「案件」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 案件とは

2025-06-02

妹が「まだファーストガンダム見てない」とかほざいてて、マジでぶったまげた。お前さ、ビギニングを映画館で見て「緑のおじさん!緑のおじさん!」ってキャッキャしてたクセに、ファースト見てないってどういうこと!? それでなんでジークアクス本放送普通に見てんだよ。意味不明すぎるわ。

 

ビギニング見たら、普通「あ、これファースト見ないと話わかんねえな」ってなるだろ。すぐ履修確定案件なのに、なんでスルーしてんの? ていうか、お前、アメコミ映画の最新作見る前には「過去作全部見とけよ!」とかドヤ顔で言ってるじゃん。それがガンダムには適用されない理由なんなんだよ。マジでイラつくわ!

2025-06-01

自分高収入夫を選んで、自分専業主婦の楽チン人生を選びながら「女は夫の転勤でキャリア犠牲にした被害者ヅラ

私の周りのママ友旧帝大なのに専業主婦になってパート主婦からね。一度失ったキャリアは、子育てしながら夫の転勤に付き合ったら二度と戻らない。

https://x.com/manbourikon/status/1928323366622052545

えっ何これ女さん被害者ヅラしてんの!?

旧帝大税金で学ばせて貰いながら、キャリア積んで社会還元しようともせず、専業主婦みたいな楽チン人生を選んで税金をドブ金にしてしま国民の皆さん申し訳ありませんって謝罪する案件じゃないの?

え?被害者ヅラ?マジクズなの?

https://x.com/spit_flower/status/1928755675947061472

旧帝大で学ばせてもらったなら、男と同じように学位を活かして馬車馬のように働けよ。家族を養って夫を専業主夫にして知識と才能を活かして働けよ。

それを何だ。自分高収入夫を選んで、自分専業主婦の楽チン人生を選びながら「女は夫の転勤でキャリア犠牲にした被害者ヅラ笑笑

恥を知れよ。

https://x.com/spit_flower/status/1928756749646917965

旧帝大に進学したのが男だったら、才能と教育を活かして社会活躍し、同時に才能に劣る女を養っただろう。

女を大学に進学させても社会活躍もせず主婦とかパートをやるだけで、才能に劣る男を養ったりもしない。

女の大学進学など、壮大な税金のムダでしかない。

https://x.com/spit_flower/status/1928761203565932999

それこそ性別逆で考えてみたらいい。

旧帝大卒業した男がバリキャリ女と結婚して、専業主夫として転勤についていったからと言って「妻のせいで俺のキャリア台無しだ」とか言い出したらどう感じるか。

それと同じバカ発言を、女たちは堂々としている。

https://x.com/spit_flower/status/1928950089650778477

anond:20250601114338

そんなん、大学相談されても困るやろ。

警察弁護士案件では。

クラウドワークス

登録してみたのだけどゴミみたいな案件しか出てこない。明らかに単価感がおかしものとか、トラブル必至なものとか。

人材マッチングサービスとしては、ITや専門特化系というくくりで同じようなサービスがありこちらも試したが怪しい業者からの連絡ばかりで話になりません。

2025-05-31

小学生が13階のマンションから泥団子を投げて人に大ケガさせた事件

子供がそんな高層階に住んでたら泥団子くらい投げたくなる。

そんなところに住んでる親が悪い。

金持ちざまあ案件

2025-05-30

fujifavoricさんどうしちゃったんだろ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.denfaminicogamer.jp/news/2505292o

小島秀夫は元からそういうことやる奴だろ」「ぺこらはアンチに餌やりすんな」「前作で浜村通信を出したことの方が問題だろ」の3つの心がある

fujifavoric 2025/05/30 15:40

Vtuberの兎田ぺこらさんがゲーム会社案件を受けてゲーム内に登場したというだけのニュース程度で「アンチへの餌やり」って言ってる

何か他の件があったのならその件についての記事でそういう批判をすればいいだけの事だし

ただ仕事しただけでアンチへの餌やり扱いする人こそVtuberアンチに他ならんだろう

今までfujifavoricさんはVtuber記事では懸命にVtuberへの擁護をするようなタイプだっただけに驚きだ

兎田ぺこらさんでだけこんなクソダブスタするに至った理由は何なのだろう

少なくとも兎田ぺこらさん自身特別な非があると言うには無理がある

fujifavoricさんが言及してきたVtuber達も品行方正と言い切れる物では無いので

安倍売国奴だったのか

プロンプト)

