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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2020/07/30のツイートまとめ

kameiasami

93歳元ナチス看守に執行猶予付き判決 独裁判所(AFP 2020.7.23)
https://t.co/hBjBxbWa9J
〈ドイツ・ハンブルクの裁判所は23日、第2次世界大戦中の残虐行為に加担したとして、ナチス・ドイツの強制収容所の看守だったブルーノ・デイ(Bruno Dey)被告(93)に、執行猶予付き禁錮2年を言い渡した〉
07-30 14:39

大杉重男氏の新しい評論集が書肆子午線から出るという噂が流れてきたんですが……
07-30 14:22

この「神の手」云々の噂は例の「噂の眞相」(2001年1月)にも書かれていましたね。その記事に依れば、被害者の清水博子に対して、貴女の身体を触った古井由吉の手を「神の手だと思え」という趣旨のことを言ったのは、新潮社の編集者らしいですが。
https://t.co/Q0HMtFN0Sd
07-30 14:17

jun-jun1965の日記(小谷野敦):面識がなくてもできること(2020.7.30)
https://t.co/xloFxLyYdv 
「大杉重男が古井由吉について書いている。
(略)
 古井の文学は私はもともと評価しておらず、その点では大杉のまとめは該切だと思うが、ここで、古井のセクハラにあったとされている女性作家……」
07-30 12:45

大杉重男ブログ:古井由吉の「神の手」(2020.7.29)
https://t.co/XXgTvI6NQG
「山崎ナオコーラが古井氏に尻を触られる被害を受けたことをエッセイに書いたので、私も自分の聞いた話を書いておくべきではないかと思い、記して置く」
07-30 09:22

  1. 2020/07/31(金) 04:16:57|
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亀井麻美 : 2020/07/29のツイートまとめ

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第8番にピンと来なかったのに私がこのCDをずっと手放さずにいたのは、併録の交響曲第1番が同曲の最高の演奏と思っていたからです。とくに第1楽章のコーダの前の躍動感は、聴く度に胸がぞくぞくするくらいです。
07-29 16:11

初聴のときあまりピンと来なくて、長いこと聴かずにいたのですが、最近ふと聴き直してみてあまりの素晴らしさにびっくりしました。ヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデンの演奏(こちらはノヴァーク版)と較べても遜色ないと思います。あのとき私は何を聴いていたのでしょう🤔
07-29 16:11

アントン・ブルックナー《交響曲第8番ハ短調(ハース版)》/《交響曲第1番ハ短調(リンツ稿)》:オトマール・スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ベルリン。
スウィトナーによるブルックナー第8交響曲(「原典版」と標記されていますが、要するにハース版)は、
https://t.co/yKNr5SWcPb
07-29 16:11

  1. 2020/07/30(木) 04:17:23|
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亀井麻美 : 2020/07/27のツイートまとめ

kameiasami

そういう発見も楽しかったです。
なお、フランケンシュタイン・シリーズは⑦で完結していなくて、最後の作品《ドラキュラとせむし女》(1945年)が《ドラキュラ vs ミイラ男》のDVDに入っています。こちらも観たくなりました。
07-27 22:43

おいて決壊したヴァサリアのダムの水流に生き埋めになったはずのフランケンシュタインの怪物と狼男とが、⑦ではフランケンシュタイン村で氷漬けになっていたのは矛盾していて気になりました。
⑧は、ロンドン動物園の場面などがのちの《狼男アメリカン》(1981年)に流用されていることがわかり、
07-27 22:40

タイン博士の遺した「日記」という聖典をめぐって、マッドサイエンティストたちが怪物を復活させては、怒りにかられた群衆に倒されることを繰り返すのですが、個々の作品は良く出来ていて、思いのほか面白かったですね。ずっと続き物になっているのも、次を観たいという思いを誘います。ただし、⑥に
07-27 22:39

⑦フランケンシュタインの館(1944年)
⑧倫敦の人狼(1935年)
⑨謎の狼女(1946年)
連休中に上記の順で9作品全て観ました。①のほか、怪物の悲哀を前面に押し出した②と⑤が良かったです。フランケンシュタイン・シリーズは第3作以降、原作から引き継いでいたメッセージ性は失われ、フランケンシュ
07-27 22:35

呪われた悪夢の世界《フランケンシュタイン vs 狼男》
①フランケンシュタイン(1931年)
②フランケンシュタインの花嫁(1935年)
③フランケンシュタインの復活(1939年)
④フランケンシュタインの幽霊(1942年)
⑤狼男(1941年)
⑥フランケンシュタインと狼男(1943年)
https://t.co/VJgbdtym20
07-27 22:29

《忍者と極道》と聞いて、大蔵貢がロジャー・コーマン監督によるアメリカ映画“THE RAVEN”(1963年、ヴィンセント・プライス、ボリス・カーロフ、ジャック・ニコルソン出演)に付けた珍妙な邦題《忍者と悪女》を連想しました。
07-27 14:34

@ebaranakanobu81 そうでしたか。ツイートを拝見して真っ先に頭に浮かんだのがその作品でした。
07-27 14:25

『紅はこべ』
https://t.co/OHrKVCXEhs
07-27 14:03

つい先月、Amazon Prime Video の会員特典で《風と共に去りぬ》を視聴した際にまだ存命と知って驚いていたところでした。
07-27 13:55

「風と共に去りぬ」出演 オリビア・デ・ハビランドさん死去(2020年7月27日)
https://t.co/wYhl4txlH0
「映画「風と共に去りぬ」などに出演し、アカデミー賞の主演女優賞を2度、受賞したオリビア・デ・ハビランドさんが、フランスのパリにある自宅で亡くなった(中略)104歳」
07-27 13:53

徳田秋聲記念館ブログ《寸々語》:新刊予告(2020.7.25)
https://t.co/si7owjez3N
徳田秋聲記念館文庫新刊『思い出るまま』(「わが文壇生活の三十年」、「紅葉先生と私」を併録)。8月1日発売予定。
07-27 13:52

