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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

宮崎#24 貝釧 @西都原考古博物館

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こんにちは。西都原古墳群にある西都原考古博物館がいいよ!って話を書きましたけど、ここの展示の一番始めに、「なぜ、獲物を獲得するために生活の道具だった鏃を、人は人に引き絞るようになったのだろうか?」という問いが掲げれています。ここの博物館の首尾一貫して、この「なぜ」という問いが貫かれていて、単に遺物を展示しているだけの博物館とは異なっています。そこが見どころで、ぜひ宮崎を訪れる機会があるならば、ここはお勧めです!という場所です。一つ一つの言葉に力があるんだよなぁ。

見学を終えて気になったので博物館の人に聞きました。展示に書かれている言葉はどなたが書かれたのですか?と。そうしたら北郷泰道(ほんごうひろみち)さんという宮崎県埋蔵文化財センター所長だった方だそうです。後で調べたのですが、残念ながら2021年に鬼籍に入られていらっしゃいます。

写真は、宮崎県下で発見されている古墳時代中期~後期にかけての遺物で貝釧(かいくしろ)です。釧というのは腕輪のことです。写真の釧はイモガイでできています。イモガイやゴホウラなど貝釧に使われた貝は、琉球・奄美諸島、種子島・屋久島などを経由して九州へともたらされています。南海産の貝は北上し北海道伊達市の有珠モシリ遺跡でも見つかるというのですから、当時の人たちの交易が現在の日本列島全体に及んでいたことが分かりますし、南海産の貝への執着がよく伝わってきます。

人は交易の中で、物と物の「直接交換」から貨幣を発明あるいは発見し「抽象的な価値の交換」へと変化させました。そこに貝が介在したことが想起されます。例えば呪術的な意味合いや価値を共通認識とすることができたからこそ、人は貝を貨へと変化させることができたのでしょう。

あ、「交易」繋がりのentryということを書いてなかったな。アハハ。

↓前回の宮崎entry↓
宮崎#23 黒米ランチA @西都原考古博物館
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2837.html

Category : 九州沖縄
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Days 復活第一戦は、、、うどん&すき焼き丼、、、え?

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おはようございます。2日間体調不良で会社を休んで水曜日の今日、出社したら業務の方々から「大丈夫ですか?」とか「大変でしたねえ。」とかえらく心配されて、、、。加えて部下からも「あの体力おばけのNさんが、体調不良って、、、」と、まさに鬼の霍乱のような扱いで、、、。

で、出社したら2日休んでの復活だったので、いろいろ手を付けることをやり始めたら、なんだかエンジンがかかってきたというか、、、お昼頃には、一緒に食べに出ても大丈夫だねって気分になりましたので、一緒に昼食に出ました。

それで頂いたのがこれ。復活第一戦目は、うどん&ミニ?すき焼き丼。とあるうどん屋の日替わりがこれだったんですよね。午前中に元気を取り戻したからでしょうか、意外とペロリと頂きました。ふー。美味しい、と感じたので復活スタートと言っていいでしょう。夕方になってもやりたいこといろいろやっていたら、いつの間にか夜9時に。いや、まずい。復帰1日目だぞ、、、と思って急いで帰ってきて、ご飯を食べて薬飲んで、、、ちょっとネット見たりして、、、。

今日も頑張ろ。

Category : Days
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Uzbekistan#2 Plovプロフ/Palovパロフ、美味しいんですよ

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おはようございます。昨日UzbekistanのNonについて書きましたので、もう一つUzbekistanのentryをupいたします。同じお店Vatanimで頂いた本格的なPlovです。PlovはUzbekistanの代表的な米料理と言われます。その名前からぱっと思いつくと思いますがPilafピラフやPilav/Pilauピラウの仲間ですね。PlovというのはRussianの発音のようなのですが、まぁ旧ソ連邦の構成国でしたからさもありなんです。Uzbekistanの地方によっても作り方が異なるそうですが、人参、肉(羊or牛or鶏)、にんにくが一緒に炊かれます。他にひよこ豆、レーズン、鶉の卵などがトッピングされたりします。

紀元前329年、現在のSamarkandサマルカンドにあったSogdianaソグディアナの都市MarakandaマラカンダにAlexander III of Macedon(アレクサンドロス大王ね)が遠征した際、この料理がもてなされたとかで、それをマケドニア王国に持ち帰ったといわれています。あ、遠征の中で2回目ね。3回にわたる東方遠征は基本的にアケメネス朝ペルシアが築いていた通商路を通って、インダス川までに及んでいます。これって通商路を独占するための遠征だったとも言えますね。

昨日Naanのところでも書いたのですが、交易によって食文化も同様に広がりっていったんでしょうね。こんなにも古くからglobal化が始まっているんですよねえ。global化は決して現代の事象ではなくて、人が農耕を始め文明が興ったとともにglobal化は始まったといえますね。

さて現代のUzbekistanの事を少しだけ。
2023年1月~9月のUzbekistanの貿易高でのトップ3というと、、、
• China – $9.45 billion;
• Russia – $7.03 billion;
• Kazakhstan – $3.23 billion;
でした。中国の占有度が微妙に高くなってきているとUzbekistanのnewsに書いていましたね。


