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徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

亀井麻美 : 2023/02/27のツイートまとめ

kameiasami

いかにも大衆作家の書斎らしく殺気が満ちてゐる」
「原稿執筆と環境」(『新文芸創作講座』5、厚生閣、昭和15年)より。
https://t.co/IAlQz2o1nR
当時の小説家の書斎についてまとめられていて、なかなか面白いです。
02-27 23:57

【子母澤寛と日本刀】
「大衆作家の子母澤寛氏のお宅は大森だ。氏の書斎は玄関脇の六畳で、床の間には掛軸と、黒鞘の日本刀が一振りたてかけてある。(中略)
この刀は無名だがよく斬れるといふことだ。氏は寝るとき雨戸を一枚開けて寝る。泥棒が入つて来たら、抜打ちにずばり!とやらうといふのである
02-27 23:57

右上のCDは、
セルゲイ・タネーエフ:五重奏曲集
①ピアノ五重奏曲Op.30
②弦楽五重奏曲ト長調Op.14
③弦楽五重奏曲ハ長調Op.16
マルティヌー弦楽四重奏団(Supraphon, 2CD)
名演奏です。
02-27 23:11

五体焼け焦れて、色くろくふすぼり、(中略)
悪鬼ども、なさけなくも、くろがねの棒をとつて、かの罪人をつらぬき、〉
林義端「玉櫛笥」巻3-4「松永弾正地獄に墜つ」より。
地獄では死ぬことがないのでここで未来永劫焼かれる訳ですが、奈良の大仏殿を焼いたのがいちばんよくなかったようですねえ……
02-27 22:42

【地獄の火車に焼かれる松永久秀】
〈「これは、何たる罪人にや。」
と問ふ。二人の男〔引用註:地獄の案内人〕、
「あれこそ、なんぢがむかしの主人、松永弾正久秀よ。」
とのたまふ。おづおづ立ちよりて見れば、手械足械をいれて、しばりからめ、鉄(くろがね)の枷(くびかせ)をいれらる。
https://t.co/U9lq9AMzQf
02-27 22:36

  1. 2023/02/28(火) 05:02:20|
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亀井麻美 : 2023/02/26のツイートまとめ

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@mizukami_jidai そうですね。上京のとき持ってきたとも思えないので骨董として買ったのがあったのかも知れません。
ただ子供が多いので、そんな危ないものを床の間に飾っておくのはちょっとありえない気がします。
02-26 20:01

私が日本のタイポグラフィや活字活版写植について得た知識の多くは、活字活版オタクトリオとも言うべき小宮山博史、小池和夫、府川充男らの著作からといっても過言ではなく……
02-26 14:55

徳田秋聲宅に本当に日本刀があったのかと(つまりこの箇所はフィクションではないかと)、初読のときからずっと気にかかっていて、そのことについて書こうと思っていました。
#徳田秋聲 #風呂桶
https://t.co/c2pwbRJYc9
02-26 14:34

レインボー・グリルでの披露宴へと移動。
披露宴は無事終了し、新郎新婦はそのまま熱海へ新婚旅行に出かけましたが、東京では次第に状況が不穏になって行きました。
秋聲がこの事件から受けた衝撃は相当なもので、同年の元日から書き始めた日記を続ける余裕さえ失い、病に伏してしまいます。
02-26 14:27

【二・二六事件の日】
昭和11年の二・二六事件勃発の日、徳田秋聲の次女喜代子と寺崎浩の結婚式が飯田橋東京大神宮で執行われました。仲人の菊池寛は、右翼に狙われているからと姿を消し、文藝春秋社の岡田三郎と佐々木茂索夫人フサが代役に立ちました。そして一行は臨戦状態の中、内幸町の大阪ビル内
02-26 14:23

  1. 2023/02/27(月) 05:02:15|
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亀井麻美 : 2023/02/25のツイートまとめ

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〈むかしは「老人のやうな若い人」であり、晩年(臨終の後も)は「若い人のやうな老人」であつた〉
という上司小剣の追悼文「秋聲氏のこと」(「新潮」昭和19年1月、追悼特集〈秋聲氏のことども〉)にある秋聲評は、やはり見事ですね。
#寸々語 #徳田秋聲記念館ブログ
02-25 22:05

発言そのものについては否定していないことから、そのような発言をしたのは確かなようですが、それは冗談ではなく、文献収集に対する意気込みを語ったもののようですね。
02-25 16:22

しまい。」
花園歌子『芸妓通』(四六書院、昭和5年)より。
https://t.co/BhMulEkJ9Q
花園歌子が引用した小河阿丘の文章や、李家正文(『純文学概論』建設社、昭和12年)、大鳥逸平『古本売買の実際知識』(古典社、昭和6年)その他に同じ発言の引用があり、花園歌子も前掲文で
02-25 16:15

【珍本を求めるに肉を売る事を惜しまない】
https://t.co/XWRKsQxLJz
「何時か彼女〔引用註:花園歌子〕はある雑誌にて、珍本を求めるに肉を売る事を惜しまないといつてゐたが、これまた書籍狂の心境の一端であらう。』と、あるのは余りに光栄過ぎて性的プロレタリアに属する私の平素を知る者が首肯
02-25 16:13