  1. 2020/07/28(火) 04:16:44|
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亀井麻美 : 2020/07/26のツイートまとめ

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@takeuchmasahiro いとせめて恋しき時はむば玉の夜の衣を返してぞきる💏
07-26 18:12

今朝明るくなって自分の姿を見たら、パジャマも下着もぜんぶ裏返しに着ていました😅
07-26 07:25

  1. 2020/07/27(月) 04:16:47|
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亀井麻美 : 2020/07/25のツイートまとめ

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夫が優しくてこの人と一緒になってほんとによかったとしみじみ思う1年と7ヶ月目の結婚記念日❤️👫❤️
07-25 19:15

@tonton1965 あれは「世界大百科事典」(平凡社、1981年4月)の「バリモア」の項からの引用です。
07-25 19:10

@tonton1965 ちょっと違和感があるのは雲で、当時は自転の方向に棚引いていると想像されていたのでしょうね(木星やなんかからの連想?)。それ以外は、アフリカ大陸からアラビア半島にかけての赤茶けた砂漠など、後の衛星写真と較べてもほとんど遜色ないと思います。
07-25 12:49

@tonton1965 用例は最も古いものから挙げるのが適切だと思いました。
それでは、《月世界征服》(DESTINATION MOON, 1950)はいかがですか。
https://t.co/KyhGjO5q6r
07-25 12:20

@tonton1965 《月世界旅行》(Le Voyage dans la Lune, 1902)はいかがですか。
https://t.co/7Y3AoVATq8
07-25 00:23

  1. 2020/07/26(日) 04:16:35|
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亀井麻美 : 2020/07/22のツイートまとめ

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・呪われた悪夢の世界《フランケンシュタイン vs 狼男》。
私は、ボリス・カーロフの《フランケンシュタイン》第1作(1931年)以外はすべて未見です😅
07-22 23:52

今夜からの連休と、お盆休みに夫と観る予定の「夏の怪談」👻
・ホラー ミステリー 文学映画 コレクション《戦慄と夢幻の世界――映像で蘇る怪奇文学の傑作!》(呪いの家/魔の家/フリークス 怪物團/死体を売る男/五本指の野獣/呪われた城/第三の影/影なき男の影/モルグ街の殺人/猿の手)。
https://t.co/M9lzYXMwv2
07-22 23:51

@tonton1965 そうですか。DVDだと、字幕付きに出来たりするんですけどね……
07-22 17:08

@tonton1965 ありがとうございます。今夜からの連休中に夫と観る映画を決めているので、これも観るかどうか相談してみます。
07-22 14:30

《あらくれ》成瀬巳喜男監督、高峰秀子、上原謙、森雅之出演。Amazon prime video.
https://t.co/F2xtSmlxPA
これまでなぜかDVD化されていなかった徳田秋聲原作による映画です。Amazon prime video で観られることをついさっき知りました(有料)。嬉しいです😌🌸
07-22 13:29

  1. 2020/07/23(木) 04:16:50|
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亀井麻美 : 2020/07/17のツイートまとめ

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第3部』第3幕第2場ですね。
“O miserable thought!” (2:26)の「あ゙-ツ」が凄いです。
画像:リチャード三世を演ずるジョン・バリモア
https://t.co/qZfUfgBcWD
07-17 21:38

成功をおさめた」(倉橋健)と、舞台俳優としての輝かしい経歴に多くの紙幅を割いています(日本語Wikipediaには、現時点ではそのへんの記述が殆どないですね)。
John Barrymore as Richard lll - Clip used in Chris Plummers' Feb 2014 PBS tribute 
https://t.co/vOOy2KgUMM
これは『ヘンリー6世
07-17 21:37

はじめのうちはメロドラマや喜劇を演じていたが、1916年にゴールズワージーの《正義》を演じて以来、シリアスな劇や悲劇でも認められるようになった。オペラ歌手から発声法を学び、1922年に上演した《ハムレット》は、シェークスピアの詩の美しさを完全に演技に移したものとして、イギリスでも大きな
07-17 21:36

にハムレットやリチャード三世役)で有名でした。例えば、「世界大百科事典」(平凡社、1981年4月)の「バリモア」の項では、
「1903年にズーダーマンの《正義》で初舞台をふみ、その美貌と端正な容姿、それに俳優としての天賦の才能によって、数年後にはアメリカ劇壇の花形ともいうべき存在になった。
07-17 21:36

《狂へる悪魔》(1920):ジョン・S・ロバートソン監督、ジョン・バリモア主演。Amazon Prime Video の会員特典。
https://t.co/ax1nwBCb8l
スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』を下敷きにした、ちょうど100年前の映画。
ジョン・バリモアといえばアメリカきってのシェイクスピア俳優(特
07-17 17:18

新型コロナ、日本で重症化率・死亡率が低いワケ
高橋泰教授が「感染7段階モデル」で見える化(東洋経済 2020.7.17)
https://t.co/bhSyWHrq14
07-17 08:15

  1. 2020/07/18(土) 04:16:28|
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亀井麻美 : 2020/07/16のツイートまとめ

kameiasami

す。
「さりとては」(精選版 日本国語大辞典)
https://t.co/gQmlL643k1
の②の語義でしょうね。
https://t.co/uiFIcQcNxh
07-16 16:42

https://t.co/JEOyMnnebg
「さりとてはの者」の意味については珍説もありますが、同文書には三好義継の切腹について
「今度三好左京大夫内衆なりかわり候て腹を切候、代々如此候と申候か、さりとてはの腹を仕候と申候」
と書かれているので、やはりそれと同義の讃歎の言葉として取るのが妥当と思いま
07-16 16:41