↑皆様、なかなか近所にUzbekistan料理屋さんがあるわけではないでしょうから、、、
 これなら作れますよ。あ、人参高いか、今。

Category : Asiaアジア
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Uzbekistan#1 こちらではNonですね。

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こんばんは。体調不良(謎の胃腸炎)で結局会社を2日も休んでしまいました。で、治ったのかというと調子の悪さは継続中っていう残念な状況です。食いしん坊の私ですが久しぶりに最低限のものしか口にしない生活です。トホホ。

今晩のentryは朝のNaanの親戚?です。Uzbekistan料理屋さんで頂いた主食パンである、その名もNon(ノン)です。ふっかふかで美味しいんですよ。肉料理やスープ料理などと一緒に頂くと本当に美味しいんですよね。このNonですが、中央アジアの旧ソ連邦の国々で見られます。NaanもNonも、Persianペルシア語でパンを意味するn'nを由来としているのですかね。
Mesopotamiaメソポタミアで初めて都市と都市を繋ぐ交易商人が生まれ、その商人たちの移動とともにアジア一帯でn'nに近い食べ物が広がっていったのかな。Silk Roadの立役者であったParthianパルティア(現在のIran)ではngn、現在のUzbelistanを源とするSogdianソグドでもnγn-と似た呼び方をしていることが、交易によるglobalizationの証左のように見えます。

丁度そのあたりの本を(も)読んでたりするんですけど、読みにくい本でなかなか読み進まないです。

↓肉料理と一緒に頂くと美味しんですよね↓
Kyrgyzstan#1 kesma shashlyk ケスマシャシリク
https://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2096.html

Category : Asiaアジア
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Food Naanが美味しいと思うのですが @会社近所

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おはようございます。多分ウイルス性胃腸炎3日目。本来であれば出張を予定しておりましたが、とても外に出られる状況ではないのでお休みを頂いています。はぁ、、、。早く健康状態を取り戻したいところです。

19日から食べ物entryを書いていなかったので、今は食べられないけど、食べ物entryです。会社からちょっと歩いたところにあるNepaleseがやっているインド料理屋さんにちょくちょく行きます。まぁいわゆるカレーですね。Tandoorタンドールで焼くNaanナンが美味しいんですよね。発酵させた生地を枕にのせてタンドールの内壁にペタンとはって焼くんですけど、うまく焼けますよね。Tandoorはインドでも一般家庭にあるものではないらしく、テイクアウトしてくるか外食で食べるものの位置づけのようですね。インド人と話をしていると、たびたび「Naanは日常食じゃない。」という話になるのですよね。まぁ北部インドの料理屋ですし、南部インドではまた違いますからねえ。

California rollが人気、といって寿司屋さんでメインで出されたら、、、違うよ、って思っちゃうんだろうから、Naanは、、、という人の気持ちもわからんでもない。そういえば全粒粉で作るChapatiチャパティで出してくれるインド料理屋、探してみよっと。

Category : Food and Drink
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Book#36 「魯肉飯のさえずり」温又柔 著(中公文庫)

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こんばんは。体調の悪いのはピークを過ぎたように思います。日曜日は午前は終日苦しみつつ本を読んだり寝たりを繰り返し、午後は病院。月曜日も午前は自宅でいさせていただき、出る予定だった会議は音声だけで出席となりました。午後も体調が回復はせず、、、もう少しかかりそうですね。

さて、今回は温又柔さんの「魯肉飯のさえずり」。この夏に文庫本が出たので買ったもの。単行本は2020年に出ています。小説は主人公・桃嘉と母・雪穂とその家族の物語なのですが、時系列の中で第2章で1993年の母の物語が入ることで、世代を超えての家族愛の物語が立体的に立ち上がってくるようになっています。

書評で栩木伸明氏が「試されるのは小説ではなく、読者のほうだ。」と書かれていましたが、その通りだと思います。読者も同様にもつ「ふつう」という感覚が自縄自縛であり、そして無自覚に相手をも縛ってしまう。「ふつうである」ということの生きづらさから自分を見つけていく物語です。台湾と日本を舞台としていて、香り立つ魯肉飯(ロバプン)とそれを囲んでの会話が宝物ですね。何語という分類のこだわりを解き放って、流れるように読んでほしい作品です。

表紙の山本真澄さんの絵もいいよねえ。

↓この記事を書いたころに読んでました↓
大阪#118 難波で焼小籠包&魯肉飯 
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2842.html

Category : book 本
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Saijiki シマモクセイの花 @京都府立植物園

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おはようございます。昨日未明からの体調不良が続いております。昨日は結局午前中はお腹の調子が悪くなりまして、、、。火水と出張が控えていますので今のうちに判断しておかなきゃということで、医療機関に。家の近所の医療機関は休日診療が午前中だけとかいろいろわけあって、一駅向こうのクリニックに。ただでさえシンドイのに、トホホ。病院で検温。38.3℃。平熱が低い私からするとそりゃヘロヘロになるわ、といった体温。すぐにinfluenzaとSARS-CoV-2(コロナ)の検査、、、これは陰性。なるほど、この二つはないと。続いて血液検査では白血球数が高い、CRPが高い、、、なんか炎症しているよね(これだけ痛ければ炎症してるでしょうよ、、、)。そしてCTも。断面見てもらいましたけど、特に何もなく。心電図も見たけど特に心臓がどうとかもなく。ウーム。何か結局特定するまでには至らないモノの、下してるし胃腸薬に解熱剤と抗生物質とを貰って帰ってきました。昨日夕方から薬を投与していますが、、、まだ良くならないですね。トホホ。