  1. 2023/02/26(日) 05:02:31|
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亀井麻美 : 2023/02/23のツイートまとめ

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兵庫県西部から岡山県にかけて、カメムシのことをガイダ(ガイダー、ガイザ)とよぶ地域があるらしい。
#備忘録
02-23 21:56

出典は「楞厳経」中の
「彼諸善男子、修三摩地想蘊盡者、是人平生夢想消滅、寐寤恒一」
この「寐寤恒一」、ある本に「禅の本分は寐寤恒一にある」等とあって(中原鄧州『南天棒行脚録』大阪屋号書店、大正10年)、いろいろ調べましたが上記の解釈でいいのかよく判りません。
02-23 21:44

【寐寤恒一(みごこういつ)とは】
林義端「玉櫛笥」巻4-1「少年夢の契り」の修行僧禅月房は、恋焦がれた美少年と一夜の契りを結んだ後で、それが夢だと気付き、古人の言葉に「寐寤恒一」(みごごういち:ルビママ)とあるように、夢の世界も現実の世界も共に真実の世界と悟る場面があります。
02-23 21:43

  1. 2023/02/24(金) 05:03:00|
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亀井麻美 : 2023/02/22のツイートまとめ

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この話、『新編浮世草子怪談集』(「江戸怪談文芸名作選」第1巻、国書刊行会、2016年8月)の解説によると、原話は「似我蜂物語」下22「僧恋する事」とされています。
https://t.co/2m4m7O4D8H
確認すると引用箇所の文章も概ね同じですね。
02-22 14:51

むつごともまだことたらぬみじか夜はあくるともなくあけぬるものを〉
林義端「玉櫛笥」(元禄8年板行)巻4-1「少年夢の契り」より。
「結び合する下紐の、解くる程なき睦言」とは色っぽいですね。まあ、修行僧である禅月房さんの夢なんですけどね……
02-22 14:19

とくるほどなきむつごとも、つきぬことばの花さきて、にほひいやます袖のうち、今宵名におふ新枕、むねの煙とたきこめて、きゆる間おしき折なるに、あけんとつぐるかねのこゑ、おのがきぬぎぬみじか夜の、あかつき月も心せよ、わかれを誰かとはざらん。
 禅月房、名ごりを惜みて、
02-22 14:17

【修行僧と美少年との新枕】
〈「かかるわびしき世すて人、身のほどをしりて、死ぬばかり恋ひしかども、ことにも出ださざりけるに、はやくも推し量り、来り給ふうれしさは、身にあまる今夜(こよひ)かな」
とて、たがひに枕をかはしまの、ふかき契りのただならで、むすびあはする下ひもの、
02-22 14:16

ここ数週間 Twisave にログイン出来なくなっていましたが、ブラウザ上の Twitter 本体から一旦ログアウトし、Twisave 上でログイン操作を行うと Twitter, Twisave 双方にログインできるようですね。
#Twisave
02-22 10:00

  1. 2023/02/23(木) 05:02:20|
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亀井麻美 : 2023/02/21のツイートまとめ

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よくドイツの後期ロマン派風といわれるタネーエフの室内楽曲ですが、私には――ピアノ五重奏曲作品30もそうですが――全体的に同時代のフランスの作曲家エルネスト・ショーソンの室内楽曲を連想させる曲想が、私の好みにたいへん合っています。
https://t.co/6rt0FOoMnr
02-21 22:54

アンドレア・アゴスティネッリ(Vc)、ダニエレ・オルランド(Vn)
レーベル:Brilliant Classics(3CDs)
この3枚組、Amazonで新品が1,156円で売られていて、ジャケットの肖像写真にも惹かれるので衝動買いしてしまいました。
ピアノ四重奏曲作品20から聴き始めましたが、なかなか良い演奏です。
02-21 22:45

セルゲイ・タネーエフ:ピアノと室内楽のための作品集
ヴァイオリンソナタ イ短調、ピアノ三重奏曲Op.22、ピアノ四重奏曲Op.20、ピアノ五重奏曲Op.30
アレッサンドロ・デリャヴァン(pf)、ダニエラ・カッマラーノ(Vn)、パオロ・カステリット(Va)、
https://t.co/l0EHPZKMFQ
02-21 22:44

駿河国にうつろ舟が漂着したと聞いて……

「【速報】海保も「見たことがない」約1.5mの鉄球のようなもの漂着 周辺200m立入禁止に 浜松」(テレビ静岡 2023.2.21)
https://t.co/Jtu1KWBif5
02-21 14:43

  1. 2023/02/22(水) 05:02:31|
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亀井麻美 : 2023/02/17のツイートまとめ

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ヴェネツィア弦楽四重奏団によるマリピエロの《弦楽四重奏曲全集》(Dynamic)は、私がこれまで聴いてきたオルフェウス弦楽四重奏団のやや単調な演奏(ASV)に較べ、緩急強弱の幅が大きく躍動感があって、たいへん聴き応えがあります。録音も良くて、各音が細部まではっきり聴き取れるのが嬉しいです。
02-17 23:53

