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夜10時ころに買い物に出た。夕方にスーパに行ったのだが買い忘れがあった。それに気づいて、9時ころに「今日中に買っておこう」としたのだが土砂降りで視界も怪しい。ただ、降水ナウキャストを見ると30分くらいで土砂降りは去るとのこと。余裕をみて小一時間ほどまってから車で出発した。
ただ、見通しは甘かった。
近所の道路のサグ部分が水が溜まっている。仕方がないので尾根筋の道を通ろうとしたが、普段は全然水がたまらない所にも水たまりができている。屋根筋を意識して迂回して迂回していく。その際に台地のプラトー部分、水が溜まっても浅いだろうというところを通過しようとすると、突然に車が水の抵抗を受ける。
ヤバいと判斷して、バックして脱出し、方向転換の上で来た迂回路を逆方向になぞって帰った。
エンジンは快調だけど不安なので家でアイドリングで15分ほど放置した。
その間にライト片手にどこまで水に浸かったのかを点検。多分、抵抗はバンパー下端かアンダーカバーに水があたった際のもの、その5センチ上くらいのフロントグリルの一番下の穴に草がついているのは波で引っかかったあたりだろうと判断したよ。
まあ、車の下端が水に触れた程度で、普段の雨で水しぶきがかかるのと同じ程度なのだろう。
ただ、ビビるものだね。
この手の事態ではNO GOの判断は難しい。心理作用から「行ってしまえ」と思うものではある。
でもまあ、逃げる選択ができたのは意外だった。歳を取って「いざとなれば下がるのが大事」と学んだ結果かなとは思った。引き返す勇気というよりは臆病ゆえ逃走なんだけれどもねえ。
ちなみに、抵抗を受けたときに前からこっちよりも車高が低いスポーツカーが突っ込んできて、こっちのバックにあわせて水たまりを最後まで渡っていった。無事に走行しているところをみると、思ったよりも水深は低かったのかもしれない。
ただ、見通しは甘かった。
近所の道路のサグ部分が水が溜まっている。仕方がないので尾根筋の道を通ろうとしたが、普段は全然水がたまらない所にも水たまりができている。屋根筋を意識して迂回して迂回していく。その際に台地のプラトー部分、水が溜まっても浅いだろうというところを通過しようとすると、突然に車が水の抵抗を受ける。
ヤバいと判斷して、バックして脱出し、方向転換の上で来た迂回路を逆方向になぞって帰った。
エンジンは快調だけど不安なので家でアイドリングで15分ほど放置した。
その間にライト片手にどこまで水に浸かったのかを点検。多分、抵抗はバンパー下端かアンダーカバーに水があたった際のもの、その5センチ上くらいのフロントグリルの一番下の穴に草がついているのは波で引っかかったあたりだろうと判断したよ。
まあ、車の下端が水に触れた程度で、普段の雨で水しぶきがかかるのと同じ程度なのだろう。
ただ、ビビるものだね。
この手の事態ではNO GOの判断は難しい。心理作用から「行ってしまえ」と思うものではある。
でもまあ、逃げる選択ができたのは意外だった。歳を取って「いざとなれば下がるのが大事」と学んだ結果かなとは思った。引き返す勇気というよりは臆病ゆえ逃走なんだけれどもねえ。
ちなみに、抵抗を受けたときに前からこっちよりも車高が低いスポーツカーが突っ込んできて、こっちのバックにあわせて水たまりを最後まで渡っていった。無事に走行しているところをみると、思ったよりも水深は低かったのかもしれない。
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数多さんが、ウクライナの独立記念日とやらで「烏は勝つ」と気炎をあげてらっしゃる。
まあ、烏贔屓で「ウクライナのことを夜も眠れない」のだろう。いつも烏露戦争のことに注目をされていて、ウクライナの応援団のような発言をされている。
でもねえ、それだと見えるものも見えなくなるのではないかね。批評というのはまずは第三者の眼でするものである。囲碁・将棋の指し様にしても、指し手への親しさとは離れた立場で見ないと批評はできない。
それも、自国のことではない。日本の裏側に近い欧州の話である。そこで、烏露の片側に我がことのように肩入れするのは不思議なものだ。
結局は他人事でしかない。たしかに悪いのはロシアであり、ウクライナは防衛戦争の正義はある。ただ、だからといってウクライナのことを我がことであるかのような感情をもって語るのは贔屓が過ぎている。一時は日本も武器も供与すべきとも主張してた。そこには違和感を感じるものである。
さらには「ウクライナに味方しない奴は、反ウクライナであり親ロシアである」との判断基準も見え隠れしている。◯☓試験のやり過ぎのような状態に見える。あるいは「世界は二者択一でできている」といった感覺もお持ちになっているのではないかと心配するものであるよ。
■ パレスチナに厳しくあたるのもね
それでいて、パレスチナはむしろ敵視しているのも不思議なものだ。同じく侵略を受けており、しかもヨリ酷い状態にある。ウクライナに同情できるならパレスチナにも同情できそうなものではあるが、それがない。
「(日本はパレスチナの国連加盟や国家承認は認めるべきではない) それはテロに果実を与えることである。」とのご趣旨である。
ただ、テロを実施しようが、パレスチナはイスラエルの侵略を受けていることには代わりはない。またパレスチナは国家となり国連に加盟すべきであることも違いはない。
そもそも、テロを絶対悪とみているが、パレスチナでそれは妥当であるか。パレスチナはイスラエルの支配を受けている。この状態ではパレスチナは正規軍は作れず群民蜂起もできない。それであれば抵抗の手段は都市ゲリラとなる。それをテロ扱いするのは妥当であるか。
第二次世界大戦のレジスタンスやかつての植民地独立闘争と同じではないか。被支配民族は正規軍を持たない。当然だが、支配国に武装や交戦も禁じられている。だから戦闘従事者としての保護をうけられないことを承知で立ち上がり戦っている。支配国はそれを犯罪でありテロと呼ぶが、それは妥当ではない。
数多さんは、ポーランドやフランス、チェコのレジスタンス運動、インドネシアやベトナム、ケニアの民族独立運動をテロであり犯罪行為として否定するのか。それは不思議である。
■ 米国の政策を支持するのか「現実主義」か
さらにいえば、その背景には件の自称現実主義があるのではないか。自称保守や自称愛国があるのではないか。
終戦以降の日本右派思想に重なる部分があるからである。米国に尽くすことが愛国心であるといった思想変容が続いた。保守とは米国利益の確保に協力することである。現実主義とは、米国の選択を正解とみなすことである。 そのような発想の影響がうかがえるからである。
拝見すると一種のパターンにもみえるからである。米国が支持するウクライナを持ち上げること、米国が支持するイスラエルの敵であるパレスチナを批判している。そうとも見えるからである。もしかすれば、米国の判断に従うことが自分たち現実主義、保守、愛国者の振る舞いであるとも考えているのだろう。
これは、数多さんの中国へのスタンスも傍証となる。中国を批判するのも、米国の仮想敵国であるからのように見えるからである。
おそらく、米国の支持で敵味方の判断は入れ替わるのだろう。仮に、中国が米国の同盟国となり台北が米国の敵となれば、今度は台北は世界の敵であるというように見えるものだよ。
数多久遠 新刊『有事 台湾海峡』8/9発売!@kuon_amata
·8月24日、今日はウクライナの独立記念日です。
ウクライナを消し去ろうとするロシアの侵略を、断固として撥ね除けねばなりません。
ロシアによる侵略を許せば、中国も許されたと理解するでしょう。
クルスク越境により、活路も見えてきました。
ウクライナは勝つ!