さて、今朝のentryは、シマモクセイです。学名はOsmanthus insularis。京都府立植物園では、薔薇園手前の場所に金木犀、銀木犀とともに栽植されています。ほぼ同時期に咲きますね。シマモクセイも大きくなるようですね。花はやはり金木犀なんかよりおとなしい感じで香りもやや少なめ。まぁ金木犀が強いからねえ。西日本から南西諸島に分布しています。材が硬いことから、別名「ナタオレノキ=鉈折れの木」だそうな。(白花系の木犀たちシリーズはこれで完結です。)

Category : Saijiki
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Saijiki ギンモクセイの花 2023 @京都府立植物園

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おはようございます。今日は早朝からgolfの予定だったのですが、3時ごろに体調が悪くなり、出発前の5時過ぎには嘔*と下*で、どうやら何かにあたったかの様相。トイレから出られない状況と相成ったため、迎えに来てくれた同僚に申し訳ないが急遽の欠席とさせてもらいました。現在進行形でヘロヘロでございます。とはいえ、トイレでやることないのも嫌なので文庫本を持ち込んで、、、と。

さて今朝もblogを書きますか。今朝の写真はギンモクセイです。学名はOsmanthus fragransで、Osmanthusはギリシャ語のOsma(香る)+anthos(花)から来ているし、さらにfragransも「香り」の意味だから、「香り香り!!」でかぶせた学名なんですよね。さらに香りの強い金木犀よりは香りは大人しいものの、近くに咲いていてば香ってきます。

銀木犀といえば安東みきえさんの「星の花が降る頃に」って作品が中学一年生の国語の教科書(光村図書出版)に載ってますね。この教材で登場人物の心の動きなどを読むなどといったことや、この作品の後を考える、なんてのが授業でなされるようですが、、、。戸部君、ベタに惚れてまうやろ、、、。大体、銀木犀の花言葉、「初恋」でしょーよ。

そういえば子供の学校の教科書ってどこのだろ?

↓ギンモクセイは過去にも↓
Saijiki モクセイの花@赤塚植物園
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1964.html

Category : Saijiki
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Saijiki ヒイラギモクセイの花 2023 @京都府立植物園

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こんばんは。今日は朝一で京都府立植物園に秋薔薇に会いに行ってきました。まぁその写真についてまたupしたいと思います。今晩は今が盛りの木犀の花をupしますね。写真はヒイラギモクセイの花です。ヒイラギとギンモクセイの交雑種だそう。ヒイラギはOsmanthus heterophyllus、ギンモクセイはOsmanthus fragransで、どちらもモクセイ属 Osmanthusなんです。そそういえば、ヒイラギはもうちょっと寒くなってから、白い花を咲かせますよね。

仙台の晩翠草堂(土井晩翠旧邸)に仙台空襲を生き抜いたヒイラギモクセイがあり、晩翠の命日(10/19)頃に花を咲かせるとか書いてありましたね。土井晩翠、私の出身校の校歌も土井晩翠だったな、そういえば。

Category : Saijiki
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高知#10 空から足摺岬

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おはようございます。田宮虎彦の「足摺岬」のentryを書いたので。空からの写真をupいたします。先日宮崎→羽田に飛んだ時に、足摺岬の南を通りましたよ。陸路で訪れたのはいつの事だったかなぁ。遠いんですよね。ほんと。足摺海洋館SATOUMIに行ってみたいんですよね。

Category : 四国
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高知#9 「足摺岬」田宮虎彦著(講談社文芸文庫)

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こんばんは。今日も阪神は広島に勝ちましたね。勢いありますねえ、ほんと。虎党の方でまた大賑わいでしょう。さて今晩のentryは先日再読した「足摺岬」。何度目か、、、。え?決して「虎」繋がりで書いたと思われたくはないのですが、そういうタイミングでした。

肺の病を持つ学生である主人公は死に場所を求めて東京から足摺岬にやってきます。そこで投宿した遍路の宿での出会いが自死の境から生へと向かわせます。遍路の老人、薬売り、そして宿屋の親娘。小説の最後は戦争に大きく翻弄されますので、、、理不尽さを感じますよ。

この作品は1949年、つまり戦後それほど経たないものの復興が急ピッチに進められた時期に書かれた作品です。その頃の事を思い浮かべれば、この理不尽が理解できます。

そういえば、肺病にお遍路にと「海も暮れきる」でも出てきますよねえ。

↓前回の高知entry↓
高知#8 うつぼのから揚げ @大阪のとある土佐料理屋
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2647.html

Category : 四国
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兵庫#36 久しぶりの甲子園球場 @西宮

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おはようございます。昨日は甲子園球場に言ってました。CSファイナルステージの第2戦、阪神タイガース vs 広島東洋カープの試合です。9回裏2死満塁で木浪選手のライト前サヨナラタイムリー打で連勝。いやぁ、先制されて追いついて、、、からのサヨナラは随分と盛り上がりましたね。

甲子園球場に行くのは久しぶりですなぁ。やっぱり球場が広いしドームじゃないので熱気があってビールが進みますわ。結構飲みまくりましたね。何しに行ったって?飲みに行きました。

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盛り上がり方が尋常じゃない黄色・黄色・黄色!