北方領土に関する安倍政権対応についてまとめてください。

(ChatGPT)

安倍政権第2次~第4次;2012 – 2020)の北方領土対応交渉の推移まとめ

時期 主な動き ねらい/背景 結果・評価

2012 – 2013 - 就任2日後にプーチン大統領電話会談
- 2013年4月モスクワ訪問で《北方領土を最終的に解決平和条約を締結する》共同声明領土問題を自らの手で”という首相の持論。対中包囲網意識し、対露関係戦略カードとして強化 10年ぶりに交渉を本格再開。以後、日露首脳会談は計27回を数える

2014 クリミア併合を受け日本も対露制裁に参加。しか欧米より規模を抑え、対話チャネルは維持 「プーチン訪日計画」は延期へ。制裁対話二股政権批判も強まる

2016 - 5月ソチ首脳会談で**「8項目の経済協力プラン」**提示
- 12月山口県長門東京会談:①島での共同経済活動に向けた協議開始 ②元島民墓参の航空機経済パッケージを梃子に「新しいアプローチ」で信頼醸成を図る 領土帰属には踏み込めず、“経済協力だけ先行”との批判

2017 – 2018 - 共同経済活動の現地調査を初実施
- 2018年11月シンガポール首脳会談1956年日ソ共同宣言(歯舞・色丹=2島)を基礎に交渉加速で合意 4島一括返還原則事実上棚上げし、決着優先へ大きく舵を切る 国内世論賛否ロシア側は「主権は譲らず」と牽制し、防衛施設増強を続行

2019 河野外相ラブロフ外相が精力的に協議も、ラブロフ氏「日本WWIIの結果を認めよ」と硬化。両国交渉枠組みは停滞 2島返還論すらロシア国内の反発が強く、妥協余地が縮小

2020(安倍退陣直前) ロシア改憲で**「領土割譲の禁止」**条項が盛り込まれ交渉余地さらに狭まる 安倍首相退陣会見で「私の代で解決できず痛恨の極み」と述懐

---

交渉手法の特徴と評価

1. 「経済カード」中心の新アプローチ

8項目プラン医療インフラ省エネ等)でロシア極東振興を後押しし、信頼を醸成する作戦

日本企業側は案件形成に苦戦し、島の法的地位曖昧にしたままでは投資リスクが残った。

2. 首脳レベル個人関係重視

安倍プーチン会談は8年間で27回。互いをファーストネームで呼ぶ場面もあったが、ロシア側の外交軍事上の既定路線を覆すには至らず。

3. 4島→2島への“地歩後退”指摘

1956宣言路線は“現実的”との評価もある一方、返還範囲を狭めただけでロシア要求主権認否・漁業権米軍不在保証など)はむしろ拡大した。

4. ウクライナ情勢の外生ショック

2014クリミア、2022全面侵攻(安倍退陣後)で対露制裁が強化され、北方領土交渉のものが凍結状態に。



---

全体総括

成果:交渉の「空白の10年」を埋め、墓参事業の拡充や共同経済活動の枠組みづくりなど人的交流を一歩前進させた。

限界ロシア国内法(改憲)、安全保障環境悪化領土ナショナリズムに阻まれ領土帰属の具体的前進ゼロ経済協力も限定的で、日本側譲歩の割に実利は乏しいとの評価多数派

教訓:①経済インセンティブだけでは主権問題を動かせない、②国際秩序の変動が交渉環境を左右する、③国内世論理解を得る情報発信戦略レッドラインの明示が不可欠。

安倍政権の8年間は「平和条約締結へ最もエネルギーを注いだ時期」であったものの、領土問題は未解決のまま次政権へ引き継がれ、ロシア憲法改正交渉余地はかつてなく狭まった――これが2025年時点の到達点と言えます

−−−

プロンプト)

「4島返還事実上棚上げ」したという点が評価の分かれるところかと思います。「あくまで4島返還突っ張り続けるべきだった」という意見理解はできますが、そうした場合ロシアの態度はどう変化したと予測できるでしょうか。

(ChatGPT回答)

「四島一括返還要求を貫いた場合に想定されるロシア側のリアクション

過去の事例と交渉理論からの推測)