https://x.com/kuon_amata/status/1827166070282793444
まあ、烏贔屓で「ウクライナのことを夜も眠れない」のだろう。いつも烏露戦争のことに注目をされていて、ウクライナの応援団のような発言をされている。
でもねえ、それだと見えるものも見えなくなるのではないかね。批評というのはまずは第三者の眼でするものである。囲碁・将棋の指し様にしても、指し手への親しさとは離れた立場で見ないと批評はできない。
それも、自国のことではない。日本の裏側に近い欧州の話である。そこで、烏露の片側に我がことのように肩入れするのは不思議なものだ。
結局は他人事でしかない。たしかに悪いのはロシアであり、ウクライナは防衛戦争の正義はある。ただ、だからといってウクライナのことを我がことであるかのような感情をもって語るのは贔屓が過ぎている。一時は日本も武器も供与すべきとも主張してた。そこには違和感を感じるものである。
さらには「ウクライナに味方しない奴は、反ウクライナであり親ロシアである」との判断基準も見え隠れしている。◯☓試験のやり過ぎのような状態に見える。あるいは「世界は二者択一でできている」といった感覺もお持ちになっているのではないかと心配するものであるよ。
■ パレスチナに厳しくあたるのもね
それでいて、パレスチナはむしろ敵視しているのも不思議なものだ。同じく侵略を受けており、しかもヨリ酷い状態にある。ウクライナに同情できるならパレスチナにも同情できそうなものではあるが、それがない。
数多久遠@kuon_amata
本当だろうか?
5月に上川大臣は「パレスチナの国連加盟に関する安保理決議に賛成したことと、パレスチナを国家として承認することは別個の問題であり、我が国の現状立場に変更はない」と言っている。
トランプ大統領が狙撃された日に、テロに果実を与えるような動きにならないことを期待する。
https://x.com/kuon_amata/status/1812443066130706635
「(日本はパレスチナの国連加盟や国家承認は認めるべきではない) それはテロに果実を与えることである。」とのご趣旨である。
ただ、テロを実施しようが、パレスチナはイスラエルの侵略を受けていることには代わりはない。またパレスチナは国家となり国連に加盟すべきであることも違いはない。
そもそも、テロを絶対悪とみているが、パレスチナでそれは妥当であるか。パレスチナはイスラエルの支配を受けている。この状態ではパレスチナは正規軍は作れず群民蜂起もできない。それであれば抵抗の手段は都市ゲリラとなる。それをテロ扱いするのは妥当であるか。
第二次世界大戦のレジスタンスやかつての植民地独立闘争と同じではないか。被支配民族は正規軍を持たない。当然だが、支配国に武装や交戦も禁じられている。だから戦闘従事者としての保護をうけられないことを承知で立ち上がり戦っている。支配国はそれを犯罪でありテロと呼ぶが、それは妥当ではない。
数多さんは、ポーランドやフランス、チェコのレジスタンス運動、インドネシアやベトナム、ケニアの民族独立運動をテロであり犯罪行為として否定するのか。それは不思議である。
■ 米国の政策を支持するのか「現実主義」か
さらにいえば、その背景には件の自称現実主義があるのではないか。自称保守や自称愛国があるのではないか。
終戦以降の日本右派思想に重なる部分があるからである。米国に尽くすことが愛国心であるといった思想変容が続いた。保守とは米国利益の確保に協力することである。現実主義とは、米国の選択を正解とみなすことである。 そのような発想の影響がうかがえるからである。
拝見すると一種のパターンにもみえるからである。米国が支持するウクライナを持ち上げること、米国が支持するイスラエルの敵であるパレスチナを批判している。そうとも見えるからである。もしかすれば、米国の判断に従うことが自分たち現実主義、保守、愛国者の振る舞いであるとも考えているのだろう。
これは、数多さんの中国へのスタンスも傍証となる。中国を批判するのも、米国の仮想敵国であるからのように見えるからである。
おそらく、米国の支持で敵味方の判断は入れ替わるのだろう。仮に、中国が米国の同盟国となり台北が米国の敵となれば、今度は台北は世界の敵であるというように見えるものだよ。
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海自の瀆職ほかでもそうだけれども、したり顔で出てくる将官OBはロクなことしか言わない。
防衛省第一、自衛隊応援が仕事だと思っている。そこに社会や国民、国への配慮はない。明らかに有害な防衛費増額や、国産兵器推進、さらには陸上戦力の維持どころか増強まで言い出している。
出てこないOBはそうでもない。話を聞きに行った陸将官OBも複数が「陸は組織の無駄が多い」とか「戦車なんか何に使うの」と平然といっている。「部内でも『師団は旅団にすれば経費削減で装備や待遇も充実する』そういう発言は出てくるが、その話は部外には絶対出さないんだよね」といっていた。
でもねえ、そういう人は再就職後には商売絡み以外では表にはあまりでてこない。
出てくるのは、中国は日本に攻めてくるとか、陸海空の全戦力の増強が必要だとか、自衛隊の兵員数は全然足りない増やすべきだみたいな御仁ばかりでねえ
なんつーかね「このままでは日本は滅びますぞ」かな。実際に神仏基にもれなくあ宗教の国難系とも近づいている。本人も「世界中が敵、日本の中も敵に満ちている」みたいなアレ思想に浸かっているから相性はよいのだろう。
OB以外でもSNSで出てくる兵隊もそう。「ボクはオタクにも理解がある自衛官なのです」みたいなやつは大抵はそう。1佐や2佐にもなって公式発表や組織の主張は正しいと思いこんでそれを吹聴している。なんつーかな、右っぽい政治主張と、アニメ特に声優と、メカと鉄砲みたいな話しかできない。当然だがリアルではマヌケ扱いとなっていて、というのは趣き深いものがある。
そのうちの一人なんだが、モノホンの軍事関係の学会の理事も辟易とのことだったよ。件の先生が顔出して一席ぶったが、院生含めて見当違いのマヌケ扱いで見解一致であったとのことだった。
なお、防大の同じ大隊だったか、同じ部屋だったかもその認識だったらしい。10年以上昔だが、防衛省の脇にあった飲み屋風の鰻屋の宮川での話なんだが。己の同期同分隊がその防大同期と隣のテーブルにいた。こっちは職域宴会で説教ベースでしかも狭くて辟易して「2課程だけどゴメンね」と席料代わりに勝手におつまみ持って、空いているそっちに移った