↓前回の兵庫entry↓
兵庫#35 ミノカサゴって @須磨水族館
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2804.html

Category : 近畿
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Food カレーマカロニツナサラダ @中野

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おはようございます。金木犀の香りが心地よい季節になりました。通勤経路にインドネパール料理屋をやっている店があるのですが、その向かいに金木犀がありまさに満開になりつつあります。お互い香りが強いもの同士なのですが、そういえば気にしたことがなかったなぁ。考え事をして歩いているのでしょうかね。今朝は香りに気を付けて歩いてみようと思います。

味付けの中でも香りが強いカレー。その香りで元の食材の美味しさも引き出してくれるという優秀さからいろんなところで登場しますね。

東京・中野周辺は私がよく出没するエリアですが、中野ビール工房もその一つです。ここのおつまみが今日の写真、カレーマカロニツナサラダ。マヨネーズベースの緩いマカロニサラダも好きですけど、ここの固形度の高いツナ味がしっかりしたのもすごく美味しいです。ビールが進む進む進む!メニューにいつもあるかはわかりませんけど。

大阪の単身赴任宅でもつまみに欲しい!マカロニとツナ缶、マヨ(少な目)、カレー粉(好みのものを)で作ってみようと思います。

Category : Food and Drink
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Saijiki 金木犀が満開 2023 @大阪市内

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こんばんは。今日は午前中に会議があり、午後は仕事でデスクにはりついていましたので、腰にくる一日でしたね。さて写真はお昼に出た時に会社の近所で見かけた金木犀。通勤の時も別のところで見かけたりしますし、香りが高く気温も心地よくていいですね。

↓昨年はこんなのも書いたな。↓
Saijiki 金木犀の香りを纏って
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2530.html

今週末あたり、京都府立植物園に出かけますかね。日曜日にgolfがあるので週末は関西だしね。

Category : Saijiki
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Saijiki オフィスビルのHalloweenかざり @中野

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おはようございます。今年のHalloween(10/31)は火曜日ですね。毎年、仮装した人々の事が話題になったりします。我が家も米国駐在の時には子供たちが仮装してお菓子をもらいに町内を回ったのがいい想い出です。

休日に中野で通りかかったオフィスビルのエントランスにもHalloweenかざりがされていました。ちなみに私の会社のデスクのサイドにも一応Halloweenモードでお菓子が置いてあります。(まぁいつもおいてあるのですが、今はちょっとHalloween versionになっています)

Halloweenが日本で認知されたのは相当新しい時期だと思いますが、季語になって歌に詠まれたりしてるんですね。

<追記2023/10/18>
日本で初めてHalloweenを取り込んだのは、1970年代、キデ*ランド原宿店だという記事を見かけますね。その後、1983年に同店が販促で、ハロウィンパレードを行ったこと、そして1997年にTDLで行われた仮装イベントで大きく認知されるようになったようですね。

Category : Saijiki
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Saijiki サツマイモが美味しい @自宅

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こんにちは。朝晩が随分と涼しくなって上着がないと肌寒く感じるようになってきましたが、昨日は大阪はお昼はじっとりまだ暑さが残っていました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日のお昼のentryはサツマイモの豚汁です。近所のお店で安売りをしていたので早速購入。サツマイモと豚の炒め物も美味しいですし、サツマイモご飯も美味しい。写真はサツマイモの豚汁。普通の豚汁なんですが、実にサツマイモが入ると甘味が増して秋だなぁ!って思いますね。サツマイモが美味しいこの時期になると限定versionのサツマイモsweetsも増えますね。先日も娘とそんな話をしていました。

週末にお邪魔した川越はサツマイモも有名なのですが、今回の川越祭りでは出店が見つけられずサツマイモ菓子をそういえば食さなかったですね。なんだか祭りの勢いに押されていました。川越のサツマイモといえば紅赤ですな。旨いんだよねえ。

埼玉#3 いもを食べに川越!@川越
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-727.html

サツマイモが美味しいこの季節、皆様はどんなメニューがお好きですか?

Category : Saijiki
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埼玉#21 川越祭り 2023 @川越市

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おはようございます。昨日は東京→大阪移動、夜は会食でございました。週明け早々重いですね。

さて先週末土曜日は、子供たちは「興味なし」で同行しませんでしたが、川越祭りに行ってきました。こちらも4年ぶりのフル規格開催でかなりの人出でしたね。西武新宿線で本川越に向かうのも久しぶりでした。本川越駅前からもう出店が沢山並んでおり賑やかでした。土曜日は宵山で、夜7時前に本川越の駅に着きましたけど、巡行している山車が出会うと向かい合ってお囃子と踊りを交わす「曳っかわせ(ひっかわせ)」で祭りが盛り上がります。もう連雀町の交差点あたりは大盛り上がりでした。