想定される反応 具体的根拠過去事例) 影響

① 交渉チャネルの“凍結/極小化” 1990年代2012年日本が四島要求を堅持していた間、ロシアは1993東京宣言以外ほぼ動かず。2004年プーチン大統領が「歯舞・色丹の2島で平和条約を」と再提示日本拒否すると交渉は停滞 首脳会談の開催自体が稀になり、技術協議も停止。

② “主権は議題外”との強硬声明エスカレート 2010年メドヴェージェフ大統領国後島を電撃訪問日本大使召還ロシアは「わが領土だ」と反発/2019年ラブロフ外相ロシア主権交渉対象にならない。まず日本第二次大戦の結果を認めよ」と通告 交渉の前提条件が「日本の四島放棄」になるため、議論入口で止まる。

③ 象徴的・軍事的既成事実づくりの加速 2010年以降、ロシア首脳の島訪問インフラ整備・地対艦ミサイル配備などが続く。日本が強い抗議を出すほど、国内向けに「譲歩せず」を誇示する材料になる(例:2010年国後訪問、以後“さらなる訪問計画”と示唆防衛施設民間投資が進み、“現地のロシア化”が加速。

④ 国内法による“封じ込め”の早期化 2020年憲法改正で〈領土譲渡禁止条項〉を明文化日本が四島要求を続ければ、条項挿入の動きがさらに前倒し・強化された可能性大。 交渉の法的余地のもの消滅

⑤ 経済カードの失効 四島要求を掲げる時期はロシア側が「まず主権承認」と壁を立て、漁業観光インフラなど共同経済の芽が育たず(2016年以前の停滞期が実証極東投資エネルギー協力をテコにした信頼醸成の機会を逸失。

⑥ 対米安保懸念の前面化 ラブロフ外相は「米軍存在交渉を複雑化」と繰り返し牽制。四島返還米軍展開の余地と見なし、ロシア世論は一層硬化。 「返還NATO東進アジア版」と位置づけ、対抗的な軍備増強の口実に。

⑦ ウクライナ侵攻後の“完全断絶”は同じか、むしろ早まる 2025年現在ロシアは「日本は非友好国、平和条約を語る余地なし」と表明。四島要求継続なら、この断絶が2018年以前に顕在化した公算が高い。 制裁と相まって、交渉ルートは完全閉塞。

---

総合評価シナリオ比較

観点 四島要求を堅持した場合 実際に採られた「2島軸+共同経済路線

交渉継続性 早期に凍結。首脳会談の開催自体が困難。 2013〜19年に27回の首脳会談を実現、局所的に協議継続

ロシア国内政治 ナショナリズム刺激→憲法改正・軍備増強が前倒し。 憲法改正はされたが、少なくとも対話余地模索できた。

日本側の実利 墓参・査証簡素化など人的交流すら拡大せず。 航空墓参や限定的経済協力枠組みなど「小さな成果」は確保。

長期的展望 膠着・悪化ロシアが完全に4島問題を「終戦問題ではない国内問題」と規定し、議論テーブル自体消滅。 「領土帰属で一歩も動かず」という結果は同じだが、対話ルート保持により“凍結からの再開”余地わずかに残存。

---

まとめ

日本が四島返還要求を貫いた場合ロシアの態度は「交渉自体拒否し、主権既成事実化を加速する」という従来のパターンさらに強化したと見るのが妥当です。

2010年メドヴェージェフ訪問2019年ラブロフ発言が示すように、ロシアは「四島は不可分の結果」「まず日本主権を認めよ」という“前提条件”を突きつけて交渉を凍結する傾向が顕著でした。

その延長線上で、2020年憲法改正のような法的バリア軍備強化は、より早い段階で制度化された可能性があります

結果として、**「少なくとも2島でも、平和条約締結で外交関係前進させる」**というカードすら使えなくなり、日本交渉余地は一層狭まったと予測されます

もちろん、実際に採られた「2島+共同経済路線領土帰属前進ゼロに終わりました。しかし、四島要求一本槍であった場合交渉の“入り口”さえ閉ざされ、現在より早い時点で完全凍結に至っていたというのが、過去実例ロシア側の一貫した主張から導けるシナリオと言えるでしょう。