そこでその名前が出た時、己は「先生のことかね」というと「なんで知っているの」だった。30年くらい前のコミケで、「防大生」みたいな怪訝な名刺作って廻って来たのを覚えている。その時にどっかズレている野郎だと思っていた。その後もオタクの集まりに顔をあわせたことがあるのだが、上世代のボンクラマニアに阿諛追従していて、「あんな持ち上げてドーするのかね」とも思っていた。
防大の身内からも「アレは1佐にしてはいけない」と言われていたよ。そこで、ちょうどその前辺りに聞いた学会の理事の話をしたのを覚えている。
その御仁に限らないのだが、あのあたりもいつも出てくる将官OBと同じ。右っぽいこと言っとけばOKだと思う浅ましさがある。あとは反中国でなければ中国の手羽先扱いするとか、自衛隊ヨイショしないのは反自衛隊であるとか、野党や革新陣営は全て自衛隊を否定しているみたいな被害妄想もあるなとね。
実際に、あのあたりは新聞が与党・政府・自衛隊の問題点を指摘すると「なんでも反対」とか「外国に親しい」とか「非建設的」とか言い出すからねえ。将官OBが『正論』あたりに書く内容は30年前からそんな感じだし。
防衛省第一、自衛隊応援が仕事だと思っている。そこに社会や国民、国への配慮はない。明らかに有害な防衛費増額や、国産兵器推進、さらには陸上戦力の維持どころか増強まで言い出している。
出てこないOBはそうでもない。話を聞きに行った陸将官OBも複数が「陸は組織の無駄が多い」とか「戦車なんか何に使うの」と平然といっている。「部内でも『師団は旅団にすれば経費削減で装備や待遇も充実する』そういう発言は出てくるが、その話は部外には絶対出さないんだよね」といっていた。
でもねえ、そういう人は再就職後には商売絡み以外では表にはあまりでてこない。
出てくるのは、中国は日本に攻めてくるとか、陸海空の全戦力の増強が必要だとか、自衛隊の兵員数は全然足りない増やすべきだみたいな御仁ばかりでねえ
なんつーかね「このままでは日本は滅びますぞ」かな。実際に神仏基にもれなくあ宗教の国難系とも近づいている。本人も「世界中が敵、日本の中も敵に満ちている」みたいなアレ思想に浸かっているから相性はよいのだろう。
OB以外でもSNSで出てくる兵隊もそう。「ボクはオタクにも理解がある自衛官なのです」みたいなやつは大抵はそう。1佐や2佐にもなって公式発表や組織の主張は正しいと思いこんでそれを吹聴している。なんつーかな、右っぽい政治主張と、アニメ特に声優と、メカと鉄砲みたいな話しかできない。当然だがリアルではマヌケ扱いとなっていて、というのは趣き深いものがある。
そのうちの一人なんだが、モノホンの軍事関係の学会の理事も辟易とのことだったよ。件の先生が顔出して一席ぶったが、院生含めて見当違いのマヌケ扱いで見解一致であったとのことだった。
なお、防大の同じ大隊だったか、同じ部屋だったかもその認識だったらしい。10年以上昔だが、防衛省の脇にあった飲み屋風の鰻屋の宮川での話なんだが。己の同期同分隊がその防大同期と隣のテーブルにいた。こっちは職域宴会で説教ベースでしかも狭くて辟易して「2課程だけどゴメンね」と席料代わりに勝手におつまみ持って、空いているそっちに移った
そこでその名前が出た時、己は「先生のことかね」というと「なんで知っているの」だった。30年くらい前のコミケで、「防大生」みたいな怪訝な名刺作って廻って来たのを覚えている。その時にどっかズレている野郎だと思っていた。その後もオタクの集まりに顔をあわせたことがあるのだが、上世代のボンクラマニアに阿諛追従していて、「あんな持ち上げてドーするのかね」とも思っていた。
防大の身内からも「アレは1佐にしてはいけない」と言われていたよ。そこで、ちょうどその前辺りに聞いた学会の理事の話をしたのを覚えている。
その御仁に限らないのだが、あのあたりもいつも出てくる将官OBと同じ。右っぽいこと言っとけばOKだと思う浅ましさがある。あとは反中国でなければ中国の手羽先扱いするとか、自衛隊ヨイショしないのは反自衛隊であるとか、野党や革新陣営は全て自衛隊を否定しているみたいな被害妄想もあるなとね。
実際に、あのあたりは新聞が与党・政府・自衛隊の問題点を指摘すると「なんでも反対」とか「外国に親しい」とか「非建設的」とか言い出すからねえ。将官OBが『正論』あたりに書く内容は30年前からそんな感じだし。
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埼玉県民の分際で都税事務所に行ってきた。滞納とかじゃあない。なんだか固定資産の価格証明だかが必要になって、老親の委任状を持って取って来るといったはなし。
練馬の土地の証明書は23区どこでも取れるとかで、新富町にいって取得。
そのあと、久しぶりに国会図書館に行って、久しぶりに神保町に行って、本を買った上で文房堂で油紙を作るのに使うポピーオイル買った上で久しぶりに新宿3の世界堂に行った。
まあ三丁目には昔から「さんじゅあんさま」の註みたいに「丸の内線には三丁目が3つある。本郷三丁目、四谷三丁目、新宿三丁目である」といったフレーズを思いついているのだけれども使うアテはない。
文房堂と世界堂ではカランダッシュの黒鉛鉛筆777も買おうとしたが指定硬度はどちらもなかった。廃盤になったので買えるだけ買っておこうと考えたのだけどね。芯は心持ち硬く、滑らかで、黒さも強めで、何よりもカリフォルニアレッドシダーのモノがよく切り出しでよく削れるのが気に入っていたのだけれどもねえ。
そして、今、家に戻るとその777が通販で発注した分、12本届いていた。これは1本270円位で買った。使用中は無慮40本、今回の通販と前の通販で買ったのが20本で、紙と鉛筆派だがまずは20年は大丈夫かなと。
あと、色鉛筆も高くなった。推敲と校正で使うファーバーカステルのポリクロノス色鉛筆を使っている。色がハッキリ出て見やすいので一度使うと普通の事務用色鉛筆には戻れない。ただ、それも1本350円を超えた。高くなったなあと。
■ 東方書店で扱います
新刊について、江府の書肆の中でも名高い神保町の東方書店で預かってくれることになりました。金曜あたりに納品するので来週ころには並ぶかと思います。同人書店が苦手な人はどうぞ。
父の入院のゴタゴタで宣伝できなかったけど、前の号も扱っています。あわせてお買い上げください。
■ とらのあな でパンフと突発本の扱いが始まってます
あと、とらのあなで、パンフと突発本の扱いが始まっています。こちらもどうぞ。
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
練馬の土地の証明書は23区どこでも取れるとかで、新富町にいって取得。
そのあと、久しぶりに国会図書館に行って、久しぶりに神保町に行って、本を買った上で文房堂で油紙を作るのに使うポピーオイル買った上で久しぶりに新宿3の世界堂に行った。