そして明日は古井由吉の歿日ですね(2020年2月18日死去)。
歿後3年になりますが、2000年11月に新宿5丁目の文壇バー「風花」での朗読会で古井が清水博子さんに行ったセクハラ行為とそれに対する文芸雑誌編集者の「神の手」発言について、本格的な検証が進むことを期待します。
02-17 23:36

本日は森鷗外の生誕日ですね。
1862年2月17日(文久2年1月19日)生。
02-17 17:18

  1. 2023/02/18(土) 05:02:21|
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亀井麻美 : 2023/02/16のツイートまとめ

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今夜もヴェネツィア弦楽四重奏団によるジャン・フランチェスコ・マリピエロの《弦楽四重奏曲全集》(Dynamic, 2CD)。
素晴らしいです🎶
※写真は昨日撮ったものです。
https://t.co/YQkEXMoVZe
02-16 23:41

「日本人」(明治29年8月)に啣月の樋口一葉評「片雲」が掲載された時期と重なることは「片雲」が秋聲筆であることの傍証になりそうですね。
https://t.co/JNQftmzkfQ
02-16 00:50

【啣月の「片雲」】
徳田秋聲の「過去帳」に
「△明治二十九年か三十年の頃なりしと覚ゆ。博文館の用事にて、樋口一葉女史を訪ひたる事ありき」
云々とあり、「徳田秋聲全集」別巻年譜には明治29年7月頃に秋聲が博文館の編集手伝として丸山福山町の樋口一葉宅を訪ねたことが記載されています。
02-16 00:47

  1. 2023/02/17(金) 05:02:18|
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亀井麻美 : 2023/02/15のツイートまとめ

kameiasami

@mizukami_jidai 書かれている内容とともに、同時期の秋聲の文章との文体・用字比較が必要かもしれません。私も較べてみようと思います。
※啣月「片雲」(「日本人」明治29年8月)の樋口一葉評。
02-15 23:58

【今夜の音楽と読書】
①ジャン・フランチェスコ・マリピエロ《弦楽四重奏曲全集》ヴェネツィア弦楽四重奏団(Dynamic, 2CD)
※1996年録音。マリピエロ没後50年記念発売。
②宗像和重編『鷗外追想』(岩波文庫、2022年10月)
※※森鷗外没後100年記念発売。
https://t.co/glODU00VcY
02-15 23:50

「口+缶+卩」は啣の単なる異体字なので、どちらの「啣月」(かんげつ) も秋聲の可能性が高いと思います。
https://t.co/RjDqTKMQiY
新発見でしょうtQeq970U3yHuね。
※啣月「片雲」(「日本人」明治29年8月)の樋口一葉評。
https://t.co/JNQftmzkfQ
02-15 12:54

  1. 2023/02/16(木) 05:03:36|
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亀井麻美 : 2023/02/14のツイートまとめ

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短篇『チビの魂』の末尾には版によって大きな異同があるのですが(文学全集の類で文章が付け足されている。青空文庫は付け足された版)、徳田秋聲全集解題ではそのことに一言も触れられていません。
02-14 22:27

@mizukami_jidai 晩年の徳田秋聲の好短篇『チビの魂』(「改造」昭和10年6月)の咲子のモデルが救世軍に保護された事件についても詳しいですね。
02-14 22:18

岩永胖「徳田秋声の自然主義――「黴」「仮装人物」「縮図」について」――」東京学芸大学研究報告 1957(8):13-30.
https://t.co/y3E4Hw5Tds
02-14 20:18

「〔引用註:豊田三郎とは〕本郷森川町の秋聲の家で度々会つた。令息の徳田一穂と三人でよく溜池のフロリダへも出かけた。彼が愛用のローライフレックスで老秋声をうつしたりしたのは昭和十年前後のことだ」
三宅正太郎「昭和文壇万華鏡(二)」(「小説公園」昭和30年2月)
https://t.co/P15CFgWqYK
02-14 20:17

  1. 2023/02/15(水) 05:02:38|
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亀井麻美 : 2023/02/13のツイートまとめ

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(『三百人の作家』五月書房、昭和34年)。
https://t.co/TXBJkkuqrw
この人、「水ぎわの家」の女将(柘植そよ)を秋聲と一穂とが奪い合ったなどと書いていて(96頁)、筆が滑りがちなところが気になりますが、上記引用の記述は概ね信用できると思います。
02-13 17:24

いっさい抜きにして、
「君、順子は悪い女じゃない。あれは誤解されていて、可哀そうだ」
と、いきなり自分の愛人について熱心に語りだすというふうであった。徳田秋聲は、山田順子を決して順(じゅん)子とは呼ばずに順(ゆき)子とかならず呼んでいた〉間宮茂輔「明治の作家たち」
02-13 17:10

【ジュンコでなくユキコ】
〈謹直そのもののような島崎藤村にくらべると、徳田秋声は地方出身(金沢)でありながら、そして地味ではあるが、垢抜けがしており、都会的というのともちがう意味で身ごなしも洗練されていた。しかもじつに正直で、飾り気がなく、本郷の通りなどで出会うと、暑い寒いも
02-13 17:09