大河ドラマ《秀吉》第31話を観ていたら、中条きよしの安国寺恵瓊(渋い!)が藤吉郎(羽柴秀吉)を「さりとてはの者にて候」と言っていたので、ああ例のあれねと思って原典を調べてみました。
大日本古文書 家わけ第九『吉川家文書之一』六一〇「安国寺恵瓊自筆書状」(天正元年)十二月十二日
https://t.co/141nk4ExmL
07-16 16:40

濡れたズボンを履いてきた村松剛を見た奥野健男が「あっ。オシッコしてる」と言ったので村松が怒って「オシッコじゃない。水だ」と言いかえしたとかいう下らない話を遠藤周作が書いていました。
07-16 12:59

それまでは「ひざうら」とか「ひざのうら」とか言ってました。
07-16 12:44

膕フェチの人っているのかしらと思ったら、こういう記事を発見。
「膝の後ろのくぼみ「膕」 その魅力を伴田良輔氏解説」
https://t.co/U1ZwkqR8az
ちなみに私は「ひかがみ」という言葉を、実吉捷郎訳の『ヴェニスに死す』(岩波文庫)で覚えました。美少年タッジオの「ひかがみ」。
07-16 12:44

@tonton1965 私もそれが煩わしいので、Twitterアプリの「ホーム」を「最新ツイート」表示にしています。そうすると他人のいいねが通知されなくなりますが、1~数日で「ホーム」表示に戻るので、その都度「最新ツイート」表示に切り替えています。
07-16 12:29

@tonton1965 「理髪師チッターライン」は岩波文庫『ヘッベル短篇集』(実吉捷郎訳)に入ってます。
https://t.co/WcI4hosDy8
07-16 01:01

  1. 2020/07/17(金) 04:16:42|
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亀井麻美 : 2020/07/15のツイートまとめ

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体験したのだったか。」
イヴォ・アンドリッチ『シナンの僧院に死す』(栗原成郎訳、松籟社)91-92頁。
07-15 21:37

@tonton1965 大江自身は明言していなかったかもしれません。私が最初に何でその説を読んだのかと思い返してみると、村上龍+坂本龍一の対談・鼎談集『EV.Café 超進化論』「State 0 快感」(講談社文庫)だったようです。
もちろん作品に描かれた風貌から、武満徹がモデルであることは明白と思います。
https://t.co/8pJbRlouK9
07-15 20:19

(はらわた)が彼を夢から覚ました。目を開けるやいなや、何か縺れた複雑な不幸を想う何か暗い、痛みのある知覚が彼の内部で溢れた。彼は何か苦しいもの、恐ろしいものを体験した。あれは、もしかして夢に見たことだったのか? (中略)それとも彼が目を覚ますのを待っている何か痛みを起こすものを
07-15 17:38

Или је можда доживео нешто болно, што га чека шим отвори очи? “
Иво Андрић «Смрт у Синановој текији» (1936) „Панорама“, Просвета, Београд, 1964.

「その時、何か痛みをともなうようなもの、強圧するようなものが彼の体を突き上げた。無情な他人の手のように、自分の生まれ持った内臓
07-15 17:38

„Тада га тргну нешто болно и силовито. Као безобзирна туђа рука, његова рођена утроба га је будила из сна. И одмах, пре него што је отворио очи, разли се у њему полумрачна, болна свест о некој замршеној несрећи. Доживео је нешто мучно и страшно. Можда је сањао? [...]
https://t.co/jT3IPcTTMQ
07-15 17:36

高山羽根子「首里の馬」
遠野遥「破局」
07-15 16:20

第163回芥川賞・直木賞発表の今日は、娘👶の丸9ヶ月の誕生日で、いよいよ10ヶ月目に突入するのです。
https://t.co/bMkDI5aAMI
07-15 15:16

  1. 2020/07/16(木) 04:16:49|
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亀井麻美 : 2020/07/14のツイートまとめ

kameiasami

今夜の読書📖👓
『消えた心臓/マグヌス伯爵』南條竹則訳、光文社古典新訳文庫。
収録作:
「聖堂参事会員アルベリックの貼込帳」
「消えた心臓」
「銅版画」
「秦皮の木」
「マグヌス伯爵」
「若者よ、口笛吹かばわれ行かん」
「トマス修道院長の宝」
付録「私が書こうと思った話」
https://t.co/OXcJ7KnzuT
07-14 22:27

„да жена стоји, као капија, на излазу као и на улазу овога света“
Иво Андрић «Смрт у Синановој текији» (1936)
「女性がこの世界の入口だけでなく出口にも門のように立っていること」
イヴォ・アンドリッチ『シナンの僧院に死す』より。
https://t.co/bfIOlqK8tY
07-14 16:55

  1. 2020/07/15(水) 04:16:38|
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亀井麻美 : 2020/07/13のツイートまとめ

kameiasami

@tonton1965 『外科室』の奥方の気持ち、よくわかります😅
(私には夫に聞かれて困る秘密は何もないですけど、恥ずかしい言葉を叫んだりしたら嫌じゃないですか)
07-13 22:29

私も全身麻酔の手術を受けた時は、術後譫妄で夫に何か変なこと口走らないか、私自身ものすごく気になって、手術前に夫に、私が麻酔のせいで変なこと言っても本気にしないでねって何度も頼んだものでした。
#術後せん妄
07-13 22:14

«Poświatowska we wspomnieniach i inspiracjach» (Bosz, 2016) より。
https://t.co/QK6t5okujk
07-13 21:50

第Ⅰ巻は綺麗なままなのに、全く同じ保存環境で、第Ⅱ巻だけ茶シミだらけになるというのは(しかもよく読むのは第Ⅰ巻の方なのに)、紙の質が違うのかしら。
07-13 21:36

『ブルーノ・シュルツ全集』工藤幸雄訳、新潮社。
私が所持している全集の函の中身は、
1998年9月20日発行第1刷の「Ⅰ」
1999年2月15日発行第2刷の「Ⅱ」
なのですが、1年ぶりくらいに取り出してみると、新しい方の第Ⅱ巻(第2刷)の天や小口が、薄い茶シミだらけになっていました。
07-13 21:34