川越祭りの歴史は江戸初期に始まります。慶安元年(1648)に藩主・松平伊豆守信綱(知恵伊豆として有名。)が氷川神社に神輿・獅子頭を寄進し、その後に町衆のお祭りになりました。山車のような踊り屋台となったのは元禄11年(1689)のことです。江戸から遠くない川越ならではで江戸の文化が流入し豪華なお祭りとなったそうです。

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小江戸と呼ばれる川越は、日頃も人が多い観光地ではありますけど、お祭りだと知った店も通常営業はしていないものです。出店でお酒を頂き、おやきを頂きしつつ見物させて頂きました。

↓前回の埼玉entry↓
埼玉#20 キクスイドーのポテトチップ @標高高め
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2706.html

Category : 関東
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岡山#15 弾丸岡山出張で、デミかつ丼 @岡山大学付近

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おはようございます。日曜日の東京は雨です。秋の雨で肌寒そうですね。今日は子供の用事に少し付き合うぐらいで近所で過ごそうと思っています。皆様のところは寒さはやってきていますか?

さて今朝のentryは金曜日に行った弾丸岡山出張。岡山内でいくつか回るためレンタカーで大阪から部員と一緒に向かいました。帰路はそのまま私は東京でしたので岡山空港から帰ってきましたけど、、、。金曜日は訪問の間に岡山大学付近のお店でデミかつ丼を頂くことにしました。デミかつ丼が頂けるお店は岡山駅周辺の方が多いような気がします。やっぱり観光客向けのご当地メニューとして伸びているのでしょうかね。

デミかつ丼は、ご飯の上にとんかつをのせるカツ丼なのですが、ここにデミグラスソースをかけて頂く岡山のご当地丼です。1931年創業のとんかつ屋「味司 野村」が発祥だそう。「ドミグラスソース、旨っ!」って思ったご店主が考案したものだそう。今回頂いたデミかつ丼ではDemi-glaceデミグラスソースが甘めでしたね。私はもう少し甘さ控えめでもいいかな。

でね、このデミかつ丼には、グリンピースが彩りとしてトッピングされているのですが、これを「アラスカ」と呼ぶんだとか。この「アラスカ」名称、どこのエリアまで通じるのかというとかなり限定的な様子です(岡山県全域で通じるのか?)。アラスカ豆とよばれるグリンピースの品種の一つで、岡山でも出回るのは4月下旬から5月の限定的な時期。普通のグリンピースより大粒で甘味が強いというのが特徴です。そんなアラスカ豆なので、そのうちにグリンピースなら「アラスカ」と称されるところもある様子ですね。今回頂いたデミかつ丼の豆は缶詰か冷凍ものだろうし、たぶんアラスカ豆じゃないんだろうけど、まぁアラスカなんです。

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一緒に行ったMさんは食べ比べするつもりでなんとカツ丼とデミかつ丼の両方を食べていました。いやぁ、それでも体脂肪率が私より低いし筋肉質なので、びっくりしますわ。

↓前回の岡山entry↓
岡山#14 季節の「かきおこ」 @大阪
https://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2646.html

Category : 中国
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東京#114 十番でかた焼きそば @東中野

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おはようございます。今日は朝から岡山方面に出張ですが、いろいろアクセスの悪いところに向かうため、同僚と車で早朝から移動です。気をつけて行ってきます。

さて今朝の写真は先日の3連休の時に頂いたかた焼きそば。ここのお店のかた焼きそば、あんかけに少し酢がはいっていて比較的濃い味付けかな。濃い味がお好きな方は、一口頂いたらもうノンストップで箸が進みますね。私も血圧を気にしなければならないですが、一日中濃い味を食べているわけではないので、これはよしとしましょう。

息子はここのラーメン(普通の醤油ラーメンです)が好きらしく、ときどき「十番いこう」って言います。今回は家族一緒に行ったので、炒飯と餃子も頼んでシェア。このお店は半炒飯とかのメニューがないので、一緒に行った時にシェア。お昼時もよく並んでいるし、夕方でも並んでいたりしますから、地元に愛されたお店ですね。

あんかけかた焼きそばは、一説によれば1848年に始まるCaliforniaのgold rushで移り住んだ中国人によって米国で生まれたそうです。Chop Suey(あんかけの五目うま煮)が生まれ、これを中華麺にかけて食したことが始祖となり、それが揚げた麺にかけるに繋がっていきます。そのあたりの事が書かれた本があるので読んでみたいと思っています。"Chop Suey A Cultural History of Chinese Food in the United States" by Andrew Coe。

gold rushの少し前、1840年のアヘン戦争で香港マカオが割譲されて中国が国を開き、広東省から労働者が海外に目を向け始めたところにgold rush。それで多くの広東人がCaliforniaに向かったということが遠因となっています。

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餃子もニンニクがしっかりきいた、昔ながらの餃子ですね。これも好きですよ。


↓過去にも十番のこと書いてたな↓
東京#68 ジャージャー麺@東中野
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1508.html

Category : 関東
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東京#113 銀だらの煮付定食 舞浜@新橋

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おはようございます。昨日はお仕事golf+会食とdoubleでしたので疲れましたけど、今日締め切りのものがあるので今日が頑張りどころですね。