まあ三丁目には昔から「さんじゅあんさま」の註みたいに「丸の内線には三丁目が3つある。本郷三丁目、四谷三丁目、新宿三丁目である」といったフレーズを思いついているのだけれども使うアテはない。
文房堂と世界堂ではカランダッシュの黒鉛鉛筆777も買おうとしたが指定硬度はどちらもなかった。廃盤になったので買えるだけ買っておこうと考えたのだけどね。芯は心持ち硬く、滑らかで、黒さも強めで、何よりもカリフォルニアレッドシダーのモノがよく切り出しでよく削れるのが気に入っていたのだけれどもねえ。
そして、今、家に戻るとその777が通販で発注した分、12本届いていた。これは1本270円位で買った。使用中は無慮40本、今回の通販と前の通販で買ったのが20本で、紙と鉛筆派だがまずは20年は大丈夫かなと。
あと、色鉛筆も高くなった。推敲と校正で使うファーバーカステルのポリクロノス色鉛筆を使っている。色がハッキリ出て見やすいので一度使うと普通の事務用色鉛筆には戻れない。ただ、それも1本350円を超えた。高くなったなあと。
■ 東方書店で扱います
新刊について、江府の書肆の中でも名高い神保町の東方書店で預かってくれることになりました。金曜あたりに納品するので来週ころには並ぶかと思います。同人書店が苦手な人はどうぞ。
父の入院のゴタゴタで宣伝できなかったけど、前の号も扱っています。あわせてお買い上げください。
■ とらのあな でパンフと突発本の扱いが始まってます
あと、とらのあなで、パンフと突発本の扱いが始まっています。こちらもどうぞ。
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
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冬コミ申し込みはしておきました。
WEB用に色つけてみました。最初に図版はキンアカとか使ってたのですがキツすぎるので彩度を落として、メルアドと誌名も優先度は低いから彩度を落として、コントラストが強烈になりすぎないように背景にも薄っすら色塗ってと結構めんどかったです。
たぶん「内陸決戦戦力への投資は無駄、その資源は海空戦力や海浜戦力増強できるだろ」って内容になるのではないかと思う。10式、16式、19式っていまさら買うものでもないよねと。
まあ、陸自の海浜戦力もねえ。80年代末になって、ようやく対艦ミサイルとか水際機雷を渋々買った組織でその後も89式だの90式だの内陸決戦戦力の方に金突っ込んだのが陸自だからね。水陸機動団や輸送船よりも戦車なんだろうね。
通販関係です。
・ 本誌 「イージス艦の迎撃距離は短くなるか」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178129/
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
WEB用に色つけてみました。最初に図版はキンアカとか使ってたのですがキツすぎるので彩度を落として、メルアドと誌名も優先度は低いから彩度を落として、コントラストが強烈になりすぎないように背景にも薄っすら色塗ってと結構めんどかったです。
たぶん「内陸決戦戦力への投資は無駄、その資源は海空戦力や海浜戦力増強できるだろ」って内容になるのではないかと思う。10式、16式、19式っていまさら買うものでもないよねと。
まあ、陸自の海浜戦力もねえ。80年代末になって、ようやく対艦ミサイルとか水際機雷を渋々買った組織でその後も89式だの90式だの内陸決戦戦力の方に金突っ込んだのが陸自だからね。水陸機動団や輸送船よりも戦車なんだろうね。
通販関係です。
・ 本誌 「イージス艦の迎撃距離は短くなるか」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178129/
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
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今年も8月15日。終戦の日が来ました。金曜日にはTBSラジオで亡くなられた秋山ちえ子の『かわいそうなしゃち』の朗読が始まりました。
昭和の御聖代に小学校教育を受けた人はみんな知っています。毎年、あの暑い夏の一日の記念日に、秋山ちえ子は戦争を語り継ぐため、相模湾、江ノ島でのおはなしを朗読をします。
戦争中に起きたゾウやライオン、ヒョウのお話はご存知でしょう。ジョーイもそのような動物の一頭です。
日本の軍隊は戦争にシャチをつかおうとしました。爆弾をつけてアメリカの潜水艦に体当りして沈めよう。そう考えたのです。水族館のジョーイは潜水艦にぶつかると餌をもらえる芸を仕込まれました。潜水艦を見つけて体に縛り付けた爆雷の信管をぶつける。O金物、オルカカナモノとしてのお稽古をさせられたのです。
でも、ジョーイは戦争にいきませんでした。日本は負け続けてジョーイを南方に連れて行く船がなくなりました。役立たずになったジョーイは江ノ島にある生育った水族館に留め置かれました。そして毎日近くの海で遊んでは帰ってくるといったように、ノンビリ過ごしていました。
でも戦争は内地まで近づいています。すでに特攻隊はフィリッピンでも沖縄でも何遍も何遍も飛び立っていました。そして内地でも空襲が始まっていました。
食べ物も足りなくなりました。みんなは毎日おなかをすかしていました。そして食べ物を食べられずに餓え死にしてしまう人もでてきました。
このままではジョーイを飼い続けることは出来ません。シャチは1日に10貫目20貫目の魚を食べてしまうのです。これは人間が1日に食べる魚の100倍や200倍です。その魚があれば1000人も2000人もの人が助かるのです。
人間の命とシャチの命どちらが大事なのでしょうか。それは誰にもわかることでした。
ついに地方長官から「ジョーイを殺しなさい」という命令が出てしまいました。
水族館ではジョーイを注射で殺そうとしました。馬に使う大きな大きな注射器です。せめて苦しまないようにと毒薬ではなくアヘンを注射しようとしました。
でも針は海獣の厚い皮を通さずポキリと折れてしまいます。
大好きな魚にアヘンを入れて与えようとしました。鯖や鯵のハラワタのところに毒をいれて食べさせようとしました。でも、とても賢いジョーイはそれを見抜いて鼻先で跳ねてしまいます。
担当の長谷川さんはモウ命令に従うことはできません。
県庁に逆らうことを承知でジョーイを逃しました。外房の沖まで送りました。でも水族館で育ったジョーイは餌を自分でとれません。自然の海では生きていけません。すぐに江ノ島まで帰ってきてしまうのです。