いられる、ということでいいのかしら。
この後に挿入される絹商人アリョ・カザス(Аљо Казаз)の法螺話がじつにいいです。
https://t.co/82JrdyYIiD
07-13 15:08

„јер се сулуде главе добро држе на рамену.“
Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947).
「馬鹿な頭ほど肩にしっかり付いているものだ。」イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』(栗原成郎訳、松籟社)58頁9行目。これは、暴君の下では、「馬鹿」でいたほうが、頭が肩にしっかりつながって
07-13 11:47

  1. 2020/07/14(火) 04:16:38|
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亀井麻美 : 2020/07/12のツイートまとめ

kameiasami

海面を泳ぐ海鳥まで食うロウニンアジ(浪人鯵)。こんなのいるって知らなかった😵
#ダーウィンが来た
07-12 20:02

レムの『ソラリス』を確認すると、胎児ではなく、赤ん坊のような、裸の2、3歳の子供で、身体は濡れてつるつるしていて光っている、とありました。「濡れて光っている」ので胎児と記憶していました。
07-12 19:07

本日は、ポーランドのユダヤ人作家、ブルーノ・シュルツの生誕日です(1892年7月12日~1942年11月19日)。
久し振りに工藤幸雄による邦訳全集を取り出して見ると……
https://t.co/Jl8BlKLyIL
07-12 14:45

アグイーは、ソラリスの空でパイロットが目撃する巨大な胎児を連想させます。前者は幻覚、後者は具現化している、と相違はありますが、深層心理のあらわれという点で共通しています。
07-12 12:33

大江健三郎の作品で好きなのは、武満徹がモデルということもありますが、『空の怪物アグイー』です。日本語の表現力もすごい。「雪もよいの黒い空が裂けてスペインの宗教画みたいなものものしい光りが、ぼくの雇傭主の血を愚かしい脂のように輝かせた」等々、奇異な比喩も見事に嵌まっています。
07-12 11:46

しかしそのせいで、子供と黒人兵との交渉は希薄となり、原作においてあれだけ繊細な扱いを必要とした根源的な際どい主題は、批判のための材料として単純化されてしまった感があります。別物として観ても、あまり感心はしませんでした。
07-12 11:12

現今の情勢下では更に問題になりそうですね。
大島渚の映画《飼育》は子供の視点を大人に移し、いろんな夾雑物を詰め込んで、原作の「僕」が軽蔑した大人の世界(または日本のムラ社会、延いては日本そのもの)の醜さ、俗悪さ、差別意識、事なかれ主義等々への批判を際立たせたような作品。
07-12 11:12

大江健三郎の『飼育』を読み返しました。表現など滑稽なくらい奇を衒ってはいますが、豊かな才能を感じさせる、力の籠った作品ではあります。黒人兵の描写に関しては、ずいぶん以前から「人種差別」であるとの指摘がありました。実際、それを描いた作品でもある訳ですが。
https://t.co/kAHXXDVQuu
07-12 11:10

  1. 2020/07/13(月) 04:17:03|
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亀井麻美 : 2020/07/11のツイートまとめ

kameiasami

@tonton1965 このころはよく言及してましたよ。最近はないですが。
07-11 22:55

@tonton1965 読んでますよ。
https://t.co/uDn9MqAEIn
07-11 22:48

大島渚の《飼育》まだ観てないです。その前に大江健三郎の原作を読み返さないと。
エルマンノ・オルミ監督作品《聖なる酔っぱらいの伝説》も、ヨーゼフ・ロートの小説を読み返してないのでまだ観てない😅
07-11 22:37

Orhan Pamuk: “Estoy contento de tener miedo”
https://t.co/AIhVH2SJnj
今回の「文藝」掲載のパムクの文章は、上記インタビューとはまた別の切り口ですね。デフォーの『ペスト』とマンゾーニ『いいなづけ』への言及には大いに共鳴するところがありました。
『ペストの夜』が出るまで生き延びねば!
07-11 22:27

オルハン・パムクの「偉大なパンデミック文学が私たちに教えてくれること」(藤井光 訳)だけが目的で「文藝」2020年秋号を買いました。
https://t.co/4gEMmvMZ0Y
07-11 21:58

Иво Андрић «Мара милосница» 1926. („Пут Алије Ђерзелеза“, Слово Љубве, Београд, 1980.)
→イヴォ・アンドリッチ『囲い者マーラ』栗原成郎訳(恒文社刊『呪われた中庭』所収)244頁15~18行目、245頁12~18行目。
https://t.co/7k4cdwfSyV
07-11 15:22

  1. 2020/07/12(日) 04:17:09|
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亀井麻美 : 2020/07/10のツイートまとめ

kameiasami

怪物を町じゅう連れ回っている愚か者よりも知性で勝ろうと試みる時の農夫の顔には、何かただならぬ悲壮感がただよっていた。)」
イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』栗原成郎訳、松籟社、2018年11月。
宰相が飼っている象(フィル)を見て恐惶を来す馬たち。それを宥めようとする農夫――
07-10 17:32

Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947)

「(一人の農夫が両手と両脚を広げて自分の狂った馬の前に立ちはだかって、自分のちっぽけな知性をもって度を失った自分の家畜よりも利口であろうと努め、また贅沢な暮らしに満ち足りてもまだ飽き足らず、単なる横暴から
07-10 17:25

„(Има нечег врло болног у лику сељака који, раскречених ногу и раширених руку, истрчава и стаје пред свог излуделог коња и  са оно мало свога разума настоји да буде паметнији и од своје избезумљене животиње и од оних безумника што од пуста беса водају чудовишта по чаршији.)“
07-10 17:24