東洋文化協会、昭和34年)
https://t.co/4Z2h5UmZtE
徳田一穂の言葉からは面従腹背の心情も仄見えますね。
02-13 17:05

柳田泉の両君。後世にに伝うべき作品を文報にて選定するためなりと。後世に伝うべき作品を文報が選定するとは少々おかしな話なれどもそういう事は口に出してはいけないことになっているのだと同会の徳田一穂君笑いながら予に私語す」
広津和郎「戦時日記」(「広津和郎著作集」 第3巻
02-13 17:04

https://t.co/qbqZt7xhUQ
さて明治大正文学研究会がどのようなものであったか、その一端を窺える記述が広津和郎「戦時日記」にあるので以下に引いておきます。
「昭和19年9月5日(火、晴)
今日は先考柳浪の作品研究会が日本文学報国会であるというので、初めて文報に行く。会せしもの僅に宇野浩二、
02-13 17:02

【文報の明治大正文学研究会】
『青野季吉日記』(河出書房新社、昭和39年)の昭和19年11月7日条に次のような記述があります。
「正午頃渋谷から虎の門に向ふ。文報〔引用註:文学報国会〕の明治大正文学研究会に出るためだ」
「室中で徳田一穂、岡田〔三郎〕、豊田〔三郎〕などと雑談」
02-13 17:02

  1. 2023/02/14(火) 05:03:00|
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亀井麻美 : 2023/02/12のツイートまとめ

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丸谷才一「色事に向いた顔」(『挨拶はむづかしい』朝日新聞社、昭和60年9月)より。
もちろん丸谷は戦前の徳田家のゴシップなど知るはずもなく、単に主人公は再婚したと読み違えたのですが、野口・和田両氏は後輩の誤読を知識がありすぎて読み違えたんだねと優しく劬ってくれたのだろう、というお話。
02-12 19:06

先妻と後妻がゐて、両方とも同じ名前だと君は取つてゐる。あれは徳田秋聲先生の『縮図』の女主人公の本名が政子さん、息子の一穂さんの奥さんが政子さんで、大政小政と言つてゐたのを君が知つてゐて、その影響を無意識のうちに受けて、それで読み違へたんだらうと言つて、二人で喜んだんだ」〉
02-12 19:00

【徳田家の大政小政】
〈和田芳惠さんの『接木の台』をわたしが文芸時評で絶賛して、しばらくたつたあと、何かのパーティで野口冨士男さんにお目にかかると、
「このあひだ、和田さんと話をしておもしろがつたんだよ」
と言つた。なんですかと訊いたら、
「あの『接木の台』の主人公に
02-12 18:59

「買淫の結果を細かく査定、罵倒語や蔑称が充実する「魔改造」…没後1年経ってもなお立ち消えぬ西村賢太伝説第2弾」(文春オンライン 2023年2月12日)
https://t.co/M3rLsWc9ko
「西村さんの暮らした部屋」が結構小綺麗なので驚いています。
#西村賢太
02-12 15:26

文芸懇話会の第一回会合における発言や、情報局の干渉により『縮図』の連載を中絶したことで、秋聲が反体制、体制の被害者のように見られてしまい(もちろんそういう面もあるのですが)、戦時中の体制迎合的な行動が見えにくくなっていることはあるでしょうね。
#徳田秋聲
02-12 15:09

徳田秋聲の開戦時の感想「掉尾の偉観」、日本文学報国会小説部会長就任、愛國百人一首の揮毫、
徳田一穂の文学報国会勤務、『軍人援護文藝作品集』所収の国策迎合的小説等、
単純に白黒つけられないにせよ、それらが一面において広義の翼賛であり戦争協力であったことは否定しようがないと思います。
02-12 14:51

「チュリアの昇天」
主としてドキュメンタリー、ドラマ、幻想童話風のものを手掛けた。
著書、『済生会物語』(済生会、1995年11月)。
参考:『放送作家年鑑 1966』
https://t.co/fQIOX12MLZ
02-12 14:34

誤:「済生会取材物語」ノートから
正:「済生会物語」取材ノートから
-------------
堀賢次 大正10年12月4日、大分生。昭和19年9月、日本大学国文科卒。戦後、NHK入社。放送作家、演出家。
NHKグラフ編集長、NHK中央研修所教授。
ラジオドラマ「私は囚人ではない」「マキリンの星」「阿旦の島」
02-12 14:33

「単純な翼賛か抵抗かではない戦時の錯綜した感情」
高松宮宣仁親王の天皇陛下万歳に秋聲が感動したことについて書こうと思案していたことを、一文で表して下さいました。
秋聲は元来身分制度に否定的で、天皇や皇室に対しても敬して遠ざける感じだったのですが、この頃には大分変わってきていますね。
https://t.co/REhxCr1eb5
02-12 11:45

誤:紹介の労をとるとこと
正:紹介の労をとること

「大(おお)」は「若」に対して、年をとった人をさす(日国)。
 例:大殿、若殿
ということで理にかなってます。
代々の医者の家などでも「大先生(おおせんせい)」「若先生」という呼び方は普通にあったようですね。さすがに今は言わないかな。
02-12 10:47

