Book#46 「朝のかたち」(谷川俊太郎詩集Ⅱ)谷川俊太郎著 角川文庫 1985
おはようございます。谷川俊太郎さんが11/13にお亡くなりになられたとの訃報が一昨日出ました。東京出張中で朝家を出てから訃報に触れ、出先で古本屋に入って手に取りました。家に帰れば本棚にはあるはずですが、、、。本が多くて、手放したり、人に貸したりもしたりもしていますし、図書館で借りて読んでいることもあったりで記憶が曖昧なものも多いもので。谷川さんは多くの本が出されていますし、古書店には必ず谷川さんの作品はあるだろうと思いましてね。やっぱりありました。多くの人が谷川さんの詩に触れているでしょう。
人それぞれ、印象に残る刻まれた谷川さんの詩があるだろうな、と思ったりします。私もありますが、、、今回読み直しでは、「空に小鳥がいなくなった日」がやっぱり強く印象に残りました。その詩では<空は静かに涙ながした>、<ヒトは知らずに歌いつづけた>と。
だんだん当方も歳を重ねていくにしたがって、自身が慣れ親しんだ作家、artist、俳優さんの訃報を聞くたびに寂しさも感じる一方、いずれ自分も大きなものに還っていく日がやってくる。それは約束だし悪いことじゃない、とも思います。だからこそ、今を生きよう、って思ったりね。
谷川俊太郎さん、沢山の言葉をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。