち」といった後退戦を続けて今に至るわけだ。
その高町さんに言われると不思議な気持ちになるものだ。当時の状況と商品と資金を抑えたフランスと何も持たないロシアの力関係を疑えなかった御仁にいわれてもねえ。
あとまあ、翻訳は自由だけど翻訳成果品を公開するのは自由じゃないよね。今の著作権法では先様の許可がなければ無断転載となる。ベルン条約の昔にあった旧著作権法の翻訳権でも主張するのかなとは思っているのだけれどもね。
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新刊が東方書店に並びました。入ってすぐの雑誌の棚です。立ち読み可能です。通販や同人誌専門店が苦手な方はどうぞ。
■ 同人書店デモ 買エマ寸
東方書店のほかにも「とらのあな」「メロンブックス」でも扱っています。
・ とらのあな
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030763263/
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=539418
■ 旧刊モ アリマス
旧刊も5種類くらいあります。いずれも東方書店(コピー誌時代の分も少しあります)と同人通販・店頭で売っています
・ とらのあな
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320
■ 同人書店デモ 買エマ寸
東方書店のほかにも「とらのあな」「メロンブックス」でも扱っています。
・ とらのあな
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030763263/
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=539418
■ 旧刊モ アリマス
旧刊も5種類くらいあります。いずれも東方書店(コピー誌時代の分も少しあります)と同人通販・店頭で売っています
・ とらのあな
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030693941
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=457320
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happy_worldさんの主張は独特だ。
なによりもそのダブルスタンダートである。同じ選択肢を日本がやれば正当、韓国がやれば不当と断じる態度である。具体的には「日本の輸出管理からの除外は外交関係として妥当」だが「韓国のGSOMIA不延長は『国際法規や取り決め等』を『うやむやにしている』(happy_world)」部分だ。
輸出管理に関して「日本側は国際法規や取り決め等に則り手順を踏んで請求を行っており、韓国側はそれをうやむやにして日本側に譲歩を迫ってる」と述べている。
だが、韓国側の行動も「国際法規や取り決め等に則り手順を踏んで請求」(happy_world)だ。韓国はGSOMIAを延長しない自由があるからだ。
■ 最初にエスカレーションさせたのは日本
そもそもエスカレーションをしたのは日本側である。日本は徴用工問題でエスカレーションをした。それが輸出管理での優遇措置とりさげである。これは歴史問題・政治問題を経済問題に波及させた形である。韓国はそのエスカレーションに対して同等にエスカレーションで対応した。それがGSOMIAの延長なし、自動終了である。
それを見ないで「相手が全裸になってフルチンで踊りだした」と相手を矮小化している。
■ 国際法は関係ない
ほかにも国際法と外交での振る舞いも峻別できていない。
おそらく徴用工問題と輸出国管理について日本の正当性を主張しているつもりなのだろう。「日本側は国際法規や取り決め等に則り」(happy_world)と述べている。
まず、徴用工問題と輸出国管理に関する主張のあやまりである。日本には国際法に依拠した主張をしているわけではない。徴用工問題では単に日韓の間の条約で文句を言っているだけ。輸出管理は国内法による扱いであると逃げているだけである。
また、国際法上の理由から韓国には日本の要求に従う責任はない。
そして、「韓国側は[国際法規や取り決め等]それをうやむやにして」(happy_world)いるわけでもない。そもそも国際法規や取り決め等は関係ない問題である。また、報復は国際社会における対応としては常道である。歴史・政治問題を経済問題にエスカレーションさせた日本に対し、報復としてGSOMIA不延長を選択することも妥当であるからだ。
なによりもそのダブルスタンダートである。同じ選択肢を日本がやれば正当、韓国がやれば不当と断じる態度である。具体的には「日本の輸出管理からの除外は外交関係として妥当」だが「韓国のGSOMIA不延長は『国際法規や取り決め等』を『うやむやにしている』(happy_world)」部分だ。
輸出管理に関して「日本側は国際法規や取り決め等に則り手順を踏んで請求を行っており、韓国側はそれをうやむやにして日本側に譲歩を迫ってる」と述べている。