《飼育》(1961年、大宝株式会社)大島渚監督、三國連太郎、沢村貞子、中村雅子ほか出演。Amazon Prime Video の会員特典
https://t.co/yw7ExX9nqF
大江健三郎の原作はもちろん読んでますが、この映画は未見。大宝映画は先日DVDが出たばかりの山際永三《狂熱の果て》にも興味があります。
07-10 14:09

  1. 2020/07/11(土) 04:16:36|
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亀井麻美 : 2020/07/09のツイートまとめ

kameiasami

なかなか興味深いです(勿論これは架空の小説ですが、さもありなんと)。
日本でも昔は、妊婦が火事を見ると赤子に赤痣ができるとか、葬式に遇うと黒痣や青痣ができるとか、死人を見ると死産するとか、いろんな俗信がありましたね(妊婦を危険や刺激から守るための、生活の知恵だったとも言えます)。
07-09 21:58

た。彼女らのお腹の中にいる赤ん坊が後に怪物に似ることを恐れたのだ。」
イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』栗原成郎訳、松籟社、2018年11月。
妊娠中の女性が怪物(宰相が飼っている象のこと。フィル Фил はその名)を見ると、その胎児が怪物に似るという、1820年代のボスニアの民衆の考え方が
07-09 17:14

立派な服装で偉そうな態度の宰相の召使に伴われて進んでいく美しい飾りを付けたフィルを眺めていた。二、三人が一箇所の窓辺に集まって、異様な獣をおかしがって、ささやいたり互いにくすぐり合ったりして、声を殺してくっくっと笑っていた。母親と姑は、身重の娘と身重の嫁に窓辺に近づくことを禁じ
07-09 17:01

другу и пригушено се кикоћу. Мајке и свекрве забрањују брeмeнитим снахама да иду на прозор, да им од тога дете које носе не би, после, личило на чудовиште.“
Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947)
「女たちや娘たちは、窓格子の陰に身をひそめて、あるいはバルコニーからのぞいて、
07-09 17:00

„И жене и девојке, сакривене иза мушебака, на доксатима и прозорима, посматрају фила у његовом црвеном орнату, са његовом пратњом добро одевених и осионих везирских момака. Сјате се по три-четири око једног мушепка,  шапућу, праве шале на рачун необичне животиње, голицају једна
07-09 16:58

吼えることで、„у жељи да заглуше свој рођени страх“ という表現になるほどと感心(アンドリッチの表現にはいつも感心します)。
07-09 16:35

すばしっこい若い犬たちは、板塀越しにあるいは壁の何かの穴から敵意を表わす鋭い吼え声を立ててその声の中に本能的な恐怖を鎮めようとした」
イヴォ・アンドリッチ『宰相の象の物語』栗原成郎訳、松籟社、2018年11月。
ボスニア州の宰相が首府トラヴニクの邸宅で飼育している象を見た、犬たちの反応。
07-09 16:35

„Остарели и прегојени повлаче се ћутке, али млађи, мршавији и жустрији, лају кроз тарабе, или неку рупу у зиду, злим и оштрим лавежом, у жељи да заглуше свој рођени страх.“
Иво Андрић «Прича о везировом слону» (1947)

「肥満した老犬たちは、声も立てずにすごすごと遠ざかり、痩せて
07-09 16:35

  1. 2020/07/10(金) 04:16:53|
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亀井麻美 : 2020/07/08のツイートまとめ

kameiasami

徳田秋聲が明治30~32年に「少年文集」「少年世界」で用いたペンネーム「得田麻水」の麻水が金沢の浅野川から来ているとするのは、柳田泉の説。
(榎本隆司「上京当時の徳田秋聲――附「得田麻水」について――」)
07-08 21:43

なお「Haushaltbüchern」は「家族の記録帳」とも訳されています。
07-08 11:59

Wolfgang Horn, Rolf Willhardt »Rheinische Symphonie. 700 Jahre Musik in Düsseldorf« Gudrun Horn Verlag, Münster, 1987.
07-08 11:03

»Kultur und bürgerlicher Lebensstil im 19. Jahrhundert: Die Zuccalmaglios« Bücherstube Eva Krause, 2004.

„ab 1846 taucht ein spezielles Zeichen, einer Sechzehntel - Note ähnlich, für jeden Geschlechtsverkehr auf.“
07-08 10:59

岸田緑溪『シューマン――音楽と病理』音楽之友社、1993年10月)

„der in den Haushaltbüchern ab 1846 penibel jeden Geschlechtsverkehr mit seiner Frau notierte (eine Sechzehntelnote, die einem „F“ gleichkommt, dreimal die Woche).“
Gertrude Cepl-Kaufmann, Hella-Sabrina Lange
07-08 10:58

1846年以降、ローベルト・シューマンは、妻クララと性交渉を持った日には必ず「F」に相当する16分音符を「Haushaltbüchern(家計簿)」に記述するようになりました。そのせいで、週3回とか、「四日ぶりに」とか、最後のセックスの日まで後世に知れ渡る結果となりました……
(画像は
https://t.co/rwB0pGsfJv
07-08 10:58

https://t.co/c1x624zF4a
誤:1929年
正:1829年
07-08 06:08

  1. 2020/07/09(木) 04:17:10|
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亀井麻美 : 2020/07/07のツイートまとめ

kameiasami

@tonton1965 若気の至りだったかもしれません。
ナスターシャ・キンスキー主演の《哀愁のトロイメライ》(Frühlingssinfonie, 1981)では、若き日のシューマンの色好みもかなり描かれていますよ(画像参照)。
https://t.co/SknCQmrvCm
07-07 21:51

@tonton1965 1829年のスイス・イタリア旅行で売春婦を含め不特定多数の女性と交渉があったことが日記や書簡から窺われることから、ピーター・オストウォルドは、このころシューマンは梅毒に感染したのではないかと推測しています(岸田緑溪、前掲書178頁)。
https://t.co/8v8Ms2LOOE
07-07 20:08