今朝の写真は、先日の東京出張時に頂いた「舞浜」さんの銀だらの煮つけです。新橋3丁目にあるお店なんですが、11:30の開店時間に行くとまず行列に巻き込まれますので、11:00に行って順番待ちに名前を書いて、近所をぶらりして11:20には戻ってきて店員さんに名前・人数確認されるのでその時にいないと順番を後回しとなってしまうシステムです。そしてこの銀だらの煮つけは人気があるので、すぐに無くなってしまうようですね。お店に入ってきいていても、銀だらと言っている人が多いです。

銀だらの煮つけに、刺身、小鉢、茶わん蒸し、みそ汁。銀だらは骨付きなんですけど、骨まで柔らかい。ふわふわの身を濃い味付けの煮汁につけながらご飯と一緒にあっという間にいただけます。ともかく美味しい。

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濃い味付けなので、ご飯がおかわりしたくなります。そしてしちゃいました。新橋に11:00頃行かれる機会があれば、お勧めです。go*gle mapで探さないと細い路地にあるお店なので、ご注意ください。でもお勧め。

Category : 関東
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徳島#20 「天涯の花」を読みましたよ

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おはようございます。昨日は牧野富太郎にちなんだentryでしたので、今日もちょっと牧野富太郎と縁のある話。ドラマ「らんまん」でも週タイトルとなったキレンゲショウマ。ドラマでは田邊教授となっていましたが、そのモデルとなった東京大学・矢田部良吉教授によって新種として発表された植物です。

Saijiki キレンゲショウマの花 @六甲高山植物園
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2802.html

そのキレンゲショウマが咲く剣山を舞台とした宮尾登美子の「天涯の花」を読みました。中学まで養護施設で育った主人公は、同級生が街に働きに出る中、縁あって剣山の山中にある神社の宮司夫婦の養女となります。戦後、高度成長期を迎え、大きく様相を変えていく街とはかけ離れた山で、指折り山の花の名を覚えながら養女として生活に慣れていきます。ある時山小屋の若者にキレンゲショウマが群生する場所に連れて行ってもらいます。作中では、一つ一つの花を月光のように澄んで輝いていると言い表されたキレンゲショウマ。この花との出会いが主人公の人生を決めていきます。

私はこの花を移植地でしか見たことがないので、ここまで鮮烈に清廉な花としての印象を持てていません。それはやはり育った環境が違うことからでしょう。それでも、厳しくも豊かな環境の中ごく限られた場所で咲くキレンゲショウマを山中に見た主人公の気持ちを想像すれば、彼女が「この花に会うために山に来たのではないか」と感じるのは、わかる気がするのです。

剣山でのキレンゲショウマの花の季節は8月上旬だそう。いつか機会を見つけて行ってみたいと思っています。

↓前回の徳島entry↓
徳島#19 残った七草でパスタ
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2318.html

Category : 四国
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東京#112 スエコザサ @練馬

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家守りし妻の恵みや我が学び
世の中のあらむかぎりやすゑ子笹

おはようございます。10月に入って、朝の連続ドラマ「らんまん」が終わったので、あっという間に人の熱が冷めていくんでしょうね。ドラマが終わったのでようやくこのネタを書くことにしました。子供の用事で大泉学園に出かけましたので、久しぶりに練馬区立牧野記念庭園に行ってきました。練馬に在住していた頃にはよく行きましたね。N*Kが牧野富太郎をドラマするって発表したときには、どうやって?結構*HK向きじゃないと思うけど?と思いましたね。ハチャメチャな人物で現在の価値観でいくと破綻した考えを持っていますし結構面倒くさい人物のように思えます。かなり「ドラマ」に仕立て上げたようですね。つまみ食いのように見たので人に聞いてのお話ですけどね。

モデルとなった牧野富太郎の旧邸が現在の練馬区立牧野記念庭園で、その敷地にはいろんな植物があって心地のよい空間となっています。入口近くにこの歌碑があり、壽衛夫人の名前を付けたスエコザサの中に建っています。この笹は昭和2年仙台で発見されたものでこの発見の翌年に夫人は亡くなっています。スエコザサと名をつけたのはその後の事です。ドラマの最終週もスエコザサでしたね。

練馬区立牧野記念庭園
https://www.makinoteien.jp/

Category : 関東
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大阪#118 難波で焼小籠包&魯肉飯 

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こんばんは。台湾製potato chipsの話を書きましたので、台湾繋がりで焼小籠包&魯肉飯です。私は以前書いた李記が結構気に入っているのですが、そのお店にblogつながりのel_desviosさんが行ったって書いてらっしゃいました。私も10月1日に古本屋巡りをしていて立ち寄りました。ここは何といっても焼小籠包が美味しくて難波方面で台湾料理を頂きたいときにやってきます。

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今回はそれに加えて魯肉飯も頂いたんですよね。八角の香りがたまらないですね。口の中で肉の味と一緒になって、幸せにしてくれるご飯です。魯肉飯といえば、今、温又柔さんの「魯肉飯のさえずり」って本を読んでいます。

Category : 近畿
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Taiwan#21 potato chips salt and vinegar

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こんにちは。今日はスポーツの日でお休みですけど東京は雨です。朝から本棚の整理をしておりました。大阪の単身赴任宅の本があることを考えるとゾッとしますねえ。

