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Category : 未分類
警察予備隊はなぜ三八式と四四式を使わなかったのか。
弾薬を国民党に全部くれたせいもあるかもしれない。国民党が東京のGHQに6.5ミリJAPをありったけくれといった。そしてGHQはおそらくは全部くれてやった。だから6.5ミリは在庫払底で警察予備隊ほかに渡せなかったあたりではないか。
家だと一つのことに集中できない。だから喫茶店かファミレスに行く。今日はインター近くのロイホで修行した。今後の予定の確認と原稿の種だしと昔買った本の読み直しと中文資料を読んでいた。
本は選書メチエの『代官の生活』でもう18年も前に買ったやつ。当時、1回ほど読んで本棚放り込んだままで18年ぶりに読み返した。
■ 戦後の日式装備部隊
そのあと、やはり貯めておいた『抗日戦争研究』を読んだのだ。
そこで「国民党が戦後に日本の機甲戦力を導入」みたいな話を発見した。ただ、これは読み間違いで正確にいえば「日本の武器を導入した部隊を作った」話だった。「抗戦勝利后国民党軍日械部隊研究」で「機械」ではなく「械」で「械闘」の言葉からすれば「からくり」というよりは武器のニュアンス。
戦争集結から暫くの間、国民党は日本兵器への装備更新を進めていた。
国民党は戦争が終わったので装備貧弱であった陸軍の整編と装備充実を進めようとした。戦争末期に定めた1945年2月の三十四年編制や戦後の1946年に定めた三十五年編制への改変である。
ただ、制式武器は足りなかった。国産兵器の供給力は低い上、レントリース停止で米式兵器が入ってこなくなっておりドイツ式も米国式装備の部隊は作れなかった。そこで大量に捕獲した日本兵器で部隊の改変を図ったのである。
結果、半分以上の師が日式装備となった。日本は大陸に大量の武器を持ち込んでいた。それが降伏で国民党に引き渡された。大陸と台湾とインドシナ北部の日軍降伏により国民党は戦争終結時に持っていた武器と同じかそれ以上の数の日本製武器を手に入れた。
参謀総長だった陳誠の見積もりだと140ヶ師の装備が充当できる数であった。重装備も持った本格的な師、おそらくは整編後の師団級となった師を40ヶ、軽装備の師であれば100ヶ程度を作れる数である。
■ 6.5ミリは暫定配備のつもり
そのため日式弾薬の生産もはじめている。同様に日式武器に依存していた共産党側の生産が有名だが国民党側も弾薬は作っていた。
それでも「流石に6.5ミリJAPの生産設備を作るのはねえ」となったらしい。
これは民国の小銃は中正-漢陽とモーゼル系で7.92ミリである影響もある。
当然ながら6.5ミリ系は古く物足りなくもみえたのだろう。当時は中国人の方が格段に体格はよい。反動が少ないのは威力が少ないようにも感じられる。大陸で使うには射程もやや短い。馬の殺傷にも向かない問題がある。
また、九九式小銃や九九軽機には残す価値も合った。銃身改削で7.92ミリにできたからである。中正式まあ乱暴に言えば民国版Kar-98製造の3割のコストで99式小銃は7.92ミリに改修できた。
小銃弾は将来も使う99式向けの7.7ミリJAPに絞りそれを改造まで供給する。当座のあいだ日式小銃、軽機、重機のあてればよいとした。
■ GHQにおねがい
でも、日式装備を部隊に配備すると6.5ミリが不足する。日本捕獲小銃は13万丁だが数は三八/四四式の方が多い。8万丁と99式小銃の5万丁の倍近くあったから当然である。
そこで国民党は東京のGHQに「6.5ミリJAPをくれ」と要求した。
そして在庫をもらった様子である。記事では「モウ生産設備がないので」となったとあるが、ある限りの在庫は貰えたとも読みうる。
これが警察予備隊に三八式が出てこなかった理由の一つではないかね。弾がないから交付できなった。逆に九九式は30-06が使えたから「とりあえず使え」で渡せた。そのあたりではないかね。
■ 馬も5万頭ほど欲しい