あのような万歳は、私の生涯に聞いたことがありません」
と堀らに語り、
「老作家は白い口鬚を震わせるようにして、その感動を伝えられた」
とも書かれています。
これらは当時の日記を参照しながらの記述で、かなり信憑性があるのではないかと思われます。
02-12 10:04

の企画も後日実現したとあります。
また秋聲は「昨日」(昭和15年11月11日)宮城前広場で開催された「紀元二千六百年記念式典」に列席し、高松宮宣仁親王の「天皇陛下万歳」三唱を間近に聞いたことについて
「――そのお声の美しいこと。雄々しいこと。気高いこと。宮様のお胸の底からあふれ出た
02-12 10:03

を組織し、「隔月に著名作家を招いて学生との座談会を開催していたが、この月は秋声先生と一穂先生をお招きした」のでそのお礼に参上したとのこと。秋聲は学生たちが差し出した謝礼を辞退し、「この次は菊池さん(菊池寛)をお呼びなさるがよいと言われ、自ら紹介の労をとることを約束され」、菊池寛
02-12 10:00

を開いてみると、
「十一月十二日 火曜日 晴 午前十時、本郷森川町の徳田家へ。大先生より高松の宮様の万歳のことを伺う」
これは学生時代の私が二人の友人を語らって作家の徳田秋声氏(中略)にお訪ねした日の日記である〉
堀らが秋聲宅を訪れたのは、当時(日本大学の)国文科の学生が文芸研究会
02-12 09:58

ですね。そのように呼んだのはおそらく秋聲宅で取り次ぎに出てきた手伝いの人でしょう。
ちなみに当時徳田家では富田家の小林政子(『縮図』の銀子のモデル)を「大政」、一穂夫人の政子を「小政」と呼んでいました。
〈手もとに昭和十五(一九四〇)年の「当用日記」がある。その十一月十二日の個所
02-12 09:56

【大先生(おおせんせい)】
〈徳田家では秋声先生を「大先生」、ご令息の徳田一穂氏(作家)を「若先生」と呼びならわせていた〉
堀賢次「「済生会物語」取材ノートから」(「済生」1997年2月)
https://t.co/FG5y8AbVB5
原文の「大先生」にルビは振ってありませんが、常識で考えれば「おおせんせい」
02-12 09:54

  1. 2023/02/13(月) 05:02:17|
  2. 未分類
  3. | コメント:0

亀井麻美 : 2023/02/11のツイートまとめ

kameiasami

の疲れを押して、この世界的音楽家の音楽をわざゝゝ聞きに来られた態度に深い敬愛の情を禁ずることができなかつた〉
とあります。
ちなみにこの夜の演目は、ベートーヴェンの第5交響曲と第6番《田園》交響曲、当時世界唯一の女性指揮者であったカルメン夫人による《レオノーレ》序曲第3番でした。
02-11 11:50

徳田秋聲先生にも、おめにかかつた。その他、芹澤光治良氏、徳田一穂氏、由利浩太郎氏などとも、顔を合はせた。
徳田先生は、「ワ博士は、あの高齢でたいしたものだね〔、〕疲れるでせうね、私は卒倒しなければいいがと思つてゐましたよ……」と語つてをられた。私は徳田先生があの高齢で、日常の原稿
02-11 11:47

【秋聲父子とワインガルトナー】
打木村治「文閑録――映画と音楽――」(「財政」昭和12年7月)
https://t.co/tS5szAMkTN
昭和12年5月31日、日比谷公会堂のワインガルトナー指揮新交響楽団の演奏会で徳田秋聲・徳田一穂父子と顔を合わす。
〈その夜は、文壇の人たちも、相当沢山来てをられたらしい。
02-11 11:43

発行所 東京牛込矢来町三 合資会社 金風社 振替東京一三八四
-------------
「徳田秋聲全集」で未確認とされている単行本『寃(冤)』の広告を私は初めて確認することができました。
版型が〈「黴」及び「足跡」と同型〉で価格55銭だったことも今回知りました。
02-11 09:22

芳烈なる人間性、悲痛なる生活相を縦横に描破せる物にして、深刻骨を刺し、透徹地心に通ずの観あり。而も描写の巧妙にして瑕なき宝玉の如し。「黴」及び「足跡」の二篇に共鳴せる読者はその姉妹芸術「寃」を味読して構想の妙、行文の麗を吟味して芸術の深奥に味倒〔到〕せんことをすゝむ。
02-11 09:13

小説『寃』
徳田秋聲氏の近業
-------------
■菊判截装幀極美■
定価金五拾五銭
■内地送料金六銭■
「黴」及び「足跡」と同型
-------------
「黴」及び「足跡」の二篇を以て吾が文壇を驚倒せしめたる徳田秋聲氏の姉妹芸術「寃」は今や美装して出づ。「寃」は氏が近業中最も傑出せる長篇小説にして
02-11 09:11

【徳田秋聲『寃(むじつ)』(金風社)広告】
「早稲田文学」[第2期](112);大正4年3月号:
https://t.co/aleVYOKcAv
「早稲田文学」[第2期](113);大正4年4月号:
https://t.co/WK1gRJHfdh
02-11 09:09