−−−

アッキーの件で「安倍売国奴」って意見が多かったので尋ねてみた。

なるほどねえ。

2025-05-29

anond:20250528162916

こういうのって市役所相談する案件では

建築基準法上の道路指定されている場合

たとえ私道であってとしても、建築基準法上の道路指定されている場合には、原則として通行を禁止することはできません。

建築基準法上の道路にはさまざまな種類が存在しますが、いずれも勝手廃止したり通行止めにしたりすることができません。つまり建築基準法上の道路であれば、たとえ私道であったとしても実質的には公道と同じ扱いを受けるわけです。

家に入れないのって人権に関わる気がするから調べてみたらこんな文章を見つけたけどどうだろう

ニンテンドーストアの件って表現の自由案件なの?

ワンピース酷似話題ゲーム、マイニンテンドーストアで「販売停止措置」 任天堂理由明かさず

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2025/05/28504747.html?p=all

 

このブコメ欄で左派人達が数人「表現の自由はどうした」「表自戦士が」と言ってるのだけど・・・

いつもの表現の自由侵害するのは行政であって私人私企業の行動は表現の自由侵害にならない」というタテマエはどこに行ったんだろうか?

この件が表現の自由侵害だとすると、これまで「表現の自由侵害だ」と言われていた多くの案件表現の自由侵害になるのでは?

この位の複雑な話は分からないのかもしれないが・・・

 

例えばこの件が表現の自由侵害だとすると、これより不合理なクレジットカードによる取扱停止の様々な件は、当然表現の自由侵害になるのでは?

それでいいの?

 

この人達が考える「表現の自由」の条件はどういうものなんだろう?