ちなみに1947年以降の国民党は米式武器を貰えるようになったので日式武器なかでも小火器への依存度は下がったらしい。
ただ、重装備は以前として日式だよりであった。
それに関連して国民党軍には「曳く馬がない」問題も生じていた。どうも日本製の野砲以上を曳く場合には西洋馬と交配を進めた日本軍用馬が要る。中国馬ではうまくいかない様子である。
だから「日本に『戦後賠償で馬5万頭寄越せと言え』」との主張もあった。記事には後方組織の聯勤がその案を出したともある
ちなみに、その場合にはこんどは馬糧の問題が生じることになる。日本馬は丈夫で病気もしないのだが大柄すぎて大食らいでもある。兵隊3ー4人分は食べるので国民党軍にとっては補給が厄介となる問題もあったらしい。
弾薬を国民党に全部くれたせいもあるかもしれない。国民党が東京のGHQに6.5ミリJAPをありったけくれといった。そしてGHQはおそらくは全部くれてやった。だから6.5ミリは在庫払底で警察予備隊ほかに渡せなかったあたりではないか。
家だと一つのことに集中できない。だから喫茶店かファミレスに行く。今日はインター近くのロイホで修行した。今後の予定の確認と原稿の種だしと昔買った本の読み直しと中文資料を読んでいた。
本は選書メチエの『代官の生活』でもう18年も前に買ったやつ。当時、1回ほど読んで本棚放り込んだままで18年ぶりに読み返した。
■ 戦後の日式装備部隊
そのあと、やはり貯めておいた『抗日戦争研究』を読んだのだ。
そこで「国民党が戦後に日本の機甲戦力を導入」みたいな話を発見した。ただ、これは読み間違いで正確にいえば「日本の武器を導入した部隊を作った」話だった。「抗戦勝利后国民党軍日械部隊研究」で「機械」ではなく「械」で「械闘」の言葉からすれば「からくり」というよりは武器のニュアンス。
戦争集結から暫くの間、国民党は日本兵器への装備更新を進めていた。
国民党は戦争が終わったので装備貧弱であった陸軍の整編と装備充実を進めようとした。戦争末期に定めた1945年2月の三十四年編制や戦後の1946年に定めた三十五年編制への改変である。
ただ、制式武器は足りなかった。国産兵器の供給力は低い上、レントリース停止で米式兵器が入ってこなくなっておりドイツ式も米国式装備の部隊は作れなかった。そこで大量に捕獲した日本兵器で部隊の改変を図ったのである。
結果、半分以上の師が日式装備となった。日本は大陸に大量の武器を持ち込んでいた。それが降伏で国民党に引き渡された。大陸と台湾とインドシナ北部の日軍降伏により国民党は戦争終結時に持っていた武器と同じかそれ以上の数の日本製武器を手に入れた。
参謀総長だった陳誠の見積もりだと140ヶ師の装備が充当できる数であった。重装備も持った本格的な師、おそらくは整編後の師団級となった師を40ヶ、軽装備の師であれば100ヶ程度を作れる数である。
■ 6.5ミリは暫定配備のつもり
そのため日式弾薬の生産もはじめている。同様に日式武器に依存していた共産党側の生産が有名だが国民党側も弾薬は作っていた。
それでも「流石に6.5ミリJAPの生産設備を作るのはねえ」となったらしい。
これは民国の小銃は中正-漢陽とモーゼル系で7.92ミリである影響もある。
当然ながら6.5ミリ系は古く物足りなくもみえたのだろう。当時は中国人の方が格段に体格はよい。反動が少ないのは威力が少ないようにも感じられる。大陸で使うには射程もやや短い。馬の殺傷にも向かない問題がある。
また、九九式小銃や九九軽機には残す価値も合った。銃身改削で7.92ミリにできたからである。中正式まあ乱暴に言えば民国版Kar-98製造の3割のコストで99式小銃は7.92ミリに改修できた。
小銃弾は将来も使う99式向けの7.7ミリJAPに絞りそれを改造まで供給する。当座のあいだ日式小銃、軽機、重機のあてればよいとした。
■ GHQにおねがい
でも、日式装備を部隊に配備すると6.5ミリが不足する。日本捕獲小銃は13万丁だが数は三八/四四式の方が多い。8万丁と99式小銃の5万丁の倍近くあったから当然である。
