徳田秋聲 (徳田秋声) の文学を中心につぶやきます。
― 亀井麻美 (@kameiasami) · Xより転載 ―

@IIMA_Hiroaki
「大江君の芥川賞には、私は選考委員として極力推薦した。大江君は文壇ですでに有名人になっていたので、いまさら芥川賞はいらないだろうという委員の扱いに対立、私は抵抗して、君の受賞となったといういきさつがある」
丹羽文雄、第91回選評（『芥川賞全集』第13巻303頁）
08-10 12:05

@IIMA_Hiroaki 
「かつて金達寿氏が芥川賞候補になったとき、ある選考委員は、この人はすでに単行本が出ているからいまさら芥川賞でもあるまい、と言ったことがあった。ところがそのつぎの回の芥川賞には単行本が出ている作家に芥川賞があたえられた。」
立原正秋「父親の肖像」男性的人生論2（「潮」1972年第152号）
08-10 12:05

先月からスマホのTwitter/Xが不調で、これまでスマホ内ブラウザで騙し騙し使ってきましたが、今朝から
Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.
と表示されて私のスマホからは一切使用不能となりました……
08-10 08:34

とあることから安王春王の順に書く立場も古くからあり（山路愛山も『愛山文集』でそうしている）、私もそちらを踏襲しています 。
08-10 08:31

ちなみに林義端「玉箒子」では春王丸を兄、安王丸を弟として「次男春王殿、三男安王殿」と記述していますが、「永享記」に
「籠る所の人々、一人も不残討死す。惣大将安王との春王殿をば、越後勢の大将長尾因幡守虜申ける」
（『史籍集覧』第12冊 改定、明治39年）
https://t.co/5jwqFYUfEm
08-10 08:31

豊かなホールトーンとともにクリアでかつ良く響く優秀録音ですね。
※ちなみにロシア語の発音はあくまでタニェエフですがずっと慣用でタネーエフと書いています。 
https://t.co/GP6Zb7B5wL
08-09 23:59

編成に変更して演奏しています。②はタネーエフ四重奏団の全集にも収録されていない、たいへん魅力的な楽曲です。
これらの曲はいくつもの盤が存在しますが、私は演奏・録音ともにこのディスクが最も気に入っています。ベルカントというだけあってよく歌う演奏。蠱惑的な高音から分厚い低音まで
08-09 23:59

　ヴォルフガング・シュローダー（vn）
　ダニエル・ライスキン（va）
　ラモン・ヤッフェ（vc）
①Trio for Violin, Viola and Tenor Viola in E flat major, Op. 31
②Trio in B minor (1913)
③Trio for Two Violins and Viola in D major (1879/1880)
レーベル：MD+G
①と③はvn、va、vcの通常の
08-09 23:58

1）アレクサンドル・ベリャーエフ作、西 周成訳『永久パン　他一篇』（アルトアーツ、2017年6月）
不明にして未読だった作品です。
※他一篇は短篇「開け、ゴマ！」

2）Taneyev: Complete String Trios
セルゲイ・タネーエフ：弦楽三重奏曲集
Belcanto Strings
ベルカント・ストリングス 
https://t.co/tv8GhaNVmx
08-09 23:58

佐多稲子の『樹影』（講談社文芸文庫）を読んでいたときの Tweet。長崎原爆を扱った代表的作品です。
場所は京大病院にあったドトールコーヒーですね（現在はタリーズコーヒーに変わっています）。
#長崎原爆の日
https://t.co/UKoKUsGbqB
08-09 07:19

《長崎大学　原爆後障害医療研究所 資料収集保存・解析部》
私の原爆体験と原爆障害の大要：調 来助（当時、長崎医大教授）
https://t.co/h1FIQkVo7t

「原子爆弾遭難体験記」長崎医科大学教授　調 來助（当時47歳）
https://t.co/A3VrDsykiz
#長崎原爆の日
08-09 05:55

賀喜遥香さん
22歳の誕生日おめでとうございます。
2023年8月8日（火）
#賀喜遥香生誕祭
https://t.co/4k3GRhBn2E
08-08 16:26

結城合戦の安王・春王の事績は、わたしが女子校時代に足利一門の系図を作っていたときに（写真でお見せしたいと思って探したけれど、行方不明）、熱中した物語でした。
08-08 16:26

土地や人物名や背景は変えていますが、例によってほぼ引き写しですね（「出円通又入円通」は禅の慣用句と言っていいですが）。
この話（迷悟問答）は後半、足利安王丸、春王丸の登場する「結城戦場物語」からの流用部分に読みでがあります。
08-08 16:25

因果物語：円通ヨリ出デテ円通ニ入ル。何レノ処ニカ獄中有ラン。／獄中ヲ論ズルコトナカレ。此ノ躰ヲ見ヨ。／其ノ躰、即チ仏性ニ隔テ無シ。
玉箒子：円通より出で円通に入る。何れの処にか地獄あらん。／地獄を論ずることなかれ。試みにこの体を看よ。／その体、即ち仏性。
08-08 16:24

【出円通又入円通】
林義端「玉箒子」（元禄9年板行）5-3「迷悟問答」（「江戸怪談文芸名作選」第1巻、国書刊行会、2016年8月）の前半部分は、巻末解説に明記されていませんが片仮名本「因果物語」中巻26「幽霊ト問答スル僧ノ事」からの流用ですね。
08-08 16:23

最近の文庫本より。
①兵藤裕己編注『説経節 俊徳丸・小栗判官 他三篇』岩波文庫
②宇佐見りん『推し、燃ゆ』 河出文庫
③『対談 日本の文学　作家の肖像』（第3巻）中公文庫※
※文学と実生活――「仮装人物」その他（広津和郎／江藤淳）が徳田秋聲関連の対談です。
https://t.co/k3MJtGh1uC
08-01 01:05

期間は過ぎてしまいましたが、先日まで同サイトで公開されていた《魔界番町皿屋敷》（1981年）も、主演の田村正和の美貌とクサイ演技と独特の台詞まわしの魅力が最高に発揮された作品で面白かったですね。田村正和の青山播磨は高家の若殿という役回りでした。
08-01 00:26

怪談話です。徳川家慶の伝説を家重に置き換え、家治の生母と正室との関係も史実とは大幅に改変して、面白い作品に仕上げています。
白石加代子の常盤は行動が支離滅裂ですが殆ど独擅場といった感じです。
この機会を逃すと二度と観られないかもしれません。
07-31 23:59

大奥悪霊の館（東映時代劇YouTube）
放送日：1981年9月4日
本編尺：91分 色：カラー
出演：由美かおる、山本みどり、白石加代子
脚本：下飯坂菊馬／監督：牧口雄二
#納涼怪談特集
https://t.co/SUIfxb6FHg
期間限定公開。徳川綱吉の正室鷹司信子ゆかりの大奥「宇治の間」（開かずの間）に材を取った
07-31 23:59