生まれ育ったプールに戻して欲しい。その一心でジョーイは水族館の前で芸をします。飛び上がって回転したり、上半身を水上に突き出してみたり、逆立ちをして尻尾を立ててみたり。飼育員さんを鼻先に乗せようとしたりして、ほめてもらおうとするのです。
それを見ていた水族館のみんなも薬殺や鉄砲で殺すことは可哀想でとてもとてもできないと思いました。プールで餓死させるしかないだろうと決めました。
しかし、そんなことを知るジョーイではありません。よい芸を見せれば今まで育ててくれた人間が餌をくれるものと信じています。芸をすれば体力が奪われてしまうというのに。
ジョーイはどんどん弱っていってしまいました。見事な流線型の体は脂肪が減ってあばら骨が出てしまいました。ほとんど衰弱して、ただ浮かぶだけになってしまいますが、長谷川さんを見つけるとあのとても綺麗で澄んだ眼で見つめて、餌を貰おうと芸をみせようとするのです。
長谷川さんはもう我慢はできません。ついに食料のサバやイワシをジョーイに分けてしまいました。海軍に採られた支援船のかわりにあてがわれた汚穢船で、しかも貴重な燃料を使った漁労で手に入れた貴重な食料です。「ジョーイ、腹が減ったろう」と食べさせてしまいました。
他の飼育員のおじさんたちは何もいえませんでした。所長も、大学の人も、県庁の人も、ポンドを間借りしている海軍の人たちもみんな黙って見ないふりをしていました。
中には涙を流している人もいました。ジョーイが長谷川さんの実の子供と同じと知っていたからです。長谷川さんの幼い息子が亡くなったその日に、ジョーイのお母さんもお産で死にました。その赤ちゃんシャチを自分の子供のように育てたのを知っているからです。
みんなその晩に話し合いをしました。「ジョーイを殺すことなんかできない」「心を鬼にしてプールからジョーイを追い出そう。銛でついてもいい、音でいじめてもいい、普通のシャチとは違う体になってしまったけれども、外に出れば、お腹が空けばいつかは魚を食べるだろう。」
でも、海軍の人は申し訳なさそうに口を開きました。「ジョーイが三浦半島に住み着いてしまったら、特攻隊の若い人を殺してしまうかもしれません」
戦争は過酷でした。特攻隊は東京のすぐそばにまで準備されていました。相模湾の近くにある三浦半島でアメリカの軍艦に体当りする訓練をしていたのです。
特攻隊の人たちは小さな潜水艦に乗っていました。二人乗りや五人乗りの魚雷のような潜水艦です。あまりに小さいのでジョーイがぶつかるだけでひっくり返ってしまいます。そして一度倒れると二度と浮かび上がらなくなってしまうかもしれないのです。
飼育員のみんなも黙ってしまいました。実は戦争がどうなっているか、軍隊の方針がどうであるのかということは誰の頭にもありませんでした。でも、みんなは特攻隊の自分の子供のような年齢の兵隊さんの身の上を思うとなんともいえませんでした。兵隊さんたちは水族館の近くの横須賀や辻堂に住んでいます。そして上陸日には鎌倉や江ノ島に遊びにきていました。ジョーイの芸を楽しみに見に来ていたくらいですからなおさらです。
予備学生のなかには学生時代の研究で水族館に通っていた人もいました。分隊士になって帰ってきた学生さんは予科練の、しかも繰り上げの、まだニキビの残る下士官や特年兵を連れて遊びに来ました。そして彼らジョーイの鼻先に乗せてやれるように懇願しました。下士官も軍服を着ながらジョーイの鼻や背に乗って無邪気に喜んで、貴重品になった特別配給のお菓子をジョーイに食べさせようとしたりしているのも見ていました。
その兵隊さんが乗る潜水艇はあぶない乗り物でした。ちょっと事故を起こせば沈んだままになってしまうのです。そのまま殉職してしまうことも知っていました。みんなは、もう若い人が、訓練で死ぬのはやりきれないです。
長谷川さんが口を開きました。「もう、ジョーイには何の餌もやらない」みんなは、下をうつむいて何も離しませんでした。ただただ、長谷川さんを囲んで味のしない理研酒をまわし飲むだけでした。
それから10幾日たった暑い日の午前中にジョーイは死にました。ブールの隅に体をよりかけてバンザイの芸をしながら死にました。せめて綺麗な体で埋めてあげようと、一端引き上げて爆雷取付具や安全尖外しを取り除き、ガスが堪って膨れたお腹を開いたとき、本当は風呂桶のように大きなジョーイの胃袋は湯たんぽの大きさまでしぼんでいました。なかには水一滴残っていなかったそうです。
その日は8月15日でした。
いまでもジョーイの命日には鎌倉建長寺で慰霊祭が行われるそうです。
『かわいそうなしゃち』でした。
それではみなさん、ごきげんよう。
2009年夏『瀛報』(ようほう)29号のまえがきから、毎年書き足しと修正。
参 考
谷甲州「ジョーイ・オルカ」『星の墓標』(東京,早川書房,1987)
秋山ちえ子 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『金曜ワイドラジオTOKYOえんがわ』2024年8月9日(TBSラジオ)16時07分ころから
昭和の御聖代に小学校教育を受けた人はみんな知っています。毎年、あの暑い夏の一日の記念日に、秋山ちえ子は戦争を語り継ぐため、相模湾、江ノ島でのおはなしを朗読をします。
戦争中に起きたゾウやライオン、ヒョウのお話はご存知でしょう。ジョーイもそのような動物の一頭です。
日本の軍隊は戦争にシャチをつかおうとしました。爆弾をつけてアメリカの潜水艦に体当りして沈めよう。そう考えたのです。水族館のジョーイは潜水艦にぶつかると餌をもらえる芸を仕込まれました。潜水艦を見つけて体に縛り付けた爆雷の信管をぶつける。O金物、オルカカナモノとしてのお稽古をさせられたのです。
でも、ジョーイは戦争にいきませんでした。日本は負け続けてジョーイを南方に連れて行く船がなくなりました。役立たずになったジョーイは江ノ島にある生育った水族館に留め置かれました。そして毎日近くの海で遊んでは帰ってくるといったように、ノンビリ過ごしていました。
でも戦争は内地まで近づいています。すでに特攻隊はフィリッピンでも沖縄でも何遍も何遍も飛び立っていました。そして内地でも空襲が始まっていました。
食べ物も足りなくなりました。みんなは毎日おなかをすかしていました。そして食べ物を食べられずに餓え死にしてしまう人もでてきました。
このままではジョーイを飼い続けることは出来ません。シャチは1日に10貫目20貫目の魚を食べてしまうのです。これは人間が1日に食べる魚の100倍や200倍です。その魚があれば1000人も2000人もの人が助かるのです。
人間の命とシャチの命どちらが大事なのでしょうか。それは誰にもわかることでした。
ついに地方長官から「ジョーイを殺しなさい」という命令が出てしまいました。
水族館ではジョーイを注射で殺そうとしました。馬に使う大きな大きな注射器です。せめて苦しまないようにと毒薬ではなくアヘンを注射しようとしました。