そこで国民党は東京のGHQに「6.5ミリJAPをくれ」と要求した。
そして在庫をもらった様子である。記事では「モウ生産設備がないので」となったとあるが、ある限りの在庫は貰えたとも読みうる。
これが警察予備隊に三八式が出てこなかった理由の一つではないかね。弾がないから交付できなった。逆に九九式は30-06が使えたから「とりあえず使え」で渡せた。そのあたりではないかね。
■ 馬も5万頭ほど欲しい
ちなみに1947年以降の国民党は米式武器を貰えるようになったので日式武器なかでも小火器への依存度は下がったらしい。
ただ、重装備は以前として日式だよりであった。
それに関連して国民党軍には「曳く馬がない」問題も生じていた。どうも日本製の野砲以上を曳く場合には西洋馬と交配を進めた日本軍用馬が要る。中国馬ではうまくいかない様子である。
だから「日本に『戦後賠償で馬5万頭寄越せと言え』」との主張もあった。記事には後方組織の聯勤がその案を出したともある
ちなみに、その場合にはこんどは馬糧の問題が生じることになる。日本馬は丈夫で病気もしないのだが大柄すぎて大食らいでもある。兵隊3ー4人分は食べるので国民党軍にとっては補給が厄介となる問題もあったらしい。
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積んどいた『太平洋学報』の「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」* を読んでたのだが中文で書かれているのでアジア・アフリカほかの非同盟諸国の国名と人名がパッと出て来ない。
国名がわかればどうとでもなる。インド、インドネシア、スリランカ、ビルマ、日本語と字が違うけど東埔寨でカンボジアからどうとでもなる。それっぽい漢字でネルーであると検討はつく。特にシアヌークは親王がつくから明白に分かる。
でも国名わからず人名も検討つかずだとね。かそうじて「阿聯の納賽尓」はアラブ連合と読みからナセルだと文脈でわかった。だが「南斯拉夫の鉄托」と「加納の恩克魯瑪」はパッとわからない。
人名の「鉄托」の後ろにTitoとあるのでチトーとある、国名も読みはスラブなんでユーゴスラビアだろうなと思うのだが、南で引っかかる「たぶんユーゴスラビアは『南のスラブ』で意訳なんだろう」と調べると果たして「南にあるスラブ人の国」だった。
も一つは「加納の恩克魯瑪」でパッと見で「なんでカナダなのか」と初見で思った。人名はNKだけ。これはググってガーナのエンクルマだとね。エは便宜上でンクルマとは知ってたけど、NKは略し過ぎではないかと。
内容をかいつまむと1961年の中印国境紛争の仲裁の話。
目新しい結論は「それで印度は顔を失った」というもの。中国は第三世界の仲介に真面目に取り合ったけど印度はそうではない。非同盟諸国の筆頭みたいな顔してたのに英米に軍事援助を求めるあたりで以降はそうなる。実際にそこからは非同盟諸国は中国に靡いたというもの。
インド国技の掌返しはそのころからということだねえ。その場その場の都合で手のひらを覆す。最近だと武器技術を欲しさにイスラエルに接近している。そしてイスラエル非難決議への賛成から手を引いている。節操ないものだ。
なお、中国も無人機技術ほしさでイスラエルに接近してる。でもイスラエル非難決議はいつでも賛成している。
信用とはこういったあたりから生まれるものよねと。
そのインドと仲良くしようとしたヤツは、お人好しがすぎるものだよ。ロシアと仲良くすれば北方領土が帰ってくるもおんなじ。まあそいつが言い出した「自由で開かれたインド太平洋」云々をヨイショしていた安全保障セクターもまあねえ。「せめてインド抜け」の一言も言わないのはどーかしているもんだよ。
* 高志平、趙振宇「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」『太平洋学報』30.6(中国太平洋学会、2020年6月)pp.25-37.
