風写の黙示録

No Camera No Life. No Wind No Power. 時間に追われず、のんびり気ままに暮らしたい。 晴れてる方へツーリング、雨が降ったら過去への旅。 貴方のコメントを楽しみに、書き綴っています。 

Category: カメラ

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モダンカメラマンⅩⅩⅢ

 新年のご挨拶に来た某社の営業さんが、こんなものを持ってきてくれました。

CA3A0002 (3)

 仕事場には、仲間がどこかで買ってきてくれたお土産から、こんな風に出入の業者さん方のいただき物、系列の各社さんからのお土産や、会社で保存している緊急時用の食糧の期限切れ寸前の乾パンとか、様々なお菓子が届くのですが、大体手にするときは誰のお土産かわからなくなっていることが多いのです。

 だからこれは効果バツグン。

 この画像をパソコン内のフォルダーに整理していたら、こんな写真も見つけました。

        CA3A0003 (2)

 効果は高いけど、社名ごと食われてしまうと言うのは、なんだかなぁ。



 今日のカメラは、ライカのR6です。

R1056605.jpg

 ライカの一眼レフには、スタンダードと呼ばれる、ライカフレックス、その後、SLSL2と言うメカニカルシャッターモデルがまず生産されました。

R1056606.jpg

 その後、R3で、エレクトロニカルシャッターモデルに変身、R4、R5と電池が必要なモデルが続いたのですが、1987年に、初心に還って、機械式シャッターのモデルを世に出したのでした。

 ところでシャッターって変な名前だと思いませんか?
 カメラに着いてるボタンを押すと、フィルムを露出させるためのメカニズムは、明らかに開くんです。
 だけど、そのボタンの名前はシャッター。

R1056608.jpg

 露出のトリガを引くのは明らかに主役であるカメラマンで、それを必要な時間の後に閉じるのがシャッターメカニズムの役目なんですね。

 カメラに関する英語の本を読むと、シャッターボタンは、リリースボタンと呼ばれてます。ボブ・ディランのアイシャルビーリリースドのリリース、解放です。
 ゼンマイを巻いて、それを解放するからリリース。

R1056607.jpg

 おかしな和製英語のひとつと言うわけです。

 電子式シャッターのR4と並べてみました。R4は1980年発売。

R1056602.jpg

 デザインはほぼ一緒ですが、R4は、AEカメラ。いろんなモードで自動露出が働いて、シャッターを電子制御しまするのに対して、R6はマニュアルカメラ、露出計だけが電池で動きます。
 M6と同じようにファインダー内のLED点灯表示を見ながらシャッタースピードや絞りを調節するんです。

R1056603.jpg

 何故かR4とR6で、カメラの名前と、ライカロゴの位置が逆になっています。

R1056604.jpg

 それだけではなくて、R4は"Leitz"なのに、R6は"Leica"なんです。

 Leitzは日本メーカーと合弁でおかしな電子式シャッターカメラを作ったけど、Leicaは正統派のメカニカルカメラを作るんだぜと言うことなんでしょうか。

 ちょっとのんびりしているけど、しっとりとした良い音でシャッターが働いてくれます。

45170010.jpg

 ビジネスに行き詰まって、資本関係がいろいろややこしいライカの会社としての影がずっと付きまとうRシリーズ、

45170011.jpg

 今でもR9が販売されているようです。
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テーマ : フィルムカメラ  ジャンル : 写真

Comments


 御地はゼネコンが捜索されたり、大変ですね。
 テレビの画面の下部に、山形東根のラーメン店に強盗というニュースが流れていました。風写さんの入ったことのある店ではないでしょうか?

ゼネコンのガサ入れは2クルーが、寒い中未明まで張ってくれました。待ち時間が長いわりに、撮れる絵が少ないのですが、頑張ってくれました。

東根のラーメン店強盗は、どうも店長の自作自演だったようですよ。紅花と言う店ですね。
私はそのあたりでラーメンを食べた記憶がありません。






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プロフィール

風写

Author:風写
仙台在住の“いんぴんかだり”です。
座右の銘は、人の振り見て我が振り直せ。
苦手なものは、人混み、行列、会議、出会い、初対面、対面販売、電話、girl's talk、職員室、甘いもの。
人前で話すこと、満員電車は真っ平御免。

癒されるものは、風に立ち向かう風力発電機、ごめんね青春!の中井さんと蜂矢先生、暖炉の炎、ミーアキャット、困った顔の石田ゆり子、喜多方宮古の刺身こんにゃく、越中八尾の風の盆、井上あさひアナの微笑み、あん肝、クラシックカメラの手触りとシャッター音、新垣結衣のすっぴん、生シロエビ、ピンクフロイド、ひたすらアクセルオンで登り続けられる峠道、ずっと下り坂だけのサイクリング、いきものがかり、掘りたての筍刺し、首を傾げた麻生久美子、時間が止まったような日だまり、サイモンとガーファンクル、大町へそのをの煮込、美術館の静けさ、博物館のかび臭さ、手嶌葵のハスキーヴォイス、薪の燃える香り、湯葉刺し、タレントもクイズも無しのドキュメンタリー番組、カエデの若葉、硫黄温泉、青空、街灯、水門、消火栓、冷えた純米酒、旬のサンマ刺、姫神、カワセミのダイビング、街独特のマンホール、わっぱ飯、桑子真帆アナの突込み、Across the Universe、イワトビペンギン、お寺の鐘、碧い海と砂浜、水を張ったばかりの棚田、QueenⅡのBlack Side、アジのたたき、レイラ後半のデュアンオールマンのスライドギター、小梅蕙草、アルトビール、ブリーカーストリートの青春、ヤマユリ、パリパリの餃子、原田知世の「ふう」、広くて静かな板の間、街角の向こうから聞こえてくる定禅寺ストリートジャズフェスティバルの演奏………〆のラーメン

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