でも針は海獣の厚い皮を通さずポキリと折れてしまいます。
大好きな魚にアヘンを入れて与えようとしました。鯖や鯵のハラワタのところに毒をいれて食べさせようとしました。でも、とても賢いジョーイはそれを見抜いて鼻先で跳ねてしまいます。
担当の長谷川さんはモウ命令に従うことはできません。
県庁に逆らうことを承知でジョーイを逃しました。外房の沖まで送りました。でも水族館で育ったジョーイは餌を自分でとれません。自然の海では生きていけません。すぐに江ノ島まで帰ってきてしまうのです。
生まれ育ったプールに戻して欲しい。その一心でジョーイは水族館の前で芸をします。飛び上がって回転したり、上半身を水上に突き出してみたり、逆立ちをして尻尾を立ててみたり。飼育員さんを鼻先に乗せようとしたりして、ほめてもらおうとするのです。
それを見ていた水族館のみんなも薬殺や鉄砲で殺すことは可哀想でとてもとてもできないと思いました。プールで餓死させるしかないだろうと決めました。
しかし、そんなことを知るジョーイではありません。よい芸を見せれば今まで育ててくれた人間が餌をくれるものと信じています。芸をすれば体力が奪われてしまうというのに。
ジョーイはどんどん弱っていってしまいました。見事な流線型の体は脂肪が減ってあばら骨が出てしまいました。ほとんど衰弱して、ただ浮かぶだけになってしまいますが、長谷川さんを見つけるとあのとても綺麗で澄んだ眼で見つめて、餌を貰おうと芸をみせようとするのです。
長谷川さんはもう我慢はできません。ついに食料のサバやイワシをジョーイに分けてしまいました。海軍に採られた支援船のかわりにあてがわれた汚穢船で、しかも貴重な燃料を使った漁労で手に入れた貴重な食料です。「ジョーイ、腹が減ったろう」と食べさせてしまいました。
他の飼育員のおじさんたちは何もいえませんでした。所長も、大学の人も、県庁の人も、ポンドを間借りしている海軍の人たちもみんな黙って見ないふりをしていました。
中には涙を流している人もいました。ジョーイが長谷川さんの実の子供と同じと知っていたからです。長谷川さんの幼い息子が亡くなったその日に、ジョーイのお母さんもお産で死にました。その赤ちゃんシャチを自分の子供のように育てたのを知っているからです。
みんなその晩に話し合いをしました。「ジョーイを殺すことなんかできない」「心を鬼にしてプールからジョーイを追い出そう。銛でついてもいい、音でいじめてもいい、普通のシャチとは違う体になってしまったけれども、外に出れば、お腹が空けばいつかは魚を食べるだろう。」
でも、海軍の人は申し訳なさそうに口を開きました。「ジョーイが三浦半島に住み着いてしまったら、特攻隊の若い人を殺してしまうかもしれません」
戦争は過酷でした。特攻隊は東京のすぐそばにまで準備されていました。相模湾の近くにある三浦半島でアメリカの軍艦に体当りする訓練をしていたのです。
特攻隊の人たちは小さな潜水艦に乗っていました。二人乗りや五人乗りの魚雷のような潜水艦です。あまりに小さいのでジョーイがぶつかるだけでひっくり返ってしまいます。そして一度倒れると二度と浮かび上がらなくなってしまうかもしれないのです。
飼育員のみんなも黙ってしまいました。実は戦争がどうなっているか、軍隊の方針がどうであるのかということは誰の頭にもありませんでした。でも、みんなは特攻隊の自分の子供のような年齢の兵隊さんの身の上を思うとなんともいえませんでした。兵隊さんたちは水族館の近くの横須賀や辻堂に住んでいます。そして上陸日には鎌倉や江ノ島に遊びにきていました。ジョーイの芸を楽しみに見に来ていたくらいですからなおさらです。
予備学生のなかには学生時代の研究で水族館に通っていた人もいました。分隊士になって帰ってきた学生さんは予科練の、しかも繰り上げの、まだニキビの残る下士官や特年兵を連れて遊びに来ました。そして彼らジョーイの鼻先に乗せてやれるように懇願しました。下士官も軍服を着ながらジョーイの鼻や背に乗って無邪気に喜んで、貴重品になった特別配給のお菓子をジョーイに食べさせようとしたりしているのも見ていました。
その兵隊さんが乗る潜水艇はあぶない乗り物でした。ちょっと事故を起こせば沈んだままになってしまうのです。そのまま殉職してしまうことも知っていました。みんなは、もう若い人が、訓練で死ぬのはやりきれないです。
長谷川さんが口を開きました。「もう、ジョーイには何の餌もやらない」みんなは、下をうつむいて何も離しませんでした。ただただ、長谷川さんを囲んで味のしない理研酒をまわし飲むだけでした。
それから10幾日たった暑い日の午前中にジョーイは死にました。ブールの隅に体をよりかけてバンザイの芸をしながら死にました。せめて綺麗な体で埋めてあげようと、一端引き上げて爆雷取付具や安全尖外しを取り除き、ガスが堪って膨れたお腹を開いたとき、本当は風呂桶のように大きなジョーイの胃袋は湯たんぽの大きさまでしぼんでいました。なかには水一滴残っていなかったそうです。
その日は8月15日でした。
いまでもジョーイの命日には鎌倉建長寺で慰霊祭が行われるそうです。
『かわいそうなしゃち』でした。
それではみなさん、ごきげんよう。
2009年夏『瀛報』(ようほう)29号のまえがきから、毎年書き足しと修正。
参 考
谷甲州「ジョーイ・オルカ」『星の墓標』(東京,早川書房,1987)
秋山ちえ子 朗読 土家由岐雄「かわいそうなぞう」『金曜ワイドラジオTOKYOえんがわ』2024年8月9日(TBSラジオ)16時07分ころから
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とりあえずメロンと、とらで通販している分です。実書店は来週にでも置いてもらえるか相談に行ってきます。
・ 本誌 「イージス艦の迎撃距離は短くなるか」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178129/
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
予約投稿の「かわいそうなシャチ」が上になるよう投稿時間はいじってます。
昨日から荒天準備で大変です。最悪コースは外れるようですが、それでも平均100ktと聞くとねえ、ガスト120kt行くのではないかと。
まずは波板の打ち付け。ウチの場合は2週間位前のゲリラ豪雨で倉庫というか、バラックの番屋の屋根の波板が2枚吹っ飛びました。とりあえずサンドレッドでロープ飛ばして、貨物用シートで覆ったのですが、100ktの台風と聞くとねえ。そこだけ新規の波板にしました。