国名がわかればどうとでもなる。インド、インドネシア、スリランカ、ビルマ、日本語と字が違うけど東埔寨でカンボジアからどうとでもなる。それっぽい漢字でネルーであると検討はつく。特にシアヌークは親王がつくから明白に分かる。
でも国名わからず人名も検討つかずだとね。かそうじて「阿聯の納賽尓」はアラブ連合と読みからナセルだと文脈でわかった。だが「南斯拉夫の鉄托」と「加納の恩克魯瑪」はパッとわからない。
人名の「鉄托」の後ろにTitoとあるのでチトーとある、国名も読みはスラブなんでユーゴスラビアだろうなと思うのだが、南で引っかかる「たぶんユーゴスラビアは『南のスラブ』で意訳なんだろう」と調べると果たして「南にあるスラブ人の国」だった。
も一つは「加納の恩克魯瑪」でパッと見で「なんでカナダなのか」と初見で思った。人名はNKだけ。これはググってガーナのエンクルマだとね。エは便宜上でンクルマとは知ってたけど、NKは略し過ぎではないかと。
内容をかいつまむと1961年の中印国境紛争の仲裁の話。
目新しい結論は「それで印度は顔を失った」というもの。中国は第三世界の仲介に真面目に取り合ったけど印度はそうではない。非同盟諸国の筆頭みたいな顔してたのに英米に軍事援助を求めるあたりで以降はそうなる。実際にそこからは非同盟諸国は中国に靡いたというもの。
インド国技の掌返しはそのころからということだねえ。その場その場の都合で手のひらを覆す。最近だと武器技術を欲しさにイスラエルに接近している。そしてイスラエル非難決議への賛成から手を引いている。節操ないものだ。
なお、中国も無人機技術ほしさでイスラエルに接近してる。でもイスラエル非難決議はいつでも賛成している。
信用とはこういったあたりから生まれるものよねと。
そのインドと仲良くしようとしたヤツは、お人好しがすぎるものだよ。ロシアと仲良くすれば北方領土が帰ってくるもおんなじ。まあそいつが言い出した「自由で開かれたインド太平洋」云々をヨイショしていた安全保障セクターもまあねえ。「せめてインド抜け」の一言も言わないのはどーかしているもんだよ。
* 高志平、趙振宇「不結盟国家対1962年中印辺界衝突的調解」『太平洋学報』30.6(中国太平洋学会、2020年6月)pp.25-37.
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ネットフリックスで2020年の『富豪刑事』があったので仕事しながら見てた。
まあ突然の面倒があってこの2週間はトラブルと仕事づけだった。家で一人で原稿を書くとなるとなにか流さないと厳しいものでネットフリックスのおすすめのままに再生していたときにでてきてそのまま流し見していた。
そこで、ふと気づいたのが元の話と違うこと。「元の話とは全く違う。金持ちがカネで解決の構図だけを流用した形となっている。」とね。
すると、読んでいることを忘れていたことにも気づいた。「多分読んでいるからそう言えるのだろう」ということにも気づいたものだ。たぶん80年代後半の筒井康隆全集か文庫本で読んだはず。
加えて、80年代作品だと思っていたら70年代発表だった。てっきり日本が金で浮かれた80年代前半のバブル前夜の作品だと思っていた。カネで解決とはそういう背景であるとやはり勝手に短絡していた。でもググると70年代の作品であるとのこと。
その上で考えれば納得はいく。80年代は虚航船団やら中南米文学への系統やらの実験的なやつばっか書いていた。また90年代は唯野教授に分かりやすくはなったが戯作的ではなくなった。富豪刑事みたいにシンプルなのだからそれ以前の70年代だよなとね。
あと、『地球の運動について』の最終巻買っといて読まない状態のやつ見つけて読んだのだけれども。第一巻から読んでて「実際は特に弾圧とかなかったよなあ」ってアレが最終巻でまとめて修正して史実に戻しているのが、なんつーか強引だと思いましたです。
まあ突然の面倒があってこの2週間はトラブルと仕事づけだった。家で一人で原稿を書くとなるとなにか流さないと厳しいものでネットフリックスのおすすめのままに再生していたときにでてきてそのまま流し見していた。
そこで、ふと気づいたのが元の話と違うこと。「元の話とは全く違う。金持ちがカネで解決の構図だけを流用した形となっている。」とね。
すると、読んでいることを忘れていたことにも気づいた。「多分読んでいるからそう言えるのだろう」ということにも気づいたものだ。たぶん80年代後半の筒井康隆全集か文庫本で読んだはず。
加えて、80年代作品だと思っていたら70年代発表だった。てっきり日本が金で浮かれた80年代前半のバブル前夜の作品だと思っていた。カネで解決とはそういう背景であるとやはり勝手に短絡していた。でもググると70年代の作品であるとのこと。
その上で考えれば納得はいく。80年代は虚航船団やら中南米文学への系統やらの実験的なやつばっか書いていた。また90年代は唯野教授に分かりやすくはなったが戯作的ではなくなった。富豪刑事みたいにシンプルなのだからそれ以前の70年代だよなとね。
あと、『地球の運動について』の最終巻買っといて読まない状態のやつ見つけて読んだのだけれども。第一巻から読んでて「実際は特に弾圧とかなかったよなあ」ってアレが最終巻でまとめて修正して史実に戻しているのが、なんつーか強引だと思いましたです。
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かの方々には何かの違和感を感じていた。