その場その場で都合よくぐにゃぐにゃ変形していないか

『錆びた梁の下で ―第四章:言葉の刃と血の代償―』

バブル崩壊の傷がまだ癒えぬ頃、

文学界に異彩を放つ男がいた。倉上龍。

彼は著作でこう叫んだ。

「我々の国は、どれだけの金を使いながら、何を失ったのか。

特に、あの4000億円の“開発資金”を巡って、どれだけの命が奪われたのか。」

倉上の言葉は痛烈だった。

彼が名指ししたのは、祐介の会社であり、

国の投資計画の闇の深さを露わにした。

金額が膨大すぎて、国も責任曖昧にし、現場はただの駒となった。

それが真実だ。」

---

そして時は進む。

90年代末、小泉政権の登場とともに、

構造改革の嵐が吹き荒れた。

小泉改革必要だった」と言う声もあるが、

祐介は知っていた。

それは、現場の切り捨てだった。

公共投資物件工事の支払いはさらに遅延し、

残った現場人手不足低賃金に喘いだ。

給料の数倍働かせて死ぬ者もいた。

あの頃の労働環境は、それ以前の比ではなかった。」

---

倒産請負人の弁護士たちも暗躍した。

彼らは、法廷企業を切り崩し、財産を回収し、報酬を得た。

上層部の「儲ける弁護士」と、

行き先がなく、右往左往する余剰弁護士たち。

新卒司法試験合格しても、仕事がなく、

彼らは倒産案件の片隅で戦った。

だが、その彼らも、結局は巨大な仕組みの歯車に過ぎなかった。

---

祐介は今も、あの時の現場の声を忘れない。

公共工事代金の未払いは、まさに国に殺されたも同然だった。」

小泉竹中構造改革が進む中、安倍政権はその尻拭いに奔走し、

タカ派の石破は冷徹な目で現場を見下ろし、

一方で岸田は就任時に改革見直しを掲げたが、遅すぎた。」

---

倉上龍の言説は今も、建設現場の片隅で消えずに響いている。

金と権力が交差する巨大な螺旋の中で、

個人の命は軽く、簡単に切り捨てられた。

それでも祐介は生きている。

壊れた梁の下で、何が失われ、誰がそれを奪ったのかを、

語り継ぐために。

2025-05-28

『錆びた梁の下で ―第三章:誰がバブルを起こしたのか―』

昭和の終わりが近づいていた。

大蔵省霞が関心臓部。

証券局は、空前の株高と国民投資熱で鼻息が荒かった。

株式は国力の証明だ」

そう嘯く局長マスコミに出るたび、日経平均はまた数百円上がる。

“マル優”の特典を武器に、銀行預金資金市場へと流れ、

街には“財テク”と呼ばれる新興成金が溢れた。

そんな証券局に対抗意識を燃やしていたのが、銀行局だった。

投資が花なら、開発は実だ」

彼らはそう信じていた。

彼らの下には、全国の都市銀行が控えていた。

金融庁などまだない時代金融行政大蔵省の独壇場だった。

---

銀行に号令をかけよ。国土を立て直すのだ」

そんな一言が、銀行局の某課長補佐から放たれた。

以降、都銀地方支店を送り込み、次々と融資の指令を出した。

目的地は、海辺荒地山間部の棚田温泉もない無名山間地――

にもかかわらず、そこに「リゾート開発」や「企業研修所」が次々と企画された。

建設会社が動員された。

不動産会社地権者を回った。

補助金がついた。

銀行は後押しした。

「これは国策だ」と耳打ちされた。

---

祐介の勤める準大手ゼネコンにも、年間数千億の開発プロジェクトが舞い込んできた。

用地買収から頼む。図面はこのスパンで描いてくれ、急ぎだ」

設計課では徹夜が当たり前となり、現場工程が飛ばされた。

資金心配いらない。これは大蔵省案件だ」

かにそうだった。

帳簿には都市銀行からの巨大融資が並び、そこに“大蔵省了承済”というメモがついていた。

受注は順調。見かけ上の売上は増大し、社員も5千人を超えた。

だが、その繁栄は、あまりにも静かな虚構だった。

---

数年後、バブル崩壊する。

そして、まるで何事もなかったかのように、大蔵省正反対方針を打ち出す。

金融引き締めだ。不良債権を撲滅せよ」

「過剰な投資に歯止めをかけろ」

テレビではエコノミストたちが、「ゼネコン無駄」「地方開発の失敗」を声高に非難していた。

夜のワイドショーでは、構成作家の書いた台詞をもとに、出演者が一斉にゼネコンを叩いた。

だが、祐介にはわかっていた。

これは、上から命令だった。

用地を買えと言われた。

建てろと言われた。