今日のentryは前回から続いてsnackです。こちらもカルデ*で安売りしていました。米国に住んでいた時からlay'sのpotato chipsが好きなんですけど、salt & vinegarは食べたことがありませんでした。ちょっと酸っぱさが勝っていました。この組み合わせはfish&chipsではとてもメジャーな味付けですけど、potato chipsでは意外とあまり見かけなくないでしょうか。こちらのpotato chipsは、、、あぁ台湾製でしたね。

日本ではpotato chipsもいろんなflavorがあります。塩、コンソメ、海苔塩、チーズなどがメジャーですけど、ご当地味のものもあったりで、本当に沢山の種類がありますよねえ。戦後まもなく日本でも製造が始まったといわれ、現在ではすでに国民食の一角をなすスナック菓子になっていますね。英語のpotato chipsではなくカタカナの「ポテトチップス」になっています。

現在50代そこそこの私と同じ団塊Jr.世代には、生まれた時からあるスナック菓子でした。この50年ほどの間に、いろんなflavorが増えてくるし、厚みや形状も様々ですよね。この傾向は日本的だなぁって思いますね。この一袋1ドルそこそこの食べ物はメーカーの人々の膨大な努力が重ねれて作られてきました。消費者の嗜好に徹底的に応える、それが日本的。

そういえば「ポテトチップスと日本人」稲田豊史 著という本もありますね。

↓前回のTaiwan entry↓
Taiwan#20 葱油餅を頂きました @西中島南方
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2733.html

Category : Asiaアジア
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Korea#24 CrownのSuper Sweet Corn

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こんばんは。3連休いかがお過ごしでしょうか。私はこの3連休は東京で過ごしております。

さて今回の写真はスナック菓子。Korean snackです。韓国にはしばらく行っていませんが、韓国の食べ物・お菓子類は結構好きです。先日も梅田・茶屋町のカ*ディで売っていたので買ってきて夜中のおやつ(八つ時に食べるわけでもないのに、、、おやつとは言わないよね、、、。)で頂きました。Australia産のコーンフラワーを使っていると書いていましたね。corn flavorがしっかりきいています。日本のお菓子もそうですけどアジア圏はこのcorn flavorっていうのがよく売れるそうですよ。

1947に創業したCrownという韓国の製菓会社のお菓子ですね。輸入者を見たらテヘ*シフィックって書いてありましたけど、テヘってのもお菓子のブランドだったような、、、?テヘ(HAITAI)はAsian Financial Crisisアジア通貨危機に端を発して経営が傾き業績が悪化していたヘテ製菓を2005年に買収したんですね。だからHAITAIのブランドも使ってるんですね。

甘くてAsianなcorn flavorがお好きな方には、お勧めのお菓子かな。

↓前回のKorea entry↓
Korea#23 「僕のルーマニア語の授業」チャン・ウンジン著 を読んだ
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2746.html

Category : Asiaアジア
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京都#52 とり天ぶっかけ みそ @つくもうどん,京都駅

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こんばんは。今日は一日すっきりとした秋の天気でしたね。朝と夕方に家の近所に散歩に出かけて戻ってきました。夕方は妻も出かけるというので、それに伴って外出して、そのまま古本屋にいって帰ってきました。2冊ほど本をかって帰ってきました。

さて写真は先週木曜日に京都駅でよく行く「つくもうどん」で頂いたもの。ここはとり天が美味しいので、とり天を選ぶところまでは決まっていたのですが、目についた八丁味噌のかかったとり天ぶっかけが気になってこれをオーダー。とり天と八丁味噌は合います。もちろんとり天とぶっかけも合う。なので、とり天ぶっかけwith八丁味噌でも合うには合うんですけど、ちょっと塩味が強いかなぁ。最近血圧が気になってきているので、少しだけ塩分を気にしています。(そんな食生活には見えない?)。

しかし、よくよく考えれば、つくもうどんさんは、「いりこだしの美味しい自家製麺うどん」がコンセプトでした。長崎・九十九島産のいりこを使ったいりこだしが自慢なのに、、、次回はちゃんとお出汁のおうどんをオーダーしましょう。ご馳走様でした。

↓前もつくもうどんさんのこと書きましたね↓
京都#44 つくもうどんで、、、@京都駅
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2656.html

Category : 近畿
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大阪#117 栗饅頭を頂きました @自宅

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こんにちは。栗の季節がやってきました。大阪でも催事なんかで栗きんとんが売られたりして、栗の季節になったなぁって思います。

さて写真は先日頂いた栗饅頭。甘いものが好きですねえ、ほんと。いつもはみたらし団子かきんつばを買うことの多いお店のもの。日頃と違うもの頂くのもいいですね。子供のころから栗饅頭は好物でした。昔よく頂いていたのは横長の形のものでしたね。北九州や長崎の銘菓としても有名ですけど、今では全国にあるでしょうね。子供の頃は頂きものなんかで口にすることが多かったかなぁ。頂いたらラッキー!なんて思っていましたね。幼少期の記憶で「栗饅頭は旨い!」と刷り込まれていて、年をとってもつるんとしたあの表面を見たら、舌触りや味、香りがよみがえってきます。今回も美味しく頂きました。