その一つは量的把握なのだろう。アレの国賊葬もそうなんだが、感情や世論の量的つかみがズレている。
■ 別に王政廃止論への反発はない
まずは「王政反対」の主張くらいで英国や英国民が反発すると考えているあたりがズレている。
英国にも王政廃止論者はいる。その主張は賛同をえられてはいないものの別段に反発を受けているわけではない。
また先代には女王退位論もあった。これはそれなりの賛同を得ていた。
そして基本は無関心である。賛成反対のいずれにせよ大した反応はない。これは日本の国体問題つまり君主制=天皇制への賛否も同じである。どちらにしてもさほども関心は惹かない。
この状況で王政反対を主張したくらいで英国の反発が生じると揶揄するあたりがまずは見当を外している。
■ 反対は世界の1%も行かない
その上で「世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)は量的把握としてもズレている。
まず、王政廃止論への反発はさほどではない。これはすでに述べたとおりである。王政派であっても「ああそう」で終わる。
また、反発するほどの過激分子はその国限りである。英国王政の廃止論を聞いて激怒するのは英国人、ほとんどはイングランド人限りである。他国の王政廃止論に反発する嶋田さんのような御仁はよほどの例外でしかない。
両者をかけ合わせればどうなるか。
世界人口の1%にも満たないということだ。
英国基準で見ると0.05%くらいか。反発する過激分子は人口の5%、英国人口は7000万人、世界人口は80億人とすると0.05%である。
多めに英連邦、まあ今の言い方ならコモンウェルスでみても1%あたりだ。英連邦26億人のうち英国王室を元首とするのを乱暴に半分13億人とみるとそうなる。実際には君主としてまともに見ている国は英国とカナダと豪州とニュージーランドくらいなもので全部合わせても1.5億くらいだから0,1%とも計算できるけどね。
一番シビアにイングランド人で外国にルーツがないやつで計算すると0.025%くらいではないかね。王政にシビアだろうスコットランド人や北アイルランド居住者を抜くとそんなものだろうよ。
■ 桁外れの間違いに気づかないあたりが
なんにせよ世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)となるものではない。
そして不思議でもある。たかだか英国の王政廃止論への反発が世界人口の何割にも及ぶと見做すあたりにはその感情が生じる。
まずは掴みでの量的把握がうまくいっていないのだろうねえ。 2倍3倍の間違いなんかはどうでもいいのだけど、桁外れの間違いをしているのに気づかないでいて平気である。かの方々にはそこに違和感を感じるものであるよ。
このあたりは以前の 「『略字は13%の人しか読めない』(嶋田兵庫大允隆志さん)とはね」もそうなのだけれども。
その一つは量的把握なのだろう。アレの国賊葬もそうなんだが、感情や世論の量的つかみがズレている。
銀星王@ginseiou
·【悲報】郡司真子さん、日本の天皇だけでなく英国王朝にまで喧嘩を売るw
MI6派遣されても知らんぞ?w
郡司真子/ Masako GUNJI@Koiramako
人の死は悼むが、
私は王政や天皇制に反対しています。
王政や天皇制は、
差別主義だからです。
https://twitter.com/Koiramako/status/1567970514320396288
https://twitter.com/ginseiou/status/1568013297236209664
嶋田兵庫大允隆志@Shimada_Hyougo
この人、世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してないんでしょうね。
https://twitter.com/Shimada_Hyougo/status/1568067412343537665
■ 別に王政廃止論への反発はない
まずは「王政反対」の主張くらいで英国や英国民が反発すると考えているあたりがズレている。
英国にも王政廃止論者はいる。その主張は賛同をえられてはいないものの別段に反発を受けているわけではない。
また先代には女王退位論もあった。これはそれなりの賛同を得ていた。
そして基本は無関心である。賛成反対のいずれにせよ大した反応はない。これは日本の国体問題つまり君主制=天皇制への賛否も同じである。どちらにしてもさほども関心は惹かない。
この状況で王政反対を主張したくらいで英国の反発が生じると揶揄するあたりがまずは見当を外している。
■ 反対は世界の1%も行かない
その上で「世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)は量的把握としてもズレている。
まず、王政廃止論への反発はさほどではない。これはすでに述べたとおりである。王政派であっても「ああそう」で終わる。
また、反発するほどの過激分子はその国限りである。英国王政の廃止論を聞いて激怒するのは英国人、ほとんどはイングランド人限りである。他国の王政廃止論に反発する嶋田さんのような御仁はよほどの例外でしかない。
両者をかけ合わせればどうなるか。
世界人口の1%にも満たないということだ。
英国基準で見ると0.05%くらいか。反発する過激分子は人口の5%、英国人口は7000万人、世界人口は80億人とすると0.05%である。