融資もつける、補助金もつける、国策だと、繰り返された。

しかし今、その土地価格は1/10暴落していた。

工事代金の支払いも、半分以下で打ち切られた。

残されたゼネコンは、請求書ごと“失敗の象徴”にされた。

---

「これは大蔵省の失敗では?」

そんな疑問を投げた週刊誌は、翌号には消えていた。

代わりに躍った見出しは、「ゼネコン日本を食いつぶす」。

誰も、なぜゼネコンがそこにいたのかを問い直さなかった。

祐介の会社債務超過となり、数千人の社員リストラされた。

都市銀行合併を重ねて巨大化した。

だが、それでも祐介たちに支払われるはずだった金は戻らなかった。

「これは自己責任です」

テレビに出た経済評論家は、そう締めくくった。

---

祐介はある時、再開発されたバブル跡地を訪れた。

以前、自分が描いたリゾートホテルの設計図が、雑草の中で風化していた。

近くには、地方自治体が建てた「文化交流館」が、無人のまま佇んでいた。

「国が作らせて、国が壊した」

それが、祐介の見た“日本再生”だった。

バブルの後始末は、民間の命で支払われた」

そして、その“後始末”を金に変えたのが、弁護士だった。

倒産処理という名の精算機械

そこにいたのは、100億円の報酬を受け取る者と、仕事を求めて彷徨新人弁護士たち。

法の名を掲げ、企業を切り捨て、土地を安く買い叩いた者が、真の勝者となった。

そして祐介たちのような建設労働者、技術者設計者は、歴史の片隅に置き去りにされた。

---

今、祐介は建設業界の人手不足ニューステレビで見るたびに、

「それは30年前のツケだ」と呟く。

人を棄て、技術を棄て、命を棄てた国が、

いまさら成長戦略などと唱えるたびに、祐介の胸には鈍い痛みが走る。

あのバブルは、俺たちが起こしたんじゃない。

起こさせられて、捨てられたんだ。

そして、誰も責任を取らないまま、今日も「国策」は別の顔をして歩いている。

『錆びた梁の下で ―第二章:正義の値段―』

倒産処理――その言葉を、祐介は今でも腹の底で噛みしめる。

会社更生法適用が決まったあの日

彼の勤めていたゼネコンには、ダークスーツの一団が乗り込んできた。

一人だけ、やたらと高そうな腕時計をした男がいた。

弁護士バッジを光らせたその男が、祐介のいた会社の再建を「請け負った」のだった。

名は柿谷剛。

東京一等地事務所を構える、当時“倒産処理のゴッドハンド”と呼ばれた男だった。

噂では、ひとつの再建案件で数十億円の報酬を受け取るとも言われていた。

事実、祐介の会社案件では、報酬総額は100億円にのぼった。

社員年収を半分に削っても、役員退職金カットしても、彼のギャラは揺るがなかった。

「この金は、お前ら社員の生き血なんだよ」

食堂パートのおばちゃんが呟いたその一言が、忘れられない。

---

弁護士会館の一角

安い弁当をかきこみながら、司法試験に受かったばかりの若手たちが雑談していた。

「俺らが企業法務に就ける時代はもう終わったな」

「いまは倒産か、交通事故か、刑事事件くらい。しかも全部薄利多売」

「やっぱり、柿谷みたいに国策案件取ってこなきゃ儲からないんだよな」

司法制度改革ロースクール制度によって、弁護士は急増した。

だが仕事は限られていた。

景気の冷え込みと共に、大企業法務部門は内製化され、案件都市部大手に集中した。

残ったのは、零細企業倒産や、生活苦相続相談

弁護士って、こんなに使い捨てられる職業だったか?」

本気でそう呟いた者がいたが、誰も笑わなかった。

---

一方、梶谷は大手メディアに登場していた。

構造改革は不可避であり、法の力で経済健全に立て直す。それが私の使命です」

テレビインタビューでそう語る彼は、まるで救国の英雄だった。

だが、祐介の目には、廃墟の上に立つ火消し屋にしか見えなかった。

企業を切り刻み、社員を切り捨て、株主に“最小限の損失”を保証する。

その“法的手続き”は、彼にとって黄金鉱脈だった。

---

やがて、祐介の周囲でも自殺者が出始めた。

住宅ローンを払いきれず、家庭が崩壊した同僚。

退職金を棒に振って夜逃げした上司

どれも報道されることはなかった。

代わりに報道されたのは「ゼネコンの浪費体質」と「構造改革成功」だった。

祐介は思う。

あれは本当に“失敗した企業”だったのか?

それとも、“失敗させられた企業”だったのか?