どうみても強度上から屋根には乗れないので中央部傘釘がない部分がでてしまう。そこは下から穴を開けて紫外線に強い木綿のΦ6mm?位の紐で縛りました。あとは下からコーキング。完全防水は無理で、いずれは水は落ちてくるでしょうけど、暇をみて棒にグルーつけて伸ばして上から穴を塞ごうとね。その前にはさらに波板の溝も木綿の紐6条分で固縛しました。
家の周りもね。父の家は久しぶりに雨戸で包みました。敷地に無造作に置いてあるシートほかは集めて、上に重石やH鋼で抑えておきました。空のドラム缶はくるくる回して番屋の中です。
今まで文句を行っても「明日片付ける」で15年ほど放置した父の後始末の最終段階というわけです。本人は冷房効いて三食ついて関節動かすだけでも職員さんが褒めてくれる環境でマンザラでもない面しやがっているのが業腹でねえ。
まあ、台風は東にそれて川越在だとCPA50マイルはありそうなので、そこまでしなくても良かったのかもしれませんが、西に逸れたらエライことになっていたでしょうからねえ。今年の能登や5年くらい前の房総みたいに今の政府はなにもしないでしょうし。
・ 本誌 「イージス艦の迎撃距離は短くなるか」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178129/
・ パンフ 「中国の迫撃砲」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031178947/
・ 突発本 「どちらにも勝ちはないウクライナ戦争」
メロン https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2517325
トラ https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040031179385/
予約投稿の「かわいそうなシャチ」が上になるよう投稿時間はいじってます。
昨日から荒天準備で大変です。最悪コースは外れるようですが、それでも平均100ktと聞くとねえ、ガスト120kt行くのではないかと。
まずは波板の打ち付け。ウチの場合は2週間位前のゲリラ豪雨で倉庫というか、バラックの番屋の屋根の波板が2枚吹っ飛びました。とりあえずサンドレッドでロープ飛ばして、貨物用シートで覆ったのですが、100ktの台風と聞くとねえ。そこだけ新規の波板にしました。
どうみても強度上から屋根には乗れないので中央部傘釘がない部分がでてしまう。そこは下から穴を開けて紫外線に強い木綿のΦ6mm?位の紐で縛りました。あとは下からコーキング。完全防水は無理で、いずれは水は落ちてくるでしょうけど、暇をみて棒にグルーつけて伸ばして上から穴を塞ごうとね。その前にはさらに波板の溝も木綿の紐6条分で固縛しました。
家の周りもね。父の家は久しぶりに雨戸で包みました。敷地に無造作に置いてあるシートほかは集めて、上に重石やH鋼で抑えておきました。空のドラム缶はくるくる回して番屋の中です。
今まで文句を行っても「明日片付ける」で15年ほど放置した父の後始末の最終段階というわけです。本人は冷房効いて三食ついて関節動かすだけでも職員さんが褒めてくれる環境でマンザラでもない面しやがっているのが業腹でねえ。
まあ、台風は東にそれて川越在だとCPA50マイルはありそうなので、そこまでしなくても良かったのかもしれませんが、西に逸れたらエライことになっていたでしょうからねえ。今年の能登や5年くらい前の房総みたいに今の政府はなにもしないでしょうし。
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ここ1ヶ月ほど、負けインをずっとループしながら作業をしているのだけれども。
並行してつけているラジオで、ナイツの土曜ワイドの中でオリジナルのlove2000が流れたのだが、違和感がする。
どっちかというと、EDの方がホンモノに聞こえる。負けインを最初に見たときに、「どっかで聞いたような歌」でもとの印象が薄かった影響かもしれないが、その後のヘビロテで完全にedの方で上書きされているのが大きいのだろう。
そもそも、もう20年前の歌とはねえ。
・ 現 状
さっき、新刊がクロネコで届きました。まだ開墾してません
今は、いつものA6旋風装と称する折パンフを折っています。昨日のうちにパイロット版は折り終えて通販には掲載しましたが、そこで力尽きて寝てしまい、今、涙を流しながら残りを折っています。あと50?位で折り終えて、圧密工程に映る予定です。
時間があれば、というか、時間を作って突発本を作る予定です。ウクライナ情勢で些末な局地戦に熱中しているヤツってなんなのかねって内容です。一杯いるでしょ、OSINTだのなんだのいってSNS個情報をコレクションしているヤツ。あとはウクライナが勝たないと怒るやつの数もおおいですね。
どーかんがえてもどっちの勝ちもないよ。米英はどーでもいいと思っているよ。日本からすれば他人事だよ。そんな内容で書くつもりで考えながら竹輪(ヤマサではなくて製本用の指竹輪)で90㎏の紙を折っています。
並行してつけているラジオで、ナイツの土曜ワイドの中でオリジナルのlove2000が流れたのだが、違和感がする。
どっちかというと、EDの方がホンモノに聞こえる。負けインを最初に見たときに、「どっかで聞いたような歌」でもとの印象が薄かった影響かもしれないが、その後のヘビロテで完全にedの方で上書きされているのが大きいのだろう。
そもそも、もう20年前の歌とはねえ。
・ 現 状
さっき、新刊がクロネコで届きました。まだ開墾してません
今は、いつものA6旋風装と称する折パンフを折っています。昨日のうちにパイロット版は折り終えて通販には掲載しましたが、そこで力尽きて寝てしまい、今、涙を流しながら残りを折っています。あと50?位で折り終えて、圧密工程に映る予定です。
時間があれば、というか、時間を作って突発本を作る予定です。ウクライナ情勢で些末な局地戦に熱中しているヤツってなんなのかねって内容です。一杯いるでしょ、OSINTだのなんだのいってSNS個情報をコレクションしているヤツ。あとはウクライナが勝たないと怒るやつの数もおおいですね。
どーかんがえてもどっちの勝ちもないよ。米英はどーでもいいと思っているよ。日本からすれば他人事だよ。そんな内容で書くつもりで考えながら竹輪(ヤマサではなくて製本用の指竹輪)で90㎏の紙を折っています。
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民営化電電公社が電報サービスを止めると言い出している。
NHK NEWS EB「電報サービス「終了させる方向で議論を」NTT社長」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014540721000.html