個人的には「第3期の梅毒は他人への感染性がない」というのは本当かしら、と思いますが(シューマンの日記によると、クララとの性行為はかなり頻繁なようだけど大丈夫?)、しかし反論するだけの医学的知識が私にあるわけでもなく、モヤモヤしながらもとりあえずは納得、というところ。
07-07 17:22

一生を過ごすことができる場合もある。3)クララが感染していなければ、子供たちは罹患しえないし、彼女が感染していたとしても、胎児が先天性梅毒に罹る確率は全体の5%程度、ということで説明が出来るようです。
07-07 17:20

「ROBERT SCHUMANN の指の故障・死因の謎?(その3)」
https://t.co/FINu0S2vYp
これによると、1)クララと結婚した時にローベルトの梅毒は第3期に入っていたと考えられ、第3期の梅毒は他人への感染性がないため、クララには感染していない。2)仮に彼女が感染していたとしても、発病せずに
07-07 17:20

2)クララが梅毒に感染していたとして、彼女が長命だったことを説明できるのか?
3)8人の子供たち(1人は早死)は梅毒から無事でいられたのか?
については、以来ずっと疑問に思っていました。
それらについて医師の立場から解釈を試みているのが n'Guin 氏による下記のサイトです。
07-07 17:18

ローベルト・シューマンの死因は、私が中学1年のとき(1996年)に最初に読んだ岸田緑溪による伝記(『シューマン――音楽と病理』音楽之友社、1993年10月)でも「梅毒」とされていて、その頃からすでに定説だったようですが、
1)ローベルトが梅毒だったとして、クララに感染しなかったのか?
07-07 17:15

餃子騒動のニュースで思い出しましたが、新東宝の《怪異宇都宮釣天井》という映画がありました(中川信夫監督、1956年)。
後半、取って付けたように血まみれの男の幽霊が出てくる以外は普通の時代劇。釣天井が落下する場面はなかなかよく出来ておりました。
#宇都宮餃子
07-07 14:09

私は、ここへ徳田一穂さんにつれてこられ、「うちのオヤジ(徳田秋聲)も、正宗(白鳥)さん、紅葉(尾崎)さんも来ていた古い店だよ」といった説明を聞いたことがあった。〉
山本容朗「鐘は上野か浅草か」(『居酒屋の作家』潮出版社、昭和57年)
07-07 10:33

〈私の配偶者は、上野から成田線で通学する女子学生だった。
昭和三十二年一月(大学を出てから約三ケ年目)に、その女子学生と結婚することになり、私の父と、彼女の父親とを引合せたのも、上野・池の端の「花や」という明治時代を思わせるような和風の三階造りの簡便な料理店だった。
07-07 10:33

あった。まだ「いろは」と「エーワン」と同じビルに同居しているのではなく、別々に店舗を構えていた。ポタージュ・スープ、ポーク・カツ、その時の食事を私はよく憶えている。〉
山本容朗「神田神保町に「龍宮」ありき」(『居酒屋の作家』潮出版社、昭和57年)
07-07 10:30

〈私たちは、神保町の交差点へ向って歩いた。「いろは」という寿司屋がある。そのビルの二階に「エーワン」という洋食屋がある筈である。
私が本郷・森川町の徳田一穂の家に、昭和二十五年ごろから出入していたことは、すでに書いた。その頃、徳田夫妻につれられて、「エーワン」に食事に来たことが
07-07 10:30

  1. 2020/07/08(水) 04:16:35|
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亀井麻美 : 2020/07/06のツイートまとめ

kameiasami

【参考】
室生犀星「われはうたえども やぶれかぶれ」
https://t.co/gIBB8d79QV
「角川書店の山本〔容朗〕さんの話では、よく銭湯で宇野に出会い、山本が退社後の夕刻の時にはいりにゆくと、何時でも、宇野に出会い熱心にからだを洗っているのを見うけた」云々。
07-06 23:08

ようです(田中敦『落語九十九旅』岩波書店、2016年5月、70~73頁)。これによると「はなしかさん」は「花鹿山」と表記されています。
『むらく新落語集』(三芳屋、明治43年10月)より「深山がくれ」
https://t.co/LEHHi50JC0
こちらでは「落語家山」(はなしかざん)と表記されています(126頁)。
07-06 17:05

たかは判りません。
このお噺は、二世曾呂利新左衛門(1842-1923)が明治29年、中国地方から九州を旅する泥丹坊堅丸という噺家を主人公に据えて「新百千鳥」に連載した連作『噺家一人旅』(「猿丸」「狼講釈」「べかこ」「深山隠れ」〔速記では「深山の一ツ家」・「老女の魂魄」〕)の第4作目が元の
07-06 16:59

@tonton1965 桂米朝は〈芸人が旅をして不入り続きで、動きがとれなくなってしまうことを御難と言いますが、(中略)「深山隠れ」などというはなしは、落語家が御難をするはなしなので、昔からこんなネタをやってると売れなくなると言って、演る人も少なかったそうです〉と書いています。果たして米朝がどの程度演じ
07-06 16:58

ろうか。私はそんなことを思い出しながら本郷郵便局の手前を左に折れた。最初の路地を右に曲ると宇野浩二の家の前に出る。確か、その小路を曲る辺りで、私は、徳田さんから水上勉さんを紹介されたことがあった。〉
山本容朗「本郷での今東光さんの艶聞」(『居酒屋の作家』潮出版社、昭和57年)
07-06 11:23

本当に風呂好きだったのだろう。「赤門湯」で、宇野さんと出会ったのは、一度や二度ではなかった。
ある時、私は、この宇野さんの風呂のことを室生犀星に話した。すると、室生さんは、「われは歌えどやぶれかぶれ」〔原文ママ〕という小説に私の名前を入れて書いてしまった。
あれは、いつごろだった
07-06 11:22