だが、韓国側の行動も「国際法規や取り決め等に則り手順を踏んで請求」(happy_world)だ。韓国はGSOMIAを延長しない自由があるからだ。
happy_world@happy_world2
「日本政府は韓国に嫌がらせをしておいて反撃を食らったらあわててる」って感じのつぶやき見かけますが、「ちゃんとしないので優遇措置は無しね」って言ったらいきなり相手が全裸になってフルチンで踊りだしたみたいなもので、慌ててるんじゃなくあっけに取られてるんだと思います。
https://twitter.com/happy_world2/status/1164742493902032896
happy_world@happy_world2
一応説明しておくけど、日本側は国際法規や取り決め等に則り手順を踏んで請求を行っており、韓国側はそれをうやむやにして日本側に譲歩を迫ってるわけね。
だから今回の件で「日本側も譲歩をすべきだ」って言ってるのは、国際法等より情緒で判断すべきだ、って言ってるに等しい。
https://twitter.com/happy_world2/status/1164909246342844417
■ 最初にエスカレーションさせたのは日本
そもそもエスカレーションをしたのは日本側である。日本は徴用工問題でエスカレーションをした。それが輸出管理での優遇措置とりさげである。これは歴史問題・政治問題を経済問題に波及させた形である。韓国はそのエスカレーションに対して同等にエスカレーションで対応した。それがGSOMIAの延長なし、自動終了である。
それを見ないで「相手が全裸になってフルチンで踊りだした」と相手を矮小化している。
■ 国際法は関係ない
ほかにも国際法と外交での振る舞いも峻別できていない。
おそらく徴用工問題と輸出国管理について日本の正当性を主張しているつもりなのだろう。「日本側は国際法規や取り決め等に則り」(happy_world)と述べている。
まず、徴用工問題と輸出国管理に関する主張のあやまりである。日本には国際法に依拠した主張をしているわけではない。徴用工問題では単に日韓の間の条約で文句を言っているだけ。輸出管理は国内法による扱いであると逃げているだけである。
また、国際法上の理由から韓国には日本の要求に従う責任はない。
そして、「韓国側は[国際法規や取り決め等]それをうやむやにして」(happy_world)いるわけでもない。そもそも国際法規や取り決め等は関係ない問題である。また、報復は国際社会における対応としては常道である。歴史・政治問題を経済問題にエスカレーションさせた日本に対し、報復としてGSOMIA不延長を選択することも妥当であるからだ。
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アレ宰相の支持者もアレなので対外強硬策をやると喜ぶ。今は韓国に喧嘩を売って夜転んでいる。
だが日本の外交安保の立場が弱まっていることには気づいていない。
アレ宰相の外交政策により中国と北朝鮮との敵対は増してしまった。安全保障のダイヤモンドとやらで中国に喧嘩を売ってインド対中対峙の肩代わりをさせられるかたちとなった。、北朝鮮にも敵視政策を進め将来の市場参入へのチャンスを潰した。
その上、韓国も敵側に回そうとしている。和解で誤魔化せばよかった徴用工訴訟を政府指示で突っぱねさせた。レーダ照射ごときで国家対国家の対立を作ってしまった。
結果、日本は三正面すべてに敵対を抱える苦境に陥ってしまった。
そして、それぞれの国との対峙や交渉で協力や中立も今では期待できなくなってしまった。対中問題で韓国の助力も北朝鮮の中立も得られない。対北朝鮮問題で韓国と中国の中立も得られない。対韓問題でも中国の好意的中立や北朝鮮の無言の中立も得られなくなったのだ。
さらにロシアと米国には足元を見られる始末である。
当然だがロシアは北方領土問題で強気にでる。そして日本は何もできない状況にある。
米国には政権の立場を見抜かれている。米国の後ろ盾あるいは好意的中立がないとアレ宰相はアレな支持者への面目を失う。だからいくらでも妥協する。そうみている。公表されるだろう農産物問題では徹底的な負け戦となるだろう。
そのうえで経済失策もやってるからねえ。まあ亡国の政権だよね。
安倍晋太郎も罪なもんだね。勉強もしないでボンクラに育ったのは半ばはアレ本人のせいだ。だが、そのボンクラを後継者のラインに据えたのは晋太郎の責任である。アレ嫁含めて人間を見る目がロクなもんじゃなかったということだ。
次に憲法変えるときには「岸信介の子孫で国会議員の経歴を持つものとその配偶者および配偶者であったものは日本海内六六ヶ国二島所払い」とか書いといたほうがいいと思うよ。これだと沖縄には行けるような書きぶりだから条例で特例作ってペルソナノングラーダで追い出せばいいんじゃないかな。
ま、ボンクラ次男は李承晩そっくりだから妖怪ファンのお母様とアレ嫁も含めてハワイあたりにいくのではあるまいか。
だが日本の外交安保の立場が弱まっていることには気づいていない。