これ、もと五現業の郵便局が電報の商標買って昔の電子郵便の、今のWebゆうびんを、電子郵便報知サービスとかにすればいいのではないかね。
今でも連絡つかないやつの最終連絡手段が電報だけど、同じ仕組みで「電子ゆーびんデース」って戸口までもってけばいいんじゃないの。郵便小包と同じで夜9時位までの配達にすればね。
冠婚葬祭なんか今でも、Webレタックスとかやってるわけで、それに電報の商標付けてでやればいいし、葬祭場や結婚式場にプリンターと、それっぽい厚紙用意してPDFで現地印刷させれば配達の手間ないし、ネットトラブルとにそなえても、その時間だけ見なし従業員にして電話で「文面はタイプA『やみもう』で、紙は鶏っぺえ「鳳凰」で、名前は、為替のか、ラジオのら…」で印字させればいい。
そもそも、アレ漢字とかやめて、白い紙に全部カタカナでいいとおもう。そっちのほうが電報臭いし。ウナとかカソとかつけ
NHK NEWS EB「電報サービス「終了させる方向で議論を」NTT社長」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014540721000.html
これ、もと五現業の郵便局が電報の商標買って昔の電子郵便の、今のWebゆうびんを、電子郵便報知サービスとかにすればいいのではないかね。
今でも連絡つかないやつの最終連絡手段が電報だけど、同じ仕組みで「電子ゆーびんデース」って戸口までもってけばいいんじゃないの。郵便小包と同じで夜9時位までの配達にすればね。
冠婚葬祭なんか今でも、Webレタックスとかやってるわけで、それに電報の商標付けてでやればいいし、葬祭場や結婚式場にプリンターと、それっぽい厚紙用意してPDFで現地印刷させれば配達の手間ないし、ネットトラブルとにそなえても、その時間だけ見なし従業員にして電話で「文面はタイプA『やみもう』で、紙は鶏っぺえ「鳳凰」で、名前は、為替のか、ラジオのら…」で印字させればいい。
そもそも、アレ漢字とかやめて、白い紙に全部カタカナでいいとおもう。そっちのほうが電報臭いし。ウナとかカソとかつけ
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たまに非日本語メディアに載る。前は、屈指の華字誌『亜州週刊』で取り上げられたことがあって嬉しかったデス。
今回は『ジャパン・タイムズ』に載りました。https://www.japantimes.co.jp/news/2024/08/06/japan/politics/sdf-defense-ministry-scandals/
時間があったら、「仮称『日本新聞』」と書いていたけどコミケ作業で子。同じ用に赤旗の分は「仮称『新河岸川新聞』で『森林窃盗の厳罰取り締まりは良くない』って書いた」と予告したはず。
ごくたまに接触がある香港フェニックスに出たら「仮称『宮崎フェニックス・テレビ』で『新婚旅行ブーム再び』についてインタビュー受けた」とか書くと思う。
『日本』て陸羯南だよね、とぐぐったら、休刊後に小川平こと鉄相小川平吉が再興したとは知らなかった。でもまあ、「おがへい」って口にすると「天下の糸平」に似ているなあと。「『天下の糸平』だけでよかろう」と福地桜痴が言ったというアレ。
https://jmapps.ne.jp/sumida_bunkazai/det.html?data_id=101094
今回は『ジャパン・タイムズ』に載りました。https://www.japantimes.co.jp/news/2024/08/06/japan/politics/sdf-defense-ministry-scandals/
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ごくたまに接触がある香港フェニックスに出たら「仮称『宮崎フェニックス・テレビ』で『新婚旅行ブーム再び』についてインタビュー受けた」とか書くと思う。
『日本』て陸羯南だよね、とぐぐったら、休刊後に小川平こと鉄相小川平吉が再興したとは知らなかった。でもまあ、「おがへい」って口にすると「天下の糸平」に似ているなあと。「『天下の糸平』だけでよかろう」と福地桜痴が言ったというアレ。
https://jmapps.ne.jp/sumida_bunkazai/det.html?data_id=101094
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夏コミの新刊です。SPY-6とESSMブロック2で迎撃距離が伸びると思ったら大間違いだぞ、といった内容です。
メロンです
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
とらです
https://creator.toranoana.jp/item-details/040031178129
国産A-SAMだかで、対艦ミサイル発射する前に搭載機を落とせるみたいな、国産兵器大好キッズのピント外れ予想にインスピレーションを受けてかきましたです。
まえがきが、ファミレス深夜営業なくなったよね、あとがきが、ダンジョン飯ってフード理論だから問題は前部食事で解決しているよねという中身です。
これで、仕事とか家事とか趣味とかがようやく一段落しました。最後に取材受けがいっぱい来て、いそがしかったものでね。
最近の仕事だと、東京新聞とか赤旗日曜版あります。変わったところだと東奥日報で見開き2面の「沢田教一とオリンピック」の記事に写真付きで長文コメントしました。ベトナム戦争と沢田さんで「わだばキャパになる」といった内容です。
メロンです
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2504123
とらです
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国産A-SAMだかで、対艦ミサイル発射する前に搭載機を落とせるみたいな、国産兵器大好キッズのピント外れ予想にインスピレーションを受けてかきましたです。
まえがきが、ファミレス深夜営業なくなったよね、あとがきが、ダンジョン飯ってフード理論だから問題は前部食事で解決しているよねという中身です。
これで、仕事とか家事とか趣味とかがようやく一段落しました。最後に取材受けがいっぱい来て、いそがしかったものでね。
最近の仕事だと、東京新聞とか赤旗日曜版あります。変わったところだと東奥日報で見開き2面の「沢田教一とオリンピック」の記事に写真付きで長文コメントしました。ベトナム戦争と沢田さんで「わだばキャパになる」といった内容です。
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