探すことが出来なかった。私は徳田さんといっしょにこの銭湯によく入りに来た。そして、徳田家の近くに住む宇野浩二といっしょになった。宇野さんは身体に石鹸をつけてよく洗っていた。徳田さんは話しかけられると、途中で湯へ入りますといえず、冬など風邪をひいてしまうとこぼしていた。宇野浩二は
07-06 11:22

というのもあったと思い出した。
昭和二十五年四月、私は大学に入り、東京の暮しをはじめてから、その前から知りあいだった徳田一穂さんのところによく出入していた。一穂さんは徳田秋聲の長男である。その家は、本郷区森川町百二十四番地であった。
「赤門湯」はなくなってしまったのだろうか。私は
07-06 11:22

〈本郷通りを駒込へ向って歩いていて、私は赤門の前を通り過ぎようとしていた。あわてて、落第横丁と表記のある横丁の角に立つとペリカン書房の看板が見える。そう、「赤門湯」という銭湯があった筈だ。私は本郷通りを出て、その大通りから、ちょっとへっこんだ場所にあった銭湯を探した。「正門湯」
07-06 11:21

  1. 2020/07/07(火) 04:16:43|
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亀井麻美 : 2020/07/03のツイートまとめ

kameiasami

今日はフランツ・カフカの生誕日ですね(1883年7月3日―1924年6月3日)。つい先月の同じ日が歿日でした。
私がカフカの作品を通読したのは、新潮社のこの全集。第1巻から順に、律儀に読んで行ったものでした。これはと思う作家は、全集で読みたくなるのです。
https://t.co/wCR8JOB0d4
07-03 13:41

いたとのこと。その姉の娘が関行男の妻満里子であったとは、この作品で知りました。
なお、戦後すぐ角川源義の発案で秋聲全集の出版が企画されたとき、武田麟太郎と水上勉と野口冨士男との三人で徳田一穂宅を訪れた折のことが、上記引用の後に書かれています(麟太郎はその数日後に急死しました)。
07-03 13:26

関行男大尉と結婚なさっていたと私は聞いている」
野口冨士男『真暗な朝』より(「自選小説全集」上巻340頁下段)。
徳田一穂の夫人政子は、徳田秋聲全集年譜によれば、明治41年2月10日、池尻松太郎の次女として広島市に生まれ、昭和12年12月5日に一穂と婚姻。本郷5丁目にあった女子美術学校に通って
07-03 13:07

いって、それを洋服の胸のボケットから取り出して見せてくれたとのことである。 また、戦局が次第に悪化すると、夫人の姉上がおられる鎌倉へ荷物疎開をしたいから、 牛車の世話をしてくれと私の家内に依頼に来たこともあったそうだが、その姉上のお嬢さんは、最初の神風特攻隊の犠牲者である敷島隊の
07-03 13:06

「私は東京へ出ると、二度に一度は徳田一穂さんを本郷のお宅へ訪ねた。
 一穂さんは私の応召中しばしば海兵団へ手紙をくれていたし、東京の留守宅をも慰問してくれていて、復員後に家内や義妹から聞いたところによれば、空襲中にはいつも秋声先生が愛用しておられたスプウンを身につけているのだと
07-03 13:06

@tonton1965 スペースゴジラは観てませんので😅
07-03 13:05

@tonton1965 はい。公開当時は雄か雌か諸説あったそうですけど、監督が「この作品のゴジラはオスです」とコメントしたとか、ミニラがゴジラを「パパ」と呼んでるように聞こえるとかで、まあオスなんでしょうね。
07-03 11:26

ミニラのママが気になる(雌もきっとどっかにいるよね)……
《フランケンシュタインの花嫁》も出ていたので娘👶が寝た後に最初の方を観てみたら、何とVHSテープから起こしたような映像でした(画面の下端の線がゆらゆら揺れてる、懐かしいアレ)。Amazon Prime Video って、そんなのも上げてるのね。
07-03 01:04

映画版《じゃりン子チエ》でチエとお母はんが映画館で観ていた《ゴジラの息子》が Amazon Prime Video の会員特典に出ていたので、夫👨+娘👶と一緒に観ていたら、ミニラが卵から生まれたことにちょっと衝撃を受けました。じゃあゴジラも卵から生まれたってこと? やっぱり爬虫類の一種なのかしら🤔
07-03 00:47

  1. 2020/07/04(土) 04:16:40|
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亀井麻美 : 2020/07/02のツイートまとめ

kameiasami

シューマン《「ファウスト」からの情景》クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送合唱団、エリク・エリクソン室内合唱団、テルツ少年合唱団。ブリン・ターフェル(B)、カリタ・マッティラ(S)、バーバラ・ボニー(S)、ヤン=ヘンドリク・ローテリング(BS)
https://t.co/FnuH5e965l
07-02 23:28

@tonton1965 冒頭の配役一覧に
King Albert Henry Stephenson
とありますので、ザクセン王アルベルト
https://t.co/uJVr4N6pB9
ですね。
07-02 16:04

に、砂糖のかけらで10歳の少女をおびき寄せる2人の男。10歳にもなってそんなものに釣られるかしらとは思うけれど、少女はひもじい生活をしています。ここの描写はあきれるほど上手いですね。でもこのあと、少女は石切場の坑のなかへ連れ込まれ、目を覆うような出来事が起こります。
07-02 14:19

примицала, а он се одмицао, па би онда опет застајао, одбијао кључем комадиће и давао јој. Тако ју је мамио, као што се мами упорно живинче на кукуруз.”
Иво Андрић «Мара милосница» (1926) /イヴォ・アンドリッチ『囲い者マーラ』
「ほうら、お砂糖だよ、ほら」と、小動物を餌で釣るよう
07-02 14:13