  1. 2023/02/12(日) 05:02:50|
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亀井麻美 : 2023/02/10のツイートまとめ

kameiasami

もちろん未知の文献が容易く集まるようになると、それらに対する分析・検証・評価がさらに重要となるのは言うまでもないですね。
02-10 13:42

国立国会図書館デジタルコレクションの全文検索で、誰もがいとも易々と未知の文献に出会えてしまうので、かつてのように「これを見出したのは私が初めてかも」というわくわく感は少くなりましたが、これから秋聲についてもいろいろと研究が進むことが期待できそうです。
02-10 13:30

俊成の顰みに効って
『仮装人物』一巻は殊に妙なるもの也。秋聲読まぬ文士は遺恨の事なり
と言っておいてあげます。
#徳田秋聲
02-10 12:49

【愛】
「ねえ、わかつてくれるでせう。私貴方を愛してゐるのよ。私いつでも貴方のものなのよ」
徳田秋聲『仮装人物』一より、葉子(山田順子)から一色(足立欽一)への台詞。
「饒舌りだすと油紙に火がついたやうに、べらべらと止め度もなく田舎訛の能弁が薄い唇を衝いて迸しるのだつた」とも。
02-10 12:25

  1. 2023/02/11(土) 05:02:34|
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亀井麻美 : 2023/02/09のツイートまとめ

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【永井路子さん97歳で死去】
最後に読んだのは、昨年12月に大河ドラマ《鎌倉殿の13人》との比較のために目を通した『炎環』『北条政子』の2作でした。
お元気かしらと思っていたのですが……
お悔やみ申し上げます。
https://t.co/WleVoitosG
02-09 15:05

作家の永井路子さん死去、97歳…「歴史をさわがせた女たち」や「一豊の妻」 (讀賣オンライン 2023/2/9)
https://t.co/IBuEX26il9
「日本の古代、中世を舞台にした歴史小説で知られる作家の永井路子(ながい・みちこ=本名・黒板擴子=くろいた・ひろこ)さんが、1月27日、老衰で死去した」
02-09 14:47

  1. 2023/02/10(金) 05:02:48|
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亀井麻美 : 2023/02/07のツイートまとめ

kameiasami

全開で盛り上げてくれます。ただやっぱり第1楽章が大人しすぎますね。「C→G→Fis」の循環主題をはじめ、第1楽章の各主題はもっと力が籠っていてもよかったと思います。そこが残念。
③トーマス・ザンデルリング指揮、 ノヴォシビルスク・アカデミー交響楽団(2008年録音)、画像左下。左上全集所収。
02-07 21:46

演奏です。第1楽章は全体的に控えめな音量で、爆演家とされる彼にしては意外なほど抑えた表現。緩徐楽章も弱音を駆使し、遅めのテンポで情感たっぷりに歌い上げ、①ではかき消されていた細やかなニュアンスまで聴き取れます。第3楽章も叙情と躍動のメリハリある演奏。第4楽章の終結部は彼らしく迫力
02-07 21:40

誇示しすぎだと思う(若い頃の演奏だからというのもあるでしょうね)。
②エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団(1988年録音)、画像右上。
スヴェトラーノフは①を聴いたことがあるのでしょうか。君、この曲はそんな風に演っちゃいけないんだよと教え諭しているような対極的な
02-07 21:39

どう聴いてもモスクワ放響でしょう。雄渾壮大、力感に溢れた演奏ではありますが、とにかく力瘤が入り過ぎで、本来なら牧歌的な曲調のはずの緩徐楽章でさえ弦が全力で弾きまくって筋骨隆々に聴こえます。すごいけれども、かつて吉田秀和が評したように、そのあり余る力量をどんな音痴にでも判るように
02-07 21:38

セルゲイ・タネーエフ《交響曲第4番ハ短調作品12》(1898年)
①ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団(1962年録音)、画像右下。
ボリショイ劇場管弦楽団としているディスクも存在しますが、この演奏の凄まじい弦楽器の威力と管楽器の咆哮は
https://t.co/Wd7BvgTQSe
02-07 21:36

  1. 2023/02/08(水) 05:03:00|
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亀井麻美 : 2023/02/06のツイートまとめ

kameiasami

《タネーエフ:交響曲・管弦楽作品集》
トーマス・ザンデルリング指揮、 ノヴォシビルスク・アカデミー交響楽団、 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、ほか。Naxosレーベル。
交響曲第4番に関しては、やっと理想的な演奏に出会えたという印象。
https://t.co/U4vwCO3s5A
02-06 23:56

頰髯や経帷子の涼しさう
〖初出〗
「弔辞」(「文芸王国」昭和3年9月3日)
「徳田秋聲全集」第21巻221頁。
02-06 09:29

  1. 2023/02/07(火) 05:02:44|
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亀井麻美 : 2023/02/05のツイートまとめ

kameiasami

【岡田美知代と山田順子】
①有元伸子、府中市上下歴史文化資料館編『岡田(永代)美知代著作集』溪水社、2022年12月新刊。
②大木志門編『下萌ゆる草・オレンジエート 山田順子作品集』龜鳴屋、2012年8月。
田山花袋と徳田秋聲のそれぞれの小説の女性モデルが書いた小説集です。
https://t.co/NTgNvQHJ0n
02-05 22:07