---

歳月が流れ、祐介の会社はかろうじて再編されたが、社員数は当初の5分の1になった。

建設現場下請け外注だらけになり、技術継承は寸断された。

若い弁護士たちは、結局“法の名を借りて誰かを切る役割しか与えられなかった。

それでも「正義仕事だ」と思い込もうとする者もいた。

だが祐介には、それが正義だとは到底思えなかった。

公共工事の代金を国が踏み倒し、

現場を知る者が黙って血を流し、

上では法とマネーを操る者が正義の顔で金を吸い上げていく。

---

ある日、祐介は役所ロビーで、過去現場で一緒だった若者と再会した。

彼はロースクールを出たが、弁護士にはなれなかったという。

「いまは、外注点検会社契約職員です。…結局、同じ土の上に戻ってきた感じです」

その言葉に、祐介は小さく頷いた。

どんな肩書きを持っていても、命を守る現場に戻ってこなければ意味がない。

法は人を救うはずだった。

だが、それは一部の者にとっての話だ。

現実正義は、地を這い、汗を流しながら、静かに錆を見つめるしかなかった。

『錆びた梁の下で』

高架橋の継ぎ目に、わずかに浮いた錆が見えた。

けれど、点検報告書には「異常なし」とだけ、そっけなく印字されたPDFが添付されてくる。

三十年前なら、それを見逃す者はいなかった。

秋山祐介は、かつて準大手ゼネコン技術者だった。

いや、“生き残った”というべきか。

当時の仲間の多くは職を失い、家を売り、なかには命を絶った者もいた。

バブルの余熱がまだ残るころ、祐介の所属した会社は全国にリゾート開発を展開していた。

土地投機の的になり、建物一棟に数百億円が流れた。

銀行は金を貸し、不動産会社ゼネコンはその金を使って「未来」を建てていた。

だが、その未来は、ある日突然「不良債権」に姿を変えた。

きっかけは総量規制、そして竹中プラン

小泉政権が“構造改革”の名のもとに進めた金融再編は、銀行にとっては救済だったが、

ゼネコンにとっては死刑宣告だった。

祐介の会社も、4000億円規模の開発が“回収不能”とされ、メディアに名指しで叩かれた。

ゼネコンが悪い」「無駄公共事業日本ダメにした」

夜のワイドショーコメンテーターが、台本通りに吐き捨てる。

だが、祐介は知っていた。

開発案件の大半は、もともと国主導の“ケース事業”だったことを。

裏では大蔵省土地を押さえ、リゾート政策を煽っていたことを。

現場で汗を流した職人たちは、開発計画が潰れても責任を問われることはなかった。

代わりに、技術者現場監督たちが矢面に立ち、切り捨てられた。

あんたら、税金食い潰すシロアリだろ」

協力会社担当者にそう言われた夜、祐介は初めて会社トイレで吐いた。

うつ病の診断が下ったのは、それから間もなくのことだった。

---

そして今。

祐介は小さな建設コンサル会社で、インフラ点検の補助をしている。

自治体から委託案件が多く、担当者若い、30代前後契約職員ばかりだ。

彼らは氷河期世代末裔だった。

経験がなく、知識も浅く、なにより「責任を取らされるのが怖い」という眼をしていた。

「ここ、たぶん腐食始まってますよね?」

ある若手が問う。

「たぶん、じゃダメだよ。記録に残すか、写真を撮って報告するか」

祐介は答えながら、心のどこかで諦めていた。

この青年が次の現場に行くころには、もうこの異変のことを忘れているだろう、と。

チェックリストに○をつけ、Excelで表を整えれば、それが“点検”になる。

本当に危ない橋トンネルを救うには、「異変を感じ取る目」と「報告する勇気」が必要だ。

だが今のシステムには、どちらも組み込まれていない。

---

「昔は、職人天井裏を覗いて“ヤバい”って言えば、それで補修工事が決まったんだよ」

祐介がそう話すと、若者たちは苦笑した。

「今は、写真図面と、委託先の承認必要ですから

そう答えたのは、30代の現場監督。派遣社員だ。

祐介は思う。

これはもう、先進国ではない。

国がコストカット外注主義を極めた結果、「インフラという生命維持装置」が壊れていく過程なのだと。

そして皮肉なことに、あの時“ムダだ”と叩かれた公共事業を切り捨てた代償は、

今になって「工事費5割増し」「技術者不足」として跳ね返ってきている。

一度切った命脈は、そう簡単には再生しない。

それは祐介自身人生証明している。

---

日が落ちる。

継ぎ目の錆は、もう一段深くなっていた。

あの夜のトンネル崩落事故のように、何かが起きるまで誰も動かないのかもしれない。

けれど祐介は、今日現場に出る。

もう誰も彼に命令しない。だが、彼は知っている。

「この国を下から支える者がいなくなれば、崩れるのは時間問題だ」**と。

そして、

「俺たちは、本当にあの時“ムダ”だったのか?」

という問いだけは、永遠に胸に灯し続けるつもりだった。

anond:20250528225150

VMware移行案件がクソほどある状況でそれはないわ

そういうゲスパーセンスなさ過ぎ

anond:20250528224658

でも、明日もクソ案件でカタカタEXCELスクショ撮るだけなんでしょ?

いい加減にしろよ、クソSES程度の自称SE

クソが居座ってるから、クソなままの業界なんだろ

責任取って滅びろ

anond:20250528224658

でも、明日もクソ案件でカタカタEXCELスクショ撮るだけなんでしょ?

いい加減にしろよ、クソSES程度の自称SE

クソが居座ってるから、クソなままの業界なんだろ

責任取って滅びろ

anond:20250528223604

その程度の奴は何やってんだよ

金融系とかの人足案件か?

なんとなく順調に生きてたら、ちょっとだけ苦しくなった話

最近、友人に「悩みがあるように見えない」と言われた。確かに、表面的には大きなトラブルもなく、それなりに順調に生きているように見えるのかもしれない。でも、本人からすると、うまく笑えない日が増えていて、何が不満なのか、自分でもよく分からなくなる。

朝は同じ時間に起きて、仕事に行って、無難タスクをこなして、夜はジムに寄ってから帰る。週末には趣味の仲間と少し遠出したり、美術館に行ったり、良さげなカフェゆっくり読書したりもする。人から見れば「ちゃんと充実してる」生活なんだと思う。でも、全部「ちゃんと」っていう枕詞が付くのが、自分でもなんだか苦しい。