栗の栽培もかなり古くからおこなわれています。またまた遺跡の話ですけど、青森の三内丸山遺跡では栗の木を植林し安定的な食糧を確保していました。5000年以上前から栗は栽培されていたんですよね。出土する花粉の分析で集落以前にあったナラやブナの林が居住が始まるとクリ林にかわっています。これは人の手によってクリ林がつくられた事を示しています。また出土する栗が野生種より大粒であることから、選択による育種を始めていたか、施肥をしていたか、いずれにしろ農業技術の祖型がこのあたりに見られるというのが面白いんですよね。遺跡集落の中心に発掘された祭祀用の建物に栗の大木が使用されていたのも印象的です。三内丸山遺跡も訪問したことがあるのですが、子供が生まれる前でしたので、また子供たちと一緒に再訪してみたいと思っています。

↓前回のOsaka entry↓
大阪#116 豚骨ラーメン @池田
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Category : 近畿
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宮崎#23 黒米ランチA @西都原考古博物館

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おはようございます。今週1回目の東京出張から昨日戻り、でも今日にはまた出張に行くというなんとも、、、な日程の今週です。東京と大阪の気温差がつらい昨日でした。

さて、今朝は宮崎旅の続き。西都原古墳群に行った際に立ち寄りました西都原考古博物館、の中身の話ではなく、見学後に同館3Fにあるカフェで頂いたランチ。黒米ランチAです。黒米と団子汁のセットです。お値段もリーズナブルで、量もたっぷりです。

黒米というと古代から食べられている古代米みたいなことを触れ込みで書いていたりすることもありますが、まぁ、それを言ったら他の雑穀も同じなんだけどなあ。黒米というのは、anthocyanin類が含まれることによって果皮や種皮の色が紫黒色に見える米です。いろいろと品種改良もされていておりまして、私たちが頂いているのは、その結果としての現代米、、、かな。

黒米は普通に美味しく頂きましたけど、(それよりも)団子汁が美味しいんですよ。博物館の見学にたっぷりと時間をつかった後でお腹が空いていたのもプラスされているとは思うんですが、団子汁、おかわり!って言いたくなるような美味しさでした。ご馳走様でした。

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博物館3Fにあるカフェで、眺めが抜群にいいです。人が少ないってのもいいね!ポコポコ盛り上がってるのは全部円墳ですよ。

Category : 九州沖縄
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鳥取#45 栃餅を頂いた @自宅

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おはようございます。尾崎放哉の最期を描いた「海も暮れきる」を読んで、鳥取に心が旅をしておりました。鳥取に行けば私はいつもふろしきまんじゅうを買うのですが、今回は売り切れていたので今回は土産に栃餅を買って帰りました。栃餅はいろんな地域で食べられている郷土食で、道の駅などで土地の人によって手作りされた栃餅が並んでいると手が伸びます。

栃餅は栃の実の分量が多くなるとちょっと苦みというかえぐみが強くなります。あのつるんとした実は渋抜きをしないと食べられません。ムクロジ科の木の実ですからsaponinサポニンを多く含みます。しかしこれを食した歴史は古く縄文の遺跡からも出土します。あのかわいらしい、そしてしっかりとした実を見たら、食べたくなりますよねえ。

そいうえば、子供の頃に読んだ「モチモチの木」(斎藤隆介作、滝平二郎絵)は、栃の木でしたね。爺さんがほっぺたが落っこちるほどうまいんだといったものは、栃の実の粉をもちにこねあげ蒸かした餅なので、今我々が食べる栃餅とはやや違います。どれぐらい違うんだろうなぁ。

↓そう、鳥取土産ならこれ↓
鳥取#31 鳥取土産といえば、、、ふろしきまんじゅう
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-1715.html

Category : 中国
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香川#11 「海も暮れきる」吉村 昭 著 を読む(講談社文庫)

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こんにちは。今日は朝から雨が降っていたので先日から鞄に入れていた本を部屋で読んでしまおうと思いまして、尾崎放哉の最後の8カ月を描いたこの作品を読んでおりました。この夏、鳥取に出張して尾崎放哉の作品を読み直したりしたもんだから、この作品も読もうかなと思いましてね。

↓鳥取出張して放哉の作品を読み直して、、、。↓
鳥取#43 尾崎放哉だよね、、、@鳥取県立図書館
http://euyudo.blog29.fc2.com/blog-entry-2810.html

尾崎放哉。高慢で酒癖が悪い。常識人のとして持ち合わせていなければならないものを持たないが、しかし凡人が欲したとて持ちえない繊細で鋭利な感性で、いやったらしい味を徹底的にそぎ落とした句を作ることに生きた人。驕りと僻みでねじくれたその人は孤独を生きたようでもあるが、その人を支えた人々がいたからこそ、彼の作品が残ったといえる。本人は生前に句集を編まなかったが、歿後二ヵ月の大正15年(1926年)6月に、萩原井泉水の編で句集「大空」が刊行されている。その序に述べられた井泉水の言葉からは、かの人とその才を敬愛したことがよくわかる。

吉村昭氏が小豆島に取材した1976年においても「なぜあんな人間を、、、」と言われたほどの悪名であったが、それも過ぎ去り、今は小豆島・土庄町に小豆島尾崎放哉記念館がある。

障子あけて置く 海も暮れ切る

↓前回の香川entry↓
香川#10 夜、高松港から、、、
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Category : 四国
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