јаче: 
— Ево шећер, нај.
Видећи да се не миче, он извади из њедара тежак црн кључ, и горњом, дебљом страном одби мали комадић шећера. Она приђе опрезно, као сврака, и узе га. Рскала је, и једнако гледала у њих. Кад је свршила, падавичар испружи поново руку: 
— Ево још. 
Мала се
07-02 14:11

“— Ајде ’вамо, даћу ти шећера.
Она је погледала, час у шећер час у њега, и примицала се полако, држећи сва четири прста лијеве руке на устима. Али како је она прилазила, тако се он одмицао уз сокак. Она застаде, с неповјерењем у покретима и у погледу. Али и он стаде, испружи руку
07-02 14:11

本日、7月2日は徳田秋聲の長男で小説家・徳田一穂の命日です 。明治36年(1903年)7月生れ(出生届の記載は明治37年(1904年)3月20日)、 昭和56年(1981年)7月2日歿。
一穂の作品を読むと、秋聲の私小説に書かれない裏事情が判ったりして面白いのですが、概して古書値が高いのが難点。
07-02 00:49

  1. 2020/07/03(金) 04:16:51|
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亀井麻美 : 2020/07/01のツイートまとめ

kameiasami

指揮を続行できなくなってオーケストラと合唱が壊乱してゆく様子が、見事に描かれていると思いました。
キャサリン・ヘプバーンは、クララ・シューマンらしいかはともかく、ピアノの弾き真似を含め、素晴らしい演技でした。
07-01 23:59

そのまま使われている)などを参考に、映画独自に編集・オーケストレーションしたもののようです。なお映画では《ファウスト》は「オペラ」ということになっています。
この映画はフィクションが多めで、上記の場面も伝記的事実とは異なりますが、指揮するシューマンを、おそろしい耳鳴りが襲い、
07-01 23:52

ベルリン・フィルの全曲盤CDで探しましたが、どうやらこれはシューマンの実際の楽曲を使用しているのではなく、《ゲーテのファウストからの情景》第3部の、不滅となったファウストを天使たちが力強い合唱で讃えながら天上に運ぶ「第7曲の4」と、法悦の教父の歌う「第7曲の2」(導入部のチェロのソロは
07-01 23:50

クラレンス・ブラウン監督《愛の調べ》(キャサリン・ヘプバーン、ポール・ヘンリード主演、1947年アメリカ)
https://t.co/eJ2zudgdWo 
今回 Amazon Prime Video の会員特典で視聴し、晩年のシューマンが《ファウスト》を指揮する場面がたいへん印象に残ったので、該当する箇所をアバド指揮
07-01 23:49

私はガンダム観たことないので世界情勢とかをガンダムで喩えられても全然わからない
07-01 22:35

@tonton1965 『機動戦士ガンダム ロマンアルバム・エクストラ(42)』(徳間書店、1981年。復刻版:2003年)所収「Y・Tomino vs I ・Takahata」
https://t.co/9rC1bG8XDb
だそうです(ググっただけですけど)。
07-01 22:33

@tonton1965 正解です😅
07-01 08:23

  1. 2020/07/02(木) 04:16:52|
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亀井麻美 : 2020/06/30のツイートまとめ

kameiasami

さあ行けっ‼️
ヨシッ😂……
えっ、なにっ😩
#逃げ恥 #キス
06-30 22:55

「火をつけておいて(キスしておいて)放置するなんて、放火魔ですか」
これいいね😂
#逃げ恥
06-30 22:19

その本の広告が目に入らなければ、一生知らなかったであろうことをついさっき知って、いろいろな記事をググって、溜め息をついています。そんな場所が日本にあったなんて、ねえ……(世の中知らないことだらけです)
06-30 21:46

札幌国際大、大月隆寛教授を懲戒解雇 運営法人批判の会見に同席(毎日 2020年6月30日)
https://t.co/kXZ5rw0tl3
「札幌国際大学(札幌市清田区)が、運営法人を批判する記者会見に同席し、内部情報を外部に漏らしたなどとして、人文学部の大月隆寛教授(61)を懲戒解雇にしたことが29日、分かった」
06-30 13:03

H・バルケンホール/佐々木みよ子「落語における怪異の虚の演じ方」SOPHIA LINGUISTICA 4号(1978)74頁。
「脛かじり」と「子猫」についてはちょっと「?」ですが、「深山隠れ」と吸血鬼思想については、なるほどと思わないこともないです。
06-30 11:28

か、鬼婆が、人とか新仏を喰う吸血鬼としてあらわれるのだが、このヴァンパイア思想は、鬼子母神的ヴァンパイアであるので、西欧のヴァンパイア思想が、日本に入ってくる経路を示しているように思われる〉
06-30 11:27

いかにも残念。娘の仇(かたき)、手下の仇(あだ)、覚悟極めて、勝負な致せ。」
とありますが、「成就せり」じゃなくて「成就せむ」じゃないのかな。
ついでに、こんな説も(たまたま目についたので)……
〈「脛かじり」「深山隠れ」「子猫」などの話にみられる吸血鬼思想がある。新妻とか、子供と
06-30 11:27

気になります)。
終盤、森宗意軒の妻の名乗りで、
「侍、待ったぁ。われこそは、時の天下に恨みをのんで敗れたる、森宗意軒が妻なりしが、今この廓にはぜ篭り、千人の生き血を取り、ダイウス如来に捧げなば、我が発願も成就せり。今、九百九十九人の命を奪い、汝一人(いちにん)にて見破られしは、
06-30 11:26

桂吉朝の《深山がくれ》(淡交社『桂吉朝夢ばなし 吉朝庵』附録CD)で、「噺家山怨霊が嶽」の麓の村のお婆さんが「噺家」という言葉を知らないのは、いくらなんでも矛盾が過ぎますよねぇ(吉朝さんが枕で注意しているように、矛盾をツッコんではいけない咄なんでしょうけど、何回も聴いてるとやっぱり
06-30 11:25

  1. 2020/07/01(水) 04:16:38|
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