アレ宰相の外交政策により中国と北朝鮮との敵対は増してしまった。安全保障のダイヤモンドとやらで中国に喧嘩を売ってインド対中対峙の肩代わりをさせられるかたちとなった。、北朝鮮にも敵視政策を進め将来の市場参入へのチャンスを潰した。
その上、韓国も敵側に回そうとしている。和解で誤魔化せばよかった徴用工訴訟を政府指示で突っぱねさせた。レーダ照射ごときで国家対国家の対立を作ってしまった。
結果、日本は三正面すべてに敵対を抱える苦境に陥ってしまった。
そして、それぞれの国との対峙や交渉で協力や中立も今では期待できなくなってしまった。対中問題で韓国の助力も北朝鮮の中立も得られない。対北朝鮮問題で韓国と中国の中立も得られない。対韓問題でも中国の好意的中立や北朝鮮の無言の中立も得られなくなったのだ。
さらにロシアと米国には足元を見られる始末である。
当然だがロシアは北方領土問題で強気にでる。そして日本は何もできない状況にある。
米国には政権の立場を見抜かれている。米国の後ろ盾あるいは好意的中立がないとアレ宰相はアレな支持者への面目を失う。だからいくらでも妥協する。そうみている。公表されるだろう農産物問題では徹底的な負け戦となるだろう。
そのうえで経済失策もやってるからねえ。まあ亡国の政権だよね。
安倍晋太郎も罪なもんだね。勉強もしないでボンクラに育ったのは半ばはアレ本人のせいだ。だが、そのボンクラを後継者のラインに据えたのは晋太郎の責任である。アレ嫁含めて人間を見る目がロクなもんじゃなかったということだ。
次に憲法変えるときには「岸信介の子孫で国会議員の経歴を持つものとその配偶者および配偶者であったものは日本海内六六ヶ国二島所払い」とか書いといたほうがいいと思うよ。これだと沖縄には行けるような書きぶりだから条例で特例作ってペルソナノングラーダで追い出せばいいんじゃないかな。
ま、ボンクラ次男は李承晩そっくりだから妖怪ファンのお母様とアレ嫁も含めてハワイあたりにいくのではあるまいか。
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今年も8月15日。終戦の日が来ます。土曜日にはTBSラジオで亡くなられた秋山ちえ子の『かわいそうなしゃち』の朗読が始まりました。
昭和の御聖代に小学校教育を受けた人はみんな知っています。毎年、あの暑い夏の一日の記念日に、秋山ちえ子は戦争を語り継ぐため、相模湾、江ノ島での悲劇を朗読をします。
戦争中に起きたぞうやライオンやひょうのお話はご存知でしょう。ジョージもそのような動物の一匹です。
軍隊は戦争にシャチをつかおうとしました。アメリカの潜水艦に体当りして沈めよう。そう考えたのです。動物園のジョーイは秘匿名称オルカ金物とされました。生物爆雷として潜水艦に体当たりするように条件付けをされたのです。
ただ、ジョーイは戦争にいきませんでした。負け続けた日本にはシャチを南方まで連れて行く船がなくなったのです。役立たずになったジョーイは江ノ島にある生育った水族館に留め置かれました。そして毎日近くの海で遊んでは帰ってくるといったように、ノンビリ過ごしていました。
でも戦争は内地まで近づいてしまいました。すでに特攻隊は何遍も飛び立っていました。そして内地でも空襲が始まっていました。
食べ物も足りなくなっていました。みんなは毎日おなかをすかしていました。そして食べ物を食べられずに死んでしまう人もでてきました。
このままではジョーイを飼い続けることは出来ません。シャチは1日に10貫目20貫目の魚を食べてしまうのです。
ついに「ジョーイを殺しなさい」という命令が出てしまったのです。
水族館ではジョーイに毒薬を注射しようとします。
でも針は海獣の厚い皮を通さずポキリと折れてしまいます。
大好きな魚に毒の入れて与えようとしました。でも知能の高いジョーイはそれを見抜いてしまいます。
シャチ遣いの長谷川さんは命令に逆らうことを承知でジョーイを外房の沖まで送りました。でも水族館で育ったジョーイは外海で生きていけません。賢いジョーイは江ノ島まで帰ってきてしまうのです。
生まれ育ったプールに戻して欲しいジョーイは水族館の前で芸をします。飛び上がって回転したり、上半身を水上に突き出してみたり、逆立ちをして尻尾を立ててみたり。飼育員さんを鼻先に乗せようとしたりして、ほめてもらおうとするのです。
それを見ていたみんなは銃殺や干上げて殺すことはとてもできない。プールで餓死させるしかないだろうと決めました。
しかし、そんなことを知るジョーイではありません。よい芸を見せれば今まで育ててくれた人間が餌をくれるものと信じています。芸をすれば体力が奪われてしまうというのに。
そして、ジョーイはどんどん弱っていってしまいました。流線型の体は脂肪が減ってあばら骨が出てしまいました。ほとんど衰弱して、ただ浮かぶだけになってしまいますが、長谷川さんを見つけるとあの綺麗で澄んだ眼で見つめて、餌を貰おうと芸をみせようとするのです。
長谷川さんはもう我慢はできません。ついに食料のサバやイワシを限られた燃料を使って、汚穢船を転用した支援船で網を引いて手に入れた皆の食べ物をジョーイに分けてしまいました。「ジョーイ、腹が減ったろう、おいしいか、おいしいか」と食べさせてしまいました。