仕事は忙しいけど、やりがいがある。関わる案件はそれなりに大きくて、表に名前が出ることはないけれど、社内では評価もされているらしい。とはいえ、それが自分価値だとは思えなくなってきた。成果が出るたびに「また一段上がったな」みたいな反応をされるけれど、その分だけ自分自由が削られていく気がする。評価が上がるのは、逆に「失敗できない」というプレッシャーでもある。

プライベートも、まあ人並み以上には恵まれてるんだろうと思う。何かを「頑張って手に入れた」というよりは、「いつの間にかそうなっていた」ものが多い。いい意味でも悪い意味でも、自分努力では説明しきれない巡り合わせが多かった。自分の力ではない、と思うたびに、その立場に見合う人間でいなければという焦りが増す。

たまにSNSで流れてくる、苦労しながらも何かを勝ち取った人の話を見ると、素直に「すごいな」と思うと同時に、「自分は何かを賭けてまで欲しかったものってあっただろうか」と自問してしまう。気がつけば、レールの上をとにかく脱線せずに走ってきた。予定調和のような人生。でも、だからこそ、自分がどこへ向かっているのか分からなくなる瞬間がある。

そんな話をすると、「もっと気楽に考えればいいのに」と言われる。あるいは、「贅沢な悩みだね」とも。でも、悩みって、環境や条件とはあまり関係なく湧いてくるものだと思う。どれだけ外から見て整っていても、自分の内側で噛み合っていないと、どこかで軋む音がしてしまう。

最近は、夜ひとりで散歩することが増えた。コンビニで買ったアイスコーヒーを片手に、静かな住宅街を歩きながら、ふと立ち止まって空を見上げる。「何かを失ってもいいから、自分言葉人生を語れるようになりたい」と思う。でも、そんな大胆な選択ができるほど不自由でもなく、不満が爆発するわけでもないから、また翌日にはいつも通りの朝が来て、いつも通りの自分が目を覚ます

周りから見たら、何の問題もない、むしろ羨ましがられるような生活なんだろう。でも、満たされていることと、幸せであることって、案外イコールじゃないんだなって思う。

はあ、辛い…

anond:20250528102537

なんかなにやってても焦ってしま

休日ゲームやってるとき掃除洗濯やらなくていいのか焦ってしま

掃除洗濯やってるとき筋トレしなくていいのか焦ってしま

筋トレやってるときもっと読書とか映画とか有意義趣味しなくていいのか焦ってしま

読書してるときもっと仕事スキル伸ばす勉強しなくていいのか焦ってしま

勉強してるとき仕事の進行中の案件不安になって焦ってしま

仕事してるときは別の仕事案件不安になって焦ってしま

定型的な仕事してるときもっと現状を変える仕事をしなくていいのか焦ってしま

現状を変える仕事をしているときは本当にこの道でいいのか焦ってしま

もう俺の心に安寧は訪れない

AIに対する焦り

仕事が忙しすぎるんだが

ほんとうに眼の前の仕事してて良いのか不安になるな

 

幸い今の案件AIフル活用するって言ってるからそこ乗っかれば良いんだけど

正直いまのAIは点でも線でもなく、面で迫ってきてるからもっと時間掛ける必要がある気がする

とりあえず仕事しながら動画コンテンツとかニュースとかひたすら追ってるけど

結局試さないとなんだよな

 

あー仕事いそがしいの腹立つ

anond:20250528100619

自宅にベンチ台置いてるやで

ジモティーで「取りに来てくれるなら無料差し上げます!」って人がいたからもらってきた

ジモティー何気にそういう案件多くて好き

2025-05-27

なんでぼくが見聞きする業界人はみんな実はADHD・・・みたいな案件ばかりなの

lbtmplz 弁護士被害が百万以下だと動かない

まさにその通りで着手金やら実費、成功報酬経済的利益で1割持ってかれる上に相手が払わなければ、強制執行のために着手金やら実費が別途かかる。

経済的にみると弁護士はあまりやりたがらない案件から退職代行が動けるという側面もある。

ただ、行政書士簡裁代理資格を持ってない司法書士が同じことすると「非弁」とすぐ騒ぐ傾向にあり…。

弁護士は何がしたいのかマジでよくわからない。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん