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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

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2024.11
15
CM:2
TB:0
20:32
Category : 未分類
 『推しの子』最終回なんだが、ついに母の仇を討ち取ったのに、しかも未成年なのにお仕置きが切腹とはあまりにも酷くはないだろうか。しかも、それが名誉ある沙汰とかいうのはどうかしているのではないか。

 それはさておき、どっかで見たような図版だなと思った。

 WEB東奥日報の「ロシア新型原潜確認、海自八戸機が宗谷海峡で」
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1900736
の写真なんだがね。手許の海図コピーを、適当にi-phoneで、しかも一〇年前の‐6で接写して、フォトショで適当に縮小して色調整した写真とは誰も思わないだろうねえ。送った写真でも、下側の緯度が収差で思いっきり曲がっている。

宗谷海峡_水深はメートル

 言ってもらえればフラットスキャナで読みとってPSDで送ったのに。

 あと、YAHOOだと全文が読めるのだが、そのリンクをはるのもどうしようかと思った。で、公開から1日は待とうと考え、リンクを添えて今記事にしたところ。

「ロシアの新型原子力潜水艦「ヤーセン級」初確認 海自八戸(青森県)哨戒機、宗谷海峡で撮影」
https://news.yahoo.co.jp/articles/195f8fe513004a1dbfd5bd02097c27dee0787744


 新聞はだいたい記事前日の午後に電話で話して、半日後の朝刊に掲載される。文字数も制約があり専門家向けでもないから話が丸まる。でもその中で「慎重にするつもりで低速にすると却って舵が効かなくて危ない」も載ったのは嬉しいもの。

 なお、細かい部分は己の言い方が悪いせい。セイルまで「ロシア原潜の船体(耐圧殻のつもり)だけで13m位ある、浅い海だとセイルで水上艦船の船底を切り裂くかもしれない」を話したつもりだが、「セイルまで13m以上ある」となったのは言い方が不明瞭だったせい。ただ、セイルまでは20m近くはあるので「13m以上ある」は間違いではないので良かった。

 とはいえ、数値がどうこうの内容でもないからね。別の記事のコメントで「ヤーセンのミサイルはジルコンではなくツィルコン」みたいな話を聞くとゲンナリする。

 記者さんも、「防衛安保の記者はスペックにうるさいオタクでは駄目だよね」とも言っていたよ。今回の話の焦点は「なぜ浮上通過したのか」と「なぜ宗谷海峡を通ったか」だよねとも。

Comment

非公開コメント

今回の件はロシア側がわざと宗谷海峡で新型原潜を浮上航行させ、日本側に同原潜を写真という視覚で認知させる為ではと思います。
津軽海峡を潜航して通航した際に自衛隊のソナーやセンサーに探知されるより日本側へのインパクトは絶大ですし、なによりオタクが騒ぐだけでもロシア側からしたら心理戦として成功の部類に入るでしょうし(苦笑)
新型原潜の写真が拡散され、日本国内でロシア脅威論が再び出れば南西シフトにも影響し中国を間接的に援助する事も出来ますし。
まさに見せる事による抑止力と言う言葉が今回の件にピッタリと当てはまるのではないでしょうか。

まあ、汚名を着せて討ち取るという意味じゃ本懐は遂げられたのではなかろうかと
アクアが大星由良之助もとい大石内蔵助なら、寺岡平右衛門もとい寺坂吉右衛門は誰やろうね