他の飼育員のおじさんたちは何もいえませんでした。所長も、大学の人も、配属された海軍の将校さんもみんな黙って見ないふりをしていました。中には涙を流している人もいました。みんなが長谷川さんの実の子供と同じと知っていたからです。長谷川さんの幼い息子が亡くなったあと、お産でお母さんが死んだジョーイを育てたのを知っているからです。
みんなその晩に話し合いをしました。「ジョーイを殺すことなんかできない」「心を鬼にしてプールからジョーイを追い出そう。銛でついてもいい、音でいじめてもいい、普通のシャチとは違う体になってしまったけれども、外に出れば、お腹が空けば魚を食べるだろう。」
でも、海軍の人は申し訳なさそうに口を開きました。「ジョーイが三浦半島に住み着いてしまったら、特攻隊の若い人を殺してしまうかもしれません」
戦争は過酷でした。特攻隊は東京のすぐそば、相模湾の近くにある三浦半島でまで用意されていたのです。そして、毎日、敵の軍艦に体当りする訓練をしていたのです。
特攻隊の人たちはとても小さい潜水艇に乗っていました。条件づけされたジョーイがぶつかるだけでひっくり返ってしまい二度と浮かび上がらなくなってしまうかもしれないのです。
飼育員のみんなも黙ってしまいました。実は戦争がどうなっているか、軍隊の方針がどうであるのかということは誰の頭にもありませんでした。でも、みんなは特攻隊の兵隊さんが、自分の子供のような年齢の兵隊さんの身の上を思うとなんともいえませんでした。特攻隊の兵隊さんたちは水族館の近くの横須賀や辻堂に住んでいます。そして上陸日には鎌倉や江ノ島に遊びにきていました。ジョーイの芸を楽しみに見に来ていたくらいですからなおさらです。
学徒出陣してきた分隊士さんの中には、学生時代の研究で水族館に通っていた人もいました。予科練出の下士官を連れた将校さんは、彼らをジョーイの鼻先に乗せてやれるように懇願しました。下士官も軍服を着ながらジョーイの鼻や背に乗って無邪気に喜んで、貴重品になった特別配給のお菓子をジョーイに食べさせようとしたりしているのも見ていました。
その兵隊さんたちの潜水艇は危険な乗り物でした。ちょっとした不具合で沈んだままになってしまう。そのまま殉職してしまうことも知っていました。みんなは、もう若い人が、訓練で死ぬのはやりきれないです。
長谷川さんが口を開きました。「もう、ジョーイには何の餌もやらない」みんなは、下をうつむいて何も離しませんでした。ただただ、長谷川さんを囲んで味のしない理研酒をまわし飲むだけでした。
それから10幾日たった夏の暑い日の午前中にジョーイは死にました。ブールの隅に体をよりかけてバンザイの芸をしながら死にました。せめて綺麗な体で埋めてあげようと、一端引き上げて爆雷取付具や安全尖外しを取り除き、ガスが堪って膨れたお腹を開いたとき、本当は風呂桶のように大きなジョーイの胃袋は湯たんぽの大きさまでしぼんでいたそうです。
その日は8月15日でした。
いまでもジョーイの命日では鎌倉建長寺で慰霊祭が行われるそうです。
『かわいそうなしゃち』でした。
それではみなさん、ごきげんよう。
2009年夏『瀛報』(ようほう)29号のまえがきから、一部修正。
参考
谷甲州「ジョーイ・オルカ」『星の墓標』(東京,早川書房,1987)
秋山ちえ子 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』2019年8月10日(TBSラジオ)
昭和の御聖代に小学校教育を受けた人はみんな知っています。毎年、あの暑い夏の一日の記念日に、秋山ちえ子は戦争を語り継ぐため、相模湾、江ノ島での悲劇を朗読をします。
戦争中に起きたぞうやライオンやひょうのお話はご存知でしょう。ジョージもそのような動物の一匹です。
軍隊は戦争にシャチをつかおうとしました。アメリカの潜水艦に体当りして沈めよう。そう考えたのです。動物園のジョーイは秘匿名称オルカ金物とされました。生物爆雷として潜水艦に体当たりするように条件付けをされたのです。
ただ、ジョーイは戦争にいきませんでした。負け続けた日本にはシャチを南方まで連れて行く船がなくなったのです。役立たずになったジョーイは江ノ島にある生育った水族館に留め置かれました。そして毎日近くの海で遊んでは帰ってくるといったように、ノンビリ過ごしていました。
でも戦争は内地まで近づいてしまいました。すでに特攻隊は何遍も飛び立っていました。そして内地でも空襲が始まっていました。
食べ物も足りなくなっていました。みんなは毎日おなかをすかしていました。そして食べ物を食べられずに死んでしまう人もでてきました。
このままではジョーイを飼い続けることは出来ません。シャチは1日に10貫目20貫目の魚を食べてしまうのです。
ついに「ジョーイを殺しなさい」という命令が出てしまったのです。
水族館ではジョーイに毒薬を注射しようとします。
でも針は海獣の厚い皮を通さずポキリと折れてしまいます。
大好きな魚に毒の入れて与えようとしました。でも知能の高いジョーイはそれを見抜いてしまいます。
シャチ遣いの長谷川さんは命令に逆らうことを承知でジョーイを外房の沖まで送りました。でも水族館で育ったジョーイは外海で生きていけません。賢いジョーイは江ノ島まで帰ってきてしまうのです。