@mizukami_jidai お目当ての秋聲俳句が発見できることを期待しております。
02-05 21:59

@mizukami_jidai ご覧頂いて恐縮です。私も未見の秋聲俳句が見付かりましたら、またツイートします。
02-05 21:53

【徳田秋聲俳句】

頰髯や経帷子の凉しさう

佐佐木千之『葛西善蔵』(学芸社、昭和18年)所収、善蔵への弔辞より。
※大木志門氏の前掲ツイートによる。
https://t.co/jjJ4rw19Ro
02-05 13:12

伝記研究はこうした検証と評価の積み重ねですね。
調べ魔にはそれも楽しい。
(松山悦三『明治・大正・昭和作家追想』所収の徳田秋聲と林芙美子についての文章)
https://t.co/FY3VZ9mopM
02-05 12:53

私もかつて
【徳田秋聲俳句】
の見出しで全集所収その他の秋聲俳句を出典付きで纏めたことがありますが、
  頬髭や経帷子の涼しさう
は未掲載でした。
https://t.co/DmvJ4RXyW4
02-05 12:47

Tu sais, ma passion, que, pourpre et déjà mûre,
Chaque grenade éclate et d'abeilles murmure;
(Stéphane Mallarmé « L'Après-midi d'un faune »)
02-05 10:21

【「牧神の午後」とビクトル・エリセ《ミツバチのささやき》】

おれの情熱よ、どのザクロももう紫に熟し
破裂し、蜜蜂がささやくのを君は知る
(ステファヌ・マラルメ「牧神の午後」より。西脇順三郎訳)
02-05 10:20

  1. 2023/02/06(月) 05:02:20|
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亀井麻美 : 2023/02/04のツイートまとめ

kameiasami

徳田秋聲の服装は尾崎紅葉の通夜のこの写真(明治36年11月)を参考にしていると思われますが、先生がまだ生きてるのに喪服と黒ネクタイはさすがにないですね(まあ細かいことは――以下略)。
描いてくれただけでもありがたいです。
#水木しげるの泉鏡花伝
https://t.co/R2pfofZ85T
02-04 13:48

一人だけ洋服を着ているのが秋聲ですね。
それから例の殴打事件――瘤が3つ出来てるところがよいですね。
大正15年に起きた(とされる)出来事にしては泉鏡花も徳田秋聲も老け過ぎなのと、秋聲が太ってる(これは作風かな?)のが気になりますが、まあ細かいことは措きましょう。
https://t.co/PquMdQ1tP9
02-04 13:22

【水木しげるの徳田秋聲】
『水木しげるの泉鏡花伝』(小学館、2015年4月)に徳田秋聲が登場している(同門なので言われてみれば出てもおかしくない)ことをTwitterで知ったので、今さらですが入手して確認しました。
尾崎紅葉の臨終の場面。かなり下膨れに描かれていますが、
https://t.co/SvsRVOs5yY
02-04 12:58

とあり、万延年間(1860年~1861年)には存在していた噺のようです。
ただし和田尚久氏の前掲ツイートにもあったように、太巻の「尺八食い」の場面の成立時期については未詳です。
※CD解説者の「三田純一」名義は原文ママです。
02-04 11:30

「さっても汚い碇の模様、質に置いても流れんように」は、その先の「見ればきれいな碇の模様、風が吹いても流れぬよう」と対になっていて、江戸時代の俗曲の歌詞に見られます。
いずれにしても、明治以前の大阪風景を描いた落語ということができましょう〉
02-04 11:27

「尺八食い」と言っています。
三田純一の解説によると、
〈この落語も、相当古くからあったらしく、万延二年の桂松光のネタ帳『滑稽集』に「夏船遊いかり湯方そろゑはなし、但シさってもきたないいかりの模様質においても流れんように」と記されています。
このサゲの文句
02-04 11:25

【太巻の「尺八食い」】
笑福亭松鶴《遊山船》(1973年10月23日、MBS第一スタジオ)
六代目松鶴の《遊山船》、うちにちゃんとCDと作品解説まであったのに、大阪中之島界隈の船遊びで舞妓が客に太巻を丸囓りさせられる場面をすっかり忘れていたとは、私もだらしないですね。
このスタジオ録音でも松鶴は
https://t.co/LfgksezREC
02-04 11:24

  1. 2023/02/05(日) 05:02:53|
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亀井麻美 : 2023/02/03のツイートまとめ

kameiasami

食い切られへんというのに、さきにのりをぬらして囓るねン、エエ鈍な奴やなア、オイこれを見てみ、こういう具合に(ブウ)えらい砂やな、このすしは」
(六代目 笑福亭松鶴《遊山船》。『上方落語100選』(4)所収)
02-03 14:44

【太巻の「尺八食い」】
「ちょっと見い、巻きずしを持って来たで……舞妓の前へ置きよった、舞妓が食いよる、あれを長いなり囓りよる…… オーイそんな長いすしを囓らんと切ってもらい」
「あれが尺八食いというネン」
「そんなことをしても嚙み切られへん、浅草のりの上等や……
02-03 14:43

