岩手#6 うたうおばけ・くどうれいん・書肆侃侃房
こんばんは。息子の夏休みの宿題、プリントものは丸つけまでが終わり、あとはネット上に共有するプレゼン資料を完成させるというものが残っていました。今時の宿題というのはIT literacyの向上も含んだりしているんですね。これはこれで面白い取り組みだと思います。プレゼンというのは読書感想で本のプレゼンのようなもの。息子が今年取り上げるのは宮沢賢治。図書館から15冊ほど児童向けの本を借りてきてプレゼン作成していました。お父さんも宮沢賢治は好きだよ。がんばれ。
ベアレンビールのentryを書いたので、盛岡・宮沢賢治で繋ごうかな、とも思いましたけど、盛岡の新しい星、くどうれいんさんの作品で繋ごうと思います。くどうれいんさんは、1994年生まれのお若い歌人。岩手県盛岡市出身・在住です。くどうれいさんの作品との出会いは、京都・恵文社一乗寺店で、歌集を買ったことから。薄い本なのですが「わたしを空腹にしないほうがいい」という本には、一杯書き込みをしました。なんだか対話をしているような気分になる本です。私はその言葉の選び方に惚れてしまいました。
そしてそのくどうれいんさんのエッセイ集「うたうおばけ」が今年の4月にでましたのですぐに購入。我が家にあるのはサイン本。この本を買ったのは、先ほどの京都の店とは違って、くどうれいんさんの本が別の本屋で並んでいるなんて、と思うとうれしくなります。
盛岡の光原社でのお話が出てきたり、同じ材木町の「よ市」でほろ酔いになっている大人の話が出てきたりします。今年、息子が宮沢賢治が好きになったら、息子は宮沢賢治を、僕はくどうれいんさんの本を持って「よ市」に行くかぁ。ベアレンビールのタップも飲みたいしな。
先日飲んだベアレンビールの別タイプ。