生まれ育ったプールに戻して欲しいジョーイは水族館の前で芸をします。飛び上がって回転したり、上半身を水上に突き出してみたり、逆立ちをして尻尾を立ててみたり。飼育員さんを鼻先に乗せようとしたりして、ほめてもらおうとするのです。
それを見ていたみんなは銃殺や干上げて殺すことはとてもできない。プールで餓死させるしかないだろうと決めました。
しかし、そんなことを知るジョーイではありません。よい芸を見せれば今まで育ててくれた人間が餌をくれるものと信じています。芸をすれば体力が奪われてしまうというのに。
そして、ジョーイはどんどん弱っていってしまいました。流線型の体は脂肪が減ってあばら骨が出てしまいました。ほとんど衰弱して、ただ浮かぶだけになってしまいますが、長谷川さんを見つけるとあの綺麗で澄んだ眼で見つめて、餌を貰おうと芸をみせようとするのです。
長谷川さんはもう我慢はできません。ついに食料のサバやイワシを限られた燃料を使って、汚穢船を転用した支援船で網を引いて手に入れた皆の食べ物をジョーイに分けてしまいました。「ジョーイ、腹が減ったろう、おいしいか、おいしいか」と食べさせてしまいました。
他の飼育員のおじさんたちは何もいえませんでした。所長も、大学の人も、配属された海軍の将校さんもみんな黙って見ないふりをしていました。中には涙を流している人もいました。みんなが長谷川さんの実の子供と同じと知っていたからです。長谷川さんの幼い息子が亡くなったあと、お産でお母さんが死んだジョーイを育てたのを知っているからです。
みんなその晩に話し合いをしました。「ジョーイを殺すことなんかできない」「心を鬼にしてプールからジョーイを追い出そう。銛でついてもいい、音でいじめてもいい、普通のシャチとは違う体になってしまったけれども、外に出れば、お腹が空けば魚を食べるだろう。」
でも、海軍の人は申し訳なさそうに口を開きました。「ジョーイが三浦半島に住み着いてしまったら、特攻隊の若い人を殺してしまうかもしれません」
戦争は過酷でした。特攻隊は東京のすぐそば、相模湾の近くにある三浦半島でまで用意されていたのです。そして、毎日、敵の軍艦に体当りする訓練をしていたのです。
特攻隊の人たちはとても小さい潜水艇に乗っていました。条件づけされたジョーイがぶつかるだけでひっくり返ってしまい二度と浮かび上がらなくなってしまうかもしれないのです。
飼育員のみんなも黙ってしまいました。実は戦争がどうなっているか、軍隊の方針がどうであるのかということは誰の頭にもありませんでした。でも、みんなは特攻隊の兵隊さんが、自分の子供のような年齢の兵隊さんの身の上を思うとなんともいえませんでした。特攻隊の兵隊さんたちは水族館の近くの横須賀や辻堂に住んでいます。そして上陸日には鎌倉や江ノ島に遊びにきていました。ジョーイの芸を楽しみに見に来ていたくらいですからなおさらです。
学徒出陣してきた分隊士さんの中には、学生時代の研究で水族館に通っていた人もいました。予科練出の下士官を連れた将校さんは、彼らをジョーイの鼻先に乗せてやれるように懇願しました。下士官も軍服を着ながらジョーイの鼻や背に乗って無邪気に喜んで、貴重品になった特別配給のお菓子をジョーイに食べさせようとしたりしているのも見ていました。
その兵隊さんたちの潜水艇は危険な乗り物でした。ちょっとした不具合で沈んだままになってしまう。そのまま殉職してしまうことも知っていました。みんなは、もう若い人が、訓練で死ぬのはやりきれないです。
長谷川さんが口を開きました。「もう、ジョーイには何の餌もやらない」みんなは、下をうつむいて何も離しませんでした。ただただ、長谷川さんを囲んで味のしない理研酒をまわし飲むだけでした。
それから10幾日たった夏の暑い日の午前中にジョーイは死にました。ブールの隅に体をよりかけてバンザイの芸をしながら死にました。せめて綺麗な体で埋めてあげようと、一端引き上げて爆雷取付具や安全尖外しを取り除き、ガスが堪って膨れたお腹を開いたとき、本当は風呂桶のように大きなジョーイの胃袋は湯たんぽの大きさまでしぼんでいたそうです。
その日は8月15日でした。
いまでもジョーイの命日では鎌倉建長寺で慰霊祭が行われるそうです。
『かわいそうなしゃち』でした。
それではみなさん、ごきげんよう。
2009年夏『瀛報』(ようほう)29号のまえがきから、一部修正。
参考
谷甲州「ジョーイ・オルカ」『星の墓標』(東京,早川書房,1987)
秋山ちえ子 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』2019年8月10日(TBSラジオ)
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コミケ終わるまでは眠気もなかったのですが、辰巳までのタクシーで急にウトッときて汽車のったらすぐ寝ました。家帰って体だけ洗って19時位に寝たのですが、断続的に日曜の13時まで18時間は寝てましたね
で、今回出した新刊です(4種)
通販は下のとおりです。多分お盆明けには東方書店にも委託します。
・ メロンブックス 最初に予約ページができたメロンから
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=539418
・ とらのあな こちらは既に販売しています
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030763263/
で、今回出した新刊です(4種)
通販は下のとおりです。多分お盆明けには東方書店にも委託します。
・ メロンブックス 最初に予約ページができたメロンから
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=539418
・ とらのあな こちらは既に販売しています
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030763263/
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とりあえずパンフ1つ目は完成しました。 3日目 日曜日(8月11日) 西し19b 隅田金属です
2つ目作ってます。
それで忙しいのですけど、前回不愉快な話を聞いて何もしないのも腹立たしいので掲示も作りました。
「中国人韓国人差別をしません」よりわかりやすいし、排外主義屋の漢字力でも読めるからこっちのほうがいいかなと
金だして買ってくれるお客さんは何人でもいいお客さんです。
もちろん買ったからと言ってオマエのネトウヨ思想には賛同しないけどなとは今回もいいますよ。前に来た「宗谷を保管しなければいけない。そのために生活保護なんか廃止して金を作れば」みたいな奴とか、カルト宗教の女の「沖縄は侵略されている、対抗するには軍事知識って大事ですよね」みたいなヤツね。買わないならさっさと帰れ、買ったら黙ってさっさと帰れとね
------------------------------------------------------
作り直しました。こっちのほうが字が大きくて読みやすいでしょう
これはサムネイルでクリックすると実物大がでてきます。JPGだけど
2つ目作ってます。
それで忙しいのですけど、前回不愉快な話を聞いて何もしないのも腹立たしいので掲示も作りました。
「中国人韓国人差別をしません」よりわかりやすいし、排外主義屋の漢字力でも読めるからこっちのほうがいいかなと
金だして買ってくれるお客さんは何人でもいいお客さんです。
もちろん買ったからと言ってオマエのネトウヨ思想には賛同しないけどなとは今回もいいますよ。前に来た「宗谷を保管しなければいけない。そのために生活保護なんか廃止して金を作れば」みたいな奴とか、カルト宗教の女の「沖縄は侵略されている、対抗するには軍事知識って大事ですよね」みたいなヤツね。買わないならさっさと帰れ、買ったら黙ってさっさと帰れとね
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作り直しました。こっちのほうが字が大きくて読みやすいでしょう
これはサムネイルでクリックすると実物大がでてきます。JPGだけど
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コミケ作業をやっていると集中力が切れるものです。その合間に少々。
F-35の件について東奥日報に取材を受けたのですが、それが載りました。7月28日と30日分です。
オートGCASの話は4月くらいから出ていたよ、取り付けて損はないから付けます、カネがない米軍が急ぐってことは三沢事故の原因と目される空間失調症とF-35計器が相性が悪いかも問題は、本当に問題だと認識されたのでしょうと言った中身です。
多分、この間に中国公船の津軽海峡付近での日本領海通過でも乗ったかもしれません。国際法では完全合法、北米向け航路として彼らの権益もある、あとはおそらく氷上シルクロードへのいっちょ噛みといった内容です
28日東奥日報です。画面をクリックすると読める程度の画像が出ます。スキャンじゃなくてスマホの写真の歪みを適当にのばしただけです。
30日東奥日報です。画面をクリックすると読める程度の画像が出ます。スキャンじゃなくてスマ
F-35の件について東奥日報に取材を受けたのですが、それが載りました。7月28日と30日分です。
オートGCASの話は4月くらいから出ていたよ、取り付けて損はないから付けます、カネがない米軍が急ぐってことは三沢事故の原因と目される空間失調症とF-35計器が相性が悪いかも問題は、本当に問題だと認識されたのでしょうと言った中身です。
多分、この間に中国公船の津軽海峡付近での日本領海通過でも乗ったかもしれません。国際法では完全合法、北米向け航路として彼らの権益もある、あとはおそらく氷上シルクロードへのいっちょ噛みといった内容です
28日東奥日報です。画面をクリックすると読める程度の画像が出ます。スキャンじゃなくてスマホの写真の歪みを適当にのばしただけです。
30日東奥日報です。画面をクリックすると読める程度の画像が出ます。スキャンじゃなくてスマ
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ホワイト国排除は捕鯨と同じ負け戦ではないか?
「日本の正しさが伝わっていない」類の意見からはその雰囲気が漂ってくる。
■ 世界に理解されない理由を他国のせいにしている
これは経産省OBである細川昌彦さんが「誤解だらけの『韓国に対する輸出規制発動』」で力説している点である。
その骨子は次のとおりである。
1 日本は正しいことをやっている
2 でも世界に理解されない
3 なぜだろう
4 それは韓国のプロパガンダで負けているからだ
■ 負け戦の否認
これは敗北の否認である。太平洋戦争の戦況判断と同じ伝である。
あるいは最近までの捕鯨問題と同じである。捕鯨は正しいといった珍妙な理屈を振り回していた。科学的には正しいといっていた。それが伝わらないのは反捕鯨プロパガンダに負けたせいだといったアレである。
1 捕鯨は正しい
2 でも世界に理解されない
3 なぜだろうか
4 反捕鯨国のプロパガンダのせいだ
だが、捕鯨は敗北状態にある。世界を全く説得できず日本主張の非科学性があきらかになった。その結果、IWCから脱退する羽目になった。
■ 「最後の戦いでは勝てる」だって
ちなみに勝ち目もないのに「100%勝てる」と言い出すあたりも捕鯨と同じである。
だいたい、既に敗北している様子が窺える内容である。
「外交当局も[中略]アリバイづくりのような通り一遍のロビーイングで済ましてい[る]」(細川)と述べている。
これは外務省は勝ち目なしとみているということだ。だから日本にとって、外務省にとって傷が浅くなるように行動している。それを示している。
まずは各省庁では経産省だけが「勝てる」といっているのだろう。その主張をOBがプロキシしている記事であるということだ。
■ 昔陸軍、今経産省
この調子では昔陸軍、今経産省である。経産省は勝手なことをするだろう。
実際に傲岸無礼な対応をしている。韓国から実務レベルで来た担当者を布団部屋みたいな会議室に押し込み、事務的説明会と称しノーネクタイで対応した件はそれだ。
そして国際会議でも勝手をする。捕鯨のときに農林省と水産庁だけが「勝てる」といって国際会議で勝手に獅子吼したアレと同じことをする。
その萌芽はすでにある。東アジアの経済会議での世耕大臣の振る舞いはそれである。没落しつつある老大国が、認識上の後進国を脅しつけた様子だ。だが、いまではASEAN諸国の経済成長地帯の賃金は日本の地方賃金を超えている。まずは戯画でしかない。
------------------------------ オマケ ------------------------------
■ オマケ 8%くらいはカルトが影響しているかもね
なんか、この件はカルトの影響もあるんじゃないかと思うんだよね。
もちろん日韓の衝突もある。
でも別に韓国国内でのヘゲモニー闘争があるかもしれない。そして韓国カルトが日本の政権を動かしている。
その要素はいささかながらあるように見える。10%はないが消費税分くらいはあるようにも見えるんだよね。
もちろん証拠はない。でも面子見ると何かが鮮明に見えてくる部分もあるんだよね。
■ オマケのオマケ 自称、安全保障の、さんはねえ
まあ、これは自称安全保障さんの、で見つけた記事なんだがね。
このアタリを見抜けない、少なくとも疑えないのっておもしろいよね。政府とか政府筋のいうことは全部正しいとして鵜呑みにする。それを覚えるのが安全保障の勉強だと思っている。
「主権免除は日本政府が国際慣習法であるといってるから国際慣習法なんだ」と主張してたけど、日本政府はいつのまにかその主張を引っ込めていたあたりはなかなか面白かったものだよ。
「日本の正しさが伝わっていない」類の意見からはその雰囲気が漂ってくる。
■ 世界に理解されない理由を他国のせいにしている
これは経産省OBである細川昌彦さんが「誤解だらけの『韓国に対する輸出規制発動』」で力説している点である。
その骨子は次のとおりである。
1 日本は正しいことをやっている
2 でも世界に理解されない
3 なぜだろう
4 それは韓国のプロパガンダで負けているからだ
国際的なロビーイングで後れを取っている日本
ただ、韓国は国際的な世論工作だけはなりふり構わずやっているので、そこには警戒が必要だ。
WTO一般理事会や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合での執拗な日本批判など、場違いであることなどお構いなしだ。他の国々が辟易(へきえき)していても、臆面もなくやれるのが韓国だ。
特に米国への働きかけは猛烈だ。米国への仲介依頼のために国務省に猛攻勢をかけて、ポンペオ国務長官も仲介のフリだけでもせざるを得なくなった。さらに米国の産業界にも強烈なロビーイングをして、世界の供給網への懸念を説いて回り、7月23日、米国の産業団体から韓国の意向を反映した意見書まで出させるのに成功している。
海外メディアへの働きかけもそうだ。日本のメディアの報道もうまく利用されて、世界の産業への懸念を喧伝(けんでん)している。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00017/?P=3
■ 負け戦の否認
これは敗北の否認である。太平洋戦争の戦況判断と同じ伝である。
あるいは最近までの捕鯨問題と同じである。捕鯨は正しいといった珍妙な理屈を振り回していた。科学的には正しいといっていた。それが伝わらないのは反捕鯨プロパガンダに負けたせいだといったアレである。
1 捕鯨は正しい
2 でも世界に理解されない
3 なぜだろうか
4 反捕鯨国のプロパガンダのせいだ
だが、捕鯨は敗北状態にある。世界を全く説得できず日本主張の非科学性があきらかになった。その結果、IWCから脱退する羽目になった。
■ 「最後の戦いでは勝てる」だって
ちなみに勝ち目もないのに「100%勝てる」と言い出すあたりも捕鯨と同じである。
日本も筋論では100%勝てるものの、油断大敵である。こうした国際世論への対策は韓国相手のときには、特にがむしゃらにやらなければならない。
外交当局も品よくやっている場合ではない。「あれは経産省の問題」との意識がどこかにあると、足をすくわれる。「○○に説明してきました」といったアリバイづくりのような通り一遍のロビーイングで済ましていてはいけない。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00017/?P=3
だいたい、既に敗北している様子が窺える内容である。
「外交当局も[中略]アリバイづくりのような通り一遍のロビーイングで済ましてい[る]」(細川)と述べている。
これは外務省は勝ち目なしとみているということだ。だから日本にとって、外務省にとって傷が浅くなるように行動している。それを示している。
まずは各省庁では経産省だけが「勝てる」といっているのだろう。その主張をOBがプロキシしている記事であるということだ。
■ 昔陸軍、今経産省
この調子では昔陸軍、今経産省である。経産省は勝手なことをするだろう。
実際に傲岸無礼な対応をしている。韓国から実務レベルで来た担当者を布団部屋みたいな会議室に押し込み、事務的説明会と称しノーネクタイで対応した件はそれだ。
そして国際会議でも勝手をする。捕鯨のときに農林省と水産庁だけが「勝てる」といって国際会議で勝手に獅子吼したアレと同じことをする。
その萌芽はすでにある。東アジアの経済会議での世耕大臣の振る舞いはそれである。没落しつつある老大国が、認識上の後進国を脅しつけた様子だ。だが、いまではASEAN諸国の経済成長地帯の賃金は日本の地方賃金を超えている。まずは戯画でしかない。
------------------------------ オマケ ------------------------------
■ オマケ 8%くらいはカルトが影響しているかもね
なんか、この件はカルトの影響もあるんじゃないかと思うんだよね。
もちろん日韓の衝突もある。
でも別に韓国国内でのヘゲモニー闘争があるかもしれない。そして韓国カルトが日本の政権を動かしている。
その要素はいささかながらあるように見える。10%はないが消費税分くらいはあるようにも見えるんだよね。
もちろん証拠はない。でも面子見ると何かが鮮明に見えてくる部分もあるんだよね。
■ オマケのオマケ 自称、安全保障の、さんはねえ
まあ、これは自称安全保障さんの、で見つけた記事なんだがね。
このアタリを見抜けない、少なくとも疑えないのっておもしろいよね。政府とか政府筋のいうことは全部正しいとして鵜呑みにする。それを覚えるのが安全保障の勉強だと思っている。
「主権免除は日本政府が国際慣習法であるといってるから国際慣習法なんだ」と主張してたけど、日本政府はいつのまにかその主張を引っ込めていたあたりはなかなか面白かったものだよ。
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寸前で規定文を変えたので大変だった。
虎とメロンに32頁っていっちゃったから32にするのに往生した。
最後は6日間連続作業、最後に連続30時間で作業したけどオフセは印刷所に締切内にぶち込みました、昨日早朝
で、寝て、頭きってきて、夕方飯で割れた詰め物をその日のうちに光CRで仮補綴して、大洗濯して寝て
起きたら今日はなにもする気がないのでコミケ用にダンボールを補強
DRD、段ボールレインフォースド段ボール
モノタロウのコピー用紙箱をアマゾンダンボールと無印紙袋で補強
5年ぶりくらいか駐車場とれなくて豊洲からタクシー搬入なんで普段の農業コンテナだと大きい、台車も汽車は無理
極めて初期に買ったマグナ・カルタ、大憲章カートがあるけどコンテナがない
NCボックスはサイズが微妙でしかも割れる(昔オシャカになって往生した)
とはいえ次回と次次回は駐車場のアテがあるので新しいハコを買うのもナンで
いつも5000枚単位で買ってるモノタロウのコピー用紙のダンボールを転用、周囲は2重、底面3重、
昔のゆうパックのアレでもよかったんだけど見つからなくてね
いや、モノタロウのコピー用紙は一番いいんだよね、それとメモ用紙用のコクヨA5
虎とメロンに32頁っていっちゃったから32にするのに往生した。
最後は6日間連続作業、最後に連続30時間で作業したけどオフセは印刷所に締切内にぶち込みました、昨日早朝
で、寝て、頭きってきて、夕方飯で割れた詰め物をその日のうちに光CRで仮補綴して、大洗濯して寝て
起きたら今日はなにもする気がないのでコミケ用にダンボールを補強
DRD、段ボールレインフォースド段ボール
モノタロウのコピー用紙箱をアマゾンダンボールと無印紙袋で補強
5年ぶりくらいか駐車場とれなくて豊洲からタクシー搬入なんで普段の農業コンテナだと大きい、台車も汽車は無理
極めて初期に買ったマグナ・カルタ、大憲章カートがあるけどコンテナがない
NCボックスはサイズが微妙でしかも割れる(昔オシャカになって往生した)
とはいえ次回と次次回は駐車場のアテがあるので新しいハコを買うのもナンで
いつも5000枚単位で買ってるモノタロウのコピー用紙のダンボールを転用、周囲は2重、底面3重、
昔のゆうパックのアレでもよかったんだけど見つからなくてね
いや、モノタロウのコピー用紙は一番いいんだよね、それとメモ用紙用のコクヨA5
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