多めに英連邦、まあ今の言い方ならコモンウェルスでみても1%あたりだ。英連邦26億人のうち英国王室を元首とするのを乱暴に半分13億人とみるとそうなる。実際には君主としてまともに見ている国は英国とカナダと豪州とニュージーランドくらいなもので全部合わせても1.5億くらいだから0,1%とも計算できるけどね。
一番シビアにイングランド人で外国にルーツがないやつで計算すると0.025%くらいではないかね。王政にシビアだろうスコットランド人や北アイルランド居住者を抜くとそんなものだろうよ。
■ 桁外れの間違いに気づかないあたりが
なんにせよ世界の何割に喧嘩売ったことになるのか、全く理解してない」(嶋田兵庫大允隆志)となるものではない。
そして不思議でもある。たかだか英国の王政廃止論への反発が世界人口の何割にも及ぶと見做すあたりにはその感情が生じる。
まずは掴みでの量的把握がうまくいっていないのだろうねえ。 2倍3倍の間違いなんかはどうでもいいのだけど、桁外れの間違いをしているのに気づかないでいて平気である。かの方々にはそこに違和感を感じるものであるよ。
このあたりは以前の 「『略字は13%の人しか読めない』(嶋田兵庫大允隆志さん)とはね」もそうなのだけれども。
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夏コミ新刊の販売状況です。
■ ひゅうが級はどう使われるか
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892
■ もがみ級とESSM (今からすればESSMブロック2を待っていたのではないかと思うといった本)
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610407
・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031009844/
■ 哨戒艦の仕事って哨戒だけじゃないよね (突発本:武装必要論も転向者の不要論も間違ってるよね本)
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1610724
・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031010311/
■ 東方書店:ひゅうが級はどう使われるか
■ 直接通販
・ メール貰えれば対応しますです。
■ ひゅうが級はどう使われるか
・ メロンブックス
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1585635
・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031004892
■ もがみ級とESSM (今からすればESSMブロック2を待っていたのではないかと思うといった本)
・ メロンブックス
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・ とらのあな
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031009844/
■ 哨戒艦の仕事って哨戒だけじゃないよね (突発本:武装必要論も転向者の不要論も間違ってるよね本)
・ メロンブックス
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P-1哨戒機の問題の漏れ出してきている。この2年ほどでは航空用兵や航空整備の職域以外からも「炎上案件」「もうダメ」といった話がで始めている。そしてそれは自衛隊から世間まで伝わり始めている。
問題は機体まわりにも存在するといった話には驚いたものだ。エンジンが病弱に過ぎる。対潜戦システムの更新で米P-8に全く追いつけていない。部品の手配が間に合わないといった既知の問題以外にも厄介を抱えているということだ。
そのP-1を褒める事情通とはなかなかのものだ。
即座に、おそらくは血液型AB型の方に反論されている。血液型はPOのような名前だが発言からすれば通常のABO型の人なのだろう。
実際に問題となっているのは稼働率である。共食い整備やエンジントラブルで航空群の約20機のうち何機が飛べないか。飛行不能なステイタスZがおそらくは5割かそれ以上でていることが問題となっている。
逆に可動機は飛行時間確保で使い潰される。約20機のうちステイタスAが10機しかいなくとも約25クルーの訓練はしなければならないからだ。実用の監視飛行の所要(翌日分含む)や緊急待機機体の1R2Rの所要もある。その場合は5機は平日は1日3ホップ程度の訓練飛行が課せられる。
だから飛んでいても不思議はない。逆に、飛んでいるのが特定機番といったあたりが問題を示唆する証拠である。
それからすればOOI@N_Mさんはモスクワ軍事パレードで引っかかるタイプである。ソ連は新型機を何回も上空通過させて大量保有の欺瞞をした。それを真に受けて「新型機の4機編隊が20航通したから80機体以上保有している」と判断するたいぷなのだろう。
■ 8月14日まで「日本はかならず勝つ」といってたのタイプだよね
さらにいうなら8月14日まで、あるいは15日正午になっても「日本は必ず勝つ」といっているタイプである。広島長崎に新型爆弾が落ちてもソ連が参戦しても「政府発表からすれば最後に勝つ」と言っている。さらには玉音放送を聞いても「畏れ多くも
天皇陛下は『戦争ガンバレ』といってたよ」といったものだ。
これはかつての3Dプリンターへの評価でも窺える。