「アウグスティヌス著作集」(教文館)が完結とのこと。素晴らしい。
https://t.co/mACnSuUomU
02-03 14:23

〈六代目 笑福亭松鶴 上方はなし〉(VZCG-8266~8279)Disc 8 所収、
《遊山船》(1973年10月23日、MBS第一スタジオ)
https://t.co/hcyxGnNWbS
これにも舞妓が棒状の太巻を食べさせられる場面がありますね。
02-03 14:17

上方落語《遊山船》
【上方落語メモ第4集】その166
https://t.co/ah0FpykqqR
桂ざこばの口演(1997年)によると、舞妓が太巻を「棒」のまま食べるのを登場人物が見物。
https://t.co/EEXBpeL5nI
#備忘録
02-03 06:42

  1. 2023/02/04(土) 05:03:06|
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亀井麻美 : 2023/02/02のツイートまとめ

kameiasami

③のTwisaveは「いいね」したTweetを保存してくれるので重宝しています。既に消えてしまったアカウントの有用な情報が残っていることがあります。
#API有料化
02-02 19:25

「TwitterのAPI有料化」のニュース
①FC2 Daily Tweet ImportertQeq970U3yHu 
②Twilog
③Twisave
私は①②③の順に、使えなくなると困りますね。
①はTweetをblogに自動取込みする機能。
自身の過去のTweetを検索するときは専ら②を使用しています。特に①と②は有料化してでも継続してほしいです。
#API有料化
02-02 19:22

@none1592485 ご指摘ごもっともです。恐縮です。
02-02 19:05

  1. 2023/02/03(金) 05:10:37|
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亀井麻美 : 2023/02/01のツイートまとめ

kameiasami

本日2月1日は徳田秋聲の生誕日です。
https://t.co/RTpvbNBtBx
02-01 22:34

村上春樹、6年ぶりの新作長編、刊行決定!2023年4月13日発売 書下ろし小説1200枚!(新潮社、2023年2月1日)
https://t.co/fNuFl7i7Lc
02-01 20:07

秋聲が大正15年1月2日に宿泊先からわざわざ雑煮を食べに帰宅したこと、その直後に妻が急死し、2月1日の「女性」に「海見ゆる山に登りぬ雑煮腹」が掲載されたこと、私はその間の事情について、いろいろと想像を逞しくします。
#徳田秋聲俳句
02-01 13:36

@mizukami_jidai 寺崎喜代子(秋聲二女)の回想によると、はま(秋聲の妻)が脳溢血で倒れた大正15年1月2日、秋聲は雑煮を食べるために仕事で宿泊先の帝国ホテル〔訂正註:丸の内ホテル〕から一度帰宅し、雑煮を食べてまたホテルへ戻った。その後ではまが倒れたとのこと(「父・祖父秋聲を語る(三)」)。
02-01 12:13

作家寄席集め 第22回 徳田秋声/恩田雅和(大阪府保険医協会 2020/5/25)
https://t.co/5YOvbjziWT
「自然主義文学の完成者と評された徳田秋声(1871~1943)は、代表的小説のいくつかに寄席に出入りする市井の人たちを描いていました」
#徳田秋聲
02-01 11:38

@mizukami_jidai 海見ゆる山に登りぬ雑煮腹

(「女性」大正15年2月1日[冬])
#徳田秋聲俳句
02-01 11:37

  1. 2023/02/02(木) 05:02:28|
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亀井麻美 : 2023/01/31のツイートまとめ

kameiasami

1月31日は大江健三郎の生誕日。今年で米寿ですね。
『懐かしい年への手紙』(講談社、1987年10月)の第3部第4章を読み返しました。
この終結部は大江の全作品の中でも最も美しくて感動的だと私は思っています。
https://t.co/jD77CsV8PF
01-31 23:51

段々段々読んでくとね、鑑識眼が養われていく。だって入ってるの傑作ばかりだから。そうして、これは非常に高いレベルの小説だっていうのをわかるようになる。たぶんこれ徳田秋聲読んだのは高校生の時かなあ、この中でも『仮装人物』てのは大傑作だと思ったの、これね」
https://t.co/aqOhBh62vo
01-31 22:34

数々の文豪が並ぶ中、なぜ?」
鹿島氏「配本順に読んでくわけ。今月はこれって雑誌感覚で読んじゃう。そうするとこの徳田秋聲なんていうですね、まず普通の好き嫌いにまかせたら絶対に読まないような自然主義の大家のこういうのにも出会ったわけね。これはなかなかいいことだと思う、今にして思うと。
https://t.co/qoDjqiMNYu
01-31 22:34

《読書の森へ 本の道しるべ(7)鹿島 茂》(NHK Eテレ)
再放送:2023年1月31日(火)午後 0:15~
を録画して観ました。
徳田秋聲への発言は以下のとおり。
ナレーター「〔引用註:中学生から5年かけて全巻を読破した筑摩書房刊「現代文学大系」で〕印象に残っている作家は、徳田秋聲。
https://t.co/Tcl3lUiVeX
01-31 22:33

  1. 2023/02/01(水) 05:02:53|
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