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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2018/07/03のツイートまとめ

kameiasami

せんのね。(後略)』〉
徳田秋聲『叛逆』「岐路」(二)
〈『実際東京の砂埃は遣り切れませんからな。貴女も健康を害したでせう』〉
同(六)
登場人物の発言を通して震災後の様子が窺えるのですが、街が雑然としているのも、道路が舗装されてなくて砂埃がひどいのも震災前からのことで、とくに砂埃は
07-03 17:30

〈『まあ〔東京は〕摑まへどころはありませんね。色々のものが雑然として、ある厖大な都会といへば都会、盲目的に拡がつた町村の繋ぎ合せのやうなものを形作つてゐるんですからね。あれでも有機的な組織があるのかと、行く度に不安を感ずるくらゐですよ。』
『え、ちつとも都会らしい落着きがございま
07-03 17:21

のビラが貼ってあったというのですが、大正13年(1924年)10月に日本公開された《椿姫》は連載の後ですし、地方であることを考え合わせると、《紅燈祭》(大正9年日本公開)あたりを念頭に置いてたのでしょうか。
そんなことを想像するのも読書の楽しみです😌
07-03 17:18

「芝居の活動のビラが、そのカフエの壁に貼られてあつた。
『今夜活動でも見ようかな。』瀧男はそこにナヂモアの名を発見して、さう言つて呟いてゐた。」
徳田秋聲『叛逆』「岐路」(八)。瀧男が香代子と途中下車した地方の町の東京風のカフェに、アラ・ナジモヴァ(Alla Nazimova 1879-1945)の映画
07-03 17:15

とあり、節を改めて「その晩は到頭そこに泊つた」と書かれています。その夜に体の関係が出来たんですね。
香代子は情に流されやすいタイプですね。義兄と関係を持ったのも、その許を離れて間を置かずに瀧男とこうなったのも。
本人は真剣に悩んでいるのですが、思慮が足りず、すぐに男を信じてしまう。
07-03 12:47

下車し、旅館に部屋を取ります。しばらく横になって気分の恢復した香代子は、瀧男と海岸を散歩しながら、これからのことを語り合い、二人の理解は深いところまで進んで行きます。
そして夕方、香代子が縁側に出て暮れ行く海を眺めていると、「そこへ瀧男が忍びよつて、いきなり後から彼女を驚かした」
07-03 12:38

香代子は田舎へ帰る汽車の客車で、かつて婚礼話の進んでいた浦上瀧男と偶然に乗合わせ、義兄との身の上話などをするうちに、これまで会う機会のないままに噂による先入観で瀧男を誤解していたことに気付きます。するうち、香代子が長旅と不眠で脳貧血を起こしたので、瀧男の勧めで二人はある駅で途中
07-03 12:37

都築響一さんのお名前が都響にしかみえない f(^^;
07-03 12:27

通勤バスで、朝からなんでそんなに汗くさいの?って言いたくなる男の人が私の横に座りました😵
奥に座ってるからすぐ逃げられないし、一寸ずつ息をして我慢してます。お風呂入ってください…
07-03 08:08

うちの母が時々父の鼻毛を切ってあげてたのをふと思い出しました。出てると見苦しいからだと思いますが、あれこそまさに鼻毛を読まれるって言うのでは😅
(まあ仲が良かったんですけどね😉)
07-03 06:05

  1. 2018/07/04(水) 04:15:17|
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