ここ10年でその応用範囲は相当に拡大している。その動きが見えている中でも各国軍や航空産業が採用した段階でもオモチャ扱いしていた。また金属製トナーや焼結技術が見えてきた最近になってもプラスチックしか使えないと言い出してもいる。
EVもそうである。最近のEVシフトやその風潮といった動向を理解し得ない。そのため手垢のついた充電スポットの数の話を繰り返している。
EVが増えれば充電スポットの数も増える。それだけの話である。
「みんなが馬車をやめてT型フォードみたいなガソリン自動車としたとき移動で詰むよね。ロサンゼルス-ラスベガス間のガソリンスタンドの数とタンク容量からすれば順番待ちで1日潰れる(1908年)」みたいな話の繰り返しである。
そもそもEVは自宅で充電する。そして7割も充電しておけば大阪名古屋は往復できるのだが。
お身内はいつも「情報のアップデート」とか言う割には情報をアップデートできていない。まずは大本営発表のアップデートのコレクターである。だからP-1哨戒機でも3DプリンタでもEV自動車でも動向はつかめない。8月14日になっても日本は必ず勝つといっているわけだし15日の午後になっても「戦争がんばろー」となるわけである。
■ 経済性皆無で地球に厳しいロリータエンジンをいまだに夢見ているあたりもね
そいや、今日の問答からすれば今でもロリータエンジンは復活すると考えている様子でもある。REだかLEだかの現状はまずは8月14日くらいなんだがねえ。
遡れば、2017年にはロリータエンジン神州不滅論も展開している。すでにREを誰も相手にしなくなっている時期である。
そもそもマツダを信用するあたりがねえ。アレは販売店(というかブローカー)と付き合うとベラボーに安く売ってくれることだけが取り柄の会社でしかない。ウチはそれで40年付き合ってきたのだけれども、技術も品質も何の希望していなかった。その会社が推せるブランドがREしかないから推していただけの話である。
そして、そのマツダもREは実用車にはつけない。非実用品のRX-7の類だけに搭載していた。耐久性が低くて地球に厳しい悪燃費車が許される唯一の車種がスポーツカーである。そのスポーツカーとしても主流はレシプロエンジンのロードスターであった。
「コスモから50年経ってもマツダ1社だけ、しかもそのマツダも今では作っていないエンジン形式ってどーなのよ」といった発送に至らないのが不思議である。
問題は機体まわりにも存在するといった話には驚いたものだ。エンジンが病弱に過ぎる。対潜戦システムの更新で米P-8に全く追いつけていない。部品の手配が間に合わないといった既知の問題以外にも厄介を抱えているということだ。
そのP-1を褒める事情通とはなかなかのものだ。
ooi@n_m@JDSDE214
P-1がエンジントラブルで飛んでない…とか言われて共食い整備の犠牲に云々、国産エンジンガーとか流れて言ったが、飛んでないはずのP-1って結構飛んでる写真が出てるんだけどもが、アレは幻かなんかなのか。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1565698301982568453
即座に、おそらくは血液型AB型の方に反論されている。血液型はPOのような名前だが発言からすれば通常のABO型の人なのだろう。
エンリステッド(ワクチン第4射済)@kaizoku2000
機番が限定とか飛ぶ数が少ないとか地元で観察している方々の気付きは分からんよ!
https://twitter.com/kaizoku2000/status/1566010988323020800
実際に問題となっているのは稼働率である。共食い整備やエンジントラブルで航空群の約20機のうち何機が飛べないか。飛行不能なステイタスZがおそらくは5割かそれ以上でていることが問題となっている。
逆に可動機は飛行時間確保で使い潰される。約20機のうちステイタスAが10機しかいなくとも約25クルーの訓練はしなければならないからだ。実用の監視飛行の所要(翌日分含む)や緊急待機機体の1R2Rの所要もある。その場合は5機は平日は1日3ホップ程度の訓練飛行が課せられる。
だから飛んでいても不思議はない。逆に、飛んでいるのが特定機番といったあたりが問題を示唆する証拠である。
それからすればOOI@N_Mさんはモスクワ軍事パレードで引っかかるタイプである。ソ連は新型機を何回も上空通過させて大量保有の欺瞞をした。それを真に受けて「新型機の4機編隊が20航通したから80機体以上保有している」と判断するたいぷなのだろう。
■ 8月14日まで「日本はかならず勝つ」といってたのタイプだよね
さらにいうなら8月14日まで、あるいは15日正午になっても「日本は必ず勝つ」といっているタイプである。広島長崎に新型爆弾が落ちてもソ連が参戦しても「政府発表からすれば最後に勝つ」と言っている。さらには玉音放送を聞いても「畏れ多くも
天皇陛下は『戦争ガンバレ』といってたよ」といったものだ。
これはかつての3Dプリンターへの評価でも窺える。
ここ10年でその応用範囲は相当に拡大している。その動きが見えている中でも各国軍や航空産業が採用した段階でもオモチャ扱いしていた。また金属製トナーや焼結技術が見えてきた最近になってもプラスチックしか使えないと言い出してもいる。
ooi@n_m@JDSDE214
・3Dプリンタでプラスチック部品を製造出来る
・プラスチック部品で主要構造が出来ている銃がある
・3Dプリンタで銃が製造出来る!
コレで3Dプリンタでも銃の製造が出来ると証明されたなんて真面目に喋ってる人は、知能を疑われますので注意しましょうね。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1302392310248824832
EVもそうである。最近のEVシフトやその風潮といった動向を理解し得ない。そのため手垢のついた充電スポットの数の話を繰り返している。
ooi@n_m@JDSDE214
昨日、次期車両をEVにするかしないか、の話になった時、大阪名古屋かどっかの二点間移動で「みんながEVにした時、移動が詰むよねえ、充電がああも時間掛かると各充電ポイントで順番待ちしなきゃいけないじゃん」そうですね「PAなりSAなりにソコまでポイント用意出来ないのでは?」そうなんです。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1566202581739008000
EVが増えれば充電スポットの数も増える。それだけの話である。
「みんなが馬車をやめてT型フォードみたいなガソリン自動車としたとき移動で詰むよね。ロサンゼルス-ラスベガス間のガソリンスタンドの数とタンク容量からすれば順番待ちで1日潰れる(1908年)」みたいな話の繰り返しである。
そもそもEVは自宅で充電する。そして7割も充電しておけば大阪名古屋は往復できるのだが。
お身内はいつも「情報のアップデート」とか言う割には情報をアップデートできていない。まずは大本営発表のアップデートのコレクターである。だからP-1哨戒機でも3DプリンタでもEV自動車でも動向はつかめない。8月14日になっても日本は必ず勝つといっているわけだし15日の午後になっても「戦争がんばろー」となるわけである。
■ 経済性皆無で地球に厳しいロリータエンジンをいまだに夢見ているあたりもね
そいや、今日の問答からすれば今でもロリータエンジンは復活すると考えている様子でもある。REだかLEだかの現状はまずは8月14日くらいなんだがねえ。
hilowmix@hilowmix
急速充電インフラ整えるより、レンジエクステンダー(例えばロータリーとか)を各車に装備する方が絶対いいと思うけどなあ。欧州人や加州人は何考えているんだろう。
https://twitter.com/hilowmix/status/1566234294544084992
ooi@n_m@JDSDE214
どうしても2次バッテリーという媒体を伴う以上充電に時間掛けざるを得なくなるんですけどね、わりと無理が通ると思ってるんじゃないか、って気がする。
https://twitter.com/JDSDE214/status/1566236066033860609
遡れば、2017年にはロリータエンジン神州不滅論も展開している。すでにREを誰も相手にしなくなっている時期である。
ooi@n_m@JDSDE214
現状、REの開発で表に出ているのはEV用のREレンジエクステンダーぐらいで、これをロータリーの火を灯し続けると称して良いのか、実は既にREの火が消えかかっているのでは無いか、と見る事も出来るのだが、以前、ロータリーエンジン開発終了の報道にマツダが否定のコメントを出した訳でな。
https://twitter.com/JDSDE214/status/841537735739416576
そもそもマツダを信用するあたりがねえ。アレは販売店(というかブローカー)と付き合うとベラボーに安く売ってくれることだけが取り柄の会社でしかない。ウチはそれで40年付き合ってきたのだけれども、技術も品質も何の希望していなかった。その会社が推せるブランドがREしかないから推していただけの話である。
そして、そのマツダもREは実用車にはつけない。非実用品のRX-7の類だけに搭載していた。耐久性が低くて地球に厳しい悪燃費車が許される唯一の車種がスポーツカーである。そのスポーツカーとしても主流はレシプロエンジンのロードスターであった。
「コスモから50年経ってもマツダ1社だけ、しかもそのマツダも今では作っていないエンジン形式ってどーなのよ」といった発送に至らないのが不思議である。